皮膚科

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看護師必須の用語『手足口病』

手足口病とは、口腔内や手足などに水疱性の発疹が出現するウイルスによって起こる感染症である。乳幼児を中心に、主に夏に流行する。原因となるウイルスは、コクサッキーウイルスA6、A16やエンテロウイルス71型が主で、この他、コクサッキーウイルスA10など10種のウイルスが原因となる。 手足口病は、糞口感染または飛沫感染によって広がる。潜伏期間は3~7日で、症状は、発熱、咽頭痛、食欲不振、嘔吐、下痢などである。1~2日後に、口腔内や手足に水疱性の発疹が出現する。発疹は、数日で痂疲して自然に消失する。 手足口病は、通常、軽症で、特別な治療は必要ない。しかし、重症化して、髄膜炎や心筋炎を引き起こす場合もある。重症化のリスクが高いのは、乳幼児や免疫力の弱い人である。 手足口病を予防するためには、手洗いを励行し、咳やくしゃみをする際は、口と鼻をマスクで覆うことが重要である。また、乳幼児は、おむつを適切に交換し、おもちゃや食器を清潔に保つことも大切である。
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看護師必須用語『びらん』とは?

びらんとは、皮膚や粘膜の表皮が欠損し、下部組織が露出した状態のことです。糜爛、ただれとも呼ばれ、治癒すれば瘢痕は残りません。水庖や膿胞が破れることによって生じることもあります。 びらんは、以下の原因によって生じることがあります。 * 外傷 * 感染症 * アレルギー * 薬剤の副作用 * 皮膚の乾燥 * 日焼け * 性行為 びらんの症状は、以下の通りです。 * 赤み * 痛み * 出血 * かゆみ * ただれ * 水疱 * 膿疱 びらんは、通常は軽度の症状ですが、感染症を併発したり、広範囲にわたる場合には、重篤な状態になることもあります。びらんの症状が見られた場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
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看護師が知るべきセラミドとは?

セラミドは、表皮の角質層に存在する細胞間脂質の構成成分の一つです。角質細胞間脂質は、セラミドの他にコレステロールや遊離脂肪酸、硫酸コレステロールなどからなり、角質層の水分保持やバリア機能を担っています。セラミドは、角質細胞間脂質の構成成分の約50%を占め、中心的な役割を果たしています。 セラミドは、スフィンゴシンと脂肪酸からなる脂質の一種です。スフィンゴシンは、アミノ酸の一種であるセリンから合成されます。脂肪酸は、食事から摂取したり、体内で合成されたりします。セラミドは、角質細胞間脂質の構成成分として、角質層の水分保持やバリア機能を担っています。また、セラミドは、角質細胞の増殖や分化を調節する働きも持っています。 セラミドは、加齢や紫外線、乾燥などによって減少します。セラミドが減少すると、角質層の水分保持能力が低下し、乾燥肌や小じわの原因となります。また、セラミドが減少すると、角質層のバリア機能が低下し、外部からの刺激を受けやすくなります。
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看護師に必須!疥癬とは

疥癬とは、ヒゼンダニというダニが皮膚に寄生して起こる皮膚疾患です。疥癬には通常疥癬と角化型疥癬の2種類があり、角化型疥癬は高齢者施設や病院・療養施設でたびたび流行します。 通常疥癬は、ダニが皮膚に寄生してトンネルを掘り、その中に卵を産みつけます。卵は孵化して幼虫となり、やがて成虫になります。成虫は皮膚の表面に出てきて、新しいトンネルを掘って卵を産みつけます。このサイクルが繰り返され、皮膚に疥癬の症状が現れます。 角化型疥癬は、通常疥癬を長期間放置した場合や、免疫力が低下している場合に起こります。角化型疥癬では、皮膚が厚くなり、硬くなり、黒ずみます。また、激しいかゆみと痛みを伴うことがあります。 疥癬は、疥癬に感染した人と接触することで感染します。疥癬に感染すると、1~3週間後に症状が現れます。症状には、かゆみ、発疹、水ぶくれ、かさぶたなどがあります。疥癬は、治療しないと数か月から数年間にわたって続くことがあります。
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知っておきたい看護師用語『コラーゲン』

