看護師業界ウォッチャー

組織・制度

NANDA看護診断とは?~看護診断の定義と統一化のために~

NANDA看護診断とは、看護師が患者の健康状態を評価し、看護ケアの計画を立てるために使用する用語集です。NANDA看護診断は、北米看護診断協会(NANDA)によって開発され、現在では世界中の看護師に使用されています。 NANDA看護診断には、200以上の用語が登録されており、それぞれに定義、関連因子、診断基準が定められています。看護師は、患者の健康状態を評価する際に、これらの用語を使用して患者の問題点を特定します。そして、患者の問題点に合わせて看護ケアの計画を立てます。 NANDA看護診断を使用することで、看護師は患者の健康状態をより正確に評価し、より効果的な看護ケアを提供することができます。また、NANDA看護診断は看護師同士のコミュニケーションを円滑にし、看護ケアの質を向上させるのに役立ちます。
その他

看護師に必須の用語『有効量』とは?

-有効量とは- 有効量は他の用語では治療量と言います。薬剤が体内に入り、効果を発揮するために必要な投与量の範囲をいいます。この投与量を下回ると効果が得られない一方で、上回ると中毒を引き起こす可能性があります。医師が処方する薬には、この有効量が記載されています。有効範囲は薬の種類や個人差によって異なります。そのため、医師は患者の状態を考慮して、最適な投与量を決定します。 薬の効果は、有効量と投与量に依存します。一般に、投与量が増加するにつれて効果も高まりますが、毒性も増加します。有効量と中毒量の間には、安全域があります。安全域は、薬が効果を発揮するために必要な量と、中毒を起こす量との差です。 安全域が広い薬は、有効量と中毒量の間隔が大きいので、安全に使用することができます。逆に、安全域が狭い薬は、有効量と中毒量の間隔が小さいので、注意して使用することが必要です。
検査・診断

看護師に必須!アニオンギャップとは?

アニオンギャップとは、血液中の陽イオンと陰イオンの差のことである。アニオンギャップは、代謝性アシドーシスの原因を鑑別する指標として有用である。アニオンギャップは、ナトリウムイオンとカリウムイオンの濃度から、クロライドイオン、重炭酸イオン、リン酸イオン、硫酸イオンの濃度を除いた数値である。アニオンギャップは通常、3~10mEq/Lの範囲である。 アニオンギャップの増加は、代謝性アシドーシスの原因を示唆する。代謝性アシドーシスとは、血液中の酸性度が高くなる状態のことである。代謝性アシドーシスの原因には、乳酸アシドーシス、ケトアシドーシス、尿毒症などがある。 アニオンギャップの増加は、これらの疾患の診断に役立つ。例えば、乳酸アシドーシスでは、アニオンギャップが10~20mEq/Lまで増加する。ケトアシドーシスでは、アニオンギャップが20~30mEq/Lまで増加する。尿毒症では、アニオンギャップが30~40mEq/Lまで増加する。
アレルギー・膠原病

看護師必見!赤沈検査の基礎知識と要点

赤沈(せきちん)とは赤血球沈降速度(blood sedimentation)のことで、赤血球が試薬内を沈んでいく速度をみる血液検査の1つである。ESR(erythrocyte sedimentation rate)ともいう。赤血球は通常、血液中を一定の速度で沈降しているが、炎症や感染症があると赤血球沈降速度が速くなる。これは、炎症や感染症があると血液中のフィブリンやグロブリンなどのタンパク質が増加し、赤血球がこれらのタンパク質と結合して沈降速度が速くなるためである。赤沈は、炎症や感染症の有無を調べるために用いられる検査である。正常値は男性で0~12mm/時、女性で0~20mm/時である。赤沈が上昇している場合は、炎症や感染症の可能性がある。しかし、赤沈の上昇は必ずしも炎症や感染症を示すわけではなく、貧血や妊娠、月経中などでも上昇することがある。そのため、赤沈の上昇を解釈する際には、他の検査結果や症状なども考慮する必要がある。
感染

