看護師

検査・診断

看護師に必須の用語!MRIとは

MRIとは、核磁気共鳴断層撮影のことです。強力な磁場と電波を用いて、人体の内部を撮影する画像診断法です。X線撮影やCTスキャンとは異なり、放射線を使用しないため、被ばくの心配がありません。また、人体をあらゆる角度から撮影することができるので、X線撮影やCTスキャンよりも精細な画像を得ることができます。 MRIは、脳、心臓、血管、腹部臓器、骨、関節など、あらゆる部位の画像撮影に使用することができます。また、癌、脳卒中、心臓病などの疾患の診断や治療にも使用されています。 MRIは、安全で副作用のない検査ですが、一部の患者では、検査中に閉塞感や不安感を感じる場合があります。また、ペースメーカーや人工関節などの金属製の医療機器を体内に埋め込んでいる患者は、MRI検査を受けることができません。
小児科

看護師が知っておくべき『りんご病』について

りんご病とは、ヒトパルボウイルスB19を病原体とした、小児期に起こる伝染性の発疹性疾患です。正式名称は伝染性紅斑と言い、感染すると顔がりんごのように赤くなるため、国内では通称「りんご病」と呼ばれています。 りんご病は、患者の唾液や鼻水、血液を介して感染します。潜伏期間は4~21日で、発症すると発熱、頭痛、筋肉痛などの症状が現れます。その後、顔、体幹、四肢に赤い発疹が現れ、数日から数週間続きます。 りんご病は、自然治癒する疾患ですが、まれに妊婦が感染すると、胎児に感染して流産や死産を引き起こすことがあります。そのため、妊婦は、りんご病にかからないように注意することが大切です。
その他

治療指数とは?看護師に必要な基礎知識を紹介します

治療指数とは、薬を治療に用いる際、治療効果や安全性を問うために使う用語です。治療係数、安全域ともいう。治療指数は、薬の有効用量と毒性用量の比で表されます。治療指数が高い薬は、有効用量と毒性用量の差が大きく、安全に使用できる薬です。逆に、治療指数が低い薬は、有効用量と毒性用量の差が小さく、副作用が起こりやすい薬です。 治療指数は、薬の開発段階で動物実験や臨床試験によって求められます。動物実験では、薬の有効用量と毒性用量を調べ、臨床試験では、薬の有効性と安全性を調べます。治療指数は、薬の安全性や有効性を評価する上で重要な指標です。
アレルギー・膠原病

看護師が知っておきたい『中枢性免疫寛容』とそのしくみ

中枢性免疫寛容とは、免疫系が自己抗原を異物として認識しないことを可能にする能力を獲得するメカニズムである。この仕組みは、自己組織と非自己組織を区別することで、免疫系が自己組織を攻撃しないようにする役割がある。 中枢性免疫寛容は、主に胸腺で行われる。胸腺は、胸部の中央部に位置するリンパ組織で、免疫細胞であるTリンパ球の分化と成熟の場となっている。胸腺では、Tリンパ球が自己抗原と接触し、自己抗原に対する反応性を獲得する。しかし、この反応性は、Tリンパ球が胸腺から放出される前に抑制される。これにより、Tリンパ球が自己抗原を異物として認識することがなくなり、自己免疫疾患の発生を防ぐことができる。
皮膚科

看護師必見!皮膚割線とは?

皮膚割線とは、皮膚の緊張と一致する線のことである。オーストリアの解剖学者ランガーが示したことから、ランガー線、ランゲルラインともいう。皮膚割線は、皮膚の張力を分散させ、皮膚が裂けたり、伸びたりするのを防ぐ働きがある。また、皮膚のシワやたるみの原因にもなる。皮膚割線は、体の部位によって方向が異なる。例えば、顔の皮膚割線は、縦方向に走っているが、腹部の皮膚割線は、横方向に走っている。皮膚割線は、手術や美容施術の際に、皮膚を切開する際の目安として利用される。