感染症

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呼吸器

肺炎球菌とは?

肺炎球菌とは、グラム陽性双球菌の一種で、肺炎レンサ球菌や肺炎双球菌などとも呼ばれる細菌です。肺炎球菌は、通常は病気を起こさない常在菌ですが、様々な状況下で感染症を引き起こす可能性があります。特に、高齢者やHIV感染患者、脾臓機能低下患者のように免疫系の機能が低下している人は、肺炎球菌感染症にかかりやすいと言われています。また、喫煙、COPD、C型肝炎なども肺炎球菌感染の危険因子として挙げられています。肺炎球菌は、菌体表面に莢膜と呼ばれる構造を持ち、白血球などの食細胞から細菌本体を守る役割を担っています。また、少なくとも90種類以上の血清型が存在することがわかっています。
血液・造血

看護師に必須の用語『赤血球沈降速度(ESR)』を解説

赤血球沈降速度(赤血球沈降速度(せっけっきゅうちんこうそくど、erythrocyte sedimentation rate;ESR)とは、赤沈または血沈とも呼ばれる、血液学的検査の一種である。)とは、一定時間内に赤血球が赤血球沈降速度とは、血液が凝固していない状態で赤血球が沈殿する速さを測定する検査です。赤血球沈降速度が速いということは、血液中に炎症や感染症がある可能性を示唆しています。赤血球沈降速度が遅いということは、血液に異常がないことを示唆しています。赤血球沈降速度は、炎症反応の指標として使用されることが多く、膠原病、感染症、悪性腫瘍などの疾患の診断や経過観察に役立ちます。赤血球沈降速度を測定するためには、血液を採取し、試験管に入れて一定時間静置します。その間に、赤血球は沈殿し、血清との間に境界線ができます。この境界線の位置を測定することで、赤血球沈降速度が算出されます。赤血球沈降速度は、1時間当たりのミリメートルで表されます。正常値は、男性で0~15mm/時、女性で0~20mm/時です。
感染

看護師が知っておきたいPCR検査の基本知識

PCR検査とは、対象となるウイルスや細菌の遺伝子が含まれているかを調べる検査です。正式名称は「ポリメラーゼ連鎖反応」といい、1985年にキャリー・マリス博士によって発明されました。PCR検査は、対象となるウイルスや細菌の遺伝子を数百万倍に増幅させ、その存在を検出する検査方法です。PCR検査は、感染症の診断、遺伝子検査、法医学など、幅広い分野で使用されています。 PCR検査は、まず対象となるウイルスや細菌の遺伝子情報を抽出します。その後、遺伝子情報を増幅させるために、プライマーと呼ばれる試薬とポリメラーゼと呼ばれる酵素を加えます。プライマーは、遺伝子情報の前後に結合し、ポリメラーゼはプライマーを起点として遺伝子情報を複製します。これを繰り返すことで、遺伝子情報を数百万倍に増幅させます。増幅された遺伝子情報は、電気泳動法や蛍光法などの方法で検出されます。 PCR検査は、感染症の診断に広く使用されています。PCR検査は、ウイルスや細菌の感染の有無を迅速かつ正確に診断することができます。PCR検査は、遺伝子検査にも使用されています。PCR検査は、遺伝子異常の有無を診断したり、親子の関係を鑑定したりすることができます。PCR検査は、法医学にも使用されています。PCR検査は、犯罪現場に残された微量なDNAを検出したり、身元不明の遺体を特定したりすることができます。
感染

看護師に必須の用語「感染症」について

感染症とは、細菌、ウイルス、真菌、原虫、寄生虫などの病原体が体内で増殖し、症状を引き起こすことです。感染症は、接触感染、飛沫感染、空気感染、経口感染、経皮感染、性感染などの感染経路によって広がります。感染症の症状は、感染した部位や病原体によって異なりますが、発熱、咳、鼻水、下痢、嘔吐、発疹、筋肉痛、関節痛などの症状が現れることが多いです。感染症は、抗菌薬や抗真菌薬などの薬物で治療することができることが多いですが、中には治療法がなく、死に至ることもある感染症もあります。感染症を防ぐためには、手洗い、マスクの着用、ワクチンの接種などの予防策を講じることが大切です。
呼吸器

看護師必須『気管支炎』とは?

