消化器

看護師に必須!いきみとは?

-いきみの意味と種類- いきみとは、排便時や出産時などで力むことを意味します。いきみには、大きく分けて3種類あります。 -1. 正常ないきみ- 正常ないきみとは、肛門や膣の筋肉を強く収縮させることで、排便や分娩を促進させるいきみです。正常ないきみは、いきみすぎず、いきみなさすぎず、程よい強さで行うことが大切です。 -2. 過大ないきみ- 過大ないきみとは、正常ないきみよりも強く、長時間いきむことを意味します。過大ないきみは、肛門や膣の筋肉を傷つけてしまう可能性があるため注意が必要です。 -3. 偽いきみ- 偽いきみとは、排便や分娩の際に、肛門や膣を閉じたり、力んだりするだけで、実際にはいきんでいないことを意味します。偽いきみは、いきみに伴う痛みや不快感を感じやすいため注意が必要です。 いきみは、排便や分娩の際に重要な役割を果たしますが、いきみすぎや偽いきみは、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。いきみを行う際には、正常ないきみを心がけ、過大ないきみや偽いきみを避けることが大切です。
その他

看護師に必須!3-3-9度方式とは?

3-3-9度方式とは、日本の意識障害の評価方法である。ジャパンコーマスケール(JCS〈Japan Coma Scale〉)ともいう。この方式は、1974年に日本の脳外科医である杉田玄白によって開発され、1983年に日本脳神経外科学会によって承認された。 3-3-9度方式は、意識レベルを3つの項目によって評価する。最初の項目は、目の開き方である。目は、自発的に開いているか、刺激に対して開いているか、刺激に対して開かないかのいずれかである。2番目の項目は、言語反応である。言語は、正常、混乱、不適切、音のみ、無反応のいずれかである。3番目の項目は、運動反応である。運動は、自発的な運動、刺激に対する運動、刺激に対する運動なしのいずれかである。 3-3-9度方式は、意識障害の重症度を評価するのに役立つ。意識障害の重症度が高いほど、3-3-9度方式による評価スコアが低くなる。3-3-9度方式は、脳卒中、頭部外傷、薬物中毒などのさまざまな疾患で意識障害を評価するために使用される。
耳鼻咽喉科

看護師必知!オマリズマブのすべて

オマリズマブは、重症アトピー型(アレルギー型)喘息の治療と特発性の慢性蕁麻疹の治療に用いられる注射薬です。分子標的治療薬の一つです。オマリズマブは、ヒト化抗IgEモノクローナル抗体であり、体内のIgE抗体を阻害することで、アレルギー症状を軽減します。 オマリズマブは、IgE抗体に結合することで、IgE抗体が肥満細胞や好塩基球の表面にあるFcεRI受容体に結合するのを阻害します。これにより、肥満細胞や好塩基球が活性化されて、ヒスタミンやロイコトリエンなどのアレルギー反応を引き起こす物質が放出されるのを抑えます。 オマリズマブは、重症アトピー型喘息の治療に用いられます。重症アトピー型喘息は、気管支が炎症を起こして狭くなり、呼吸困難や喘鳴などの症状が現れる病気です。オマリズマブは、気管支の炎症を抑え、喘息の発作を予防します。 オマリズマブは、特発性の慢性蕁麻疹の治療にも用いられます。特発性の慢性蕁麻疹は、原因不明の慢性的な蕁麻疹です。オマリズマブは、蕁麻疹の原因となっているIgE抗体を阻害することで、蕁麻疹の症状を軽減します。 オマリズマブは、注射薬であり、通常は2週間に1回、皮下注射されます。オマリズマブの投与量は、患者の体重や症状の程度によって異なります。オマリズマブは、一般的に安全な薬剤とされていますが、注射部位の痛みや発赤などの副作用が現れることがあります。
腎・泌尿器

