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アレルギー・膠原病

看護師に必須の用語『ステロイド』とは?

ステロイドとは、広義では性ホルモンや副腎皮質ホルモンなどのステロイド骨格を有する化合物の総称である。狭義では副腎で合成されるステロイドホルモンを配合した副腎皮質ステロイド薬(ステロイド薬)を意味し、ステロイドとよぶ際には後者を指すことが多い。 ステロイド骨格とは、炭素17個からなる4つの環状炭化水素構造を持つ分子のことで、コレステロールやステロイドホルモン、ビタミンDなどがこの構造を持っている。ステロイドホルモンは、副腎皮質から分泌されるコルチコステロイド(副腎皮質ホルモン)と、生殖腺から分泌される性ホルモンに大別される。コルチコステロイドは、抗炎症作用、免疫抑制作用、糖質代謝調節作用などを持つ。性ホルモンは、男性ホルモンと女性ホルモンに分けられ、生殖機能や第二性徴の発達を調節する。 副腎皮質ステロイド薬は、コルチコステロイドを合成した薬剤で、抗炎症作用、免疫抑制作用、抗アレルギー作用などを持つ。主に、リウマチ、喘息、アトピー性皮膚炎などの疾患の治療に使用される。ステロイド薬は、副作用として、体重増加、浮腫、高血圧、糖尿病、骨粗しょう症などを引き起こすことがある。そのため、医師の指示に従って適切に使用することが重要である。
その他

看護師が知っておきたい!『スクレロ』ってなに?

スクレロは、硬化療法のことをいう。静脈瘤(下肢静脈瘤、食道静脈瘤など)の治療方法である。硬化療法は静脈瘤の血管を硬化させる薬を注入し、血管を塞ぐ治療法です。静脈に注射をしますが、血管を縛ったり切除したりする必要はありません。硬化療法は、静脈瘤の治療法の中で最も多く行われる方法です。硬化療法に使用する薬剤には、高張食塩水、ポリドカノール、テトラデシル硫酸ナトリウム、ヒアルロン酸、ポリドキサノールなどがあります。硬化療法は、静脈瘤の治療法の中では比較的安全な治療法です。ただし、硬化療法は、静脈瘤の進行状況や患者さんの体調によって、適応にならない場合があります。硬化療法の治療効果は、静脈瘤の程度や治療を受ける回数によって異なります。硬化療法は、静脈瘤の治療法の中では最も多くの症例で効果が得られる治療法ですが、完全に治癒するわけではありません。硬化療法の効果を維持するためには、生活習慣の改善や定期的なフォローアップが必要です。
循環器

看護師必須のスワンガンツカテーテル

スワンガンツカテーテルとは、肺動脈カテーテルのことである。エドワーズライフサイエンス社の商品名から、Swan-Ganz(スワン-ガンツ)カテーテルと呼ばれることが多い。カテーテルの先端にバルーンが付いた、バルーンカテーテルの一つで、心機能の測定に使われる医療機器、検査方法である。静脈(大腿静脈、上腕静脈、鎖骨下静脈、内頚静脈)に針を刺し、そこからカテーテルを挿入、先端の圧を測定する。 スワンガンツカテーテルは、重度の心筋梗塞後や心肺停止蘇生後など、特に重篤な患者に用いられる。略してガンツと呼ばれることもある。
消化器

看護師知っておくべき「膵臓」の基礎知識

膵臓とは、私たちの体の中で重要な役割を果たす臓器です。胃の後ろ、お腹の上部中央に位置しています。膵臓は、消化液である膵液を分泌する外分泌機能と、ホルモンであるインスリンとグルカゴンを分泌する内分泌機能を有しています。 外分泌機能は、膵液を分泌して、食べ物を消化する役割を担っています。膵液には、タンパク質を分解するアミラーゼ、脂肪を分解するリパーゼ、糖質を分解するマルターゼなどが含まれています。これらの消化酵素によって、食べ物は小さく分解されて、小腸で吸収されやすくなります。 内分泌機能は、インスリンとグルカゴンを分泌して、血糖値をコントロールする役割を担っています。インスリンは、血糖値を下げるホルモンで、グルカゴンは、血糖値を上げるホルモンです。インスリンとグルカゴンは、お互いにバランスを取りながら、血糖値を一定に保つように働いています。 膵臓は、消化と血糖値コントロールという、私たちの健康に欠かせない役割を果たしています。膵臓の機能が低下すると、消化不良や糖尿病などの病気を引き起こす可能性があります。
その他

