看護師業界ウォッチャー

医療機器・設備・器具

コットとは?:看護師が知っておきたい新生児用キャリーベッド

そもそもコットとは、新生児用のキャリーベッドのことを指します。キャスターのついた、足の長いワゴンのような外観をしており、上段が透明なケース状になっています。保育器(クベース)のように、新生児や未熟児の体温管理や呼吸を助ける機械はついていません。 コットは、産婦人科や小児科で使用されることが多いです。新生児や未熟児を診察したり、処置をしたりする際に、赤ちゃんを寝かせたまま移動させることができます。また、新生児や未熟児を長時間抱っこし続ける必要がなくなるため、看護師の負担を軽減することができます。 コットは、新生児や未熟児にとって、快適な環境を提供することができます。透明なケース状になっているため、看護師は赤ちゃんの様子を常に観察することができます。また、キャスターがついているため、移動させるのも楽です。 コットは、新生児や未熟児のケアに欠かせないアイテムです。看護師は、コットの正しい使い方を理解し、安全に使用することが大切です。
脳・神経

項部硬直とは?原因や症状、治療法を解説

項部硬直とは、仰臥位の患者の頭部を持ち上げると抵抗がある診察所見を指す。髄膜刺激症状の一つで、髄膜炎などの診断に用いる。 項部硬直は、髄膜が炎症を起こしているときに起こる。髄膜は、脳と脊髄を覆う膜で、脳脊髄液で満たされている。脳脊髄液は、脳と脊髄を保護する役割をしている。 髄膜炎になると、髄膜が炎症を起こして腫脹する。腫脹した髄膜は、脳脊髄液の流れを妨げるため、脳脊髄液が脳や脊髄に貯留する。この状態を髄膜炎と呼ぶ。 髄膜炎の症状には、頭痛、発熱、悪心、嘔吐、意識障害などがある。項部硬直は、髄膜炎の初期症状の一つで、髄膜炎の診断に用いられる。 項部硬直は、髄膜炎以外にも、脳腫瘍、脳出血、脳梗塞などの疾患でも起こりうる。そのため、項部硬直が認められた場合は、髄膜炎以外の疾患も考慮して診断を行う必要がある。
小児科

看護師に必須の用語『BTシャント』

BTシャントとは、心臓に欠陥があり、肺へ十分な血液が流れない心臓病児を対象とした手術のことです。鎖骨下動脈と肺動脈をつなぐことで、肺血流を増やし、心臓にかかる負担を軽減します。BTシャント術とも呼ばれ、手術を考案した医師のブラロック(Blalock)とタウシグ(Taussig)の頭文字にちなんで名付けられました。 BTシャントは、心臓の欠陥の種類や重症度によっては、生後数ヶ月以内に手術が行われることもあります。手術は全身麻酔で行われ、胸を開いて鎖骨下動脈と肺動脈をつなぎます。手術時間は通常1~2時間ほどですが、心臓の欠陥の程度によって長くなることもあります。 BTシャントは、肺血流を増やし、心臓にかかる負担を軽減する有効な手術ですが、合併症のリスクもあります。合併症としては、出血、感染症、血栓症、肺動脈狭窄などがあります。合併症のリスクを減らすためには、術後の経過を注意深く観察し、適切な治療を行うことが重要です。 BTシャントは、心臓病児の治療に欠かせない重要な手術です。手術によって、肺血流が増加し、心臓にかかる負担が軽減されることで、心臓病児の生存率を向上させることができます。
小児科

看護師に知っておいてほしい恐怖の感情とは

恐怖とは、有害な事象や危険な事態に直面した際に生じるネガティブな感情である。それは基本的な情緒の一つであり、その多くは病的な意義は少なく、成長や経験を通して乗り越えられるものもある。一般的には生後6か月頃から出現すると考えられる。恐怖は、身体的な反応、感情的な反応、行動的な反応の3つの反応から構成される。身体的な反応としては、心臓の鼓動が速くなる、呼吸が浅くなる、発汗するなどがある。感情的な反応としては、不安、パニック、恐怖などがある。行動的な反応としては、逃げる、隠れる、助けを求めるなどがある。
その他

