医療機器

検査・診断

看護師が知っておきたい12誘導心電図の基礎知識

-12誘導心電図とは- 12誘導心電図とは、心臓の電気的活動を12個の異なる角度から測定する検査法です。これにより、心臓の異常を検出したり、心臓の機能を評価したりすることができます。 12誘導心電図は、胸部に10個の電極を貼り付けて行われます。これらの電極は、心臓の異なる部位の電気的活動を測定します。測定された電気的活動は、心電図計で記録されます。 心電図計は、電気的活動を波形として記録します。波形は、心臓の収縮と拡張に応じて変化します。心電図の波形は、医師が心臓の異常を検出したり、心臓の機能を評価したりするために使用されます。 12誘導心電図は、心臓の異常を検出するための最も一般的な検査法です。心臓発作、心筋梗塞、不整脈などの心臓の異常を検出するために使用されます。また、心臓の機能を評価するためにも使用されます。
その他

看護師のための非侵襲的用語集

非侵襲的とは、生体を傷つけないような手技のことを指す。身体に負担を与えないことを意味し、皮膚や身体の開口部に器具の挿入を必要としない手技に対して用いられる。看護師は、患者の状態や病態を把握し、適切な看護ケアを提供するために、様々な非侵襲的な手技を用いる。例えば、患者の体温を測る際には、非侵襲的に測定できる体温計を用いる。また、患者の血圧を測る際には、非侵襲的に測定できる血圧計を用いる。さらに、患者の心拍数を測る際には、非侵襲的に測定できる心拍数計を用いる。これらの非侵襲的な手技を用いることで、患者の状態や病態を正確に把握し、適切な看護ケアを提供することができる。
医療機器・設備・器具

シリンジポンプとは?

シリンジポンプは、機械的に静脈注射を行うために用いられる医療機器です。シリンジの外筒を固定し、内筒をポンプの力で押し出すことで、あらかじめ設定した一定量の薬剤が注入されます。この仕組みによって、流量を細かく設定でき、輸液ポンプよりも精度の高い注入が可能となります。そのため、カテコラミンや麻薬性鎮痛薬など、細かな容量調節が必要な薬剤の投与時に用いられます。 シリンジポンプの仕組みは、基本的に以下の4つの部分で構成されています。 1. シリンジホルダーシリンジを固定する部分です。 2. ポンプシリンジの内筒を押し出す部分です。 3. コントロールパネル流量や注入時間などの設定を行う部分です。 4. アラーム薬剤の注入が終了した時や、電池残量が少なくなった時などに知らせる部分です。 シリンジポンプを使用する際には、まずシリンジホルダーにシリンジを固定します。次に、コントロールパネルで流量や注入時間を設定します。最後に、ポンプを起動すると、シリンジの内筒が押し出され、薬剤が注入されます。薬剤の注入が終了すると、アラームが鳴って知らせます。
腎・泌尿器

看護師必携!用語『ブジー』を徹底解説!

ブジーとは、食道、直腸、尿道、尿管、鼻涙管など、管状臓器の内径を拡張すること、および拡張させるために用いる医療器具である。消息子ともよばれる。おもに金属や硬性の物質で作られており、部位や用途により使い分けられる。鎖肛や食道閉鎖、鼻涙管閉塞などにも利用される。 ブジーは、医療現場で様々な用途で使用される。例えば、尿道カテーテル挿入時の尿道拡張、食道閉塞の解除、鼻涙管閉塞の解除などである。また、手術中に臓器の露出を拡大するために使用されることもある。 ブジーを使用する際には、患者に痛みや不快感を与えないように注意することが重要である。そのため、ブジーの挿入前に局所麻酔を行うことが多い。また、ブジーを挿入する際には、ゆっくりと慎重に行うことが大切である。
その他

看護師の必須用語『リストン』とは?

リストンとは、爪切り鉗子の一種であり、医療、看護現場で使用される器具である。リストンの名称は、この器具を考案したスコットランドの外科医ジョセフ・リストンに由来している。リストンは、主に外科手術で使用される鉗子として考案したが、現在では、医療、看護現場で広く使用されている。 リストンの特徴は、先端が鋭利で、爪切りのように切り取ることができる形をしていることである。このため、ガーゼや包帯、テープなどの医療材料を切ったり、組織を切除したりするのに適している。また、リストンは先端が細く、繊細な作業にも適している。例えば、創傷の縫合や、動脈や静脈の切除などにも使用することができる。 リストンは、医療、看護現場で必須の器具である。しかし、使用の際には、十分な注意が必要である。先端が鋭利なため、誤って自分の手を切ったり、患者の組織を損傷したりすることがある。また、リストンは使い捨ての器具ではないため、使用後は必ず洗浄して消毒する必要がある。
医療機器・設備・器具

