医療機器

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循環器

心電図モニターとは何か?

心電図モニターとは、心臓の電気的活動を監視するために使用される医療機器である。12の電極を体の特定の部位に取り付け、これらの電極が心臓の電気的活動を検出する。検出された電気信号はモニターに送信され、心電図波形として表示される。 心電図波形は、心臓の収縮と拡張のパターンを示している。心臓が正常に機能していれば、心電図波形は規則正しく、一定のパターンを示している。しかし、心臓に問題があると、心電図波形が不規則になったり、一定のパターンを示さなくなったりする。 心電図モニターは、心臓の健康状態を評価するために使用される。心電図波形をモニターすることで、不整脈、心筋梗塞、心不全などの心臓の異常を検出することができる。また、心電図モニターは、手術中や集中治療室での患者さんの心臓の状態を監視するためにも使用される。
内分泌・代謝・栄養

看護師が知っておくべき『ブラッドアクセス』

ブラッドアクセスとは、血液透析における血液循環の際、患者側の血液の出入り口を指す。正確にはバスキュラーアクセス(vascular access)と呼ぶべきだが、近年商品名であるブラッドアクセスが慣用的に使用されるようになった。 透析患者の血管では、長期間にわたる透析によって血管の損傷が起こるため、透析用の特殊な通路(血管アクセス)を作る必要がある。ブラッドアクセスは、この血管アクセスの一つであり、血液透析を行う際に、血液を体外に取り出し、透析液で洗浄した後、体内に戻すために必要なものである。 ブラッドアクセスには、主に3つの種類がある。動静脈瘻(AVF)、グラフト(AVG)、カテーテルである。動静脈瘻は、患者自身の血管を直接つないで造るブラッドアクセスであり、グラフトは、人工血管を使って造るブラッドアクセスである。カテーテルは、静脈に直接挿入するブラッドアクセスであり、一時的な使用を目的としている。 ブラッドアクセスは、血液透析を行うために必要不可欠なものである。しかし、感染や血栓症などの合併症の危険があるため、定期的なメンテナンスが必要である。
医療機器・設備・器具

看護師必須!カテーテルとは

カテーテルとは、医療用に用いられる、柔らかい管のことである。血管や消化管、尿管、または胸腔、腹腔などに挿入し、体液の排出や薬剤・造影剤などの注入などを行う。カテーテルは用途によって材質や太さがまちまちで、ゴム製やシリコン・金属・プラスチック製のもの、太さ1mmのものから10mm程度のもの、長さも数cmから2m近くあるものまでさまざまである。なかにはIABP(intra-aortic balloon pumping)で使われるバルーンカテーテルのように、カテーテルの先にバルーンがついているものなどもある。ちなみに、カテーテルの太さ(外径)を表す単位はFr(フレンチ)といい、3Fr=1mmで換算される。
医療機器・設備・器具

看護師に必須の用語!『ペースメーカーってなに?』

ペースメーカーとは、心臓の脈拍が低下した際、心臓に電気刺激を与えて一定数以下にならないようにする医療機器です。ペースメーカーを心臓に埋め込む手術をペースメーカー植え込み術といい、心臓外科医が実施します。 ペースメーカーは、一般に胸部の皮膚の下に埋め込まれます。ペースメーカーは、心臓の拍動を監視し、必要に応じて心臓に電気刺激を与えます。電気刺激は、ペースメーカーから心臓までつながる細いリード線を通じて行われます。 ペースメーカーは、心臓の脈拍が遅くなりすぎるのを防ぐために使用されます。心臓の脈拍が遅くなりすぎると、めまい、失神、さらには死に至ることもあります。ペースメーカーは、心臓の脈拍を一定に保つことで、これらの症状を予防することができます。 ペースメーカーは、さまざまな種類のものがあります。最も一般的なのは、単一チャンバペースメーカーです。単一チャンバペースメーカーは、心室のみに電気刺激を与えます。両心室ペースメーカーは、心房と心室の両方に電気刺激を与えます。 ペースメーカーは、心臓の脈拍を一定に保つことができる安全で効果的な治療法です。ペースメーカーを埋め込む手術は、一般的に安全であり、入院期間は短いです。ペースメーカーは、患者の生活の質を大幅に改善することができます。
医療機器・設備・器具