コラーゲンは、人間の全タンパク質の約30%を占めるタンパク質の一種です。真皮、靭帯、腱、骨、軟骨などのさまざまな組織に強度と弾力性を与える役割を果たしています。コラーゲンは、アミノ酸が鎖状に結合した構造をしています。この鎖は、3本がねじれて三重らせん構造を形成しています。三重らせん構造は、コラーゲンに強度と弾力性を与えています。 コラーゲンは、体内で合成されます。コラーゲンの合成には、ビタミンC、亜鉛、銅などの栄養素が必要です。コラーゲンの合成は、加齢とともに減少します。そのため、加齢とともに、肌のたるみやシワ、関節の痛みなどの症状が現れます。 コラーゲンは、サプリメントや化粧品など、さまざまな製品に配合されています。サプリメントを摂取することで、コラーゲンの生成を促進し、肌のたるみやシワ、関節の痛みなどの症状を改善することができます。化粧品を塗ることで、コラーゲンの生成を促進し、肌の弾力性を高めることができます。
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色が濃くなった!? 色素沈着の基礎知識

色素沈着とは、何らかの原因によってメラニン色素が過剰に産生され、それが沈着することで皮膚の色が濃くなった状態のことである。メラニン色素とは、皮膚や髪の毛、目の色を決める色素のことで、紫外線から皮膚を守る役割をしている。通常、メラニン色素は均一に分布しているが、何らかの原因でメラニン色素が過剰に産生されると、皮膚の色が濃くなり、色素沈着が生じる。 色素沈着は、紫外線、炎症、ホルモンバランスの変化、薬剤など、さまざまな原因で生じる。紫外線は、メラニン色素の産生を促すため、日焼けをすると色素沈着が生じることがある。炎症も、メラニン色素の産生を促すため、傷跡やニキビ跡などの炎症が起きている部分に色素沈着が生じることがある。また、妊娠中や思春期など、ホルモンバランスが変化する時期には、メラニン色素の産生が促され、色素沈着が生じることがある。薬剤の中には、メラニン色素の産生を促すものがあり、服用すると色素沈着が生じる場合がある。
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ピーリング:美肌のための肌のケア

ピーリングとは、薬剤などを用いて表皮に蓄積した古い角質を除去することで、肌の新陳代謝を正常化することを目的とした「肌のケア」の一つである。アルファヒドロキシ酸やサリチル酸などの薬剤を使用するケミカルピーリングと、レーザーなどによる物理的なピーリングがある。ピーリングを行うことで、古い角質が除去され、肌の新陳代謝が正常化され、ターンオーバーが促進される。これにより、肌のくすみやニキビ、シミ、しわ、たるみなどの改善が期待できる。ピーリングは、クリニックや美容クリニックなどで施術を受けることができるが、市販のピーリング剤を使用することもできる。ピーリング剤は、ピーリングの強さによって、マイルドなものから強いものまでさまざまなものがあるので、自分の肌の状態に合わせて選ぶことが大切である。
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突発性発疹の基礎知識

突発性発疹は、乳幼児に多く見られるウイルス感染症です。6か月から2歳までの乳幼児に多く発症します。原因ウイルスは、ヒトヘルペスウイルス6型(HHV-6)です。HHV-6は、乳幼児の唾液中によく見られ、感染経路は飛沫感染や接触感染です。潜伏期間は10日から15日程度です。 突発性発疹の症状は、最初は風邪のような症状が現れます。鼻水、咳、軽い発熱などがみられます。その後、39℃前後の高熱が出現します。高熱は3~4日程度続きます。高熱が下がった後、体幹や四肢に発疹が現れます。発疹は、小さな赤い斑点状で、かゆみはありません。発疹は1~2日で消えていきます。
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看護師が知っておくべき肝斑とは?