聴診器とは?看護師に必須の診察用具を徹底解説

聴診器は、患者の皮膚に当てて体内の音を聴き取るために使用される医療器具です。聴診器の基本的な構造は、胸部当て、チューブ、耳当ての3つの部分から構成されています。胸部当ては、患者の皮膚に当てて音を拾う部分で、通常は金属製またはプラスチック製です。チューブは、胸部当てと耳当てをつなぐ部分で、ゴム製またはプラスチック製です。耳当ては、医師または看護師が耳に当てて音を聞く部分で、通常は金属製またはプラスチック製です。 聴診器の仕組みは、胸部当てが患者の皮膚に当てられたときに、患者の体内の音が振動として伝わり、チューブを伝わって耳当てに到達します。耳当てで振動は音に変換され、医師または看護師が聴くことができます。聴診器は、呼吸音、心音、腸蠕動音、血管雑音を聴くために使用されます。
医療機器・設備・器具

閉鎖式輸液システム、看護師の知っておきたいこと

-閉鎖式輸液システムと安全性- 閉鎖式輸液システムは、感染防止と患者の安全を強化するために設計されています。従来の輸液システムでは、輸液バッグと輸液ルートが直接接続されており、空気が取り込まれる可能性がありました。空気が取り込まれると、輸液ルートが塞がったり、空気塞栓症などの合併症が発生する可能性がありました。閉鎖式輸液システムは、輸液バッグと輸液ルートを密閉することで、空気が取り込まれるのを防ぎます。また、閉鎖式輸液システムは、感染源となる細菌やウイルスが輸液ルートを介して患者に感染するのを防ぐ効果もあります。 閉鎖式輸液システムは、患者の安全を確保するために重要な医療器具です。閉鎖式輸液システムを使用することで、輸液療法に伴う感染症や合併症のリスクを軽減することができます。
医療機器・設備・器具

初療室:救急搬送患者の初期診療室

初療室とは、救急搬送患者が最初に運ばれ、初期診療を受ける部屋のことである。初療室では、気道管理、呼吸および循環管理に必要な各種医療機器や薬剤を備え、緊急に開胸や開腹などが行なえるような手術器具も常備されている。初療室は、救急医療において重要な役割を果たしており、患者の命を救うために不可欠な施設である。 初療室では、救急搬送患者に対して、以下の処置が行われる。 * 気道確保気道が確保されていないと、患者は呼吸ができず、死亡する可能性がある。そのため、初療室では、気道確保を最優先に行う。気道確保は、気管挿管や気管切開などによって行われる。 * 呼吸管理気道が確保されたら、次に呼吸管理が行われる。呼吸管理は、人工呼吸器や酸素投与などによって行われる。 * 循環管理呼吸管理と並行して、循環管理も行われる。循環管理は、輸血や輸液、心臓マッサージなどによって行われる。 * その他の処置気道確保、呼吸管理、循環管理に加えて、初療室では、その他の処置も行われる。その他の処置としては、止血、包帯、縫合などが含まれる。
医療機器・設備・器具

看護師必須!カテーテルとは

カテーテルとは、医療用に用いられる、柔らかい管のことである。血管や消化管、尿管、または胸腔、腹腔などに挿入し、体液の排出や薬剤・造影剤などの注入などを行う。カテーテルは用途によって材質や太さがまちまちで、ゴム製やシリコン・金属・プラスチック製のもの、太さ1mmのものから10mm程度のもの、長さも数cmから2m近くあるものまでさまざまである。なかにはIABP(intra-aortic balloon pumping)で使われるバルーンカテーテルのように、カテーテルの先にバルーンがついているものなどもある。ちなみに、カテーテルの太さ(外径)を表す単位はFr(フレンチ)といい、3Fr=1mmで換算される。
呼吸器

看護師に必須の用語『人工呼吸器』とは?

人工呼吸器とは、自発呼吸が微弱または停止している人に対し、補助的または強制的に換気を促す医療機器である。「レスピレーター」「ベンチレーター」とも呼ばれる。人工呼吸器は、呼吸器疾患や神経疾患など、さまざまな原因で呼吸が困難になった患者に使用される。 人工呼吸器は、大きく分けて2種類ある。一つは、患者自身の呼吸に合わせて空気の出し入れを行う「補助的人工呼吸器」である。もう一つは、患者の呼吸に関係なく、一定の頻度と深さで空気の出し入れを行う「強制的人工呼吸器」である。 補助的人工呼吸器は、比較的軽症の患者に使用される。強制的人工呼吸器は、重症の患者に使用される。人工呼吸器は、患者の状態に合わせて、適切なモードと設定を選択して使用する。 人工呼吸器を使用すると、患者の呼吸をサポートすることができる。これにより、患者の負担を軽減し、合併症の発生を防ぐことができる。また、人工呼吸器を使用することで、患者の命を救うこともできる。
医療機器・設備・器具

