用語

記事内に広告が含まれています。
その他

看護師に必須の用語『陳旧性』とは

陳旧性とは、医療現場において時間の経過の程度を表す言葉である。急性期や亜急性期よりも時間が経過した状態を指す。陳旧性の期間は、疾患や病態によって異なるが、一般的には3か月以上経過した状態を陳旧性と呼ぶことが多い。 陳旧性に至るまでの経過期間は、疾患や病態によって大きく異なる。例えば、急性心筋梗塞の場合、発症から3か月以内の状態を急性期、3か月以上経過した状態を陳旧期と呼ぶ。一方、慢性閉塞性肺疾患(COPD)の場合、発症から数年以上経過した状態を陳旧期と呼ぶことが多い。
その他

看護師に必須の用語『ナウゼア』

ナウゼアとは、嘔気(吐き気)、悪心のことである。同様の意味の英語nauseaに由来する。正確な英語の読みは「ノーズィア」。症状をあらわす業界用語にはほかに、アストマやヘモるなどがある。 ナウゼアは、吐き気、胸のむかつきなどの不快な感覚を特徴とする。吐き気は、吐きたいという感覚であり、胸のむかつきは、胸が重く詰まった感じである。ナウゼアは、さまざまな原因で起こる可能性があり、最も一般的な原因は、消化器系の問題である。例えば、食物中毒、胃炎、胃潰瘍、腸閉塞などである。また、妊娠、乗り物酔い、薬の副作用などによっても起こる可能性がある。 ナウゼアは、通常は単独で起こるが、他の症状を伴う場合もある。例えば、嘔吐、下痢、腹痛、頭痛などである。また、ナウゼアは、脱水症状を引き起こす可能性もある。脱水症状は、体内の水分や電解質が不足した状態であり、疲労、めまい、口渇などさまざまな症状を引き起こす。
脳・神経

看護師に必須の用語『ホムンクルス』とは

ホムンクルスとは、脳の部位と身体の機能の対応関係をまとめた図のことである。ホムンクルスは、19世紀にドイツの神経学者であるコルフによって考案された。コルフは、脳の各部位が体の特定の部位を制御しており、その部位の大きさや重要性に応じて、脳の対応する部位の大きさも変化すると考えた。例えば、手や足などの重要な部位は、脳の対応する部位が大きく、顔や腹などのさほど重要ではない部位は、脳の対応する部位が小さい。 ホムンクルスは、脳の構造と機能を理解するために役立つモデルである。また、脳卒中やその他の神経疾患の治療にも役立つ。例えば、脳卒中によって脳の特定の部位が損傷すると、その部位に対応する身体の機能が障害される。ホムンクルスを用いることで、損傷した脳の部位を特定し、適切な治療を行うことができる。
脳・神経

看護師に欠かせない脊髄とは?

脊髄とは、脳から延長した円柱状の神経の束であり、中枢神経の一部分である。脊髄は、脳から身体の各部分へと神経信号を伝達する役割を担っている。また、身体から脳へと感覚情報を伝達する役割も担っている。脊髄は、脊椎によって保護されており、31対の脊髄神経が脊髄から分岐している。 脊髄は、頸髄、胸髄、腰髄、仙髄の4つの部分に分かれている。頸髄は、首の部分にある脊髄で、8対の脊髄神経が分岐している。胸髄は、胸の部分にある脊髄で、12対の脊髄神経が分岐している。腰髄は、腰の部分にある脊髄で、5対の脊髄神経が分岐している。仙髄は、お尻の部分にある脊髄で、5対の脊髄神経が分岐している。 脊髄は、身体の各部分の筋肉や臓器を支配している。例えば、頸髄は、首の筋肉や腕の筋肉を支配している。胸髄は、胸の筋肉やお腹の筋肉を支配している。腰髄は、腰の筋肉や足の筋肉を支配している。仙髄は、お尻の筋肉や膀胱や直腸を支配している。
呼吸器

知っておきたい看護師用語『気管支肺胞洗浄(BAL)’

気管支肺胞洗浄 (BAL) とは、肺胞の細胞数や種類、肺に関する病気の診断などのために行われる検査である。BAL (Bronchoalveolar Lavage) とも呼ばれる。この検査では、細い管 (気管支鏡) を気管から肺に挿入し、生理食塩水を注入して肺胞を洗浄する。洗浄液は回収され、分析のために検査室に送られる。 BAL は、肺の炎症や感染症、肺癌などの診断に使用される。また、肺の細胞の数を測定して、肺の働きを評価するのにも使用される。BAL は、一般的に安全な検査であるが、咳や喉の痛みなどの副作用が起こる可能性がある。
検査・診断

