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内分泌・代謝・栄養

看護師が知っておくべき用語『プロラクチン』

プロラクチンは、下垂体前葉から分泌されるホルモンの一つです。プロラクチンは、乳腺の発達と乳汁の分泌を促進する作用があります。また、性腺機能を抑制する作用もあります。プロラクチンの分泌は、主に睡眠中に起こります。プロラクチンの分泌は、授乳中に増加し、妊娠中はさらに増加します。プロラクチンは、ストレスや運動によっても分泌が増加します。プロラクチンの分泌が減少すると、乳汁の出が悪くなったり、性腺機能が低下したりすることがあります。
アレルギー・膠原病

看護師に必須の用語『プロテアーゼ』とは?

プロテアーゼとは、タンパク質中のペプチド結合を切断するタンパク分解酵素のことである。プロテアーゼには、エンドペプチダーゼとエキソペプチダーゼの2種類がある。エンドペプチダーゼは、タンパク質の内部のペプチド結合を切断し、エキソペプチダーゼは、タンパク質の末端のペプチド結合を切断する。プロテアーゼは、消化、血栓形成、免疫、細胞死など、さまざまな生命活動に関与している。 プロテアーゼは、タンパク質の分解を行う酵素である。タンパク質は、アミノ酸がペプチド結合でつながった高分子化合物である。プロテアーゼは、このペプチド結合を切断し、タンパク質をアミノ酸に分解する。プロテアーゼは、消化器系、血液、免疫系など、さまざまな組織や器官に存在し、消化、血栓形成、免疫、細胞死など、さまざまな生命活動に関与している。
呼吸器

看護師に必須の用語『ファウラー位』

ファウラー位の主な目的は、腹部の手術後にドレナージを促進させることです。腹部の手術を受けると、腹部にはドレーンと呼ばれるチューブが挿入されます。このドレーンは、腹腔内に溜まった体液や血液を排出する役割を果たします。ファウラー位をとることで、ドレーンが体液や血液をよりスムーズに排出することができるようになります。 また、ファウラー位は腹部臓器による肺の圧迫を軽減することにも役立ちます。腹部臓器が大きくなると、肺を圧迫して呼吸を困難にすることがあります。ファウラー位をとることで、腹部臓器が持ち上げられ、肺を圧迫する力が弱まります。そのため、呼吸が楽になり、肺活量が向上します。 さらに、ファウラー位は体位ドレナージや経管栄養時の逆流防止にも役立ちます。体位ドレナージとは、痰や分泌物を気道から排出させるための体位のことです。ファウラー位をとることで、痰や分泌物が気道から流れ落ちやすくなり、排出が促進されます。また、経管栄養を行う際には、ファウラー位をとることで、栄養剤が逆流するのを防ぐことができます。
消化器

ブルンベルグ徴候とは?原因と症状について

ブルンベルグ徴候とは、腹膜炎などの際に腹膜が炎症を起こしているときに、腹壁を手で垂直に押して急に離すと鋭い痛みを感じる症状のことです。これは、反跳痛とも呼ばれ、腹膜刺激症状の1つです。腹膜刺激症状とは、腹膜に炎症が起こったときに現れる症状のことで、他の症状には、腹痛、腹部の圧痛、筋緊張、腸蠕動音の亢進などがあります。 ブルンベルグ徴候は、腹膜炎の診断に重要な手がかりとなります。腹膜炎は、腹膜に細菌やウイルスが感染して炎症を起こす病気であり、腹痛、発熱、嘔吐、下痢などの症状が現れます。ブルンベルグ徴候は、腹膜炎の早期診断に役立つため、腹痛などの症状がある場合は、医師に相談することが大切です。 ブルンベルグ徴候は、腹膜炎以外にも、腸閉塞、憩室炎、腹腔内出血などの病気でも起こることがあります。そのため、ブルンベルグ徴候が現れた場合は、医師の診察を受けて、正確な診断を受けることが大切です。
脳・神経