スリープアプネアとは?睡眠時無呼吸症候群の症状や治療法

スリープアプネアとは、睡眠時に呼吸が止まってしまう状態のことを言います。睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に10秒以上の呼吸停止が、1時間に5回以上起こる状態を言います。スリープアプネアは、睡眠中に気道が塞がれてしまうことで起こります。気道が塞がれる原因は、肥満、扁桃腺の肥大、顎の骨格の異常など様々です。スリープアプネアは、日中の強い眠気、疲労感、集中力の低下、頭痛、イライラ、うつなどの症状を引き起こすことがあります。また、心疾患、脳卒中、糖尿病などのリスクを高めることもあります。スリープアプネアが疑われる場合は、睡眠時無呼吸検査を受けることで診断することができます。睡眠時無呼吸検査は、睡眠中に呼吸の状態を測定する検査です。睡眠時無呼吸検査の結果、スリープアプネアと診断された場合は、治療が必要です。スリープアプネアの治療法には、CPAP療法、マウスピース療法、外科手術などがあります。CPAP療法は、鼻にマスクをつけて空気を送り込む療法です。マウスピース療法は、口腔内の気道を広げるマウスピースを装着する療法です。外科手術は、気道を広げる手術を行う療法です。
整形外科

看護師が知っておきたい『介達痛』とは?

介達痛とは、骨折の患部から離れた場所を刺激した際、患部に生じる痛みのことです。軸圧痛とも呼ばれます。介達痛は、骨折の患部と離れた場所に存在する神経が、骨折の患部からの刺激を伝達することで起こります。この神経は、痛みを脳に伝える役割を果たしています。介達痛は、骨折の患部を直接刺激したときよりも、骨折の患部から離れた場所を刺激したときに強く起こることが多いです。介達痛は、骨折の患部が治癒するにつれて、徐々に消失していきます。
整形外科

髄内釘と骨折治療

髄内釘とは、骨折部位を固定するために骨髄内に挿入する釘のことである。ネールやネイル、ロッドと呼ばれることもある。骨の端の部分から髄腔(ずいくう骨の中にある空洞)に打ち込むため、骨折した部分の骨を切開する必要がない。比較的大きな骨の骨幹部が骨折した場合に用いることが多い。 髄内釘は髄腔に挿入しやすいよう細長い形状になっている。骨内で動いてしまわないようにスクリュー状の釘がサイドから埋め込まれているものや、骨折部分に適度な圧力をかけて骨癒合(こつゆごう骨折部分の修復)を促すために斜めにスクリュー状の釘が埋め込まれているものもある。 髄内釘は一般的に金属でできており、軽さだけでなく錆びにくさを追求したチタンなどの特殊金属が利用されていることも多い。
循環器

看護師に必須の用語『スターリングの心臓の法則』

スターリングの心臓の法則とは、イギリスの生理学者であるアーネスト・ヘンリー・スターリングとその共同研究者であるオットー・フランクが提唱した、心拍出量と心室の収縮に関する法則である。スターリングの心臓の法則は、心臓のポンプ機能、つまり血液を送り出す能力は、心筋が伸びれば伸びるほど大きくなるとの考え方である。これは、心臓の収縮力が一定であると仮定した場合、心室が拡張してより多くの血液が流れ込むほど、心室の収縮によって送り出される血液の量も多くなることを意味する。 スターリングの心臓の法則は、心臓の収縮機能を理解する上で重要な法則であり、心臓疾患の診断や治療にも応用されている。心臓疾患では、心臓のポンプ機能が低下することが多く、スターリングの心臓の法則に基づいて心臓のポンプ機能を評価することで、心臓疾患の重症度や治療効果を判断することができる。
腎・泌尿器