看護師に必須の用語『緑膿菌』

緑膿菌とは、土壌やヒトの皮膚、粘膜、消化管にも存在するグラム陰性桿菌です。栄養が乏しい環境でも増殖、生存可能で、水回りを好むが乾燥には弱く、数時間で死滅します。緑膿菌は、病院や老人ホームなどの医療施設でよく見られる細菌であり、尿路感染症、肺炎、敗血症などのさまざまな感染症を引き起こす可能性があります。緑膿菌は、抗生物質への耐性が強く、治療が困難な場合があります。また、緑膿菌は、バイオフィルムを形成する能力があり、バイオフィルムは、細菌を抗生物質から保護し、感染症をより治療困難にします。緑膿菌は、医療従事者にとって重要な病原体であり、感染予防と治療について十分な知識を持つことが重要です。
皮膚科

看護師に必須の用語『保湿』について

保湿とは、皮膚の水分を補ったり、水分の蒸発を防いだりして、皮膚の湿度を一定に保つことである。スキンケアの基本となる。 皮膚は常に乾燥にさらされており、水分が失われやすい。そのため、皮膚を健康に保つためには、保湿が欠かせない。保湿には、以下のような効果がある。 * 皮膚の乾燥を防ぐ * 皮膚の弾力を維持する * 皮膚のシワを防ぐ * 皮膚を柔らかくする * 皮膚の炎症を抑える 保湿には、様々な方法がある。最も簡単な方法は、保湿クリームや乳液を使用することである。保湿クリームや乳液は、皮膚に水分を補い、水分の蒸発を防ぐ。また、皮膚のバリア機能をサポートする成分が含まれていることが多い。 保湿に効果的な成分としては、以下のようなものがある。 * セラミド * ヒアルロン酸 * スクワラン * グリセリン * ワセリン 保湿クリームや乳液を使用する際には、自分の肌質に合ったものを選ぶことが大切である。乾燥肌の人は、油分の多い保湿クリームや乳液が適している。オイリー肌の人は、油分の少ない保湿クリームや乳液が適している。 また、保湿クリームや乳液は、お風呂上りや洗顔後に使用するようにしよう。お風呂上りや洗顔後は、皮膚が乾燥しやすい状態にあるため、保湿剤を塗ることで、皮膚の水分をキープすることができる。 保湿は、スキンケアの基本である。保湿をしっかりと行うことで、皮膚を健康に保つことができる。
整形外科

看護師が知っておきたい『二分脊椎』

潜在性二分脊椎とは、外観上は異常を認めず、気づかないまま成人になることが多い二分脊椎の一種です。レントゲンで椎弓の正中部に裂け目を確認できることがありますが、MRIで髄膜瘤を認めません。髄膜や神経組織の脱出を伴わないため、治療の対象となることはまずありません。 潜在性二分脊椎は、二分脊椎の中でも最も軽症型とされており、症状を伴わないことがほとんどです。しかし、まれに、腰痛や下肢痛、排尿障害などの症状が現れることがあります。また、水頭症や奇形を合併することがあります。 潜在性二分脊椎の治療は、症状に応じて行われます。症状のない場合は、定期的な経過観察が行われます。症状がある場合は、理学療法や装具療法、手術などが行われます。
循環器

看護師に必須の用語『タキる』

タキるの意味 タキるは、呼吸や脈が早くなることを意味する業界用語のことである。頻脈を意味する英語「tachycardia(タキカルディア)」に由来する。一般的には、1分間に100回以上の脈拍または呼吸数を指す。正常な脈拍数は、1分間に60~100回、呼吸数は1分間に12~20回である。 タキる原因は様々である。最も一般的な原因は、運動、ストレス、カフェイン、ニコチン、薬物などである。また、心臓病、甲状腺機能亢進症、貧血、発熱、感染症、脱水症などによる場合もある。 タキる症状は、動悸、息切れ、胸痛、めまい、失神などである。重症の場合、心臓発作や脳卒中を引き起こす可能性がある。 タキる場合は、安静にして深呼吸をする。カフェインやニコチン、薬物を控える。症状が改善しない場合は、医師の診察を受ける必要がある。
皮膚科

看護師に必須の用語・蜂窩織炎とは?