気管支炎とは、気管や気管支の炎症であり、ウイルスや細菌の感染、またはその他の刺激物質への反応として発生します。気管は、肺につながる気道です。気管支は、気管から肺の内部に向かって分岐する気道の細い管です。気管支炎になると、気管や気管支が炎症を起こして腫れ、粘液の分泌が増加します。粘液は、気道の壁に付着し、呼吸を困難にします。 気管支炎は、急性気管支炎と慢性気管支炎の2種類に分類されます。急性気管支炎は、通常ウイルス感染によって引き起こされる短期的な病気です。慢性気管支炎は、通常喫煙やその他の慢性刺激への曝露によって引き起こされる長期的な病気です。 急性気管支炎の症状としては、咳、痰、息切れ、胸の痛みなどがあります。慢性気管支炎の症状としては、咳、痰、息切れ、疲労、体重減少などがあります。
血液・造血

看護師が知っておきたいサイトカインの基礎知識

サイトカインは、細胞同士の情報伝達作用を持ち、特異的な受容体に結合することで、免疫反応の増強、制御、細胞増殖、分化の調節などを行うホルモン様タンパク質です。サイトカインは、様々な種類の細胞によって合成され、狭い範囲の近傍の細胞にのみ作用することが特徴です。サイトカインは、免疫系、炎症系、造血系、神経系など、様々な生理機能に関与しています。サイトカインは、その作用により、炎症性サイトカイン、抗炎症性サイトカイン、増殖因子、分化因子、免疫調節因子など、様々なグループに分類されます。サイトカインは、細胞の増殖、分化、活性化、アポトーシスなど、様々な細胞機能に関与しています。サイトカインは、感染症、炎症、アレルギー、自己免疫疾患、癌など、様々な疾患に関与しています。
消化器

看護師が知っておきたい「急性胆管炎」とは?

-急性胆管炎の概要- 急性胆管炎とは、胆管の感染によって引き起こされる急性の炎症性疾患です。細菌が胆管に侵入することで発症することが多く、胆石、胆管狭窄、すい臓がん、胆管がん、十二指腸乳頭部がん、総胆管嚢胞などによって胆管が閉塞している場合に起こりやすいです。胆管炎は、軽症のものから重症のものまであり、重症の場合には敗血症や死に至ることもあります。 急性胆管炎の症状としては、右上腹部の痛み、発熱、悪寒、嘔吐、下痢、黄疸などがあります。胆管炎が重症化すると、敗血症や肝不全、腎不全などの合併症を引き起こすことがあります。 急性胆管炎の治療は、主に抗菌薬の内服や点滴による薬物療法が行われます。胆石が原因の場合は、胆石の除去が必要になることもあります。胆管が閉塞している場合は、内視鏡や外科手術によって胆管の閉塞を解除する必要があります。
消化器

看護師必須!胃潰瘍とは?

