看護師業界ウォッチャー

組織・制度

周産期医療:看護師が知っておくべきこと

周産期医療とは、妊娠22週から生後1週間未満までの期間を対象とした、母体と胎児の健康管理を行う医療体制のことです。「周産期医学」とも呼ばれ、産科、小児科、産婦人科、新生児科など、さまざまな分野の専門家が協力して診療にあたります。周産期医療の目的は、母体の健康を守り、胎児の発育を促し、安全に分娩を迎え、新生児の健康を守ることです。周産期医療では、妊婦の定期健診や分娩前の指導、胎児の超音波検査や心拍モニターによる観察、分娩時の医学的介入、新生児のケアなど、さまざまな医療行為が行われます。
産婦人科

看護師が知っておくべき体外受精の基礎知識

体外受精とは、採取した卵子と精子を体外で受精させる生殖補助医療技術である。体外受精後に受精した胚を女性の子宮内に戻す(胚移植)ことで不妊治療が成立する。 体外受精は、1978年、ロンドンにある私立不妊治療専門クリニックのロバート・エドワーズ博士とパトリック・ステプトー博士が世界で初めて成功させた。その後、体外受精の技術は世界中に広まり、現在では広く行われている不妊治療である。 体外受精は、精子が卵子に到達して受精するまでの過程を体外で行う方法です。体外受精の目的は、精子と卵子を体外で受精させ、受精卵を女性の体内に移植して妊娠させることです。 体外受精は、精子量や精子質に問題がある男性や、卵管が詰まったり、損傷したりしている女性など、さまざまな原因で不妊症に苦しむカップルにとって有効な治療法となり得る。
その他

ヒヤリハットとは?看護師が知っておくべきヒヤリハット事例

ヒヤリハットとは、重大な災害や事故には至らないものの、直結してもおかしくない一歩手前の事例の発見を指す。文字どおり、突発的な事象やミスに「ヒヤリ」としたり、「ハッ」としたりするものである。ヒヤリハットは、医療の現場において非常に重要であり、医療の安全を確保するために欠かせない。ヒヤリハットを報告し、共有することで、同様の事故や災害を未然に防ぐことができるためである。 ヒヤリハットが重要な理由は、それが重大な事故や災害につながる可能性があるためである。医療の現場では、常に危険が潜んでおり、ちょっとしたミスや判断ミスが大きな事故につながる可能性がある。ヒヤリハットは、そうした事故や災害につながる可能性のある危険を事前に察知し、回避するための重要な手段である。
精神科

看護師のアイデンティティーとは?

アイデンティティーの発達 アイデンティティーは、個人が自分自身を認識し、他者から区別するものです。アイデンティティーは、個人を取り巻く社会や文化によって影響を受け、生涯を通じて変化していきます。 アイデンティティーの形成の初期段階は、子供時代です。子供は、親や教師、友人など、他者との相互作用を通じて自我を発達させていきます。アイデンティティーの形成は、思春期に加速します。思春期には、子供が身体的にも精神的にも大きく変化し、自分自身と他者との関係について考えるようになります。 青年期になると、アイデンティティーの形成はさらに進みます。青年期には、子供が仕事や結婚、家族など、新しい社会的な役割を担うようになります。これらの新しい役割を担うことで、アイデンティティーはより確固たるものになります。 しかし、アイデンティティーの形成は、生涯を通じて変化し続けます。中年期や老年期には、子供が引退したり、配偶者を亡くしたり、など、大きなライフイベントを経験することがあります。これらのライフイベントを経験することで、アイデンティティーも変化していきます。 アイデンティティーは、個人の人生において重要な役割を果たしています。アイデンティティーがあることで、個人は自分自身に自信を持ち、他者との良好な関係を築くことができます。また、アイデンティティーがあることで、個人は社会に貢献することができます。
その他

奏効率を知る!がん治療の効果を測る指標

奏効率とは、あるがん治療法を患者に用いた際、その治療を実施した後にがん細胞が縮小もしくは消滅した患者の割合を示したものです。治療法の評価の基準として用いられます。 奏効率は、臨床試験において、治療法の有効性を評価するために使用されます。臨床試験では、参加した患者を治療群と対照群に分けて、治療法を比較します。治療群では、新しい治療法を受け、対照群では、従来の治療法またはプラセボを受けます。 臨床試験の結果、治療群の奏効率が対照群の奏効率よりも高い場合、新しい治療法は従来の治療法よりも有効であると判断されます。奏効率は、がん治療法の有効性を評価する上で重要な指標です。
その他

看護師必見!『ゼク』って何?

