看護師業界ウォッチャー

呼吸器

看護師が知っておくべき気管支喘息の基本知識

気管支喘息とは、慢性気道炎症の状態となっており、発作性呼吸困難、喘鳴を来す疾患です。気管支喘息には、アトピー型と非アトピー型に分けられます。 アトピー型気管支喘息は、アトピー素因を有する者に多くみられます。アトピー素因とは、アレルギーを起こしやすい体質のことです。アトピー型気管支喘息は、ダニや花粉、ハウスダストなどのアレルゲンが気道に侵入することで発作を起こします。 非アトピー型気管支喘息は、アトピー素因を有さない者にみられます。非アトピー型気管支喘息は、風邪やインフルエンザなどの感染症、運動、寒さ、ストレスなどの刺激が気道に侵入することで発作を起こします。 気管支喘息の発作症状は、呼吸困難、喘鳴、せきなどです。呼吸困難は、息苦しさや息切れとして感じられます。喘鳴は、ゼーゼー、ヒューヒューという音として聞こえます。せきは、痰を伴うことが多いです。 気管支喘息の発作は、数分間から数時間続きます。重症の発作では、命に関わることもあります。気管支喘息の発作が起きたら、すぐに医療機関を受診することが大切です。 気管支喘息の治療は、発作を予防するための長期管理と、発作を抑えるための短期管理の2つに分かれます。長期管理には、気管支拡張薬やステロイド薬などの薬物療法が行われます。短期管理には、気管支拡張薬などの薬物療法や酸素吸入などが行われます。
血液・造血

悪性リンパ腫:その種類・症状・治療法

悪性リンパ腫とは、白血球の一種であるリンパ球に由来する悪性腫瘍の総称です。リンパ節、脾臓、扁桃などが腫大する場合が多いです。血液細胞由来の癌の中で最も発症率が高く、日本での罹患率は人口10万人当たり20程度で、増加傾向にあります。小児、若年者にも発生しますが、60~70歳代がピークです。発症要因は不明なものも多いですが、遺伝子の変異や染色体異常から、遺伝性の要素や、病型によってはEB(エプスタイン・バー/Epstein-Barr)ウイルスやC型肝炎ウイルス、ヘリコバクター・ピロリなど、ウイルスや細菌の感染が関与する可能性も考えられています。
その他

看護師が知っておくべき「カクテル療法」とは?

カクテル療法とは、複数の薬を、患者の症状や病気の進行度などに応じて組み合わせて使う治療法のことです。相乗効果で薬の効き目が高まるとともに、1つ1つの薬の使用量が少なく済むこともあり、副作用が現れにくいというメリットがあります。後天性免疫不全症候群(エイズ)や原発性糸球体腎炎などの治療に用いられています。 カクテル療法は、単一の薬剤を用いるよりも、複数の薬剤を組み合わせることで、より高い治療効果が期待できる治療法です。これは、複数の薬剤がそれぞれ異なる作用機序を持ち、互いに相乗的に作用することで、病気をより効果的に治療できるためです。また、カクテル療法は、単一の薬剤を用いるよりも、副作用が少ないというメリットもあります。これは、複数の薬剤を組み合わせることで、1つ1つの薬剤の使用量が少なく済むためです。 カクテル療法は、さまざまな病気の治療に使用されています。その代表的な例が、エイズの治療です。エイズは、HIVウイルスに感染することで引き起こされる病気で、発症すると免疫機能が低下し、さまざまな感染症や腫瘍が発生します。カクテル療法は、エイズの治療に用いられる薬剤の組み合わせであり、HIVウイルスの増殖を抑え、免疫機能を回復させる効果があります。 カクテル療法は、原発性糸球体腎炎の治療にも用いられています。原発性糸球体腎炎は、腎臓の糸球体が炎症を起こす病気で、腎臓の機能が低下します。カクテル療法は、原発性糸球体腎炎の治療に用いられる薬剤の組み合わせであり、糸球体の炎症を抑え、腎臓の機能を回復させる効果があります。
産婦人科

看護師に必須の用語『マンマ』を解説!