看護師に必須の用語『供血者』について

供血者は、輸血を必要とする人々に血液を提供する人々です。彼らは、人々の命を救い、健康を維持する重要な役割を果たしています。日本には、約100万人の供血者がいますが、それでも、輸血を必要とする人々全員に血液を供給することはできていません。そのため、さらなる供血者の確保が求められています。 供血は、安全で健康な人であれば、誰でも行うことができます。献血は、主に献血ルームや献血バスで行われます。献血は、血液を採取する前に、医師の診察を受け、健康状態を確認する必要があります。血液を採取する際には、専用の針を使用し、痛みを軽減する工夫がされています。血液の採取時間は、約10分です。献血後は、水分を十分に摂取し、安静にしてください。 供血は、人々の命を救うために必要なことです。一人でも多くの人が献血に参加することで、輸血を必要とする人々を救うことができます。
消化器

看護師に必須の用語『肝中心静脈閉塞症(SOS)』

肝中心静脈閉塞症とは、肝臓の毛細血管である類洞に血栓が生じることで周囲の肝細胞が障害される、造血幹細胞移植後の合併症の一つです。肝類洞閉塞症候群(veno-occlusive disease;VOD)とも呼ばれます。肝中心静脈閉塞症は、造血幹細胞移植後によくみられる合併症であり、その発症率は20%程度です。肝中心静脈閉塞症は、肝臓の毛細血管である類洞に血栓が生じることで、肝臓の血流が悪くなり、肝機能が障害される病気です。肝中心静脈閉塞症は、重症化すると、肝不全に至る可能性もあります。肝中心静脈閉塞症は、造血幹細胞移植後に起こることが多く、その原因は、造血幹細胞移植時に使用する薬剤や、移植された造血幹細胞が肝臓にダメージを与えることなどが考えられています。肝中心静脈閉塞症は、肝機能検査や画像検査によって診断されます。肝中心静脈閉塞症の治療は、主に薬物療法が行われます。肝中心静脈閉塞症は、重症化すると、肝不全に至る可能性もあるため、早期発見と早期治療が重要です。
内分泌・代謝・栄養

看護師のための必須用語:低血糖

低血糖とは、血糖値が生理的範囲を超えて低下した状態である。血糖値が70mg/dL未満になると、低血糖症状が現れる。低血糖は、インスリンや経口血糖降下薬を服用している糖尿病患者に起こりやすい。 低血糖症状としては、空腹感、発汗、手足の震え、動悸、冷や汗、めまい、頭痛、意識障害などがある。低血糖が重症になると、昏睡状態に陥ることがある。 低血糖が起こった場合は、ブドウ糖を摂取して血糖値を上昇させる必要がある。ブドウ糖は、砂糖や蜂蜜、ジュース、スポーツドリンクなどに含まれている。 低血糖を防ぐためには、食事を規則正しく摂り、インスリンや経口血糖降下薬を正しく服用することが大切である。また、激しい運動をする前には、ブドウ糖を摂取しておくことも大切である。
組織・制度

看護師に必須の用語『地域包括ケアシステム』

地域包括ケアシステムとは、住まい、医療、介護、予防、生活支援が一体となって提供されるシステムのことです。団塊の世代が75歳以上となる2025年に向けて、厚生労働省が概念をまとめ、導入を進めています。 地域包括ケアシステムの背景には、日本の少子高齢化が急速に進展しているということがあります。増え続ける高齢者を支えるには、従来のように病院が介護機能を担うことは不可能です。そこで政府は、「施設から在宅へ」という大きな流れを作り、在宅で療養が継続できるような環境が整うよう計画しています。 在宅療養を進めるにあたっては、地域全体で在宅患者のサポート体制を構築する必要があります。地域包括ケアシステムが目指すのは、患者が自宅をベースに必要なサポートを受けつつ、介護が必要になってもすぐに施設に入居することなく、可能な限り住み慣れた自宅で自立した生活を送れるようにすることです。
検査・診断

看護師必見!CT検査の基礎知識

CT検査(しーてぃーけんさ)とは、コンピューター断層撮影(Computed Tomography)検査の略で、X線を用いた画像検査の一種である。X線を体の周りを回転させながら照射し、その透過情報をコンピューターで処理することで、体の内部の断層画像を得ることができる。CT検査は、体のあらゆる部位を撮影することができ、骨や筋肉、血管、臓器など、さまざまな組織や器官の状態を詳しく調べることができる。 CT検査は、がんや脳卒中、心臓病などの診断や治療に広く利用されている。また、外傷や感染症の評価、手術前の計画立案などにも用いられる。CT検査は、比較的手軽に受けることができ、被ばく線量も比較的少ないため、安全性の高い検査である。
皮膚科

