検査・診断

看護師が知っておくべきRB遺伝子

網膜芽細胞腫とは、小児に多く発症する目の悪性腫瘍です。この疾患は、網膜の細胞が制御不能に分裂し、腫瘍を形成することによって引き起こされます。RB遺伝子とは、網膜芽細胞腫の原因遺伝子として発見された遺伝子です。RB遺伝子は、細胞の増殖を制御する働きを持っています。RB遺伝子が変異すると、細胞の増殖が制御不能となり、腫瘍が形成される可能性が高まります。RB遺伝子は、細胞周期の調節に関与するタンパク質であるRbタンパク質をコードしています。Rbタンパク質は、細胞の増殖を抑制する働きを持っています。RB遺伝子に変異が生じると、Rbタンパク質の機能が失われ、細胞の増殖が抑制されなくなります。その結果、腫瘍が形成される可能性が高まります。RB遺伝子は、網膜芽細胞腫以外にも、肺がん、乳がん、卵巣がんなどの様々な癌の発症に関与していることがわかっています。RB遺伝子に変異が生じることで、癌の発生リスクが高まると考えられています。
整形外科

看護師必携の用語『手根管症候群』

手根管症候群とは、正中神経が手根管と呼ばれる手首のトンネル部で圧迫されることで起こる疾患です。正中神経は、手首と手のひらを通って親指、人差し指、中指、薬指を支配しています。手根管症候群になると、これらの指にしびれや痛み、感覚の低下が起こります。また、親指の付け根の筋肉が弱くなり、ものを握ったりひねったりすることが難しくなることもあります。 手根管症候群は、手首を繰り返し曲げたり伸ばしたりするような動作を長時間続けることによって起こることが多いです。例えば、パソコンのキーボードを打つ、楽器を演奏する、掃除機をかける、などの動作が挙げられます。また、妊娠、肥満、糖尿病、関節リウマチなどの病気を持っている人も手根管症候群を発症するリスクが高くなります。 手根管症候群の症状が軽い場合は、手首を安静にしたり、冷やしたり、湿布を貼ったりすることで改善することがあります。しかし、症状が重い場合は、手根管を切開して圧迫を解除する手術が必要になることもあります。
内分泌・代謝・栄養

看護師に必須!腎機能不全の基礎知識

腎機能不全は、腎臓の働きが悪く、不十分な状態のことをいいます。急性腎不全と慢性腎不全の2種類があり、急性腎不全は短期間で進行し、慢性腎不全は長期間にわたって進行します。腎機能不全の原因は様々ですが、主なものは糖尿病、高血圧、慢性腎炎、自己免疫疾患などです。腎機能不全が進行すると、血液中の老廃物が体内に蓄積して、さまざまな症状を引き起こします。代表的な症状としては、むくみ、倦怠感、食欲不振、吐き気、かゆみ、息切れ、血圧上昇などがあります。腎機能不全の治療法は、原因となる疾患の治療と、腎機能を低下させないための食事療法や薬物療法が中心となります。腎機能不全が進行すると、人工透析や腎移植が必要になることもあります。
整形外科

看護師が知っておくべきコルセットの基礎知識

コルセットとは、胸椎から骨盤にかけての体幹部を保持する治療用装具です。骨折や手術の後、腰痛などに対して使用されます。コルセットには、硬性コルセット、半硬性コルセット、軟性コルセット(ダーメンコルセット)の3種類があります。 硬性コルセットは、腰椎の骨折や手術の後など、胸腰椎の動きを強く制限しなければならない場合に使用されます。半硬性コルセットは、退院後の生活で、腰椎の動きを制限する必要がある場合などで使用します。軟性コルセット(ダーメンコルセット)は、腰痛などに対して使用されます。 コルセットを選択する際には、患者の症状に合わせて選ぶことが重要です。整形外科の医師と相談しながら装着することが望ましいです。また、コルセットを着用している場合でも、背筋や腹筋、大腰筋などは衰えないようにトレーニングをする必要があります。リハビリテーションとしてコルセットを着用している場合の運動の指導も行われます。
検査・診断