ゼクとは、解剖、剖検、病理解剖のことである。解剖を意味するドイツ語Sektionに由来する。医療現場で使われる業界用語である。処置を表す同様の用語にはカットダウン、ラパコレ、パンペリなどがある。 ゼクは、医学部や大学病院の解剖実習室で行われることが多い。解剖実習は、人体を詳しく知るために欠かせないものであり、医学部生や研修医が必ず受けることになっている。ゼクは、解剖実習だけでなく、病理解剖や剖検でも行われる。
その他

看護師に必須の用語『問題志向型システム』

問題志向型システムとは、患者の健康上の問題を明確に捉え、その問題解決を論理的に進めるという考え方のことである。またその考え方に基づいて行われる一連の作業や仕組みに対してもこの呼び方をする。POS(Problem Oriented System)とも略される。従来は医師や疾患を中心とした医療(DOS)が行われていたが、近年では患者の視点に立って患者の問題を解決しようとするPOSが広く認識されつつある。
脳・神経

看護師が知っておきたい小脳の機能と特徴

小脳とは、運動機能の調節や、平衡・眼球運動の調節を司る、脳の部位の一部です。後頭部の下方に位置し、見た目はカリフラワーのような形状をしています。 小脳は、大脳皮質・脊髄・前庭神経系からの情報を受け、身体の各器官の運動機能を調整しています。小脳が正常に機能することで、なめらかに話すことや細かい動作、姿勢を保って歩くことなどが可能になっています。 小脳が損傷すると、運動失調、平衡障害、眼球運動障害などの症状が現れます。小脳の損傷は、脳卒中、外傷性脳損傷、小脳性疾患などによって引き起こされることがあります。 小脳の主な役割は、運動機能の調節、平衡の維持、眼球運動の制御です。小脳の働きが低下すると、運動失調、平衡障害、眼球運動障害などの症状が現れます。 小脳は、脳幹と大脳を結ぶ重要な部位であり、脳の機能を円滑に進めるために不可欠な役割を果たしています。
整形外科

看護師が知っておくべき「鵞足炎」

鵞足炎の原因は主に膝への負担が挙げられます。陸上競技やサッカーなど、膝をよく使う競技を行っていたり、X脚であったりすると鵞足炎になりやすいと言われています。また、長時間立ちっぱなしや歩きすぎ、階段の上り下りなども鵞足炎の原因となる場合があります。 鵞足炎は、膝の使いすぎや、膝への負担が大きい動作を繰り返すことで起こることが多いです。例えば、ランニングやサッカーなどのスポーツをする人や、長時間立ち仕事をする人などに多く見られます。また、膝の関節が緩い人や、X脚やO脚の人も、鵞足炎になりやすい傾向があります。
内分泌・代謝・栄養

看護師必見!バセドウ病の基本知識

バセドウ病の原因は、自己免疫疾患によるものであることが判明しています。自己免疫疾患とは、本来であれば体を守るべき免疫機能が、自分の正常な細胞を攻撃してしまう病気です。バセドウ病の場合は、B細胞が甲状腺刺激ホルモンレセプター抗体という抗体を産生してしまい、甲状腺を刺激してしまうことで、甲状腺の機能が亢進してしまいます。 甲状腺刺激ホルモンレセプター抗体が産生される原因はまだ十分には解明されていませんが、遺伝的要因や環境要因などが関与していると考えられています。遺伝的要因としては、HLA-DR3やHLA-B8などの特定のHLA抗原を持つ人がバセドウ病を発症しやすいことが知られています。環境要因としては、ストレスや感染症などがトリガーとなって発症するケースがあるとされています。
その他

生体組織診断とは?その必要性と重要性

生体組織診断とは、患部の組織の一部をメスや針を使って切り取り、顕微鏡などで調べる検査のことである。病理診断の一つであり、病気の正確な診断を目的としている。生体組織診断によって得られた組織を病理医が顕微鏡で観察し、細胞や組織の異常を調べる。生体組織診断は、がんの診断に広く用いられているが、その他にも、炎症性疾患、感染症、自己免疫疾患など、様々な病気の診断にも使用される。生体組織診断は、局所麻酔下で行われることが多いが、全身麻酔が必要な場合もある。組織の採取方法は、患部の状態や大きさによって異なる。メスで切除する方法、針を刺して組織を採取する方法、内視鏡を使用して組織を採取する方法などがある。生体組織診断は、病気の診断に重要な検査であるが、侵襲的な検査でもある。そのため、医師は、生体組織診断を行うかどうかを慎重に判断する必要がある。
感染