胃潰瘍とは、胃の粘膜にできる潰瘍のことです。粘膜は胃の内側を覆っている薄い組織で、胃酸や食べ物から胃壁を保護する役割を果たしています。胃潰瘍は、胃酸やペプシンなどの消化液によって胃の粘膜が侵食されてできるもので、痛みや出血を引き起こすことがあります。胃潰瘍は、日本人に最も多い消化器系の疾患の一つであり、男性に多くみられます。 胃潰瘍の原因は、主にピロリ菌の感染と、鎮痛剤の長期服用です。ピロリ菌は、胃の粘膜に住み着く細菌で、胃酸の分泌を刺激して胃粘膜を傷つけます。鎮痛剤は、胃粘膜を保護する粘液の分泌を抑制するため、胃粘膜を傷つけやすくなります。また、ストレスや喫煙、飲酒も胃潰瘍のリスクを高める因子とされています。 胃潰瘍の症状は、主にみぞおちの痛みです。痛みは、空腹時や食後に強く、食べると軽くなることが多いです。また、吐き気や嘔吐、胸やけ、食欲不振などの症状が現れることもあります。胃潰瘍が進行すると、出血や穿孔を引き起こすことがあります。出血は、吐血や下血として現れることが多く、穿孔は、胃の内容物が腹腔内に漏れ出すことで、腹膜炎を引き起こすことがあります。 胃潰瘍の治療は、主に薬物療法が行われます。薬物療法には、ピロリ菌の除菌薬、胃酸の分泌を抑える薬、胃粘膜を保護する薬などがあります。また、胃潰瘍が進行して出血や穿孔を引き起こした場合は、外科手術が必要になることもあります。 胃潰瘍は、早期発見・早期治療が大切です。胃潰瘍の症状がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
感染

看護師が知っておくべきエイズに関する用語

エイズとは、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染症の一病期であり、重度の免疫不全状態に陥る疾患です。HIVは、主に性行為、血液製剤の輸血、母子感染を介して感染します。HIVに感染すると、ウイルスが体内の免疫細胞であるCD4陽性リンパ球を破壊し、免疫力が低下します。免疫力が低下すると、日和見感染症や悪性腫瘍などの様々な疾患にかかりやすくなります。 エイズは、1980年代初頭に初めて報告され、当初は「ゲイ関連免疫不全症候群(AIDS-related complexARC)」と呼ばれていました。その後、1984年に「エイズ(AIDS)」と命名されました。エイズは、世界中で大きな問題となっており、現在までに約3,600万人が死亡していると推定されています。エイズは、主にアフリカ諸国で流行しており、特に南部アフリカ地域では深刻な状況となっています。 エイズは、現在でも有効な治療法はありませんが、抗レトロウイルス薬による治療によって、ウイルスの増殖を抑え、免疫機能を回復させることができます。抗レトロウイルス薬は、錠剤やカプセル劑で服用することができ、1日1回から数回服用します。抗レトロウイルス薬の治療は、早期に開始することが重要であり、治療を開始することで、エイズの発症を遅らせたり、予防したりすることができます。
小児科

水いぼについて知っておくべきこと

水いぼの原因はポックスウイルスの一種である伝染性軟属腫ウイルスであり、接触感染により感染します。水いぼの症状は、皮膚に小さな隆起ができて、次第に大きくなり、中央にへそができることです。水いぼは、一般的に無害で、自然に治癒しますが、かゆみや痛みを伴う場合があります。水いぼの治療法は、主に塗り薬やレーザー治療などがあります。水いぼの予防には、感染者を避けること、接触した場合は石鹸でよく手を洗うことが大切です。
感染

看護師にも知っておいてほしい!保菌者とは

保菌者とは、感染症の病原体(細菌、ウイルス、寄生虫など)を体内に保有しているものの、その病気に発症していない状態のことです。保菌者は、病原体と本人の免疫力の均衡が保たれているため、臨床的な全身症状は見られません。しかし、保菌者は病原体を排出し続けているため、他人への感染源となりうる可能性があります。保菌者の状態は、キャリアとも呼ばれます。ウイルス性感染症の場合には一般的に「キャリア」を用いることが多いです。 保菌者になる原因は、さまざまな感染症によって異なりますが、一般的な原因としては、以下のようなものがあります。 * 感染症にかかった後に、病原体が体内に残存し続ける場合 * 感染症にかかっている人と接触した際に、病原体が体内に侵入する場合 * 感染症にかかっている動物や昆虫に噛まれたり、接触したりした場合 * 感染症の汚染された食品や水などを摂取した場合 保菌者の症状は、感染している病原体によって異なりますが、一般的には、以下のような症状が見られます。 * 無症状の場合が多い * 軽度の風邪や下痢などの症状が出る場合がある * 感染症の潜伏期中に、一時的に症状が出る場合がある 保菌者の状態は、感染症の病原体によって異なりますが、一般的には、生涯続くことが多いです。ただし、抗菌薬や抗ウイルス薬などの治療によって、保菌者状態を解除できる場合があります。
感染

エンテロウイルスを知る!看護師に必要な豆知識!