看護師が知っておくべきストーマに関する用語

ストーマとは、便や尿を排泄するため、手術によって腹壁に設けられた排泄口のことである。ストマともいう。また、人口肛門、人口膀胱を表す医療現場の用語である。 ストーマは、病気やけがなどによって、本来の排泄器官が機能しなくなった場合に、排泄を補助するために作られる。ストーマの種類は、便を排泄する人工肛門と、尿を排泄する人口膀胱の2種類がある。 人工肛門は、大腸の一部を腹壁に引き出して作られる。人工膀胱は、小腸の一部を腹壁に引き出して作られる。ストーマは、手術によって作られ、手術後はストーマケアが必要となる。 ストーマケアとは、ストーマの周りの皮膚を清潔に保ち、ストーマから出る便や尿を処理することである。ストーマケアは、ストーマを持つ人が日常生活を送るために必要なケアである。
呼吸器

看護師に必須の用語『睡眠時無呼吸症候群』について

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、睡眠中に呼吸停止や低呼吸を認める病態です。呼吸停止とは、10秒以上の呼吸が停止すること、低呼吸とは、1分間に10回未満の呼吸をすることをいいます。SASは、睡眠中に何度も呼吸が止まり、目が覚めてしまう病気です。このため、睡眠時間が十分であっても、日中に強い眠気や倦怠感を感じることがあります。また、SASは、高血圧、心臓病、脳卒中の発症リスクを高めることもわかっています。 SASは、睡眠中の呼吸をモニタリングする検査(睡眠ポリグラフ検査)によって診断されます。睡眠ポリグラフ検査では、睡眠中の呼吸の状態、血中の酸素濃度、心拍数、脳波などを測定します。SASと診断された場合は、持続陽圧呼吸療法(CPAP療法)などの治療が行われます。CPAP療法は、睡眠中に鼻や口に装着するマスクから圧縮空気を送り込み、気道を広げて呼吸を改善する治療法です。
医療機器・設備・器具

スワンガンツカテーテルとは?専門家が解説

スワンガンツカテーテルは、心機能を測定するために使用される医療機器です。心臓の圧力や心拍出量、血液中の酸素飽和度を測定することができます。スワンガンツカテーテルは、肺動脈カテーテルとしても知られており、エドワーズライフサイエンス社の商品名であることから、Swan-Ganz(スワン-ガンツ)カテーテルと呼ばれることが多いです。スワンガンツカテーテルは、先端にバルーンが付いたバルーンカテーテルの一種です。バルーンは、肺動脈カテーテルの先端を肺動脈に固定するために使用されます。スワンガンツカテーテルは、静脈(大腿静脈、上腕静脈、鎖骨下静脈、内頚静脈)に針を刺し、そこからカテーテルを挿入して使用されます。スワンガンツカテーテルは、重篤な患者に用いられることが多いです。例えば、重度の心筋梗塞後や心肺停止蘇生後などに使用されます。また、スワンガンツカテーテルは、心臓手術中や心臓移植中にも使用されます。
消化器

看護師必須用語「筋性防御」とは?意味と確認方法

筋性防御とは、腹部を触診した際に、腹壁の筋肉が緊張して硬くなる内臓体性反射のことである。腹壁の筋肉が硬くなることで、腹部臓器を保護しようとする防衛機転であり、壁側腹膜の炎症を示唆する。 筋性防御は、腹膜炎や腹腔内出血などの腹腔内疾患でみられることが多いが、腸閉塞や尿路結石などでもみられることがある。腹膜炎は、腹膜が炎症を起こした状態で、腹痛、発熱、悪心、嘔吐などの症状がみられる。腹腔内出血は、腹腔内に血液が貯留した状態で、外傷や病気などが原因で起こる。腸閉塞は、腸が詰まって内容物が通過できなくなった状態で、腹痛、便秘、嘔吐などの症状がみられる。尿路結石は、尿路に結石ができて、尿の流れが妨げられた状態で、腰痛、腹痛、血尿などの症状がみられる。 筋性防御は、腹腔内疾患の重要な症状のひとつであり、早期発見と治療に役立つ。腹部を触診した際に、腹壁の筋肉が硬くなっている場合は、腹腔内疾患の可能性があるため、すぐに医療機関を受診することが大切である。
医療機器・設備・器具

