看護師業界ウォッチャー

組織・制度

看護師は知っておきたい訪問診療の基礎知識

訪問診療とは、医師が患者宅を訪問し、在宅で診療を行うことです。これは、患者が病院や診療所に行くことが困難な場合や、在宅での療養を希望する場合に行われます。訪問診療は、定期的に計画的に行われ、患者と医師が継続的にコミュニケーションをとることで、在宅での療養をサポートします。訪問診療には、医師だけでなく、看護師、薬剤師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などの多職種が関わり、チーム医療が行われます。訪問診療は、在宅でも医療施設と同レベルの医療を提供することが可能であり、患者のQOL向上に貢献しています。
医療機器・設備・器具

看護師が知っておくべきCTスキャンの基礎知識

CTスキャンとは、医療診断において広く使用されている画像検査です。体内のスライス状の画像を生成するために、X線とコンピューター技術を使用します。これは、骨、臓器、血管などの体のさまざまな構造の詳細な画像を提供することで、医師が病気を診断し、治療計画を立てるのに役立ちます。 CTスキャンは、頭部、胸部、腹部、骨盤など、体のあらゆる部位をスキャンするために使用できます。また、がん、心臓病、肺疾患などのさまざまな病気を診断するために使用されます。通常、CTスキャンは安全で痛みを伴わない検査です。ただし、造影剤を使用する場合、アレルギー反応やその他の副作用が発生する可能性があります。
腎・泌尿器

看護師に必須の用語「尿毒症」について

尿毒症とは、腎機能の低下により、尿中に排泄されるべき代謝老廃物などが血液の中に蓄積されている状態のことで、さまざまな症状を呈する疾患です。腎機能が低下すると、尿素窒素、クレアチニン、カリウム、リン酸などが血液中に蓄積するようになり、これらの老廃物が全身に悪影響を及ぼします。症状としては、倦怠感、食欲不振、悪心、嘔吐、下痢、皮膚のかゆみ、むくみ、高血圧、貧血、意識障害などがみられます。尿毒症は、腎不全の最終段階であり、治療がなければ死に至る危険性があります。 腎機能が10分の1以下になると尿毒症となります。尿毒症は、腎臓の機能が低下し、血液中の老廃物が蓄積する状態です。尿毒症の主な症状は、倦怠感、食欲不振、悪心、嘔吐、下痢、皮膚のかゆみ、むくみ、高血圧、貧血、意識障害などです。尿毒症は、腎不全の最終段階であり、治療がなければ死に至る危険性があります。尿毒症の治療法は、腎臓移植、血液透析、腹膜透析などがあります。
組織・制度

信頼関係を築きやすい看護師・プライマリーナース

プライマリーナースとは、一人の患者を、入院から退院までの全期間を通して継続的に受け持つ看護師のことである。プライマリーナースは、患者の状態を把握し、必要なケアを提供する責任を負う。また、患者の家族とコミュニケーションをとり、患者の状態や治療方針について説明する役割も果たす。 プライマリーナースが一人一人の患者に寄り添うことで、患者の状態を常に把握することができ、早急に適切な処置を行うことができる。また、患者の状態や治療方針について、常に患者とその家族に説明を行うことで、患者の不安や疑問を解消することができる。さらに、患者の状態を常に把握することで、患者が退院した後の生活についても相談を行い、患者の退院後の生活をサポートすることができる。
腎・泌尿器

