看護師が知っておくべき「やけど」の基礎知識

看護師の研究家
看護師に必須の用語『やけど(やけど(burn)とは、火や熱湯など高熱によって生じる損傷のことをいう。熱傷ともいう。比較的低い温度でも持続的に加熱されると、やけどになることもある(低温やけど)。範囲および深さが重症度と深く関係している。やけどの範囲を判定する方法として、成人では9の法則、小児では5の法則というものがある(図1)。やけど面積が30%を超えると重症となり、全身管理が必要なレベルとなる。)』について説明します。

看護師になりたい
やけどについて理解してもらいたいです。

看護師の研究家
やけどとは、火や熱湯など高熱によって生じる損傷のことを言います。熱傷とも呼ばれます。比較的低い温度でも持続的に加熱されると、やけどになることもあります(低温やけど)。

看護師になりたい
やけどの範囲と深さが重症度と深く関係しているとのことですが、範囲と深さはどのように判定するのでしょうか?
やけどとは。
やけどとは、火や熱湯などによる熱で被るダメージのことです。熱傷ともいいます。たとえ低い温度でも、長時間熱を加えるとやけどになることがあります(低温やけど)。やけどの重症度は、範囲と深さによって決まります。やけどの範囲を判定するには、成人では9の法則、小児では5の法則という方法があります(図1)。やけどの面積が30%を超えると、重症となり、全身管理が必要になります。
やけどの定義とその種類

やけどは、火や熱湯など高熱によって生じる損傷のことをいい、熱傷とも呼ばれます。比較的低い温度でも持続的に加熱されると、低温やけどと呼ばれるやけどになることもあります。
やけどの範囲と深さは、重症度と深く関連しています。やけどの範囲を判定する方法として、成人では9の法則、小児では5の法則というものがあります。9の法則とは、人間の体表面積の9%ずつを頭部、体幹の前・後、上肢、下肢に当てはめたもので、小児では頭部18%、体幹の前・後36%、上肢18%、下肢28%とします。やけど面積が30%を超えると重症となり、全身管理が必要なレベルとなります。
やけどには、熱傷、化学熱傷、電気熱傷、放射線熱傷、低温やけどの5つの種類があります。
・熱傷火、熱湯、熱した金属などによって生じます。
・化学熱傷酸やアルカリなどの化学物質によって生じます。
・電気熱傷電気によって生じます。
・放射線熱傷レントゲン写真や放射線治療などによって生じます。
・低温やけど氷やドライアイスなどによって生じます。
やけどの範囲と深さの判定方法

やけどの範囲と深さの判定方法は、やけどの重症度を判断するために重要な要素です。やけどの範囲を判定する方法として、成人では9の法則、小児では5の法則というものがあります。
9の法則とは、成人の体の表面積を9つの部分に分け、各部分の面積を計算する方法です。頭部と頸部は9%、上半身の前側は18%、上半身の後側は18%、下半身の前側は18%、下半身の後側は18%、右腕は9%、左腕は9%、右脚は18%、左脚は18%となっています。
小児では、体の表面積の割合が異なっているため、5の法則を用います。頭部と頸部は18%、胴体は36%、上肢は18%、下肢は28%となっています。
やけどの深さは、表皮、真皮、皮下組織のどの層まで損傷しているかによって分類されます。表皮のみが損傷しているものを第一度熱傷、真皮まで損傷しているものを第二度熱傷、皮下組織まで損傷しているものを第三度熱傷といいます。
やけどの範囲と深さを判定することは、やけどの重症度を判断し、適切な治療を行うために重要です。
やけどの重症度と治療

やけどの重症度は、やけどの範囲と深さによって分類されます。やけどの範囲は、成人では9の法則、小児では5の法則というものがあります。9の法則とは、やけどの面積を9つの部分に分けて、それぞれの部分の割合を計算する方法です。小児の場合は、頭部と四肢をそれぞれ5つの部分に分けて、それぞれの部分の割合を計算します。
やけどの深さは、表皮の損傷の程度によって分類されます。表皮は、皮膚の一番外側の層です。表皮が部分的に損傷した場合は、表皮やけどと呼ばれます。表皮やけどは、通常、痛みを伴いますが、通常は数週間で治癒します。表皮が完全に損傷した場合は、真皮やけどと呼ばれます。真皮やけどは、表皮やけどよりも重症であり、通常、数か月かかります。治癒するためには数か月かかります。真皮やけどが筋肉や骨にまで達した場合は、重度のやけどと分類され、生命を脅かす可能性があります。
やけどの治療は、やけどの重症度によって異なります。軽度のやけどは、自宅で治療することができます。局所麻酔薬や抗菌薬を塗布し、湿潤療法を行うことで、やけどを治癒させることができます。中程度のやけどは、病院に入院して治療する必要があります。点滴や抗生物質を投与し、やけどを治療します。重度のやけどは、集中治療室に入院して治療する必要があります。人工呼吸器や輸血を行い、やけどを治療します。
やけどを予防するための対策

やけどを予防するためには、火や熱湯などの高温から身を守る必要があります。調理中は、鍋やフライパンの取っ手に触れないように注意し、やかんはコンロの奥に置くようにしましょう。また、入浴の際には、お湯の温度を42℃以下にするようにしましょう。冬の寒い時期は特に、お湯の温度が高くなりすぎないように注意が必要です。電気ストーブやコタツなどの暖房器具を使用する際は、低温やけどに注意しましょう。高温に長時間触れると、低温やけどのリスクが高まります。暖房器具を使用する際は、肌に直接触れないように注意しましょう。また、やけどを予防するためには、日頃から肌を健康な状態に保つことも大切です。健康な肌は、やけどに強くなります。日頃から保湿を心がけ、肌を健康な状態に保ちましょう。
