肝臓

記事内に広告が含まれています。
消化器

看護師に必須!経皮経肝的胆嚢ドレナージ

経皮経肝的胆嚢ドレナージ(PTGBD)とは、右肋間の皮膚と肝臓を介して胆嚢に細い管を入れ、溜まっている胆汁を体外に排出する治療のことである。急性胆嚢炎や閉塞性黄疸の治療として採用される。 PTGBDは、胆嚢の機能が低下して胆汁が排出されなくなった場合に行われる。胆汁が排出されないと、胆汁が胆嚢に溜まって胆嚢炎や閉塞性黄疸を引き起こす。PTGBDは、胆汁を排出することでこれらの症状を改善することができる。 PTGBDは、局所麻酔下で行われる。右肋間に小さな切開を入れ、そこから肝臓を介して胆嚢に細い管を入れる。この管を通して胆汁を体外に排出する。PTGBDは、通常数日から数週間行われる。 PTGBDは、一般的に安全な治療法である。しかし、まれに合併症が起こる可能性がある。合併症としては、出血、感染症、胆管損傷などがある。
消化器

看護師に必須の用語『肝硬変』

肝硬変とは、肝臓が炎症を繰り返し、線維組織(コラーゲン)が増える病気です。それにより、肝臓の機能が低下し、さまざまな症状や合併症が現れます。 肝硬変は、肝臓の慢性的な炎症が原因で起こります。慢性的な炎症は、肝臓の細胞を損傷し、線維組織が産生されます。線維組織は、肝臓の正常な組織を置き換え、肝臓の機能を低下させます。 肝硬変は、肝臓の機能を低下させるだけでなく、さまざまな合併症を引き起こすことがあります。合併症には、以下のものがあります。 * 黄疸(皮膚や眼の白目が黄色くなる) * 腹水(腹部に水が溜まる) * 肝性脳症(肝臓の機能が低下して、脳に影響が出る) * 門脈圧亢進症(肝臓から心臓に戻る血流が滞る) * 食道静脈瘤(食道に静脈瘤ができる) * 肝臓がん 肝硬変は、重症化すると命に関わる病気です。早期発見・早期治療が大切です。肝硬変の症状や合併症が現れたら、すぐに医師の診察を受けましょう。
消化器

看護師に必須の用語『肝機能障害』について

肝機能障害とは、さまざまな原因により肝臓の機能に異常が起きた状態である。肝臓は、体内で最も大きな臓器であり、重要な役割を担っている。肝臓は、食べ物を消化し、エネルギーに変換する。また、毒素を分解し、血液を浄化する。肝機能障害になると、これらの機能が低下し、さまざまな症状が現れる。 肝機能障害の原因は、アルコール性肝障害、ウイルス性肝炎、薬物性肝障害、自己免疫性肝疾患、遺伝性肝疾患などである。アルコール性肝障害は、過度な飲酒により起こる肝機能障害である。ウイルス性肝炎は、ウイルス感染により起こる肝機能障害である。薬物性肝障害は、薬物の副作用により起こる肝機能障害である。自己免疫性肝疾患は、自己免疫の異常により起こる肝機能障害である。遺伝性肝疾患は、遺伝子の異常により起こる肝機能障害である。 肝機能障害の症状は、倦怠感、食欲不振、体重減少、黄疸、腹水、下肢のむくみ、肝性脳症、肝硬変などである。倦怠感は、肝機能障害の最も一般的な症状である。食欲不振は、肝機能障害により、消化器系の機能が低下するため起こる。体重減少は、食欲不振により、栄養が不足するため起こる。黄疸は、ビリルビンが血液中に増加し、皮膚や白目が黄色くなる症状である。腹水は、肝硬変により、肝臓が硬くなり、門脈圧が上昇するため起こる。下肢のむくみは、腹水により、体内の水分が組織に貯留するため起こる。肝性脳症は、肝機能障害により、アンモニアが血液中に増加し、脳に障害が起こる症状である。肝硬変は、肝機能障害が進行すると起こる病態である。肝硬変になると、肝臓が硬くなり、肝機能が低下する。
内分泌・代謝・栄養