看護師必須の基本知識〜ローション剤とは?〜

ローション剤とは、医薬品を水性の液体に溶解・乳化・微細均等に分散させた外用液剤のことである。ローション剤には、溶液性ローション、乳剤性ローション、懸濁性ローションの3種類がある。 溶液性ローションは、水に医薬品を溶かしたもの。皮膚に塗ると水分の蒸発によって冷却効果が期待できる。また、収斂作用(皮膚を引き締める作用)や保護作用もある。抗菌薬や抗真菌薬、ステロイドなどの医薬品が配合されていることが多い。 乳剤性ローションは、水と油を乳化させたもの。水と油が混ざり合わないため、乳化剤を加えて混ぜ合わせている。乳剤性ローションは、溶液性ローションよりも保湿性が高く、皮膚に塗るとしっとりとした感触がある。ステロイドや鎮痛・鎮痒薬などが配合されていることが多い。 懸濁性ローションは、水に医薬品を微細均等に分散させたもの。懸濁性ローションは、水と油のどちらにも溶けない医薬品が配合されている場合に用いられる。溶液性ローションや乳剤性ローションよりも粘度が高く、皮膚に塗ると少しべたつく感じがある。抗菌薬や抗真菌薬、ステロイドなどが配合されていることが多い。
消化器

胆嚢について知る!看護師に必須の用語

胆嚢の役割と機能 胆嚢は、肝臓の右下部に位置する臓器です。胆汁を貯蔵して濃縮し、十二指腸に放出する役割を果たしています。胆汁は、肝臓で作られる消化液で、脂肪の消化を助ける役割を果たしています。胆嚢は、胆汁を濃縮することで、より強力な消化液として十二指腸に送り出すことができます。また、胆嚢は、胆汁を貯蔵することで、十二指腸に常に胆汁が供給されるようにしています。 胆嚢の主な機能は、胆汁を貯蔵して濃縮することです。胆汁は、肝臓で作られる消化液で、脂肪の消化を助ける役割を果たしています。胆嚢は、胆汁を濃縮することで、より強力な消化液として十二指腸に送り出すことができます。また、胆嚢は、胆汁を貯蔵することで、十二指腸に常に胆汁が供給されるようにしています。 胆嚢は、胆汁の流れを調節する役割も果たしています。胆嚢は、胆汁を濃縮して十二指腸に放出する際に、胆汁の流れを調節しています。また、胆嚢は、十二指腸から逆流してきた胆汁を貯蔵することで、胆汁の逆流を防いでいます。 胆嚢は、消化器系の重要な臓器であり、脂肪の消化を助ける役割を果たしています。また、胆嚢は、胆汁の流れを調節する役割も果たしています。
脳・神経

看護師に必須の用語!意識障害をわかりやすく徹底解説

意識障害の症状は、その程度によって異なります。軽度の意識障害では、患者さんは混乱したり、注意散漫になったり、物事に集中するのが難しくなったりすることがあります。中程度の意識障害では、患者さんは眠っているように見えたり、呼びかけや刺激に反応しなかったり、会話ができないことがあります。重度の意識障害では、患者さんは昏睡状態になり、完全に意識を失ってしまいます。 意識障害の症状としては、以下のようなものがあります。 * 混雑 * 注意散漫 * 集中力の低下 * 混乱 * 錯乱 * 幻覚 * 痙攣 * 昏睡 意識障害は、頭部外傷、脳卒中、脳腫瘍、薬物の過剰摂取、低血糖、低酸素症など、さまざまな原因で起こる可能性があります。意識障害の治療法は、その原因によって異なります。 意識障害は、緊急事態である可能性があるため、症状が現れたらすぐに医療機関を受診することが重要です。
眼科

看護師に必須の用語『眼瞼アネミア』とは?