スワンガンツカテーテルとは?専門家が解説

スワンガンツカテーテルは、心機能を測定するために使用される医療機器です。心臓の圧力や心拍出量、血液中の酸素飽和度を測定することができます。スワンガンツカテーテルは、肺動脈カテーテルとしても知られており、エドワーズライフサイエンス社の商品名であることから、Swan-Ganz(スワン-ガンツ)カテーテルと呼ばれることが多いです。スワンガンツカテーテルは、先端にバルーンが付いたバルーンカテーテルの一種です。バルーンは、肺動脈カテーテルの先端を肺動脈に固定するために使用されます。スワンガンツカテーテルは、静脈(大腿静脈、上腕静脈、鎖骨下静脈、内頚静脈)に針を刺し、そこからカテーテルを挿入して使用されます。スワンガンツカテーテルは、重篤な患者に用いられることが多いです。例えば、重度の心筋梗塞後や心肺停止蘇生後などに使用されます。また、スワンガンツカテーテルは、心臓手術中や心臓移植中にも使用されます。
医療機器・設備・器具

初療室:救急搬送患者の初期診療室

初療室とは、救急搬送患者が最初に運ばれ、初期診療を受ける部屋のことである。初療室では、気道管理、呼吸および循環管理に必要な各種医療機器や薬剤を備え、緊急に開胸や開腹などが行なえるような手術器具も常備されている。初療室は、救急医療において重要な役割を果たしており、患者の命を救うために不可欠な施設である。 初療室では、救急搬送患者に対して、以下の処置が行われる。 * 気道確保気道が確保されていないと、患者は呼吸ができず、死亡する可能性がある。そのため、初療室では、気道確保を最優先に行う。気道確保は、気管挿管や気管切開などによって行われる。 * 呼吸管理気道が確保されたら、次に呼吸管理が行われる。呼吸管理は、人工呼吸器や酸素投与などによって行われる。 * 循環管理呼吸管理と並行して、循環管理も行われる。循環管理は、輸血や輸液、心臓マッサージなどによって行われる。 * その他の処置気道確保、呼吸管理、循環管理に加えて、初療室では、その他の処置も行われる。その他の処置としては、止血、包帯、縫合などが含まれる。
医療機器・設備・器具

聴診器とは?看護師に必須の診察用具を徹底解説

聴診器は、患者の皮膚に当てて体内の音を聴き取るために使用される医療器具です。聴診器の基本的な構造は、胸部当て、チューブ、耳当ての3つの部分から構成されています。胸部当ては、患者の皮膚に当てて音を拾う部分で、通常は金属製またはプラスチック製です。チューブは、胸部当てと耳当てをつなぐ部分で、ゴム製またはプラスチック製です。耳当ては、医師または看護師が耳に当てて音を聞く部分で、通常は金属製またはプラスチック製です。 聴診器の仕組みは、胸部当てが患者の皮膚に当てられたときに、患者の体内の音が振動として伝わり、チューブを伝わって耳当てに到達します。耳当てで振動は音に変換され、医師または看護師が聴くことができます。聴診器は、呼吸音、心音、腸蠕動音、血管雑音を聴くために使用されます。
医療機器・設備・器具

アンビューバッグとは?看護師に必須の用語を解説

アンビューバッグとは、患者の口と鼻から、マスクを使って他動的に換気を行うための医療機器です。人工呼吸法の主流として、救急現場の第一線で幅広く用いられています。バッグバルブマスクともいうが、デンマークのアンビュー社の製品が知られているため、アンビューバッグとも呼ばれます。 アンビューバッグの構造は、マスク、バッグ、バルブの3つから構成されています。マスクは、患者の口と鼻を覆うことができ、バッグは、空気を送るための袋状のものです。バルブは、空気の逆流を防ぐ機能があります。 アンビューバッグの使い方としては、まず、気道を確保することが大切です。次に、マスクで患者の口から鼻までを覆います。一人で行う場合は片手で、二人で行う場合は両手で固定します。最後に、バッグを押し空気を送ります。換気が十分に行われていれば、肺が膨張し、胸郭が上昇します。
医療機器・設備・器具