コレステロールの基礎知識

コレステロールとは、体に不可欠な脂質の一種です。コレステロールは、細胞膜の構成成分として、細胞の構造を維持する役割を果たしています。また、ホルモンの材料として、体内の様々な機能を調節する役割も果たしています。コレステロールは、主に肝臓で合成されますが、食事からも摂取することができます。食事から摂取したコレステロールは、小腸で吸収され、血液に乗って全身に運ばれます。コレステロールは、体内で必要な分は細胞に取り込まれ、不要な分は胆汁酸に変換されて排泄されます。 コレステロールには、善玉コレステロールと悪玉コレステロールの2種類があります。善玉コレステロールは、血管を保護する働きがあり、悪玉コレステロールは、血管を詰まらせる働きがあります。コレステロール値が高いと、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞などの生活習慣病のリスクが高まります。そのため、コレステロール値をコントロールすることが重要です。コレステロール値をコントロールするためには、食事や運動、生活習慣を見直す必要があります。
消化器

ICGテストとは?肝機能を調べる検査

ICG検査とは、肝機能を調べる検査のひとつです。肝臓には、体内に取り込まれた有害な物質を分解して無害にする解毒作用があります。この解毒作用が低下すると、血液中に有害な物質が蓄積されてしまいます。ICG検査では、体内に緑色の色素であるインドシアニングリーン(ICG)を注射し、一定時間おきに採血して血液中のICG濃度を測定します。ICGは肝臓で分解されて胆汁中に排泄されるため、血液中のICG濃度を測定することで肝臓の解毒機能を評価することができます。 ICG検査は、肝機能障害の有無や程度を調べるために用いられます。また、肝臓移植後の経過観察や、肝臓がんの治療効果の判定にも用いられます。ICG検査は、比較的簡便な検査ですが、まれに注射部位の痛みや発疹などの副作用がみられることがあります。
消化器

看護師が知っておくべき脂肪肝の基礎知識

脂肪肝とは、肝細胞中に中性脂肪(トリグリセリド)が蓄積した状態です。肝細胞の30%以上に脂肪空胞を認める状態を言います。アルコール性と非アルコール性に分けられます。 アルコール性脂肪肝は、過剰なアルコール摂取が原因で起こる脂肪肝です。アルコールは肝臓で分解され、その過程で脂肪酸が生成されます。この脂肪酸が肝細胞に蓄積すると、脂肪肝となります。 非アルコール性脂肪肝は、アルコールを飲まない人にも起こる脂肪肝です。肥満、糖尿病、高脂血症などが原因で起こることが多いです。 脂肪肝は、初期の段階では自覚症状がありません。しかし、進行すると、肝機能障害や肝硬変、肝臓がんの原因となることがあります。 脂肪肝を予防するためには、適度な運動、バランスのとれた食事、禁煙、節酒などが大切です。
検査・診断

看護師のための『クレアチン』理解ガイド

クレアチンとは、筋肉のエネルギー産生に重要な役割を果たす天然物質です。これは、筋肉の収縮に使用されるアデノシン三リン酸(ATP)を再合成するのに役立ちます。クレアチンは、肉や魚のタンパク質を食べることで摂取することができますが、サプリメントとしても入手可能です。 クレアチンは、主に肝臓で合成され、筋肉や脳に運ばれます。クレアチンは、筋肉細胞に取り込まれると、クレアチンリン酸に変換されます。クレアチンリン酸は、筋肉の収縮に使用されるATPを再合成するのに役立ちます。 クレアチンは、筋肉の力を高める効果があることが示されています。クレアチンを摂取すると、筋肉のクレアチンリン酸のレベルが上昇し、筋肉の収縮が改善されます。また、クレアチンは、筋肉の疲労を軽減する効果も示されています。クレアチンを摂取すると、筋肉の乳酸のレベルが低下し、筋肉の疲労が遅くなります。 クレアチンは、筋肉の力を高める効果があるため、アスリートやボディビルダーに人気のあるサプリメントです。クレアチンは、安全で副作用の少ないサプリメントですが、クレアチンを摂取する前に医師に相談することが重要です。
脳・神経