看護師必見!膀胱訓練を徹底解説

膀胱訓練とは、尿意を感じてから排尿をなるべく我慢し、少しずつ排尿間隔を延長させることで膀胱容量を増やし、畜尿症状を改善させる訓練法のことです。広義の膀胱訓練としては、定時排尿、習慣排尿法、排尿促進法とあわせて計画療法と呼ばれています。膀胱訓練は、過活動膀胱(OAB、overactive bladder)などで行動療法の一つとして行われます。そのほか、切迫性尿失禁、腹圧性尿失禁、混合性(切迫性+腹圧性)尿失禁の治療としても有効です。 膀胱訓練を実施する際には、排尿間隔を少しずつ伸ばしていくことが大切です。最初は1~2分程度我慢し、徐々に5分、10分と伸ばしていきます。また、排尿する際はできるだけゆっくりと行い、膀胱を完全に空っぽにするようにしましょう。膀胱訓練には、排尿を我慢することで膀胱の筋肉を強化する効果があります。また、尿意を感じてから排尿するまでの時間をコントロールできるようになり、尿失禁の予防にもつながります。
産婦人科

看護師に必須の用語『乳房』

乳房は、哺乳類のメスが持つ授乳器官であり、乳腺組織、脂肪、およびそれらを支える支持組織からなる。乳房は、母乳を生産し、乳児を養う役割を果たす。乳房は、胸部の前面に位置し、左右対称に存在する。乳房の大きさは、個人差があり、年齢や体重、妊娠・出産の有無などによって変化する。乳房は、乳頭と乳輪で構成されており、乳頭は乳房の中央に位置し、乳輪は乳頭の周囲を取り囲む円形の領域である。乳頭と乳輪には、汗腺や皮脂腺が集まっており、母乳の分泌を助けたり、乳房を保護する役割を果たしている。
職種・資格

リエゾンナースとは?役割と Aufgaben

リエゾンナースは、精神科看護の卓越した知識や技術を持ち、障害や疾患をもつ患者とその家族に精神的ケアを行う看護師です。他の診療科の看護師などと連携し、質の高い看護ケアを提供する役割を果たす重要な存在です。 リエゾンナースの役割は、患者の精神状態をアセスメントし、必要な看護ケアを提供することです。また、患者の家族へのサポートや、他診療科の医師や看護師との連携も担います。さらに、看護師のメンタルヘルス支援や、教育・研究活動も行っています。 リエゾンナースは、精神科看護の専門家として、患者の精神状態を的確にアセスメントし、適切な看護ケアを提供することができます。また、患者の家族へのサポートや、他診療科の医師や看護師との連携を円滑に行うことで、患者の治療に貢献しています。さらに、看護師のメンタルヘルス支援や、教育・研究活動を行うことで、看護師の質の向上にも貢献しています。
感染

看護師が知っておくべき『アジアかぜ』

アジアかぜは、1957年に香港から始まり、東南アジア、日本、オーストラリア、北米へ世界的に大流行した(パンデミック)インフルエンザです。ウイルスはA型H2N2亜型で、世界で約200万人以上が死亡し、日本でも約300万人が感染、5,700人の死者が出ました。発生は中国南西部だといわれています。 アジアかぜの特徴としては、従来のインフルエンザに比べて、潜伏期間が短く、発症が急激なことが挙げられます。また、発熱、頭痛、筋肉痛などの一般的なインフルエンザの症状に加え、下痢や嘔吐などの消化器症状を伴うことも多く見られました。さらに、アジアかぜは、高齢者や基礎疾患を持つ人に重症化しやすいという特徴もありました。
呼吸器

知っておきたい!看護師なら知っておきたい酸素飽和度

酸素飽和度とは、赤血球中のヘモグロビンのうち、酸素と結合しているヘモグロビンの割合のことである。動脈血の中にどの程度の酸素が含まれているかを示す指標となる。SpO2と記されたり、飽和を意味する英語saturationからサチュレーション、SAT(サット)と呼ばれることもある。酸素飽和度は、血中の酸素量を測定するために使用される無侵襲的な方法である。酸素飽和度は、通常、指先または耳たぶにセンサーを装着して測定される。センサーは、光を透過して酸素飽和度を測定する。酸素飽和度は、通常、95%以上である。酸素飽和度が低い場合、それは体が十分な酸素を得ていないことを示している可能性がある。酸素飽和度が低い場合、患者は息切れ、疲労、錯乱などの症状を示す可能性がある。酸素飽和度が低い場合は、酸素療法が必要になることがある。
その他