尿道カテーテルとは?使い方と種類を解説

尿道カテーテルは、その目的や構造によってさまざまな種類があります。代表的なものには、ネラトンカテーテルとフォーリーカテーテルがあります。 ネラトンカテーテルは、導尿目的に使用されるもので、使い捨てのタイプが一般的です。先端が曲がっており、尿道を傷つけないように工夫されています。 フォーリーカテーテルは、留置目的に使用されるもので、バルーン付きのタイプが一般的です。先端がバルーンになっており、尿道内で膨らませることでカテーテルを固定します。 どちらのカテーテルも、さまざまな素材で作られています。一般的には、ラテックス、シリコン、ポリウレタンなどが使用されています。ラテックスは、弾力性があり、使い捨てタイプが多いです。シリコンは、柔らかく、金属アレルギーのある人にも使用できます。ポリウレタンは、強度があり、長期留置に使用されることが多いです。 尿道カテーテルの選択は、患者の状態や目的によって異なります。医師や看護師が、患者さんに合ったカテーテルを選択し、挿入します。
その他

看護師に必須の用語「ナラティブ」の魅力とは?

ナラティブとは、英語で「説話」「物語」「語り」などを意味し、医療現場においては医療従事者が患者の経験したことや出来事の語りを聞き、患者の視点で受け止めることで、患者と医療従事者が良い関係を築き、双方が満足できる医療を行うことを指す言葉である。 ナラティブに基づいた医療(ナラティブ・ベイスト・メディスン、NBM)ともいう。 ナラティブは、患者の病気を単なる医学的な問題としてではなく、患者の個人的な経験として捉えることを重視する。 医療従事者は、患者のナラティブを聞くことで、患者の病気をより深く理解し、患者のニーズに合った医療を提供することができる。 また、ナラティブを聞くことで、医療従事者は患者との関係を築くことができ、患者の満足度を向上させることができる。
検査・診断

看護師が知っておくべき放射線

放射線の種類と性質 放射線には電離放射線と非電離放射線の2種類があります。電離放射線とは、物質に当たって電子を放出させることができる放射線です。X線、ガンマ線、アルファ線、ベータ線、中性子線が代表的な電離放射線です。非電離放射線とは、物質に当たっても電子を放出させることはできませんが、物質を加熱したり、化学反応を起こさせたりすることができます。紫外線、可視光線、赤外線、マイクロ波、電波が代表的な非電離放射線です。 電離放射線はエネルギーが強く、生体組織に当たると細胞を損傷させたり、癌を引き起こしたりすることがあります。そのため、電離放射線を取り扱う際には防護措置を講じることが重要です。非電離放射線は電離放射線よりもエネルギーが弱く、生体組織に当たっても細胞を損傷させたり、癌を引き起こしたりする可能性は低いと考えられています。しかし、非電離放射線であっても、長時間浴び続けると健康に影響を与える可能性があるため、注意が必要です。
検査・診断

看護師に必須の用語!MRIとは

MRIとは、核磁気共鳴断層撮影のことです。強力な磁場と電波を用いて、人体の内部を撮影する画像診断法です。X線撮影やCTスキャンとは異なり、放射線を使用しないため、被ばくの心配がありません。また、人体をあらゆる角度から撮影することができるので、X線撮影やCTスキャンよりも精細な画像を得ることができます。 MRIは、脳、心臓、血管、腹部臓器、骨、関節など、あらゆる部位の画像撮影に使用することができます。また、癌、脳卒中、心臓病などの疾患の診断や治療にも使用されています。 MRIは、安全で副作用のない検査ですが、一部の患者では、検査中に閉塞感や不安感を感じる場合があります。また、ペースメーカーや人工関節などの金属製の医療機器を体内に埋め込んでいる患者は、MRI検査を受けることができません。
呼吸器

