治療

記事内に広告が含まれています。
看護技術

看護師に必須!体位変換の基礎知識と実践方法

体位変換の目的は、患者の快適性や健康状態を改善することです。体位を変えることで、患者の圧迫や痛みを軽減し、循環を改善し、肺炎を防ぐことができます。また、体位変換は、褥瘡や深部静脈血栓症などの合併症を予防するためにも重要です。さらに、患者の診断や治療、検査を行うためにも体位変換が行われます。例えば、患者の背中を調べるため、患者の上半身を起こしたり、レントゲンを撮るために患者の仰向けを維持したりする場合があります。
感染

看護師必須!肺結核について理解しよう

肺結核とは、「結核菌」という細菌が肺に感染して起こる感染症です。 この病気は、結核菌が体内に侵入し、肺で増殖することで起こります。結核菌は、主に咳やくしゃみによって空気中に放出され、それを吸い込むことによって感染します。また、結核に感染した牛やヤギの生乳を飲んだり、結核に感染した動物の肉を食べたりすることでも感染する可能性があります。 肺結核の症状には、咳、痰、胸痛、発熱、倦怠感などがあります。咳は、初期は乾いた咳ですが、進行すると痰の絡んだ咳になります。痰には、血が混じることがあります。胸痛は、肺の炎症によるもので、呼吸をしたときに痛みを感じることがあります。発熱は、結核菌が体内で増殖することによって引き起こされます。倦怠感は、体が結核菌と戦っているために起こります。
その他

看護師に必須の用語『アスピレーション』とは?

アスピレーション(あすぴれーしょん、aspiration)とは、誤嚥(ごえん)のことである。誤嚥とは、食物や液体が誤って気管に入ってしまうことである。誤嚥は、嚥下機能が低下している人や、物を食べるのが急いでいる人によく起こる。 誤嚥が起こると、肺炎や窒息を引き起こす可能性がある。肺炎とは、肺に炎症が起こる病気である。窒息とは、呼吸ができなくなることであり、死に至ることもある。 誤嚥を防ぐためには、以下のことに注意することが大切である。 * ゆっくりとよく噛んで食べる。 * 食事中は、話をしたり、テレビを見たりしない。 * 食べ物を口に入れたまま寝転がらない。 * 嚥下機能が低下している人は、誤嚥を防ぐための特別な食事や飲み物を使用する。 誤嚥が起こった場合は、すぐに医療機関を受診することが大切である。
眼科

看護師のための眼帯の知識

眼帯とは、治療中の眼を覆い、保護するための器具です。両端に付けたひもやゴムを耳にかけて装着します。治療の一環として、眼帯の下に薬剤を塗布したガーゼなどを挟み込み、薬剤が眼に直接当たるようにする場合があります。 眼帯は、治療中の眼を保護するために使用されることが多いですが、弱視や斜視の訓練を行う場合にも使用されます。小児では眼帯を長期に使用すると弱視になる可能性があるため可能な限り避けたほうがいいとされています。
その他

看護師に必須!『抗がん剤治療レジメン』を詳しく解説

抗がん剤治療レジメンとは、がん治療において、投与する薬剤の種類や量・投与速度・期間・投与順などを時系列で示した計画書のことである。抗がん剤治療レジメンは、がんのタイプ、進行度、患者の年齢や健康状態など、さまざまな要因を考慮して作成される。抗がん剤治療レジメンは、がんの治療計画において重要な役割を果たしており、適切な抗がん剤治療レジメンを作成することで、がんの治療効果を高め、副作用を軽減することができる。 抗がん剤治療レジメンは、通常、主治医の指示のもと、看護師が作成する。看護師は、抗がん剤治療レジメンを作成するにあたって、患者の病歴、検査結果、治療歴などを考慮する。また、看護師は、抗がん剤治療の副作用について患者に説明し、患者の同意を得たうえで、抗がん剤治療レジメンを作成する。
その他

