その他

看護師に必須の用語『カンファレンス』

カンファレンスとは、仕事や処置に関する情報を共有し、意思決定を行うために集まる会議のことです。医療業界では、カンファレンスは患者の状態や治療計画を話し合うために開催されます。カンファレンスには、医師、看護師、理学療法士、薬剤師など、患者のケアに関わるさまざまな職種の人が参加します。カンファレンスでは、患者の病歴、検査結果、治療経過などが共有され、今後の治療方針について話し合われます。カンファレンスは、患者の状態を総合的に把握し、最適な治療計画を立てるために重要な役割を果たしています。
血液・造血

同種骨髄移植とは?

同種骨髄移植とは、造血幹細胞移植の一種で、患者自身の造血幹細胞ではなく、健常なドナーから採取した造血幹細胞を移植する治療法です。通常、化学療法や放射線療法などの前処置を行い、患者の体内の癌細胞を減らしてから、ドナーから採取した造血幹細胞を輸血します。造血幹細胞は、骨髄や末梢血から採取することができます。採取した造血幹細胞は、輸血によって患者の体内に戻されます。造血幹細胞は、患者の体内で増殖して新しい血球を作り、血液の機能を回復させます。同種骨髄移植は、白血病、リンパ腫、多発性骨髄腫などの血液のがんや、骨髄異形成症候群などの骨髄の病気の治療に用いられます。
呼吸器

NPPVとは?使い方と禁忌を解説

NPPVの長所と短所 NPPVの長所は、挿管せずに気道に陽圧をかけ換気をさせることができることです。これにより会話なども可能であり、鎮静剤などによる鎮静をかける必要がなくなります。また、NPPVはマスクを装着するだけなので使用は簡便です。 一方、NPPVの短所は、マスクの圧迫や押される空気による不快感などがあります。また、マスク装着の圧迫により顔面に皮膚潰瘍などを生じることもあるため、注意が必要です。
脳・神経

レビー小体型認知症とは?症状や特徴を解説

レビー小体型認知症(DLB)とは、パーキンソン症状や幻視を呈する進行性の認知症である。アルツハイマー(Alzheimer)型認知症や脳血管障害性認知症とともに三大認知症の一つである。DLBの発症年齢は65歳以上が多く、男女比はほぼ同数である。 DLBの症状は様々であるが、主な症状としては、認知機能の低下、パーキンソン症状、幻視、睡眠障害、自律神経障害などがある。認知機能の低下は、記憶障害、注意障害、実行機能障害などが現れる。パーキンソン症状は、振戦、固縮、動作緩慢、姿勢反射障害などが現れる。幻視は、動物や人物、風景などが見えたり、幻聴や幻臭などが起こったりする。睡眠障害は、入眠障害、中途覚醒、レム睡眠行動障害などが現れる。自律神経障害は、血圧変動、頻脈、排尿障害、便秘などが現れる。 DLBの診断は、症状の経過、神経学的所見、脳画像検査、髄液検査などをもとに行う。DLBの治療法は確立されておらず、対症療法が行われる。認知機能の低下に対しては、コリンエステラーゼ阻害薬やNMDA受容体拮抗薬などが使用される。パーキンソン症状に対しては、L-ドーパやドパミンアゴニストなどが使用される。幻視に対しては、抗精神病薬などが使用される。睡眠障害に対しては、睡眠薬などが使用される。自律神経障害に対しては、血圧調整薬や排尿障害治療薬などが使用される。
薬

看護師に必須の用語『クエン酸』について

クエン酸とは、柑橘類に多く含まれる有機化合物である。無色透明の結晶で、水に溶けやすく、酸味がある。化学式はC6H8O7であり、分子量は192.12である。クエン酸は、果物の酸味や酸っぱさの元となる物質である。クエン酸は、柑橘類に多く含まれる有機化合物です。レモン、グレープフルーツ、オレンジなどの果物に多く含まれています。また、パイナップルやイチゴなどの果物にも含まれています。クエン酸は、無色透明の結晶で、水に溶けやすく、酸味があります。クエン酸は、果物の酸味や酸っぱさの元となる物質です。また、クエン酸は、体内のエネルギー代謝に重要な役割を果たしています。クエン酸は、クエン酸回路(TCA回路)と呼ばれるエネルギー代謝のサイクルにおいて、重要な役割を果たしています。クエン酸回路は、細胞の中で、糖質や脂質、アミノ酸などの栄養素を分解して、エネルギーを産生するサイクルです。クエン酸は、クエン酸回路の最終生成物であるオキサロ酢酸の前駆体であり、クエン酸回路において重要な役割を果たしています。
脳・神経