看護師必須用語『標準体重』

標準体重とは、疾病予防のための目標体重として使用される理想的な体重のことです。標準体重は、身長を2乗して22を掛けた値で計算されます。例えば、身長170cmの場合、標準体重は68.2kgになります。 標準体重は、肥満や低体重を防ぎ、健康を維持するためには重要な指標です。肥満は、心臓病、脳卒中、糖尿病などの生活習慣病のリスクを高めます。また、低体重は、免疫力の低下や感染症にかかりやすくなるなどの健康問題を引き起こす可能性があります。 標準体重を維持するためには、バランスのとれた食事と適度な運動を心がけることが大切です。食事は、野菜や果物、全粒穀物、低脂肪タンパク質を多く摂り、加工食品や砂糖入り飲料は控えましょう。運動は、週に150分以上の有酸素運動と、週に2回以上の筋トレを行うことを目標にしましょう。
循環器

看護師に必須!動脈管とは

動脈管は、胎児期に見られる肺動脈と大動脈をつなぐ血管です。ボタロー管とも呼ばれます。肺動脈は心臓から肺に血液を送り、大動脈は心臓から全身に血液を送ります。胎児期には肺が機能していないため、肺動脈に血液を送る必要がありません。そこで、動脈管が開いていて、肺動脈と大動脈をつなぐことで、心臓から全身に血液を送ることができます。 出生後、肺が機能し始めると、動脈管は閉じていきます。動脈管が閉じていないと、心臓から肺に血液が送り込まれてしまいます。これは、肺に過剰な血液が流れ込み、肺水腫を引き起こす可能性があります。
腎・泌尿器

看護師に必須!ネフローゼ症候群の知識

ネフローゼ症候群とは、尿中に多量のタンパク質が漏れることで血液中のタンパク質(アルブミン)が減り、低タンパク血症などが引き起こされる症候群である。ネフローゼ症候群は、腎臓の糸球体(ろ過装置)が損傷することで発症する。糸球体が損傷すると、尿中にタンパク質が漏れてしまい、血液中のタンパク質が減ってしまう。タンパク質は、血液の中の水分を調整する役割があるため、タンパク質が減ると血液中の水分が血管外に漏れてしまい、むくみが生じてしまう。また、タンパク質は、細菌やウイルスなどの感染から身体を守る役割も果たしているため、タンパク質が減ると感染症にかかりやすくなってしまう。ネフローゼ症候群は、主に小児期に発症することが多いが、成人でも発症することがある。ネフローゼ症候群の症状としては、むくみ、タンパク尿、低アルブミン血症、高コレステロール血症などがある。ネフローゼ症候群の治療としては、原因となっている疾患の治療を行うことが大切である。ネフローゼ症候群の治療には、ステロイド薬や免疫抑制剤などが使用される。
皮膚科

看護師必須用語集:手湿疹

手湿疹とは、手に触れる物質による刺激や、物質に対するアレルギー反応によって引き起こされる手の皮膚炎のことです。手湿疹は、手荒れとも呼ばれ、手や指の皮膚が赤く腫れたり、かゆくなったり、ひび割れたり、水疱ができたりします。手湿疹は、生活に支障をきたすだけでなく、見た目が悪く、不快感や痛みを伴うこともあります。 手湿疹の原因には、石鹸や洗剤、消毒薬などの化学物質による刺激、金属やゴム、植物などのアレルギー反応、乾燥や紫外線、ストレスなどがあります。手湿疹は、主婦や美容師、医療従事者などの手に触れる物質や刺激が多い職業の人や、アトピー性皮膚炎や乾癬などの皮膚疾患の人、ストレスを多く抱えている人などに多くみられます。 手湿疹の症状は、手や指の皮膚が赤く腫れたり、かゆくなったり、ひび割れたり、水疱ができたりします。手湿疹がひどくなると、皮膚がただれて出血したり、感染症を起こしたりすることもあります。手湿疹の治療には、原因となる物質を特定し、その物質に触れないようにすることが重要です。また、保湿剤やステロイド剤、抗ヒスタミン薬などの薬を塗ったり、飲んだりして、症状を緩和します。
消化器

看護師が知っておきたい『門脈』とは?