マンマとは、乳癌または乳腺外科のことである。Mammary Cancerが由来。また、乳房や幼児語でご飯を指すこともある。看護師がマンマと略して使うのは、乳癌または乳腺外科のことである。 乳癌とは、乳腺にできる悪性腫瘍のことである。乳癌は、女性のがんの中で最も多く、日本の女性の一生のがんにかかる確率の約9人に1人が乳癌である。マンマ(mammary)とは、乳房を意味するラテン語「mammae」から派生した言葉である。 乳腺外科とは、乳癌やその他の乳腺疾患を専門に扱う外科のことである。乳腺外科では、乳癌の診断、治療、経過観察が行われる。 看護師がマンマと略して使うのは、乳癌または乳腺外科のことである。看護師は、マンマの患者さんのケアを行う際に、マンマの専門的な知識が必要である。
その他

看護師が知っておくべき5S

-5Sとは?- 5Sとは、整理、整頓、清掃、清潔、躾の5つの言葉の頭文字をとった言葉で、職場環境の改善を啓発するために用いられる標語です。 整理とは、必要なものと不要なものを区別し、不要なものを処分することです。 整頓とは、必要なものを適切な場所に配置し、いつでも取り出しやすくすることです。 清掃とは、職場を清潔に保つことです。 清潔とは、整理、整頓、清掃を継続的に行い、職場を常に清潔な状態に保つことです。 躾とは、5Sのルールを守り、職場を清潔に保つ習慣を身につけることです。
組織・制度

フィジシャンアシスタントとは?日本の看護師に求められる人材

フィジシャンアシスタント(PA)とは、医師の監督のもとで診察、薬の処方、手術の補助など、医師が行う医療行為の8割方をカバーする医療従事者のことです。現在の日本ではこのような制度はありません。アメリカ合衆国の衛生兵から出発した制度で、24~32カ月間のカリキュラムを専門学校などで履修し、国家資格を得た後に州免許を取得して職務に就きます。医師の偏在、および過重労働対策のなかで代替労働力の確保のため創設後も拡大しています。 PAは、医師の診察の補助、薬の処方、手術の補助、患者への教育、健康管理など、医師が行う医療行為の多くを行うことができます。PAは、医師とチームを組んで働いており、医師がより多くの患者を診察できるようにサポートしています。 PAは、医師になるための長い訓練を受けずに、医療行為を行うことができる医療従事者です。そのため、医師よりも低コストで医療サービスを提供することができます。PAは、医師不足の地域や、医師の診察を受けにくい地域で活躍しています。
呼吸器

看護師に必須の用語:連続性ラ音

連続性ラ音の発生機序は複雑で、まだ完全には解明されていませんが、気管支の狭窄や閉塞が最も重要な要因であると考えられています。気管支が狭窄または閉塞すると、空気の流れが妨げられ、気管支壁が振動します。この振動が連続性ラ音として聴こえます。 連続性ラ音は、気管支炎、喘息、肺気腫、肺がん、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などのさまざまな疾患で聴取されることがあります。また、肺を圧迫する腫瘤やリンパ節腫大、気管支の異物などによっても連続性ラ音が聴取されることがあります。 連続性ラ音は、聴診器で胸を聴診することで診断されます。連続性ラ音は、しばしば喘鳴音や笛声音と区別が難しいことがありますが、連続性ラ音はより持続時間が長く、より低い音調であるという特徴があります。 連続性ラ音は、疾患の重症度を評価するのに役立ちます。連続性ラ音が聴取されるということは、気管支の狭窄や閉塞が進行している可能性があることを示しています。連続性ラ音が聴取された場合は、医師による詳しい検査を受けることが大切です。
内分泌・代謝・栄養

看護師が知っておくべき!腫瘍マーカーってなに?