看護師に必須の用語『アナムネーゼ』

アナムネーゼとは、病歴のことである。ドイツ語のanamneseを起源に使用される医療用語で、アナムネともいう。治療を開始する前に本人や家族に現在の病気の経過や状況を尋ね、情報収集を行なうことである。アナムネーゼは、患者の現在の症状や病歴を知ることで、病気の原因や治療法を決定するのに役立つ。また、アナムネーゼは、患者の不安や悩みを聞き、精神的なケアを行うのにも役立つ。 アナムネーゼを取る際には、患者の訴えを丁寧に聞き、必要な情報を漏れなく収集することが大切である。また、患者のプライバシーに配慮し、患者の不安や悩みを尊重することが大切である。アナムネーゼは、医師や看護師が行う重要な業務であり、患者の健康状態を把握し、適切な治療を行うために欠かせないものである。
アレルギー・膠原病

看護師に知っておいてほしい抗アレルギー薬

抗アレルギー薬の種類 抗アレルギー薬には、第一世代、第二世代、第三世代の3種類があります。 ・第一世代抗アレルギー薬は、最も古くから使用されている抗アレルギー薬で、ジフェンヒドラミンやクロルフェニラミンなどが含まれます。第一世代抗アレルギー薬は、眠気や口の渇きなどの副作用が出やすいのが特徴です。 ・第二世代抗アレルギー薬は、第一世代抗アレルギー薬よりも副作用が少ないのが特徴です。ロラタジンやセチリジンなどが含まれます。第二世代抗アレルギー薬は、眠気や口の渇きなどの副作用が出にくく、抗ヒスタミン作用が強いのが特徴です。 ・第三世代抗アレルギー薬は、第二世代抗アレルギー薬よりもさらに副作用が少ないのが特徴です。フェキソフェナジンやデズロラタジンなどが含まれます。第三世代抗アレルギー薬は、眠気や口の渇きなどの副作用が出にくく、抗ヒスタミン作用が強いのが特徴です。
アレルギー・膠原病

通年性アレルギーの知識と対策

通年性アレルギーは、1年を通して存在する抗原が原因となるアレルギーです。この抗原には、室内塵(ハウスダスト)、ダニ、ペットの毛、カビ、食物などがあります。通年性アレルギーの症状は、花粉症と似ており、くしゃみや鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの症状が出ます。また、咳や喘息の発作を起こすこともあります。症状の程度は、アレルギーの原因となる抗原の量や、その人のアレルギーの強さによって異なります。通年性アレルギーは、花粉症と異なり、1年中症状が出ることが特徴です。その為、症状を緩和するためには、抗原を避けることが重要です。室内塵(ハウスダスト)を避けるためには、掃除をこまめに行い、布団やカーテンを定期的に洗濯することが大切です。ダニを避けるためには、布団を天日干ししたり、防ダニカバーを使用したりすることが有効です。ペットの毛を避けるためには、ペットを室内に入れないようにしたり、入れないような工夫をしたりすることが大切です。カビを避けるためには、湿気を少なくしたり、除湿器を使用したりすることが有効です。食物を避けるためには、アレルギーの原因となる食物を特定し、摂取を控えることが大切です。
内分泌・代謝・栄養

看護師に必須!腎機能不全の基礎知識

腎機能不全は、腎臓の働きが悪く、不十分な状態のことをいいます。急性腎不全と慢性腎不全の2種類があり、急性腎不全は短期間で進行し、慢性腎不全は長期間にわたって進行します。腎機能不全の原因は様々ですが、主なものは糖尿病、高血圧、慢性腎炎、自己免疫疾患などです。腎機能不全が進行すると、血液中の老廃物が体内に蓄積して、さまざまな症状を引き起こします。代表的な症状としては、むくみ、倦怠感、食欲不振、吐き気、かゆみ、息切れ、血圧上昇などがあります。腎機能不全の治療法は、原因となる疾患の治療と、腎機能を低下させないための食事療法や薬物療法が中心となります。腎機能不全が進行すると、人工透析や腎移植が必要になることもあります。
眼科