手術後の必須アイテム!スキンステープラーを知ろう

スキンステープラーは、手術後や怪我をした後の皮膚を縫合するための器具です。ホッチキスの原理を利用した器具で、ホッチキス針の代わりに医療用のステープル(芯)を使用します。ステープラーは、皮膚を穿刺してステープルを留めることで、皮膚を縫合します。 スキンステープラーは、従来の縫合糸と針を用いた縫合よりも、短時間で簡単に皮膚を縫合することができるため、手術や怪我の治療において広く使用されています。また、スキンステープラーは、縫合糸と針を用いた縫合よりも、皮膚に与えるダメージが少ないため、患者さんの痛みや不快感を軽減することができます。 スキンステープラーは、様々なサイズや形状のものがあり、使用されるステープルの種類も様々です。また、使い捨てのものと、繰り返し使用できるものがあります。使い捨てのスキンステープラーは、使用後に廃棄するため、感染症のリスクを軽減することができます。繰り返し使用できるスキンステープラーは、洗浄や消毒を適切に行うことで、繰り返し使用することができます。
精神科

ストレスチェック制度とは何か?

ストレスチェック制度の概要 ストレスチェック制度とは、労働者のメンタルヘルス対策の一環として、心理的な負担の程度をチェックするために行われる検査や面接指導などを行う制度のことである。この制度は、労働安全衛生法に基づき、事業主に義務づけられている。ストレスチェック制度の対象となるのは、原則として、事業主に雇用されている全ての労働者である。ストレスチェック制度の実施方法は、事業主が労働者と協議して決めることができるが、一般的には、年に1回、労働者にストレスチェックを実施し、その結果に応じて、必要な措置を講じるという流れとなる。ストレスチェックを実施する際には、労働者のプライバシーに配慮し、労働者の同意を得た上で実施することが求められる。また、ストレスチェックの結果は、労働者の同意なしに第三者に開示することはできない。
呼吸器

看護師が知っておくべきスタイレットの基礎知識

-スタイレットの使い方- スタイレットは、気管挿管する際に気管チューブ内に通す柔らかい金属製あるいはプラスチック製の医療器具です。スタイレットを使用することで気管チューブの形状を保持することができ、スムーズに気管内にチューブを留置することが可能となります。 スタイレットを使用する手順は以下の通りです。 1. 患者の体格に合った気管チューブを選択する。 2. キシロカイン®スプレーで内腔を湿らせる。 3. スタイレットを気管チューブに挿入する。 4. 気管チューブを用手的に任意の形状に曲げる。この時、ホッケーのスティックのようにJの形にすることが多い。 5. 気管チューブの先端よりスタイレットの先端が1~2cm手前の位置になるようにストッパーで固定する。スタイレットの先端が気管チューブの先端から出てしまうと気管チューブを留置した際に気管損傷を起こすので注意を要する。 6. 気管チューブの先端が患者の声門を越えたところで、中のスタイレットをゆっくりと抜去する。スタイレットを挿入したまま気管チューブを気管内に進めてしまうと気管損傷を起こす。また、勢いよくスタイレットを抜去するとチューブが気管から抜け食道に入り込むこともあるため注意する。 以上の点に留意し、正しくスタイレットを使用することで気管挿管をスムーズに行うことができます。
その他

看護師が知っておくべきスピッツの基礎知識

スピッツとは、血液検査や尿検査などの検査で採血や採尿された血液や尿を入れる試験管のことです。スピッツの先端は細くなっている形状をしているものが多く、採った血液や尿はそのままスピッツのまま遠心分離機などにかけられて検査されます。スピッツには様々な種類があり、例えば血液用であっても、採血された血液の凝固を避けるためにあらかじめ抗凝固剤が入っているスピッツや、解糖による検査前の血糖値の変化を避けるために解糖阻止剤が入っているスピッツなどがあります。また、スピッツには常温用・冷蔵用・凍結用などがあり、検査項目ごとに使い分けます。
検査・診断

看護師必須!スメア検査とは?

