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その他

奏効率を知る!がん治療の効果を測る指標

奏効率とは、あるがん治療法を患者に用いた際、その治療を実施した後にがん細胞が縮小もしくは消滅した患者の割合を示したものです。治療法の評価の基準として用いられます。 奏効率は、臨床試験において、治療法の有効性を評価するために使用されます。臨床試験では、参加した患者を治療群と対照群に分けて、治療法を比較します。治療群では、新しい治療法を受け、対照群では、従来の治療法またはプラセボを受けます。 臨床試験の結果、治療群の奏効率が対照群の奏効率よりも高い場合、新しい治療法は従来の治療法よりも有効であると判断されます。奏効率は、がん治療法の有効性を評価する上で重要な指標です。
循環器

看護師が知っておきたい『組織接着剤』の基礎知識

組織接着剤とは、組織や臓器の縫合部や切断面を接着したり被膜したりして、その箇所からの血液や空気の漏れを防ぐ血漿分画製剤の一種です。フィブリン糊と呼ばれることもあります。組織接着剤は、トロンビンとフィブリノゲンという血液凝固にかかわる体内にも存在する成分を利用した製剤です。フィブリノゲンにトロンビンが作用し、フィブリンが生成され、重合しフィブリン膜となります。フィブリン膜が出血部分や気漏(空気漏れ)部分の組織を覆うことで、出血や気漏を軽減します。
アレルギー・膠原病

看護師に必須の用語『側頭動脈炎』とは?

側頭動脈炎は、大血管を主体とした血管炎です。大動脈と主要分岐動脈に病変を呈するが、特に外頸動脈に頻度が高いため側頭動脈炎と呼ばれてきました。現在では巨細胞性血管炎(giant cell arteritis〈GCA〉)に呼称が統一されています。 側頭動脈炎は、50歳以上の高齢者に多く発症します。男女比は12で、女性に多い傾向があります。この病気の原因は不明ですが、遺伝的要因や感染症との関連が疑われています。 側頭動脈炎の主な症状は、頭痛、側頭部の動脈の拍動、顎の痛みです。その他、発熱、全身倦怠感、体重減少、視覚障害などの症状が現れることもあります。 側頭動脈炎の診断は、血液検査や画像検査によって行われます。血液検査では、炎症反応の上昇や赤血球沈降速度の亢進などがみられます。画像検査では、大動脈や主要分岐動脈の壁の肥厚や狭窄などがみられます。 側頭動脈炎の治療は、ステロイド薬を使用します。ステロイド薬は、炎症を抑えて血管の壁の肥厚や狭窄を改善する効果があります。治療期間は、通常数カ月から1年以上です。 側頭動脈炎は、早期に診断・治療を開始すれば、予後は良好です。しかし、治療が遅れると、動脈瘤や脳梗塞などの重篤な合併症を引き起こすことがあります。
組織・制度

総合周産期母子医療センターを徹底理解

総合周産期母子医療センターとは、周産期(妊娠22週~生後1週間未満の期間)の母子を対象とした医療施設であり、周産期医療を充実し、高度な医療を適切に供給する体制を整備するため、厚生労働省によって整備が進められている施設である。 総合周産期母子医療センターには、周産期医療に特化した産婦人科、小児科、新生児科などの診療科があり、また、母子保健に関する相談や指導も行っている。また、周産期医療に特化した設備や機器を備えており、安心して出産や子育てができる環境が整っている。 総合周産期母子医療センターは、周産期医療の中核的な医療施設であり、地域の周産期医療を支えている。また、周産期医療に関する研究や教育も行っている。
呼吸器

看護師必須の用語『側臥位』

褥瘡予防のための工夫 褥瘡は、長時間同じ姿勢で横になっていると皮膚が圧迫されて血行が悪くなり、組織が死んでしまう状態です。看護師は、褥瘡予防のために、以下の工夫を行います。 * -体位変換-患者さんの体位を定期的に変えることで、皮膚への圧迫を分散させます。 * -クッションの使用-患者さんの体の突出部にクッションを当てて、皮膚への圧迫を軽減します。 * -保護フィルムの使用-患者さんの皮膚に保護フィルムを貼って、摩擦や刺激から保護します。 * -栄養管理-患者さんの栄養状態を管理して、皮膚の健康を維持します。 * -排泄管理-患者さんの排泄を定期的に行うことで、皮膚を清潔に保ちます。 これらの工夫を行うことで、褥瘡の発生を予防することができます。
呼吸器

看護師に必須の用語『僧帽筋』とは?