看護師に必須の用語『ゲフリール』

ゲフリールとは、手術中に採取した組織を病理検査室に迅速に運び、検体そのものを凍結させて薄く切ったうえで染色、顕微鏡で確認し、診断内容を手術室に連絡する病理診断のことである。この過程を約20~30分以内に行う。 ゲフリールは、ドイツ語のGeffreelで「凍った」という意味である。手術中の限られた時間内に病変部の性質や手術方法を決定するために行われる。 ゲフリールは、手術の安全性を高め、手術時間の短縮に貢献する重要な検査である。また、術後の治療方針を決定する上でも重要な情報となる。
消化器

経皮経肝的胆嚢ドレナージとは?

治療の概要 経皮経肝的胆嚢ドレナージ(PTGBD)は、急性胆嚢炎や閉塞性黄疸の治療として行われる胆嚢ドレナージの最小侵襲的な方法である。この技術は、皮膚と肝臓を介して胆嚢に細い管を入れ、胆汁が蓄積するのを防ぎ、感染症や炎症を軽減するために使用される。 典型的には、PTGBDは局所麻酔下で行われる。医師は、患者の右肋部に小さな切開を行い、針を肝臓に挿入し、胆嚢に到達するまで針を進める。針が胆嚢に到達すると、医師は針の中にワイヤーを入れて、針を取り除く。ワイヤーは、胆汁が胆嚢から体外に排出されるようにするために、胆嚢カテーテルと呼ばれる細い管を挿入するために使用される。 胆汁は、細い管を通って流れ、胆汁袋と呼ばれるバッグに集められる。胆汁は、感染症や炎症のリスクを軽減するために、毎日バッグから排出される。PTGBDは、通常、数週間から数ヶ月間、胆汁が適切に流れ出るようになるまで行われる。
感染

看護師に知っておきたいゼプシスとは

ゼプシス(敗血症)とは、感染症によって引き起こされる、全身的な炎症反応のことです。ゼプシス(敗血症)は、感染症の重症化の一種であり、臓器不全や死に至る可能性があります。ゼプシス(敗血症)は、敗血症性ショック、多臓器不全、死に至る可能性があります。 ゼプシス(敗血症)の症状には、発熱、悪寒、頻脈、呼吸困難、意識障害などがあります。ゼプシス(敗血症)が疑われる場合は、迅速に医療機関を受診することが重要です。
循環器

「冠状動脈疾患集中治療室」とは?

冠状動脈疾患集中治療室の目的は、心臓疾患の患者に専門的な集中治療を施すことです。冠状動脈疾患集中治療室では、急性心筋梗塞や急性心不全などの急変する疾患の患者を専門に管理しています。こうした疾患は、迅速な対応が必要なため、冠状動脈疾患集中治療室では、緊急手術や緊急心臓カテーテル治療など、すぐに対処できる体制がとられています。また、冠状動脈疾患集中治療室では、患者の状態を常に監視し、必要な処置を迅速に行うことで、患者の命を救うことを目指しています。冠状動脈疾患集中治療室は、心臓疾患の患者にとって、救命の砦となる大切な場所です。
アレルギー・膠原病

ヒスタミン受容体拮抗薬のわかりやすい解説

ヒスタミン受容体は、体内にあるヒスタミンとやり取りするタンパク質の一種です。この受容体は、免疫細胞、筋肉細胞、神経細胞などさまざまな細胞で見つけることができます。ヒスタミン受容体が活性化されると、さまざまな反応を引き起こすことがわかっています。例えば、免疫細胞では炎症を促進したり、筋肉細胞では収縮を促進したり、神経細胞では神経伝達を促進したりする効果があります。 ヒスタミン受容体拮抗薬は、ヒスタミンの作用を阻害する薬剤です。この薬剤は、ヒスタミン受容体に結合してヒスタミンの活性化を防ぐことで、ヒスタミンによるさまざまな反応を抑えることができます。ヒスタミン受容体拮抗薬は、アレルギー疾患を治療するために使用されることが多く、花粉症、喘息、蕁麻疹などの症状を軽減する効果があります。
医療機器・設備・器具