門脈とは、消化管を流れた血液が集まって肝臓に注ぐ部分の血管のことである。肝門脈ともいう。門脈には胃、小腸、大腸、膵臓、脾臓、胆嚢などの消化器から流れ出る静脈が集まっており、腸管で吸収されたアミノ酸、膵臓で作られたインスリンをはじめとしたホルモン、脾臓から排出された分解物などを肝臓に運ぶ。 門脈は肝臓の右葉と左葉の間で分枝し、多数の毛細血管に分かれる。毛細血管は肝細胞の間を流れて肝細胞に酸素や栄養素を供給し、肝細胞から排出された老廃物を回収する。老廃物は門脈を介して肝臓から排出され、最終的には腎臓でろ過されて尿として体外に排出される。 門脈は消化器系の重要な血管であり、肝臓の働きに欠かせない。門脈に何らかの異常が生じると、肝機能障害や消化器系の疾患を引き起こすことがある。
アレルギー・膠原病

看護師が知っておきたい『中枢性免疫寛容』とそのしくみ

中枢性免疫寛容とは、免疫系が自己抗原を異物として認識しないことを可能にする能力を獲得するメカニズムである。この仕組みは、自己組織と非自己組織を区別することで、免疫系が自己組織を攻撃しないようにする役割がある。 中枢性免疫寛容は、主に胸腺で行われる。胸腺は、胸部の中央部に位置するリンパ組織で、免疫細胞であるTリンパ球の分化と成熟の場となっている。胸腺では、Tリンパ球が自己抗原と接触し、自己抗原に対する反応性を獲得する。しかし、この反応性は、Tリンパ球が胸腺から放出される前に抑制される。これにより、Tリンパ球が自己抗原を異物として認識することがなくなり、自己免疫疾患の発生を防ぐことができる。
検査・診断

看護師の友!胃粘膜とは

胃と粘膜は密接に関連しており、胃の正常な機能を維持するために不可欠です。粘膜は胃の内側を覆う薄い組織層であり、胃液から保護する役割を果たしています。胃液は非常に酸性が強く、粘膜がなければ胃壁を損傷してしまいます。 粘膜はまた、胃酸を分泌する役割も担っています。胃酸は食物を分解し、殺菌作用も持っています。粘膜が正常に機能していなければ、胃酸の分泌が低下して消化不良や胃炎を引き起こすことがあります。 さらに、粘膜は胃の運動を調節する役割も担っています。胃は蠕動運動と呼ばれる運動をして、食物を消化・吸収しています。粘膜が正常に機能していなければ、蠕動運動が低下して胃もたれや嘔吐を引き起こすことがあります。 このように、胃と粘膜は密接に関連しており、胃の正常な機能を維持するために不可欠です。粘膜が損傷すると、胃の機能が低下してさまざまな症状を引き起こすことがあります。
その他

マトリックスメタロプロテアーゼとは?看護師必須の用語解説

マトリックスメタロプロテアーゼ(MMP)とは、細胞外基質を分解するメタロプロテアーゼのことである。MMPは、組織のリモデリング、炎症、創傷治癒、腫瘍の侵襲・転移などのさまざまな生理学的および病理学的プロセスに関与している。 MMPは、ゼラチン分解酵素、コラーゲナーゼ、ストロメリシンなどのサブグループに分類される。ゼラチン分解酵素は、ゼラチンを分解する酵素で、コラーゲナーゼは、コラーゲンを分解する酵素である。ストロメリシンは、他のMMPを活性化する酵素である。 MMPは、細胞外基質を分解することで、組織のリモデリング、炎症、創傷治癒、腫瘍の侵襲・転移などのさまざまな生理学的および病理学的プロセスに関与している。組織のリモデリングは、組織の形態や機能を変化させるプロセスであり、炎症は、組織の損傷や感染に対する反応である。創傷治癒は、損傷した組織を修復するプロセスであり、腫瘍の侵襲・転移は、腫瘍細胞が周囲の組織に浸潤して転移するプロセスである。 MMPは、さまざまな細胞によって産生される。MMPを産生する細胞には、マクロファージ、好中球、線維芽細胞、上皮細胞などがある。MMPの産生は、さまざまな因子によって制御される。MMPの産生を制御する因子には、サイトカイン、成長因子、ホルモンなどがある。 MMPは、組織のリモデリング、炎症、創傷治癒、腫瘍の侵襲・転移などのさまざまな生理学的および病理学的プロセスに重要な役割を果たしている。MMPの産生を制御することで、これらのプロセスを制御することができる。
呼吸器