スメア検査とは、子宮頸部のがん検診で利用される検査方法です。子宮頸部細胞診とも呼ばれ、子宮頸部の細胞を採取して検査することで、がんの前段階である異形成と呼ばれる細胞を発見することを目的としています。 子宮頸部は、子宮の入り口にあたる部分です。月経や出産で開いたり閉じたりするため、傷がつきやすく、がんが発生しやすい場所でもあります。スメア検査は、子宮頸部のがんを早期に発見することができる検査として広く行われています。 スメア検査は、子宮頸部をへらや頸管ブラシでこすり、細胞を採取します。採取した細胞をスライドガラスに塗りつけて染色し、顕微鏡で観察します。異常細胞が発見された場合、さらに詳しい検査が行われます。
脳・神経

看護師に必須!スパスムとは?

スパスムとは、筋肉が意図せずに収縮することである。攣縮(れんしゅく)とも呼ばれる。スパスムは、脳血管スパスム、冠動脈スパスム、筋スパスムなど、痙攣する部位によってさまざまな種類がある。脳血管スパスムは、脳の血管が収縮して血流が減少する状態である。冠動脈スパスムは、心臓の冠動脈が収縮して血流が減少する状態である。筋スパスムは、筋肉が収縮して痛みやこわばりを引き起こす状態である。 スパスムは、さまざまな原因で起こり得る。脳血管スパスムは、くも膜下出血や脳梗塞などの脳卒中後に起こりやすい。冠動脈スパスムは、冠動脈の動脈硬化や冠動脈解離などの疾患によって起こりやすい。筋スパスムは、筋肉の疲労や脱水症、電解質の異常などが原因で起こりやすい。 スパスムは、さまざまな症状を引き起こす。脳血管スパスムは、頭痛、吐き気、嘔吐、意識障害などの症状を引き起こす。冠動脈スパスムは、胸痛、息切れ、動悸などの症状を引き起こす。筋スパスムは、筋肉の痛み、こわばり、腫れなどの症状を引き起こす。 スパスムの治療法は、原因によって異なる。脳血管スパスムは、血管を拡張するための薬剤や、脳の血流を改善するための処置が行われる。冠動脈スパスムは、血管を拡張するための薬剤や、冠動脈の動脈硬化を改善するための処置が行われる。筋スパスムは、筋肉をリラックスさせるための薬剤や、マッサージ、温熱療法などが行われる。
その他

看護師が知っておきたいスピッツの基礎知識

スピッツとは、血液検査や尿検査などで、採った血液や尿を入れる試験管のことです。管の先が細くなっている形状のものが多いです。採った血液や尿は、スピッツのまま遠心分離器などにかけて検査されます。スピッツには様々な種類があり、例えば血液用であっても、採血された血液の凝固を避けるため、あらかじめ抗凝固剤が入っているスピッツや、解糖による検査前の血糖値の変化を避けるため、解糖阻止剤の入っているスピッツなどがあります。そのほかにも、常温用・冷蔵用・凍結用など多様なスピッツがあり、検査項目ごとに使い分けられます。
脳・神経

看護師が知っておくべき髄膜刺激症状

髄膜刺激症状とは、出血や感染などで髄膜が刺激された時に出現する症状の総称である。髄膜刺激症候ともいう。髄膜は、脳と脊髄を包む三層の膜である。外側から硬膜、クモ膜、軟膜と呼ばれ、脳脊髄液という液体が含まれている。髄膜が刺激されると、頭痛、嘔吐、項部硬直、ケロッグ徴候、ブルンスキー徴候などの症状が現れる。 髄膜刺激症状は、髄膜炎、くも膜下出血、脳出血、脳腫瘍などの疾患で起こる。髄膜炎は、細菌やウイルスが髄膜に感染して炎症を起こす疾患である。くも膜下出血は、脳の表面を覆うクモ膜の下で出血が起こる疾患である。脳出血は、脳の中で出血が起こる疾患である。脳腫瘍は、脳に腫瘍ができる疾患である。
脳・神経

看護師に必須の用語「錐体外路」とは?

