呼吸器

看護師必携!高炭酸ガス血症について

高炭酸ガス血症とは、体の組織でできた二酸化炭素を十分に体外に放出できない状態のことである。二酸化炭素は、呼吸によって体外に排出されるが、呼吸器の機能が低下したり、呼吸数が減少したりすると、二酸化炭素が体内に蓄積され、高炭酸ガス血症になる。高炭酸ガス血症は、意識障害や呼吸困難、心不全などの症状を引き起こす。 高炭酸ガス血症の原因は、呼吸器の機能が低下したり、呼吸数が減少したりすることである。呼吸器の機能が低下する原因としては、肺気腫や慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの肺の病気、気道の狭窄、胸膜炎などがある。呼吸数が減少する原因としては、脳卒中や脊髄損傷などの神経系の病気、薬物の影響、睡眠時無呼吸症候群などがある。 高炭酸ガス血症の症状は、意識障害、呼吸困難、心不全などである。意識障害は、二酸化炭素が脳に作用して起こる。呼吸困難は、二酸化炭素が呼吸中枢を刺激して起こる。心不全は、二酸化炭素が心臓の機能を低下させて起こる。 高炭酸ガス血症の治療は、原因に応じて行う。呼吸器の機能が低下している場合は、酸素吸入や気管支拡張剤などの薬物治療を行う。呼吸数が減少している場合は、人工呼吸器を使用する。
その他

看護師に知っておきたいアウトブレイクとは?

アウトブレイクとは、ある限定された領域(国、村、病院内など)の中で、一定期間に予想以上の頻度で疾病が発生することである。一般的に感染症に対して用いる。集団発生やエピデミック(epidemic)と呼ばれることもある。 アウトブレイクは、通常、細菌、ウイルス、寄生虫などの感染性微生物によって引き起こされる。まれに、化学物質や放射線などの非感染性物質によっても引き起こされることがある。 アウトブレイクは、小規模なものから大規模なものまで、さまざまな規模で発生する。小規模なアウトブレイクは、家庭や学校、職場などで発生することが多い。大規模なアウトブレイクは、都市や国、地域全体に広がることもある。 アウトブレイクは、公衆衛生上の重要な問題である。アウトブレイクが発生すると、多くの場合、疾病の迅速な拡大と死亡者の増加につながる。そのため、アウトブレイクを早期に検出し、迅速に収束させることが重要である。 アウトブレイクを早期に検出するためには、医療従事者や公衆衛生当局が、異常な疾病の増加に注意を払うことが重要である。また、アウトブレイクを迅速に収束させるためには、感染経路を特定し、感染拡大を防ぐための対策を講じることが重要である。
感染

看護師必携用語解説:水痘編

水痘の原因は、水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)による初感染です。VZVは、ヘルペスウイルス科の水痘帯状疱疹ウイルス属に属するウイルスです。水痘は、空気感染、飛沫感染、接触感染によって広がります。空気感染は、感染者が咳やくしゃみをすると、ウイルスを含んだ飛沫が空気中に放出され、それを吸い込むことで感染します。飛沫感染は、感染者が咳やくしゃみをすると、ウイルスを含んだ飛沫が周囲に飛び散り、それを吸い込むことで感染します。接触感染は、感染者の皮膚の水疱や膿疱に直接触れることで感染します。水痘は、発疹出現の1~2日前から出現後4~5日、もしくは痂疲化するまでは伝染力があります。 水痘の症状は、発熱、頭痛、筋肉痛、倦怠感、食欲不振などです。発疹は、顔、体幹、四肢にできることが多く、最初は小さな赤い斑点ですが、次第に水疱になり、膿疱になっていきます。水疱は、かゆみを伴うことが多く、掻き壊すと跡が残ることがあります。水痘は、通常、7~10日間で治りますが、重症化すると肺炎、脳炎、肝炎などの合併症を起こすことがあります。
精神科

