診断

記事内に広告が含まれています。
眼科

飛蚊症の知識を深めて看護の質を高めよう

飛蚊症とは、視野に虫のようなものが飛んでいるように見える症状のことである。正式には「muscae volitantes」と呼ばれ、蚊が飛んでいるように見えることからこの名前がついている。飛蚊症は、目の構造の一部である硝子体に濁りが生じることで起こる。硝子体は、目の後部にあるゼリー状の物質で、光を網膜に届ける役割がある。硝子体に濁りが生じると、光が網膜に届きにくくなり、視野に虫のようなものが飛んでいるように見えるようになる。飛蚊症は、加齢や近視、糖尿病、高血圧、外傷など、さまざまな原因で起こる。ほとんどの飛蚊症は良性で、治療の必要はない。しかし、飛蚊症が突然現れた場合や、飛蚊症の数が急に増えた場合、視界が欠けたり、光が歪んで見える場合は、網膜剥離などの重篤な疾患の可能性があるので、早めに眼科を受診することが大切である。
腎・泌尿器

看護師必須用語!尿路感染症とは?

尿路感染症(にょうろかんせんしょう、urinary tract infection)とは、腎臓・膀胱・前立腺・尿道のいずれかに病原微生物による障害を受け、感染が成立した状態をいう。尿路感染症は、尿路のどの部分に感染が起こっているかによって、尿道炎、膀胱炎、腎盂腎炎などに分類される。尿路感染症の症状としては、排尿時の痛みや不快感、尿の混濁、血尿、発熱、腰痛などがあげられる。 尿路感染症は、細菌やウイルス、真菌などの病原微生物が尿路に侵入することで起こる。尿路感染症の原因としては、性行為、排泄物の不衛生な処理、尿道カテーテルの使用、糖尿病などの基礎疾患などが考えられる。尿路感染症は、抗菌薬や抗真菌薬などの薬物治療によって治療されることが多い。
その他

がんとは?:看護師に必須の知識

がんとは、身体を構成する正常細胞が発がん要因によってがん化し、正常機能を失い(分化異常)無制限に増殖するとともに、他の臓器に浸潤・転移する病態であり、臨床的には生命予後に重大な影響を及ぼしうる疾患の総称である。悪性腫瘍または悪性新生物ともいわれる。 がんは、人間の身体を構成する細胞が正常な増殖・分化の制御を失い、異常な増殖を続けることで発生する。正常な細胞は、一定の周期で増殖と死を繰り返して入れ替わっているが、がん細胞は死なずに増殖を続け、腫瘍を形成する。がんは、腫瘍が大きくなったり、他の臓器に転移したりすることで、さまざまな症状を引き起こす。 がんの種類は、発生する部位や細胞の種類によって多様であり、それぞれのがんには固有の特徴がある。また、がんは進行度や予後によって分類される。進行度とは、がんの広がりや転移の程度を示すものであり、予後とは、がんの治療後の人生における経過や生存期間を指す。 がんの治療法は、がんの種類、進行度、患者の全身状態などによって異なる。主な治療法としては、手術、放射線療法、化学療法、免疫療法、分子標的薬等があげられる。
呼吸器

気管支肺胞洗浄の基礎知識

気管支肺胞洗浄とは、肺胞の細胞数や種類、肺に関する病気の診断などのために行われる検査である。BAL(Bronchoalveolar Lavage)とも呼ばれる。気管支鏡を肺の奥まで挿入して洗浄液を注入し、肺胞内の細胞や物質を回収する。回収された細胞や物質は、顕微鏡で観察したり、培養したりして検査を行う。気管支肺胞洗浄は、肺がん、肺炎、結核などの診断に有用な検査である。また、肺の炎症やアレルギー反応の程度を評価するためにも使用される。気管支肺胞洗浄は、比較的安全な検査だが、まれに気管支鏡の挿入による気道損傷や出血などの合併症が起こることもある。
略語

看護師が知っておきたい「Dx」の意味とは?

