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脳・神経

看護師に必須!『球麻痺』を理解しよう

球麻痺とは、脳幹の下部にある延髄と呼ばれる部分に位置する脳神経核が障害される病気です。この障害により、口、舌、喉の運動が困難になり、構音障害(呂律が回らない)や嚥下障害(食べ物を飲み込むのが困難になる)などの症状が現れます。また、呼吸や循環が困難になることもあります。球麻痺は、脳卒中、外傷、腫瘍、感染症などが原因で起こることがあります。球麻痺の症状は、その原因や重症度によってさまざまです。構音障害や嚥下障害は、比較的軽度の症状ですが、呼吸や循環の障害は、生命を脅かす可能性があります。球麻痺の治療法は、その原因によって異なります。脳卒中が原因の場合、血栓を溶解する薬剤や血圧を下げる薬剤などが用いられます。外傷が原因の場合、外科手術が必要になることがあります。腫瘍が原因の場合、放射線療法や抗がん剤治療が行われます。感染症が原因の場合、抗菌薬や抗ウイルス薬などが用いられます。球麻痺は、早期に発見され適切な治療を受ければ、症状が改善したり、進行を遅らせることができる病気です。
内分泌・代謝・栄養

体内水分量とは?

体内水分量は、人体を構成している水分の総量のことです。体重のうち、約60%を占めています。体内水分量は、経口摂取や代謝に伴って体内に取り込まれるものと、尿や便、発汗や呼気などで体外に排出されるものとで、バランスをとっています。体内水分量は、常に一定ではなく、食事や運動、環境の変化などによって増減します。体内水分量が減少しすぎると、脱水症状を起こし、体内の機能が低下します。逆に、体内水分量が増加しすぎると、むくみなどの症状が現れます。体内水分量を適正に保つことは、健康維持のために重要です。
皮膚科

押さえておきたい帯状疱疹の基礎知識

帯状疱疹とは、水痘帯状疱疹ウイルスに感染歴のある者に起こる、神経節に潜伏していた水痘帯状疱疹ウイルスが再活性化することで発症する疾患である。水痘帯状疱疹ウイルスは、水痘(みずぼうそう)の原因となるウイルスである。水痘に感染すると、ウイルスは神経節に潜伏する。その後、何らかのきっかけでウイルスが再活性化すると、帯状疱疹を発症する。帯状疱疹は、主に50歳以上の高齢者に多くみられる。 帯状疱疹の症状は、大きく皮膚症状と神経症状に分けられる。皮膚症状としては、水ぶくれを伴う赤い発疹が現れる。発疹は、体の片側に帯状に分布することが多い。神経症状としては、痛み、しびれ、かゆみなどがみられる。痛みは、焼けるような痛みや、ズキズキする痛みなど、さまざまな種類がある。しびれは、体の片側に広がることもある。かゆみは、発疹のある部位にみられることが多い。 帯状疱疹には、特殊な病型も存在する。汎発性帯状疱疹は、帯状疱疹の発疹が全身に広がるタイプである。Ramsay-Hunt(ラムゼイ・ハント)症候群は、帯状疱疹ウイルスが顔面神経に感染して起こるタイプである。Ramsay-Hunt症候群では、顔面神経麻痺、耳の痛み、難聴などの症状がみられる。
その他

看護師必須用語解説!短報とは?

短報とは、原著論文としては情報が不足しているが、公表する価値のある事例報告のことである。速報性を重視しており、医療現場においては、新しい治療法の可能性などが示される。原著の形式に沿って書かれる。Brief reportとも呼ばれる。 短報の特徴として、以下のような点が挙げられる。 * 報告する内容が新しいこと。 * 報告する内容が重要であること。 * 報告する内容が正確であること。 * 報告する内容が簡潔であること。 * 報告する内容が客観的であること。 短報は、医療現場において、新しい治療法の可能性などが示されることで、臨床医の治療方針を決定する上で重要な役割を果たしている。また、短報は、医療研究の進歩にも貢献している。
循環器