看護師必須用語『学習(learning)』の意味と役割

学習とは、経験を通じて動物の行動が半永久的に変容することである。言い換えれば、勉強や経験の結果、その前後でその人の行動が変化しない場合には学習とは言えない。また、変化してもそれが半永久的に続かないと学習とは言えない。 学習は、生物の進化にとって不可欠なプロセスである。学習によって、生物は環境の変化に適応し、生き延びることができる。また、学習によって、生物は新しい技能や知識を身につけることができ、より良い生活を送ることができる。 学習は、様々な方法で行うことができる。最も基本的な学習方法は、経験による学習である。経験による学習とは、実際に何かをやってみて、その結果から学ぶことである。例えば、子供が初めて自転車に乗ることを学ぶとき、最初は転んだり、バランスを崩したりすることが多い。しかし、何度も練習を重ねるうちに、子供は自転車の乗り方を習得する。 経験による学習に加えて、観察による学習や、言語による学習など、様々な学習方法がある。観察による学習とは、他の人が何かをしているのを見て、その方法を学ぶことである。例えば、子供が親が料理をしているのを見て、料理の方法を学ぶことがある。言語による学習とは、本を読んだり、話を聞いたりして、新しい知識を身につけることである。 学習は、生涯を通じて行うことができる。人は、生まれた時から死ぬまで、常に新しいことを学び続けている。学習は、私たちの人生を豊かにし、より良い生活を送るために不可欠なプロセスである。
職種・資格

あん摩マッサージ指圧師とは?必要な資格と仕事内容を解説

あん摩マッサージ指圧師の受験資格として必要なものは、高校卒業以上の資格を有すること、あん摩マッサージ指圧師に必要な知識と技能を教える養成所または学校において3年以上かつ既定数の単位を取得することです。一般的にはあん摩マッサージ指圧師の国家資格受験コースがある専門学校で取得します。また、あん摩マッサージ指圧師とはり師、きゅう師の資格に必要な知識と技能を同時に学べる専門学校に通って受験資格を取得することもできます。受験資格取得後、あん摩マッサージ指圧師国家資格に合格することで資格を取得します。
職種・資格

診療情報管理士とは?その役割と資格

診療情報管理士とは、電子カルテを始めとする各種診療情報を管理する職種のことである。診療情報管理士の資格は民間資格であり、四病院団体協議会(日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会、日本精神科病院協会)および医療研修推進財団が共同で付与する認定資格である。診療情報管理士と1996年に名称変更される前の診療録管理士とで合わせて、33,306人が全国で認定を受けている(2017年5月現在)。 診療情報管理士の主な業務は、カルテや看護記録、検査伝票など診療に関わる記録を収集し、漏れや誤記がないかを確認した上で保存することである。また、上記の診療記録のデータベース化や、データベースを生かした「情報の有効活用」などを行う。特に近年、WHOが定めた国際的な疾病分類基準(ICD)を用いた疾病データ管理が普及していることから、これに沿った疾病の分類作業(コーディング)は診療情報管理士の重要な業務の一つとなっている。
アレルギー・膠原病

看護師が知っておきたい『中枢性免疫寛容』とそのしくみ

中枢性免疫寛容とは、免疫系が自己抗原を異物として認識しないことを可能にする能力を獲得するメカニズムである。この仕組みは、自己組織と非自己組織を区別することで、免疫系が自己組織を攻撃しないようにする役割がある。 中枢性免疫寛容は、主に胸腺で行われる。胸腺は、胸部の中央部に位置するリンパ組織で、免疫細胞であるTリンパ球の分化と成熟の場となっている。胸腺では、Tリンパ球が自己抗原と接触し、自己抗原に対する反応性を獲得する。しかし、この反応性は、Tリンパ球が胸腺から放出される前に抑制される。これにより、Tリンパ球が自己抗原を異物として認識することがなくなり、自己免疫疾患の発生を防ぐことができる。
呼吸器

看護師が知っておくべきコンプライアンスとは

コンプライアンスとは、肺の膨らみやすさを表す指標です。肺コンプライアンスとも呼ばれます。人は横隔膜や肋間筋などを連動して動かすことで、胸腔内の圧力を上下させ、肺に空気を取り込んで膨らませたり、縮ませたりしています。1回の換気量を得るためにどれだけ圧力を変化させる必要があるか、これがコンプライアンスです。単位はmL/cmH2Oで、例えば「コンプライアンスが60mL/cmH2O」であれば「1cmH2Oの圧で肺が60mL膨らむことができる」と解釈することができます。
血液・造血

看護師必携『血液型』を徹底解説!