Dx(でぃーえっくす)とは、診断を意味する医療業界の略語である。診療録・薬歴・看護記録などを記す際に使用される。英語のDiagnosisに由来する。Dxのなかでも、臨床診断(clinical diagnosis)は「Clinical Dx」、最終診断(final diagnosis)は「Final Dx」などと記す。つまり、患者の状態や病気を診断する際の用語である。ただし、デキスター(簡易血糖測定器またはそれによって測定された血糖値)のことを意味して「Dx」と書くこともあるため注意が必要である。また、カルテ等に使われる同様の略語には他に、Fx(骨折)、Rx(Rp.、処方)、R/O、n/pなどがある。
感染

看護師必須!肺結核について理解しよう

肺結核とは、「結核菌」という細菌が肺に感染して起こる感染症です。 この病気は、結核菌が体内に侵入し、肺で増殖することで起こります。結核菌は、主に咳やくしゃみによって空気中に放出され、それを吸い込むことによって感染します。また、結核に感染した牛やヤギの生乳を飲んだり、結核に感染した動物の肉を食べたりすることでも感染する可能性があります。 肺結核の症状には、咳、痰、胸痛、発熱、倦怠感などがあります。咳は、初期は乾いた咳ですが、進行すると痰の絡んだ咳になります。痰には、血が混じることがあります。胸痛は、肺の炎症によるもので、呼吸をしたときに痛みを感じることがあります。発熱は、結核菌が体内で増殖することによって引き起こされます。倦怠感は、体が結核菌と戦っているために起こります。
その他

スリープアプネアとは?睡眠時無呼吸症候群の症状や治療法

スリープアプネアとは、睡眠時に呼吸が止まってしまう状態のことを言います。睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に10秒以上の呼吸停止が、1時間に5回以上起こる状態を言います。スリープアプネアは、睡眠中に気道が塞がれてしまうことで起こります。気道が塞がれる原因は、肥満、扁桃腺の肥大、顎の骨格の異常など様々です。スリープアプネアは、日中の強い眠気、疲労感、集中力の低下、頭痛、イライラ、うつなどの症状を引き起こすことがあります。また、心疾患、脳卒中、糖尿病などのリスクを高めることもあります。スリープアプネアが疑われる場合は、睡眠時無呼吸検査を受けることで診断することができます。睡眠時無呼吸検査は、睡眠中に呼吸の状態を測定する検査です。睡眠時無呼吸検査の結果、スリープアプネアと診断された場合は、治療が必要です。スリープアプネアの治療法には、CPAP療法、マウスピース療法、外科手術などがあります。CPAP療法は、鼻にマスクをつけて空気を送り込む療法です。マウスピース療法は、口腔内の気道を広げるマウスピースを装着する療法です。外科手術は、気道を広げる手術を行う療法です。
呼吸器

知っておきたい看護師用語『気管支肺胞洗浄(BAL)’

気管支肺胞洗浄 (BAL) とは、肺胞の細胞数や種類、肺に関する病気の診断などのために行われる検査である。BAL (Bronchoalveolar Lavage) とも呼ばれる。この検査では、細い管 (気管支鏡) を気管から肺に挿入し、生理食塩水を注入して肺胞を洗浄する。洗浄液は回収され、分析のために検査室に送られる。 BAL は、肺の炎症や感染症、肺癌などの診断に使用される。また、肺の細胞の数を測定して、肺の働きを評価するのにも使用される。BAL は、一般的に安全な検査であるが、咳や喉の痛みなどの副作用が起こる可能性がある。
感染