看護師必見!反射の意味と重要性

反射とは、刺激に対して起きる不随意の筋収縮である。反射は、脊髄や脳幹などの神経系の中枢部で起こり、末梢神経を通じて筋肉に伝わって起こる。反射は、身体を保護したり、姿勢を維持したり、運動を円滑に行ったりするのに役立っている。反射は、客観性があるため、反射所見を正確に取ることは、神経疾患の局在診断につながる。 反射には、いくつかの種類がある。最も基本的な反射は、腱反射である。腱反射は、腱をハンマーなどで叩くと、筋肉が収縮して反射が起こる。腱反射は、脊髄の特定の神経節で起こる。反射には、他にも、皮膚反射、粘膜反射、深部反射などがある。 反射は、神経疾患の診断に役立つ。反射が亢進している場合は、その神経節に障害がある可能性がある。反射が低下している場合は、その神経節や末梢神経に障害がある可能性がある。反射が消失している場合は、その神経節や末梢神経に完全な障害がある可能性がある。反射所見は、神経疾患の局在診断を行う上で重要な情報となる。
腎・泌尿器

看護師に必須の用語『出血性膀胱炎』とは

出血性膀胱炎は、出血を伴って発症する膀胱の炎症です。出血(血尿)を伴って発症する膀胱の炎症である。症状としては血尿、頻尿、排尿時痛である。膀胱炎の原因は、細菌感染症、ウイルス感染症、外傷、薬剤、腫瘍など様々である。出血性膀胱炎を発症した場合、早期に治療することが重要である。治療は原因に応じて行われるが、通常は抗菌薬や抗ウイルス薬などが用いられる。出血性膀胱炎は、適切な治療を受ければ、多くの場合治癒する。
脳・神経

看護師に必須!『球麻痺』を理解しよう

球麻痺とは、脳幹の下部にある延髄と呼ばれる部分に位置する脳神経核が障害される病気です。この障害により、口、舌、喉の運動が困難になり、構音障害(呂律が回らない)や嚥下障害(食べ物を飲み込むのが困難になる)などの症状が現れます。また、呼吸や循環が困難になることもあります。球麻痺は、脳卒中、外傷、腫瘍、感染症などが原因で起こることがあります。球麻痺の症状は、その原因や重症度によってさまざまです。構音障害や嚥下障害は、比較的軽度の症状ですが、呼吸や循環の障害は、生命を脅かす可能性があります。球麻痺の治療法は、その原因によって異なります。脳卒中が原因の場合、血栓を溶解する薬剤や血圧を下げる薬剤などが用いられます。外傷が原因の場合、外科手術が必要になることがあります。腫瘍が原因の場合、放射線療法や抗がん剤治療が行われます。感染症が原因の場合、抗菌薬や抗ウイルス薬などが用いられます。球麻痺は、早期に発見され適切な治療を受ければ、症状が改善したり、進行を遅らせることができる病気です。
アレルギー・膠原病

肥満細胞(マスト細胞)の役割と機能

肥満細胞とは、骨髄系細胞由来の免疫細胞の一種です。末梢血の顆粒球の一種である好塩基球に類似した性質を持ちます。肥満細胞の顆粒内には、ヒスタミン、ロイコトリエン、血症板活性化因子、セロトニン、ヘパリンなどのケミカルメディエーターと呼ばれる物質が含まれています。これらのケミカルメディエーターは、アレルギーや炎症反応などに関与しています。 肥満細胞は、体内のさまざまな組織に分布しています。特に、皮膚、気道、消化管、子宮などの粘膜組織に多く分布しています。これらの組織は、外界からの異物の侵入を受けやすく、アレルギーや炎症反応を起こしやすい場所です。そのため、肥満細胞はこれらの組織に多く分布していると考えられています。
産婦人科

看護師に必須の用語『乳房』

乳房は、哺乳類のメスが持つ授乳器官であり、乳腺組織、脂肪、およびそれらを支える支持組織からなる。乳房は、母乳を生産し、乳児を養う役割を果たす。乳房は、胸部の前面に位置し、左右対称に存在する。乳房の大きさは、個人差があり、年齢や体重、妊娠・出産の有無などによって変化する。乳房は、乳頭と乳輪で構成されており、乳頭は乳房の中央に位置し、乳輪は乳頭の周囲を取り囲む円形の領域である。乳頭と乳輪には、汗腺や皮脂腺が集まっており、母乳の分泌を助けたり、乳房を保護する役割を果たしている。
脳・神経