血液型とは、赤血球膜の表面に存在する抗原により分類される血液の型のことである。血液型は遺伝によって決定され、生後から死ぬまで変化することはない。血液型には、ABO式血液型とRh式血液型の2種類がある。ABO式血液型は、A型、B型、AB型、O型の4種類に分類される。A型はA抗原のみを、B型はB抗原のみを、AB型はA抗原とB抗原の両方を、O型はA抗原もB抗原も持たない。Rh式血液型は、Rh因子を持っているかどうかによってRh陽性とRh陰性に分類される。 Rh因子はA抗原やB抗原のように赤血球膜の表面に存在する抗原の一つである。血液型は、輸血の際に重要となる。輸血を行う際には、輸血する側の血液型と輸血を受ける側の血液型を一致させる必要がある。もし、血液型が一致していないと、輸血を受けた側の体内で輸血した血液を攻撃する抗体が産生され、輸血を受けた側の体に重大な合併症を引き起こすことがある。
小児科

看護師に必須の用語『プール熱』を解説

プール熱とは、咽頭結膜熱の俗称であり、アデノウイルス(3型、4型、7型など)による結膜炎のことです。プール熱は、春から夏にかけて流行し、特にプールや海水浴場などの水泳施設で感染することが多いことから、この名前がつきました。 プール熱の症状は、目のかゆみ、充血、涙目、のどの痛み、発熱などです。プール熱は、通常、数日から1週間ほどで自然に治癒しますが、まれに、角膜炎や心筋炎などの合併症を起こすこともあります。 プール熱を防ぐためには、水泳施設で泳ぐ際には、ゴーグルやコンタクトレンズを着用することが重要です。また、手洗いを励行し、タオルや石鹸などを共有しないようにすることが大切です。プール熱にかかってしまった場合は、安静にして、医師の指示に従って治療を受けましょう。
その他

看護師に必須の用語『カルチ』について

カルチという言葉は、カルシノーマの略語であり、上皮細胞由来の悪性腫瘍を指す医学用語です。上皮細胞とは、体の表面や内腔を覆う細胞であり、皮膚、粘膜、臓器の表面などに存在します。カルチは、上皮細胞ががん化し、増殖して腫瘍を形成した状態です。 カルチは、がんの中でも最も頻度の高いタイプであり、世界中で毎年数百万人が発症しています。カルチには、肺がん、大腸がん、乳がん、前立腺がん、胃がん、膵臓がん、肝臓がん、子宮がん、卵巣がん、腎臓がん、膀胱がん、メラノーマなど、さまざまな種類があります。 カルチの症状は、腫瘍の部位や大きさによって異なりますが、腫瘍が大きくなったり、転移したりすると、痛み、出血、体重減少、疲労感、食欲不振、悪心、嘔吐などの症状が現れることがあります。カルチの診断は、問診、身体検査、画像検査、組織検査などによって行われます。カルチの治療法は、腫瘍の部位、大きさ、転移の有無、患者の年齢や全身状態などによって異なりますが、手術、放射線療法、化学療法、分子標的薬、免疫療法などが行われます。
精神科

看護師が知っておきたいジアゼパムの効果と注意点

ジアゼパムは、不安、不眠、筋肉の緊張を軽減するために使用されるベンゾジアゼピン系の薬剤です。通常、短期間のみ使用されます。ジアゼパムは、てんかん、アルコール離脱症状、筋肉のけいれんの治療にも使用されます。 ジアゼパムは、錠剤、カプセル、注射薬、坐薬などのさまざまな形態で入手できます。通常、1日1回から4回服用します。ジアゼパムの用量は、年齢、体重、健康状態、服用する他の薬剤の種類など、さまざまな要因によって異なります。 ジアゼパムは、通常、短期間のみ使用されますが、長期的に使用されることもあります。ジアゼパムを長期的に使用すると、依存症や耐性が生じる可能性があります。ジアゼパムの依存症や耐性が生じた場合は、医師に相談してください。 ジアゼパムは、他の薬剤と相互作用する可能性があります。ジアゼパムを服用している場合は、医師に服用している他の薬剤について知らせてください。 ジアゼパムは、眠気、めまい、集中力の低下などの副作用を引き起こす可能性があります。ジアゼパムを服用している場合は、自動車の運転や機械の操作は避けてください。
検査・診断