看護師に必須の用語『マイコプラズマ』とは

マイコプラズマとは、細胞壁を持たない一般細菌よりも小さい微生物である。細菌よりも小さく、ウイルスよりも大きい。直径が0.1~0.3マイクロメートルで、細胞壁がないため、他の細菌とは異なってグラム染色も受けない。マイコプラズマは、あらゆる環境で発見されているが、特に動物と植物の粘膜に生息している。ヒトでは、肺炎、尿路感染症、性感染症などの原因となる。マイコプラズマは、抗生物質に耐性を持つことが多く、治療が難しい場合がある。 マイコプラズマは、その小さなサイズと細胞壁がないという特徴のため、他の細菌とは異なる性質を持っている。マイコプラズマは、細胞壁がないため、他の細菌のように分裂することができない。そのため、他の細菌のように増殖することができず、宿主細胞に寄生して増殖する。マイコプラズマは、宿主細胞に寄生すると、宿主細胞の栄養素を奪って増殖する。マイコプラズマの感染は、宿主細胞に損傷を与え、さまざまな症状を引き起こす。 マイコプラズマの感染は、さまざまな症状を引き起こす。肺炎、尿路感染症、性感染症などの原因となる。マイコプラズマ肺炎は、咳、発熱、倦怠感などの症状を引き起こす。マイコプラズマ尿路感染症は、排尿時の痛み、頻尿、下腹部痛などの症状を引き起こす。マイコプラズマ性感染症は、性器の痛み、分泌物の増加、排尿時の痛みなどの症状を引き起こす。 マイコプラズマの感染は、抗生物質で治療することができる。しかし、マイコプラズマは、抗生物質に耐性を持つことが多く、治療が難しい場合がある。マイコプラズマの感染を予防するためには、手洗いを励行し、性交渉の際にはコンドームを使用することが大切である。
循環器

看護師の知識として知っておきたい!脈拍とは?

脈拍とは、心臓の筋肉が一定のリズムで収縮すること(心臓の拍動)により、動脈を通じ全身に血液が送られることです。脈拍の速度は、心拍数によって決まり、心拍数は1分間に心臓が収縮する回数のことです。脈拍は、動脈の壁を流れる血液の圧力を指します。脈拍は、心臓の拍動によって発生し、動脈を通って全身に血液を送り出します。脈拍は、動脈の壁に指を当てて数えることで測定することができます。脈拍の速度は、年齢や性別によって異なります。一般的には、1分間に60~100回が正常範囲とされています。脈拍の速度が遅すぎたり、速すぎたりすると、健康上の問題がある可能性があります。脈拍が速すぎる状態を頻脈、脈拍が遅すぎる状態を徐脈といいます。脈拍は、健康状態を知るための重要な指標です。
医療機器・設備・器具

看護師が知っておくべきCTスキャンの基礎知識

CTスキャンとは、医療診断において広く使用されている画像検査です。体内のスライス状の画像を生成するために、X線とコンピューター技術を使用します。これは、骨、臓器、血管などの体のさまざまな構造の詳細な画像を提供することで、医師が病気を診断し、治療計画を立てるのに役立ちます。 CTスキャンは、頭部、胸部、腹部、骨盤など、体のあらゆる部位をスキャンするために使用できます。また、がん、心臓病、肺疾患などのさまざまな病気を診断するために使用されます。通常、CTスキャンは安全で痛みを伴わない検査です。ただし、造影剤を使用する場合、アレルギー反応やその他の副作用が発生する可能性があります。
検査・診断

気管支肺胞洗浄とは?

気管支肺胞洗浄とは、肺胞の細胞数や種類、肺に関する病気の診断などのために行われる検査です。BAL(Bronchoalveolar Lavage)とも呼ばれます。気管支鏡を用いて、肺胞に生理食塩水を注入し、それを吸引して回収します。回収された生理食塩水には、肺胞の細胞やタンパク質、細菌などが含まれています。これらの成分を分析することで、肺の状態を調べることができます。気管支肺胞洗浄は、肺炎、肺癌、間質性肺疾患などの診断によく用いられます。また、肺の移植前には、肺の状態を調べるために気管支肺胞洗浄が行われることがあります。
小児科