蜂窩織炎とは、真皮から皮下組織の広範囲な急性化膿性炎症疾患で、顔面や四肢、特に下肢に多くみられます。局所には境界不明瞭な発赤、腫脹、局所熱感、疼痛が主な症状で、発熱、頭痛、悪寒などの全身症状を伴うことがあります。蜂巣炎とも呼ばれます。 蜂窩織炎は、細菌による感染症で、通常は皮膚の小さな傷や切り傷から細菌が侵入して起こります。感染した傷口から細菌が真皮や皮下組織に広がり、炎症や膿瘍を形成します。 蜂窩織炎は、軽症から重症まで、さまざまな程度のものがあります。軽症の蜂窩織炎は、局所の痛みや腫れを伴うだけで、全身症状はありません。重症の蜂窩織炎は、発熱、頭痛、悪寒などの全身症状を伴い、入院が必要となることもあります。 蜂窩織炎は、抗菌薬による治療が行われます。軽症の蜂窩織炎は、経口抗菌薬で治療できますが、重症の蜂窩織炎は、静脈内抗菌薬が必要となります。蜂窩織炎の治療は、感染を治すことが目的ですが、治癒までには時間がかかることがあります。
検査・診断

看護師に必須の用語『ファイバースコープ』について

ファイバースコープは、一般に内視鏡のことを指す用語である。人体内部の観察のために使用される。柔軟性のある細いガラス繊維からできており、先端にレンズが取り付けてあるため、体内に挿入後、先端の向きを変えるなどして人体内を比較的自由に見ることができる。使用される部位や科目によって、俗称として「胃ファイバースコープ」や「喉頭ファイバー」「気管支ファイバー」などといわれる。 ファイバースコープは、主に消化器系、呼吸器系、泌尿器系などの粘膜を観察するために使用される。消化器系では、胃炎、潰瘍、腫瘍などの診断や治療に使用される。呼吸器系では、気管支炎、喘息、肺がんなどの診断や治療に使用される。泌尿器系では、膀胱炎、尿路結石、前立腺肥大症などの診断や治療に使用される。 ファイバースコープは、内視鏡検査の一種である。内視鏡検査は、ファイバースコープを体内に挿入して、粘膜を観察する検査である。ファイバースコープは、カメラが内蔵されており、観察した画像はモニターに映し出される。内視鏡検査は、病気を早期に発見したり、治療したりするために重要な検査である。
小児科

看護師が知るべき用語『歯』とは

歯の構造と機能 歯は、口腔内にある、食物を咀嚼する器官である。人体の中で最も硬いとされる。乳幼児期の歯は乳歯と呼ばれ、全部で20本ある。永久歯は、乳歯が抜けた後に生えてくる歯で、全部で28本ある。 歯は、歯冠、歯根、歯頸部の3つからなる。歯冠は、歯の見える部分で、エナメル質、象牙質、歯髄で構成されている。エナメル質は、歯の表面を覆う硬い組織で、人体の中で最も硬い組織である。象牙質は、エナメル質の下にある組織で、エナメル質よりも柔らかい。歯髄は、象牙質の中にある組織で、神経や血管が含まれている。 歯根は、歯の土台となる部分で、歯槽骨に埋まっている。歯頸部は、歯冠と歯根の境目の部分である。 歯には、いくつかの機能がある。食物を咀嚼して小さく砕き、消化しやすい状態にする。また、発音や表情を作るのにも役立つ。歯は、口内を清潔に保つためにも重要である。歯を磨かないと、歯垢や歯石が溜まって歯周病の原因となる。
組織・制度

看護師必見!臨床病理カンファレンスとは?