看護師に必須の用語『多臓器不全』の基本知識

多臓器不全とは、心臓、腎臓、肺、肝臓、中枢神経などの生命維持臓器が同時に機能障害を起こす状態をいいます。また、凝固系、免疫系、内分泌系などの生理学的システムの機能障害も含みます。多臓器不全症候群、多臓器障害(MODS)とも呼ばれます。 多臓器不全の原因は多様ですが、重篤な感染症、外傷、手術、大出血、敗血症、薬物中毒などが挙げられます。また、慢性疾患の悪化や、加齢に伴う臓器機能の低下も、多臓器不全のリスクを高める要因となります。 多臓器不全の症状は、臓器障害の種類や程度によって異なりますが、一般的には、意識障害、呼吸困難、尿量減少、浮腫、黄疸、出血傾向などがみられます。また、多臓器不全が進行すると、全身の臓器の機能が低下し、死に至ることもあります。 多臓器不全の治療は、臓器障害の原因となっている病気を治療するとともに、臓器機能をサポートする治療を行います。臓器機能をサポートする治療としては、人工呼吸器による呼吸管理、血液透析による腎機能の補助、輸血による貧血の治療などが挙げられます。また、抗菌薬や抗真菌薬などの薬剤を使用し、感染症の治療を行うこともあります。
内分泌・代謝・栄養

看護師が知っておくべき「ケトン体」とその役割

ケトン体は、アセトン、アセト酢酸、β-ヒドロキシ酪酸の総称です。飢餓状態や糖尿病などにより、エネルギー源として血糖を利用できないと、中性脂肪は脂肪組織で遊離脂肪酸に分解されます。ケトン体は、この分解された脂肪酸から、エネルギー源の代わりとして肝臓で産生され、血中に放出されます。 ケトン体は、脳や筋肉などの組織でエネルギーとして利用されます。また、ケトン体は、肝臓でブドウ糖に合成されることもできます。ブドウ糖は、脳や筋肉などの組織の重要なエネルギー源です。 ケトン体は、通常は血中や尿中に少量しか存在しません。しかし、飢餓状態や糖尿病などにより、エネルギー源として血糖を利用できない状態になると、ケトン体の産生量が増加し、血中や尿中にケトン体が蓄積されます。 血中や尿中のケトン体の量が多くなると、ケトアシドーシスという状態になります。ケトアシドーシスは、酸中毒の一種で、意識障害や昏睡に至ることもあります。 ケトアシドーシスは、糖尿病の患者に多く見られますが、飢餓状態やその他の状態でも起こり得ます。ケトアシドーシスの症状には、口渇、多尿、脱水症状、疲労、頭痛、吐き気、嘔吐などがあります。 ケトアシドーシスは、緊急の治療が必要です。治療は、輸液やインスリン投与などによって行われます。
腎・泌尿器

ケトン体の基礎知識 – 看護師に知っておいてほしいこと

ケトン体とは、アセトン、アセト酢酸、β-ヒドロキシ酪酸の総称です。ケトン体は、飢餓状態や糖尿病などにより、エネルギー源として血糖を利用できないと、中性脂肪は脂肪組織で遊離脂肪酸に分解されます。この分解された脂肪酸から、エネルギー源の代わりとして肝臓で産生され、血中に放出されます。 ケトン体は、体内のエネルギー源として利用されます。脳や心臓などの臓器は、エネルギー源としてケトン体を優先的に利用します。また、筋肉や肝臓などの臓器は、脂肪酸をエネルギー源として利用することができますが、ケトン体をエネルギー源として利用することもできます。 ケトン体は、体内の脂肪を分解して生成されるため、ダイエット中にケトン体を多く産生すると、体内の脂肪が燃焼されて体重が減少します。また、ケトン体は、脳のエネルギー源として利用されるため、ケトン体を多く産生すると、脳の働きが活性化されて集中力や記憶力が向上します。 しかし、ケトン体を多く産生しすぎると、ケトアシドーシスという状態になることがあります。ケトアシドーシスは、血液中のケトン体濃度が高くなりすぎて、血液が酸性に傾く状態です。ケトアシドーシスになると、意識障害や呼吸困難、脱水症状などの症状が現れます。
消化器