エンテロウイルスは、腸管内で増殖するウイルスです。ピコルナウイルス科の1本鎖RNAウイルスであり、ポリオやコクサッキーウイルスを含む67種類があります。エンテロウイルスの感染症は夏に多く、流行する型は年によって異なります。エンテロウイルスは、主に経口感染によって広がります。これは、ウイルスが汚染された食べ物や飲み物を介して体内に入ることを意味します。また、ウイルスを保有する人の咳やくしゃみに含まれる飛沫を吸い込むことによっても広がる可能性があります。エンテロウイルス感染症の症状は、ウイルスによって異なりますが、一般的には発熱、頭痛、筋肉痛、疲労などがみられます。重症例では、脳炎や心筋炎を引き起こす可能性があります。エンテロウイルス感染症の治療法はなく、症状を和らげるための対症療法が中心となります。エンテロウイルス感染症を予防するためには、以下のことに注意しましょう。 * 汚染された食べ物や飲み物を避ける。 * 手を頻繁に洗う。 * 鼻や口を触らない。 * 咳やくしゃみをする際には、口と鼻を覆う。 * 病気の人との接触を避ける。 エンテロウイルス感染症は、多くの場合、軽症で済みますが、重症化することもあるため注意が必要です。上記の予防策を講じて、エンテロウイルス感染症のリスクを減らしましょう。
感染

溶連菌感染症の基礎知識

溶連菌感染症とは、溶血性連鎖球菌(グラム陽性のレンサ球菌)に感染し、咽頭炎、扁桃炎、猩紅熱(しょうこうねつ)などを引き起こす感染症である。飛沫感染や接触感染により感染する。溶連菌感染症は、年齢、性別を問わず感染するが、特に小児に多く、5~15歳の発症が多い。溶連菌感染症を発症すると、咽頭が充血し、痛みを伴う。また、発熱、頭痛、悪寒、筋肉痛などの症状もみられる。猩紅熱の場合には、発疹もみられる。溶連菌感染症は、抗菌薬で治療する。治療が遅れると、心筋炎、腎炎、リウマチ熱などの合併症を引き起こすことがある。
アレルギー・膠原病

看護師に必須の用語『CD4』を徹底解説

ヘルパーT細胞とは、CD4抗原を発現するT細胞のことです。T細胞は、胸腺で発生し、T細胞レセプター(TCR)を持つリンパ球であり、抗原刺激を受けて活性化したエフェクターT細胞は、免疫系で多彩な機能を発揮します。T細胞は機能面から、異なる2つのサブセット(ヘルパーT細胞とキラーT細胞)に大別されます。 ヘルパーT細胞は、MHCクラスⅡ分子に提示された抗原を認識し、活性化することで、免疫応答を促進するさまざまなヘルパーT細胞に分化して、生体内に進入した病原体や異物に即した免疫応答を司ります。 ヘルパーT細胞は、免疫系において重要な役割を果たしており、その機能が低下すると、感染症や自己免疫疾患を発症するリスクが高まります。そのため、ヘルパーT細胞の機能を維持することが、健康を維持するためには重要です。
感染

