看護師

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組織・制度

看護師に必須の用語『難病法』とは?

難病法とは、難病の患者に対する医療等に関する法律の略称である。難病とは、長期にわたって療養を必要とし、高度かつ専門的な医療を必要とする、特定の疾病のことである。難病法は、難病の患者が、適切な医療を受けることができるようにするため、国による支援制度を定めた法律である。 難病法の対象となる疾病は、厚生労働省が指定した「指定難病」である。指定難病は、約300種類あり、がん、心臓病、脳卒中、リウマチ、糖尿病、精神疾患など、幅広い疾病が含まれている。難病法は、指定難病の患者に対して、以下の支援制度を提供している。 1. 医療費助成 2. 医療費控除 3. 障害年金 4. 障害福祉サービス 5. 介護保険 6. 雇用対策 これらの支援制度により、難病の患者は、経済的な負担を軽減し、日常生活を送ることが容易になる。また、難病法は、難病の研究開発を促進し、新しい治療法や薬剤の開発を支援している。
腎・泌尿器

看護師必須の用語『残尿』とは?

残尿とは、排尿直後に膀胱内に残っている尿のことです。健康な人であれば、排尿後に残尿はほとんどありませんが、膀胱の機能が低下している人や、尿道が狭くなっている人などは、残尿が多くなることがあります。残尿が多くなると、膀胱炎や腎盂腎炎などの感染症を起こしやすくなるほか、排尿障害や尿失禁の原因にもなります。 残尿の量を調べるには、排尿後に膀胱にカテーテルを挿入して、残っている尿の量を測定します。残尿の量は、100ml以上あれば多いとされ、300ml以上あれば重症とされます。 残尿が多い場合は、膀胱の機能を改善したり、尿道を広げたりする治療が必要になります。治療法としては、薬物療法、手術療法、理学療法などがあります。
精神科

看護師に必須の用語『不穏』について

看護師に必須の用語『不穏』 不穏とは、周囲への警戒心が強く、落ち着きがなく興奮している状態である。不穏は、認知症やせん妄、精神疾患などのさまざまな原因によって引き起こされる。 不穏の症状には、以下のようなものがある。 ・落ち着きがない ・歩き回る ・叫ぶ ・暴れる ・物を投げる 不穏は、患者自身や周囲の人を傷つける危険がある。そのため、不穏の患者に対しては、適切な看護ケアを行う必要がある。不穏の看護ケアには、以下のようなものがある。 ・患者を落ち着かせる ・患者の安全を確保する ・不穏の原因を特定する ・不穏の原因を治療する ・患者の家族や介護者と協力する 不穏は、適切な看護ケアを行えば、改善することができる。不穏の患者に対しては、忍耐強く、思いやりのある看護ケアを行うことが大切である。
その他

看護師に必要な用語『メディカルチェック』とは

メディカルチェックは、疾患や、その原因となる生活習慣を見つけるために実施される、一般的な医学的検査です。この検査は、身体の状態を評価し、潜在的な健康上の問題を早期に発見することを目的としています。メディカルチェックは、定期的に受けることで、健康維持や疾病予防に役立てることができます。また、メディカルチェックは、特定の症状や疾患のリスクが高い場合など、必要に応じて受けることもできます。メディカルチェックの内容は、検査を受ける方の年齢や健康状態、目的などに応じて異なります。一般的には、身体診察、血液検査、尿検査、心電図検査、レントゲン検査などが行われます。また、必要に応じて、より詳細な検査が行われることもあります。メディカルチェックの結果は、検査を受ける方の健康状態を評価し、適切な治療や生活習慣の改善など、必要なアドバイスを受けることができます。メディカルチェックは、健康維持や疾病予防に役立つ重要な検査です。定期的に受けて、健康を管理しましょう。
検査・診断

