検査・診断

ウロフロ検査とは?看護師が知っておきたい基礎知識

ウロフロ検査とは、ウロフロメトリー検査の略であり、尿の流出量と流出速度を測定する検査です。尿失禁や排尿困難などの症状の原因を調べるために実施されます。 検査は、膀胱に尿管を通して専用の器具を挿入し、尿の出方を観察しながら測定します。検査中は、尿意を感じたらすぐに排尿してもらい、その時の尿の量と流出速度を測定します。また、排尿後に残っている尿の量も測定します。 検査結果は、尿失禁や排尿困難の原因を特定するのに役立ちます。また、治療の効果を評価するためにも用いられます。
皮膚科

クリームとは?看護師に必須の用語解説

クリーム(くりーむ、cream)とは、皮膚疾患の治療に使用される基剤の一つであり、水と油が混ざり合い乳化している外用剤である。クリームには、皮膚から吸収されやすく、早く効果が出るという特徴がある。また、水分を含んでいるため軟膏よりもべたつかないが、汗で流れやすいという特徴もある。クリームには、様々な種類のものがあり、それぞれに異なる効果がある。代表的なクリームには、保湿クリーム、抗菌クリーム、抗炎症クリーム、美白クリームなどがある。 保湿クリームは、皮膚を乾燥から守る効果がある。抗菌クリームは、細菌の増殖を抑える効果がある。抗炎症クリームは、炎症を鎮める効果がある。美白クリームは、メラニンの生成を抑えることで、シミやそばかすを薄くする効果がある。 クリームを使用する際には、使用上の注意をよく読んで使用する必要がある。また、クリームを冷蔵庫で保管している場合は、使用する前に常温に戻してから使用する必要がある。クリームは、皮膚疾患の治療に有効な外用剤である。しかし、正しく使用しないと効果が得られないこともあるので、注意が必要である。
検査・診断

看護師が知っておきたい基礎代謝とは?

基礎代謝とは、生命維持のために必要なエネルギーの最小量であり、安静時、消化吸収を行っていない状態での消費エネルギーのことです。 1日の消費エネルギーのうち、約60~70%を占め、臓器の維持、体温の調節、呼吸、血液循環など、生命維持に不可欠な機能を維持するために使用されます。 基礎代謝は、筋肉量や体格、年齢、性別などによって決まります。筋肉量が多いほど基礎代謝は高くなり、体格が大きいほど基礎代謝も高くなります。また、年齢とともに基礎代謝は低下し、女性よりも男性の方が基礎代謝が高い傾向にあります。 基礎代謝を上げることで、体重を減らしたり、肥満を予防したりすることができます。基礎代謝を上げるには、筋肉量を増やすことが有効です。筋肉量を増やすには、筋トレや運動を行うことが大切です。また、タンパク質を十分に摂取することも重要です。
循環器

看護師の知識として知っておきたい!脈拍とは?

脈拍とは、心臓の筋肉が一定のリズムで収縮すること(心臓の拍動)により、動脈を通じ全身に血液が送られることです。脈拍の速度は、心拍数によって決まり、心拍数は1分間に心臓が収縮する回数のことです。脈拍は、動脈の壁を流れる血液の圧力を指します。脈拍は、心臓の拍動によって発生し、動脈を通って全身に血液を送り出します。脈拍は、動脈の壁に指を当てて数えることで測定することができます。脈拍の速度は、年齢や性別によって異なります。一般的には、1分間に60~100回が正常範囲とされています。脈拍の速度が遅すぎたり、速すぎたりすると、健康上の問題がある可能性があります。脈拍が速すぎる状態を頻脈、脈拍が遅すぎる状態を徐脈といいます。脈拍は、健康状態を知るための重要な指標です。
その他