肝斑とは、主に頬骨に沿って、顔面に左右対称に見られる色素斑(しみ)のことです。生殖機能を持つ女性の10人に1人が悩んでいるとも言われており、特に妊娠中や更年期に増悪することが知られています。肝斑は、メラニンが過剰に生成されることで起こるため、紫外線やホルモンバランスの乱れが主な原因と考えられています。また、肝機能障害が原因で起こると誤解されることがありますが、肝斑と肝機能障害は直接関係ありません。
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看護師が知っておくべき「やけど」の基礎知識

やけどは、火や熱湯など高熱によって生じる損傷のことをいい、熱傷とも呼ばれます。比較的低い温度でも持続的に加熱されると、低温やけどと呼ばれるやけどになることもあります。 やけどの範囲と深さは、重症度と深く関連しています。やけどの範囲を判定する方法として、成人では9の法則、小児では5の法則というものがあります。9の法則とは、人間の体表面積の9%ずつを頭部、体幹の前・後、上肢、下肢に当てはめたもので、小児では頭部18%、体幹の前・後36%、上肢18%、下肢28%とします。やけど面積が30%を超えると重症となり、全身管理が必要なレベルとなります。 やけどには、熱傷、化学熱傷、電気熱傷、放射線熱傷、低温やけどの5つの種類があります。 ・熱傷火、熱湯、熱した金属などによって生じます。 ・化学熱傷酸やアルカリなどの化学物質によって生じます。 ・電気熱傷電気によって生じます。 ・放射線熱傷レントゲン写真や放射線治療などによって生じます。 ・低温やけど氷やドライアイスなどによって生じます。
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押さえておきたい帯状疱疹の基礎知識

帯状疱疹とは、水痘帯状疱疹ウイルスに感染歴のある者に起こる、神経節に潜伏していた水痘帯状疱疹ウイルスが再活性化することで発症する疾患である。水痘帯状疱疹ウイルスは、水痘(みずぼうそう)の原因となるウイルスである。水痘に感染すると、ウイルスは神経節に潜伏する。その後、何らかのきっかけでウイルスが再活性化すると、帯状疱疹を発症する。帯状疱疹は、主に50歳以上の高齢者に多くみられる。 帯状疱疹の症状は、大きく皮膚症状と神経症状に分けられる。皮膚症状としては、水ぶくれを伴う赤い発疹が現れる。発疹は、体の片側に帯状に分布することが多い。神経症状としては、痛み、しびれ、かゆみなどがみられる。痛みは、焼けるような痛みや、ズキズキする痛みなど、さまざまな種類がある。しびれは、体の片側に広がることもある。かゆみは、発疹のある部位にみられることが多い。 帯状疱疹には、特殊な病型も存在する。汎発性帯状疱疹は、帯状疱疹の発疹が全身に広がるタイプである。Ramsay-Hunt(ラムゼイ・ハント)症候群は、帯状疱疹ウイルスが顔面神経に感染して起こるタイプである。Ramsay-Hunt症候群では、顔面神経麻痺、耳の痛み、難聴などの症状がみられる。
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看護師必見!プレドニゾロンの基本知識

プレドニゾロンとは、合成副腎皮質ホルモン剤であり、ステロイド製剤の代表格である。抗炎症作用や抗アレルギー作用、免疫抑制作用など多くの作用があり、非常に多くの疾患(喘息や慢性閉塞性肺疾患、アレルギー疾患、膠原病など)に対して有効性が認められており、その使用頻度は高い。 プレドニゾロンは、1955年にイギリスで開発された。それ以来、世界中で広く使用されるようになり、現在では最も重要な医薬品のひとつとなっている。プレドニゾロンの作用は、細胞膜の脂質と結合することによって起こる。この結合により、細胞の機能が変化し、炎症やアレルギーを抑える効果が得られる。 プレドニゾロンは、錠剤やシロップ、注射剤などさまざまな剤形がある。通常、プレドニゾロンは1日1回、朝食後に服用する。プレドニゾロンの用量は、疾患の種類や重症度によって異なる。プレドニゾロンは、長期にわたって服用すると副作用が現れることがある。主な副作用としては、体重増加、顔のむくみ、食欲亢進、胃腸障害、骨粗鬆症、感染症などがあげられる。プレドニゾロンを服用する際には、これらの副作用に注意する必要がある。
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看護師が知っておくべきほくろの知識

