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整形外科

髄内釘と骨折治療

髄内釘とは、骨折部位を固定するために骨髄内に挿入する釘のことである。ネールやネイル、ロッドと呼ばれることもある。骨の端の部分から髄腔(ずいくう骨の中にある空洞)に打ち込むため、骨折した部分の骨を切開する必要がない。比較的大きな骨の骨幹部が骨折した場合に用いることが多い。 髄内釘は髄腔に挿入しやすいよう細長い形状になっている。骨内で動いてしまわないようにスクリュー状の釘がサイドから埋め込まれているものや、骨折部分に適度な圧力をかけて骨癒合(こつゆごう骨折部分の修復)を促すために斜めにスクリュー状の釘が埋め込まれているものもある。 髄内釘は一般的に金属でできており、軽さだけでなく錆びにくさを追求したチタンなどの特殊金属が利用されていることも多い。
その他

看護師が知っておくべきスピッツの基礎知識

スピッツとは、血液検査や尿検査などの検査で採血や採尿された血液や尿を入れる試験管のことです。スピッツの先端は細くなっている形状をしているものが多く、採った血液や尿はそのままスピッツのまま遠心分離機などにかけられて検査されます。スピッツには様々な種類があり、例えば血液用であっても、採血された血液の凝固を避けるためにあらかじめ抗凝固剤が入っているスピッツや、解糖による検査前の血糖値の変化を避けるために解糖阻止剤が入っているスピッツなどがあります。また、スピッツには常温用・冷蔵用・凍結用などがあり、検査項目ごとに使い分けます。
呼吸器

看護師に必須の用語『睡眠時無呼吸症候群』について

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、睡眠中に呼吸停止や低呼吸を認める病態です。呼吸停止とは、10秒以上の呼吸が停止すること、低呼吸とは、1分間に10回未満の呼吸をすることをいいます。SASは、睡眠中に何度も呼吸が止まり、目が覚めてしまう病気です。このため、睡眠時間が十分であっても、日中に強い眠気や倦怠感を感じることがあります。また、SASは、高血圧、心臓病、脳卒中の発症リスクを高めることもわかっています。 SASは、睡眠中の呼吸をモニタリングする検査(睡眠ポリグラフ検査)によって診断されます。睡眠ポリグラフ検査では、睡眠中の呼吸の状態、血中の酸素濃度、心拍数、脳波などを測定します。SASと診断された場合は、持続陽圧呼吸療法(CPAP療法)などの治療が行われます。CPAP療法は、睡眠中に鼻や口に装着するマスクから圧縮空気を送り込み、気道を広げて呼吸を改善する治療法です。
その他

看護師が知っておきたいスピッツの基礎知識

スピッツとは、血液検査や尿検査などで、採った血液や尿を入れる試験管のことです。管の先が細くなっている形状のものが多いです。採った血液や尿は、スピッツのまま遠心分離器などにかけて検査されます。スピッツには様々な種類があり、例えば血液用であっても、採血された血液の凝固を避けるため、あらかじめ抗凝固剤が入っているスピッツや、解糖による検査前の血糖値の変化を避けるため、解糖阻止剤の入っているスピッツなどがあります。そのほかにも、常温用・冷蔵用・凍結用など多様なスピッツがあり、検査項目ごとに使い分けられます。
脳・神経

看護師に必須の用語『髄膜炎』について

髄膜炎とは何か? 髄膜炎とは、髄膜、すなわち脳と脊髄を覆う3層の膜に炎症が起こる病気です。髄膜には、くも膜、軟膜、そしてその2つに囲まれたくも膜下腔があります。髄膜炎は、細菌、ウイルス、真菌、寄生虫など、さまざまな感染症によって引き起こされます。また、けがやその他の外傷、薬剤の副作用、自己免疫疾患によっても起こる可能性があります。髄膜炎は、年齢や健康状態にかかわらず、誰にでも起こり得る病気です。しかし、新生児、乳幼児、高齢者、免疫不全者などは、髄膜炎にかかりやすく、重症化するリスクが高いとされています。
検査・診断

看護師必須!スメア検査とは?

