看護師必須用語『甲状腺ホルモン』を徹底解説

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看護師必須用語『甲状腺ホルモン』を徹底解説

看護師の研究家

看護師に必須の用語『甲状腺ホルモン』について説明してください。

看護師になりたい

甲状腺ホルモンとは、甲状腺から分泌され、全身に作用するホルモンです。主に、代謝の促進に関与しています。

看護師の研究家

甲状腺ホルモンにはどのような種類がありますか?

看護師になりたい

甲状腺ホルモンには、チロキシン(T4)とトリヨードチロニン(T3)の2種類があります。

甲状腺ホルモンとは。

甲状腺ホルモンとは、甲状腺から分泌されるホルモンで、全身の代謝を促進する働きがあります。

甲状腺ホルモンって何?

甲状腺ホルモンって何?

甲状腺ホルモンとは、甲状腺から分泌され、全身に作用するホルモンです。主に、代謝の促進に関与しています。甲状腺ホルモンは、チロシンというアミノ酸から合成されます。チロシンは、食物に多く含まれている必須アミノ酸です。甲状腺は、チロシンをヨウ素と結合させて、甲状腺ホルモンを合成します。ヨウ素は、海藻や魚介類に多く含まれている必須ミネラルです。甲状腺ホルモンは、血液中を循環して、全身の細胞に取り込まれます。細胞に取り込まれた甲状腺ホルモンは、細胞の代謝を促進します。代謝とは、細胞がエネルギーを作り出す過程のことです。甲状腺ホルモンは、細胞の代謝を促進することで、体温の維持、心拍数の増加、筋肉の収縮、消化吸収の促進など、様々な体の機能に関与しています。

甲状腺ホルモンの役割とは

甲状腺ホルモンの役割とは

甲状腺ホルモンは、成長や発達、代謝、生殖、皮膚や髪の健康など、体内の様々な重要なプロセスに不可欠なホルモンです。

甲状腺ホルモンは、甲状腺からの分泌される2つの主なホルモンであるチロキシン(T4)とトリヨードチロニン(T3)が含まれています。T4は、より豊富な形態であり、T3に変換されて活性化されます。

甲状腺ホルモンは、体内の代謝を調節する役割を果たしています。代謝とは、食物をエネルギーに変換するプロセスであり、甲状腺ホルモンが正常に機能していないと、代謝が遅くなり、体重増加や疲労、便秘などの症状が現れることがあります。

また、甲状腺ホルモンは、成長や発達にも重要な役割を果たしています。甲状腺ホルモンが不足すると、成長障害や知的障害を引き起こすことがあります。

さらに、甲状腺ホルモンは、生殖にも関与しています。甲状腺ホルモンが不足すると、月経不順や不妊症を引き起こすことがあります。

また、甲状腺ホルモンは、皮膚や髪の健康にも影響を与えています。甲状腺ホルモンが不足すると、皮膚が乾燥したり、髪が抜けやすくなったりすることがあります。

甲状腺ホルモンの異常による病気

甲状腺ホルモンの異常による病気

-甲状腺ホルモンの異常による病気-

甲状腺ホルモンは、全身に作用するホルモンであり、主に代謝の促進に関与しています。甲状腺ホルモンの分泌量が低下すると、代謝が低下し、体重増加、疲労感、便秘などの症状が現れます。これを甲状腺機能低下症といいます。

逆に、甲状腺ホルモンの分泌量が多すぎると、代謝が亢進し、体重減少、動悸、不眠症などの症状が現れます。これを甲状腺機能亢進症といいます。

甲状腺機能低下症と甲状腺機能亢進症は、どちらも甲状腺ホルモンの異常によって引き起こされる病気です。

-甲状腺機能低下症-

甲状腺機能低下症は、甲状腺ホルモンの分泌量が低下する病気です。甲状腺ホルモンの分泌量が低下すると、代謝が低下し、体重増加、疲労感、便秘などの症状が現れます。

甲状腺機能低下症の原因は、橋本病、慢性甲状腺炎、甲状腺摘出術、放射線治療などです。

甲状腺機能低下症の治療は、甲状腺ホルモン剤の投与です。甲状腺ホルモン剤の投与によって、甲状腺ホルモンの分泌量を正常化し、症状を改善します。

-甲状腺機能亢進症-

甲状腺機能亢進症は、甲状腺ホルモンの分泌量が過剰になる病気です。甲状腺ホルモンの分泌量が過剰になると、代謝が亢進し、体重減少、動悸、不眠症などの症状が現れます。

甲状腺機能亢進症の原因は、バセドウ病、亜急性甲状腺炎、甲状腺中毒症、甲状腺腫瘍などです。

甲状腺機能亢進症の治療は、抗甲状腺薬の投与、放射線治療、甲状腺摘出術などです。抗甲状腺薬の投与によって、甲状腺ホルモンの分泌量を抑制し、症状を改善します。放射線治療や甲状腺摘出術によって、甲状腺を破壊または切除し、甲状腺ホルモンの分泌量を低下させます。

看護師が知っておきたい甲状腺ホルモンのケア

看護師が知っておきたい甲状腺ホルモンのケア

看護師が知っておきたい甲状腺ホルモンのケア

甲状腺ホルモンは、甲状腺から分泌されるホルモンで、全身の代謝を促進する働きがあります。甲状腺ホルモンの分泌量が多すぎると、代謝が亢進し、体重減少、動悸、不眠などの症状が現れます。逆に、分泌量が少なすぎると、代謝が低下し、体重増加、倦怠感、うつなどの症状が現れます。

看護師は、甲状腺ホルモンの分泌量を調整する薬剤を投与する際、患者さんの状態を注意深く観察することが大切です。甲状腺ホルモンの分泌量が多すぎると、不整脈や心不全などの重篤な合併症を引き起こす可能性があります。逆に、分泌量が少なすぎると、うつ病や認知症などの精神症状が現れることがあります。

また、看護師は、甲状腺ホルモンの分泌量を調整する薬剤を投与する際、患者さんの食事内容に注意することが大切です。ヨウ素は甲状腺ホルモンの合成に必要な栄養素ですが、過剰摂取すると甲状腺機能に障害をきたすことがあります。そのため、看護師は、患者さんにヨウ素を多く含む食品(海藻類、魚介類など)の摂取を制限するよう指導する必要があります。

甲状腺ホルモンのケアは、患者さんの健康を維持するために重要なことです。看護師は、甲状腺ホルモンの分泌量を調整する薬剤の投与や、食事指導を行う際、患者さんの状態を注意深く観察することが大切です。