看護師が知っておきたいHLAとは

HLAの役割 HLAは、体の細胞が自己と非自己を判別するために使用される重要な分子である。自己の細胞はHLA分子によって認識され、非自己の細胞はHLA分子によって認識されない。このシステムにより、体は自分の細胞を攻撃するのを防ぐことができる。 HLAは、臓器移植の成功に不可欠な役割を果たしている。臓器移植を行う際には、ドナーとレシピエントのHLA型が一致している必要がある。HLA型が一致していない場合、レシピエントの体は移植された臓器を異物として認識し、攻撃してしまう。 HLAは、感染症に対する免疫応答にも重要な役割を果たしている。HLA分子は、感染細胞の表面にある抗原を提示することで、T細胞とB細胞が感染細胞を認識できるようにする。T細胞とB細胞は、感染細胞を攻撃して排除することで、感染症から体を守る。 HLAは、自己免疫疾患の発症にも関与していると考えられている。自己免疫疾患は、体の免疫システムが自分の細胞を攻撃してしまう病気である。自己免疫疾患を発症する人のHLA型は、特定のHLA型に偏っていることが知られている。
呼吸器

看護師のための無気肺完全ガイド

無気肺とは、肺組織が虚脱し肺の中の空気が減少した状態のことです。アテレクとも呼ばれ、文字通り「肺の虚脱」を意味します。無気肺は、肺の気道が閉塞したり、肺組織が圧迫されたりすることが原因で起こります。 気道が閉塞する原因としては、粘液や異物による閉塞、腫瘍による閉塞、気管支炎や肺炎などの感染症による閉塞などがあります。肺組織が圧迫される原因としては、胸水や血胸、腫瘍、気胸などがあります。 無気肺は、肺活量の低下、呼吸困難、咳、胸痛などの症状を引き起こします。症状の程度は、無気肺の大きさや場所によって異なります。小さな無気肺は、症状が現れないこともあります。大きな無気肺は、呼吸困難や胸痛などの重篤な症状を引き起こすことがあります。 無気肺は、胸部レントゲン検査やCT検査で診断されます。治療法は、無気肺の原因によって異なります。気道閉塞が原因の場合は、気道を開通させるための処置が行われます。肺組織が圧迫されている場合は、圧迫を取り除くための処置が行われます。
感染

看護師必須!抗生物質について知ろう

抗生物質は、微生物(細菌、真菌、寄生虫など)によって産生される化学物質であり、他の微生物の増殖を阻害したり、死滅させたりする働きを有しています。抗生物質は、微生物の感染症を治療するために使用される薬剤として知られており、細菌による感染症の治療に広く使用されています。 抗生物質は、細菌の細胞壁の生成を阻害したり、細菌が分裂するのを防いだり、細菌のタンパク質の合成を阻害したりするなど、さまざまなメカニズムで細菌の増殖を阻害します。抗生物質は、細菌感染症の治療に非常に有効であり、多くの感染症の死亡率を大幅に低下させました。 しかし、抗生物質は、細菌に対してのみ有効であり、ウイルス感染症には効果がありません。また、抗生物質を誤用したり、長期間使用したりすると、細菌が抗生物質に対して耐性を獲得することがあります。抗生物質の耐性化は、抗生物質が効かなくなることを意味し、感染症の治療を困難にします。
内分泌・代謝・栄養