看護師の知識『尿路管理』

尿路管理とは、排尿障害などを有する患者に対して適切な排尿法を確立することである。目的としては、まず上部尿路障害および腎機能障害、尿路感染症の予防が挙げられる。また、尿失禁をコントロールすることによる患者本人や介護者のQOL改善や、患者が社会生活へ適応するための支援なども尿路管理の目的の一つである。 尿路管理は、患者の状態に合わせてさまざまな方法で行われる。排尿障害が軽度の場合には、排尿を促す薬を投与したり、膀胱に尿を貯めるための訓練を行ったりする。排尿障害が重度の場合には、尿道カテーテルを挿入したり、膀胱瘻を造設したりする必要がある。 尿路管理を行う際には、患者のプライバシーに配慮することが重要である。また、尿路感染症の予防のため、清潔に保つことも大切である。
産婦人科

看護師が知っておきたい『梅毒検査法:STS』

STS(えすてぃーえす、Serologic Test for Syphilis)とは、梅毒検査法の一つで、カルジオピリン、レシチンなどのリン脂質を抗原とする脂質抗原を用いて感染の有無を診断する方法である。脂質抗原法ともいう。 STSは、梅毒感染による抗体の有無を調べる検査である。梅毒は、梅毒トレポネーマという細菌によって引き起こされる性感染症である。梅毒は、初期の段階では、痛みを伴わない潰瘍として現れる。その後、皮膚の発疹、リンパ節の腫れ、発熱、疲労などの症状が現れる。梅毒が進行すると、心血管系、神経系、眼などに障害が出ることもある。 STSは、梅毒の初期段階でも感染を検出することができる。そのため、梅毒の早期診断と治療に役立つ検査である。STSは、血液検査で行う。血液中に梅毒抗体が含まれている場合、STSの結果は陽性となる。STSの結果が陽性の場合、梅毒の治療を行う必要がある。
脳・神経

看護師に必須の用語『ケルニッヒ徴候』

ケルニッヒ徴候とは、髄膜刺激症状のひとつであり、髄膜炎や脳膜炎などの中枢神経系の炎症によって起こります。髄膜は脳と脊髄を覆っている膜であり、炎症が起こると刺激を受けて痛みや硬直が生じます。ケルニッヒ徴候は、髄膜炎や脳膜炎などの病気を診断するための重要な徴候のひとつであり、医師によって検査されます。 ケルニッヒ徴候は、患者を仰向けの姿勢にして、片方の足を引き上げ、反対側の膝を曲げます。このとき、痛みや抵抗感があれば、ケルニッヒ徴候が陽性となります。ケルニッヒ徴候は、髄膜炎や脳膜炎などの病気の重症度を判断するためにも使用されます。
循環器

ぶいいちとは?看護師必須の用語『V1』について

V1とは、12誘導心電図において赤の電極を使い、第4肋間胸骨右縁から心臓の電気活動を捉える、胸部誘導の1つである。V1は、看護師にとって心電図検査を行う際に重要な用語である。心電図検査は、心臓の電気信号を記録し、心臓の異常を診断するために使用される検査である。V1は、心臓の右心室の電気活動を捉えるため、心室性不整脈や心筋梗塞などの心臓の異常を診断する際に重要である。また、V1は、心臓の肥大や心臓弁膜症などの心臓の構造異常を診断する際にも重要である。
腎・泌尿器

看護師必見!膀胱タンポナーデとは?

膀胱タンポナーデとは、下部尿路が凝血塊によって閉塞し、膀胱が尿と凝血塊により極度に緊満した状態のことです。この状態は、通常、前立腺手術や膀胱鏡検査などの外科的処置後に発生します。膀胱タンポナーデは、患者に激痛を引き起こし、緊急な対応が必要となります。 膀胱タンポナーデの症状としては、排尿困難、排尿痛、血尿などがあります。また、患者は下腹部痛や背部痛を訴えることもあります。膀胱タンポナーデが疑われる場合は、緊急で医師の診察を受ける必要があります。 膀胱タンポナーデの治療は、通常、膀胱カテーテルを挿入して尿を排出させることで行われます。場合によっては、外科的手術が必要になることもあります。膀胱タンポナーデは、早期に治療を受ければ、ほとんどの場合、予後は良好です。
その他