CCUとは?冠状動脈疾患集中治療室の役割

冠状動脈疾患集中治療室(CCU)は、心臓疾患の患者を専門に管理する集中治療室です。急性心筋梗塞や急性心不全など、急変する疾患が多いため、緊急手術や緊急心臓カテーテル治療など、すぐに対処できる体制がとられています。 CCUの目的は、心臓疾患患者の生命を救い、合併症を防ぐことです。具体的には、以下の役割を担っています。 * 心電図や血圧などのバイタルサインをモニターし、異常があればすぐに対応する。 * 酸素や薬剤を投与し、患者の状態を安定させる。 * 緊急手術や心臓カテーテル治療が必要な場合は、迅速に実施する。 * 患者の家族や友人に対して、病状や治療方針について説明し、サポートする。 CCUは、心臓疾患の患者にとって、命を救う重要な場所です。CCUのスタッフは、24時間体制で患者の状態を監視し、緊急事態にも迅速に対応できるよう訓練されています。
産婦人科

アンドロゲン不応症とは | 看護師が知っておくべき専門用語

アンドロゲン不応症は、染色体が46,XYで精巣を持つが、表現型が女性である病態です。これは、アンドロゲン受容体遺伝子の変異によって引き起こされ、この遺伝子はアンドロゲンの作用を仲介するタンパク質であるアンドロゲン受容体をコードしています。アンドロゲンは、テストステロンやジヒドロテストステロンなどの男性ホルモンの一種であり、胎児の性器の発達に重要な役割を果たしています。アンドロゲン不応症では、アンドロゲン受容体が正常に機能しないため、アンドロゲンの作用が阻害され、胎児の性器が女性型に発達します。 アンドロゲン不応症は、出生時に女性として診断され、思春期に男性化の徴候が現れることがあります。男性化の徴候には、声変わり、ひげの成長、体毛の増加などがあります。アンドロゲン不応症の患者は、不妊症であることが多く、性別に違和感を抱くことがあります。アンドロゲン不応症の治療は、アンドロゲン受容体の機能を改善する薬物療法や、性転換手術などがあります。
整形外科

看護師に必須の用語『オルト』の意味とは?

看護師に必須の用語『オルト』の意味とは? 看護師の研究家 看護師に必須の用語『オルト』について説明してください。 看護師になりたい オルトとは、整形外科のことです。英語のorthopedicsから来ています。科目を意味する医療業界の用語には...
略語

看護師必見!『オト』とは何か?

オト(おと)とは、耳鼻咽喉科のことである。英語のoto-rhinolaryngologyより。"oto-"は「耳の」を意味する接頭語。科目を表す医療業界の用語には他に、ウロ、ギネ、プシコなどがある。 オトの対象となる疾患は、耳の疾患、鼻の疾患、咽頭の疾患、喉頭の疾患であり、その対象は小児から高齢者まで幅広く、症状も耳鳴りや難聴、鼻水や鼻づまり、咽頭炎や扁桃炎、声帯ポリープや喉頭癌など多岐にわたる。 オトでの診察は、問診、視診、触診、聴診、画像検査などが行われる。問診では、患者の症状や病歴について詳しく聞き取り、視診では、患者の耳、鼻、咽頭、喉頭を直接見て異常がないかを確認する。触診では、患者の耳、鼻、咽頭、喉頭を触って異常がないかを確認し、聴診では、患者の胸や背中に聴診器をあてて異常な音が聞こえないかを確認する。画像検査では、患者の耳、鼻、咽頭、喉頭の状態を詳しく調べるため、X線撮影やCT検査が行われる。 オトでの治療は、薬物療法、手術療法、リハビリテーションなどがある。薬物療法では、患者の症状に合わせて、抗菌薬、抗ウイルス薬、抗真菌薬、ステロイド薬、抗アレルギー薬などが処方される。手術療法では、患者の症状に合わせて、中耳炎の手術、副鼻腔炎の手術、扁桃炎の手術、声帯ポリープの手術、喉頭癌の手術などが行われる。リハビリテーションでは、患者の症状に合わせて、言語聴覚療法、嚥下訓練、耳鳴り治療などが行われる。
脳・神経