臨床病理カンファレンスの目的は、診療科の壁を越えて、病理医と臨床医が症例について議論し、診断や治療について共有することで、患者のより良い医療につなげることです。また、カンファレンスを通して、臨床医は病理医の診断結果をより深く理解し、病理医は臨床医の診療経過をより詳しく知ることができます。これにより、お互いの理解を深め、より良いチーム医療を提供することが可能になります。 臨床病理カンファレンスの意義は、患者のより良い医療につながることです。カンファレンスを通して、診療科の壁を越えて、病理医と臨床医が症例について議論し、診断や治療について共有することで、患者のより良い医療につなげることができます。また、カンファレンスを通して、臨床医は病理医の診断結果をより深く理解し、病理医は臨床医の診療経過をより詳しく知ることができます。これにより、お互いの理解を深め、より良いチーム医療を提供することが可能になります。
職種・資格

看護補助者の役割と仕事内容

看護補助者の仕事は、多岐にわたります。主な仕事内容としては、患者の生活環境に関わる業務、患者の日常生活に関わる業務、診療に関わる周辺業務などが挙げられます。 患者の生活環境に関わる業務としては、ベッド周囲の環境整備、リネン管理、患者の洗濯物や食事の準備などが挙げられます。また、患者の日常生活に関わる業務としては、身体の清潔、食事の世話、排泄介助などが挙げられます。さらに、診療に関わる周辺業務としては、事務作業の補助、医薬品や医療機器の準備、患者への説明や指導などが挙げられます。 看護補助者は、看護師の管理監督下でこれらの業務に従事しますが、医師や准看護師と異なり、医療に関する免許を持っていないため、採血や注射などの医療行為を行うことはできません。
皮膚科

看護師必見!皮膚割線とは?

皮膚割線とは、皮膚の緊張と一致する線のことである。オーストリアの解剖学者ランガーが示したことから、ランガー線、ランゲルラインともいう。皮膚割線は、皮膚の張力を分散させ、皮膚が裂けたり、伸びたりするのを防ぐ働きがある。また、皮膚のシワやたるみの原因にもなる。皮膚割線は、体の部位によって方向が異なる。例えば、顔の皮膚割線は、縦方向に走っているが、腹部の皮膚割線は、横方向に走っている。皮膚割線は、手術や美容施術の際に、皮膚を切開する際の目安として利用される。
その他

看護師知っておきたい「NO CPR」ってなに?

NO CPRとは、心肺蘇生を行なわず自然の死を迎えることを意味する用語で、Non CPRともいう。蘇生放棄とも呼ばれる。CPRとは蘇生行為のことで、NO CPRは「心肺蘇生をしないでください」という意味である。心肺蘇生とは、心肺停止状態にある患者に対して、心臓マッサージや人工呼吸などの蘇生措置を行うことであり、NO CPRは「緊急時に心肺蘇生を希望しない」という意思表示でもある。NO CPRは「治療拒否」を意味するものではなく、心肺停止後の「無理・無駄な蘇生だけを拒否する」という意味である。
その他

ラパロとは?看護師が知っておきたい用語

ラパロとは、ラテン語の「laparo」に由来する医療用語で、腹腔鏡を意味します。腹腔とは、胃、肝臓、胆嚢、小腸、大腸などが詰まっているお腹のスペースのことです。腹腔鏡手術とは、腹腔専用の内視鏡を挿入して行う手術のことです。 腹腔鏡手術は、メスで直接患部を切除する開腹術に比べて、手術による傷が極めて小さく、低侵襲であるため回復が早いです。腹腔鏡手術は、胆嚢摘出術、虫垂切除術、ヘルニア修復術など、さまざまな手術に使用されています。 腹腔鏡手術は、一般的に安全な手術ですが、他の外科的処置と同様に、合併症のリスクが伴います。最も一般的な合併症には、出血、感染、血栓、麻酔への反応などがあります。
職種・資格