看護師が知っておくべき『天然痘』の基礎知識

天然痘とは、痘瘡とも呼ばれ、天然痘ウイルス(smallpox virus)による致死率の高い感染症である。天然痘は、古代から人類を悩ませてきた感染症であり、世界中で多くの命を奪ってきた。天然痘ウイルスは、痘瘡ウイルス科に属し、DNAウイルスの一種である。天然痘ウイルスは、天然痘患者の呼吸器から排出された飛沫や接触感染によって感染する。天然痘の潜伏期は10~14日で、感染すると発熱、頭痛、筋肉痛、悪寒などの症状が現れる。その後、顔や手足などに赤い発疹ができて、次第に水疱や膿疱に変化する。天然痘の患者は、発疹ができた後、数週間から数か月間、感染症を他の人にうつす可能性がある。天然痘は、天然痘ワクチンによって予防することができる。天然痘ワクチンは、天然痘ウイルスを弱毒化したもので、接種することで天然痘に対する免疫を獲得することができる。天然痘ワクチンは、19世紀に開発され、世界中で広く接種された。天然痘ワクチンのおかげで、天然痘は世界から撲滅された。現在、天然痘は、天然痘ワクチン接種を受けていない人だけが感染する可能性がある。
感染

看護師必須!HIV感染症とは?

HIV感染症とは、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)が免疫担当細胞(主としてCD4陽性リンパ球)に感染するために、免疫系が徐々に破壊されていく進行性の伝染性疾患です。HIV感染症は、HIV感染症ウイルス(HIV)に感染することによって引き起こされる病気です。HIVは、血液やその他の体液を通じて感染します。HIV感染症は、主に性行為、注射針の共有、母子感染によって感染します。HIV感染症は、免疫系を破壊し、様々な合併症を引き起こします。HIV感染症の初期症状は、発熱、倦怠感、リンパ節の腫れなどです。HIV感染症が進行すると、肺炎、結核、皮膚炎などの合併症を引き起こします。HIV感染症は、抗レトロウイルス薬によって治療することができます。抗レトロウイルス薬は、HIVの増殖を抑え、合併症の発症を予防することができます。HIV感染症は、早期に発見して治療を受けることが重要です。HIV感染症の早期発見と治療は、合併症の発症を予防し、寿命を延ばすことができます。
循環器

看護師に必須の用語『開胸器』

開胸器を使用することで、いくつかのリスクが発生する可能性があります。 まず、血管損傷、神経損傷、大腸機能不全、膀胱機能不全、勃起不全、射精不全、感覚異常などの神経障害が発生する可能性があります。また、手術機械を適切に洗浄、滅菌しなかったために起こる感染症にも注意が必要です。 さらに、手術機械のすべりや誤配置による周辺の血管や神経の損傷、内臓の穿孔、空気、血管凝固等による塞栓、骨折(特に、重度骨粗鬆症、腎臓透析、骨減少症の患者などでは、骨折を来しやすいので注意する必要があります)、過敏症(普通は反応を示さない程度の弱い刺激に過敏に反応して一定の症状を呈するような状態をいう。アレルギーやアナフィラキシー、特異体質などが含まれる)、麻痺、手術機械の手術中の組み立て、分解によって起こる患者の組織損傷や手術従事者の損傷、歯車の部分に手袋が挟まって、手袋が破損することがあります。 これらのリスクを回避するため、医師および医療スタッフが正しい手技をもつこと、鋭利な部分がある器具は誤って取扱い者がけがをする可能性があり、破損、変形しやすいため、特に取扱いに注意すること、使用目的に応じた器具の使い方であっても、無理な使い方をしないこと、使用時に異常を感じたときには直ちに使用をやめること、汚れが付着した機械を滅菌、消毒すると汚れの固着、無菌性の低下が起こり、さびの原因となることがあるため処理の前に汚れが付着していないことを確認すること、汚れが付着した機械は洗浄し、汚れのないことを確認してから滅菌、消毒を行うことが大切です。
皮膚科