僧帽筋とは、肩関節の運動に寄与する上背部に位置する筋肉です。菱形状をしており、英語名のTrapeziusはその形状の「台形」に由来します。和名の「僧帽筋」は、カトリック教フランシスコ会の一派であるカプチン修道会の修道士がかぶる長頭巾(ながときん)に似ていることが由来です。僧帽筋は、外後頭隆起、項靱帯、上項線、第十二胸椎までの棘突起と周辺の靭帯による正中線から起始し、両側の鎖骨の外側3分の1、肩峰、肩甲骨の肩甲棘に停止します。上部より起始する筋線維は下方に向かい、その後横に向かって走行します。下部より起始する筋線維は上方に向かい、その後横に向かって走行します。全体としては肩甲骨・鎖骨外側端を脊柱に向かって引く働きをするが、起始する部位により各筋線維の走行が違うためさまざまな動作が可能となっています。上部は肩甲骨と鎖骨の肩峰端を上内方へ引き上げ、中部は肩甲骨を内側へ引き、下部は肩甲骨を内下方に引き下げる。また、僧帽筋は強制吸気をする際の呼吸補助筋の一部となります。支配神経は副神経と頚神経叢が司り、拮抗筋は前鋸筋と広背筋です。
整形外科

看護師必携の医学用語:僧帽筋

僧帽筋とは、上背部に位置し、肩関節の運動に寄与する筋肉です。僧帽筋の起始は、後頭部、首の後ろ、第12胸椎までの背骨です。停止は、鎖骨の外側3分の1、肩峰、肩甲骨の肩甲棘です。僧帽筋は、肩甲骨と鎖骨を上方に引き上げたり、肩甲骨を外側や内側に動かしたりする働きがあります。また、僧帽筋は、強制的に息を吸い込むときの呼吸補助筋にもなります。僧帽筋は、副神経と頚神経叢が支配しており、拮抗筋は前鋸筋と広背筋です。
血液・造血

看護師に欠かせない!造血幹細胞の基礎知識

造血幹細胞は、白血球、赤血球、血小板などすべての造血細胞に分化する能力と、自己複製能力を有する細胞です。この細胞は、骨髄、臍帯血、末梢血など、さまざまな組織や臓器に存在します。 造血幹細胞は、すべての造血細胞に分化することができるため、造血の維持に重要な役割を果たしています。造血幹細胞は、細胞分裂により自分自身を複製し、そのうちのいくつかは造血細胞に分化します。造血細胞はさらに赤血球、白血球、血小板に分化し、血液を構成します。 造血幹細胞は、造血の維持に加えて、免疫機能の維持にも重要な役割を果たしています。白血球は、細菌やウイルスなどの異物を攻撃して体を守る役割を果たしています。造血幹細胞は、白血球を分化させることで、免疫機能の維持に貢献しています。 造血幹細胞は、白血球、赤血球、血小板などすべての造血細胞に分化する能力と、自己複製能力を有する細胞です。造血幹細胞は、骨髄、臍帯血、末梢血など、さまざまな組織や臓器に存在し、造血の維持や免疫機能の維持に重要な役割を果たしています。
血液・造血