ほくろとは、メラニン色素を含む細胞(母斑細胞)が増殖して集まることで形成される母斑の一種です。ほくろは、医学的には色素細胞母斑、母斑細胞母斑、小型色素性母斑とも呼ばれています。ほくろは、皮膚のあらゆる部位に出現する可能性があり、色は黒、茶色、赤、青など様々です。ほくろのサイズは、小さなものから大きなものまで様々です。ほくろには、先天性のものと後天性のものがあり、先天性のほくろは、出生時に存在するほくろのことです。後天性の場合、成長期や思春期になってから出現することが多いです。ほくろは、良性の場合と悪性の場合があります。良性のほくろは、皮膚の表面に平らに隆起しているか、盛り上がっているのが特徴です。悪性のほくろは、色が不均一で、形が不規則で、境界が不明瞭なのが特徴です。ほくろは、通常、無害ですが、悪性の場合、癌に変化する可能性があります。そのため、ほくろに変化があった場合は、皮膚科を受診して検査を受ける必要があります。
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看護師必須!日焼けの基礎知識

日焼けとは、紫外線線を浴びることによる急性の皮膚障害のことで、日光皮膚炎とも呼ばれます。紫外線線を浴びてから数時間後に皮膚が赤くなり、痛みを伴うようになります。さらに悪化すると、水膨れや皮膚の剥離が起こることもあります。 日焼けには、サンバーンとサンタンの2種類があります。サンバーンは、紫外線線を浴びてすぐに起こる日焼けで、皮膚が赤くなり、痛みを伴います。サンタンは、サンバーンの後に起こる日焼けで、皮膚が黒っぽく変化します。サンタンは、皮膚が紫外線線から身を守るためにメラニンという色素を生成することで起こります。 日焼けの原因は、紫外線線です。紫外線線は、太陽や人工の紫外線ランプから出ており、皮膚に当たると、皮膚細胞を損傷させます。皮膚細胞が損傷すると、皮膚が赤くなり、痛みを伴うようになります。また、紫外線線は、皮膚のメラニンを生成させる働きもあります。メラニンは、皮膚の色素で、皮膚を紫外線線から守る働きがあります。しかし、紫外線線を浴びすぎると、メラニンが過剰に生成されてしまい、皮膚が黒っぽく変化してしまいます。
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看護師に必須の用語『ミディアム』について

ミディアムとは、ステロイド外用薬の抗炎症作用の強さが中程度のことを指します。ステロイド外用薬は、副腎皮質ホルモンであるステロイドを主成分とした外用薬です。炎症を抑える効果が高く、湿疹やアトピー性皮膚炎などの皮膚疾患に使用されます。ステロイド外用薬には、強さによって「強」「中」「弱」の3段階に分類されています。ミディアムは、このうち中間の強さにあたります。 ミディアムのステロイド外用薬は、比較的軽症の皮膚疾患に使用されます。例えば、湿疹やアトピー性皮膚炎の初期段階、虫刺されやじんましん、かぶれなどです。また、強めのステロイド外用薬を使用していた場合、症状が落ち着いてきたらミディアムのステロイド外用薬に切り替えることもあります。 ミディアムのステロイド外用薬を使用する際は、医師や薬剤師の指示に従って正しく使用することが大切です。1日1~2回、患部に適量を塗布します。塗布後は、患部を清潔に保ち、こすったり掻いたりしないように注意しましょう。また、ミディアムのステロイド外用薬は、長期にわたって使用すると副作用が現れることがあります。副作用としては、皮膚が菲薄化したり、色素沈着を起こしたり、毛が生えやすくなったりすることがあります。副作用が気になる場合は、医師や薬剤師に相談しましょう。
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サルコイドーシスを理解!看護師に必須の用語

サルコイドーシスは、皮膚、リンパ節、肺、眼、心臓などの多臓器にわたり非乾酪性類上皮細胞肉芽腫が出現する原因不明の多臓器疾患です。非乾酪性類上皮細胞肉芽腫とは、肉芽腫の一種で、乾酪壊死を伴わないものです。サルコイドーシスは、日本を含む世界各地で報告されており、男女比はほぼ同等です。好発年齢は20~40歳代ですが、小児や高齢者でも発症することがあります。サルコイドーシスの原因は不明ですが、遺伝的要因、環境要因、感染症などが関与していると考えられています。
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看護師に必須の用語『痂皮』とその役割