看護師に必須の用語『輻輳反射』

輻輳反射とは、瞳孔反射の一つであり、近くの物を見るときに焦点を合わせるために起こる一連の反応です。輻輳反射は、両側の内直筋が収縮し、両眼が内側へ向くように内転する(輻輳運動)ことから始まり、この内直筋への刺激によって瞳孔が小さくなります。輻輳反射は、目の調節や協調を維持するために重要な役割を果たしています。 輻輳反射は、主に内直筋によって制御されています。内直筋は、目の内側にある筋肉で、眼球を内側に回転させます。輻輳反射が起こると、内直筋が収縮し、両眼が内側へ向くように内転します。 輻輳反射は、瞳孔を小さくすることによっても視覚を調節しています。瞳孔が小さくなると、目のに入る光の量を減らすことができます。これにより、目の調節が容易になり、近くの物に焦点を合わせやすくなります。 輻輳反射は、目の調節や協調を維持するために重要な役割を果たしています。輻輳反射が正常に働かないと、近くの物に焦点を合わせることが難しくなり、視覚に問題が生じることがあります。
検査・診断

ブルンベルグ徴候とは?その症状や検査方法について

ブルンベルグ徴候とは、患者の腹壁を手で垂直に圧迫し、その手を急に離すと鋭い痛みを感じる症状である。腹膜に炎症があると起こる腹膜刺激症状の一つで、反跳痛(rebound tenderness)または反動痛とも呼ばれる。ブルンベルグ徴候は、急性虫垂炎、穿孔性腹膜炎、腸閉塞などの腹膜炎を疑う際に用いられる重要な身体所見である。ブルンベルグ徴候陽性の場合、腹膜に炎症がある可能性が高く、さらなる検査や治療が必要となる。ブルンベルグ徴候は、腹膜炎の診断に有用な身体所見であるが、特異性が高くないことに注意が必要である。他の疾患でもブルンベルグ徴候陽性となることがあり、腹膜炎以外の疾患も鑑別する必要がある。
アレルギー・膠原病

看護師に必須の用語『プロスタグランジン』ってなに?

-プロスタグランジンって何?- プロスタグランジンとは、細胞膜に存在する脂質から合成される生体活性物質のひとつです。体内のあらゆる臓器や組織に分布しており、幅広い生理作用を持っています。その主な役割としては、血管拡張、気管支拡張、子宮収縮、発熱、炎症などがあげられます。また、痛みを軽減したり、血小板の凝集を抑制したりする作用も持っています。 プロスタグランジンは、アラキドン酸という脂質から合成されます。アラキドン酸は、細胞膜のリン脂質に多く含まれており、プロスタグランジン合成酵素によってプロスタグランジンに変換されます。プロスタグランジン合成酵素には、シクロオキシゲナーゼ(COX)とリポキシゲナーゼ(LOX)の2種類があり、COXによってプロスタグランジンE2(PGE2)やプロスタグランジンI2(PGI2)が、LOXによってプロスタグランジンF2α(PGF2α)やプロスタグランジンD2(PGD2)が合成されます。 プロスタグランジンは、合成されるとすぐに分解されます。プロスタグランジンを分解する酵素には、プロスタグランジン分解酵素(PGデグラデーゼ)とプロスタグランジンEシンターゼ(PGES)の2種類があり、PGデグラデーゼによってプロスタグランジンE2(PGE2)やプロスタグランジンI2(PGI2)が、PGESによってプロスタグランジンF2α(PGF2α)やプロスタグランジンD2(PGD2)が分解されます。 プロスタグランジンは、体内の様々な生理機能に関与しており、その働きは多岐にわたっています。そのため、プロスタグランジンは薬の開発においても重要な役割を果たしており、解熱剤、鎮痛剤、抗炎症剤、気管支拡張剤、子宮収縮剤など、様々な薬剤に利用されています。
その他