眼瞼アネミアの原因と症状 眼瞼アネミアの原因としては、貧血、低血圧、低体温、ショックなどが考えられます。貧血は、鉄分やビタミンB12などの不足により、赤血球の数が減少したり、赤血球の機能が低下したりして起こる病気です。低血圧は、何らかの原因で血圧が低下した状態を指し、ショックは、突然血圧が低下した状態を指します。 眼瞼アネミアの症状としては、まぶたの裏側が白っぽくなる、目のかすみ、めまい、息切れ、動悸、疲労感などがあります。貧血が原因の場合は、皮膚や爪が白っぽくなり、唇や舌が蒼白になることもあります。低血圧が原因の場合は、立ちくらみや失神を起こすこともあります。 眼瞼アネミアは、貧血や低血圧などの underlying medical condition の兆候である可能性があります。この兆候がある場合は、医師の診察を受けることが重要です。
循環器

看護師に必須の用語『ヘルツ』について

-ヘルツとは?- ヘルツとは、心臓を意味する業界用語のことである。ドイツ語のherzに由来する。医療現場では、患者の心拍数や心音などを確認するために、聴診器を使ってヘルツを聴取することがよく行われる。ヘルツの聴取は、患者の心臓の状態を把握するための重要な手段である。ヘルツが速すぎたり遅すぎたりすると、心臓に何らかの異常がある可能性がある。 ヘルツは、心臓の拍動数を表す単位でもある。1ヘルツは、1秒間に1回心臓が拍動することを意味する。正常な大人のヘルツは、安静時に60~100ヘルツ程度である。運動をするとヘルツは上がり、睡眠中はヘルツが下がる。 ヘルツは、心電図でも測定することができる。心電図は、心臓の電気信号を記録したもので、ヘルツの異常を診断するために使用される。心電図でヘルツが異常である場合、心臓に何らかの病気がある可能性がある。 ヘルツは、患者の心臓の状態を把握するための重要な指標である。医療従事者は、ヘルツを聴取したり、心電図で測定したりして、患者の心臓の状態を確認している。
アレルギー・膠原病

看護師向け:末梢性免疫寛容とは

末梢性免疫寛容は、粘膜などの末梢組織において、自抗抗原に反応する細胞の活性化を抑制することで、自己を攻撃しないようにする免疫寛容のしくみです。末梢性免疫寛容には、以下のいくつかのメカニズムが働いています。 1. クローン選択クローン選択とは、骨髄でT細胞やB細胞が産生されるときに、自己抗原と反応しない細胞だけが生き残り、自己抗原と反応する細胞は死滅する仕組みです。これにより、自己抗原と反応する細胞が末梢組織に侵入するのを防いでいます。 2. アネルギーアネルギーとは、自己抗原と反応するT細胞やB細胞が末梢組織で活性化されるのを防ぐ仕組みです。アネルギーには、以下のいくつかのメカニズムが働いています。 * 自己抗原との結合によって、T細胞やB細胞の受容体が不活性化される。 * T細胞やB細胞が自己抗原と結合しても、共刺激シグナルが送られず、活性化されない。 * T細胞やB細胞の表面に発現している分子が、他の細胞と結合してアポトーシス(細胞死)を誘導する。 3. サプレッサー細胞サプレッサー細胞とは、他の免疫細胞の活性化を抑制する細胞です。サプレッサー細胞には、以下のいくつかの種類があります。 * 調節性T細胞(Treg細胞)Treg細胞は、自己抗原と反応するT細胞の活性化を抑制する細胞です。Treg細胞は、自己抗原と結合すると、IL-10やTGF-βなどの免疫抑制性サイトカインを産生し、他のT細胞の活性化を抑制します。 * 自然キラー(NK)細胞NK細胞は、がん細胞やウイルス感染細胞などの異常細胞を攻撃する細胞です。NK細胞は、自己抗原と結合すると、パーフォリンやグランザイムなどの細胞障害性分子を産生し、異常細胞を死滅させます。
眼科

屈折矯正手術とは?目が良くなる手術について

屈折矯正手術とは、目の屈折異常を矯正するために行われる手術のことである。近視、遠視、乱視などの屈折異常を、角膜を切開して形状を変化させることで矯正する。屈折矯正手術には、レーシック、PRK、ICLなどの種類があり、それぞれに特徴がある。 レーシックは、角膜の表面を切開して、エキシマレーザーで角膜の形状を変化させる手術である。PRKは、角膜の表面を削って、エキシマレーザーで角膜の形状を変化させる手術である。ICLは、角膜を切開せずに、人工レンズを眼内に挿入する手術である。 屈折矯正手術は、眼鏡やコンタクトレンズを使用せずに、クリアな視界を得ることができるというメリットがある。しかし、手術には感染や角膜の損傷などのリスクもある。屈折矯正手術を受けたい場合は、医師とよく相談して、手術を受けるかどうかを決める必要がある。
消化器