看護師に必須の用語『内視鏡検査』とは

内視鏡検査とは、直接目で見ることができない人体内部を観察することを目的とした医療機器である内視鏡を用いた検査のことです。内視鏡には、消化管内を観察する胃カメラや大腸カメラ、気管支内を観察する気管支鏡、尿路内を観察する膀胱鏡、関節内を観察する関節鏡など、さまざまな種類があります。内視鏡検査は、主に消化器系の疾患や呼吸器系の疾患、泌尿器系の疾患、関節の疾患などを診断するために使用されます。 内視鏡検査は、一般的に以下の手順で行われます。 1. 検査前日の夜から絶食を行います。 2. 検査当日は、朝食を食べずに来院します。 3. 口腔内を洗浄し、鎮静剤を投与します。 4. 内視鏡を挿入します。 5. 内視鏡を操作して、観察したい部位を撮影します。 6. 検査終了後、内視鏡を挿入します。 内視鏡検査は、体に負担をかけることなく、人体内部を詳細に観察することができる検査です。そのため、疾患の早期発見や治療に役立てることができます。
その他

看護師に欠かせないコミュニケーション術『アサーティブ』

アサーティブとは、自分の要求や意見を、相手の権利を侵害することなく、誠実に、率直に、対等に表現することである。自分の権利を主張するのと同時に、相手の権利も尊重するコミュニケーションスタイルである。アサーティブネス(assertiveness)や、アサーション(assertion)と呼ばれることもある。派生語としては、アサーティブ・コミュニケーションや、アサーティブ・トレーニングなどが挙げられる。 アサーティブな人は、自分の感情や考えを率直に表現することができ、他人の意見にも耳を傾けることができる。また、自分の行動に責任を持ち、他人の行動をコントロールしようとはしない。アサーティブなコミュニケーションは、人間関係を築く上で非常に重要であり、ストレスや不安を軽減するのにも役立つ。
整形外科

看護師が知っておくべき『腹臥位』とは?

腹臥位は、基底面が広いため、緊張感が少なく、貯留している分泌物の排出を促し、舌根沈下による気道閉塞を防ぐことができます。そのため、背部の手術や処置に用いられる体位です。また、上肢を圧迫するとしびれをきたすため、肘関節を顔の横で軽く屈折させたり、体幹にあわせて伸展したりする必要があります。 腹臥位の目的は、患者さんの呼吸を改善し、背部の圧迫を軽減し、分泌物の排出を促すことです。腹臥位にすることで、肺がより大きく膨らみ、酸素をより多く取り入れることができます。また、背部の圧迫が軽減されることで、褥瘡の予防や痛みを軽減する効果があります。さらに、腹臥位にすることで、分泌物が排出されやすくなり、誤嚥性肺炎の予防にもつながります。
その他

看護師必須用語『ペグ』とは?

ペグとは、経皮内視鏡下胃ろう造設術のことである。PEG(Percutaneous Endoscopic Gastrostomy)とは、手術法の1つで、開腹することなく内視鏡を使って胃ろうを作成することである。胃ろう自体を指すこともある。 ペグは、経口摂取が困難な患者に栄養を投与するための方法として行われる。胃ろうは、腹部に小さな穴を開け、そこから胃にチューブを挿入することで作成される。チューブは、栄養剤や水分を直接胃に送り込むことができる。 ペグは、経口摂取が困難な患者に栄養を投与するための安全で効果的な方法である。ペグは、患者の栄養状態を改善し、生活の質を向上させることができる。
検査・診断

看護師に知っておきたい『アインラーフ』

アインラーフ(注腸造影検査)とは、造影剤を使ってX線透視下で行われる検査のことです。内視鏡検査と比較すると、内視鏡では盲点となる腸の走行による屈曲の内側や、がんの粘膜下組織への浸潤による腸管壁の変形・狭窄の程度や長さなどを検索することができます。 アインラーフの適応症としては、下部消化管出血の出血部位の検索、下部消化管の腫瘤性疾患の診断、下部消化管の機能性疾患の診断などがあります。 アインラーフの検査は、まず下部消化管を洗浄するために下剤を服用します。その後、造影剤を肛門から注入し、X線透視下で造影剤の動きを観察します。造影剤は、腸管の粘膜に付着して、腸管の走行や形態を鮮明に映し出します。 アインラーフは、基本的に安全な検査ですが、まれに造影剤によるアレルギー反応や腸穿孔などの合併症が起こる場合があります。また、アインラーフはX線を使用するため、被ばくのリスクがあります。しかし、被ばく線量は低く、健康被害が懸念されるほどではありません。
循環器

12誘導心電図におけるaVFとは?