看護師必見!待機的手術を徹底解説

-待機的手術のメリット・デメリット- 待機的手術には、緊急手術に比べて多くのメリットがあります。まず、患者への十分な説明と同意を得ることができるため、患者の不安を軽減することができます。また、手術前の全身状態の精査や管理を行うことができるため、合併症のリスクを軽減することができます。さらに、医療者による術前計画や処置を行うことができるため、手術の成功率を高めることができます。 一方、待機的手術には、緊急手術に比べてデメリットもあります。まず、手術までの待ち時間が長くなるため、患者の負担が大きくなります。また、手術までの間に患者の状態が悪化する可能性があるため、手術が延期または中止になることがあります。さらに、待機的手術は緊急手術よりも費用がかかることが多いです。 待機的手術を受けるかどうかは、患者と医師が相談して決める必要があります。メリットとデメリットをよく比較検討し、最善の選択をすることが大切です。
呼吸器

NPPVとは?使い方と禁忌を解説

NPPVの長所と短所 NPPVの長所は、挿管せずに気道に陽圧をかけ換気をさせることができることです。これにより会話なども可能であり、鎮静剤などによる鎮静をかける必要がなくなります。また、NPPVはマスクを装着するだけなので使用は簡便です。 一方、NPPVの短所は、マスクの圧迫や押される空気による不快感などがあります。また、マスク装着の圧迫により顔面に皮膚潰瘍などを生じることもあるため、注意が必要です。
呼吸器

看護師が知っておくべき気管支喘息の基本知識

気管支喘息とは、慢性気道炎症の状態となっており、発作性呼吸困難、喘鳴を来す疾患です。気管支喘息には、アトピー型と非アトピー型に分けられます。 アトピー型気管支喘息は、アトピー素因を有する者に多くみられます。アトピー素因とは、アレルギーを起こしやすい体質のことです。アトピー型気管支喘息は、ダニや花粉、ハウスダストなどのアレルゲンが気道に侵入することで発作を起こします。 非アトピー型気管支喘息は、アトピー素因を有さない者にみられます。非アトピー型気管支喘息は、風邪やインフルエンザなどの感染症、運動、寒さ、ストレスなどの刺激が気道に侵入することで発作を起こします。 気管支喘息の発作症状は、呼吸困難、喘鳴、せきなどです。呼吸困難は、息苦しさや息切れとして感じられます。喘鳴は、ゼーゼー、ヒューヒューという音として聞こえます。せきは、痰を伴うことが多いです。 気管支喘息の発作は、数分間から数時間続きます。重症の発作では、命に関わることもあります。気管支喘息の発作が起きたら、すぐに医療機関を受診することが大切です。 気管支喘息の治療は、発作を予防するための長期管理と、発作を抑えるための短期管理の2つに分かれます。長期管理には、気管支拡張薬やステロイド薬などの薬物療法が行われます。短期管理には、気管支拡張薬などの薬物療法や酸素吸入などが行われます。
血液・造血

看護師が知っておくべき移植片対宿主病の基礎知識

移植片対宿主病(GVHD)とは、造血幹細胞移植後の合併症の一つで、ドナー由来の免疫担当細胞が患者の組織を攻撃することで起こる免疫反応です。GVHDは、急性GVHDと慢性GVHDの2つに分類されます。急性GVHDは、移植後100日以内に発症し、皮膚、消化管、肝臓、肺などの臓器を攻撃します。慢性GVHDは、移植後100日以降に発症し、皮膚、粘膜、関節、肺、肝臓などの臓器を攻撃します。 GVHDの症状は、攻撃される臓器によって異なります。急性GVHDの症状には、皮膚の発疹、下痢、吐き気、嘔吐、黄疸、呼吸困難などがあります。慢性GVHDの症状には、皮膚の硬化、口腔粘膜のびらん、関節の痛み、肺の線維化、肝硬変などがあります。 GVHDの治療法は、GVHDの重症度や攻撃される臓器によって異なります。急性GVHDの治療には、ステロイド薬、免疫抑制剤、抗体療法などが用いられます。慢性GVHDの治療には、ステロイド薬、免疫抑制剤、抗体療法、光線療法などが用いられます。 GVHDは、造血幹細胞移植後の合併症の一つであり、重症化すると死に至ることもあります。GVHDの早期発見と適切な治療が重要です。
組織・制度