看護師に必須の用語『鉄分』

鉄分とは、生物に必須な微量元素であり、体内で様々な役割を果たしています。鉄分は酸素を運ぶヘモグロビンや、エネルギーを産生するミトコンドリアの酵素の構成成分であり、また免疫機能や認知機能を担う酵素の構成成分でもあります。鉄分は、鉄分の吸収を助けるビタミンCや、鉄分を貯蔵するフェリチンと相互に作用して、体内でバランスを保っています。 鉄分の重要性は、貧血を防ぐことです。貧血は、鉄分が不足することで起こる症状で、息切れ、動悸、倦怠感などの症状が現れます。また、鉄分は、免疫機能や認知機能を正常に保つためにも重要です。鉄分が不足すると、免疫機能が低下し、感染症にかかりやすくなったり、疲労感や集中力の低下などの症状が現れたりします。また、鉄分は、胎児の発育や、子どもの成長にも重要です。
医療機器・設備・器具

看護師に必要な専門用語『ファイバースコープ』

ファイバースコープは、一般に内視鏡のことを指す用語であり、人体内部の観察のために使用される医療機器です。柔軟性のある細いガラス繊維からできており、先端にレンズが取り付けてあるため、体内に挿入後、先端の向きを変えるなどして人体内を比較的自由に見ることができるのが特徴です。 ファイバースコープの構造は、先端部分、操作部、電源部、モニター部の4つから構成されています。先端部分は、レンズやライト、生検用の鉗子などが取り付けられた部分で、体内に挿入されます。操作部は、先端部分の向きを変えたり、生検用の鉗子などを操作したりする部分です。電源部は、ファイバースコープに電力を供給する部分です。モニター部は、ファイバースコープの先端部分から送られてきた映像を映し出す部分です。 ファイバースコープの機能は、人体内部を画像として映し出すことです。ファイバースコープの先端部分にあるレンズが、人体内部の映像を捉え、その映像が光ファイバーケーブルを通じてモニター部に送られます。モニター部で映像を確認することで、医師は人体内部の状態を診断することができます。ファイバースコープは、胃カメラや大腸カメラ、気管支鏡など、さまざまな種類があり、それぞれ使用される部位や目的に応じて形状や機能が異なります。
感染

看護師が知っておくべき『バラシクロビル』

バラシクロビルの作用機序と効果 バラシクロビルは、ヘルペスウイルスのDNAポリメラーゼを阻害することで、ウイルスの増殖を抑制します。ヘルペスウイルスは、ヒトヘルペスウイルス1型(HSV-1)とヒトヘルペスウイルス2型(HSV-2)の2つのタイプがあり、口唇ヘルペス、性器ヘルペス、水痘、帯状疱疹などの疾患を引き起こします。バラシクロビルは、これらの疾患の治療に効果的です。 バラシクロビルは、ウイルスの増殖を抑制することで、症状の改善を早め、疾患の重症化を防ぎます。口唇ヘルペスでは、発症後24時間以内にバラシクロビルを服用すると、症状の改善が早まり、治癒までの期間が短縮します。性器ヘルペスでは、バラシクロビルを継続的に服用することで、発作の頻度や重症度を軽減することができます。水痘・帯状疱疹では、バラシクロビルを早期に服用することで、発疹の拡大や痛みを軽減することができます。 バラシクロビルは、一般的に忍容性が良好で、副作用は軽度なことが多いです。最も一般的な副作用は、頭痛、吐き気、下痢などです。バラシクロビルは、腎機能障害のある患者では慎重に投与する必要があります。
医療機器・設備・器具