看護師必須!疱疹とは

疱疹とは、小水疱または小膿疱が集まった状態である。主に、単純ヘルペスウイルス(HSV)または帯状疱疹ウイルス(VZV)によって引き起こされる。HSVは、口唇ヘルペス、性器ヘルペス、水痘帯状疱疹を引き起こす。VZVは、水痘と帯状疱疹を引き起こす。疱疹は、非常に感染力が強く、接触や飛沫感染によって広がる。症状は、感染部位によって異なる。口唇ヘルペスは、唇やその周辺に小水疱ができる。性器ヘルペスは、外陰部や肛門周辺に小水疱ができる。水痘は、全身に小水疱ができる。帯状疱疹は、体幹の一側に、帯状に分布する小水疱ができる。疱疹の治療には、抗ウイルス薬が使用される。抗ウイルス薬は、ウイルスの増殖を抑え、症状を軽減する。疱疹は、適切な治療を受ければ、完治する。しかし、単純ヘルペスウイルスや帯状疱疹ウイルスは、体内に潜伏し、条件が悪化すると再発することがある。
血液・造血

急性骨髄性白血病を理解する

急性骨髄性白血病とは、骨髄系細胞のがんの一種です。骨髄は、血液細胞が作られる組織です。急性骨髄性白血病では、未分化な骨髄系細胞(骨髄芽球)が制御不能に増殖し、正常な血液細胞の産生を妨げてしまいます。これにより、感染症や出血などのさまざまな症状が現れます。 急性骨髄性白血病は、年間10万人あたり3.5人~4人程度の発症率であり、男性に多いといわれています。発症率は年齢が上がるに従って増加し、65歳以上の高齢者が半数以上を占めています。 急性骨髄性白血病の原因は、骨髄細胞の遺伝子異常です。この遺伝子異常により、骨髄細胞が制御不能に増殖するようになります。急性骨髄性白血病の遺伝子異常には、分化に関わる遺伝子の欠損や、細胞の異常増殖を促進する遺伝子の活性化などがあります。 急性骨髄性白血病の症状は、進行度や病状によってさまざまです。初期の症状としては、疲労感、体重減少、食欲不振などがあります。進行すると、感染症、出血、貧血、発熱などの症状が現れます。 急性骨髄性白血病は、早期に診断し、適切な治療を行うことが重要です。急性骨髄性白血病の治療法としては、化学療法、放射線療法、造血幹細胞移植などがあります。
感染

看護師が覚えておきたい肺炎球菌とは?

肺炎球菌(はいえんきゅうきん/Streptococcus pneumoniae)とは、グラム陽性の双球菌であり、肺炎レンサ球菌や肺炎双球菌などとも呼ばれる。通常は病気を起こさない菌だが、高齢者やHIV感染患者、脾臓機能低下患者のように免疫系の機能が低下すると、感染症が発生しやすくなる。また、喫煙、COPD、C型肝炎なども肺炎球菌感染の危険因子として挙げられる。肺炎球菌は、菌体表面に莢膜と呼ばれる構造を持ち、白血球などの食細胞から細菌本体を守る役割を担っている。また、少なくとも90種類以上の血清型があることが知られている。
感染

看護師に必須の用語『ノロウイルス』を徹底解説

ノロウイルス(ノロウイルス)は、急性胃腸炎を引き起こす原因ウイルスの一種です。感染力が強く、10~100のウイルス粒子が経口的に侵入しても感染が成立します。空腸の上皮細胞に感染して、絨毛の萎縮と脱落による吸収障害や、酵素の活性低下により、激しい下痢症状を引き起こします。 ノロウイルスは、世界中で一年を通して流行していますが、日本では11月から3月にかけての冬季に患者が多くなります。また、ノロウイルスは、集団感染を起こしやすく、学校や病院、高齢者施設などで集団感染が発生することがあります。ノロウイルスは、感染してから24~48時間で症状が現れます。主な症状は、下痢、嘔吐、腹痛、発熱などです。下痢は、水様便や粘血便が出ることが多く、嘔吐は、激しい嘔吐が続くことがあります。腹痛は、みぞおちの痛みや腹部の痙攣痛などがみられます。発熱は、38度以上の発熱が続くことがあります。 ノロウイルスは、感染しても特別な治療法はありません。症状を抑えるための対症療法が中心となります。下痢や嘔吐がひどい場合は、脱水を防ぐために経口補水液を飲みます。また、下痢止めや吐き気止めを服用することもあります。ノロウイルスは、感染力が強いウイルスですが、予防接種はありません。ノロウイルスに感染しないためには、手洗いを励行することが大切です。また、生ものを食べないことや、調理器具をしっかりと洗浄することも大切です。
感染