-aVFとは?- aVFとは、12誘導心電図において四肢誘導から得られる波形の1つである。四肢誘導とは、4つの電極を四肢に装着して測定する心電図である。aVFは、右腕と左足の電極の電位差を測定した波形である。aVF波形は、正常な心拍では、P波、QRS波、T波の3つの波からなる。P波は、心房の収縮を表す波形である。QRS波は、心室の収縮を表す波形である。T波は、心室の拡張を表す波形である。aVF波形は、心疾患の診断に有用な情報を与える。例えば、心筋梗塞になると、aVF波形に異常が現れる。aVF波形は、心臓の電気的活動を調べるために使用される検査である。aVF波形を測定するために、4つの電極を四肢に装着する。電極は、粘着テープで固定される。電極から得られた電気信号は、心電計によって増幅され、記録される。aVF波形は、心疾患の診断に有用な情報を与える。
小児科

看護師のための子ども用自動車座席の重要性

子ども用自動車座席とは、乗用車に備え付けられたシートベルトを安全に使用できない乳幼児を安全に自動車に乗せるための装備である。チャイルドシートとも呼ばれる。子ども用自動車座席には、乳児用と幼児用の2種類がある。乳児用は、生後9ヶ月までの子どもを対象としたもので、横向きに取り付けるタイプが一般的である。幼児用は、生後9ヶ月から4歳までの子どもを対象としたもので、前向きに取り付けるタイプが一般的である。 子ども用自動車座席は、万が一の事故の際に、子どもの身体を保護する役割を果たす。特に、乳幼児は首や頭が未発達のため、事故の際に大きな衝撃を受けやすく、重篤なケガをする可能性が高い。チャイルドシートを使用することで、乳幼児のケガのリスクを大幅に軽減することができる。 また、子ども用自動車座席は、子どもが車内で安全かつ快適に過ごすためのアイテムでもある。チャイルドシートには、子どもの身体を固定するハーネスや、頭や首を保護するためのヘッドサポートなどが備わっており、子どもが快適に過ごすことができるよう設計されている。
アレルギー・膠原病

看護師が知っておくべき用語『CD22』

細胞表面分子であるCD22は、成熟B細胞の表面に特異的に発現する分子です。抗体を産生する成熟B細胞がさらに分化した形質細胞には発現しません。CD22は、細胞内シグナル伝達を抑制する方へ機能します。ヒト化抗CD22モノクローナル抗体(Epratuzumab)は、リンパ腫(DLBCL)やSLEの治療に用いられています。 CD22の概要 CD22は、B細胞の表面に発現する糖タンパク質です。B細胞は、免疫応答を担う白血球の一種です。CD22は、B細胞が抗原を認識して活性化されるのを抑制する働きをしています。CD22の欠損は、B細胞の過剰活性化や自己免疫疾患の発症につながることが知られています。 CD22は、1980年代に最初に発見されました。当初は、B細胞の表面に発現する抗原として認識されていました。しかし、その後の研究で、CD22は抗原ではなく、B細胞の活性化を抑制する分子であることが明らかになりました。 CD22は、B細胞の表面に発現する他の分子と相互作用して、B細胞の活性化を抑制しています。例えば、CD22は、B細胞の表面に発現する抗原受容体と相互作用して、B細胞の活性化を抑制することが知られています。また、CD22は、B細胞の表面に発現する他の分子と相互作用して、B細胞の増殖や分化を抑制することも知られています。 CD22は、B細胞の活性化を抑制する重要な分子です。CD22の欠損は、B細胞の過剰活性化や自己免疫疾患の発症につながることが知られています。CD22の働きを阻害することで、B細胞の活性化を抑制し、自己免疫疾患の治療に役立てることが期待されています。
アレルギー・膠原病