看護師が知っておきたい『門脈』とは?

門脈とは、消化管を流れた血液が集まって肝臓に注ぐ部分の血管のことである。肝門脈ともいう。門脈には胃、小腸、大腸、膵臓、脾臓、胆嚢などの消化器から流れ出る静脈が集まっており、腸管で吸収されたアミノ酸、膵臓で作られたインスリンをはじめとしたホルモン、脾臓から排出された分解物などを肝臓に運ぶ。 門脈は肝臓の右葉と左葉の間で分枝し、多数の毛細血管に分かれる。毛細血管は肝細胞の間を流れて肝細胞に酸素や栄養素を供給し、肝細胞から排出された老廃物を回収する。老廃物は門脈を介して肝臓から排出され、最終的には腎臓でろ過されて尿として体外に排出される。 門脈は消化器系の重要な血管であり、肝臓の働きに欠かせない。門脈に何らかの異常が生じると、肝機能障害や消化器系の疾患を引き起こすことがある。
消化器

看護師が理解しておくべき門脈圧亢進症とは

門脈圧亢進症は、肝臓に血液を供給する門脈の血圧が上昇する病気です。門脈圧亢進症の原因には、肝硬変、血栓、腫瘍などがあります。肝硬変とは、肝臓の細胞が破壊され、線維化が進んだ状態です。血栓は、血管内に血の塊ができて血流が阻害される状態です。腫瘍は、組織や器官にできる異常な組織の塊です。 門脈圧亢進症の症状としては、腹水、下肢浮腫、脾腫、食道静脈瘤などが挙げられます。腹水とは、腹腔内に水が貯まる状態です。下肢浮腫とは、下肢がむくむ状態です。脾腫とは、脾臓が腫大した状態です。食道静脈瘤とは、食道の静脈が拡張した状態です。
消化器

看護士に必要不可欠な用語『ビタミンB12』

ビタミンB12は、健康に不可欠な栄養素です。赤血球や神経細胞の生成、DNAの生成を助ける役割があります。また、エネルギーの産生にも関与しています。ビタミンB12は、肝臓や筋肉に大量に貯蔵されており、通常は食事から摂取する量で十分です。しかし、ベジタリアンやヴィーガン、高齢者、胃腸障害のある人は、ビタミンB12が不足する可能性があります。ビタミンB12が不足すると、貧血、神経障害、認知症などの症状が現れることがあります。ビタミンB12を多く含む食品には、レバー、サンマ、牛肉、豚肉、鶏肉、魚介類、乳製品、卵などがあります。また、ビタミンB12を強化した食品もあります。
消化器

看護師に必須の用語『肝炎』について

肝炎とは、肝臓に生じる炎症の総称で、原因によってA型肝炎、B型肝炎、C型肝炎、D型肝炎、E型肝炎などに分けられます。A型肝炎は、汚染された水を飲んだり、感染者の便に触れたりすることで感染するウイルス性肝炎です。B型肝炎は、感染者の血液や体液に触れたり、母子感染によって感染するウイルス性肝炎です。C型肝炎は、感染者の血液や体液に触れたり、母子感染によって感染するウイルス性肝炎です。D型肝炎は、B型肝炎に感染している人が、D型肝炎ウイルスに感染することで発症するウイルス性肝炎です。E型肝炎は、汚染された水を飲んだり、感染者の便に触れたりすることで感染するウイルス性肝炎です。
消化器