造血幹細胞移植の基礎知識

造血幹細胞とは、赤血球、白血球、血小板など、血液細胞のすべてのもとになる細胞のことです。骨髄に存在し、常に新しい血液細胞を産生しています。造血幹細胞は、骨髄を採取して移植することで、血液疾患や免疫不全疾患の治療に利用されます。 造血幹細胞は、おもに骨髄に存在していますが、末梢血や臍帯血にも存在します。骨髄が採取できない場合には、末梢血や臍帯血から造血幹細胞を採取して移植することもできます。造血幹細胞移植は、白血病、悪性リンパ腫、再生不良性貧血、骨髄異形成症候群などの血液疾患や、重症複合免疫不全症候群(SCID)などの免疫不全疾患の治療に用いられています。 造血幹細胞移植は、化学療法や放射線療法などの前処置を行い、患者の骨髄を破壊した後、健康なドナーから採取した造血幹細胞を患者の体内に移植します。移植された造血幹細胞は、患者の骨髄に定着して新しい血液細胞を産生し始め、造血機能を回復させます。
循環器

看護師に必須の用語『塞栓子』について

塞栓子とは、血管を閉塞させる原因の物質である。塞栓物ともいう。塞栓子には、血栓、腫瘍、脂肪、空気など、さまざまなものがある。塞栓子によって血流が遮断されることを塞栓症という。 塞栓子は、その原因によって、血栓性塞栓子、腫瘍性塞栓子、脂肪塞栓子、空気塞栓子などに分類される。 血栓性塞栓子は、血栓が血管を詰まらせて生じる塞栓子である。血栓は、血液が固まってできるもので、動脈硬化や不整脈、心臓弁膜症などが原因で生じることが多い。 腫瘍性塞栓子は、腫瘍細胞が血管に侵入して生じる塞栓子である。腫瘍性塞栓子は、悪性腫瘍に多く見られる。 脂肪塞栓子は、脂肪が血管に侵入して生じる塞栓子である。脂肪塞栓子は、骨折や手術などの外傷がきっかけで生じることが多い。 空気塞栓子は、空気が血管に侵入して生じる塞栓子である。空気塞栓子は、肺塞栓症や潜水病などの原因となる。
循環器

看護師が知っておくべき「塞栓子」について

塞栓子は、血管を閉塞させて血流を遮断する物質のことです。塞栓物とも呼ばれます。塞栓子によって血流が遮断されることを塞栓症といいます。塞栓子は、血栓、腫瘍、脂肪、空気など、さまざまなものがあります。 血栓は、血管内で血が固まってできた塊です。腫瘍は、臓器や組織にできる異常な細胞の塊です。脂肪は、体内の脂肪組織に蓄えられている物質です。空気は、大気中に存在する気体です。 塞栓子は、血管の太さや部位によって、さまざまな症状を引き起こします。例えば、脳の血管が塞栓すると脳梗塞、心臓の血管が塞栓すると心筋梗塞、肺の血管が塞栓すると肺梗塞、下肢の血管が塞栓すると下肢静脈血栓症などの症状を引き起こします。 塞栓症は、塞栓子の大きさや部位によっては、生命を脅かすこともあります。そのため、塞栓症が疑われる場合は、すぐに医療機関を受診する必要があります。塞栓症の治療は、塞栓子の原因となる疾患の治療や、塞栓子を溶かしたり取り除いたりする治療が行われます。
脳・神経

看護師が知っておくべき総頚動脈の基礎知識

総頚動脈とは、脳へ血液を送る動脈である左総頚動脈と右総頚動脈の総称である。左総頚動脈は大動脈弓から出ており、右総頚動脈は腕頭動脈から出ている。いずれの総頚動脈も、気管と咽頭の外側を通っている。総頚動脈は、甲状軟骨上縁の高さで内頚動脈と外頚動脈に分岐する。分岐部が閉塞すると、頚動脈狭窄症を引き起こす。 総頚動脈は、首の重要な血管であり、脳への血流を担っている。総頚動脈が閉塞すると、脳卒中を引き起こす可能性がある。総頚動脈の閉塞は、動脈硬化、血栓、外傷などが原因で起こる。総頚動脈の閉塞を防ぐために、健康的な生活習慣を送り、定期的に健康診断を受けることが大切である。
産婦人科