看護師必須用語:アレルギー性鼻炎

アレルギー性鼻炎とは、鼻の粘膜がアレルギーの原因となる物質(アレルゲン)に反応して炎症を起こす病気です。花粉、ダニ、ハウスダストなどがアレルゲンとして知られています。 アレルギー性鼻炎の症状は、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目の痒み、涙目、頭痛などです。これらの症状は、アレルゲンにさらされるとすぐに現れることもありますし、数時間後に現れることもあります。 アレルギー性鼻炎は、季節性アレルギー性鼻炎と通年性アレルギー性鼻炎の2つに分類されます。季節性アレルギー性鼻炎は、花粉が飛散する時期に症状が現れるタイプのアレルギー性鼻炎です。通年性アレルギー性鼻炎は、一年中症状が現れるタイプのアレルギー性鼻炎です。 アレルギー性鼻炎の治療には、抗ヒスタミン薬、ロイコトリエン阻害薬、点鼻ステロイド薬などが用いられます。アレルゲンを避けることも、アレルギー性鼻炎の症状を軽減するのに役立ちます。
医療機器・設備・器具

聴診器とは?看護師に必須の診察用具を徹底解説

聴診器は、患者の皮膚に当てて体内の音を聴き取るために使用される医療器具です。聴診器の基本的な構造は、胸部当て、チューブ、耳当ての3つの部分から構成されています。胸部当ては、患者の皮膚に当てて音を拾う部分で、通常は金属製またはプラスチック製です。チューブは、胸部当てと耳当てをつなぐ部分で、ゴム製またはプラスチック製です。耳当ては、医師または看護師が耳に当てて音を聞く部分で、通常は金属製またはプラスチック製です。 聴診器の仕組みは、胸部当てが患者の皮膚に当てられたときに、患者の体内の音が振動として伝わり、チューブを伝わって耳当てに到達します。耳当てで振動は音に変換され、医師または看護師が聴くことができます。聴診器は、呼吸音、心音、腸蠕動音、血管雑音を聴くために使用されます。
腎・泌尿器

看護師の基礎知識!膀胱炎のこと知っていますか?

膀胱炎とは、尿を貯める臓器である膀胱の感染症です。膀胱は下部尿路に位置し、膀胱炎単独で発症する場合と、より上部の尿路感染を合併する場合があります。上部尿路感染としては、腎盂腎炎が臨床でよく出会う疾患です。 膀胱炎は、細菌が尿道から膀胱に侵入して起こります。細菌は、性行為、不衛生なトイレの使用、尿道カテーテルの使用などによって、尿道に侵入することがあります。また、膀胱炎は、前立腺肥大症や尿路結石などによって尿の流れが悪くなった場合にも起こりやすくなります。 膀胱炎の症状は、排尿時の痛みや熱感、頻尿、残尿感などです。また、尿が濁ったり、血尿が出たりすることもあります。膀胱炎が重症化すると、腎盂腎炎や敗血症を引き起こすこともあります。 膀胱炎の治療は、抗菌薬を服用して行います。抗菌薬は、細菌を殺菌したり、その増殖を抑えたりする働きがあります。膀胱炎の症状が改善するまで、抗菌薬を飲み続ける必要があります。 膀胱炎を予防するためには、性行為の後には必ず排尿するようにしましょう。また、トイレを使用した後は手をよく洗い、尿道カテーテルを使用している人は、定期的にカテーテルを交換するようにしましょう。また、膀胱炎になりやすい人は、水分を十分に摂取するようにしましょう。
その他

看護師必須用語『ジェネラリスト』

看護職におけるジェネラリストとは、特定の専門分野や看護分野を問わず、どのような対象者に対しても経験と教育研鑽を基盤に、その場に応じた知識・技術・能力を発揮できる者を言います。対象者の包括的かつ継続的な看護ケアを提供することが求められます。ジェネラリストとしての看護師は、幅広い疾患や状態を扱うことができ、一次から三次までのあらゆる医療機関で活躍することができます。また、地域の保健医療サービスや公共衛生の分野でも重要な役割を果たしています。 看護師になるためには、看護師国家試験に合格することが必要です。看護師国家試験は、看護師として必要な知識や技能を問う試験で、毎年2回実施されています。看護師国家試験に合格すると、看護師として働くことができます。ジェネラリストとして看護師として働くためには、幅広い知識と技能を身につける必要があります。そのためには、看護学校や大学で看護学を学ぶことが大切です。看護学を学ぶことで、看護師としての基礎知識や技能を身につけることができます。また、臨床実習を通して、実際に患者さんに接する機会を得ることができます。 ジェネラリストとして看護師として働くためには、経験を積むことも大切です。経験を積むことで、幅広い疾患や状態を扱うことができるようになります。また、患者さんとのコミュニケーション能力やチームワークを身につけることができます。ジェネラリストとして看護師として働くためには、常に新しい知識や技術を学ぶことも大切です。そのためには、学会や研修会に参加したり、看護雑誌を読んだりすることが大切です。
消化器