看護師の必須用語『捻髪音』

捻髪音は、肺を聴診したときに聞こえる異常な呼吸音のうち、高音で細かな断続音を指します。吸気の後半に出現し、「パチパチ」、「バリバリ」、「ベリベリ」と表現されることが多いです。主に肺疾患の患者で多く聞かれ、気道内の貯留物と無関係なため、咳をしても、この音は消失しません。髪をこすり合わせる音に似ていることが、名前の由来とされています。 捻髪音は、肺の病変が進むにつれて、より強く聞こえるようになります。これは、肺の組織が硬くなり、空気の通り道が狭くなることで、音が発生しやすくなるためです。捻髪音は、肺炎、肺結核、肺水腫などの肺疾患で多く聞かれます。 捻髪音は、病態を判断する上で重要な手がかりとなります。捻髪音の強さや音の性質を注意深く観察することで、肺の病変の程度や進行状況を推測することができます。また、捻髪音は、治療の効果を判断する上でも役立ちます。治療によって肺の病変が改善されれば、捻髪音も弱くなったり、消失したりすることがあります。
感染

看護師必見!中枢性免疫寛容とは?

中枢性免疫寛容とは、免疫寛容の一種であり、自己抗原を異物として認識しない能力を獲得するしくみのことです。自己抗原とは、生体内で産生されるタンパク質や糖タンパク質などで、正常な免疫応答の標的となるべきものではありません。しかし、自己抗原が免疫系に提示されると、自己免疫疾患を引き起こす可能性があります。 中枢性免疫寛容は、主に胸腺で行われます。胸腺は、胸部の真ん中に位置する臓器で、T細胞の成熟に関与しています。T細胞は、免疫系の中で重要な役割を果たす白血球の一種であり、自己抗原を認識して排除する働きを持っています。 胸腺では、T細胞が自己抗原にさらされます。自己抗原を認識したT細胞は、アポトーシスと呼ばれる細胞死を起こして排除されます。このアポトーシスによって、自己抗原を認識するT細胞が免疫系から排除され、自己免疫疾患を引き起こすことが防がれます。 中枢性免疫寛容は、自己免疫疾患を防ぐために重要なしくみです。中枢性免疫寛容が破綻すると、自己抗原を認識したT細胞が免疫系から排除されずに残ることがあります。この結果、自己免疫疾患が発症する可能性が高くなります。
薬

看護師に必須の用語『クエン酸』について

クエン酸とは、柑橘類に多く含まれる有機化合物である。無色透明の結晶で、水に溶けやすく、酸味がある。化学式はC6H8O7であり、分子量は192.12である。クエン酸は、果物の酸味や酸っぱさの元となる物質である。クエン酸は、柑橘類に多く含まれる有機化合物です。レモン、グレープフルーツ、オレンジなどの果物に多く含まれています。また、パイナップルやイチゴなどの果物にも含まれています。クエン酸は、無色透明の結晶で、水に溶けやすく、酸味があります。クエン酸は、果物の酸味や酸っぱさの元となる物質です。また、クエン酸は、体内のエネルギー代謝に重要な役割を果たしています。クエン酸は、クエン酸回路(TCA回路)と呼ばれるエネルギー代謝のサイクルにおいて、重要な役割を果たしています。クエン酸回路は、細胞の中で、糖質や脂質、アミノ酸などの栄養素を分解して、エネルギーを産生するサイクルです。クエン酸は、クエン酸回路の最終生成物であるオキサロ酢酸の前駆体であり、クエン酸回路において重要な役割を果たしています。
眼科