看護師に必須の用語『プライマリーナーシング』

プライマリーナーシングとは、患者の入院から退院まで一人の看護師が担当する看護方式です。患者の健康状態や治療計画、看護計画などをすべて担当する看護師はプライマリーナースと呼ばれ、患者の状態を深く理解し、きめ細やかな看護を提供することができます。また、患者との信頼関係を築きやすく、患者も安心感を持って看護を受けることができます。 プライマリーナーシングは、1970年代に米国のミネソタ大学病院の内科病棟で試行されたことから始まりました。その後、日本でも導入されるようになり、現在では多くの医療施設で採用されています。従来の看護方式では、複数の看護師がシフト制で患者を担当していました。そのため、患者は毎回違う看護師にケアされることになり、看護師も患者のことを深く理解することができませんでした。 プライマリーナーシングでは、一人の看護師が患者を担当することで、患者の状態を深く理解し、きめ細やかな看護を提供することができます。また、患者との信頼関係を築きやすく、患者も安心感を持って看護を受けることができます。プライマリーナーシングは、患者満足度の向上や看護師の働きがい向上につながるとして、多くの医療施設で導入されています。
呼吸器

看護師必須の用語『ブラ』とは

ブラとは、肺内に異常な量の気腔(肺嚢胞)が形成された病変を指し、嚢胞性肺疾患の一種です。嚢胞とは、肺組織内の小さな空気の袋のことです。ブラは肺のどの部分にもできますが、通常は肺の上葉に形成されます。ブラは、小さなものから大きなものまでさまざまです。小さなブラは、通常無症状ですが、大きなブラは、息切れ、咳、胸痛などの症状を引き起こす可能性があります。ブラは、肺の感染症や炎症、遺伝性の疾患など、さまざまな原因で発生する可能性があります。ブラの治療法は、原因によって異なります。
呼吸器

ブリンクマン指数とは~がんとの関係を知ろう~

ブリンクマン指数とは、健康と喫煙の関係を示す指数である。喫煙が人体に与える影響は今までに吸った煙草の量に関係しており、目安としてブリンクマン指数が用いられる。この指数が大きいほどがんの発病率が高いことが知られている。 ブリンクマン指数は、1982年にドイツの疫学者であるディーター・ブリンクマンによって考案された。ブリンクマン指数は、1日に吸うタバコの量と喫煙歴を掛け合わせて計算される。具体的には、1日に吸うタバコの数を喫煙歴の年数で掛け合わせた値である。例えば、1日に20本吸っていて、喫煙歴が10年であれば、ブリンクマン指数は200となる。 ブリンクマン指数は、喫煙がもたらす健康被害の程度を評価するのに役立つ。ブリンクマン指数が高いほど、肺がん、心臓病、脳卒中などの発症リスクが高くなる。また、ブリンクマン指数が高いほど、喫煙による早死のリスクも高くなる。 ブリンクマン指数は、喫煙の健康被害を認識し、禁煙を促すために広く用いられている。禁煙を検討している人は、ブリンクマン指数を計算して、喫煙が自分にもたらす健康被害の程度を認識することが重要である。
腎・泌尿器

フルクトース尿の理解と症状・処置

フルクトース尿の主な特徴は、尿中にフルクトースが排泄されることです。これは、フルクトキナーゼ欠乏症(果糖尿症)という遺伝性疾患によって引き起こされます。フルクトキナーゼ欠乏症は、フルクトースを分解するための酵素であるフルクトキナーゼが欠損している疾患です。フルクトースは、果物や砂糖に含まれる糖の一種です。フルクトキナーゼ欠乏症の人は、フルクトースを分解することができないため、尿中にフルクトースが排泄されます。フルクトース尿は、無症状の常染色体劣性遺伝疾患です。そのため、特別な治療は必要ありません。しかし、フルクトースを多く含む食品を摂取すると、下痢や腹痛などの症状が現れることがあります。
検査・診断

不規則抗体を知っておこう!看護師が知っておくべき用語

不規則抗体とは、赤血球抗原に対する抗体のうち、規則性抗体(抗Aおよび抗B抗体)以外の抗体の総称です。不規則抗体は、輸血や妊娠によって、赤血球抗原とは異なる抗原にさらされたときに産生されます。不規則抗体は、赤血球を凝集させたり、赤血球を破壊したりすることがあります。 不規則抗体は、その特異性によって、抗D抗体、抗E抗体、抗C抗体、抗c抗体、抗K抗体、抗k抗体などのように分類されます。不規則抗体は、輸血や妊娠によって産生されることが多いため、輸血や妊娠前に不規則抗体のスクリーニング検査が行われます。不規則抗体が陽性の場合には、輸血や妊娠に注意が必要です。
その他

看護師に必須の用語『プロトコル』とは?