胆嚢について知る!看護師に必須の用語

胆嚢の役割と機能 胆嚢は、肝臓の右下部に位置する臓器です。胆汁を貯蔵して濃縮し、十二指腸に放出する役割を果たしています。胆汁は、肝臓で作られる消化液で、脂肪の消化を助ける役割を果たしています。胆嚢は、胆汁を濃縮することで、より強力な消化液として十二指腸に送り出すことができます。また、胆嚢は、胆汁を貯蔵することで、十二指腸に常に胆汁が供給されるようにしています。 胆嚢の主な機能は、胆汁を貯蔵して濃縮することです。胆汁は、肝臓で作られる消化液で、脂肪の消化を助ける役割を果たしています。胆嚢は、胆汁を濃縮することで、より強力な消化液として十二指腸に送り出すことができます。また、胆嚢は、胆汁を貯蔵することで、十二指腸に常に胆汁が供給されるようにしています。 胆嚢は、胆汁の流れを調節する役割も果たしています。胆嚢は、胆汁を濃縮して十二指腸に放出する際に、胆汁の流れを調節しています。また、胆嚢は、十二指腸から逆流してきた胆汁を貯蔵することで、胆汁の逆流を防いでいます。 胆嚢は、消化器系の重要な臓器であり、脂肪の消化を助ける役割を果たしています。また、胆嚢は、胆汁の流れを調節する役割も果たしています。
検査・診断

看護師に必須!クッパー細胞の役割について徹底解説

クッパー細胞は肝臓に存在する重要な細胞であり、その機能は多岐にわたります。主な役割として、肝動脈や門脈から流れてきた異物や毒素、老廃物などを細胞内に取り込み、消化分解や再利用を行うことが挙げられます。また、サイトカインを産生し免疫反応を制御する機能も有しています。 クッパー細胞は、肝臓の類洞腔の内皮細胞に接着しており、周囲に突起を伸ばして異物を捕捉します。取り込まれた異物は、クッパー細胞内のリソソームで分解され、無害化されます。分解された産物は、胆汁として排泄されるか、肝細胞で再利用されます。 クッパー細胞は、肝臓の免疫反応にも重要な役割を果たしています。サイトカインを産生することで、免疫細胞を活性化し、異物の排除を促進します。また、クッパー細胞自体も貪食能を持ち、細菌やウイルスを直接取り込んで排除することができます。 クッパー細胞は、肝臓の健康維持に欠かせない重要な細胞です。クッパー細胞の機能が低下すると、肝臓の解毒機能や免疫機能が低下し、様々な疾患を引き起こす可能性があります。
消化器

看護師必須用語!『肝臓』について

肝臓とは、腹腔内にある臓器で、主に体内の代謝に関わっています。その機能には、栄養の分解・合成、貯蔵、消化酵素の分泌、解毒などがあります。肝臓は、血液を浄化したり、栄養素を貯蔵したり、胆汁を生成したりするなど、重要な役割を担っています。肝臓は、右上腹部にある臓器で、体重の約2%を占めています。肝臓は、肝細胞、胆管、血管、結合組織で構成されています。肝細胞は、肝臓の主な細胞であり、栄養の分解・合成、貯蔵、解毒などを行います。胆管は、胆汁を肝臓から胆嚢や十二指腸に運ぶ管です。血管は、肝臓に血液を送ったり、肝臓から血液を回収したりする役割を果たしています。結合組織は、肝臓の細胞や血管を支えています。
消化器