看護師必見!傍皮質について理解しよう

傍皮質とは、二次リンパ組織のうち、免疫細胞であるT細胞(Tリンパ球)が多く集まる領域のことです。T細胞領域とも呼ばれます。傍皮質には同じく免疫細胞である樹状細胞(抗原をT細胞へ提示する)も含まれており、抗原情報を提示しています。 傍皮質は、リンパ節、扁桃腺、パイエル板などの二次リンパ組織に見られます。リンパ節では、傍皮質は皮質と髄質の間にある帯状の領域に位置しています。扁桃腺では、傍皮質は扁桃腺の表面に位置しています。パイエル板では、傍皮質は小腸の内壁に位置しています。 傍皮質は、免疫応答において重要な役割を果たしています。T細胞は、抗原を認識すると活性化されて、抗体産生細胞や細胞障害性T細胞に分化します。抗体産生細胞は、抗体を産生して病原体を攻撃します。細胞障害性T細胞は、感染細胞やがん細胞を攻撃して破壊します。 傍皮質は、免疫応答において重要な役割を果たす領域です。傍皮質の機能が低下すると、免疫力が低下して感染症やがんにかかりやすくなります。
精神科

看護師に不可欠な用語『自我』~エゴとエス~

自我は、本能的欲動であるエスをコントロールしようとする機関です。自我は、現実の要求に適応するために、エスからの欲動を調整したり、延期したり、抑制したりします。また、自我は、外からの刺激に反応して、適切な行動をとるように働きかけます。自我は、エスと超自我の間で仲介する役割を果たしており、心身のバランスを保つために重要な役割を果たしています。 自我は、生後数か月で発達し始め、思春期にかけて成熟していきます。自我の発達には、両親や周りの大人との関係が大きな影響を与えます。両親や周りの大人との関係が良好であれば、自我は健全に発達し、現実の要求に適応することができるようになります。しかし、両親や周りの大人との関係が悪ければ、自我は不健全に発達し、現実の要求に適応することが難しくなることがあります。
略語

PICUとは?種類や役割、看護師に必要なスキルを解説

PICU(ぴーあいしーゆー)とは、精神病集中治療室(Psychiatry Intensive Care Unit)と小児集中治療室(Pediatric Intensive Care Unit)の略語である。重症心疾患や脳疾患、敗血症、多発外傷などの重篤な疾患を患う小児や、精神疾患で入院治療が必要となった患者を対象に、高度な医療を提供する施設である。 PICUは、集中治療室(ICU)の一種であり、重篤な疾患や外傷を負った患者に対して、集中治療を行う病棟である。PICUは、通常の病棟よりも高度な医療機器や設備が整っており、専門的な知識と技術を持つ医療スタッフが配置されている。 PICUは、患者の状態を24時間体制で監視し、必要な医療処置を行う。また、患者の家族に対して、病状の説明や治療方針の説明を行う役割も果たしている。
呼吸器

看護師に欠かせない!禁煙外来を徹底解説

禁煙外来とは、日本において、禁煙を支援するための専門外来科目です。主な介入は、禁煙指導と薬剤処方です。平成18年度診療報酬の改定により、一定の基準を満たす患者に対する禁煙治療が保険適用となり、それによりニコチン依存症管理料の算定や薬剤の保険適用が認められました。 禁煙外来では、まず、患者さんのニコチン依存症の程度を評価し、それに応じた禁煙治療計画を立てます。禁煙治療計画には、禁煙指導、禁煙補助薬の処方、フォローアップなどが含まれます。 禁煙指導では、禁煙のメリットや禁煙方法について説明し、患者さんが禁煙を成功させるためのサポートを行います。禁煙補助薬には、ニコチンガムやニコチンパッチ、バレニクリン、チャンピックスなどがあります。これらは、ニコチンの渇望や離脱症状を軽減する効果があり、禁煙を成功させるための助けになります。 フォローアップでは、禁煙外来に通院している患者さんの禁煙状況を確認し、必要に応じて禁煙指導や禁煙補助薬の処方を調整します。禁煙外来は、禁煙を成功させたい人にとって、頼りになる施設です。
その他