知って得する!看護師に必須の用語『前頭葉(ぜんとうよう)』とは

前頭葉とは、脳の前部にある重要な器官です。前頭葉は、運動、言語、感情をつかさどっています。前頭葉は、司る領域によってさらに「前頭連合野」「ブローカ野」「運動前野」「補足運動野」「前頭眼野」「一次運動野」に分けられます。各領域は担っている機能が異なるため、障害によって引き起こされる症状も異なります。例えば、「前頭連合野」は、複雑な思考や判断をつかさどっています。「ブローカ野」は、言語の理解や発話を司っています。「運動前野」は、随意運動を計画して実行する役割を果たしています。また、「補足運動野」は、運動の協調やバランスを保つ働きをしています。「前頭眼野」は、眼球の動きをコントロールしています。「一次運動野」は、筋肉の動きを直接制御しています。前頭葉は、脳の他の領域と密接に関連しており、脳全体の働きを調節する重要な役割を果たしています。
呼吸器

看護師さん必見!エアリークについて徹底解説

エアリークとは、胸腔ドレナージ下で気胸などにより肺の開いた穴から出て胸腔内に溜まった空気がドレナージチューブから漏れている状態を指す。エアリークの有無は、肺に開いた穴の状態を推測する上で重要な情報である。エアリークがあるということは、肺に開いた穴が塞がっていない(気胸が改善していない)ことを示している。逆に、エアリークがないということは、肺に開いた穴が閉じ(気胸が改善している)可能性を示している。これが胸腔ドレーンを抜く指標の一つとなる。なお、ドレーンチューブが閉塞している場合にもエアリークはみられなくなるので注意する。
その他

クリニカルってどういう意味?看護師の皆さんは要チェック!

-クリニカルとは?- クリニカルとは、ギリシャ語の「クリニコス」に由来し、「ベッドサイドの」または「臨床の」を意味します。医療の分野では、クリニカルは「患者ケアに直接関係する」という意味で使用されます。クリニカルケア、クリニカルパス、クリニカルラダーなどの言葉で使われます。 クリニカルケアとは、患者さんに提供される医療サービスのことです。クリニカルパスとは、患者さんの状態に合わせて最適な医療サービスを提供するための計画のことです。クリニカルラダーとは、看護師のキャリアパスを明確にした制度のことです。 クリニカルの用語は、医療従事者にとっては必須の知識です。クリニカルの用語を理解することで、患者さんに適切な医療サービスを提供することができます。
整形外科

看護師が知っておきたい腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニアとは、脊椎の椎骨と椎骨の間にある椎間板が、本来の位置から飛び出して神経を圧迫する状態です。腰痛の原因として最も多くみられ、男性に多く発症します。椎間板は、椎骨と椎骨の間のクッションのような役割を果たしており、椎骨の動きをスムーズにする働きをしています。しかし、加齢や外傷などによって椎間板が弱くなると、椎間板の中にある髄核という柔らかい部分が飛び出して、神経を圧迫するようになります。これが腰椎椎間板ヘルニアです。 腰椎椎間板ヘルニアは、主に30~50代の男性に多く発症し、職業的に重い荷物を運んだり、長時間座り続けるような仕事をしている人に多くみられます。また、肥満や喫煙、遺伝的な要因も発症のリスクを高めるといわれています。 腰椎椎間板ヘルニアの症状は、腰痛や下肢の痛み、しびれ、筋力低下などです。腰痛は、椎間板が神経を圧迫することによって起こるもので、下肢の痛みやしびれは、神経が圧迫される部位によって症状が異なります。また、筋力低下は、神経が圧迫されることで筋肉がうまく働かなくなるために起こります。 腰椎椎間板ヘルニアの治療は、保存療法と手術療法の2種類があります。保存療法は、薬物やリハビリテーション、コルセット療法などで症状を緩和する治療法です。手術療法は、飛び出した椎間板を取り除く手術で、症状が強い場合や保存療法で改善しない場合に行われます。
感染