看護師に知っておいてほしい問診の基礎

-問診とは何か?- 問診とは、医師が診断の手がかりを得るために、患者に直接、現在の自覚症状や既往歴、内服薬、家族歴、アレルギー歴、渡航歴などを聞くことである。視診とともに臨床医学の出発点とされ、人間の医学と獣医学の本質的な差異とも言える。問診のほか、視診、触診、打診、聴診、および数々の臨床検査によって病気を見極めることが「診察」である。 問診は、患者の訴えを聞くことから始まる。患者の訴えは、主訴と呼ばれる。主訴は、患者の自覚症状であり、患者の言葉で表現される。例えば、「胸が痛い」、「腹が痛い」、「頭痛がする」などである。 主訴を聞いた後は、患者の既往歴を聞く。既往歴とは、患者の過去の病気やケガの歴である。既往歴は、患者の現在の病状を理解する上で重要である。例えば、患者の現在の病状が過去の病気の再発である可能性がある。 既往歴を聞いた後は、患者の内服薬を聞く。内服薬とは、患者が現在服用している薬のことである。内服薬は、患者の現在の病状に影響を与える可能性がある。例えば、患者の現在の病状が内服薬の副作用である可能性がある。 内服薬を聞いた後は、患者の家族歴を聞く。家族歴とは、患者の家族の病気やケガの歴である。家族歴は、患者の現在の病状が遺伝性疾患である可能性があるかどうかを判断する上で重要である。 家族歴を聞いた後は、患者のアレルギー歴を聞く。アレルギー歴とは、患者の過去のアレルギーの歴である。アレルギー歴は、患者の現在の病状がアレルギーである可能性があるかどうかを判断する上で重要である。 アレルギー歴を聞いた後は、患者の渡航歴を聞く。渡航歴とは、患者の過去の渡航歴である。渡航歴は、患者の現在の病状が感染症である可能性があるかどうかを判断する上で重要である。 渡航歴を聞いた後は、患者の現在の生活習慣を聞く。現在の生活習慣とは、患者の食事、運動、睡眠、喫煙、飲酒などの習慣のことである。現在の生活習慣は、患者の現在の病状に影響を与える可能性がある。例えば、患者の現在の病状が不健康な生活習慣が原因である可能性がある。 現在の生活習慣を聞いた後は、患者の心理社会的因子を聞く。心理社会的因子とは、患者のストレス、不安、うつなどの心理的な因子である。心理社会的因子は、患者の現在の病状に影響を与える可能性がある。例えば、患者の現在の病状がストレスが原因である可能性がある。 心理社会的因子を聞いた後は、患者の身体所見を調べる。身体所見とは、患者の身体を診察した結果のことである。身体所見は、患者の現在の病状を理解する上で重要である。例えば、患者の現在の病状が身体的な異常が原因である可能性がある。 身体所見を調べた後は、患者の診断を下す。診断とは、患者の現在の病状の原因を特定することである。診断は、患者の訴え、既往歴、内服薬、家族歴、アレルギー歴、渡航歴、現在の生活習慣、心理社会的因子、身体所見などを総合的に判断して下される。 診断を下した後は、患者の治療方針を決定する。治療方針とは、患者の現在の病状を治療するための計画のことである。治療方針は、患者の診断、年齢、性別、全身状態などに応じて決定される。
脳・神経

項部硬直とは?原因や症状、治療法を解説

項部硬直とは、仰臥位の患者の頭部を持ち上げると抵抗がある診察所見を指す。髄膜刺激症状の一つで、髄膜炎などの診断に用いる。 項部硬直は、髄膜が炎症を起こしているときに起こる。髄膜は、脳と脊髄を覆う膜で、脳脊髄液で満たされている。脳脊髄液は、脳と脊髄を保護する役割をしている。 髄膜炎になると、髄膜が炎症を起こして腫脹する。腫脹した髄膜は、脳脊髄液の流れを妨げるため、脳脊髄液が脳や脊髄に貯留する。この状態を髄膜炎と呼ぶ。 髄膜炎の症状には、頭痛、発熱、悪心、嘔吐、意識障害などがある。項部硬直は、髄膜炎の初期症状の一つで、髄膜炎の診断に用いられる。 項部硬直は、髄膜炎以外にも、脳腫瘍、脳出血、脳梗塞などの疾患でも起こりうる。そのため、項部硬直が認められた場合は、髄膜炎以外の疾患も考慮して診断を行う必要がある。
その他

看護師が知っておくべき『ツモール』とは?