看護師が知っておきたい大動脈解離

大動脈解離とは、大動脈に生じた入口部から中膜内に血液が流入して大動脈壁が解離することで生じる疾患です。流入した血液は入口部から前方または後方に進展し、流入した血液で満たされた腔は偽腔と呼ばれます。偽腔から元の腔(真腔)への出口(re-entry)や、新たな入口部を形成することがあります。 大動脈解離は、胸部大動脈解離と腹部大動脈解離の2つに分類されます。胸部大動脈解離は、大動脈の胸部にある部分に解離が生じるもので、腹部大動脈解離は、大動脈の腹部にある部分に解離が生じるものです。胸部大動脈解離は、腹部大動脈解離よりも頻度が高く、症状もより重篤です。 大動脈解離の症状は、胸痛、背部痛、腹痛、下肢痛、失神、意識障害などがあります。胸痛は、最も頻度の高い症状であり、突然激しく始まります。背部痛は、胸痛に次いで頻度の高い症状であり、鈍痛または灼熱痛を伴うことがあります。腹痛は、腹部大動脈解離の症状であり、下肢痛は、胸部大動脈解離の症状です。失神や意識障害は、大動脈解離の重篤な症状であり、すぐに医療機関を受診する必要があります。 大動脈解離の診断は、胸部X線検査、心臓超音波検査、CT検査、MRI検査などによって行われます。治療は、薬物療法、外科治療、血管内治療などがあります。薬物療法は、血圧を下げて大動脈の負担を軽減し、解離の進行を抑制することを目的として行われます。外科治療は、解離した大動脈を縫合して修復することを目的として行われます。血管内治療は、ステントグラフトを挿入して解離した大動脈を修復することを目的として行われます。
循環器

看護師が知っておきたい『ダイセクション』とは?

ダイセクションとは、解離のことです。一般的に、大動脈解離を指します。大動脈解離とは、大動脈の内膜が裂けて、血流が内膜と中膜の間に流れ込む病気です。大動脈解離は、突然発症することが多く、胸痛や背部痛、呼吸困難などの症状を引き起こします。また、大動脈解離は、動脈瘤や心臓発作、脳卒中などの合併症を引き起こす可能性があります。大動脈解離は、重篤な病気ですが、早期発見・早期治療を行えば、生命を救うことができます。 大動脈解離の症状は、突然発症することが多く、胸痛や背部痛、呼吸困難などの症状を引き起こします。胸痛は、突然激しくなるのが特徴で、背中に広がることもあります。背部痛も、突然激しくなるのが特徴で、胸痛と同時に起こることもあります。呼吸困難は、大動脈解離によって心臓や肺に負担がかかることで起こります。また、大動脈解離は、動脈瘤や心臓発作、脳卒中などの合併症を引き起こす可能性があります。 大動脈解離の診断は、症状や診察結果、画像検査などをもとに行われます。画像検査には、CT検査やMRI検査などが用いられます。大動脈解離の治療は、手術が中心となります。手術では、裂けた内膜を修復し、血流を正常に戻します。また、大動脈解離の合併症を治療することも重要です。
内分泌・代謝・栄養

看護師必須用語『代謝』とは何か?

代謝とは、生体内で生じる全ての化学変化とエネルギー変換のことであり、さまざまな栄養素が合成・分解されていく過程を指します。代謝の過程を物質の面からみた場合を物質代謝と呼び、エネルギー変化の面からみた場合をエネルギー代謝と呼びます。物質代謝には異化と同化の2つの過程があり、異化は栄養素を分解してエネルギーを産生する過程、同化は栄養素を合成して貯蔵する過程です。エネルギー代謝には基礎代謝・活動代謝・食事誘導性熱代謝の3種類があり、基礎代謝は安静時に消費されるエネルギー、活動代謝は運動時に消費されるエネルギー、食事誘導性熱代謝は食事を摂取した後に消費されるエネルギーです。代謝は生命維持に不可欠なプロセスであり、その異常はさまざまな疾患の原因となります。
消化器

看護師に必須の用語『多臓器不全』とは

多臓器不全とは、心臓、腎臓、肺、肝臓、中枢神経などの生命維持臓器が進行性の機能障害を起こす状態です。また、凝固系、免疫系、内分泌系などの生理学的システムの機能障害も含みます。この状態は、多臓器不全症候群(MOF)または多臓器障害(MODS)とも呼ばれます。 多臓器不全は、重篤な感染症、外傷、大手術、火傷など、さまざまな原因で起こり得ます。これらの原因は、臓器に直接損傷を与えるか、全身の炎症反応を引き起こして臓器の機能を損なうことで、多臓器不全を引き起こします。 多臓器不全は、さまざまな症状を引き起こします。主な症状としては、呼吸困難、低血圧、尿量減少、黄疸、意識障害などがあります。多臓器不全は、早期に適切な治療を受けなければ、死に至ることもあります。 多臓器不全の治療は、原因の治療と支持療法の2つに分かれます。原因の治療は、感染症の場合には抗生物質、外傷の場合は手術、火傷の場合は傷の処置などを行います。支持療法は、人工呼吸器、透析、輸血などを行い、臓器の機能をサポートします。 多臓器不全は、重篤な疾患ですが、早期に適切な治療を受ければ、救命できる可能性があります。多臓器不全の予防のためには、感染症を予防し、外傷や火傷のリスクを減らすことが重要です。
小児科