看護師に必須の用語『てんかん』

てんかんとは、大脳皮質神経細胞の過剰興奮によって起こる、痙攣などの発作性症状を繰り返す慢性疾患のことである。てんかん発作は、大脳の神経細胞が突然、過剰に興奮することで起こる。この過剰な興奮によって、筋肉が収縮したり、意識が失われたり、感覚がおかしくなったりする。てんかん発作は、数秒から数分間続き、発作後には通常、意識が回復する。てんかんは、100人に1人程度の発症率であり、男女の差はない。てんかんの原因はまだ完全に解明されていないが、遺伝的要因や脳損傷、感染症などが関与していると考えられている。てんかんは、発作をコントロールするための薬物治療が主な治療法である。てんかん発作は、通常、薬物治療でコントロールすることができる。てんかんの薬には、てんかん発作の発生を抑える抗てんかん薬と、てんかん発作が起こったときに発作を止める頓服薬がある。
検査・診断

病理診断とは?看護師が知っておきたい基本知識

病理診断とは、患者の病気の診断を目的として、患者の臓器や組織を顕微鏡を用いて調べたり、組織をスライドガラスに載せたりして行われる、病気の診断を目的とした検査です。 病理診断は、患者の病気の診断だけでなく、患者の病気の進行状況の把握や、治療方針の決定にも役立ちます。病理診断は、患者の病気の診断を目的として、患者の臓器や組織を顕微鏡を用いて調べたり、組織をスライドガラスに載せたりして行われる、病気の診断を目的とした検査です。
検査・診断

看護師必須!『偽陽性』とは?

偽陽性は、検査においてその対象となる疾患があると示されるにもかかわらず、実際には疾患が存在しないことを指す検査結果です。これは、検査の限界や、他の要因による不正確な反応が原因で起こる可能性があります。 偽陽性例として、妊娠検査キットで妊娠していないのに陽性反応が出る場合が挙げられます。これは、検査キットが妊娠ホルモンであるヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)を検出することによるもので、妊娠していない女性でもhCGを生成する場合があるためです。他にも、ガン検診でガンがないのに、陽性反応を示す場合や、感染症の検査で感染していないのに、陽性反応を示す場合などが偽陽性にあたります。 偽陽性は、患者に不安やストレスを与える可能性があるほか、追加の検査や治療が必要になる場合があり、貴重な医療資源の無駄遣いにもつながります。そのため、偽陽性を減らすための取り組みが重要であり、検査の精度向上や、検査前に患者の病歴や症状を考慮した上で適切な検査方法を選択することが求められています。
その他

看護師に必須!転帰とは

転帰とは、疾患や怪我などの治療における症状の経過や結果のことです。治療の効果などを分析する際に重要な要素となります。主に入院時や外来初診日から、退院時や通院終了日までなど、一定期間で判定されることが多いです。例えば、退院の理由や通院終了の原因などが該当します。一般には、診療報酬請求書等の記載要領等で用いられることが多く、その転帰欄には、受診者が診療を終了する原因が記載され、治癒した場合は「治癒」、死亡した場合は「死亡」、治癒してはいないけれど当面治療を見合わせたり、放置しても大丈夫な場合には「中止」、転院した場合には「転医」などと記載されます。病院によって定義が異なる場合があるので確認が必要です。
検査・診断

看護師に必須の用語『ALT』とは?