看護師が知っておくべき用語「DOS」

DOS(Disease Oriented SystemもしくはDoctor Oriented System)とは、疾患中心もしくは医師中心の医療システムという意味である。従来は医師が看護師等医療職の補助を得て、患者の疾患を診断・治療するという医療が行われていた。 DOSでは、医師が患者の疾患を診断し、それに基づいて治療方針を決定する。看護師は医師の指示に従って、患者のケアを行う。DOSでは、患者の全体的な状態や生活状況はあまり考慮されず、疾患の治療が中心となる。 近年は、患者を中心に据えた医療を提供するPOS(問題志向型システム、Patient Oriented SystemもしくはProblem Oriented System)へと変化しつつある。POSでは、医師や看護師が患者の問題を特定し、その問題を解決するための治療方針を決定する。
その他

知っておきたい看護師用語『エントラッセン(エント)』とは?

エントラッセン(エント)とは、退院を意味する業界用語である。ドイツ語のEntlassenに由来する。看護師は、患者が入院から退院するまでの間、さまざまなケアを提供する。その中には、退院に向けた準備を行うことも含まれる。退院準備とは、患者が退院後に自宅で安全に生活できるようにするための支援である。具体的には、服薬指導や食事指導、日常生活動作(ADL)の指導などを行う。退院準備は、患者の状態や退院後の生活環境に合わせて行われる。また、退院後は、患者や家族からの問い合わせに対応したり、退院後の経過観察を行うこともある。
循環器

12誘導心電図におけるaVFとは?

-aVFとは?- aVFとは、12誘導心電図において四肢誘導から得られる波形の1つである。四肢誘導とは、4つの電極を四肢に装着して測定する心電図である。aVFは、右腕と左足の電極の電位差を測定した波形である。aVF波形は、正常な心拍では、P波、QRS波、T波の3つの波からなる。P波は、心房の収縮を表す波形である。QRS波は、心室の収縮を表す波形である。T波は、心室の拡張を表す波形である。aVF波形は、心疾患の診断に有用な情報を与える。例えば、心筋梗塞になると、aVF波形に異常が現れる。aVF波形は、心臓の電気的活動を調べるために使用される検査である。aVF波形を測定するために、4つの電極を四肢に装着する。電極は、粘着テープで固定される。電極から得られた電気信号は、心電計によって増幅され、記録される。aVF波形は、心疾患の診断に有用な情報を与える。
検査・診断

看護師が知っておくべき『キャリア』とは?

キャリアとは、病原性のあるウイルスに感染しながら、その後発症することなく、持続的に感染している状態にある人のことを指します。キャリアは、病原体を保有しており、その病原体を他の健康な人に感染させる可能性があるため、公衆衛生上の問題となります。キャリアは、病原体保有期間が短期間である場合と、長期間にわたって病原体を保有する場合があります。短期間のキャリアは、通常、感染後数週間から数カ月の間に病原体を排出しますが、長期間のキャリアは、数年、場合によっては数十年間にわたって病原体を排出します。 キャリアは、感染源となり、他の健康な人に病原体を感染させる可能性があるため、公衆衛生上の問題となります。キャリアは、感染後、症状が現れず、健康な状態を維持しているように見えるため、感染源となっていることに気づかないことが多くあります。また、キャリアは、感染源となっていることを知っていても、病原体を排出していることを隠したり、感染予防対策を怠ったりすることがあるため、感染拡大を防ぐことが困難となります。 キャリアは、公衆衛生上の問題となるため、キャリアの早期発見と感染予防対策が重要となります。キャリアの早期発見には、定期的な健康診断や感染症の検査などが有効です。また、感染予防対策としては、手洗い、マスクの着用、ワクチンの接種などが有効です。
脳・神経