飛蚊症の知識を深めて看護の質を高めよう

飛蚊症とは、視野に虫のようなものが飛んでいるように見える症状のことである。正式には「muscae volitantes」と呼ばれ、蚊が飛んでいるように見えることからこの名前がついている。飛蚊症は、目の構造の一部である硝子体に濁りが生じることで起こる。硝子体は、目の後部にあるゼリー状の物質で、光を網膜に届ける役割がある。硝子体に濁りが生じると、光が網膜に届きにくくなり、視野に虫のようなものが飛んでいるように見えるようになる。飛蚊症は、加齢や近視、糖尿病、高血圧、外傷など、さまざまな原因で起こる。ほとんどの飛蚊症は良性で、治療の必要はない。しかし、飛蚊症が突然現れた場合や、飛蚊症の数が急に増えた場合、視界が欠けたり、光が歪んで見える場合は、網膜剥離などの重篤な疾患の可能性があるので、早めに眼科を受診することが大切である。
皮膚科

クリームとは?看護師に必須の用語解説

クリーム(くりーむ、cream)とは、皮膚疾患の治療に使用される基剤の一つであり、水と油が混ざり合い乳化している外用剤である。クリームには、皮膚から吸収されやすく、早く効果が出るという特徴がある。また、水分を含んでいるため軟膏よりもべたつかないが、汗で流れやすいという特徴もある。クリームには、様々な種類のものがあり、それぞれに異なる効果がある。代表的なクリームには、保湿クリーム、抗菌クリーム、抗炎症クリーム、美白クリームなどがある。 保湿クリームは、皮膚を乾燥から守る効果がある。抗菌クリームは、細菌の増殖を抑える効果がある。抗炎症クリームは、炎症を鎮める効果がある。美白クリームは、メラニンの生成を抑えることで、シミやそばかすを薄くする効果がある。 クリームを使用する際には、使用上の注意をよく読んで使用する必要がある。また、クリームを冷蔵庫で保管している場合は、使用する前に常温に戻してから使用する必要がある。クリームは、皮膚疾患の治療に有効な外用剤である。しかし、正しく使用しないと効果が得られないこともあるので、注意が必要である。
整形外科

亀背とは?日常の姿勢による機能的後彎と病的構築性後彎について

亀背とは、背骨が丸くなる状態のことです。日常的な姿勢不良による機能的後弯と、病的な理由によって背骨が丸くなる構築性後弯の2種類があります。機能的後弯は、日常の姿勢を正すことで矯正が可能ですが、構築性後弯は、何らかの治療が必要となります。 機能的後弯とは、姿勢不良によって背骨が丸くなる状態です。長時間座りっぱなしや、前かがみの姿勢を続けることで起こりやすくなります。機能的後弯は、日常の姿勢を正すことで矯正が可能です。 構築性後弯とは、病的な理由によって背骨が丸くなる状態です。生まれつきの奇形や、骨粗しょう症、椎間板ヘルニア、脊椎分離症などによって起こります。構築性後弯は、何らかの治療が必要となります。治療法は、後弯の程度や原因によって異なります。 亀背は、見た目だけでなく、健康にも悪影響を及ぼします。亀背になると、肺や心臓が圧迫されて呼吸困難や動悸が起こりやすくなります。また、腰痛や肩こり、頭痛などの症状を引き起こすこともあります。
呼吸器

看護師のための無気肺完全ガイド

無気肺とは、肺組織が虚脱し肺の中の空気が減少した状態のことです。アテレクとも呼ばれ、文字通り「肺の虚脱」を意味します。無気肺は、肺の気道が閉塞したり、肺組織が圧迫されたりすることが原因で起こります。 気道が閉塞する原因としては、粘液や異物による閉塞、腫瘍による閉塞、気管支炎や肺炎などの感染症による閉塞などがあります。肺組織が圧迫される原因としては、胸水や血胸、腫瘍、気胸などがあります。 無気肺は、肺活量の低下、呼吸困難、咳、胸痛などの症状を引き起こします。症状の程度は、無気肺の大きさや場所によって異なります。小さな無気肺は、症状が現れないこともあります。大きな無気肺は、呼吸困難や胸痛などの重篤な症状を引き起こすことがあります。 無気肺は、胸部レントゲン検査やCT検査で診断されます。治療法は、無気肺の原因によって異なります。気道閉塞が原因の場合は、気道を開通させるための処置が行われます。肺組織が圧迫されている場合は、圧迫を取り除くための処置が行われます。
組織・制度