ツモールの基礎知識 ツモールとは、腫瘍のことです。腫瘍は、正常な細胞が異常な増殖を続けてできるものです。ツモールは、良性と悪性に分けられます。良性腫瘍とは、周りの組織に浸潤したり、転移したりしない腫瘍のことです。悪性腫瘍とは、周りの組織に浸潤したり、転移したりする腫瘍のことです。 ツモールは、全身のあらゆる臓器や組織に発生することがあります。最も多いのは、皮膚、消化器系、呼吸器系、泌尿器系のツモールです。ツモールの原因は、遺伝子異常、環境因子、生活習慣など、さまざまな要因が考えられています。 ツモールの症状は、腫瘍の種類や部位によって異なります。一般的には、しこり、痛み、出血、発熱、体重減少などの症状が現れます。ツモールの診断は、血液検査、画像検査、組織検査などによって行われます。 ツモールの治療法は、腫瘍の種類、進行度、患者の年齢や全身状態などによって異なります。主な治療法としては、手術、放射線療法、化学療法、免疫療法などがあります。 ツモールの予防は、難しく、すべてを完全に予防することはできませんが、生活習慣の改善や定期的な健康診断を受けることによって、ツモールの発生リスクを減らすことができます。
組織・制度

看護師必須の用語『インシデント』

インシデントとは、医療現場で起こりうる医療事故や医療過誤、または、実施された結果的に患者に傷害や不利益を及ぼさなかった事象のことを指します。医療現場では「ヒヤリ・ハット」とも呼ばれています。 医療現場においては、医療ミスや医療事故が発生する可能性は常に存在しており、その潜在的な危険性を意識し、 prevenir 対策を講じることが重要です。 インシデントの事例を集計し、対策を立てることで、医療ミスや医療事故の発生を防止し、患者の安全を確保することができます。
その他

看護師も知っておきたい!クリニカルパスを徹底解説!

クリニカルパスとは、医療サービスの提供において、多職種間の連携を促進し、医療の質を維持しながら効率的なサービスを行うための方法である。治療や看護の標準化・最適化を図ることで、チーム医療の実現と医療の質の向上を目指している。クリニカルパスは、治療や検査にあたってどのような経過をとるのか、その実施内容や順序を示したスケジュール表のことである。医療サービスの提供には多職種間の連携が不可欠であり、質を維持しながら効率的なサービスを行うためには、治療や看護の標準化・最適化が欠かせない。クリニカルパスは、医療の介入内容を一元化することでチーム医療の実現、医療の質の向上を図ろうとするものである。
アレルギー・膠原病

第1世代抗ヒスタミン薬の基礎知識

第1世代抗ヒスタミン薬とは、初期に開発された抗ヒスタミン薬のことです。ヒスタミンは、アレルギー反応や炎症反応の際に放出される物質で、くしゃみや鼻水、かゆみなどの症状を引き起こします。第1世代抗ヒスタミン薬は、このヒスタミンの作用をブロックすることで、アレルギーや炎症の症状を緩和します。 第1世代抗ヒスタミン薬は、1940年代に開発されましたが、眠気や口の渇きなどの副作用があり、長期間の使用にはあまり適していません。そのため、1980年代以降は、副作用の少ない第2世代抗ヒスタミン薬が開発され、現在では第2世代抗ヒスタミン薬が主流となっています。
血液・造血

看護師に必須の用語『骨髄検査』の意味を解説

骨髄検査とは、骨髄液と骨組織の一部を抽出して、様々な血液疾患や他の病気の診断や治療に役立てる検査です。通常、骨盤や胸骨の骨が使用され、皮膚を局所麻酔してから細い針を骨に挿入し、骨髄を採取します。採取した骨髄は、顕微鏡で観察して細胞の数を数えたり、染色したりして異常な細胞がないか調べます。また、DNA検査や細菌培養などの検査も行われることもあります。骨髄検査は、白血病、リンパ腫、多発性骨髄腫、貧血、血小板減少症、凝固障害などの病気の診断や治療に役立ちます。また、骨髄移植の前に行われることもあります。
看護技術

バイタルサインとは?看護師に必須の4つの指標を解説

バイタルサインとは、患者の生命に関する最も基本的な情報である、心拍数・呼吸(数)・血圧・体温の4項目のことである。バイタルとも略される。バイタルサインは、患者の病態を把握し、治療の効果を評価するために不可欠な情報である。また、バイタルサインの変化は、患者の状態の悪化を早期に発見するために重要である。バイタルサインは、患者の年齢、性別、体重、身長などの身体的特徴によって異なる。また、バイタルサインは、安静時、運動時、睡眠時など患者の状態によっても異なる。バイタルサインを測定する際は、患者のプライバシーに配慮し、正確に測定することが重要である。
検査・診断