ビタミンDの基礎知識と看護師の役割

ビタミンDとは、カルシウムやリンを調整し、骨形成に関与するビタミンの一種です。ヒトにおいては、ビタミンD2(エルゴカルシフェロール)とビタミンD3(コレカルシフェロール)の両方の形態が存在します。ビタミンD2は植物由来で、ビタミンD3は動物由来です。ビタミンDは、カルシウムとリンの吸収を高めることで、骨の成長と維持に重要な役割を果たしています。また、免疫系を強化し、炎症を軽減する効果もあると考えられています。 ビタミンDは、主に日光を浴びることで合成されます。日光浴をすると、皮膚のコレステロールがビタミンD3に変換されます。ビタミンD3は、肝臓と腎臓で活性型ビタミンDに変換され、体内で利用されます。また、ビタミンDは、いくつかの食品にも含まれています。魚、卵、乳製品、強化食品などに多く含まれています。
精神科

看護師が知っておくべきエスとは

エスとは、人間の精神機能を説明する言葉の一つであり、本能的な欲求や生理的衝動のことを指す。イド(id)ともいう。エスは、フロイトの精神分析理論において、人間の心の最も深い部分とされる無意識の部分に存在する。エスは、生得的なものであり、人間の行動の原動力となる。エスの欲求は、快楽原則に従っていて、その欲求が満たされないと不快感が生じる。エスの欲求は、性欲や食欲、排泄欲など、人間の生存に必要な欲求である。エスは、現実原則に従わないため、その欲求をそのまま満たすことはできない。そのため、エスは、自我や超自我によって抑制される。エスは、人間の精神機能の中で最も基本的な部分であり、人間の行動の原動力となる。しかし、エスは、現実原則に従わないため、その欲求をそのまま満たすことはできない。そのため、エスは、自我や超自我によって抑制される。
眼科

看護師に必須!白内障とは何か?

白内障とは、水晶体の一部または全体がさまざまな原因で混濁する疾患です。水晶体は、瞳孔の後ろにある豆のような大きさの透明な組織で、光を網膜に焦点を当てて、物を見ることを可能にしています。白内障になると、水晶体が混濁して光が網膜に届きにくくなり、視力が低下します。 白内障は、主に加齢によって起こる病気ですが、生まれつき白内障がある場合(先天性白内障)や、外傷や病気によって白内障になる場合(後天性白内障)もあります。また、糖尿病やアトピー性皮膚炎などの全身疾患が原因で白内障になることもあります。 白内障の症状は、視力が低下する、ものが見える範囲が狭くなる、光がまぶしく感じる、ものが二重に見える、ものがかすんで見える、色あせて見えるなどの症状があります。白内障は、初期段階では自覚症状が少ないことが多く、進行するにつれて視力の低下などの症状が顕著になってきます。 白内障の治療法は、主に手術です。手術では、混濁した水晶体を取り除き、人工の水晶体を挿入します。白内障の手術は、日帰りで行うことが多く、手術後の回復も比較的早いです。白内障の手術は、視力を回復させる効果が高く、多くの患者さんが手術後に視力が向上しています。
呼吸器

看護師が知っておくべき『肺挫傷』とは?

肺挫傷とは、胸部打撲や強い圧迫などの外力が肺に作用して、肺の組織が損傷する状態をいいます。肺挫傷は、交通事故や転落事故、スポーツ中の事故などで起こることが多く、重症度によって軽症から重症までさまざまです。軽症の肺挫傷は、肺の一部分に小さな傷ができる程度ですが、重症の肺挫傷になると、肺が広く損傷したり、肺がつぶれてしまうこともあります。肺挫傷になると、咳やくしゃみなどの症状が出たり、呼吸困難や胸痛を伴うこともあります。また、肺挫傷が重症になると、肺に水がたまったり、肺が感染症を起こしたりすることもあります。肺挫傷の治療は、軽症の場合は安静と鎮痛剤の投与を行います。重症の場合は、人工呼吸器による呼吸管理や、肺にたまった水を抜く手術が必要になることもあります。
眼科

看護師に必須の用語『眼底検査』とは?