看護師のための敗血症の基礎知識

敗血症とは、感染症により重篤な臓器障害が引き起こされる状態のことである。感染に対する生体反応が調節不能な病態であり、生命を脅かす臓器障害を招く。敗血症は、敗血症性ショックや多臓器不全を引き起こす可能性があり、死亡率が高い。 敗血症は、細菌、ウイルス、真菌、寄生虫などの感染症によって引き起こされる。感染症は、皮膚、呼吸器、消化器、泌尿器など、体のあらゆる部位で発生する可能性がある。敗血症は、感染部位から血液中に感染症の病原体が侵入することで引き起こされる。感染症の病原体が血液中に侵入すると、全身に広がり、臓器に損傷を与える。 敗血症の症状には、発熱、悪寒、頻脈、呼吸困難、血圧低下、意識障害などがある。敗血症は、早期に診断して治療しないと、敗血症性ショックや多臓器不全を引き起こし、死亡する可能性がある。敗血症の治療には、抗菌薬、輸液、昇圧剤などが使用される。
呼吸器

看護師が知っておくべき「新生児呼吸窮迫症候群」

新生児呼吸窮迫症候群は、肺サーファクタントの不足によって引き起こされる呼吸窮迫症候群です。肺サーファクタントは、肺胞壁の内側を覆う物資であり、肺が呼吸の際に膨らんだり収縮したりするのを助けています。肺サーファクタントが不足すると、肺胞が十分に膨らまなくなり、呼吸が困難になります。 新生児呼吸窮迫症候群の原因として最も多いのは、早産です。早産児は、肺が十分に発達していないため、肺サーファクタントの産生量が少ない傾向にあります。また、常位胎盤早期剥離や前置胎盤出血などの周生期仮死、陣痛が始まる前に行われた帝王切開、多胎妊娠、母体糖尿病、男児であることなども、新生児呼吸窮迫症候群の発症危険因子となります。
腎・泌尿器

看護師に必須の用語「尿毒症」について

尿毒症とは、腎機能の低下により、尿中に排泄されるべき代謝老廃物などが血液の中に蓄積されている状態のことで、さまざまな症状を呈する疾患です。腎機能が低下すると、尿素窒素、クレアチニン、カリウム、リン酸などが血液中に蓄積するようになり、これらの老廃物が全身に悪影響を及ぼします。症状としては、倦怠感、食欲不振、悪心、嘔吐、下痢、皮膚のかゆみ、むくみ、高血圧、貧血、意識障害などがみられます。尿毒症は、腎不全の最終段階であり、治療がなければ死に至る危険性があります。 腎機能が10分の1以下になると尿毒症となります。尿毒症は、腎臓の機能が低下し、血液中の老廃物が蓄積する状態です。尿毒症の主な症状は、倦怠感、食欲不振、悪心、嘔吐、下痢、皮膚のかゆみ、むくみ、高血圧、貧血、意識障害などです。尿毒症は、腎不全の最終段階であり、治療がなければ死に至る危険性があります。尿毒症の治療法は、腎臓移植、血液透析、腹膜透析などがあります。
略語

看護師が知っておくべきアウスとは?

アウスとは、ドイツ語のAuskratzungに由来し、人工妊娠中絶を表す医療用語です。人工妊娠中絶とは、妊娠状態にある女性に、人工的な手段を用いて意図的に妊娠を中絶させることです。胎児が母体内でなければ生存できない期間中に母体から出すことを意味します。妊娠22週目以降の妊婦側からの申し出による中絶は法的に認められていません。 アウスは、主に妊娠初期に行われる中絶方法です。妊娠12週目までは、掻爬法や吸引法など、子宮内の胎児を掻き出したり吸引したりする方法で行われます。妊娠12週目以降は、子宮収縮剤を投与して陣痛を起こし、胎児を娩出させる方法で行われます。
産婦人科

看護師が知っておきたい『梅毒検査法:STS』

STS(えすてぃーえす、Serologic Test for Syphilis)とは、梅毒検査法の一つで、カルジオピリン、レシチンなどのリン脂質を抗原とする脂質抗原を用いて感染の有無を診断する方法である。脂質抗原法ともいう。 STSは、梅毒感染による抗体の有無を調べる検査である。梅毒は、梅毒トレポネーマという細菌によって引き起こされる性感染症である。梅毒は、初期の段階では、痛みを伴わない潰瘍として現れる。その後、皮膚の発疹、リンパ節の腫れ、発熱、疲労などの症状が現れる。梅毒が進行すると、心血管系、神経系、眼などに障害が出ることもある。 STSは、梅毒の初期段階でも感染を検出することができる。そのため、梅毒の早期診断と治療に役立つ検査である。STSは、血液検査で行う。血液中に梅毒抗体が含まれている場合、STSの結果は陽性となる。STSの結果が陽性の場合、梅毒の治療を行う必要がある。
眼科