スメア検査とは、子宮頸部のがん検診で利用される検査方法です。子宮頸部細胞診とも呼ばれ、子宮頸部の細胞を採取して検査することで、がんの前段階である異形成と呼ばれる細胞を発見することを目的としています。 子宮頸部は、子宮の入り口にあたる部分です。月経や出産で開いたり閉じたりするため、傷がつきやすく、がんが発生しやすい場所でもあります。スメア検査は、子宮頸部のがんを早期に発見することができる検査として広く行われています。 スメア検査は、子宮頸部をへらや頸管ブラシでこすり、細胞を採取します。採取した細胞をスライドガラスに塗りつけて染色し、顕微鏡で観察します。異常細胞が発見された場合、さらに詳しい検査が行われます。
呼吸器

看護師が知っておくべきスタイレットの基礎知識

-スタイレットの使い方- スタイレットは、気管挿管する際に気管チューブ内に通す柔らかい金属製あるいはプラスチック製の医療器具です。スタイレットを使用することで気管チューブの形状を保持することができ、スムーズに気管内にチューブを留置することが可能となります。 スタイレットを使用する手順は以下の通りです。 1. 患者の体格に合った気管チューブを選択する。 2. キシロカイン®スプレーで内腔を湿らせる。 3. スタイレットを気管チューブに挿入する。 4. 気管チューブを用手的に任意の形状に曲げる。この時、ホッケーのスティックのようにJの形にすることが多い。 5. 気管チューブの先端よりスタイレットの先端が1~2cm手前の位置になるようにストッパーで固定する。スタイレットの先端が気管チューブの先端から出てしまうと気管チューブを留置した際に気管損傷を起こすので注意を要する。 6. 気管チューブの先端が患者の声門を越えたところで、中のスタイレットをゆっくりと抜去する。スタイレットを挿入したまま気管チューブを気管内に進めてしまうと気管損傷を起こす。また、勢いよくスタイレットを抜去するとチューブが気管から抜け食道に入り込むこともあるため注意する。 以上の点に留意し、正しくスタイレットを使用することで気管挿管をスムーズに行うことができます。
皮膚科

看護師必須用語『スキンケア』とは?

スキンケアとは、皮膚を清潔にし、乾燥や過剰な皮脂から肌を防ぐことを目的とするケアのことである。スキンケアは、化粧品を使用して行うことが一般的であり、化粧水、乳液、クリームなどの製品が販売されている。また、洗顔料やクレンジング剤を使用して汚れや皮脂を落とすことも、スキンケアの一種である。 スキンケアは、肌を健康で美しい状態に保つためには欠かせない。スキンケアを行うことで、ニキビやシワ、たるみなどの肌トラブルを予防することができる。また、スキンケアを行うことで、肌のハリや弾力を保ち、若々しい肌をキープすることができる。 スキンケアを行う際には、自分の肌質に合った製品を選ぶことが大切である。乾燥肌の人であれば、保湿力の高い製品を選び、脂性肌の人であれば、さっぱりとした製品を選ぶと良い。また、季節によってもスキンケア製品を変える必要がある。夏には、紫外線対策を重視した製品を選び、冬には、乾燥対策を重視した製品を選ぶと良い。
産婦人科

看護師必見!垂直感染とは?

垂直感染とは、病原体が親から子どもに伝播される感染様式のことである。垂直感染を起こしうる疾患には、風疹・梅毒・ヘルペス・B型肝炎・HIV感染症などがある。 垂直感染は、妊娠中の胎内感染、出産時の産道感染、出生後の経母乳感染などによって起こる。胎内感染は、妊娠中に母親が感染症にかかった場合に、胎盤を通じて胎児に感染する。産道感染は、出産時に母親の産道を通過する際に、胎児が感染する。経母乳感染は、出生後に母親の母乳を通じて、乳児が感染する。 垂直感染は、子どもに重篤な健康被害をもたらす可能性がある。例えば、風疹の胎内感染は、先天性風疹症候群を引き起こし、聴覚障害、視覚障害、心臓疾患などの障害を引き起こす可能性がある。梅毒の胎内感染は、先天性梅毒を引き起こし、皮膚障害、骨障害、神経障害などの障害を引き起こす可能性がある。 垂直感染を防ぐためには、妊娠中の母親が感染症にかからないように予防することが大切である。妊娠中に感染症にかかってしまった場合は、適切な治療を受けることが大切である。また、出産後は、母乳で育てないことが望ましい。
脳・神経

看護師に必須の用語「錐体外路」とは?