看護師知っておきたいアウエルバッハ神経叢

アウエルバッハ神経叢とは、消化管にある平滑筋の運動調節に関与している神経組織です。交感神経線維と副交感神経線維の両方を持っており、消化管の動きを制御しています。アウエルバッハ神経叢は、消化管の壁の間に位置しており、いくつかの層に分かれています。最も外側の層は縦走層と呼ばれ、消化管の長さ方向に伸びています。最も内側の層は環状層と呼ばれ、消化管の周囲を囲んでいます。縦走層と環状層の間には、介在層と呼ばれる層があり、神経細胞と神経線維が含まれています。アウエルバッハ神経叢は、消化管の運動を制御する重要な役割を果たしています。蠕動運動と呼ばれる波状の収縮を発生させることで、食物を消化管に沿って押し進めています。また、消化液の分泌も制御しており、食物を分解するのに役立っています。アウエルバッハ神経叢は、消化管の健康に欠かせない神経組織です。アウエルバッハ神経叢が損傷すると、消化管の運動や分泌が障害され、消化器系の問題を引き起こす可能性があります。
略語

PICUとは?種類や役割、看護師に必要なスキルを解説

PICU(ぴーあいしーゆー)とは、精神病集中治療室(Psychiatry Intensive Care Unit)と小児集中治療室(Pediatric Intensive Care Unit)の略語である。重症心疾患や脳疾患、敗血症、多発外傷などの重篤な疾患を患う小児や、精神疾患で入院治療が必要となった患者を対象に、高度な医療を提供する施設である。 PICUは、集中治療室(ICU)の一種であり、重篤な疾患や外傷を負った患者に対して、集中治療を行う病棟である。PICUは、通常の病棟よりも高度な医療機器や設備が整っており、専門的な知識と技術を持つ医療スタッフが配置されている。 PICUは、患者の状態を24時間体制で監視し、必要な医療処置を行う。また、患者の家族に対して、病状の説明や治療方針の説明を行う役割も果たしている。
内分泌・代謝・栄養

看護師必見!LDLコレステロールとは?

LDLコレステロールが高いと、動脈硬化が促進されてしまいます。動脈硬化とは、血管の内側に脂質やその他の物質が蓄積して硬くなってしまう病気です。この状態が続くと、血管が狭くなって血流が悪くなり、心疾患や脳卒中などの重大な疾患を引き起こすリスクが高まります。 LDLコレステロールが高い人は、動脈硬化を防ぐために、食事や運動などの生活習慣を改善することが大切です。食事では、LDLコレステロールを多く含む動物性脂肪や加工食品を控え、HDLコレステロールを多く含む魚や野菜を積極的に食べるようにしましょう。また、適度な運動を心がけることで、LDLコレステロールを下げることができます。 LDLコレステロールが高い人は、定期的に健康診断を受けて、動脈硬化の進行状況をチェックすることが大切です。動脈硬化が進行している場合は、医師と相談して、薬物療法などの治療を受ける必要があります。
整形外科

先天性股関節脱臼とは?原因や症状、治療法を解説

先天性股関節脱臼とは、新生児期の股関節脱臼を指します。発育性股関節形成不全(deveiopmental dyspissia of the hip;DDH)とも呼ばれることがあります。股関節は、大腿骨の先端にある球状の骨頭と骨盤のくぼみにある臼蓋で構成されています。先天性股関節脱臼は、股関節の骨頭が臼蓋からずれてしまう状態です。 先天性股関節脱臼は、女児に多くみられ、男児の7~8倍の頻度で発症します。また、左側に多くみられます。先天性股関節脱臼の原因は、明らかになっていませんが、おむつなどによる不良肢位が原因となることもあります。 先天性股関節脱臼の症状としては、大腿皮溝の非対称や股関節の開排制限などがみられます。大腿皮溝の非対称とは、片方の股関節の皮溝がもう一方の股関節の皮溝よりも深く、幅が広い状態です。股関節の開排制限とは、股関節を完全に開くことができない状態です。 先天性股関節脱臼の診断は、臨床症状とX線検査、超音波検査によって行われます。X線検査では、股関節の骨頭の位置を確認することができます。超音波検査では、股関節の軟部組織の状態を確認することができます。 先天性股関節脱臼の治療は、生後3ヶ月以内であれば、一般的に積極的な治療介入は行わず、生活指導で様子をみることが多いです。それ以降に診断された場合には、整復治療が必要になります。整復治療には、リーメンビューゲルの装具が最も普及しています。リーメンビューゲルの装具は、股関節を正しい位置に固定する装具です。装具で整復できない場合は、牽引や手術によって整復します。
産婦人科