錐体外路とは、脳から筋肉への運動指令を伝える神経系の経路のことです。錐体路とは別の経路であり、姿勢や運動に対する指令を骨格筋へ伝える役割を担っています。錐体外路は、大脳基底核、視床腹部、脳幹など複数の部位から構成されており、それぞれが微調整しながら運動を制御しています。錐体外路系に障害が生じると、振戦、筋硬直、動作の緩慢化などの症状が現れます。パーキンソン病は、錐体外路系が障害される代表的な疾患です。
皮膚科

看護師必須用語『スキンケア』とは?

スキンケアとは、皮膚を清潔にし、乾燥や過剰な皮脂から肌を防ぐことを目的とするケアのことである。スキンケアは、化粧品を使用して行うことが一般的であり、化粧水、乳液、クリームなどの製品が販売されている。また、洗顔料やクレンジング剤を使用して汚れや皮脂を落とすことも、スキンケアの一種である。 スキンケアは、肌を健康で美しい状態に保つためには欠かせない。スキンケアを行うことで、ニキビやシワ、たるみなどの肌トラブルを予防することができる。また、スキンケアを行うことで、肌のハリや弾力を保ち、若々しい肌をキープすることができる。 スキンケアを行う際には、自分の肌質に合った製品を選ぶことが大切である。乾燥肌の人であれば、保湿力の高い製品を選び、脂性肌の人であれば、さっぱりとした製品を選ぶと良い。また、季節によってもスキンケア製品を変える必要がある。夏には、紫外線対策を重視した製品を選び、冬には、乾燥対策を重視した製品を選ぶと良い。
精神科

ストレス:看護師に不可欠な用語

ストレスとは、外部から刺激を受けた時に生じる緊張状態のことです。ストレスは、身体的、精神的、感情的な反応を引き起こします。身体的な反応としては、心臓の鼓動の増加、血圧の上昇、筋肉の緊張、発汗、胃の不調などが挙げられます。精神的な反応としては、不安、イライラ、集中力の低下、判断力の低下などが挙げられます。感情的な反応としては、怒り、悲しみ、絶望感などが挙げられます。ストレスは、仕事、人間関係、経済的な問題、健康上の問題など、様々な要因によって引き起こされます。ストレスは、短期間であれば、問題ありませんが、長期間にわたってストレスがかかると、心身の健康に悪影響を及ぼします。ストレスを軽減するためには、運動、睡眠、健康的な食事、趣味、リラクゼーションなどの方法があります。
感染

看護師必携用語解説:水痘編

水痘の原因は、水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)による初感染です。VZVは、ヘルペスウイルス科の水痘帯状疱疹ウイルス属に属するウイルスです。水痘は、空気感染、飛沫感染、接触感染によって広がります。空気感染は、感染者が咳やくしゃみをすると、ウイルスを含んだ飛沫が空気中に放出され、それを吸い込むことで感染します。飛沫感染は、感染者が咳やくしゃみをすると、ウイルスを含んだ飛沫が周囲に飛び散り、それを吸い込むことで感染します。接触感染は、感染者の皮膚の水疱や膿疱に直接触れることで感染します。水痘は、発疹出現の1~2日前から出現後4~5日、もしくは痂疲化するまでは伝染力があります。 水痘の症状は、発熱、頭痛、筋肉痛、倦怠感、食欲不振などです。発疹は、顔、体幹、四肢にできることが多く、最初は小さな赤い斑点ですが、次第に水疱になり、膿疱になっていきます。水疱は、かゆみを伴うことが多く、掻き壊すと跡が残ることがあります。水痘は、通常、7~10日間で治りますが、重症化すると肺炎、脳炎、肝炎などの合併症を起こすことがあります。