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知っておきたい、看護師必須のアスベスト用語

アスベストとは、ケイ酸を主成分とする繊維状の鉱物です。石綿とも呼ばれ、耐熱性・絶縁性・保温性・防火性等に優れており加工もしやすく安価なため、建材などに広く使用されてきました。しかし、1960年代よりアスベストに関連した肺がんや悪性中皮腫の危険性が問題となり、現在では一部の例外を除き、製造・輸入・使用・譲渡・提供は禁止されています。また、アスベストに関連した健康被害は労働災害や公害として社会問題となっています。
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捻髪音とは何か?看護師が覚えておきたい肺の異常音

捻髪音とは、肺を聴診したときに聞こえる異常な呼吸音のうち、高音で細かな断続音を指す。吸気の後半に出現し、「パチパチ」、「バリバリ」、「ベリベリ」と表現されることが多い。主に肺疾患の患者で多く聞かれ、気道内の貯留物と無関係なため、咳をしても、この音は消失しない。髪をこすり合わせる音に似ていることが、名前の由来とされている。 捻髪音は、肺の小さな気道が閉塞したり、狭窄したりしたときに発生する。閉塞や狭窄の原因としては、肺水腫、肺炎、肺気腫、間質性肺疾患、肺癌などが挙げられる。捻髪音は、これらの疾患の診断や経過観察に役立つ重要な聴診所見である。 捻髪音は、肺の聴診を行うことで検出することができる。聴診の際には、聴診器を患者の背中に当て、吸気と呼気を注意深く聴く。捻髪音は、吸気の後半に「パチパチ」、「バリバリ」、「ベリベリ」という音として聞こえる。捻髪音は、肺の異常を示す重要な聴診所見であるため、これを聴取した場合には、速やかに医師に報告することが必要である。
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看護師が知っておくべき咳の基礎知識

咳とは、肺や気管支の分泌物や異物を、空気とともに強制的に排出させる生体反応のひとつである。肺や気管支に生じた炎症や物理的な刺激が、咳を引き起こす原因となる。物理的な刺激で生じる咳としては、誤嚥したときやほこりを吸い込んだときに出る咳が代表的である。炎症性の咳としては、風邪やインフルエンザ、肺炎、気管支炎などの感染症で生じる咳が代表的である。また、喘息やCOPDなどの慢性疾患でも、咳が生じることが多い。 咳の原因は、大きく分けて炎症性と非炎症性の2つに分類される。炎症性の咳は、風邪やインフルエンザ、肺炎、気管支炎などの感染症によって引き起こされる咳である。非炎症性の咳は、誤嚥やほこりを吸い込んだときに出る咳、喘息やCOPDなどの慢性疾患によって引き起こされる咳などが含まれる。
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看護師必須!湿性咳嗽について

湿性咳嗽とは、喀痰を伴う湿った咳のことである。喀痰とは、気管や気管支、肺から分泌される粘液や異物のことである。湿性咳嗽は、風邪やインフルエンザ、肺炎などの感染症、気管支炎などの呼吸器疾患、喫煙、大気汚染などによって引き起こされる。 湿性咳嗽は、乾性咳嗽とは異なり、喀痰が出るため、咳をすることで喀痰を排出することができる。そのため、乾性咳嗽よりも呼吸器の負担が少なく、早く回復することができる。しかし、湿性咳嗽が長引くと、喀痰が粘りけを帯びて排出されにくくなり、気管や気管支に炎症を引き起こすことがある。また、喀痰が細菌やウイルスを含んでいる場合は、他の感染症を引き起こすこともある。 湿性咳嗽の治療は、原因となっている疾患の治療を行うことが基本である。風邪やインフルエンザなどの感染症の場合は、抗ウイルス薬や抗菌薬を服用する。気管支炎などの呼吸器疾患の場合は、気管支を広げる薬や炎症を抑える薬を服用する。喫煙や大気汚染の場合は、喫煙をやめたり、大気汚染を避けるようにする。 湿性咳嗽は、適切な治療を行うことで、早く回復することができる。しかし、湿性咳嗽が長引いたり、悪化したりする場合は、医師の診察を受ける必要がある。