スワンガンツカテーテルとは?専門家が解説

スワンガンツカテーテルは、心機能を測定するために使用される医療機器です。心臓の圧力や心拍出量、血液中の酸素飽和度を測定することができます。スワンガンツカテーテルは、肺動脈カテーテルとしても知られており、エドワーズライフサイエンス社の商品名であることから、Swan-Ganz(スワン-ガンツ)カテーテルと呼ばれることが多いです。スワンガンツカテーテルは、先端にバルーンが付いたバルーンカテーテルの一種です。バルーンは、肺動脈カテーテルの先端を肺動脈に固定するために使用されます。スワンガンツカテーテルは、静脈(大腿静脈、上腕静脈、鎖骨下静脈、内頚静脈)に針を刺し、そこからカテーテルを挿入して使用されます。スワンガンツカテーテルは、重篤な患者に用いられることが多いです。例えば、重度の心筋梗塞後や心肺停止蘇生後などに使用されます。また、スワンガンツカテーテルは、心臓手術中や心臓移植中にも使用されます。
医療機器・設備・器具

看護師に必須の用語『フォーリーカテーテル』

フォーリーカテーテルとは、膀胱留置用カテーテルの呼称です。尿道を介して膀胱内に留置され、尿を排出するための医療機器です。尿道に挿入し、膀胱内に留置する細い管状の医療機器であり、排尿困難や尿閉など、さまざまな泌尿器科の疾患や手術後に使用されます。留置後はバルーンに生理食塩水を注入し、膀胱内にカテーテルを固定します。 フォーリーカテーテルは、フランスの外科医であるフレデリック・フォーリーが開発したことに由来しています。フォーリーカテーテルは、尿道に挿入し、膀胱内に留置する細い管状の医療機器であり、排尿困難や尿閉など、さまざまな泌尿器科の疾患や手術後に使用されます。留置後はバルーンに生理食塩水を注入し、膀胱内にカテーテルを固定します。 フォーリーカテーテルは、さまざまな素材で作られており、それぞれにメリットとデメリットがあります。一般的には、ラテックス、シリコン、ポリウレタンなどの素材がよく使用されています。ラテックス製のカテーテルは、柔軟性があり、挿入しやすいという特徴がありますが、アレルギー反応を起こしやすいというデメリットもあります。シリコン製のカテーテルは、柔軟性があり、アレルギー反応を起こしにくいという特徴がありますが、ラテックス製のカテーテルよりも高価です。ポリウレタン製のカテーテルは、耐久性があり、感染症を起こしにくいという特徴がありますが、挿入しにくいというデメリットもあります。
組織・制度

看護師は知っておきたい訪問診療の基礎知識

訪問診療とは、医師が患者宅を訪問し、在宅で診療を行うことです。これは、患者が病院や診療所に行くことが困難な場合や、在宅での療養を希望する場合に行われます。訪問診療は、定期的に計画的に行われ、患者と医師が継続的にコミュニケーションをとることで、在宅での療養をサポートします。訪問診療には、医師だけでなく、看護師、薬剤師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などの多職種が関わり、チーム医療が行われます。訪問診療は、在宅でも医療施設と同レベルの医療を提供することが可能であり、患者のQOL向上に貢献しています。
循環器

看護師の必須用語『ペースメーカー』とは?役割や特徴・使用法を知る!

ペースメーカーとは、心臓の脈拍が低下した際、心臓に刺激を与えて脈拍を一定数以下にならないようにする医療機器です。ペースメーカーで心臓に人工的な電気刺激を与えることをペーシングと呼びます。 ペースメーカーは、心臓の脈拍が減少したり、停止したりする病気に使用されます。こうした病気には、洞不全症候群、房室ブロック、心房細動、心室細動などがあります。ペースメーカーは、心臓の脈拍を正常に保ち、患者の症状を改善し、生命を維持するのに役立ちます。 ペースメーカーは、胸の皮膚の下に埋め込まれる小さな機器です。ペースメーカーは、心臓の電気信号を感知して、必要に応じて心臓に電気刺激を与えます。ペースメーカーは、心臓の脈拍を調整して、正常な脈拍を維持します。 ペースメーカーの使用法は、患者の状態によって異なります。ペースメーカーは、一定の脈拍を維持するために使用される場合もあれば、不整脈を治療するために使用される場合もあります。ペースメーカーは、患者の状態に応じて、さまざまな設定でプログラムされます。