プロトコルとは、臨床試験(治験)などにおいて、あらかじめ定められた試験/治療計画のことである。プロトコルともいう。臨床試験では、新しい医薬品や治療法の安全性と有効性を評価するために、被験者に試験薬や治療法を投与してその効果を調べる。この際、被験者に投与する試験薬や治療法の量や投与回数、投与方法、投与期間、評価方法などは、プロトコルに記載されている。プロトコルは、臨床試験の安全性と有効性を確保するために重要な役割を果たしている。 プロトコルには、試験の目的、試験対象者、試験方法、試験期間、試験評価方法などが記載されている。また、プロトコルには、試験中に被験者に起こり得る副作用や有害事象、その対応方法についても記載されている。プロトコルは、臨床試験の実施前に倫理委員会の承認を得る必要がある。
消化器

看護師に必須の用語「腹腔」とは?

腹腔は、横隔膜より下部の腹壁で囲まれた部分である。腹腔は、前壁、後壁、側壁、底部の4つの壁で構成されている。前壁は腹直筋、腹斜筋、腹横筋で構成されており、後壁は脊椎、腰方形筋、仙腸関節筋で構成されている。側壁は腹斜筋、腹横筋、腰方形筋で構成されており、底部は骨盤底筋群で構成されている。腹腔内には、消化器系の臓器や婦人科、泌尿器系の臓器が収容されている。消化器系の臓器には、胃、小腸、大腸、肝臓、胆嚢、膵臓などがあり、婦人科の臓器には、子宮、卵巣、卵管などがあり、泌尿器系の臓器には、膀胱、尿管、腎臓などがある。
産婦人科

看護師が知っておきたい不妊症の基礎知識【用語解説】

不妊症とは、生殖年齢の男女が妊娠を希望し、避妊することなく性行為を行っても、一定期間、妊娠が成立しない状態をいいます。不妊症の定義は、以前は2年間でしたが、現在は1年とされています。不妊症の原因は、男性側と女性側に分かれます。男性側の原因としては、精子数の減少や精子の運動率の低下などが挙げられます。女性側の原因としては、卵管の閉塞や子宮筋腫、子宮内膜症などが挙げられます。不妊症の治療法は、不妊症の原因によって異なります。男性側の場合には、精子数の増加や精子の運動率の改善を目的とした治療が行われます。女性側の場合には、卵管の開通術や子宮筋腫の手術、子宮内膜症の治療などが行われます。不妊症は、なかなか妊娠できないことで、精神的に大きな負担がかかります。不妊症で悩んでいる方は、一人で抱え込まずに、医療機関を受診するようにしましょう。
精神科

看護師に必須の用語『不穏』について

看護師に必須の用語『不穏』 不穏とは、周囲への警戒心が強く、落ち着きがなく興奮している状態である。不穏は、認知症やせん妄、精神疾患などのさまざまな原因によって引き起こされる。 不穏の症状には、以下のようなものがある。 ・落ち着きがない ・歩き回る ・叫ぶ ・暴れる ・物を投げる 不穏は、患者自身や周囲の人を傷つける危険がある。そのため、不穏の患者に対しては、適切な看護ケアを行う必要がある。不穏の看護ケアには、以下のようなものがある。 ・患者を落ち着かせる ・患者の安全を確保する ・不穏の原因を特定する ・不穏の原因を治療する ・患者の家族や介護者と協力する 不穏は、適切な看護ケアを行えば、改善することができる。不穏の患者に対しては、忍耐強く、思いやりのある看護ケアを行うことが大切である。
検査・診断