腫瘍マーカーとは、主に悪性腫瘍(がん)が存在している時に血液の中に産生される物質のことです。腫瘍マーカーは、がん細胞から分泌されたり、がん細胞が正常細胞を破壊した際に放出されたりして、血液中に出現します。腫瘍マーカーを測定することで、が んの早期発見や診断、経過観察、治療効果の判定などに役立てることができます。 腫瘍マーカーは、がんの種類によって産生される物質が異なるため、がんの種類を特定するためにも使用されます。例えば、肺がんの場合はCEA(癌胎児性抗原)、大腸がんの場合はCEAとCA19-9(炭水化物抗原19-9)、乳がんの場合はCA15-3(癌抗原15-3)、前立腺がんの場合はPSA(前立腺特異抗原)などが腫瘍マーカーとして使用されます。 腫瘍マーカーの測定は、血液検査で行われます。採血をして、血液中の腫瘍マーカーの濃度を測定します。腫瘍マーカーの濃度が正常範囲を超えている場合は、がんの存在が疑われます。ただし、腫瘍マーカーの濃度が正常範囲内であっても、がんが存在しないとは言い切れません。腫瘍マーカーは、がんの早期発見に役立ちますが、がんの診断を確定するためには、組織検査や画像検査などの他の検査も必要です。
呼吸器

知っておきたい看護師の基礎知識:肺結核(はいけっかく)とは?

肺結核とは、結核菌が肺に感染して引き起こされる感染症です。結核菌は、空気感染によって人から人へと感染します。肺結核の症状としては、咳、痰、微熱、倦怠感、食欲不振などがあります。肺結核は、治療せずに放置すると死に至ることもある重篤な病気です。肺結核の治療には、抗結核薬が使用されます。抗結核薬は、結核菌を殺菌し、肺結核の症状を改善します。肺結核の治療は、通常は6~9ヶ月間継続します。肺結核は、予防接種によって予防することができます。肺結核の予防接種は、生後6ヶ月以降の乳幼児に接種されます。
精神科

看護師に必須!メンタルヘルス用語解説

メンタルヘルスとは、心の健康のことである。精神的健康とも訳され、心と体の両面からなる健康状態のことを指す。メンタルヘルスは、個人の幸福や社会生活に大きな影響を与える。 メンタルヘルスが良好な状態にある人は、ストレスや困難に直面したときであっても、それを乗り越えていく力が強い。また、他者との関係を築いたり、社会に参加したりすることができる。一方、メンタルヘルスが不良な状態にある人は、ストレスや困難に直面したときに、それを乗り越えることが難しくなる。また、他者との関係を築いたり、社会に参加したりすることが難しくなる。 メンタルヘルスの状態は、様々な要因によって左右される。その要因には、遺伝的な要因、環境的な要因、心理的な要因などがある。遺伝的な要因としては、メンタルヘルスの問題を抱える家族がいることなどが挙げられる。環境的な要因としては、貧困、虐待、いじめなどがある。心理的な要因としては、不安、抑うつ、ストレスなどがある。 メンタルヘルスの状態を良好に保つためには、様々なことに気を付ける必要がある。その中には、規則正しい生活を送ること、バランスのとれた食事をとること、適度な運動をすること、十分な睡眠をとること、ストレスを上手に解消することなどがある。また、メンタルヘルスの問題を抱えている場合には、専門家の助けを求めることも大切である。
循環器

機械弁を深掘り!種類から合併症まで徹底解説

機械弁とは、心臓弁膜症、先天性心疾患、感染性心内膜炎などの疾患により心臓弁の機能が低下した場合に、弁を人工物に置き換える心臓弁置換術で使用される弁のことです。機械弁は、主に炭素繊維やチタンなどの耐久性に優れた人工材料で作られています。機械弁は、生体由来の組織で作られた生体弁と異なり、耐久性に優れているという長所がありますが、血栓が生じやすく、抗凝固剤(ワーファリン)の服用が必要になるという短所があります。
呼吸器

看護師に知っておいて欲しい!横隔膜とは?

