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脳・神経

看護師が知っておくべき総頚動脈の基礎知識

総頚動脈とは、脳へ血液を送る動脈である左総頚動脈と右総頚動脈の総称である。左総頚動脈は大動脈弓から出ており、右総頚動脈は腕頭動脈から出ている。いずれの総頚動脈も、気管と咽頭の外側を通っている。総頚動脈は、甲状軟骨上縁の高さで内頚動脈と外頚動脈に分岐する。分岐部が閉塞すると、頚動脈狭窄症を引き起こす。 総頚動脈は、首の重要な血管であり、脳への血流を担っている。総頚動脈が閉塞すると、脳卒中を引き起こす可能性がある。総頚動脈の閉塞は、動脈硬化、血栓、外傷などが原因で起こる。総頚動脈の閉塞を防ぐために、健康的な生活習慣を送り、定期的に健康診断を受けることが大切である。
組織・制度

看護師が知っておくべき「総合病院」の基本情報

総合病院とは、内科や外科以外に各種診療科が存在することや、やや病床規模が大きいこと、救急診療を実施していることなど、地域医療の基幹となる病院を指します。また、病院の固有名称として「〇〇総合病院」を用いている医療機関は多数あります。かつては診療科や病床規模、検査などの施設機能に関する規定が医療法によって定められていましたが、1997年の同法の改正に伴ってその名称に関する規定はなくなりました。しかし、すでに一般社会に広く浸透した名称であるため、現在でも一般的に用いられる傾向があります。
アレルギー・膠原病

看護師に必須の用語『側頭動脈炎』とは?

側頭動脈炎は、大血管を主体とした血管炎です。大動脈と主要分岐動脈に病変を呈するが、特に外頸動脈に頻度が高いため側頭動脈炎と呼ばれてきました。現在では巨細胞性血管炎(giant cell arteritis〈GCA〉)に呼称が統一されています。 側頭動脈炎は、50歳以上の高齢者に多く発症します。男女比は12で、女性に多い傾向があります。この病気の原因は不明ですが、遺伝的要因や感染症との関連が疑われています。 側頭動脈炎の主な症状は、頭痛、側頭部の動脈の拍動、顎の痛みです。その他、発熱、全身倦怠感、体重減少、視覚障害などの症状が現れることもあります。 側頭動脈炎の診断は、血液検査や画像検査によって行われます。血液検査では、炎症反応の上昇や赤血球沈降速度の亢進などがみられます。画像検査では、大動脈や主要分岐動脈の壁の肥厚や狭窄などがみられます。 側頭動脈炎の治療は、ステロイド薬を使用します。ステロイド薬は、炎症を抑えて血管の壁の肥厚や狭窄を改善する効果があります。治療期間は、通常数カ月から1年以上です。 側頭動脈炎は、早期に診断・治療を開始すれば、予後は良好です。しかし、治療が遅れると、動脈瘤や脳梗塞などの重篤な合併症を引き起こすことがあります。
血液・造血

造血幹細胞移植の基礎知識

造血幹細胞とは、赤血球、白血球、血小板など、血液細胞のすべてのもとになる細胞のことです。骨髄に存在し、常に新しい血液細胞を産生しています。造血幹細胞は、骨髄を採取して移植することで、血液疾患や免疫不全疾患の治療に利用されます。 造血幹細胞は、おもに骨髄に存在していますが、末梢血や臍帯血にも存在します。骨髄が採取できない場合には、末梢血や臍帯血から造血幹細胞を採取して移植することもできます。造血幹細胞移植は、白血病、悪性リンパ腫、再生不良性貧血、骨髄異形成症候群などの血液疾患や、重症複合免疫不全症候群(SCID)などの免疫不全疾患の治療に用いられています。 造血幹細胞移植は、化学療法や放射線療法などの前処置を行い、患者の骨髄を破壊した後、健康なドナーから採取した造血幹細胞を患者の体内に移植します。移植された造血幹細胞は、患者の骨髄に定着して新しい血液細胞を産生し始め、造血機能を回復させます。