レスピレーターの基礎知識

レスピレーターとは、人工呼吸器のことである。人工呼吸器を意味する英語respiratorに由来する言葉で、レスピと呼ぶ場合もある。正確にはventilator(べんちれーたー)といい、患者の呼吸が止まったり、抑制されたりした場合に、患者に装着して呼吸管理を行う専用の医療機器である。 レスピレーターは、患者の肺に酸素を送り込み、二酸化炭素を取り除く役割を果たしている。気管内挿管や気管切開によって気管にチューブを挿入し、そのチューブをレスピレーターにつないで使用する。レスピレーターは、患者の呼吸状態に合わせて、呼吸数や吸入酸素濃度などを調整することができる。 レスピレーターは、呼吸器疾患や心肺停止などの重篤な疾患の患者に使用される。また、手術中や麻酔下での患者にも使用される。レスピレーターを使用することで、患者の生命を維持し、呼吸状態の改善を図ることができる。
循環器

看護師に必須の用語『聴診器』

聴診器とは、患者の皮膚に当てて体内の音を聴き取るための道具です。主に呼吸音、心音などを聞くが、腸蠕動音や血管雑音を聞くのに用いられることもあります。ステトとも呼ばれます。 聴診器は1816年にフランスの医師ルネ・ラエンネックによって発明されました。ラエンネックは、肺結核の患者の心臓を直接聴診するのがはばかられたため、丸めた紙の束を患者の胸に当てて、患者の心臓の音を聴くという方法を考案しました。これが聴診器の原型となったとされています。 聴診器は、大きく分けて2つのタイプがあります。1つは胸に当てて聴診する胸部聴診器です。もう1つは耳に当てて聴診する耳介聴診器です。胸部聴診器は、一般的に医師や看護師が使用する聴診器です。耳介聴診器は、聴覚障害のある方や、自分で聴診器を操作することが難しい方が使用する聴診器です。 聴診器を使用すると、患者の体内のさまざまな音を聴くことができます。呼吸音は、肺の空気の出入りによって生じる音です。心音は、心臓の拍動によって生じる音です。腸蠕動音は、腸が蠕動運動をすることで生じる音です。血管雑音は、血管に異常があるときに生じる音です。 聴診器で聴く音によって、患者の病態を判断することができます。例えば、呼吸音が荒い場合は、肺炎の可能性があります。心音が不整脈の場合は、心臓病の可能性があります。腸蠕動音が亢進している場合は、腸閉塞の可能性があります。血管雑音がある場合は、血管の狭窄の可能性があります。 聴診器は、医師や看護師が患者の病態を判断するための重要な道具です。聴診器を使用することで、患者の病態を早期に発見し、適切な治療を行うことができます。
循環器

看護師に役立つEPS検査の基礎知識

EPS検査とは、心臓の電気信号を記録し、不整脈の原因を特定するために実施される検査です。心臓の電気信号は、心臓の筋肉が収縮し、血液を送り出すためのメッセージです。不整脈とは、心臓の電気信号が乱れ、心臓が正常に収縮できなくなる状態です。EPS検査は、不整脈の原因を特定し、治療法を決定するために実施されます。 EPS検査は、通常、患者が覚醒している状態で実施されます。検査中は、患者は仰向けに寝かされ、手足に電極が取り付けられます。電極は、心臓の電気信号を記録するために使用されます。検査医は、足の付け根や腕の静脈からカテーテルを心臓に挿入します。カテーテルは、心臓のさまざまな部位に電極を配置するために使用されます。 電極が心臓に配置されたら、検査医は電気刺激を与えて心臓の電気信号を記録し始めます。電気刺激は、不整脈を引き起こすことがあります。不整脈が発生すると、検査医は不整脈の原因を特定することができます。 EPS検査は、通常、1~2時間程度かかります。検査後は、患者はしばらく安静にしなければなりません。EPS検査は、不整脈の原因を特定するための安全で効果的な検査です。
医療機器・設備・器具

12誘導心電図とは?