看護師に必須の用語『体重』とは

体重測定は、健康診断や治療計画の立案、栄養管理などに必要な情報を提供するだけでなく、患者の状態を把握することも目的としています。 体重の測定は、患者の現在の健康状態を把握するために行われます。例えば、体重が減少している場合は、栄養不足や脱水症の可能性があります。体重が増加している場合は、肥満や浮腫の可能性があります。体重は、患者の全身状態を把握する上で重要な指標となります。 体重の測定は、治療計画の立案にも役立ちます。例えば、肥満の患者に対しては、減量のための食事や運動の指導が行われます。また、浮腫の患者に対しては、利尿薬の投与が行われます。体重の測定は、治療計画の立案に欠かせない情報となります。 体重の測定は、栄養管理にも役立ちます。例えば、栄養不足の患者に対しては、栄養価の高い食事の提供が行われます。また、肥満の患者に対しては、低カロリーの食事の提供が行われます。体重の測定は、栄養管理に欠かせない情報となります。
消化器

看護師に必須の用語『胆汁(ガーレ)』について

胆汁(ガーレ)とは、肝臓で生成される黄色がかった緑色をした液体です。胆汁は、消化を助ける役割を果たしており、特に脂肪の消化を促進する働きがあります。胆汁は、肝臓で作られた後、胆嚢に貯蔵され、食事をするときに胆嚢から放出されて十二指腸に流れ込みます。胆汁は、胆汁酸、ビリルビン、コレステロール、レシチンなどの成分で構成されています。胆汁酸は、脂肪を乳化させて消化しやすくする働きがあります。ビリルビンは、赤血球が破壊されたときに生じる色素で、胆汁に含まれると便の色を茶色に変えます。コレステロールは、細胞膜やホルモンの材料となる脂質の一種です。レシチンは、細胞膜の材料となるリン脂質の一種です。
脳・神経

知っておきたい! 多発性硬化症について

多発性硬化症(MS)とは、脳や脊髄にある神経を覆うミエリンと呼ばれる保護層に損傷を与える病気です。この損傷により、脳と身体の他の部分とのコミュニケーションが妨げられ、さまざまな症状を引き起こす可能性があります。MSは、最も多くの若い成人を障害にする原因となる中枢神経系の慢性疾患の1つです。中枢神経系には、脳、脊髄、視神経が含まれます。MSは通常、20歳から40歳の間に発症します。女性は男性よりも発症するリスクが高いです。 MSには、4つの主要なタイプがあります。 * 再発寛解型 (RRMS)は、最も一般的なタイプのMSであり、患者の約85%を占めています。RRMSでは、患者は発作に苦しみ、その間に症状が現れます。発作は数週間または数ヶ月続く可能性があり、その間に症状は完全に消失または部分的に回復する可能性があります。 * 二次進行型 (SPMS)は、約50%のRRMS患者が最終的に発症する進行型のMSのタイプです。SPMSでは、患者は症状が徐々に悪化するにつれて障害が増加します。 * 一次進行型 (PPMS)は、患者全体の約15%を占める、進行型のMSのもう1つのタイプです。PPMSでは、患者は症状が徐々に悪化しますが、発作はありません。 * 進行再発型多発性硬化症 (PRMS)は、進行型のMSのまれなタイプで、患者全体の約5%を占めています。PRMSでは、患者は発作を経験しますが、症状は発作の間にも徐々に悪化します。
消化器

看護師に必須の用語『大腸がん』について

大腸がんとは、大腸(結腸および直腸)から生じる悪性腫瘍の総称です。大腸がんは、日本人の悪性腫瘍による死亡原因の第3位を占めており、男性では第2位、女性では第3位となっています。大腸がんは、50歳以上の高齢者で多く発症しますが、近年では若年者での発症も増加しています。 大腸がんは、初期段階では自覚症状がほとんどありません。進行すると、血便、下痢、便秘、腹痛などの症状が現れます。また、貧血、体重減少、疲労感などの症状が現れることもあります。 大腸がんの診断は、大腸内視鏡検査や大腸CT検査などにより行われます。大腸内視鏡検査では、大腸の内部を観察して、がんの有無を確認することができます。大腸CT検査では、大腸の断層画像を撮影して、がんの有無を確認することができます。 大腸がんの治療は、がんの進行度や患者さんの年齢、全身状態などによって異なります。早期の大腸がんの場合は、内視鏡手術や腹腔鏡手術などにより、がんを切除することが可能です。進行した大腸がんの場合は、開腹手術や化学療法、放射線療法などにより、治療が行われます。
アレルギー・膠原病