看護士に必須の用語『眉毛』について

眉毛とは、目の上方に位置する左右に横方向に生えている弓状の体毛のことである。完全に左右対称ではない。眉毛の内側を眉頭、外側を眉尻と呼ぶ。機能的にはホコリや汗、小さなゴミが目に入らないようにする役割がある。前頭筋、皺眉筋、眼輪筋、鼻根筋、眉毛下制筋の5つの表情筋によって動かされることで多くの表情を作り上げる。 眉毛は、顔の表情を豊かにする重要な役割を果たしている。例えば、眉を上げることで驚きや喜びを、眉を下げることで怒りや悲しみを表現することができる。また、眉毛の形や太さによっても、その人の印象が変わる。例えば、太く濃い眉毛は力強く意志の強い印象を与え、細く薄い眉毛は繊細で優しい印象を与える。 眉毛は、整えることでその人の印象を変えることができる。例えば、眉を剃ったり抜いたりすることで、よりシャープでクールな印象にすることができる。また、眉を描き足したりすることで、より太く濃い眉毛にして力強く意志の強い印象にすることができる。
脳・神経

看護師が知っておくべきワゴトニ―とは?

ワゴトニ―とは、迷走神経反射のことである。迷走神経は、脳幹から心臓、肺、胃、腸などの内臓まで伸びる神経で、消化器系の働きや心拍数、血圧をコントロールしている。ワゴトニ―が起こると、迷走神経の働きが過剰になり、心拍数が遅くなったり、血圧が低下したり、消化器系の働きが低下したりする。 ワゴトニ―は、様々な原因で起こりうる。例えば、長時間同じ姿勢でいる、強いストレスを受ける、過度の飲酒をする、などの原因があげられる。また、ワゴトニ―は、糖尿病や甲状腺機能低下症などの病気によっても引き起こされることがある。 ワゴトニ―の症状は、人によって様々である。主な症状としては、めまい、立ちくらみ、失神、心拍数低下、血圧低下、消化器系の不調(腹痛、下痢、便秘など)があげられる。 ワゴトニ―の治療法は、原因によって異なる。原因がストレスであれば、ストレスを取り除く治療を行う。原因が病気であれば、その病気の治療を行う。ワゴトニ―の症状が強い場合は、薬物療法やペースメーカーの埋め込みなどの治療が行われることもある。
精神科

看護師に必須の用語『愛着』について

愛着とは、特定の人物や物に心をひかれ、離れがたく感じることを言い、精神科領域では、特定の人物に対する心理的な結びつきのことを指します。アタッチメントとも呼ばれ、主に、乳幼児期の子どもと母親をはじめとする養育者との間で築かれる結びつきのことを言います。愛着は、子どもが健全に成長するために欠かせないものであり、愛着が形成されない、あるいは十分に形成されない場合、子どもの発達に悪影響を及ぼす可能性があります。 愛着は、以下の3つの段階に分かれています。 1. 愛着前段階(生後0~8か月) 2. 愛着形成段階(生後9~18か月) 3. 愛着維持段階(生後19か月~) 愛着前段階では、子どもは母親や養育者に対して、まだ愛着を形成していません。しかし、母親や養育者の顔や声を認識し、微笑んだり、泣いたりして反応を示します。愛着形成段階に入ると、子どもは母親や養育者に対して愛着を形成し始めます。母親や養育者のことを認識し、母親や養育者が離れると不安を示し、母親や養育者が戻ってくると安心します。愛着維持段階では、子どもは母親や養育者に対して、安定した愛着を形成します。母親や養育者と離れていても、不安を示さず、母親や養育者が戻ってくると、安心します。
小児科

犬吠様咳嗽とは?症状と治療法

犬吠様咳嗽とは、犬が吠えたような鳴き声の咳のことである。クループ(咽頭ジフテリア、急性声門下咽頭炎など)が発症した際の症状で、主に小児に見られる。犬吠様咳嗽とは、犬が吠えたような鳴き声の咳のことである。クループ(咽頭ジフテリア、急性声門下咽頭炎など)が発症した際の症状で、主に小児に見られる。 犬吠様咳嗽の主な原因は、上気道の炎症による浮腫である。浮腫とは、組織や細胞が水分を過剰に含んで腫れる状態を指す。上気道の炎症によって浮腫が生じると、咽頭が狭窄し、呼吸が困難になる。その結果、犬吠様咳嗽が起こる。 犬吠様咳嗽は、通常は軽症で自然に治癒する。しかし、重症化すると呼吸困難に陥る恐れもある。特に、小児は呼吸器系が未発達であるため、犬吠様咳嗽が重症化しやすい。 犬吠様咳嗽の症状としては、犬が吠えたような鳴き声の咳、呼吸困難、発熱、鼻水、頭痛などがある。犬吠様咳嗽の疑いがある場合は、すぐに医療機関を受診することが大切である。 犬吠様咳嗽の治療法は、その原因によって異なる。クループの場合は、抗菌薬やステロイド薬が用いられる。また、呼吸困難が著しい場合は、気管挿管や人工呼吸器が必要になることもある。
アレルギー・膠原病