看護師が知っておきたいPCR検査の基本知識

PCR検査とは、対象となるウイルスや細菌の遺伝子が含まれているかを調べる検査です。正式名称は「ポリメラーゼ連鎖反応」といい、1985年にキャリー・マリス博士によって発明されました。PCR検査は、対象となるウイルスや細菌の遺伝子を数百万倍に増幅させ、その存在を検出する検査方法です。PCR検査は、感染症の診断、遺伝子検査、法医学など、幅広い分野で使用されています。 PCR検査は、まず対象となるウイルスや細菌の遺伝子情報を抽出します。その後、遺伝子情報を増幅させるために、プライマーと呼ばれる試薬とポリメラーゼと呼ばれる酵素を加えます。プライマーは、遺伝子情報の前後に結合し、ポリメラーゼはプライマーを起点として遺伝子情報を複製します。これを繰り返すことで、遺伝子情報を数百万倍に増幅させます。増幅された遺伝子情報は、電気泳動法や蛍光法などの方法で検出されます。 PCR検査は、感染症の診断に広く使用されています。PCR検査は、ウイルスや細菌の感染の有無を迅速かつ正確に診断することができます。PCR検査は、遺伝子検査にも使用されています。PCR検査は、遺伝子異常の有無を診断したり、親子の関係を鑑定したりすることができます。PCR検査は、法医学にも使用されています。PCR検査は、犯罪現場に残された微量なDNAを検出したり、身元不明の遺体を特定したりすることができます。
循環器

aVR(えーぶいあーる)とは?

aVR(えーぶいあーる)とは、12誘導心電図において四肢誘導から得られる波形の1つである。四肢誘導とは、右腕、左腕、左足の3つの手足の電極から得られる波形のことをいう。このうち、aVRは右腕と左足の間の電位差を測定した波形である。 aVRは、右心室の活動を示す波形である。右心室は、肺から心臓に戻ってきた血液を肺動脈に送り出す役割を担っている。aVR波形は、右心室の収縮と拡張に一致して変化する。aVR波形は、右心室の肥大や虚血などの疾患を診断するために使用される。
産婦人科

看護師に必須の用語『乳腺』の意味と病気

乳腺とは、乳房の中で乳汁を産生する組織のことです。乳腺は、乳頭から広がる乳管と、乳管の末端にある乳腺小葉から構成されています。乳腺小葉は、乳汁を産生する細胞である乳腺上皮細胞と、乳汁を乳頭まで運ぶ乳汁排出管から構成されています。乳腺は、女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンによって調節されており、月経周期に応じて変化します。排卵期には、エストロゲンの影響で乳腺が成長し、乳管が拡張します。黄体期には、プロゲステロンの影響で乳腺がさらに成長し、乳汁を産生する準備を整えます。妊娠中は、プロラクチンの影響で乳腺がさらに成長し、乳汁を産生します。出産後は、プロラクチンの分泌が減少し、乳腺が萎縮します。
呼吸器

看護師に必須!『ラッセル音』とは?

ラッセル音とは、肺の聴診で聞かれる異常呼吸音のことです。ラ音とも呼ばれ、ラッセル・ウィリアムスというイギリスの医師が初めて報告したことに由来しています。ラッセル音は、肺胞内の痰が気道に詰まることで発生すると考えられています。痰が詰まると、気道が狭くなり、空気の流れが阻害されます。その結果、呼吸音が大きくなり、異常な音が聞こえるようになります。ラッセル音は、肺炎、気管支炎、喘息、肺気腫などの肺疾患でよく聞かれます。また、肺癌や肺結核でもラッセル音が聞こえることがあります。ラッセル音は、肺疾患の診断や経過観察に役立つ重要な聴診所見です。
略語

看護師に必須の用語『ALS』について

ALSとは、筋萎縮性側索硬化症(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう、amyotrophic lateral sclerosis)の略語で、神経細胞(上位および下位の運動ニューロン)が障害されて、四肢脱力のほかに呼吸筋を含めた全身の筋肉の萎縮・脱力をきたす疾患群の総称である。 運動ニューロンは、大脳皮質から末梢の筋肉まで走行する神経細胞であり、運動神経や感覚神経とは異なる。ALSでは、この運動ニューロンが障害され、筋肉にうまく指令が伝わらなくなるため、筋肉が萎縮して脱力してしまう。 ALSは、原因不明の難病であり、治療法も確立していない。しかし、進行を遅らせたり、症状を緩和したりする薬物療法やリハビリテーション、介護などによって、患者のQOL(生活の質)を向上させることは可能である。
検査・診断

看護師に必須の用語『血糖値』

血糖値とは、血液中のブドウ糖の量のことです。ブドウ糖は、炭水化物を分解することによって得られ、体内の細胞にエネルギーを供給する燃料として利用されます。血糖値は、食事や運動、ストレスなどの要因によって変動します。通常、空腹時の血糖値は70~109mg/dL、食後1~2時間後の血糖値は140mg/dL以下に保たれています。血糖値が高い状態が続くと、血管や神経が傷つき、糖尿病などの合併症を引き起こす可能性があります。そのため、血糖値をコントロールすることは、糖尿病の予防と治療に欠かせません。
脳・神経