看護師が知っておくべき子宮内膜症の知識

子宮内膜症とは、子宮腔内面以外の場所で子宮内膜様組織が発生し、疼痛や不妊等の症状を引き起こす疾患である。子宮内膜症は、子宮筋層、卵巣、卵管、腹膜など、子宮以外の様々な場所に発生し、痛みや不妊だけでなく、月経異常や排便痛、性交痛などの症状を引き起こすこともある。子宮内膜症は、月経血が逆行して子宮以外の場所に流れ着き、そこで子宮内膜組織が発生することによって起こると考えられている。子宮内膜症は、子宮腺筋症や子宮外妊娠と混同されることがあるが、いずれも異なる疾患である。子宮腺筋症は、子宮筋層内に子宮内膜様組織が発生する疾患であり、子宮外妊娠は、受精卵が子宮腔内ではなく、子宮以外の場所に発生する疾患である。
循環器

動脈血とは?酸素を多く含む鮮紅色の血液

動脈血の酸素含量は、呼吸器と循環器の健康を評価する重要な指標です。動脈血の酸素含量が高いことは、肺と心臓が十分に機能しており、全身に酸素を送り届けていることを示しています。逆に、動脈血の酸素含量が低いことは、肺や心臓に何らかの問題があり、酸素を全身に十分に送り届けることができていないことを示しています。 動脈血の酸素含量を測定するには、動脈血ガス分析を行います。動脈血ガス分析は、動脈から採取した血液を分析して、酸素分圧(PaO2)、二酸化炭素分圧(PaCO2)、pH値などを測定する検査です。動脈血ガス分析は、呼吸器疾患や循環器疾患の診断や治療経過の観察などに用いられます。 動脈血の酸素含量は、年齢や性別によって異なります。一般的に、成人男性の動脈血の酸素含量は95~100%、成人女性の動脈血の酸素含量は92~97%です。動脈血の酸素含量は、運動やストレスによっても変化します。運動中は、筋肉への酸素供給量が増加するため、動脈血の酸素含量が低下します。ストレスを感じているときも、動脈血の酸素含量が低下することがあります。 動脈血の酸素含量が低下すると、全身の組織や臓器に酸素が行き届かなくなり、さまざまな症状が出現します。動脈血の酸素含量が低下したときにみられる症状としては、息切れ、動悸、頻脈、チアノーゼ、意識障害などがあります。動脈血の酸素含量が低下した場合は、すぐに医療機関を受診することが大切です。
腎・泌尿器

看護師必携の用語『腎血流量』

腎血流量とは、腎臓を流れる血液量を指します。安静時に腎臓に流れ込む血液量は、1分あたり約1Lです。腎血流量は、腎臓の機能に不可欠です。腎臓は、血液中の老廃物をろ過して尿を作る働きをしていますが、腎血流量が低下すると、ろ過される血液の量も減り、老廃物の排出が滞ってしまいます。また、腎血流量が低下すると、腎臓への酸素や栄養素の供給も低下し、腎臓の機能が低下する可能性があります。通常、睡眠中は腎血流量が低下しますが、腎機能が低下している人は寝ている間も腎血流量が低下している可能性があります。
精神科

看護師が知っておきたい『防衛機制』について

防衛機制とは、危険や困難や受け入れがたい苦痛・状況にさらされた場合に、それによる不安や体験を減弱させるために無意識に作用する心理的なメカニズムのことである。防衛機制は、人間の精神が過剰なストレスや苦痛から身を守るために、無意識のうちに働く心理的な仕組みのことである。 防衛機制は、その人の性格や過去の経験、現在の状況などによって、その働き方は異なる。防衛機制には、抑圧、逃避、否認、投影、合理化、昇華など、さまざまな種類がある。