横隔膜は、胸腔と腹腔との境界にある膜状筋のことです。その役割は呼吸において重要で、呼吸の際に肺を膨張させたり収縮させたりしています。 横隔膜の部位は、胸腔と腹腔の間に位置しています。胸腔と腹腔は、胸郭と骨盤によって隔てられていますが、横隔膜は胸郭と骨盤の間にある筋肉で、胸腔と腹腔を隔てています。横隔膜の形は、ドーム状になっており、中央部分が最も高く、そこから放射状に筋繊維が伸びています。筋繊維は、肋骨、胸骨、腰椎に付着しています。 横隔膜は、呼吸の際に重要な役割を果たしています。横隔膜が収縮すると、肺が膨らみ、空気を吸い込みます。横隔膜が弛緩すると、肺が収縮し、空気を吐き出します。また、横隔膜は、咳やくしゃみなどの動作にも関わっています。横隔膜が痙攣すると、しゃっくりが起こります。 横隔膜は、呼吸において重要な役割を果たしている筋肉です。横隔膜の部位や形、機能を理解することで、呼吸のしくみをより深く理解することができます。
循環器

看護師必携!心筋梗塞の基礎知識

心筋梗塞とは、心臓の筋肉(心筋)に酸素や栄養を供給している血管(冠動脈)が血栓やプラークなどで閉塞して血流が低下した結果、心筋が虚血に陥り壊死した病態である。虚血性心疾患の一種であり、心疾患の中でも最も重篤な疾患の一つである。 心筋梗塞は、冠動脈の閉塞部位や程度によって、いくつかのタイプに分類される。最も一般的なのは、冠動脈の一部分が完全に閉塞するST上昇型心筋梗塞(STEMI)である。また、冠動脈の一部が部分的に狭窄して血流が低下する非ST上昇型心筋梗塞(NSTEMI)もある。 心筋梗塞の症状は、胸の痛み、息切れ、吐き気、嘔吐、冷や汗などである。症状は突然現れることが多く、数分間から数時間続く。心筋梗塞が疑われる場合は、すぐに救急車を呼んで病院に搬送される必要がある。 心筋梗塞の治療には、冠動脈の閉塞を解除する薬物療法や手術療法などがある。また、心筋梗塞後の心臓機能を維持するためには、食事療法や運動療法などの生活習慣の改善も重要である。
循環器

看護師必須用語『左肺動脈』とは?

左肺動脈は、肺動脈幹から左に分枝している血管です。肺動脈幹は、右心室から出て、肺動脈弁を通過して肺動脈に分岐します。左肺動脈は、左肺動脈幹から左に分枝して、左肺に血液を送ります。左肺動脈は、左肺の門部で左肺動脈枝に分岐し、左肺の各葉に血液を供給します。左肺動脈は、肺動脈のうち、肺動脈幹から左に分枝している血管のことです。右肺動脈と合わせ、体内で静脈血を運ぶ唯一の動脈です。肺動脈は、肺動脈幹から右と左に分かれて、それぞれ右肺と左肺に血液を供給します。肺動脈は、肺動脈弁を通過して肺動脈幹に分岐し、肺動脈幹は左右に分かれてそれぞれ右肺と左肺に血液を送ります。
看護技術

看護師に必須の用語『チームナーシング』とは

チームナーシングとは、看護師が互いに協力し合い、患者様のニーズに応える看護方式のことです。チームナーシングでは、看護師がチームを組み、チームリーダーがチームを統括します。チームリーダーは、チームのメンバーに指示を与え、チームの活動を調整します。チームのメンバーは、チームリーダーの指示に従って、患者様の看護を行います。チームナーシングでは、看護師が互いに協力し合うことで、患者様のニーズに迅速かつ適切に対応することができます。また、チームナーシングでは、看護師が互いに学び合うことで、看護の質を向上させることができます。 チームナーシングは、1950年代にアメリカ合衆国で開発されました。チームナーシングは、それまでの看護方式である個別看護や機能別看護に比べて、患者様のニーズに迅速かつ適切に対応することができるというメリットがあります。そのため、チームナーシングは、現在では世界中の多くの病院で採用されています。
眼科

看護師に必須の用語『アウゲ』とは?