看護師に必須の用語『地域包括ケアシステム』

地域包括ケアシステムとは、住まい、医療、介護、予防、生活支援が一体となって提供されるシステムのことです。団塊の世代が75歳以上となる2025年に向けて、厚生労働省が概念をまとめ、導入を進めています。 地域包括ケアシステムの背景には、日本の少子高齢化が急速に進展しているということがあります。増え続ける高齢者を支えるには、従来のように病院が介護機能を担うことは不可能です。そこで政府は、「施設から在宅へ」という大きな流れを作り、在宅で療養が継続できるような環境が整うよう計画しています。 在宅療養を進めるにあたっては、地域全体で在宅患者のサポート体制を構築する必要があります。地域包括ケアシステムが目指すのは、患者が自宅をベースに必要なサポートを受けつつ、介護が必要になってもすぐに施設に入居することなく、可能な限り住み慣れた自宅で自立した生活を送れるようにすることです。
呼吸器

看護師に必須の用語『禁煙(きんえん)』について

禁煙とは、喫煙者が喫煙習慣をやめることです。禁煙は、健康上の利点が多くあります。例えば、禁煙すると、肺がん、心臓病、脳卒中のリスクが低下します。また、歯周病や糖尿病のリスクも低下します。さらに、禁煙すると、美容にも良い影響があります。肌がきれいになり、髪がつややかになります。禁煙は、健康と美容に良い影響を与えるため、喫煙者は禁煙することを検討すべきです。 禁煙は、簡単ではありません。しかし、禁煙を成功させるための方法はたくさんあります。例えば、禁煙外来に通院したり、禁煙セラピーを受けたりすることが有効です。また、禁煙を成功させるためには、家族や友人のサポートが大切です。家族や友人に禁煙することを宣言し、禁煙を応援してもらいましょう。禁煙は、簡単ではありませんが、健康と美容に良い影響を与えるため、喫煙者は禁煙することを検討すべきです。
略語

看護師が知っておきたい「Dx」の意味とは?

Dx(でぃーえっくす)とは、診断を意味する医療業界の略語である。診療録・薬歴・看護記録などを記す際に使用される。英語のDiagnosisに由来する。Dxのなかでも、臨床診断(clinical diagnosis)は「Clinical Dx」、最終診断(final diagnosis)は「Final Dx」などと記す。つまり、患者の状態や病気を診断する際の用語である。ただし、デキスター(簡易血糖測定器またはそれによって測定された血糖値)のことを意味して「Dx」と書くこともあるため注意が必要である。また、カルテ等に使われる同様の略語には他に、Fx(骨折)、Rx(Rp.、処方)、R/O、n/pなどがある。
循環器

クロピドグレルについて知っておきたいポイント

クロピドグレルは、プラークと呼ばれる血小板の塊が血管を塞いでしまうのを防ぐ薬です。心臓発作や脳卒中の発生率を低減するために使用されます。 クロピドグレルは、持続性血小板阻害剤またはP2Y12阻害剤として知られるタイプの薬です。血小板が凝固するのを防ぐことで作用します。クロピドグレルは、アスピリンと一緒に服用されることがよくあります。アスピリンは、血小板が凝固するのを防ぐ別の種類の薬です。クロピドグレルとアスピリンを一緒に服用することで、心臓発作や脳卒中のリスクをさらに低減することができます。 クロピドグレルは、通常、1日1回、食事に関係なく服用されます。この薬を服用している間は、多量のアルコールを摂取しないようにする必要があります。クロピドグレルは、出血のリスクを高める可能性があります。 クロピドグレルには、出血、あざ、鼻血、おなら、下痢などの副作用があります。これらの副作用は通常は軽度であり、数週間以内に消失します。ただし、重度の出血を経験した場合は、直ちに医師に相談する必要があります。 クロピドグレルは、一般に安全で効果的な薬ですが、一部の人には向いていない場合があります。クロピドグレルを服用する前に、医師に他の服用している薬、持っている病状、アレルギーについて知らせてください。
呼吸器