看護師に知っておきたい『瞳孔不同』とは?

瞳孔不同とは、瞳孔(瞳の中央の黒い部分)の大きさに差がある状態のことです。生まれつきのものと、後天的なものがあり、後天的なものの場合は、何らかの病気や障害が原因で起こることが考えられます。瞳孔不同は、英語圏で「anisocoria(アニスッコリー)」と呼ばれており、この言葉も使われることがあります。 瞳孔不同の原因は、様々です。生まれつきのものは、虹彩や水晶体の異常、視神経炎などが原因で起こることがあります。後天的なものは、頭部外傷、脳卒中、脳腫瘍、薬物中毒などが原因で起こることがあります。また、一部の疾患(例ホルネル症候群、Adie瞳孔)によっても起こることがあります。 瞳孔不同は、通常、片方の瞳孔だけが大きくなったり小さくなったりします。瞳孔不同がある場合、片目の視力が低下したり、物が二重に見えたり、眩しさを感じたりすることがあります。また、頭痛や吐き気、嘔吐などの症状を伴うこともあります。 瞳孔不同がある場合、原因を特定するために、医師による診察や検査が行われます。検査には、視力検査、眼底検査、コンピュータ断層撮影(CT)、磁気共鳴画像撮影(MRI)などがあります。 瞳孔不同の治療法は、原因によって異なります。生まれつきの場合は、治療の必要はありません。後天的な場合は、原因となった病気や障害の治療を行います。
アレルギー・膠原病

看護師に必須の用語『季節性アレルギーとは』とその特徴

季節性アレルギーとは、特定の時期にだけアレルギー反応が出るものであり、花粉症が有名である。花粉症は、植物が花粉を放出する春や秋に発症する。花粉は、風に乗って飛散し、鼻や口から体内に侵入することでアレルギー反応を引き起こす。花粉症の症状としては、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、涙目などがある。また、花粉症になると、倦怠感や頭痛などの全身症状が現れることもある。季節性アレルギーの原因は、植物の花粉である。花粉は、植物が受粉するために放出するもので、非常に細かい粒子である。花粉は、風に乗って飛散し、鼻や口から体内に侵入することでアレルギー反応を引き起こす。季節性アレルギーは、治療することができるが、完治することは難しい。治療としては、抗ヒスタミン薬やステロイド薬などが使用される。また、花粉症の症状を緩和するためには、マスクを着用したり、外出時にはメガネをかけたりすることが効果的である。
組織・制度