看護師に必須の用語『下顎反射』

下顎反射とは 下顎反射は、腱反射の一種で、外側翼突筋と内側翼突筋の筋伸張反射である。筋伸張反射とは、筋肉を伸ばすことで引き起こされる反射のことである。下顎反射の場合、下顎が下方へ向けて引っ張られることによって咬筋と側頭筋が収縮し、下顎が元の位置に戻る。 この反射は、咀嚼や発音などの動作を制御するのに役立っている。また、下顎の痛みや炎症などの異常を検出するのにも役立っている。 下顎反射は、下顎骨に直接打撃を与えることで引き起こすことができる。口を開いていて、顎の下にハンマーなどで軽く叩くと、下顎が素早く閉じてしまう反射が下顎反射である。 反射の検査は、下顎反射検査と呼ばれ、下顎の異常を検出するために使用される。下顎反射検査では、医師が患者の下顎にハンマーで軽く叩いて、下顎が素早く閉じてしまうかどうかを確認する。下顎反射が正常であれば、下顎は素早く閉じてしまう。しかし、下顎の異常がある場合は、下顎反射が遅くなったり、消失したりすることがある。
その他

看護師に必須の用語『インシデントレポート』とは?

インシデントレポートとは、医療機関において、医療の提供に関わる業務遂行中、医療を受ける人またはその家族への実際の危害に結びついていないような事例または医療提供行為中に発生したヒヤリハット事象を報告するレポートのことである。インシデントレポートは、医療の質を向上させるために、医療機関がインシデントから学ぶために使用されます。また、医療過誤を防ぐためにも使用することができる。インシデントレポートは、医療従事者であれば誰でも報告することができる。医療従事者がインシデントレポートを報告することは、医療の質を向上させるために重要なことであり、医療過誤を防ぐためにも重要なことである。医療機関は、医療従事者がインシデントレポートを報告しやすい環境を作り、報告されたインシデントレポートを適切に調査して、医療の質を向上させるための対策を講じることが重要である。
整形外科

外鼠径ヘルニア(外鼠径へるにあ)とは

外鼠径ヘルニアは、鼠径ヘルニアの中で最も多く見られるタイプです。鼠径部の大部分を占めており、男性に多くみられます。内鼠径輪(下腹壁動静脈の外側)をヘルニア門として腸管が脱出し、鼠径管を通り外鼠径輪に通ずることで起こります。 外鼠径ヘルニアの特徴は、鼠径部に膨らみやしこりが見られることです。この膨らみやしこりは、腸管や脂肪組織が鼠径管に脱出したものです。また、外鼠径ヘルニアは、腹圧がかかることで大きくなる傾向があります。例えば、咳をしたり、重いものを持ち上げたりしたときに、膨らみやしこりが大きくなることがあります。 外鼠径ヘルニアは、通常は痛みを伴いませんが、鼠径部に違和感や痛みを感じる人もいます。また、外鼠径ヘルニアは、腸閉塞や嵌頓ヘルニアを引き起こす可能性があります。腸閉塞は、腸管が完全に閉塞してしまい、便やガスが通過できなくなる状態です。嵌頓ヘルニアは、腸管がヘルニア門に挟まれてしまい、血流が遮断されてしまう状態です。腸閉塞や嵌頓ヘルニアは、緊急手術が必要な状態であるため、すぐに医師の診察を受ける必要があります。
耳鼻咽喉科

看護師に必須の用語『声』の重要性

声の3要素とコミュニケーションへの影響 声は、人から発せられる音であり、意思疎通の手段の一つである。声は、高さ、音質、強さの3要素からなる。高さは、声の高低を示し、音質は、声の響きや特徴を示し、強さは、声の大きさや強弱を示す。 高さは、コミュニケーションに様々な影響を与える。例えば、高い声は、興奮や緊張、怒りなどの感情を表現するのに使われることが多く、低い声は、落ち着きや信頼、自信などの感情を表現するのに使われることが多い。 音質は、コミュニケーションに様々な影響を与える。例えば、明るい音質は、前向きな感情やポジティブな雰囲気を表現するのに使われることが多く、暗い音質は、後ろ向きな感情やネガティブな雰囲気を表現するのに使われることが多い。 強さは、コミュニケーションに様々な影響を与え。例えば、強い声は、力強さや自信を表現するのに使われることが多く、弱い声は、優しさや謙虚さを表現するのに使われることが多い。 声の3要素は、コミュニケーションにおいて重要な役割を果たしている。声の高さ、音質、強さを意識することで、より効果的にコミュニケーションを行うことができる。
職種・資格