看護師が知っておきたい『多発性筋炎/皮膚筋炎』

多発性筋炎/皮膚筋炎とは、筋肉と皮膚に炎症を起こす自己免疫疾患です。この疾患は、筋肉の炎症を引き起こす自己抗体が体によって産生されることが原因です。多発性筋炎は、筋肉の痛み、脱力感、皮膚の発疹などの症状を引き起こします。皮膚筋炎は、多発性筋炎に加えて、皮膚に発疹や紅斑などの症状を引き起こします。 多発性筋炎/皮膚筋炎は、あらゆる年齢層の人々に発症する可能性があります。しかし、この疾患は、20代から50代の女性に最も多くみられます。多発性筋炎/皮膚筋炎の原因は不明ですが、遺伝的要因や環境要因が関与していると考えられています。 多発性筋炎/皮膚筋炎の治療には、ステロイド薬や免疫抑制剤などが使用されます。これらの薬は、筋肉の炎症を抑え、症状を改善するのに役立ちます。多発性筋炎/皮膚筋炎は、早期に診断と治療を受けることで、症状を軽減し、日常生活を改善することが可能です。
整形外科

看護師必須用語『大胸筋』

大胸筋とは、前胸部に位置する厚い扇状形の筋肉です。肩帯を形成する肩関節前方の筋肉の一つであり、上腕の内転・屈曲・内旋などを行う働きがあります。また、強制吸気をする際の呼吸補助筋の一部にもなっています。大胸筋は、鎖骨内側・胸骨と真肋の肋軟骨・腹直筋鞘から始まり、上腕骨大結節稜に向かって筋線維が収束して停止します。起始部から3つの部位にわかれており、鎖骨内側より起始する大胸筋鎖骨部、胸骨と肋軟骨から起始する大胸筋胸肋部、腹直筋鞘から起始する大胸筋腹部の3つが大胸筋を構成しています。支配神経は腕神経叢の枝である外側胸筋神経(C5-7)と内側胸筋神経(C8-Th11)です。身体の前面に位置する筋肉であり、最も目立つ筋肉であることから、上肢を使用する労働者やスポーツ選手などでは良く発達しています。
血液・造血

看護師知っておきたい『多血症』とは

多血症とは、末梢血中の赤血球、ヘモグロビン濃度、ヘマトクリット値が基準範囲を超えて増加している状態のことを言います。赤血球増加症とも呼ばれます。多血症には、真性多血症と偽性多血症の2種類があります。真性多血症は、骨髄での赤血球の産生が亢進して起こるもので、偽性多血症は、脱水や肺疾患などによって血液が濃縮されることによって起こるものです。多血症の症状としては、頭痛、めまい、息切れ、倦怠感、発赤、毛細血管拡張、静脈怒張などがあります。多血症が重症化すると、脳梗塞や心筋梗塞などの血栓症を起こすことがあります。多血症の治療としては、瀉血や薬物療法などが行われます。
アレルギー・膠原病

多発血管炎性肉芽腫症とは?

-多発血管炎性肉芽腫症の原因と症状- 多発血管炎性肉芽腫症の原因は不明ですが、自己免疫疾患であると考えられています。自己免疫疾患とは、体の免疫システムが自分の組織を攻撃してしまう病気です。多発血管炎性肉芽腫症では、免疫システムが血管を攻撃し、炎症を起こします。 多発血管炎性肉芽腫症の症状は、血管が炎症を起こす場所によって異なります。最もよく見られる症状は、鼻づまりや鼻血、咳、息切れ、関節痛、筋肉痛、発熱などです。また、腎臓や肺、心臓、神経が障害されることもあります。 多発血管炎性肉芽腫症は、早期に診断して治療を開始することが重要です。治療法としては、ステロイド薬や免疫抑制剤などが用いられます。治療を適切に行うことで、症状を改善させ、合併症を予防することが可能です。
呼吸器