アウゲとは、眼科のことである。ドイツ語のAuge(目)に由来する。科目を意味する医療用語には他に、プシコやデルマ、ウロなどがある。 アウゲは、眼の病気やけがの診断、治療を行う診療科である。白内障、緑内障、近視、遠視、乱視などの治療を行う。また、眼の腫瘍や外傷の治療も行う。 アウゲの医師は、眼科医と呼ばれる。眼科医は、眼の構造や機能、病気について専門的に学んだ医師である。アウゲで診察を受けるときは、眼科医に症状を詳しく伝えることが大切である。
医療機器・設備・器具

看護師に必須の用語『ホスピス」とは?

ホスピスとは、治療困難な疾患(末期がんなど)を抱える患者やその家族が快適に生活できるよう、医療ケアを提供する施設(および理念)のことです。その目的は、患者の身体的、精神的、社会的、霊的な苦痛を軽減することです。 ホスピスの理念は、「患者と家族が尊厳と安らぎをもって生活できるようにする」ことです。これは、患者の自己決定権を尊重し、患者のニーズに沿ったケアを提供することを意味します。ホスピスでは、患者と家族がケアの意思決定に参加し、ケアのプランを一緒に作成することができます。また、ホスピスでは、痛みやその他の症状のコントロールに重点が置かれ、患者のニーズに合ったケアが提供されます。
整形外科

看護師必須!穿刺の基礎知識

穿刺とは、血液や体液、細胞などの採取のために、体外から血管、体腔内、内臓に針を刺すことである。穿刺は、医療行為として行われることが多く、医師や看護師が行う。穿刺には、静脈穿刺、動脈穿刺、硬膜外穿刺、腹腔穿刺など、さまざまな種類がある。静脈穿刺は、静脈に針を刺して血液を採取する方法である。動脈穿刺は、動脈に針を刺して血液を採取する方法である。硬膜外穿刺は、脊椎の硬膜外腔に針を刺して薬剤を注入する方法である。腹腔穿刺は、腹部に針を刺して腹水を採取する方法である。穿刺は、医療行為として行われることが多く、医師や看護師が行う。
検査・診断

看護師に必須!知っておきたい異型度

異型度の分類 異型度は、腫瘍細胞に対して用いられる用語で、正常細胞とどれだけ形が異なっているかの度合いのことを指します。正常細胞との形態の違いは異型性と呼ばれる。 異型度は、0から4までの5段階に分類されます。0は正常細胞とほとんど同じ形態で、4は最も異型度の高い腫瘍細胞です。 異型度の分類は、腫瘍の悪性度を判断する上で重要な指標となります。異型度が高いほど、腫瘍の悪性度が高い傾向にあります。 异型度の分類は以下の通りである。 - -異型度0- 正常細胞とほとんど同じ形態です。 - -異型度1- 正常細胞とは若干異なりますが、異型性は軽度です。 - -異型度2- 異型性は中等度で、腫瘍細胞の形や大きさが正常細胞とは明らかに異なります。 - -異型度3- 異型性は高度で、腫瘍細胞の形や大きさが正常細胞とは大幅に異なります。 - -異型度4- 異型性は非常に高度で、腫瘍細胞の形や大きさが正常細胞とはほとんど似ていません。
その他

看護師に必須の用語 『コロナリー』

コロナリーとは、冠動脈を意味する用語です。冠動脈は、心臓の表面を囲むように走行する血管で、心臓に血液を供給しています。コロナリーアンギオとは、冠状動脈造影のことを指し、カテーテルを手首や肘、鼠径部の動脈から冠動脈に挿入し、造影剤を使ってX線撮影をすることで、冠状動脈の形態や病変を診断する検査方法です。 コロナリーアンギオは、狭心症や心筋梗塞などの冠動脈疾患の診断に広く用いられています。また、心臓バイパス手術や冠動脈ステント留置術などの治療法を選択する際にも、コロナリーアンギオの結果が活用されます。 コロナリーアンギオは、一般的には安全な検査ですが、まれに合併症が起こる可能性があります。主な合併症としては、造影剤のアレルギー反応、穿刺部位の出血、心臓発作、不整脈などがあげられます。
検査・診断