ブルンベルグ徴候の理解と応用

ブルンベルグ徴候とは、患者の腹壁を手で垂直に圧迫し、その手を急に離すと鋭い痛みを感じる症状である。腹膜に炎症があると起こる腹膜刺激症状の一つで、反跳痛(rebound tenderness)または反動痛とも呼ばれる。ブルンベルグ徴候は、腹膜炎、穿孔性腹膜炎、腸閉塞、憩室炎などの疾患でみられることが多い。 ブルンベルグ徴候は、腹膜に炎症があると起こるため、腹痛を訴える患者に対して、ブルンベルグ徴候の有無を調べることで、腹膜炎の有無を判断することができる。ブルンベルグ徴候の検査は、患者を仰臥位にし、患者の腹壁を手で垂直に圧迫する。その後、手を急に離し、患者に痛みを感じるかどうかを尋ねる。患者が鋭い痛みを感じた場合、ブルンベルグ徴候が陽性と判定される。 ブルンベルグ徴候は、腹膜炎の診断に有用な検査であるが、ブルンベルグ徴候が陰性であっても、腹膜炎の可能性は否定できないことに注意が必要である。
看護技術

看護師必須の用語『ファウラー位』とは

ファウラー位の体位とは、仰臥位で下肢を水平にしたまま上半身を45度程度上げた半座位のことである。この角度が90度の場合を座位、15~30度の場合をセミファウラー位と呼ぶ。そのままでは身体がずり落ちてしまうため、頭を起こす前に足を軽度起こしておくことが重要である。 ファウラー位は、腹部の手術後にドレナージを促進させることを目的とした体位である。しかし、腹部臓器による肺の圧排を軽減することから呼吸機能の改善や体位ドレナージ、経管栄養時の逆流防止の目的にも用いられる。 ファウラー位をとる際には、長時間、同一部位(坐骨結節部など)が圧迫されることによって褥瘡ができる可能性があるので適宜体位分散を図る必要がある。また、麻痺がある場合には時間の経過とともに身体が傾いてくるため、バスタオルなどを用いて支える必要がある。基本的には2時間以内おきに体位変換をする必要があるが、患者の病態や骨の突出具合などで異なる。褥瘡が発生するリスクが高い患者には、予防的に体圧分散器具を使用する。 脳梗塞急性期、骨盤骨折や椎体骨折などのベッドをギャッジアップできない特別な理由がある場合を除き、ファウラー位以上を保つことは仰臥位と比較して離床につながり、人工呼吸器患者では人工呼吸器関連肺炎の頻度が軽減する。
組織・制度

プリセプターシップとは?新人看護師のための支援制度を解説

プリセプターシップとは、新人看護師が、職場に適応し、職業人として自立できるよう支援する制度である。新人看護師一人に対して、一定期間、教育・指導をマンツーマンで先輩看護師が行うことで、深刻なリアリティーショックやカルチャーショックを防ぐことを目的として運用される。 プリセプターシップは、新人看護師の教育・指導を目的とした制度であるため、先輩看護師は、新人の指導に当たるための教育・訓練を事前に受ける必要がある。また、プリセプターシップを実施する期間は、新人看護師のニーズや、先輩看護師のスケジュールなどに応じて、施設ごとに設定されるのが一般的である。 プリセプターシップは、新人看護師にとって、職場に適応し、職業人として自立するための貴重な機会である。先輩看護師から、看護師として必要な知識や技能を学ぶことができるだけでなく、先輩看護師の経験談を聞くことで、看護師として働く上での心構えを学ぶことができる。また、プリセプターシップを通じて、先輩看護師と良好な関係を築くことができ、新人看護師にとって、職場での居場所を見つける助けになる。
感染

看護師必須用語『風疹』とは?