眼底検査とは、瞳孔を通して眼底(網膜および視神経乳頭)を観察・評価する検査のことです。主に血管、網膜の状態、視神経を観察します。眼底検査は、眼科で行う一般的な検査で、目の健康状態を調べるために使用されます。眼底検査では、医師は患者の瞳孔を広げる目薬を使用し、その後、眼底を検査するための特別な機器を使用します。眼底検査は、目の健康状態を調べるために使用されるだけでなく、糖尿病や高血圧などの全身疾患の徴候を調べるためにも使用されます。
検査・診断

看護師必須の医療器具『喉頭鏡』

喉頭鏡とは、喉頭を観察・展開するために使用される器具である。主として、気管挿管する際に使用する。喉頭鏡には、さまざまな種類があり、構造や操作、サイズがそれぞれ異なる。 一般的に、喉頭鏡は、金属製の管状の筒で、先端には光源が設置されている。また、喉頭鏡の側面には開口部があり、そこから医師は喉頭を観察することができる。喉頭鏡は、喉頭蓋を持ち上げ、声帯を露出させることで、気管挿管を容易にする。 喉頭鏡には、さまざまな種類がある。最も一般的なのは、マッキントッシュ喉頭鏡で、これは、湾曲した先端を持つ。他の種類としては、ミラー喉頭鏡、ブルンニング喉頭鏡、ウィルソン喉頭鏡などがある。これらの喉頭鏡は、それぞれに異なる特徴と用途を持っている。 喉頭鏡は、気管挿管を行う際に不可欠な器具である。喉頭鏡を使用することで、医師は喉頭を観察し、声帯を露出させることができるので、気管挿管を容易に行うことができる。
呼吸器

肺拡散能検査とは?

肺拡散能検査の目的は、肺のガス交換能を調べることです。肺のガス交換能とは、肺胞から血液中に酸素を取り込み、血液中から二酸化炭素を排出する能力のことです。肺拡散能検査は、間質性肺炎や肺気腫などの肺疾患を診断するために使用されます。 肺拡散能検査は、身体に害がない程度の一酸化炭素を吸い込み、10秒程度、呼吸を止めてから、吐き出すことで行われます。呼気を分析することにより、一酸化炭素がどのくらい吸収されたかを調べます。一酸化炭素が多く残っている場合は、肺拡散能が低下しており、間質性肺炎や肺気腫が疑われます。 肺拡散能検査は、肺疾患の診断に有用な検査ですが、放射線被ばくなどのリスクを伴うため、医師の指示のもとで慎重に行われる必要があります。
医療機器・設備・器具

小児集中治療室を知る

PICUとは、小児集中治療室の略で、重症の病気によって生命が危険な状態にある小児重症患者に対して集中治療を行う場です。英表記のPediatric Intensive Care Unitの頭文字をとり、PICUとも呼ばれます。小児専門病院や特定機能病院に設置されていますが、施設数は少なく、全国に約140施設しかありません。 PICUに入院する患児は、呼吸不全、心不全、敗血症、脳腫瘍、白血病など、生命に危険が及ぶ重篤な状態にあります。そのため、PICUには高度な医療機器が備えられ、専門的な知識と技術を持った医師や看護師が24時間体制で患児のケアにあたっています。 PICUでの治療は、患児の病態に応じて、人工呼吸器による呼吸管理、輸血、薬物投与、手術など、さまざまな方法で行われます。また、患児の家族へのサポートも行われます。 PICUでの治療により、多くの患児が救命され、社会復帰を果たしています。しかし、中には、後遺症が残ったり、亡くなってしまう患児もいます。そのため、PICUの医療スタッフは、患児とその家族に寄り添いながら、最善の治療を目指して日々努力しています。
循環器

12誘導心電図がわかる!看護師のための基礎知識

12誘導心電図とは、心臓の電気的活動を12個の異なる角度から記録する検査法です。これにより、心臓のさまざまな部位の動きを調べ、異常を検出することができます。12誘導心電図は、胸痛、息切れ、動悸などの症状がある場合や、心臓病のスクリーニング検査として行われます。 12誘導心電図は、12本の電極を体の特定の部位に取り付けて行われます。電極は、胸、腕、足に装着され、心臓の電気信号を記録します。記録された電気信号は、心電図と呼ばれるグラフに表示されます。心電図には、心臓の拍動のリズム、心拍数、心筋の肥大、虚血、心筋梗塞などの異常が反映されます。 12誘導心電図は、心臓の電気的活動を評価するのに有用な検査です。しかし、12誘導心電図だけで心臓病を診断することはできません。他の検査と組み合わせて、心臓病の診断に役立てられます。