痂皮とは、皮膚が損傷したとき、その部位の表面から浸出した血漿や炎症細胞、壊死塊などの血液成分が固まったものをさします。いわゆる瘡蓋(かさぶた)のことです。傷口の止血や保護、細菌や異物の進入を防ぐ役割があります。 痂皮は、傷口が治癒するにつれて自然に剥がれ落ちます。しかし、痂皮が厚く硬くなると、傷口の治癒を遅らせてしまうことがあります。そのため、痂皮が厚く硬くなっている場合は、無理に剥がさずに、軟膏やワセリンなどを塗って柔らかくしてから剥がすようにしましょう。 痂皮が剥がれた後は、傷口を清潔に保つことが大切です。傷口を水で洗い流したり、消毒液で消毒したりしましょう。また、傷口を保護するために、絆創膏などを貼っておくとよいでしょう。
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知っておきたい看護師必須の用語『とびひ』

とびひの原因は、ブドウ球菌やレンサ球菌などの細菌です。これらの細菌は、皮膚の小さな傷や擦り傷から侵入して感染を起こします。とびひは、接触感染によって他人にも広がる可能性があります。 とびひの初期症状は、水疱や痂皮の形成です。水疱は、皮膚に小さな水ぶくれができ、やがて破裂してびらんとなります。びらんは、皮膚の表面がただれた状態です。痂皮は、びらんが乾燥してかさぶたになったものです。 とびひの症状は、通常は軽度ですが、重症化することもあります。重症化すると、水疱や痂皮が全身に広がり、発熱やリンパ節の腫れを伴うことがあります。とびひは、適切な治療を受ければ、通常は数週間以内に治癒します。
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看護師に必須の用語『皮膚』

皮膚は、人体最大の臓器であり、身体の表面を覆い、臓器などの身体の内部を保護する組織です。皮膚は、表皮、真皮、皮下組織の3層構造になっており、それぞれに異なる機能を果たしています。 表皮は、皮膚の一番外側の層で、角質層、顆粒層、有棘層、基底層の4層構造になっています。角質層は、死んだ細胞が重なり合って構成されており、皮膚を乾燥や刺激から守る役割を果たしています。顆粒層は、角質層の下にある層で、角質細胞の生成が行われています。有棘層は、顆粒層の下にある層で、細胞がトゲのように絡み合っているのが特徴です。基底層は、有棘層の下にある層で、細胞が分裂して新しい細胞を生成しています。 真皮は、表皮の下にある層で、コラーゲン繊維、エラスチン繊維、ヒアルロン酸などの成分で構成されています。コラーゲン繊維は、皮膚に強度と弾力性を与え、エラスチン繊維は、皮膚に伸縮性を与えています。ヒアルロン酸は、皮膚に潤いを与え、ハリを保つ役割を果たしています。真皮には、毛包、汗腺、皮脂腺など、皮膚の付属器も含まれています。 皮下組織は、真皮の下にある層で、脂肪細胞や血管、神経などが含まれています。脂肪細胞は、皮膚を保温し、衝撃を吸収する役割を果たしています。血管は、皮膚に栄養や酸素を供給し、老廃物を回収する役割を果たしています。神経は、皮膚に感覚を与え、痛みや温度などの刺激を脳に伝達する役割を果たしています。 皮膚は、身体の表面を覆い、臓器などの身体の内部を保護する役割を果たしています。また、皮膚は、感覚を与え、体温を調節する役割も果たしています。
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看護師に必須の用語『ラップ療法』と管理方法

ラップ療法とは、擦過傷のような創傷、熱傷、褥瘡などの皮膚潰瘍の治療に行われる湿潤療法の一つである。ラップ療法は、創傷に湿潤環境を作り出し、創傷の治癒を促進する。ラップ療法は、創傷を覆うことで、創傷から水分が蒸発するのを防ぎ、創傷を湿润に保つ。また、ラップ療法は、創傷を保護し、感染を防ぐ効果もある。ラップ療法は、創傷の治癒を促進し、創傷の痛みを軽減する効果がある。ラップ療法は、創傷の治療に広く用いられている。
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看護師必須の用語「エラスチン」の基礎知識