看護職にも知っておきたい『柔道整復師』

柔道整復師と医師は、どちらもケガや病気の治療に携わる専門家ですが、その役割や業務には違いがあります。柔道整復師は、骨や関節、筋肉などの損傷に対して、手技による整復や固定を行うことで治療を行います。一方、医師は、薬物や手術による治療を行うことができます。柔道整復師は、医師の同意のもと、保険請求が可能ですが、慢性的な肩こりや内臓疾患による腰痛や体の痛みの場合は、保険適用外となります。また、柔道整復師は、接骨院や整骨院を開業することができますが、医師は、病院やクリニックで勤務することが一般的です。柔道整復師と医師は、それぞれ異なる専門知識と技能を持っており、協力して患者さんの治療にあたることがあります。
組織・制度

信頼関係を築きやすい看護師・プライマリーナース

プライマリーナースとは、一人の患者を、入院から退院までの全期間を通して継続的に受け持つ看護師のことである。プライマリーナースは、患者の状態を把握し、必要なケアを提供する責任を負う。また、患者の家族とコミュニケーションをとり、患者の状態や治療方針について説明する役割も果たす。 プライマリーナースが一人一人の患者に寄り添うことで、患者の状態を常に把握することができ、早急に適切な処置を行うことができる。また、患者の状態や治療方針について、常に患者とその家族に説明を行うことで、患者の不安や疑問を解消することができる。さらに、患者の状態を常に把握することで、患者が退院した後の生活についても相談を行い、患者の退院後の生活をサポートすることができる。
血液・造血

看護師必須用語「移植片対腫瘍効果」とは?

移植片対腫瘍効果とは、ドナー由来の免疫担当細胞(主にT細胞)がレシピエント(患者)体内に残存する腫瘍細胞を攻撃し、原病の治癒や制御がもたらす現象のことをいう。同種造血幹細胞移植で期待される、抗腫瘍効果である。移植片対白血病・リンパ腫効果、GVT(graft versus tumor effect)ともいう。 移植片対腫瘍効果は、T細胞が腫瘍細胞を認識して攻撃することで発揮される。T細胞は、腫瘍細胞表面に発現している抗原を認識して活性化され、腫瘍細胞を破壊する。この反応は、移植片対宿主反応(GVHD)の一種である。GVHDとは、ドナー由来の免疫担当細胞がレシピエントの正常細胞を攻撃することで起こる反応である。移植片対腫瘍効果は、GVHDの副作用の一つであるが、同時に、腫瘍を治癒する可能性を秘めた治療法でもある。 移植片対腫瘍効果は、白血病やリンパ腫などの血液のがん患者に対して行われる同種造血幹細胞移植で期待される抗腫瘍効果である。同種造血幹細胞移植とは、患者とHLA(ヒト白血球抗原)が一致したドナーから造血幹細胞を移植する治療法である。造血幹細胞は、骨髄や末梢血に存在する細胞であり、白血球、赤血球、血小板などの血液細胞に分化することができる。同種造血幹細胞移植を行うことで、患者の造血機能を回復させ、がん細胞を排除することができる。
消化器

看護師が知っておきたい『腹水』について

腹水とは、腹腔内に生理的範囲を越えて貯留した体液のことである。腹水の貯留が進行すると、腹部膨満といった身体所見が見られる。腹水は、さまざまな要因によって引き起こされる可能性がある。最も一般的な原因は、肝硬変や心臓病などである。腹水は、肝臓の機能が低下してタンパク質が十分に産生されず、腹腔内に水分が貯留してしまうことで生じる。また、心臓病によって全身の血液の流れが悪くなり、腹腔内に水分が貯留してしまうことで腹水が生じることもある。腹水は、さまざまな症状を引き起こす可能性がある。最も一般的な症状は、腹部膨満や体重増加である。また、腹痛や食欲不振、疲労感を伴うこともある。腹水は、重症化すると、呼吸困難や下肢の浮腫を引き起こす可能性がある。腹水の治療は、原因によって異なる。肝硬変や心臓病などの基礎疾患の治療を行うことで、腹水を改善することができる。また、腹水を直接除去するための治療法もある。腹水の除去には、腹腔穿刺や腹腔洗浄などの方法がある。
アレルギー・膠原病