看護師が知っておくべき『断続性ラ音(湿性ラ音)』とは

断続性ラ音(湿性ラ音)とは 断続性ラ音は、肺や気道に分泌物がたまった状態(痰や水など)で、呼吸する際にそれらが気道を通って移動する際に生じる異常な呼吸音のことです。湿性ラ音とも呼ばれ、喀痰音や粘液音とも呼ばれることもあります。 断続性ラ音は、一般的に以下のような状態の時にみられます。 * 肺炎 * 気管支炎 * 肺水腫 * 気管支拡張症 * 肺結核 * 肺腫瘍 * 心不全 断続性ラ音は、聴診器を使って胸の音を聞いて確認することができます。断続性ラ音は、通常、吸気時に発生しますが、呼気時に発生することもあります。また、断続性ラ音は、肺のどの部分で発生しているかによって、音が異なる場合があります。 断続性ラ音がみられる場合は、その原因を特定するために、医師による検査を受ける必要があります。断続性ラ音の原因によっては、治療が必要になる場合があります。
消化器

胆嚢について知る!看護師に必須の用語

胆嚢の役割と機能 胆嚢は、肝臓の右下部に位置する臓器です。胆汁を貯蔵して濃縮し、十二指腸に放出する役割を果たしています。胆汁は、肝臓で作られる消化液で、脂肪の消化を助ける役割を果たしています。胆嚢は、胆汁を濃縮することで、より強力な消化液として十二指腸に送り出すことができます。また、胆嚢は、胆汁を貯蔵することで、十二指腸に常に胆汁が供給されるようにしています。 胆嚢の主な機能は、胆汁を貯蔵して濃縮することです。胆汁は、肝臓で作られる消化液で、脂肪の消化を助ける役割を果たしています。胆嚢は、胆汁を濃縮することで、より強力な消化液として十二指腸に送り出すことができます。また、胆嚢は、胆汁を貯蔵することで、十二指腸に常に胆汁が供給されるようにしています。 胆嚢は、胆汁の流れを調節する役割も果たしています。胆嚢は、胆汁を濃縮して十二指腸に放出する際に、胆汁の流れを調節しています。また、胆嚢は、十二指腸から逆流してきた胆汁を貯蔵することで、胆汁の逆流を防いでいます。 胆嚢は、消化器系の重要な臓器であり、脂肪の消化を助ける役割を果たしています。また、胆嚢は、胆汁の流れを調節する役割も果たしています。
整形外科

看護師に必須の用語『ダーメンコルセット(腰の痛みをやわらげるコルセットの一種)』

ダーメンコルセットとは、腰の動きを制限したり腰の負担をやわらげたりするために用いられるコルセットの一種です。腰痛症のほか、腰部の外傷や手術後などの腰椎病変(胸椎病変の場合も有)に対して用いられます。 ダーメンコルセットは、硬性、半硬性、軟性のものがあり、その中でも軟性コルセットのことをダーメンコルセットといいます。また、ダーメンコルセットの中には胸椎用と腰椎用があり、患者の状態に合わせたコルセットを選択することが望ましいです。 ダーメンコルセットは、腹圧を高め脊柱にかかる負担を軽減します。脊柱の動きを制限することで身体の動きによる痛みをやわらげることができます。 ダーメンコルセットは、腰痛症、椎間板ヘルニア、腰椎圧迫骨折、変形性脊椎症、根性坐骨神経痛、骨粗鬆症などの疾患に適応しています。
血液・造血

看護師が知っておくべき多発性骨髄腫について

多発性骨髄腫とは、骨髄にある形質細胞と呼ばれる白血球の一種ががん化して増殖する病気です。形質細胞は、通常、細菌やウイルスなどの異物を攻撃する抗体を作る役割をしていますが、多発性骨髄腫では、形質細胞ががん化して増殖してMタンパクと呼ばれる異常な抗体を産生します。Mタンパクは、血液や尿中に分泌され、さまざまな合併症を引き起こします。 多発性骨髄腫は、造血器腫瘍の一種であり、年間4000人程度が死亡する病気です。発症率、死亡率ともに増加しており、日本では10万人当たり2~4人が発症します。好発年齢は60代ですが、どの年代でも発症する可能性があります。
内分泌・代謝・栄養