風疹とは、風疹ウイルスによる感染症で、飛沫感染により経気道的に感染します。感染後は、上気道粘膜や所属リンパ節で増殖し、ウイルス血症を起こします。潜伏期間は約2週間で、2008年からは5類感染症全数把握疾患となり、すべての医師に最寄りの保健所への届け出が義務付けられています。また、学校感染症第二種疾患に指定されており、発疹が消失するまで出席停止となります。 風疹の症状は、発熱、発疹、リンパ節の腫れなどです。発疹は、顔面から始まり、体幹や四肢に広がります。リンパ節の腫れは、耳の後ろや首、わきの下などにみられます。風疹は、妊婦が感染すると、胎児に先天性風疹症候群を引き起こすことがあります。先天性風疹症候群は、心臓や脳、眼などに障害を引き起こす可能性があります。 風疹の予防には、ワクチン接種が有効です。風疹ワクチンは、単独で接種することも、麻疹・風疹・耳下腺炎(MMR)ワクチンとして接種することもできます。MMRワクチンは、1歳と6~7歳頃に接種することが推奨されています。風疹ワクチンは、妊娠中に接種することはできません。
その他

フォーカス チャートの使い方を解説

フォーカスとは、患者の経過記録を系統的に記述する記録方式のひとつである。正式名称は、フォーカスチャーティング。英表記で、FOCUSと記されることもある。患者の状態を4つの項目に分類し、それぞれについて詳しく記録することで、患者の状態を総合的に把握することができる。この4つの項目とは、主訴(Chief complaint)、既往歴(History of present illness)、現病歴(Past history)、身体所見(Physical examination)である。主訴とは、患者が訴えている症状のことである。既往歴とは、患者のこれまでの病気や怪我についてのことである。現病歴とは、現在の病気や怪我についてのことである。身体所見とは、患者の身体診察所見のことである。これら4つの項目を記録することで、患者の状態を総合的に把握することができる。
その他

看護師に必須の用語『不定愁訴』

不定愁訴とは、漠然とした体調不良などを訴えるが、精査しても原因が分からない状態のことである。不定愁訴の原因は、肉体的、精神的、社会的要因など、さまざまな要因が複雑に絡み合っていると考えられている。 不定愁訴は、患者にとってはつらいものであり、医療従事者にとっては診断と治療が難しいものである。不定愁訴の患者は、全身倦怠感、頭痛、肩こり、腰痛、腹痛、下痢、便秘、不眠など、さまざまな症状を訴える。しかし、これらの症状は、不定愁訴の原因となっている病気を特定するための手がかりとなるようなものではない場合が多い。 そのため、医療従事者は、不定愁訴の患者の病歴や症状を詳しく聞き取り、身体検査や各種検査を行い、不定愁訴の原因となっている病気を特定しなければならない。しかし、不定愁訴の原因となっている病気を特定することは、容易なことではない。そのため、不定愁訴の患者は、長期間にわたって症状に悩まされることが少なくない。
組織・制度

信頼関係を築きやすい看護師・プライマリーナース

プライマリーナースとは、一人の患者を、入院から退院までの全期間を通して継続的に受け持つ看護師のことである。プライマリーナースは、患者の状態を把握し、必要なケアを提供する責任を負う。また、患者の家族とコミュニケーションをとり、患者の状態や治療方針について説明する役割も果たす。 プライマリーナースが一人一人の患者に寄り添うことで、患者の状態を常に把握することができ、早急に適切な処置を行うことができる。また、患者の状態や治療方針について、常に患者とその家族に説明を行うことで、患者の不安や疑問を解消することができる。さらに、患者の状態を常に把握することで、患者が退院した後の生活についても相談を行い、患者の退院後の生活をサポートすることができる。
消化器

腹膜炎とは?症状や治療法をわかりやすく解説

腹膜炎とは、腹腔内を覆う腹膜に炎症が起こる病気です。腹膜は、内臓を支えたり、保護したりする役割を果たしています。腹膜炎が起こると、腹膜が炎症を起こして腫れ上がり、腹痛や発熱などの症状が現れます。腹膜炎は、急性腹膜炎、慢性腹膜炎、癌性腹膜炎の3つに分類されます。急性腹膜炎は、突然発症する腹膜炎で、腹痛や発熱、吐き気、嘔吐などの症状が現れます。慢性腹膜炎は、長期間にわたって持続する腹膜炎で、腹痛や下痢、体重減少などの症状が現れます。癌性腹膜炎は、癌が腹膜に転移して起こる腹膜炎で、腹痛や腹水、体重減少などの症状が現れます。腹膜炎は、放置すると命に関わることもあるため、早急な治療が必要です。