ALT(えーえるてぃー、Alanine Aminotransferase)は、アラニン(血清)アミノトランスフェラーゼの略語であり、肝機能や肝疾患の評価に用いられる。ALTは、肝細胞内でアミノ酸のアラニンとケトグルタル酸の間のアミノ基を転移させる酵素であり、肝細胞が損傷を受けると血中に放出される。そのため、ALT値が高いと肝細胞の損傷が疑われ、肝機能障害や肝疾患の可能性が高くなる。 ALTは、肝機能検査の項目のひとつとして測定されることが多く、正常値は男性で10~40U/L、女性で7~35U/Lとされている。ALT値が正常値よりも高い場合、肝細胞が損傷を受けている可能性があり、肝機能障害や肝疾患が疑われる。ALT値が高い原因としては、ウイルス性肝炎、アルコール性肝炎、薬物性肝炎、自己免疫性肝炎、肝硬変、肝臓がん、胆石、胆管炎などがあげられる。 ALT値が高い場合は、さらに詳しい検査を行う必要がある。血液検査では、AST(アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ)、γ-GTP(γ-グルタミルトランスペプチダーゼ)、ALP(アルカリフォスファターゼ)、総ビリルビン、直接ビリルビン、間接ビリルビンなどを測定する。また、画像検査では、腹部エコー、CTスキャン、MRIなどが行われる。これらの検査結果をもとに、肝機能障害や肝疾患の原因を診断する。 ALT値が高い場合は、肝機能障害や肝疾患の可能性があるため、早めに医療機関を受診することが重要である。また、肝機能障害や肝疾患を予防するためには、アルコールの過剰摂取を避け、バランスのとれた食事を心がけ、適度な運動を行うことが大切である。
組織・制度

看護師は知っておきたい訪問診療の基礎知識

訪問診療とは、医師が患者宅を訪問し、在宅で診療を行うことです。これは、患者が病院や診療所に行くことが困難な場合や、在宅での療養を希望する場合に行われます。訪問診療は、定期的に計画的に行われ、患者と医師が継続的にコミュニケーションをとることで、在宅での療養をサポートします。訪問診療には、医師だけでなく、看護師、薬剤師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などの多職種が関わり、チーム医療が行われます。訪問診療は、在宅でも医療施設と同レベルの医療を提供することが可能であり、患者のQOL向上に貢献しています。
呼吸器

看護師のための無気肺完全ガイド

無気肺とは、肺組織が虚脱し肺の中の空気が減少した状態のことです。アテレクとも呼ばれ、文字通り「肺の虚脱」を意味します。無気肺は、肺の気道が閉塞したり、肺組織が圧迫されたりすることが原因で起こります。 気道が閉塞する原因としては、粘液や異物による閉塞、腫瘍による閉塞、気管支炎や肺炎などの感染症による閉塞などがあります。肺組織が圧迫される原因としては、胸水や血胸、腫瘍、気胸などがあります。 無気肺は、肺活量の低下、呼吸困難、咳、胸痛などの症状を引き起こします。症状の程度は、無気肺の大きさや場所によって異なります。小さな無気肺は、症状が現れないこともあります。大きな無気肺は、呼吸困難や胸痛などの重篤な症状を引き起こすことがあります。 無気肺は、胸部レントゲン検査やCT検査で診断されます。治療法は、無気肺の原因によって異なります。気道閉塞が原因の場合は、気道を開通させるための処置が行われます。肺組織が圧迫されている場合は、圧迫を取り除くための処置が行われます。
検査・診断

看護師用語『Dx』について知っておこう!

看護師が患者の状態や病気を正確に把握し、適切なケアを提供するためには、患者の症状や身体所見、検査結果などを基に診断を下す必要があります。その際、患者の状態を簡潔かつ正確に記録するための略語として「Dx(診断の略語)」がよく使用されます。 Dxは、英語の「Diagnosis」に由来する略語で、診療録や看護記録に患者の状態を記録する際に使用されます。例えば、「Dx糖尿病」のように、患者の病名を記載したり、「Dx肺炎」のように、患者の症状を記載したりすることができます。患者の状態が変化した場合には、「Dx○○から××に変更」のように、変化した状態を記録することができます。 Dxは、患者の状態を簡潔かつ正確に記録するための重要な略語です。看護師はこの略語を正しく理解し、適切に使用する必要があります。 Dxのなかでも、臨床診断と最終診断は特に重要です。臨床診断は、患者の症状や身体所見を基に下される診断で、最終診断は、検査結果や病理学的所見を基に下される診断です。 臨床診断は、患者の病気を早期に発見し、適切な治療を開始するために行われる診断です。最終診断は、患者の病気を確定し、適切な治療を継続するために行われる診断です。 看護師は、患者の状態を正確に把握し、適切なケアを提供するためには、臨床診断と最終診断の両方を理解する必要があります。
検査・診断