特定集中治療室とは?看護師が知っておくべき基礎知識

特定集中治療室(ICU)の歴史は、19世紀後半にまでさかのぼります。当時、病院では結核や肺炎などの感染症が蔓延しており、重症患者を隔離して治療する必要性が高まっていました。1859年、英国の医師トーマス・レイノルズは、ロンドン大学病院に最初のICUを設置しました。このICUは、隔離室と集中治療室の両方の機能を備えており、重症患者の死亡率を大幅に低下させることに成功しました。 その後、ICUは世界各地に広まり、1950年代には、集中治療室を専門とする医師や看護師が登場するようになりました。日本では、1960年代に最初のICUが設置され、1970年代には、厚生労働省がICUの施設基準を定めました。現在、日本では約1,000のICUがあり、重症患者に対して集中的な治療・看護が行われています。 ICUの目的は、重症度・緊急度の高い患者の生命を維持し、回復を促進することです。ICUでは、医師や看護師が24時間体制で患者の状態を監視し、適切な治療や看護を行います。また、ICUでは、最新の医療機器や薬剤が使用されており、重症患者の死亡率の低下に貢献しています。
消化器

看護師必須!胃潰瘍とは?

胃潰瘍とは、胃の粘膜にできる潰瘍のことです。粘膜は胃の内側を覆っている薄い組織で、胃酸や食べ物から胃壁を保護する役割を果たしています。胃潰瘍は、胃酸やペプシンなどの消化液によって胃の粘膜が侵食されてできるもので、痛みや出血を引き起こすことがあります。胃潰瘍は、日本人に最も多い消化器系の疾患の一つであり、男性に多くみられます。 胃潰瘍の原因は、主にピロリ菌の感染と、鎮痛剤の長期服用です。ピロリ菌は、胃の粘膜に住み着く細菌で、胃酸の分泌を刺激して胃粘膜を傷つけます。鎮痛剤は、胃粘膜を保護する粘液の分泌を抑制するため、胃粘膜を傷つけやすくなります。また、ストレスや喫煙、飲酒も胃潰瘍のリスクを高める因子とされています。 胃潰瘍の症状は、主にみぞおちの痛みです。痛みは、空腹時や食後に強く、食べると軽くなることが多いです。また、吐き気や嘔吐、胸やけ、食欲不振などの症状が現れることもあります。胃潰瘍が進行すると、出血や穿孔を引き起こすことがあります。出血は、吐血や下血として現れることが多く、穿孔は、胃の内容物が腹腔内に漏れ出すことで、腹膜炎を引き起こすことがあります。 胃潰瘍の治療は、主に薬物療法が行われます。薬物療法には、ピロリ菌の除菌薬、胃酸の分泌を抑える薬、胃粘膜を保護する薬などがあります。また、胃潰瘍が進行して出血や穿孔を引き起こした場合は、外科手術が必要になることもあります。 胃潰瘍は、早期発見・早期治療が大切です。胃潰瘍の症状がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
組織・制度

看護師は知っておきたい訪問診療の基礎知識

訪問診療とは、医師が患者宅を訪問し、在宅で診療を行うことです。これは、患者が病院や診療所に行くことが困難な場合や、在宅での療養を希望する場合に行われます。訪問診療は、定期的に計画的に行われ、患者と医師が継続的にコミュニケーションをとることで、在宅での療養をサポートします。訪問診療には、医師だけでなく、看護師、薬剤師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などの多職種が関わり、チーム医療が行われます。訪問診療は、在宅でも医療施設と同レベルの医療を提供することが可能であり、患者のQOL向上に貢献しています。
脳・神経