看護師に必須の用語『肝脾腫』とその症状

肝脾腫とは、何らかの疾患の症状として、肝臓や脾臓が肥大することである。肝臓が大きくなることを肝腫大、脾臓が大きくなることを脾腫大というため、それらの言葉を合わせて名づけられた。 肝脾腫の原因には、感染症、腫瘍、血行動態異常、代謝異常など、さまざまなものがある。感染症では、肝炎ウイルスやマラリア原虫などに感染した際に、肝臓や脾臓が腫大することがある。腫瘍では、肝臓がんや脾臓がん、白血病などによって肝臓や脾臓が腫大することがある。血行動態異常では、門脈圧亢進症や肝硬変などによって肝臓や脾臓に血液がうっ滞して腫大することがある。代謝異常では、ヘモグロビン症やアミロイドーシスなどによって肝臓や脾臓に異常な物質が蓄積して腫大することがある。 肝脾腫は、肝臓や脾臓が大きくなることで、さまざまな症状を引き起こす。肝臓が大きくなると、腹部の膨満感や痛み、黄疸などが出る。脾臓が大きくなると、腹部の膨満感や痛み、貧血などが出る。また、肝脾腫は、肝硬変や肝不全、脾機能亢進症などの重篤な疾患の症状である場合もある。
その他

看護師のためのメタに関する用語集

「メタメタ」とは、がんが遠隔の臓器や組織に広がる進行段階を表す用語です。「転移性がん」とも呼ばれます。がんが最初に発生した部位を原発巣、転移した部位を転移巣と言います。転移は、血流やリンパ流を介して起こります。 「肝メタ」とは、がんが肝臓に転移した状態のことです。肝臓は、体の中で最大の臓器であり、さまざまな機能を担っています。肝臓にがんが転移すると、肝機能が低下し、さまざまな症状が現れます。 「脳メタ」とは、がんが脳に転移した状態のことです。脳は、神経系の司令塔であり、身体のさまざまな機能をコントロールしています。脳にがんが転移すると、脳の機能が障害され、さまざまな症状が現れます。 「メタメタ」とは、がんが多数の場所に転移した状態のことです。転移した部位によって、さまざまな症状が現れます。 がんの転移は、がんの進行段階を表す重要な指標です。転移が見つかれば、治療方針を決定する必要があります。がんの転移を治療するためには、外科手術、化学療法、放射線療法などが行われます。
内分泌・代謝・栄養

ケトーシスとは?知っておきたい病態と看護

ケトーシスとは、ケトン体(アセト酢酸、3-ヒドロキシ酪酸、アセトンの総称)が血中に増加した状態のことです。脂肪組織で中性脂肪が遊離脂肪酸に分解され、肝臓で遊離脂肪酸からケトン体が合成されます。 ケトーシスは、飢餓状態や炭水化物摂取量の少ないダイエット(糖質制限ダイエット)などで、体内のエネルギー源が不足したときに発生します。また、糖尿病やアルコール依存症でもケトーシスが起こることがあります。 ケトーシスは、軽度であれば無症状ですが、進行すると、口臭や脱水症状、吐き気、嘔吐、意識障害などの症状が現れることがあります。また、ケトアシドーシスに至ると、昏睡状態に陥ることもあります。 ケトーシスは、採血や尿検査で診断されます。治療は、ケトーシスの原因となっている疾患の治療が中心となります。また、食事療法や水分補給を行うことで、ケトーシスの症状を軽減することができる場合があります。
検査・診断

看護師に必須の用語『アルカリホスファターゼ』

アルカリホスファターゼとは、ほとんどの臓器組織に広く分布する酵素のことである。中でも肝臓、骨、小腸、胎盤などに多く含まれている酵素として知られている。アルカリホスファターゼは、リン酸エステル結合を分解する働きを持っており、カルシウムやリンの代謝に関与している。カルシウムやリンは、骨や歯の形成に欠かせない栄養素であり、アルカリホスファターゼは、これらの栄養素を体内に吸収しやすくしたり、骨や歯に沈着させたりするのに役立っていると考えられている。また、アルカリホスファターゼは、胆汁の生成にも関与している。胆汁は、肝臓で作られ、胆嚢に貯蔵される消化液であり、脂肪の消化を助けている。アルカリホスファターゼは、胆汁の中に存在し、脂肪の消化を促進する働きをしていると考えられている。