続発性不妊症について

続発性不妊症とは、妊娠したことがあり、その後妊娠しない場合(児の有無は問わない)のことを指す。不妊症の患者の中には、続発性不妊症の人もいる。続発性不妊症の原因は様々で、男性側の原因と女性側の原因がある。男性側の原因としては、精子の減少や運動性の低下、精子の奇形などが挙げられる。女性側の原因としては、卵巣の機能低下や卵管の閉塞、子宮内膜症などが挙げられる。続発性不妊症の治療法は、原因によって異なる。男性側の原因の場合は、精子の採取や体外受精などの治療法がある。女性側の原因の場合は、卵巣の機能を改善する薬や、卵管の閉塞を解除する手術などの治療法がある。
その他

知っておきたい、尊厳死の基礎知識

尊厳死とは、不治の病または末期の病にかかった人が、自らの意志で延命治療を中止し、自然の経過のまま死に至ることです。これは、回復の見込みがなく、人工呼吸器や胃ろうなどの生命維持装置につながれて苦しい闘病を続けるよりも、平穏に死を迎えたいと考える人々が選択するものです。 尊厳死には、2種類あります。1つは、患者の意志によって延命治療を中止する「積極的尊厳死」であり、もう1つは、患者の意志によって延命治療を継続しない「消極的尊厳死」です。日本では、積極的尊厳死は認められていませんが、消極的尊厳死は認められています。 尊厳死を選択する場合、その意志を記した文書「リビング・ウィル」を作成しておくことが重要です。リビング・ウィルは、患者の意思を尊重し、尊厳ある死を実現するためのものです。リビング・ウィルは、元気なうちに作成しておくことが望ましいとされています。
組織・制度

看護師が知っておくべき「総合病院」の基本情報

総合病院とは、内科や外科以外に各種診療科が存在することや、やや病床規模が大きいこと、救急診療を実施していることなど、地域医療の基幹となる病院を指します。また、病院の固有名称として「〇〇総合病院」を用いている医療機関は多数あります。かつては診療科や病床規模、検査などの施設機能に関する規定が医療法によって定められていましたが、1997年の同法の改正に伴ってその名称に関する規定はなくなりました。しかし、すでに一般社会に広く浸透した名称であるため、現在でも一般的に用いられる傾向があります。
整形外科

看護師に必須の用語『創傷』とは?

創傷とは、皮膚や皮下組織、筋肉や腱、骨などの組織が損傷を受けた状態を指します。創傷は、外傷、熱傷、化学物質によるもの、感染症によるものなど、様々な原因で起こり得ます。創傷は、その深さや広さ、汚染の有無などによって、軽症から重症まで様々な程度のものがあります。 創傷が軽度の場合は、自然治癒する可能性がありますが、重度の創傷の場合は、医療処置が必要になります。医療処置としては、創傷の洗浄、消毒、縫合、ドレッシングなどがあります。創傷の治療には、抗菌薬や抗真菌薬などの薬物療法や、手術療法などが行われます。 創傷は、感染症や敗血症を引き起こす可能性があるため、早急な治療が必要です。創傷に気づいたら、すぐに医療機関を受診するようにしましょう。
産婦人科

「掻爬(そうは)」看護師は知っておこう!

-掻爬の目的と種類- 掻爬は、体表面や体腔内の組織を掻き出すことです。脓瘍腔内の壊死組織を掻き出す際などに用いられます。産婦人科領域では、治療や診断のために子宮内膜をかきとる処置や、人工妊娠中絶のために子宮内の胎児を体外に出す手術のことを指します。 掻爬の目的は、膿瘍腔内の壊死組織を除去したり、子宮内膜の異常組織を摘出したり、胎児を体外に取り出したりすることです。掻爬の種類は、その目的によって異なります。 膿瘍腔内の壊死組織を除去する掻爬は、膿瘍切開術と呼ばれることもあります。脓瘍切開術は、局所麻酔で行われることが多く、医師が切開した膿瘍から膿や壊死組織を掻き出します。 子宮内膜の異常組織を摘出する掻爬は、子宮内膜掻爬術と呼ばれます。子宮内膜掻爬術は、子宮鏡下で行われることが多く、医師が子宮鏡を使って子宮内膜を観察しながら、異常組織を掻き出します。 胎児を体外に取り出す掻爬は、人工妊娠中絶術と呼ばれます。人工妊娠中絶術は、妊娠12週未満の場合と妊娠12週以上の場合で、手術方法が異なります。妊娠12週未満の場合の人工妊娠中絶術は、掻爬法や吸引法で行われます。掻爬法は、医師が器具を使って胎児を掻き出します。吸引法は、医師が吸引器を使って胎児を吸引します。妊娠12週以上の場合の人工妊娠中絶術は、陣痛誘発法で行われます。陣痛誘発法は、医師が薬を使って陣痛を起こし、胎児を娩出させます。
消化器