看護師に必須の用語『ハイケアユニット』

ハイケアユニット(HCU)は、重症または重度の疾患を持つ患者を治療する高度治療室の一種です。HCUは、集中治療室(ICU)よりもケアレベルが低く、患者の状態が安定している場合に移されます。HCUでは、患者は依然として高度な医療監視と治療を受けていますが、ICUほど集中的ではありません。 HCUの看護師は、重症患者をケアする特別な訓練を受けた看護師です。HCU看護師は、患者の状態を監視し、投薬や治療を管理し、患者の家族とコミュニケーションを取ります。HCU看護師は、患者が安全で快適に過ごせるように、患者の状態を常に把握し、必要なケアを提供します。 HCU看護師は、患者の状態を監視し、変化があればすぐに医師に報告します。また、患者の痛みの管理や、患者の精神的なケアも提供します。HCU看護師は、患者の家族とコミュニケーションを取り、患者の状態や治療計画について説明します。 HCU看護師は、重症患者をケアする重要な役割を担っています。HCU看護師は、患者の状態を常に把握し、必要なケアを提供することで、患者の安全と快適を守ります。
血液・造血

看護師が知っておきたいアルブミンについて

アルブミンは、血漿タンパクの中で最も多く存在するタンパク質であり、約60%を占めています。アルブミンは、肝臓で合成され、血液中を流れて全身の組織や細胞に栄養素や酸素を運搬します。また、アルブミンは、老廃物を回収して肝臓や腎臓に運搬し、体外に排出する役割も果たしています。アルブミンは、体液の浸透圧を維持する役割も果たしており、アルブミンの量が減ると、体液が血管外に漏れてむくみが生じやすくなります。 アルブミンは、人間の体において非常に重要な役割を果たしており、アルブミンの量が低下すると、様々な健康問題を引き起こす可能性があります。アルブミンの量が低下する原因としては、肝臓の病気、腎臓の病気、栄養失調、などが挙げられます。アルブミンの量が低下した場合は、適切な治療を受けることが大切です。
検査・診断

看護師が知っておくべき『関節造影法』について

関節造影法とは、関節の中に造影剤や空気を注入して関節内の異常を調べる検査方法です。関節造影検査、アルトログラフィーとも呼ばれます。膝や肩のほか、手や指の関節を見るために用いられます。関節造影法では、通常のレントゲン撮影では写らない関節腔の形状、広がりを明らかにすることで、滑膜の増殖や関節面の不整、相対する関節面の適合性、靭帯損傷などによる造影剤の漏出などを調べます。関節造影法は、関節の痛みや腫れ、可動域制限などの症状がある場合に行われます。また、関節の変形や損傷の程度を評価するためにも行われます。関節造影法は、局所麻酔下で行われるため、痛みはほとんどありません。しかし、造影剤を注入した後は、関節が腫れたり、痛みが出たりすることがあります。これらの症状は、通常数日で消失します。関節造影法は、関節の異常を診断するための有用な検査方法です。
小児科

看護師に必須の用語 水ぼうそう

水ぼうそうは、非常に感染力の強い病気であり、ほとんどの子供は10歳までに水ぼうそうになると言われています。症状は、水疱性(水ぶくれ)の発疹、発熱、頭痛、筋肉痛、食欲不振、疲労感などです。発疹は、通常、顔や体幹から始まり、その後、手足に広がります。発疹は、かゆみを伴うことが多く、引っ掻くと跡が残ることがあります。水ぼうそうは、通常、7~10日で治りますが、合併症が起こることもあります。合併症としては、細菌感染、脳炎、肺炎などがあります。水ぼうそうは、ワクチンで予防することができます。ワクチンは、1歳から12歳までの子供に接種することが推奨されています。
呼吸器

看護師が知っておきたいPAO2とは?

PAO2(肺胞気酸素分圧)とは、肺胞内の酸素の分圧を表す指標です。単位はTorrまたはmmHgで、日本ではTorrが使用されます。PAO2は、大気圧、飽和水蒸気圧、吸入酸素濃度、動脈血二酸化炭素分圧、呼吸商などから計算されます。 PAO2は、肺胞のガス交換の状態を示すA-aDO2(肺胞気動脈血酸素分圧較差)を計算する際に有用です。A-aDO2は、肺胞に流れ込む酸素の分圧と肺胞内の実際の酸素の分圧の差を示しています。理想の値は0ですが、現実は解離があり、正常値は5~15 Torrです。 A-aDO2が15 Torr未満の場合、肺胞でのガス交換には問題がないことを示します。この場合は、換気が少ないこと(肺胞低換気)による肺胞での酸素不足による低酸素血症を想起します。 A-aDO2が20 Torrを超える場合、肺胞でのガス交換に障害があることを示します。障害は、拡散能低下、シャント、換気-血流(VA/Q)不均衡の3つに分けられます。