看護師が知っておくべき『コンピューター断層撮影』

コンピューター断層撮影(CTスキャン)とは、X線を利用して物体をスキャンし、コンピューター処理によって内部画像を構成する技術、あるいは装置のことです。CTスキャンは、X線画像を複数の方向から撮影することで、物体の断面画像を得ることができます。得られた断面画像は、コンピューターで処理され、物体の内部構造を立体的に再現することができます。CTスキャンは、医学分野において、脳、肺、心臓などの人体の様々な臓器の画像診断に広く使用されています。また、産業分野においても、機械内部の構造檢查、製品の品質管理などにも使用されています。
循環器

看護師必須の用語『肺動脈楔入圧』

肺動脈楔入圧とは、バルーンカテーテルを右心房から肺動脈へ挿入し、バルーンを膨らませて肺動脈を塞いだときにカテーテルの先端にかかる圧のことである。肺動脈楔入圧は、左心房圧および左室拡張末期圧の指標にできるため、左心系の機能評価や診断に用いられる。基準値は5~13mmHgである。肺動脈楔入圧が高い場合は、左室機能不全や僧帽弁閉鎖不全症などの疾患が疑われる。肺動脈楔入圧が低い場合は、脱水症やショックなどの疾患が疑われる。
消化器

看護師に必須の用語『HBs抗原』とは?

HBs抗原とは、B型肝炎ウイルスの外側のタンパク質に由来する抗原です。ウイルスを中和する抗体は、通常自然に作成されますが、B型肝炎ウイルスに対する抗体が生成されない場合があり、このような場合慢性化する可能性があります。HBs抗原は、B型肝炎ウイルスの存在を示すマーカーであり、血液検査で調べることができます。基準値は陰性(-)で、B型肝炎ウイルス(HBV)に感染すると陽性(+)を示します。HBs抗原は、B型肝炎の診断、経過観察、治療効果の判定などに使用されます。HBs抗原が陽性の場合、B型肝炎ウイルスに対する免疫がないため、B型肝炎ワクチンを接種する必要があります。
検査・診断

看護師が知っておきたい!虚血とは

虚血とは、臓器や組織に必要量の血液が流入しない状態を指す。虚血は、臓器や組織の機能不全や死をもたらす可能性がある。虚血は、動脈血栓症、静脈血栓症、外傷などのさまざまな原因で起こり得る。 虚血は、心臓、脳、腎臓など、体に不可欠な臓器に起こり得る。心臓の虚血は、心筋梗塞(心臓の筋肉への血流が遮断された状態)を引き起こす可能性があり、脳の虚血は、脳卒中(脳の組織への血流が遮断された状態)を引き起こす可能性がある。腎臓の虚血は、腎不全(腎臓が老廃物を体から排出できなくなる状態)を引き起こす可能性がある。 虚血は、さまざまな症状を引き起こす可能性がある。心臓の虚血は、胸痛、圧迫感、息切れ、吐き気、嘔吐などの症状を引き起こす可能性がある。脳の虚血は、片側麻痺、言語障害、視野欠損などの症状を引き起こす可能性がある。腎臓の虚血は、尿量減少、むくみ、高血圧などの症状を引き起こす可能性がある。 虚血の治療は、虚血の原因によって異なる。動脈血栓症が原因の場合、血栓を溶かす薬剤や手術が行われる。静脈血栓症が原因の場合、血液をサラサラにする薬剤や弾性ストッキングが使用される。外傷が原因の場合、手術や輸血が行われる。 虚血は、臓器や組織の機能不全や死をもたらす可能性があるため、早期発見と治療が重要である。虚血の症状が現れた場合は、すぐに医師を受診することが大切である。