特別養護老人ホームとは?必要な用語と豆知識

-特別養護老人ホームの概要- 特別養護老人ホームとは、要介護者が長期間入所し、介護サービスを受けながら生活をすることができる、社会福祉法人や地域自治体が経営する公的な福祉施設である。特養とも呼ばれる。老人福祉施設の一つである。2014年時点で全国に9,726の施設がある。在宅復帰を目的とした介護老人保健施設(老健)などとは異なり、終身入居が可能である。 入所条件は、介護保険の要介護認定において、要介護1以上と認定された65歳以上の人である。2015年度以降の新規申込者は、要介護3以上が条件となった。 施設全体で介護を行う従来型と、10人程度を1ユニットとして個人を尊重しながら家庭的な雰囲気でケアを提供するユニット型の2種類がある。 受けられるサービスは、食事や入浴、レクリエーションなどである。食事は身体状況に合わせてきざみやとろみをつけた嚥下食の提供が可能で、寝たきりでも入浴できる設備が整っている。医師は常駐する義務はないが、協力医療機関などを持つ施設がほとんどである。 費用は、入居金などの初期費用はかからず、月額料金として介護サービス費とその他の生活費(住居費、食費など)が発生する。介護サービス費は受けたサービス内容や要介護度によって異なるが、原則として1割負担である。2015年8月に行われた制度改正で、年金のみの収入であれば単身で280万円以上、夫婦で346万円以上の所得がある人は2割負担となった。トータルで、1カ月当たりの月額費用は一般の有料老人ホームよりは安価になるケースが多い。従来型ではひと月にかかる費用が10万円以下、ユニット型でも15万円以下が多い。また、低所得者に対する自己負担の限度額も定められている。
整形外科

看護師に知っておいてほしい尖足の症状と原因

尖足は、足の変形の一種であり、足の甲側が伸び、足先が下垂したまま元に戻らなくなった状態のことを指します。尖足は、先天的なものや、麻痺によるもの、痙直性によるもの、習慣性によるものなど、さまざまな原因で起こり得ます。 先天的な尖足は、内反足や凹足などの足の先天性の変形が合併することで起こります。麻痺による尖足は、ポリオなどの脊髄性麻痺により、背屈筋の筋力が低下することで起こります。痙直性尖足は、脳性小児麻痺や脳卒中などの痙性麻痺により、底屈筋の緊張が高まることによって起こります。習慣性尖足は、長期間寝たきりの状態により、足の重みや掛け布団の圧迫によって起こります。 また、どちらかの下肢が短い場合、それを補うために尖足になることもあります。短い方の下肢を補うための尖足は、矯正すると逆に不便になってしまうため、ほとんどの場合がその状態を維持することになります。
産婦人科

看護師必須用語!新生児呼吸窮迫症候群とは?

新生児呼吸窮迫症候群の症状は、肺胞がしぼみ、呼吸がうまく出来なくなることから、多呼吸の症状が現れます。息を吸うときに肋骨や胸骨の下が陥没するのが特徴で、この陥没呼吸は新生児呼吸窮迫症候群の典型的な症状のひとつです。症状が悪化すると、呻吟、チアノーゼ、嗜眠、不規則呼吸および無呼吸などの症状が現れます。チアノーゼとは、皮膚や粘膜が青くなることで、これは酸素不足のサインです。嗜眠とは、意識が低下した状態で、反応が鈍くなります。不規則呼吸とは、呼吸のリズムや深さが一定ではない状態を指し、無呼吸とは、呼吸が止まってしまう状態です。これらの症状が現れた場合は、すぐに医療機関を受診することが大切です。
感染

看護師に必須の用語『狂犬病』について

狂犬病とは、狂犬病ウイルスを保有するさまざまな哺乳類動物(イヌ、ネコ、コウモリなど)に噛まれたり引っ掻かれたりすることで起こる感染症です。人畜共通感染症の一つであり、全数報告対象である4類感染症に定められています。 狂犬病の潜伏期間は通常1~3か月ですが、数日から数年間に及ぶこともあります。初期症状は、発熱、頭痛、筋肉痛、食欲不振などです。その後、興奮、幻覚、麻痺などが現れ、最終的には死に至ります。 狂犬病は、発症するとほぼ100%死亡する恐ろしい病気です。しかし、狂犬病ワクチンを接種することで予防することができます。狂犬病ワクチンは、イヌやネコなどのペットに接種することが義務付けられています。また、海外旅行に行く際には、狂犬病ワクチンを接種することが推奨されています。 狂犬病にかかってしまった場合は、すぐに医療機関を受診してください。早期に治療を開始すれば、命を救うことができる可能性があります。