看護師に必須の用語『男性ホルモン(アンドロゲン)』

男性ホルモン(アンドロゲン)とは、男性生殖器の発達、精子の生成、筋肉の成長、骨の強化、体毛の成長、皮脂の分泌など、男性の身体的特徴の発現を促すホルモンのことです。男性ホルモンは主に精巣のライディッヒ細胞から分泌されます。男性ホルモンの代表的な種類には、テストステロン、アンドロステンジオン、デヒドロエピアンドロステロンなどがあります。男性ホルモンは、思春期に分泌が盛んになり、その後も30歳頃まで増加し、その後は徐々に減少していきます。男性ホルモンは、男性の身体的特徴の発現だけでなく、性欲や攻撃性にも影響を及ぼすとされています。
消化器

大腸ポリープとは?原因や症状、治療法を解説

大腸ポリープとは、大腸の表面に発生する小さな隆起です。良性と悪性のものがあり、良性のポリープは、大腸の内側から突出している小さな組織の塊です。ほとんどの場合、良性のポリープは、症状を引き起こしません。しかし、大きくなったり、数が増加したりすると、出血、下痢、便秘、腹痛などの症状を引き起こすことがあります。悪性のポリープは、大腸がんになる可能性があります。悪性のポリープは、良性のポリープよりもまれですが、早期に発見して治療すれば、大腸がんになるのを防ぐことができます。大腸ポリープは、大腸の内視鏡検査によって発見されます。大腸の内視鏡検査は、細いカメラを大腸に挿入して、大腸の内側を観察する検査です。大腸ポリープが発見されたら、その大きさ、形、位置などを考慮して、切除するか経過観察するかを判断します。良性のポリープは、切除することがほとんどです。悪性のポリープは、切除して病理検査を行い、大腸がんのステージを判断します。大腸がんのステージは、がんの広がりの程度によって分類され、I期からIV期まであります。I期は、がんが大腸の内側に限局している状態です。IV期は、がんが遠隔の臓器に転移している状態です。大腸がんのステージによって、治療法が決定されます。
循環器

看護師に必須の用語『多臓器不全』とは?

多臓器不全とは、心臓、腎臓、肺、肝臓、中枢神経の生命維持などの生命維持臓器の進行性の機能障害のことです。凝固系、免疫系、内分泌系などの生理学的システムの機能障害も含みます。多臓器不全症候群、多臓器障害(multiple organ dysfunction syndrome;MODS)とも呼ばれます。 多臓器不全は、重症の病気や怪我によって引き起こされることが多く、治療が困難で死亡率が高いのが特徴です。多臓器不全の原因は、感染症、外傷、手術、薬物中毒、敗血症など様々ですが、いずれも臓器の組織が損傷を受けて機能が低下することで起こります。 多臓器不全は、臓器の機能が低下することで様々な症状を引き起こします。例えば、心臓の機能が低下すると、息切れ、動悸、胸痛などの症状が現れます。腎臓の機能が低下すると、尿が出なくなる、むくみ、高血圧などの症状が現れます。肺の機能が低下すると、呼吸困難、咳、喀痰などの症状が現れます。肝臓の機能が低下すると、黄疸、腹水、出血傾向などの症状が現れます。中枢神経の機能が低下すると、意識障害、けいれん、麻痺などの症状が現れます。 多臓器不全は、重症であり死亡率も高いため、早期発見と治療が重要です。多臓器不全が疑われる場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。
アレルギー・膠原病

看護師に必須の用語『第2世代抗ヒスタミン薬』

第2世代抗ヒスタミン薬は、1990年ごろから登場した非鎮静性の抗ヒスタミン薬です。第1世代抗ヒスタミン薬は、中枢神経作用が強く眠気や認知能力の低下といった副作用があったため、その欠点を補うべく開発されました。 第2世代抗ヒスタミン薬は、第1世代抗ヒスタミン薬よりも中枢神経作用が弱く、眠気や認知能力の低下といった副作用が少ないのが特徴です。また、抗ヒスタミン作用が強く、アレルギー症状を効果的に抑えることができます。 第2世代抗ヒスタミン薬は、花粉症、蕁麻疹、皮膚炎、かゆみなどのアレルギー症状の治療に使用されます。また、風邪やインフルエンザなどの症状を緩和するためにも使用されます。 第2世代抗ヒスタミン薬は、一般的に安全性の高い薬剤ですが、副作用として口の渇き、眠気、疲労感、吐き気、下痢などがあらわれることがあります。また、一部の薬剤は、他の薬剤との相互作用を起こす可能性があります。 第2世代抗ヒスタミン薬を使用する際には、医師や薬剤師の指示に従い、用法・用量を守ることが大切です。