看護師が知っておくべき「新生児呼吸窮迫症候群」

新生児呼吸窮迫症候群は、肺サーファクタントの不足によって引き起こされる呼吸窮迫症候群です。肺サーファクタントは、肺胞壁の内側を覆う物資であり、肺が呼吸の際に膨らんだり収縮したりするのを助けています。肺サーファクタントが不足すると、肺胞が十分に膨らまなくなり、呼吸が困難になります。 新生児呼吸窮迫症候群の原因として最も多いのは、早産です。早産児は、肺が十分に発達していないため、肺サーファクタントの産生量が少ない傾向にあります。また、常位胎盤早期剥離や前置胎盤出血などの周生期仮死、陣痛が始まる前に行われた帝王切開、多胎妊娠、母体糖尿病、男児であることなども、新生児呼吸窮迫症候群の発症危険因子となります。
耳鼻咽喉科

看護師に必須!味覚ってなに?

-味覚とは?- 味覚とは、舌に多く存在する味蕾にある味覚細胞に刺激が加わることで、神経を介して脳に情報が伝わり味を感じる感覚のことである。味覚には、甘味、酸味、塩味、苦味、うま味の5種類があり、それぞれ異なる味覚物質によって感知される。甘味は、砂糖や果物に含まれる糖類によって感知され、酸味は、レモンや酢に含まれる酸によって感知される。塩味は、食塩や醤油に含まれるナトリウムイオンによって感知され、苦味は、コーヒーや緑茶に含まれるカフェインやタンニンによって感知される。うま味は、昆布や鰹節に含まれるアミノ酸によって感知される。
血液・造血

看護師必見!抗胸腺細胞グロブリンの基礎知識

抗胸腺細胞グロブリン(ATG)は、ヒト胸腺細胞をウサギやウマに注射し、その血清を集めて得られる抗リンパ球抗体である。抗リンパ球グロブリン(ALG)とも呼ばれる。国内ではウマに免疫して得られたATG製剤が広く用いられている。生体に投与するとT細胞と反応して末梢血リンパ球が減少し、免疫抑制効果が発揮される。再生不良性貧血の免疫抑制療法として用いられる。 ATGは、胸腺細胞に対する抗体を産生するために、ウサギやウマなどの動物にヒト胸腺細胞を注射して作られる。この抗体は、T細胞の表面にあるタンパク質と特異的に結合し、T細胞を破壊する。また、ATGはT細胞の増殖を阻害する効果もある。 ATGは、再生不良性貧血の免疫抑制療法として使用される。再生不良性貧血は、骨髄が十分な数の血球を産生できなくなる病気である。ATGは、T細胞を破壊することで、骨髄に対する攻撃を阻止し、血球の産生を回復させる。 ATGは、重篤な副作用を引き起こす可能性があるため、慎重に投与される必要がある。最も一般的な副作用は、感染症、発熱、悪寒、筋肉痛、関節痛、吐き気、嘔吐である。また、ATGは、肺、肝臓、心臓に損傷を与える可能性もある。
看護技術

看護師の基礎知識:s.c.の意味と使い方

s.c.とは、皮下注射を意味する略語です。皮下組織内に薬液を注入する方法を指示する際に、カルテへの記入に使われます。英語のsubcutaneous injection(皮下注射)の略であり、scと記されることもあります。 皮下注射は、薬液を皮下組織に注入する注射方法です。皮下組織は、皮膚と筋肉の間にある層であり、血管やリンパ管が豊富に分布しています。そのため、皮下注射は、薬液を素早く吸収させることができます。 皮下注射は、さまざまな薬剤の投与に使用されます。例えば、インスリン、ヘパリン、モルヒネなどです。また、ワクチンも皮下注射で投与されます。 皮下注射は、比較的安全で簡単な注射方法ですが、注意深く行う必要があります。注射部位を清潔にし、針を適切な角度で刺入することが大切です。また、注射後は、注射部位を圧迫して出血を防ぐ必要があります。
アレルギー・膠原病