看護師に必須の用語『アディー症候群』

アディー症候群は、主に20~40代の女性に多くみられる疾患で、片目のピントが合わなくなり、まぶしさを感じる病気です。通常、片方の目にのみ症状が現れます。アディー症候群の原因はまだ明らかになっていませんが、副交感神経の障害によって起こると考えられています。 アディー症候群の症状は、瞳孔が小さくなること、ピントが合わなくなること、まぶしく感じることであり、その症状は、暗い場所よりも明るい場所で顕著に現れます。また、アディー症候群では、瞳孔が反応しなくなるため、瞳孔散大薬を投与しても、瞳孔が大きくならないことがあります。 アディー症候群は、治療法が確立されておらず、対症療法が中心となります。治療の目的は、まぶしさを軽減し、ピントを合わせやすくすることです。まぶしさを軽減するために、サングラスや遮光眼鏡を使用することがあります。ピントを合わせやすくするために、眼鏡やコンタクトレンズを使用することがあります。
産婦人科

看護師の知識向上!子宮頸がんを学ぼう

子宮頸がんとは、子宮口の入り口である子宮頸部(子宮下部の管状の部分)に発生する悪性腫瘍です。本邦では、子宮頸癌は子宮体癌にくらべ圧倒的に多く、最近は性交渉をもつ年齢の若年化により、20~30代の若い女性にも多く、浸潤癌は40歳代、ついで30歳代に好発します。子宮頸癌による年間死亡数は2500人程度、16000~17000人が新たに診断されており、この10年間で増加傾向にあります。 子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因で発生します。HPVは、性行為を介して感染するウイルスで、子宮頸部の上皮細胞に感染すると、細胞の異常増殖を引き起こします。異常増殖した細胞は、やがてがん細胞に変化して子宮頸がんを発症します。 子宮頸がんは、初期には自覚症状がありません。進行すると、不正出血、おりものの異常、性交痛、下腹部痛などの症状が現れます。子宮頸がんは、定期的な検診を受けて早期発見することが重要です。子宮頸がんの検診には、細胞診とHPV検査があります。細胞診は、子宮頸部の細胞を採取して顕微鏡で観察する検査です。HPV検査は、子宮頸部にHPVが感染しているかどうかを調べる検査です。子宮頸がんが疑われる場合は、組織検査が行われます。組織検査は、子宮頸部から組織を採取して顕微鏡で観察する検査です。 子宮頸がんの治療法は、がんの進行度や患者の年齢、全身状態などによって異なります。主な治療法には、手術、放射線療法、化学療法があります。手術は、がんを切除する方法です。放射線療法は、がん細胞を放射線で死滅させる方法です。化学療法は、抗がん剤を使用してがん細胞を死滅させる方法です。子宮頸がんは、早期発見できれば治癒する可能性が高い病気です。定期的な検診を受けて早期発見することが重要です。
呼吸器

看護師に必須の用語:連続性ラ音

連続性ラ音の発生機序は複雑で、まだ完全には解明されていませんが、気管支の狭窄や閉塞が最も重要な要因であると考えられています。気管支が狭窄または閉塞すると、空気の流れが妨げられ、気管支壁が振動します。この振動が連続性ラ音として聴こえます。 連続性ラ音は、気管支炎、喘息、肺気腫、肺がん、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などのさまざまな疾患で聴取されることがあります。また、肺を圧迫する腫瘤やリンパ節腫大、気管支の異物などによっても連続性ラ音が聴取されることがあります。 連続性ラ音は、聴診器で胸を聴診することで診断されます。連続性ラ音は、しばしば喘鳴音や笛声音と区別が難しいことがありますが、連続性ラ音はより持続時間が長く、より低い音調であるという特徴があります。 連続性ラ音は、疾患の重症度を評価するのに役立ちます。連続性ラ音が聴取されるということは、気管支の狭窄や閉塞が進行している可能性があることを示しています。連続性ラ音が聴取された場合は、医師による詳しい検査を受けることが大切です。
整形外科

看護師必須用語:HEPAフィルターとは?