准看護師とは?役割や資格について

准看護師は、医師、歯科医師、看護師の指示に従い、看護を行います。具体的には、患者のバイタルサインの測定、投薬、食事介助、排泄介助、リハビリテーション、保健指導などです。また、患者の状態を医師や看護師に報告し、必要な処置を指示を受けることもあります。 准看護師は、看護師と同様に、患者の安全と健康を第一に考え、患者に寄り添ったケアを提供することが求められます。また、チームの一員として、他の医療従事者と協力して、患者のケアにあたります。 准看護師になるには、高等学校衛生看護科または准看護師学校を卒業後、都道府県が実施する准看護師試験に合格し登録する必要があります。准看護師試験は、毎年1回、各都道府県で実施されています。試験内容は、看護の基本知識、看護技術、看護倫理などです。 准看護師の役割は、患者の安全と健康を第一に考え、患者に寄り添ったケアを提供することです。また、チームの一員として、他の医療従事者と協力して、患者のケアにあたります。
組織・制度

アソシエートナースを知る

アソシエートナースとは、プリセプターナースをサポートする役目を持つ看護師のことである。プリセプターナースとは、新人の看護師を教育する役割を担う看護師のことを指す。プリセプターナースは、新人の看護師に対して、看護業務の指導や助言を行い、新人の看護師が一人前として働けるように支援する役割を担っている。アソシエートナースは、プリセプターナースの負担を軽減し、新人の看護師の教育をより効果的に行うために存在する。 アソシエートナースの役割は、主に以下の2つである。 1)プリセプターがプリセプティーの支援に対して負担を感じないよう、一定期間、プリセプターの支援を行う。 2)プリセプターと共に、プリセプティーの到達目標を設定し、達成できるように支援する。 アソシエートナースは、プリセプターナースの補助的な役割を担うことで、新人の看護師の教育をより効果的に行うことに貢献している。
脳・神経

看護師に必須の用語『ホムンクルス』とは

ホムンクルスとは、脳の部位と身体の機能の対応関係をまとめた図のことである。ホムンクルスは、19世紀にドイツの神経学者であるコルフによって考案された。コルフは、脳の各部位が体の特定の部位を制御しており、その部位の大きさや重要性に応じて、脳の対応する部位の大きさも変化すると考えた。例えば、手や足などの重要な部位は、脳の対応する部位が大きく、顔や腹などのさほど重要ではない部位は、脳の対応する部位が小さい。 ホムンクルスは、脳の構造と機能を理解するために役立つモデルである。また、脳卒中やその他の神経疾患の治療にも役立つ。例えば、脳卒中によって脳の特定の部位が損傷すると、その部位に対応する身体の機能が障害される。ホムンクルスを用いることで、損傷した脳の部位を特定し、適切な治療を行うことができる。
その他

看護師が知っておきたい家族歴の重要性

家族歴とは、親族や同居者の治療中の病気や既往歴のことである。遺伝性疾患や感染症等で家族歴が重要となるだけではなく、患者の背景を知り、適切な治療方針を立てる上で参考になる。FH(Family History)とも呼ばれる。 家族歴は、患者の病歴を聴取する際に、必ず確認すべき項目である。家族歴を聴取することで、患者の遺伝的な素因や、かかりやすい病気のリスクを把握することができる。また、患者の家族がどのような病気にかかっており、どのような治療を受けたのかを知ることで、患者の病状をより詳しく理解することができる。
その他

看護師必須用語:悪液質とは?