看護師必須!鼠径ヘルニアの基礎知識

鼠径ヘルニアとは、鼠径部という太ももの付け根にある部位に腸や脂肪などの臓器が飛び出す病気です。 鼠径ヘルニアは、腹部のヘルニアの中で最も多く見られ、男性に多く発症します。鼠径ヘルニアは、鼠径部の筋肉が弱くなったり、傷ついたりすることで、腸や脂肪などの臓器が鼠径部から飛び出してくるものです。鼠径ヘルニアは、片側だけに発症する場合もあれば、両側に発症する場合もあります。鼠径ヘルニアは、通常は痛みを伴いませんが、鼠径部に膨らみや違和感があったり、立ったり歩いたりすると痛みを伴う場合があります。鼠径ヘルニアは、自然に治癒することはなく、手術で治療する必要があります。鼠径ヘルニアの手術は、鼠径部を切開して、脱出している臓器を腹腔内に戻し、鼠径部の筋肉を縫い合わせて強化するものです。鼠径ヘルニアの手術は、通常は日帰りで行うことができます。鼠径ヘルニアは、早期に発見して治療することが重要です。鼠径ヘルニアを放置しておくと、腸閉塞や嵌頓ヘルニアなどの重篤な合併症を引き起こす可能性があります。
皮膚科

看護師に必須の用語『そばかす』について

そばかすとは、皮膚にできる色素斑の一種であり、雀卵斑とも呼ばれます。そばかすは、一般的に直径2~5mm程度の小さな斑点で、肌の色よりも濃い色をしています。そばかすは、顔、首、腕、脚などにできることが多く、特に日光に当たる部分にできやすい傾向があります。そばかすは、遺伝的な要因や紫外線の影響などによってできると考えられています。そばかすは、病気ではなく、治療の必要はありません。しかし、そばかすを気にしている場合は、日焼け止めを塗ったり、そばかすを隠すための化粧品を使用したりすることで、そばかすを目立たなくすることができます。
看護技術

看護師必須の[側臥位]を徹底解説!

手術室での側臥位の注意点 手術室での側臥位では、褥瘡や神経障害が発生する可能性があるため注意が必要です。褥瘡予防のためには、耳介部、肩峰部、胸部側面、大転子部、膝の内側顆や外側顆など、褥瘡ができやすい部位にあらかじめフィルムドレッシングを貼付することや、接触面との間にリモイス®パッド、手術台の上にソフトナース®というクッション性に優れた素材のパッドを敷くことで予防を行います。 また、神経障害を予防するためには、上腕神経叢、橈骨神経、尺骨神経、正中神経、腕神経叢、総腓骨神経など、神経障害が起こりやすい部位に注意が必要です。(1)上腕神経叢については、手術台と身体との接触面に腋窩枕を挿入することで静脈叢のうっ血や神経障害を予防します。(2)橈骨・尺骨・正中神経については、前腕は回内・回外中間位として肘関節の過伸展や圧迫を避け、(3)腕神経叢については、頭と脊柱が水平になるように枕の高さを調整し頚部の過伸展を防ぎ、肩関節外転の角度を90度以下とします。(4)総腓骨神経については、腓骨小頭への圧迫を避けるようにします。
整形外科

