看護師が知っておくべき用語『SVRI』

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看護師が知っておくべき用語『SVRI』

看護師の研究家

SVRIとは、systemic vascular resistance indexの略で、全身の血管の抵抗係数を表す指標です。

看護師になりたい

血管の抵抗係数とは、血液の流れにくさを表す指標のことですね。

看護師の研究家

その通りです。SVRIは、心臓から送り出された血液が全身の血管を循環して心臓に戻るまでの抵抗を表しています。

看護師になりたい

SVRIが高くなると、血液の流れが低下して、血圧が上昇しますね。

SVRIとは。

SVRI(えすぶいあーるあい、systemic vascular resistance index)とは、全身の血管の抵抗を数値化した指標であり、血管抵抗指数や全末梢血管抵抗係数とも呼ばれます。

SVRIとは何か

SVRIとは何か

SVRI(えすぶいあーるあい、systemic vascular resistance index)とは、全末梢血管抵抗係数、体血管抵抗係数のことであり、末梢血管抵抗と体血管抵抗を組み合わせた指標です。全身の血管抵抗を測る指標であり、その値は、全末梢血管抵抗係数(全末梢血管抵抗×平均血圧/心拍出量)と体血管抵抗係数(体血管抵抗×平均血圧/心拍出量)の平均値です。SVRIは、末梢血管抵抗の増加や体血管抵抗の増加によって上昇します。末梢血管抵抗の増加は、交感神経の興奮や末梢血管の収縮によって起こります。体血管抵抗の増加は、動脈硬化や血管狭窄によって起こります。SVRIは、心不全やショックなどの循環器疾患の重症度を評価する指標として使用されています。

SVRIを測定する際の注意点

SVRIを測定する際の注意点

SVRIを測定する際には、注意すべき点がいくつかあります。まず、SVRIは、心拍出量と平均動脈圧の変化の影響を受けやすいため、測定時には、心拍出量と平均動脈圧が安定している必要があります。また、SVRIは、血管拡張剤や血管収縮剤などの薬剤の影響を受けやすいので、測定時には、薬剤投与の影響を避ける必要があります。さらに、SVRIは、体位の変化の影響を受けやすいので、測定時には、患者さんの体位を一定にする必要があります。これらの注意点を守らないと、SVRIの測定値が正確に得られない可能性があります。

SVRIの正常値と異常値

SVRIの正常値と異常値

-SVRIの正常値と異常値-

SVRIの正常値は2,000~2,500dyn・sec・cm-5です。SVRIが正常値より高い場合、末梢血管抵抗が高くなっていることを意味します。これは、動脈硬化、高血圧、腎不全などの疾患が原因で起こることがあります。逆に、SVRIが正常値より低い場合、末梢血管抵抗が低くなっていることを意味します。これは、敗血症、ショック、甲状腺機能亢進症などの疾患が原因で起こることがあります。

SVRIは、患者の病態を評価する上で重要な指標です。SVRIが高値を示す場合は、末梢血管抵抗が高まっていることが考えられ、低値を示す場合は、末梢血管抵抗が低くなっていることが考えられます。SVRIを測定することで、患者の病態をより正確に把握し、適切な治療を行うことができます。

SVRIが高い場合と低い場合

SVRIが高い場合と低い場合

SVRIが高い場合

SVRIが高い場合、末梢血管の収縮により血管の抵抗が高くなっています。これは、高血圧や動脈硬化、糖尿病などの疾患に関連しています。SVRIが高いと、心臓はより多くの力を必要として血液を全身に送り出さなければなりません。これにより、心不全や心臓発作のリスクが高まります。

SVRIが低い場合

SVRIが低い場合、末梢血管の拡張により血管の抵抗が低くなっています。これは、ショックや敗血症、失血などの疾患に関連しています。SVRIが低いと、血液が末梢血管に流れすぎてしまい、心臓への血液の戻りが不足します。これにより、低血圧や循環不全のリスクが高まります。

SVRIの正常値は、年齢や性別によって異なります。一般的に、健康な成人のSVRIは2000~2800dyn・sec・cm-5です。SVRIが正常値よりも高い場合や低い場合は、何らかの疾患が隠れている可能性があります。そのため、SVRIを測定して異常値が認められた場合は、医師に相談することが大切です。