悪液質とは、がんなどの慢性消耗性疾患によって生じる複合的な代謝異常の症候群のことです。体重減少、食欲不振、筋肉量の低下、疲労、倦怠感などの症状が現れます。また、免疫力低下や感染症のリスクが高まるなど、身体全体に悪影響を及ぼします。悪液質は、がんの患者さんの約80%にみられるといわれており、がんによる死亡の直接的な原因となることもあります。悪液質の治療法は、原因疾患の治療が基本となります。また、栄養療法、薬物療法、運動療法など、さまざまな支持療法が行われます。悪液質は、がんの患者さんのQOL(生活の質)を著しく低下させるため、早期発見と適切な治療が重要です。
血液・造血

看護師に必須の用語『血液凝固』

血液凝固とは、止血の過程の一つで、血小板による血栓の形成に引き続いて起こるものである。血液凝固は、傷を修復し、出血を防ぐために重要な役割を果たしている。 血液凝固は、血小板、フィブリン、および血液凝固因子の相互作用によって起こる。血小板は、血管が損傷すると活性化され、凝集して血栓を形成する。フィブリンは、血液凝固因子によって生成されるタンパク質であり、血小板を網目状に結びつけて血栓を強化する。血液凝固因子は、血液中に存在するタンパク質であり、血液凝固の反応を促進する役割を果たしている。 血液凝固は、複雑なプロセスであり、その詳細な仕組みは完全には解明されていない。しかし、血液凝固が正常に機能していないと、出血や血栓症などの病気を引き起こす可能性がある。 出血とは、血管が損傷して血液が漏れ出す状態である。出血は、外傷、手術、または病気などによって起こり得る。出血が止まらない場合、失血性ショックを起こして生命を脅かす可能性がある。 血栓症とは、血管内に血栓が形成されて血流が阻害される状態である。血栓症は、動脈血栓症と静脈血栓症の2種類に分類される。動脈血栓症は、心臓や脳などの動脈に血栓が形成される病気であり、心筋梗塞や脳梗塞の原因となる。静脈血栓症は、下肢の静脈に血栓が形成される病気であり、エコノミークラス症候群の原因となる。 血液凝固は、止血と血栓症のバランスを保つ重要な役割を果たしている。血液凝固が正常に機能していなければ、出血や血栓症などの病気を引き起こす可能性がある。
呼吸器

パンデミック-看護師が知っておくべき用語

パンデミックとは、感染症の世界的な大流行である。世界保健機関(WHO)は、パンデミックを「新しいインフルエンザウイルスが、世界でも地域でも、流行の準備ができていない人々に感染する場合」と定義している。パンデミックは、感染症の種類、蔓延の速度、重大度などによって、その影響が大きく異なる。 パンデミックは、歴史上何度も発生している。最も有名なパンデミックの一つは、1918年に発生したスペイン風邪である。スペイン風邪は、世界中で推定5000万人から1億人の命を奪った。また、1990年代に流行したHIV/エイズは、世界中で推定3600万人の命を奪っている。 パンデミックは、世界経済や社会に大きな影響を与える。パンデミックが発生すると、多くの企業が操業を停止し、経済が停滞する。また、人々が外出を控え、社会活動が制限される。パンデミックは、世界の人々の健康と生活に大きな影響を与えるのである。
看護技術

看護師に知っておいてほしい家庭訪問指導とは?

家庭訪問指導とは、保健指導が必要な地域住民に対し、保健師や看護師などが家庭を訪問し、必要な指導を行うことです。主に自治体によって行われ、対象となるのは、妊婦、乳幼児、高齢者、慢性疾患患者、障害者などです。訪問の頻度は、対象者の状況に合わせて異なりますが、通常は数ヶ月に1回程度です。 訪問時には、対象者の健康状態や生活状況を把握し、必要な保健指導を行います。具体的には、栄養指導、運動指導、生活習慣指導、服薬指導、介護指導などです。また、対象者の家族や介護者にも指導を行うことがあります。 家庭訪問指導は、対象者の健康状態を改善し、自立した生活を送ることを支援することを目的としています。また、対象者の家族や介護者の負担を軽減することも目的としています。 家庭訪問指導は、対象者の健康状態や生活状況に合わせて行われるため、効果的な保健指導を行うことができます。また、対象者の自宅を訪問することで、対象者の生活環境を直接観察することができ、より適切な指導を行うことができます。