外鼠径ヘルニア(外鼠径へるにあ)とは

外鼠径ヘルニアは、鼠径ヘルニアの中で最も多く見られるタイプです。鼠径部の大部分を占めており、男性に多くみられます。内鼠径輪(下腹壁動静脈の外側)をヘルニア門として腸管が脱出し、鼠径管を通り外鼠径輪に通ずることで起こります。 外鼠径ヘルニアの特徴は、鼠径部に膨らみやしこりが見られることです。この膨らみやしこりは、腸管や脂肪組織が鼠径管に脱出したものです。また、外鼠径ヘルニアは、腹圧がかかることで大きくなる傾向があります。例えば、咳をしたり、重いものを持ち上げたりしたときに、膨らみやしこりが大きくなることがあります。 外鼠径ヘルニアは、通常は痛みを伴いませんが、鼠径部に違和感や痛みを感じる人もいます。また、外鼠径ヘルニアは、腸閉塞や嵌頓ヘルニアを引き起こす可能性があります。腸閉塞は、腸管が完全に閉塞してしまい、便やガスが通過できなくなる状態です。嵌頓ヘルニアは、腸管がヘルニア門に挟まれてしまい、血流が遮断されてしまう状態です。腸閉塞や嵌頓ヘルニアは、緊急手術が必要な状態であるため、すぐに医師の診察を受ける必要があります。
その他

増悪とは?意味と知っておくべきポイント

増悪とは、症状が悪化することである。もともと悪かった状態がさらに悪くなることを指す。例えば、COPD(慢性閉塞性肺疾患)に罹患している患者が、上気道感染などを契機に病態が急激に悪化することをCOPD急性増悪と呼ぶ。 増悪は、さまざまな原因で起こり得る。例えば、感染症、薬の副作用、ストレス、怪我などが原因で起こる場合がある。増悪の症状は、その原因によって異なるが、一般的には、呼吸困難、咳、痰の増加、発熱、疲労感、倦怠感などがみられる。 増悪が起こった場合、速やかに医師の診察を受ける必要がある。増悪の原因を特定し、適切な治療を受けることで、症状の改善を図ることが大切である。増悪を予防するためには、日頃から体調管理に気を配り、感染症やストレスを避けることが大切である。また、COPDや喘息などの慢性疾患を患っている場合は、定期的に医師の診察を受け、薬を正しく服用することが重要である。
その他

看護師に必須!続発性とは何か?

続発性とは、ある事柄の結果として起こることを説明する用語です。医学分野では、続発性は、別の原因によって生じた疾患、障害、症状を指すために使用されます。続発性疾患は、二次性疾患とも呼ばれ、原発性疾患とは対比されます。原発性疾患は、それ自体が原因不明の疾患であり、続発性疾患は、原発性疾患によって引き起こされる疾患です。 続発性疾患の例としては、高血圧、糖尿病、心臓病などが挙げられます。高血圧は、肥満、過食、運動不足などの生活習慣が原因となって起こることが多く、糖尿病は、遺伝的要因や食生活が原因となって起こることが多く、心臓病は、高血圧、糖尿病、喫煙、肥満などの危険因子によって起こることが多いです。 続発性疾患は、原発性疾患を治療することによって予防したり、進行を遅らせたりすることができる場合があります。また、続発性疾患そのものの治療法が開発されている場合もあります。
産婦人科

看護師に必須の用語『掻爬』とは

掻爬とは、体表面や体腔内の組織を掻き出すことです。膿瘍腔内の壊死組織を掻き出す際などに用いられます。産婦人科領域では、治療や診断のために子宮内膜をかきとる処置や、人工妊娠中絶のために子宮内の胎児を体外に出す手術のことを指します。 掻爬は、様々な器具を用いて行われます。最も一般的な器具は、キュレットと呼ばれる細長いスプーン状のもので、組織を掻き出すために使用されます。また、掻爬には、メスや鉗子、吸引器などの器具も使用されます。 掻爬は、通常、局所麻酔または全身麻酔下で行われます。局所麻酔は、掻爬を行う部位に麻酔薬を注射して、その部位の感覚を麻痺させる方法です。全身麻酔は、患者さんを眠らせてから掻爬を行う方法です。 掻爬は、通常、短時間で終了します。しかし、掻爬の範囲が広い場合や、組織が硬い場合などは、時間がかかることがあります。掻爬後は、出血や痛みを和らげるために、抗生物質や鎮痛剤などの薬が処方されることがあります。