看護師に必須の用語『CD20』を解説

CD20は、B細胞の表面に発現するタンパク質マーカーです。B細胞は、抗体を産生して感染と戦う重要な免疫細胞です。CD20は、B細胞の活性化や増殖に関与しています。 CD20は、慢性リンパ性白血病(CLL)や悪性リンパ腫など、いくつかのB細胞のがんの治療標的として使用されています。これらの病気では、B細胞が異常な増殖を起こし、正常な細胞を攻撃します。CD20を標的とした治療薬は、B細胞のがん細胞を破壊し、病気の進行を遅らせることができます。
消化器

覚えておきたい、看護師に必須の用語『モンロー点』

モンロー点は、急性虫垂炎を示唆する圧痛点の一つです。圧痛点とは診断時に圧迫すると痛みを発する部位のことです。モンロー点はおへそから右下に向かって約1/3の距離にあり、右腸骨前上棘と右季肋部との中間点にあります。この点は、1897年にアメリカの医師、ジョン・モンローが虫垂炎の症状として初めて報告したことから、その名が付きました。 モンロー点は、急性虫垂炎の診断に重要な部位です。急性虫垂炎は、盲腸の先端にある虫垂が炎症を起こす病気で、腹痛、発熱、吐き気、嘔吐などの症状を伴います。モンロー点は、虫垂炎による炎症が腹壁に及んでいる場合に圧痛を認めることがあり、急性虫垂炎の診断に役立ちます。 モンロー点は、急性虫垂炎の診断に重要な部位ですが、必ずしもすべての急性虫垂炎患者に認められるわけではありません。また、モンロー点に圧痛を認めても、必ずしも急性虫垂炎であるとは限りません。そのため、モンロー点の圧痛を認めた場合は、その他の症状や検査結果を総合的に判断して、急性虫垂炎かどうかを診断する必要があります。
眼科

看護師に不可欠な用語『共同偏視』を徹底解説

-共同偏視とは?- 共同偏視とは、両目が同じ方向または対称性を持ち、偏って位置する状態のことである。通常、両眼は同じ方向を向いているが、共同偏視では、片方の目が内側または外側に偏ってしまう。これは、脳と目の間のコミュニケーションがうまくいかず、一方の目が正しく制御できなくなっていることが原因と考えられている。 共同偏視は、様々な原因で起こりうる。最も一般的な原因は、脳卒中や外傷などの中枢神経系の損傷である。他にも、甲状腺機能低下症、糖尿病、重症筋無力症など、様々な疾患が共同偏視を引き起こす可能性がある。 共同偏視は、主に視覚の問題として現れる。物が二重に見える、片方の目がぼやける、物が傾いて見えるなど、様々な症状を引き起こす可能性がある。また、共同偏視は、頭痛、吐き気、めまいなどの症状を伴うこともある。 共同偏視の治療は、その原因によって異なる。中枢神経系の損傷が原因の場合は、その損傷を治療することが必要となる。その他の疾患が原因の場合は、その疾患を治療することが必要となる。また、共同偏視の症状を緩和するために、眼鏡やプリズムレンズを使用することもある。
その他

看護士に必須な用語「s.i.d.(semel in die)」

s.i.d.(semel in die)とは、ラテン語で「1日1回」を意味する略語です。医療現場では、カルテや処方箋に薬の服用回数や投与量を指示するために使用されています。例えば、「s.i.d. 1錠」と記載されていれば、1日1回1錠を服用することを意味します。 s.i.d.は、ラテン語の「semel」と「in die」を合わせた言葉です。「semel」は「1回」を意味し、「in die」は「1日」を意味します。医療現場では、s.i.d.以外にも、b.i.d.(bis in die)やt.i.d.(ter in die)などの略語が使用されています。b.i.d.は「1日2回」を意味し、t.i.d.は「1日3回」を意味します。 これらの略語は、医療従事者同士が薬の服用回数や投与量を簡単に記載できるようにするために使用されています。また、薬を服用する患者にとっても、略語を使用することで薬の服用方法を簡単に理解することができるというメリットがあります。