ブルンベルグ徴候の理解と応用

ブルンベルグ徴候とは、患者の腹壁を手で垂直に圧迫し、その手を急に離すと鋭い痛みを感じる症状である。腹膜に炎症があると起こる腹膜刺激症状の一つで、反跳痛(rebound tenderness)または反動痛とも呼ばれる。ブルンベルグ徴候は、腹膜炎、穿孔性腹膜炎、腸閉塞、憩室炎などの疾患でみられることが多い。 ブルンベルグ徴候は、腹膜に炎症があると起こるため、腹痛を訴える患者に対して、ブルンベルグ徴候の有無を調べることで、腹膜炎の有無を判断することができる。ブルンベルグ徴候の検査は、患者を仰臥位にし、患者の腹壁を手で垂直に圧迫する。その後、手を急に離し、患者に痛みを感じるかどうかを尋ねる。患者が鋭い痛みを感じた場合、ブルンベルグ徴候が陽性と判定される。 ブルンベルグ徴候は、腹膜炎の診断に有用な検査であるが、ブルンベルグ徴候が陰性であっても、腹膜炎の可能性は否定できないことに注意が必要である。
内分泌・代謝・栄養

ラパとは – 看護師に欠かせない用語を解説

ラパとは、腹腔鏡のことである。腹腔鏡を指すLaparoskopie(ドイツ語)の頭の言葉をとってこのように略される。腹腔鏡を使った胆嚢摘出手術のことをラパ胆などと呼ぶ。 腹腔鏡とは、お腹の中を観察するためのカメラ付きの細い管のことである。お腹に小さな穴を開けて腹腔鏡を挿入することで、お腹の中の様子をモニターで見ることができる。腹腔鏡は、診断や治療のために使用される。 ラパは、お腹の中の病気を診断したり、治療するために使用される。例えば、ラパを使って、胆嚢結石や虫垂炎を診断したり、手術を行ったりすることができる。ラパは、従来の手術よりも傷口が小さく、回復が早いというメリットがある。 ラパは、医療の現場で広く使用されている。今後、ラパの利用はさらに拡大していくと考えられている。
血液・造血

看護師が知っておきたい!白血球走化因子とは?

白血球走化因子とは、白血球の遊走を誘引する物質のことである。炎症部位から産生され、一部のサイトカイン(ケモカイン)や補体、脂質メディエーターなどが含まれる。走化因子の役割は大きく以下の2点があげられ、炎症反応における重要な役割を担っている。 1. 免疫応答が必要な部位を血管内の白血球に知らせる。白血球を血管内から血管外への炎症部位へと導く。 2. 走化因子の濃度が低い方から高い方へと白血球を誘導する。
呼吸器

ラ音(ラッセル音)とは?聴取法と聴こえる原因

ラ音とは、気管や気管支に異常があると、胸部聴診の際に聴こえる異常な肺音のことである。ラッセル音の略である。ベルクロラ音、副雑音ともいう。ベルクロ(Velcro)社製のマジックテープをはがすときの音に類似していることに由来する。 ラ音は、気管や気管支に分泌物がたまったり、狭くなったり、炎症を起こしたりしたときに生じる。ラ音は、乾性ラ音と湿性ラ音の2種類に分類される。乾性ラ音は、気管や気管支に分泌物がたまったり、狭くなったりしたときに生じる。聴診すると、紙をこすったような音や、笛を吹いたような音が聞こえる。湿性ラ音は、気管や気管支に炎症を起こしたり、分泌物がたまったりしたときに生じる。聴診すると、ゼーゼー音や、ガラガラ音などが聞こえる。