エラスチンの役割とは? エラスチンは、血管壁、肺、腱、皮膚などの伸展性が必要な組織に存在する線維状の蛋白質です。ゴムのように伸び縮みする性質を持ち、組織の伸展性を維持する役割を果たしています。また、エラスチンは、血管壁の弾力性を維持し、血圧を一定に保つ役割も果たしています。さらに、肺では、エラスチンが肺胞の伸展性を維持し、呼吸をスムーズに行うのに役立っています。皮膚では、エラスチンが皮膚の弾力性を維持し、シワやたるみを防ぐ役割を果たしています。
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看護師必須用語『スキンケア』とは?

スキンケアとは、皮膚を清潔にし、乾燥や過剰な皮脂から肌を防ぐことを目的とするケアのことである。スキンケアは、化粧品を使用して行うことが一般的であり、化粧水、乳液、クリームなどの製品が販売されている。また、洗顔料やクレンジング剤を使用して汚れや皮脂を落とすことも、スキンケアの一種である。 スキンケアは、肌を健康で美しい状態に保つためには欠かせない。スキンケアを行うことで、ニキビやシワ、たるみなどの肌トラブルを予防することができる。また、スキンケアを行うことで、肌のハリや弾力を保ち、若々しい肌をキープすることができる。 スキンケアを行う際には、自分の肌質に合った製品を選ぶことが大切である。乾燥肌の人であれば、保湿力の高い製品を選び、脂性肌の人であれば、さっぱりとした製品を選ぶと良い。また、季節によってもスキンケア製品を変える必要がある。夏には、紫外線対策を重視した製品を選び、冬には、乾燥対策を重視した製品を選ぶと良い。
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脂漏性皮膚炎とは?原因や症状、治療法を解説

脂漏性皮膚炎とは、頭部や顔面、頸部、前胸部、腋の下、鼠径部など、皮脂の多い部位に炎症を起こす皮膚炎です。原因は、マラセチア・フルフルや黄色ブドウ球菌など、常在菌の増加や、過剰な皮脂の分泌などが考えられています。 脂漏性皮膚炎は、新生児期、思春期、更年期など、ホルモンバランスが変化する時期に発症しやすい傾向があります。また、ストレスや睡眠不足、栄養バランスの偏りなども発症のリスクを高めるといわれています。 脂漏性皮膚炎の症状は、部位によって異なりますが、いずれも皮脂で覆われたかゆみのある赤みがあるのが特徴です。頭部では、フケやカサつきが目立ちます。顔面では、鼻の周りや眉間、髪の生え際などに症状が出やすく、皮脂が詰まって毛穴が目立つこともあります。前胸部や背中では、黄色い塊状の皮脂がこびりついていることがあります。 脂漏性皮膚炎の治療は、症状に合わせて行われます。軽症の場合は、市販の抗真菌薬やステロイド軟膏を使用します。重症の場合は、抗生物質やステロイド剤を内服したり、光線療法を受けたりすることもあります。
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看護士に必須の用語:あせもの基礎知識

あせもは、エクリン汗腺が閉塞することで汗がうっ滞し、発症する皮疹です。医学用語では汗疹(かんしん)と呼ばれます。あせもは、主に夏季に多くみられますが、冬場でも、暖房の効いた室内など、汗をかきやすい環境では発症する可能性があります。 あせもの主な原因は、汗をかくことによって皮膚の表面に汗がたまり、汗腺が閉塞することです。汗腺が閉塞すると、汗が皮膚の下にたまってしまい、炎症を起こしてあせもになります。また、あせもは、汗をかいたまま放置したり、汗をふき取らずにいたりすると、悪化することがあります。 あせもの症状は、主に、皮膚の赤み、かゆみ、小さな水ぶくれ、発疹などです。あせもは、主に、首、背中、胸、おなか、太ももなど、汗をかきやすい部位に発症します。あせもは、かゆみやかぶれを引き起こすことがありますが、通常は、数日で治癒します。