看護師のための敗血症の基礎知識

敗血症とは、感染症により重篤な臓器障害が引き起こされる状態のことである。感染に対する生体反応が調節不能な病態であり、生命を脅かす臓器障害を招く。敗血症は、敗血症性ショックや多臓器不全を引き起こす可能性があり、死亡率が高い。 敗血症は、細菌、ウイルス、真菌、寄生虫などの感染症によって引き起こされる。感染症は、皮膚、呼吸器、消化器、泌尿器など、体のあらゆる部位で発生する可能性がある。敗血症は、感染部位から血液中に感染症の病原体が侵入することで引き起こされる。感染症の病原体が血液中に侵入すると、全身に広がり、臓器に損傷を与える。 敗血症の症状には、発熱、悪寒、頻脈、呼吸困難、血圧低下、意識障害などがある。敗血症は、早期に診断して治療しないと、敗血症性ショックや多臓器不全を引き起こし、死亡する可能性がある。敗血症の治療には、抗菌薬、輸液、昇圧剤などが使用される。
感染

RSウイルスとは?症状、予防法、治療法を解説

RSウイルスは、新生児や乳幼児の間で深刻な呼吸器感染症を引き起こす可能性のあるウイルスです。RSウイルスは、RNAウイルスの一種であり、パラミクソウイルス科に属しています。RSウイルスは、世界中のすべての地域で流行しており、特に寒い季節に流行することが多いです。 RSウイルスは、感染した人の咳やくしゃみによって広がります。ウイルスは、鼻や口から体内に入り、気管支や肺に感染します。RSウイルスに感染すると、発熱、鼻水、咳などの症状が現れます。重症化すると、肺炎や気管支炎などの合併症を起こすこともあります。 RSウイルスは、特に新生児や乳幼児に重症化しやすいです。新生児や乳幼児は、免疫力が弱いため、RSウイルスに感染すると重症化しやすく、入院が必要になることもあります。RSウイルスによる肺炎は、乳幼児の間で死亡の原因となることもあります。 RSウイルス感染症の治療法はありませんが、症状を緩和するための治療法はあります。解熱剤や鎮咳剤などが使用されます。重症化した場合は、入院して酸素投与や輸液などの治療が行われます。 RSウイルス感染症を予防するためには、手洗いとうがい、咳やくしゃみをする際にはマスクを着用するなどの感染対策が大切です。また、生後6か月未満の乳幼児には、RSウイルス感染症に対する予防接種を受けることができます。
皮膚科

看護師に必須!疥癬とは

疥癬とは、ヒゼンダニというダニが皮膚に寄生して起こる皮膚疾患です。疥癬には通常疥癬と角化型疥癬の2種類があり、角化型疥癬は高齢者施設や病院・療養施設でたびたび流行します。 通常疥癬は、ダニが皮膚に寄生してトンネルを掘り、その中に卵を産みつけます。卵は孵化して幼虫となり、やがて成虫になります。成虫は皮膚の表面に出てきて、新しいトンネルを掘って卵を産みつけます。このサイクルが繰り返され、皮膚に疥癬の症状が現れます。 角化型疥癬は、通常疥癬を長期間放置した場合や、免疫力が低下している場合に起こります。角化型疥癬では、皮膚が厚くなり、硬くなり、黒ずみます。また、激しいかゆみと痛みを伴うことがあります。 疥癬は、疥癬に感染した人と接触することで感染します。疥癬に感染すると、1~3週間後に症状が現れます。症状には、かゆみ、発疹、水ぶくれ、かさぶたなどがあります。疥癬は、治療しないと数か月から数年間にわたって続くことがあります。