看護師必須用語:アレルギー性鼻炎

アレルギー性鼻炎とは、鼻の粘膜がアレルギーの原因となる物質(アレルゲン)に反応して炎症を起こす病気です。花粉、ダニ、ハウスダストなどがアレルゲンとして知られています。 アレルギー性鼻炎の症状は、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目の痒み、涙目、頭痛などです。これらの症状は、アレルゲンにさらされるとすぐに現れることもありますし、数時間後に現れることもあります。 アレルギー性鼻炎は、季節性アレルギー性鼻炎と通年性アレルギー性鼻炎の2つに分類されます。季節性アレルギー性鼻炎は、花粉が飛散する時期に症状が現れるタイプのアレルギー性鼻炎です。通年性アレルギー性鼻炎は、一年中症状が現れるタイプのアレルギー性鼻炎です。 アレルギー性鼻炎の治療には、抗ヒスタミン薬、ロイコトリエン阻害薬、点鼻ステロイド薬などが用いられます。アレルゲンを避けることも、アレルギー性鼻炎の症状を軽減するのに役立ちます。
眼科

看護師に必須の用語 – 眼球外壁とは

眼球外壁とは何か 眼球外壁とは、眼球の外側の構造を指す。眼球は、外壁と内容に分けられる。眼球の外壁は、外膜・中膜(ぶどう膜)・内膜の3層構造から成っている。 外膜は、眼球の表面を覆っている膜である。透明な角膜と、白く不透明な強膜から構成されている。角膜は、光を屈折させて網膜に届ける役割を果たしており、強膜は、眼球を保護する役割を果たしている。 中膜は、眼球の虹彩、毛様体、脈絡膜からなる。虹彩は、瞳孔の周囲にある色素が付いた部分であり、瞳孔の大きさを調節する役割を果たしている。毛様体は、水晶体の形状を変化させてピントを調節する役割を果たしており、脈絡膜は、眼球に栄養を供給する役割を果たしている。 内膜は、眼球の網膜からなる。網膜は、光を電気信号に変換して脳に送る役割を果たしている。
略語

看護師が知っておくべきmRNAの基礎知識

mRNAは、細胞の核内でDNAをコピーしたものです。DNAは、細胞の遺伝情報が含まれた分子で、タンパク質の合成に必要な情報を提供します。mRNAは、この情報を細胞の核から細胞質へと運び、タンパク質の合成を行います。 mRNAは、タンパク質の合成に必要な情報を含むRNAの一種です。DNAから転写されて作られます。mRNAは、細胞の核から細胞質へと移動し、リボソームと結合します。リボソームは、mRNAの情報に従って、タンパク質を合成します。 mRNAは、タンパク質の合成に不可欠な分子です。mRNAがなければ、タンパク質を合成することができず、細胞は正常に機能することができません。
検査・診断

パフォーマンスステータスとは?

パフォーマンスステータス(PS)とは、患者の全身状態を日常生活動作のレベルに応じて0~4の5段階であらわした指標です。PSは、アメリカの腫瘍学団体の1つであるECOG(Eastern Cooperative Oncology Group)が提唱したもので、がん患者に使われることが多いです。現場ではPS(ピーエス)と呼ぶことが多いです。 PSは、患者の全身状態を評価するのに役立つ指標です。PSが低いほど、患者の全身状態は悪く、PSが高いほど、患者の全身状態は良好です。PSは、患者の治療方針を決定したり、患者の予後を予測したりするのに役立ちます。