看護師が知っておくべき『低カリウム性ミオパチー』

低カリウム性ミオパチーとは、血液中のカリウム濃度が低下することで全身に脱力が起きる疾患のことである。血液中のカリウム濃度が低下すると、筋肉の細胞が正常に機能しなくなり、脱力や麻痺などの症状が現れる。低カリウム性ミオパチーの原因として、尿路や消化器からのカリウムの喪失、副腎の原発性アルドステロン症などの内分泌障害、グリチルリチン製剤などによる偽性アルドステロン症などの薬剤誘発性などが挙げられる。低カリウム性ミオパチーの症状としては、首や手足などの全身の脱力、重症の場合は首が支えられずに垂れ下がってしまうこともある。また、2~3週間かけて徐々に症状が悪化していくのが特徴である。低カリウム性ミオパチーと症状が似ている病気として低カリウム性周期性四肢麻痺があるが、麻痺の持続時間が長いことと、クレアチンキナーゼ値の上昇が著しいことで判別できる。低カリウム性ミオパチーの治療としては、点滴によってカリウムを補うことが行われる。
消化器

看護師に必須!経皮経肝的胆嚢ドレナージ

経皮経肝的胆嚢ドレナージ(PTGBD)とは、右肋間の皮膚と肝臓を介して胆嚢に細い管を入れ、溜まっている胆汁を体外に排出する治療のことである。急性胆嚢炎や閉塞性黄疸の治療として採用される。 PTGBDは、胆嚢の機能が低下して胆汁が排出されなくなった場合に行われる。胆汁が排出されないと、胆汁が胆嚢に溜まって胆嚢炎や閉塞性黄疸を引き起こす。PTGBDは、胆汁を排出することでこれらの症状を改善することができる。 PTGBDは、局所麻酔下で行われる。右肋間に小さな切開を入れ、そこから肝臓を介して胆嚢に細い管を入れる。この管を通して胆汁を体外に排出する。PTGBDは、通常数日から数週間行われる。 PTGBDは、一般的に安全な治療法である。しかし、まれに合併症が起こる可能性がある。合併症としては、出血、感染症、胆管損傷などがある。
組織・制度

看護師に必須の用語『外科』

外科とは、手術によって病気や怪我を治療することを目的とした臨床医学の一分野です。外科の歴史は古く、古代ギリシャや古代ローマの時代には、外科手術が行われていました。その後、中世には外科手術はほとんど行われなくなりましたが、16世紀以降に外科手術が復活し、外科は医学の一分野として確立されました。現在では、外科は医学の中で最も重要な分野の一つとなっており、様々な病気や怪我の治療に外科手術が行われています。外科手術には、大きく分けて開腹手術と腹腔鏡手術の2種類があります。開腹手術は、患者の皮膚を切開して手術を行う方法で、腹腔鏡手術は、患者の皮膚に小さな穴を開けて、腹腔鏡と手術器具を挿入して手術を行う方法です。腹腔鏡手術は、開腹手術に比べて傷が小さく、回復が早いというメリットがあります。
アレルギー・膠原病

看護師に必須の用語『オマリズマブ』

オマリズマブは、重症のアトピー型喘息や特発性慢性じんましんの治療に用いられる注射薬です。分子標的治療薬のひとつであり、ヒト化抗IgEモノクローナル抗体です。IgE抗体は、アレルギーの原因物質であるアレルゲンと結合して、肥満細胞や好塩基球を活性化させる抗体です。オマリズマブは、このIgE抗体に結合して、アレルゲンとの結合を阻害することで、アレルギー症状を抑制します。 オマリズマブは、皮下注射で投与されます。投与間隔は、通常2~4週間です。オマリズマブを投与することで、喘息やじんましんの症状を改善することができます。また、オマリズマブは、喘息の発作を予防する効果もあります。オマリズマブの副作用としては、注射部位の痛みや腫れ、頭痛、疲労、下痢などがあります。
消化器

看護師に必須の用語『B型肝炎』

B型肝炎は、B型肝炎ウイルス(HBV)が血液・体液などを介して肝臓に感染し、炎症を引き起こす病気です。急性と慢性の2つのタイプがあります。急性B型肝炎は、1~6ヶ月の潜伏期間を経て、全身倦怠感、食欲不振、悪心・嘔吐、発熱、黄疸、肝腫大などの症状が見られます。慢性B型肝炎は、無症状で数年~数十年経過して検診などで偶発的に見つかることが多いです。肝硬変に進行してくる過程で全身倦怠感などの症状や血液検査での異常が指摘されることがあります。
消化器