12誘導心電図とは、心臓の電気的活動を12個の異なる角度から測定して記録する検査法です。これにより、心臓の様々な部位の異常を検出することができます。12誘導心電図は、胸部痛や動悸、息切れなどの症状がある場合、また、心臓病のスクリーニングや経過観察のために行われます。 12誘導心電図の検査は、通常、安静時に仰向けで横たわった状態で行われます。胸部に10個の電極を貼り付け、手首と足首にそれぞれ1個の電極を貼り付けます。電極は、心臓の電気的活動を感知して記録します。検査時間は、数分程度です。 12誘導心電図は、心臓の電気的異常を検出するために使用されます。例えば、不整脈、心筋梗塞、心筋炎、心肥大などの異常を検出することができます。また、12誘導心電図は、薬剤の心毒性や、心臓ペースメーカーの機能を評価するためにも使用されます。 12誘導心電図は、安全で侵襲性の低い検査法です。しかし、まれに、電極を装着する際に皮膚が刺激されることがあります。また、検査中に胸部に圧迫感や動悸を感じる人もいます。
血液・造血

骨髄非破壊的移植とは?

骨髄非破壊的移植(non-myeloablative transplantation)は、強度減弱前処置(reduced intensity conditioning;RIC)を用いた造血幹細胞移植のことである。ミニ移植ともいう。RICは、従来の造血幹細胞移植の前処置に比べて、骨髄抑制や臓器毒性が少なく、移植後の回復が早いという特徴がある。そのため、高齢者や併存疾患のある患者にも移植が可能となる。 骨髄非破壊的移植は、主に白血病やリンパ腫などの血液疾患の治療に用いられる。また、再生不良性貧血や骨髄異形成症候群などの骨髄不全症候群の治療にも用いられることがある。 骨髄非破壊的移植の成功率は、疾患の種類や患者の状態によって異なるが、一般的に50~70%程度である。移植後の主な合併症としては、感染症、GVHD(移植片対宿主病)、肺障害などがあげられる。
皮膚科

看護師が知っておきたいレーザー脱毛

レーザー脱毛とは、特殊なレーザーを照射することで、選択的に毛包のメラニン色素に反応させて、毛の再生能力を破壊する脱毛方法です。メラニン色素は、毛根に存在する黒褐色の色素で、レーザーの光を吸収しやすい性質を持っています。レーザー脱毛では、波長の長いレーザーを照射することで、メラニン色素をターゲットにして、毛根を破壊します。これにより、毛の再生を抑制することができ、脱毛効果を得ることができます。 レーザー脱毛は、医療機関や美容クリニックで行うことができます。施術中は、レーザーを照射する部分に照射口を当てて、スライドさせるようにレーザーを照射していきます。レーザーの照射時間は、毛の濃さや範囲によって異なりますが、通常は数分から数十分ほどです。レーザー脱毛は、毛周期に合わせて定期的に施術を行うことで、効果を発揮します。レーザー脱毛は、比較的痛みを伴わない施術ですが、レーザーの照射部位によっては、軽い痛みや熱感を感じる場合があります。
医療機器・設備・器具

ペンローズ・ドレーン:手術後に必要な管

ペンローズ・ドレーンは、手術後の体液や血液を排出する管です。100%シリコンゴムで作られており、柔らかく、体内に挿入した際、周囲の組織を傷つけにくく、痛みが少ないのが特徴です。また、血液や体液などが表面に付着しにくい性質があり、薬剤などによる素材の変化も少ないので、安全に使用することができます。 ペンローズ・ドレールの使用目的は、手術後に摘出した臓器や組織部分などの浸出液や血液などが貯留しやすい部位に挿入し、速やかに体外に排出することです。これによって、術後出血の観察が可能となり、同時に貯留した液体への感染を予防することができます。
腎・泌尿器

看護師必携!用語『ブジー』を徹底解説!