錐体外路とは、脳から筋肉への運動指令を伝える神経系の経路のことです。錐体路とは別の経路であり、姿勢や運動に対する指令を骨格筋へ伝える役割を担っています。錐体外路は、大脳基底核、視床腹部、脳幹など複数の部位から構成されており、それぞれが微調整しながら運動を制御しています。錐体外路系に障害が生じると、振戦、筋硬直、動作の緩慢化などの症状が現れます。パーキンソン病は、錐体外路系が障害される代表的な疾患です。
消化器

看護師必須用語『筋性防御』とは?原因や症状

筋性防御とは、腹部を触診した際、腹壁の筋肉が緊張して硬くなる内臓体性反射のことです。これは、壁側腹膜の炎症を示唆しており、腹膜炎や腹腔内出血などの疾患でみられます。筋性防御は、腹部の痛みを伴うことが多く、触診によって筋肉の緊張を認めることができます。また、筋性防御は、腹部のX線検査やCT検査でも確認することができます。筋性防御は、腹膜炎や腹腔内出血などの疾患の診断に役立ちます。また、筋性防御は、これらの疾患の重症度を評価するのにも役立ちます。
医療機器・設備・器具

スワンガンツカテーテルとは?専門家が解説

スワンガンツカテーテルは、心機能を測定するために使用される医療機器です。心臓の圧力や心拍出量、血液中の酸素飽和度を測定することができます。スワンガンツカテーテルは、肺動脈カテーテルとしても知られており、エドワーズライフサイエンス社の商品名であることから、Swan-Ganz(スワン-ガンツ)カテーテルと呼ばれることが多いです。スワンガンツカテーテルは、先端にバルーンが付いたバルーンカテーテルの一種です。バルーンは、肺動脈カテーテルの先端を肺動脈に固定するために使用されます。スワンガンツカテーテルは、静脈(大腿静脈、上腕静脈、鎖骨下静脈、内頚静脈)に針を刺し、そこからカテーテルを挿入して使用されます。スワンガンツカテーテルは、重篤な患者に用いられることが多いです。例えば、重度の心筋梗塞後や心肺停止蘇生後などに使用されます。また、スワンガンツカテーテルは、心臓手術中や心臓移植中にも使用されます。
医療機器・設備・器具

手術後の必須アイテム!スキンステープラーを知ろう

スキンステープラーは、手術後や怪我をした後の皮膚を縫合するための器具です。ホッチキスの原理を利用した器具で、ホッチキス針の代わりに医療用のステープル(芯)を使用します。ステープラーは、皮膚を穿刺してステープルを留めることで、皮膚を縫合します。 スキンステープラーは、従来の縫合糸と針を用いた縫合よりも、短時間で簡単に皮膚を縫合することができるため、手術や怪我の治療において広く使用されています。また、スキンステープラーは、縫合糸と針を用いた縫合よりも、皮膚に与えるダメージが少ないため、患者さんの痛みや不快感を軽減することができます。 スキンステープラーは、様々なサイズや形状のものがあり、使用されるステープルの種類も様々です。また、使い捨てのものと、繰り返し使用できるものがあります。使い捨てのスキンステープラーは、使用後に廃棄するため、感染症のリスクを軽減することができます。繰り返し使用できるスキンステープラーは、洗浄や消毒を適切に行うことで、繰り返し使用することができます。
呼吸器

ストライダーを理解する:看護師のためのガイド

ストライダーとは、喉頭や中枢側の気管支の狭窄や閉塞により生じる、連続性ラ音の一つである。吸気相に「グーグー」や「ゼーゼー」など低調な音が聞こえるのが特徴である。乳幼児では、喉頭軟骨の発育不全や気管支軟化症、扁桃肥大、アデノイド肥大、クループなどが原因となることが多い。成人では、喉頭癌、気管癌、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患などが原因となることが多い。 ストライダーは、気道の狭窄や閉塞の程度によって、その重症度が異なる。軽度であれば、呼吸困難やチアノーゼなどの症状はみられないが、重度になると、呼吸困難やチアノーゼ、意識障害などの症状がみられる。ストライダーがみられる場合は、早急に医療機関を受診する必要がある。
循環器

看護師に必須の用語『スターリングの心臓の法則』

スターリングの心臓の法則とは、イギリスの生理学者であるアーネスト・ヘンリー・スターリングとその共同研究者であるオットー・フランクが提唱した、心拍出量と心室の収縮に関する法則である。スターリングの心臓の法則は、心臓のポンプ機能、つまり血液を送り出す能力は、心筋が伸びれば伸びるほど大きくなるとの考え方である。これは、心臓の収縮力が一定であると仮定した場合、心室が拡張してより多くの血液が流れ込むほど、心室の収縮によって送り出される血液の量も多くなることを意味する。 スターリングの心臓の法則は、心臓の収縮機能を理解する上で重要な法則であり、心臓疾患の診断や治療にも応用されている。心臓疾患では、心臓のポンプ機能が低下することが多く、スターリングの心臓の法則に基づいて心臓のポンプ機能を評価することで、心臓疾患の重症度や治療効果を判断することができる。
その他