看護師に必須の用語 排泄障害

-排泄障害とは?- 排泄障害とは、尿や便の貯留や排泄に問題があることをいいます。尿や便をうまく貯められない、排泄できない、排泄をコントロールできないなどの症状が出ます。排泄障害は、患者本人だけではなく、介護者のQOLも著しく損ねる可能性があります。 排泄障害の原因は、泌尿器や直腸、肛門の疾患だけではなく、脳や脊髄の疾患、認知症、高血圧、糖尿病、四肢の運動機能障害や睡眠障害など、多岐にわたります。これらの原因が複雑に絡み合っていることも多くあります。 排泄障害は大別すると、排尿障害、畜尿障害、排便障害、畜便障害の4つに分類できます。 -排尿障害- 排尿障害とは、尿をうまく排泄できない状態のことです。軽度や中等度の排尿障害では、残尿量が増加することがあります。高度な排尿障害では、尿閉や溢流性尿失禁(横溢性尿失禁)が起こることがあります。 -畜尿障害- 畜尿障害とは、尿をうまく貯められない状態のことです。軽度の畜尿障害では、頻尿や軽度の尿失禁が起こることがあります。高度な畜尿障害では、切迫性尿失禁、無抑制尿失禁、反射性尿失禁が起こることがあります。 -排便障害- 排便障害とは、便をうまく排泄できない状態のことです。軽度や中等度の排便障害では、便秘や周期性下痢が起こることがあります。高度な排便障害では、慢性便秘やイレウスが起こることがあります。 -畜便障害- 畜便障害とは、便をうまく貯められない状態のことです。軽度の畜便障害では、頻便や過敏性大腸症候群が起こることがあります。高度な畜便障害では、頻便や持続性便失禁が起こることがあります。
眼科

視能矯正を徹底解説

視能矯正とは、正常な、もしくはより良い両眼視機能(遠近感や立体感)を得るために行う治療のことです。視能矯正の対象となる病態としては、弱視・斜視があります。 弱視とは、片目または両目の視力が低下した状態のことです。視力低下は、様々な原因で起こり得ますが、最も多いのは斜視です。斜視とは、両目の視線が正しく合っていない状態のことです。斜視があると、両目で同時に物を見るときに、片方の目が内側や外側にずれてしまうため、物が二重に見えたり、遠近感がつかみにくくなったりします。 視能矯正は、弱視や斜視を治療することで、正常な両眼視機能を取り戻すことを目的としています。弱視の治療には、眼鏡やコンタクトレンズを使用したり、アイパッチを貼って健常な目を遮蔽したりするなどの方法があります。斜視の治療には、眼鏡やコンタクトレンズを使用したり、手術を行ったりするなどの方法があります。
その他

看護師が必ず知っておくべき『禁忌』について

禁忌とは、患者の予後を悪化させてしまう危険性が予測されるため、薬物の投与や看護ケア、検査、治療などの勧められない特定の状況を指します。禁忌は、患者の年齢、性別、病状、その他の要因によって異なる可能性があります。医師や看護師が、患者の安全と福祉を確保するために禁忌を遵守することが重要です。 禁忌は、絶対禁忌と相対禁忌の2つに分類されます。絶対禁忌とは、いかなる状況においても禁忌となるものであり、相対禁忌とは、特定の状況下では許容される可能性のある禁忌です。例えば、抗凝固薬の投与は、出血傾向のある患者では絶対禁忌ですが、出血リスクが低い患者では相対禁忌となります。 医師や看護師は、禁忌を遵守することで患者の安全と福祉を確保しなければなりません。禁忌を遵守しなかった場合、患者に重大な危害を及ぼす可能性があります。そのため、医師や看護師は、禁忌について十分な知識を持ち、常に禁忌を遵守することが重要です。