看護師に必須の用語『血液脳脊髄液関門』とは

血液脳脊髄液関門の構造 血液脳脊髄液関門は、脈絡叢上皮細胞によって構成される。脈絡叢とは、脳室内の壁にある毛細血管ネットワークであり、脳脊髄液を産生する。脈絡叢上皮細胞は、脳脊髄液と血液の間にタイトジャンクションと呼ばれる密接な結合を形成しており、この結合が物質の通過を制限している。また、脈絡叢上皮細胞は、物質を能動輸送するポンプタンパク質を多く含んでおり、これらのタンパク質が血液から脳脊髄液への物質の移行を制御している。 血液脳脊髄液関門は、脳を有害な物質から守る重要な役割を果たしている。血液中に存在する細菌やウイルス、毒素などは、血液脳脊髄液関門によって脳脊髄液に侵入することを防がれている。また、血液脳脊髄液関門は、脳に必要な栄養素や酸素を脳脊髄液に供給する役割も果たしている。 血液脳脊髄液関門は、まだ解明されていない部分も多く、現在も研究が進められている。血液脳脊髄液関門の研究は、脳の病気を治療するための新しい薬剤の開発や、脳の機能をより深く理解することにつながると期待されている。
循環器

看護師に必須の用語『フロセミド』について

フロセミドは、強力な利尿薬の一種であり、ループ利尿薬に分類されるお薬です。ループ利尿薬とは、腎臓のヘンレループという部分で尿の再吸収を阻害することで、尿量を増加させるものです。フロセミドは、心不全や高血圧、その他腎不全や肝不全に伴う浮腫の治療によく用いられます。浮腫とは、体内に余分な水分が貯留した状態のことです。フロセミドは、余分な水分を尿として排出することで、浮腫を改善します。フロセミドは、経口薬として服用することが多いですが、注射剤もあります。経口薬は、通常1日1回、朝に服用します。注射剤は、通常1日1回、静脈注射または筋肉注射で投与します。フロセミドの用量は、患者さんの状態や症状に応じて医師が決めます。フロセミドは、一般的に安全な薬ですが、いくつかの副作用を引き起こすことがあります。最も一般的な副作用は、脱水、低カリウム血症、低血圧です。その他の副作用には、めまい、頭痛、吐き気、下痢、腹痛などがあります。フロセミドは、他の薬と相互作用を起こすことがあります。そのため、フロセミドを服用している場合は、医師に他の薬を服用していることを伝えてください。
皮膚科

看護師に必須の用語『寒冷蕁麻疹』

寒冷蕁麻疹とは、寒冷にさらされると皮膚に膨疹ができる物理性蕁麻疹の一種です。膨疹は、通常、発疹が現れてから数分以内に現れ、数時間続きます。かゆみ、赤み、腫れを伴うこともあります。寒冷蕁麻疹は、冷たい水や空気、冷たい物体の接触など、さまざまな刺激によって引き起こされる可能性があります。また、寒冷蕁麻疹は、ある種の薬や食品によっても引き起こされることがあります。寒冷蕁麻疹は、通常、慢性的な疾患ですが、まれに急性の場合もあります。寒冷蕁麻疹の治療法はありませんが、症状を軽減するための治療法はあります。
皮膚科

看護師に必須!疥癬とは

疥癬とは、ヒゼンダニというダニが皮膚に寄生して起こる皮膚疾患です。疥癬には通常疥癬と角化型疥癬の2種類があり、角化型疥癬は高齢者施設や病院・療養施設でたびたび流行します。 通常疥癬は、ダニが皮膚に寄生してトンネルを掘り、その中に卵を産みつけます。卵は孵化して幼虫となり、やがて成虫になります。成虫は皮膚の表面に出てきて、新しいトンネルを掘って卵を産みつけます。このサイクルが繰り返され、皮膚に疥癬の症状が現れます。 角化型疥癬は、通常疥癬を長期間放置した場合や、免疫力が低下している場合に起こります。角化型疥癬では、皮膚が厚くなり、硬くなり、黒ずみます。また、激しいかゆみと痛みを伴うことがあります。 疥癬は、疥癬に感染した人と接触することで感染します。疥癬に感染すると、1~3週間後に症状が現れます。症状には、かゆみ、発疹、水ぶくれ、かさぶたなどがあります。疥癬は、治療しないと数か月から数年間にわたって続くことがあります。