ブジーとは、食道、直腸、尿道、尿管、鼻涙管など、管状臓器の内径を拡張すること、および拡張させるために用いる医療器具である。消息子ともよばれる。おもに金属や硬性の物質で作られており、部位や用途により使い分けられる。鎖肛や食道閉鎖、鼻涙管閉塞などにも利用される。 ブジーは、医療現場で様々な用途で使用される。例えば、尿道カテーテル挿入時の尿道拡張、食道閉塞の解除、鼻涙管閉塞の解除などである。また、手術中に臓器の露出を拡大するために使用されることもある。 ブジーを使用する際には、患者に痛みや不快感を与えないように注意することが重要である。そのため、ブジーの挿入前に局所麻酔を行うことが多い。また、ブジーを挿入する際には、ゆっくりと慎重に行うことが大切である。
医療機器・設備・器具

看護師に必須の用語『心電図』

心電図とは、心臓が拍動する際に生じる心筋細胞の電気的興奮を体表面の電極で波形として記録したものである。心電図の波形は、心臓の興奮が心臓のどの部分から始まり、どの順番で伝わるかを表している。 心電図は、心臓の健康状態を調べるための検査として広く使用されている。心電図では、心臓の拍動のリズム、心拍数、心臓の大きさ、心臓の筋肉の厚さ、心臓の血流の状態などを調べることができる。 心電図検査は、痛みを伴わず、短時間で終了する検査である。心電図検査を受ける際には、上半身の裸になり、胸、腕、足に電極を取り付ける。電極は、心臓の電気的興奮を感知して、心電図の波形を記録する。 心電図の波形は、心臓の興奮が心臓のどの部分から始まり、どの順番で伝わるかを表している。心電図の波形には、P波、QRS波、T波の3つがある。 * P波は、心房の興奮を表している。 * QRS波は、心室の興奮を表している。 * T波は、心室の回復を表している。
その他

看護師の必須用語『リストン』とは?

リストンとは、爪切り鉗子の一種であり、医療、看護現場で使用される器具である。リストンの名称は、この器具を考案したスコットランドの外科医ジョセフ・リストンに由来している。リストンは、主に外科手術で使用される鉗子として考案したが、現在では、医療、看護現場で広く使用されている。 リストンの特徴は、先端が鋭利で、爪切りのように切り取ることができる形をしていることである。このため、ガーゼや包帯、テープなどの医療材料を切ったり、組織を切除したりするのに適している。また、リストンは先端が細く、繊細な作業にも適している。例えば、創傷の縫合や、動脈や静脈の切除などにも使用することができる。 リストンは、医療、看護現場で必須の器具である。しかし、使用の際には、十分な注意が必要である。先端が鋭利なため、誤って自分の手を切ったり、患者の組織を損傷したりすることがある。また、リストンは使い捨ての器具ではないため、使用後は必ず洗浄して消毒する必要がある。
検査・診断

看護師が知っておきたい12誘導心電図の基礎知識

-12誘導心電図とは- 12誘導心電図とは、心臓の電気的活動を12個の異なる角度から測定する検査法です。これにより、心臓の異常を検出したり、心臓の機能を評価したりすることができます。 12誘導心電図は、胸部に10個の電極を貼り付けて行われます。これらの電極は、心臓の異なる部位の電気的活動を測定します。測定された電気的活動は、心電図計で記録されます。 心電図計は、電気的活動を波形として記録します。波形は、心臓の収縮と拡張に応じて変化します。心電図の波形は、医師が心臓の異常を検出したり、心臓の機能を評価したりするために使用されます。 12誘導心電図は、心臓の異常を検出するための最も一般的な検査法です。心臓発作、心筋梗塞、不整脈などの心臓の異常を検出するために使用されます。また、心臓の機能を評価するためにも使用されます。
組織・制度

看護師は知っておきたい訪問診療の基礎知識

訪問診療とは、医師が患者宅を訪問し、在宅で診療を行うことです。これは、患者が病院や診療所に行くことが困難な場合や、在宅での療養を希望する場合に行われます。訪問診療は、定期的に計画的に行われ、患者と医師が継続的にコミュニケーションをとることで、在宅での療養をサポートします。訪問診療には、医師だけでなく、看護師、薬剤師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などの多職種が関わり、チーム医療が行われます。訪問診療は、在宅でも医療施設と同レベルの医療を提供することが可能であり、患者のQOL向上に貢献しています。