看護師必須用語『ステルベン』

ステルベンとは、ドイツ語のsterben(死亡)を起源に使用される医療用語である。死亡が避けられないと医師が判断した患者に対して残りの人生をより良く過ごすためのケアを行うことを意味する。これは、患者の希望や価値観を尊重し、患者とその家族に十分な情報とサポートを提供することを含む。ステルベンは、患者の尊厳と生活の質を尊重するケアであり、単に死を待つことを意味するわけではない。 ステルベンのケアには、身体的なケア、心理的なケア、社会的なケア、霊的なケアなど様々なものがある。身体的なケアには、痛み管理や症状緩和などが含まれる。心理的なケアには、患者の不安や悲しみをケアすることが含まれる。社会的なケアには、患者の家族や友人との関係をサポートすることが含まれる。霊的なケアには、患者の宗教的・精神的なニーズをサポートすることが含まれる。 ステルベンは、患者の残りの人生をより良く過ごすためのケアであり、単に死を待つことを意味するわけではない。患者の希望や価値観を尊重し、患者とその家族に十分な情報とサポートを提供することは、ステルベンのケアにおいて重要である。
腎・泌尿器

看護師が知っておくべきストーマに関する用語

ストーマとは、便や尿を排泄するため、手術によって腹壁に設けられた排泄口のことである。ストマともいう。また、人口肛門、人口膀胱を表す医療現場の用語である。 ストーマは、病気やけがなどによって、本来の排泄器官が機能しなくなった場合に、排泄を補助するために作られる。ストーマの種類は、便を排泄する人工肛門と、尿を排泄する人口膀胱の2種類がある。 人工肛門は、大腸の一部を腹壁に引き出して作られる。人工膀胱は、小腸の一部を腹壁に引き出して作られる。ストーマは、手術によって作られ、手術後はストーマケアが必要となる。 ストーマケアとは、ストーマの周りの皮膚を清潔に保ち、ストーマから出る便や尿を処理することである。ストーマケアは、ストーマを持つ人が日常生活を送るために必要なケアである。
消化器

看護師必須用語「筋性防御」とは?意味と確認方法

筋性防御とは、腹部を触診した際に、腹壁の筋肉が緊張して硬くなる内臓体性反射のことである。腹壁の筋肉が硬くなることで、腹部臓器を保護しようとする防衛機転であり、壁側腹膜の炎症を示唆する。 筋性防御は、腹膜炎や腹腔内出血などの腹腔内疾患でみられることが多いが、腸閉塞や尿路結石などでもみられることがある。腹膜炎は、腹膜が炎症を起こした状態で、腹痛、発熱、悪心、嘔吐などの症状がみられる。腹腔内出血は、腹腔内に血液が貯留した状態で、外傷や病気などが原因で起こる。腸閉塞は、腸が詰まって内容物が通過できなくなった状態で、腹痛、便秘、嘔吐などの症状がみられる。尿路結石は、尿路に結石ができて、尿の流れが妨げられた状態で、腰痛、腹痛、血尿などの症状がみられる。 筋性防御は、腹腔内疾患の重要な症状のひとつであり、早期発見と治療に役立つ。腹部を触診した際に、腹壁の筋肉が硬くなっている場合は、腹腔内疾患の可能性があるため、すぐに医療機関を受診することが大切である。
整形外科

看護師が知っておきたい『介達痛』とは?

介達痛とは、骨折の患部から離れた場所を刺激した際、患部に生じる痛みのことです。軸圧痛とも呼ばれます。介達痛は、骨折の患部と離れた場所に存在する神経が、骨折の患部からの刺激を伝達することで起こります。この神経は、痛みを脳に伝える役割を果たしています。介達痛は、骨折の患部を直接刺激したときよりも、骨折の患部から離れた場所を刺激したときに強く起こることが多いです。介達痛は、骨折の患部が治癒するにつれて、徐々に消失していきます。
感染

看護師必見!垂直感染とは?

垂直感染とは、病原体が親から子どもに伝播される感染様式のことです。妊娠中の胎内感染、出産時の産道感染、出生後の経母乳感染などがあります。母子感染とも呼ばれます。 垂直感染を起こしうる疾患には、風疹・梅毒・ヘルペス・B型肝炎・HIV感染症などがあります。垂直感染は、胎児や新生児の健康に重大な影響を及ぼす可能性があります。感染の種類によっては、胎児の死亡や、先天的な異常を引き起こすこともあります。また、新生児に感染した場合には、重篤な症状を引き起こす可能性があります。 垂直感染を防ぐためには、妊娠中の定期健診やワクチン接種、出産時の適切な処置などが重要です。また、母乳育児をする場合は、適切な衛生管理を行うことが大切です。垂直感染の疑いがある場合には、速やかに医療機関を受診することが大切です。