HEPAフィルター(へぱふぃるたー、High Efficiency Particulate Air Filter)とは、直径110µm以下のガラス繊維のろ紙でできた、高い空気清浄能を持つ超高性能フィルターのことである。HEPAフィルターは、ウイルスの除去率が99.97%以上あり、新型コロナウイルス感染症の感染予防にも効果的であることが期待されている。 HEPAフィルターは、医療現場やクリーンルームなど、空気清浄度が求められる場所で使用されている。新型コロナウイルス感染症の感染予防対策として、病院や診療所、介護施設などの医療機関でも、HEPAフィルターを備えた空気清浄機が設置されていることが多い。 HEPAフィルターの性能は、ホコリやチリなどの粒子状物質を除去する「粒子状物質除去率」と、細菌やウイルスなどの生物を除去する「生物除去率」で評価される。HEPAフィルターの粒子状物質除去率は、99.97%以上と非常に高く、生物除去率も99%以上と高い。 HEPAフィルターは、空気清浄機に組み込まれて使用されることが多いが、単体で販売されており、自分で取り付けて使用することもできる。HEPAフィルターの選び方のポイントは、空気清浄機の容量と、設置場所の広さに合ったものを選ぶことである。 HEPAフィルターは、空気清浄度を向上させるのに効果的なフィルターである。新型コロナウイルス感染症の感染予防対策として、医療機関や介護施設などで使用されていることが多い。HEPAフィルターの性能は、粒子状物質除去率と生物除去率で評価される。HEPAフィルターの選び方のポイントは、空気清浄機の容量と、設置場所の広さに合ったものを選ぶことである。
脳・神経

脊髄空洞症〜看護師が知るべき疾患〜

脊髄空洞症とは何か? 脊髄空洞症とは、脊髄の中に脳脊髄液が異常に多く溜まることで、脊髄が空洞状となる疾患のこと。脊髄とは脳からの命令を全身に伝える神経の束のこと。脳脊髄液は脳と脊髄を保護する液体である。脊髄空洞症は、頚髄や上側の胸髄に多い。 脊髄空洞症は、生まれつき(先天性)のものと、後に発症するもの(後天性)がある。先天性の脊髄空洞症は、胎児の時期に脊髄が正常に発育しなかったことが原因で起こる。後天性の脊髄空洞症は、外傷や感染症、腫瘍などによって脊髄が損傷したことが原因で起こる。 脊髄空洞症の症状は、空洞の場所や大きさによって異なる。代表的な症状は、手足のしびれや痛み、脱力、排尿障害などである。また、重症例では呼吸障害や心障害を引き起こすこともある。 脊髄空洞症の診断は、MRI検査で行う。MRI検査で脊髄に空洞があれば、脊髄空洞症と診断される。 脊髄空洞症の治療法は、空洞の大きさや症状によって異なる。軽症例では、保存療法が行われる。保存療法とは、薬物療法やリハビリテーションなどによって症状をコントロールする方法である。重症例では、手術が行われる。手術では、空洞を小さくしたり、空洞をドレナージしたりする。
血液・造血

分子生物学的完全寛解について

分子生物学的完全寛解(MRD陰性CR)とは、急性骨髄性白血病(AML)や急性リンパ性白血病(ALL)の治療効果を表すもので、最も高い治療の効果が得られている状態である。MRD陰性CRは、骨髄や血液中に白血病細胞が検出されない状態を意味する。MRD陰性CRは、寛解導入療法や造血幹細胞移植などの治療によって達成される。MRD陰性CRを達成した患者は、長期生存が期待できる。 MRD陰性CRは、白血病の治療効果を評価するための重要な指標である。MRD陰性CRを達成した患者は、寛解が長く続く可能性が高く、再発のリスクが低い。MRD陰性CRを達成できなかった患者は、寛解が短く続く可能性が高く、再発のリスクが高い。MRD陰性CRを達成した患者は、定期的に検査を受けて、白血病の再発がないかどうかを確認する必要がある。
組織・制度

看護師必須用語『アドボカシー』とは?

アドボカシーとは、患者の権利擁護活動のことである。アドボカシーは、患者の権利を守るために、患者の代理人として行動したり、患者の権利を擁護したり、患者のニーズを医療チームに伝えたりする活動である。患者の権利擁護活動は、医療の質を向上させ、患者の安全を守るために重要な役割を果たしている。 アドボカシー活動を行うためには、患者の権利や医療の知識を身につけることが大切である。また、患者のニーズを理解し、患者の希望を尊重することも重要である。アドボカシー活動を行うことで、患者の権利を守り、医療の質を向上させることができる。
その他

看護師に必須の用語『KOT』とは?

KOTとは、大便を意味する業界用語です。ドイツ語のKotに由来しており、カルテなどで「KOT-3」(3日間排便なし)というように記載されることがあります。この用語は、看護師が患者さんの排便状況を記録する際に使用することが多く、排便の頻度や量、形状などを記録するのに役立ちます。また、KOTの有無は、患者さんの健康状態を判断する上で重要な指標となるため、看護師はKOTの記録を正確に行うことが求められます。