看護師に必須の用語『牛痘』について

牛痘は、牛痘ウイルス感染を原因とする感染症であり、主に牛や水牛にみられます。人間にも感染することがありますが、まれなケースです。牛痘ウイルスは、痘瘡ウイルス科に属するウイルスであり、痘瘡(天然痘)のウイルスと近縁関係にあります。牛痘の症状は、感染部位に小さな水疱ができ、その後、膿疱や潰瘍に変化します。水疱はかゆみを伴うことが多く、感染部位は赤く腫れたり、痛みを伴ったりすることがあります。牛痘は通常、数週間で自然に治癒しますが、まれに重症化することがあります。牛痘は、牛痘ワクチン接種によって予防することができます。牛痘ワクチンは、牛痘ウイルスを弱毒化した生ワクチンであり、世界保健機関(WHO)によって推奨されています。牛痘ワクチンは、通常、乳幼児期に接種されます。
検査・診断

看護師必須の用語「超音波検査」について

超音波検査とは、画像検査法の一種で、超音波を対象物に当てて、跳ね返った音波を拾い集めて映像化する検査のことです。 超音波とは、人間の可聴域を超えた周波数の音波のことです。超音波は、人間の耳には聞こえませんが、物体に当たると跳ね返ります。この性質を利用して、超音波を対象物に当てて、跳ね返った音波を拾い集めることで、対象物の内部の様子を映像化することができます。超音波は、安全かつ無害な検査方法であり、幅広い分野で使用されています。 超音波検査は、主に以下の目的で使用されています。 * 臓器の大きさや形を測定する * 臓器の内部の様子を調べる * 血液の流れを調べる * 腫瘍や炎症などの異常を発見する * 治療の効果を評価する 超音波検査は、比較的安価で、簡便な検査方法であり、幅広い医療機関で実施されています。
検査・診断

看護師に知っておきたい『アインラーフ』

アインラーフ(注腸造影検査)とは、造影剤を使ってX線透視下で行われる検査のことです。内視鏡検査と比較すると、内視鏡では盲点となる腸の走行による屈曲の内側や、がんの粘膜下組織への浸潤による腸管壁の変形・狭窄の程度や長さなどを検索することができます。 アインラーフの適応症としては、下部消化管出血の出血部位の検索、下部消化管の腫瘤性疾患の診断、下部消化管の機能性疾患の診断などがあります。 アインラーフの検査は、まず下部消化管を洗浄するために下剤を服用します。その後、造影剤を肛門から注入し、X線透視下で造影剤の動きを観察します。造影剤は、腸管の粘膜に付着して、腸管の走行や形態を鮮明に映し出します。 アインラーフは、基本的に安全な検査ですが、まれに造影剤によるアレルギー反応や腸穿孔などの合併症が起こる場合があります。また、アインラーフはX線を使用するため、被ばくのリスクがあります。しかし、被ばく線量は低く、健康被害が懸念されるほどではありません。
小児科

看護師に必須の用語『熱中症』

熱中症とは、暑熱暴露、身体運動による体熱産生増加を契機として引き起こされる全身の諸症状である。発症の特徴は年代によって異なるが、小児では温度・湿度がいずれも高い場所での運動活動が熱中症発症に強く関与するとされる。 熱中症の原因は、暑さや湿度の高い環境に長時間いること、または激しい運動をすることなどによって、体内の熱がうまく放出されず、体温が上昇することである。体温が上昇すると、体内の水分や電解質のバランスが崩れて、さまざまな症状が現れる。 熱中症の症状は、軽症から重症までさまざまだ。軽症の場合には、めまい、頭痛、吐き気、嘔吐、下痢などの症状が現れる。重症の場合には、意識障害、痙攣、呼吸困難などの症状が現れ、最悪の場合には死に至ることもある。