看護師に必須の用語『穿刺』について

穿刺とは、血液や体液、細胞などの採取のために、体外から血管、体腔内、内臓に針を刺すことを意味しています。穿刺は、医療現場において、診断や治療のために頻繁に行われる処置の一つです。穿刺は、注射や採血、投薬、栄養補給など、さまざまな目的に使用されます。 穿刺は、医師や看護師などの医療従事者によって行われます。穿刺を行う際には、まず、穿刺部位を消毒し、針を刺す場所を特定します。次に、針を刺入し、目的の組織や体液を採取します。穿刺後には、針を抜いて、穿刺部位を消毒します。 穿刺は、一般的に安全な処置ですが、まれに合併症を引き起こすことがあります。合併症としては、出血、感染症、神経損傷などが挙げられます。穿刺を行う際には、医療従事者が十分な注意を払うことが大切です。
呼吸器

看護師が知っておくべき用語『一回換気量』とは?

一回換気量とは、一回の呼吸運動(呼気と吸気)で気道・肺に出入りするガスの量のことを指します。単位はmLで、成人の安静時における一回換気量は「理想体重×6mL/kg」が目安です。人工呼吸器につながれている患者の呼吸を評価する際に必要な考え方で、理想体重の求め方は下記の通りです。 男性(kg)50+0.91×(身長(cm)-152.4) 女性(kg)45.5+0.91×(身長(cm) -152.4) 一回換気量は、その患者の理想体重と身長から算出できる目安量ですが、実際の臨床現場では、患者の状態や疾患によって適正な一回換気量が異なるため注意が必要です。
腎・泌尿器

看護師必携の用語『腎血流量』

腎血流量とは、腎臓を流れる血液量を指します。安静時に腎臓に流れ込む血液量は、1分あたり約1Lです。腎血流量は、腎臓の機能に不可欠です。腎臓は、血液中の老廃物をろ過して尿を作る働きをしていますが、腎血流量が低下すると、ろ過される血液の量も減り、老廃物の排出が滞ってしまいます。また、腎血流量が低下すると、腎臓への酸素や栄養素の供給も低下し、腎臓の機能が低下する可能性があります。通常、睡眠中は腎血流量が低下しますが、腎機能が低下している人は寝ている間も腎血流量が低下している可能性があります。
検査・診断

看護師用語『Dx』について知っておこう!

看護師が患者の状態や病気を正確に把握し、適切なケアを提供するためには、患者の症状や身体所見、検査結果などを基に診断を下す必要があります。その際、患者の状態を簡潔かつ正確に記録するための略語として「Dx(診断の略語)」がよく使用されます。 Dxは、英語の「Diagnosis」に由来する略語で、診療録や看護記録に患者の状態を記録する際に使用されます。例えば、「Dx糖尿病」のように、患者の病名を記載したり、「Dx肺炎」のように、患者の症状を記載したりすることができます。患者の状態が変化した場合には、「Dx○○から××に変更」のように、変化した状態を記録することができます。 Dxは、患者の状態を簡潔かつ正確に記録するための重要な略語です。看護師はこの略語を正しく理解し、適切に使用する必要があります。 Dxのなかでも、臨床診断と最終診断は特に重要です。臨床診断は、患者の症状や身体所見を基に下される診断で、最終診断は、検査結果や病理学的所見を基に下される診断です。 臨床診断は、患者の病気を早期に発見し、適切な治療を開始するために行われる診断です。最終診断は、患者の病気を確定し、適切な治療を継続するために行われる診断です。 看護師は、患者の状態を正確に把握し、適切なケアを提供するためには、臨床診断と最終診断の両方を理解する必要があります。
精神科

看護師に知っておいて欲しい成人期

成人期の特徴と変化 成人期は、発育が完了した時期から老化が始まる時期とされる。医学的には、20歳前後から60歳前後とされる場合が多いが、具体的な年齢や区分は、社会的背景や研究者などによって異なる。なお、日本の法律では、20歳以上を成人としているが、2018年に改正民法が成立したため、2022年4月1日からは18歳に引き下げられる。 成人期の特徴は、自立した生活を送れるようになることである。経済的には、自分の収入で生活できるようになり、社会的には、自分の意見を主張したり、投票したりできるようになる。また、結婚や出産など、人生の重要なイベントを経験することもある。 成人期は、身体的にも精神的にも大きな変化が起きる時期である。身体的には、身長や体重が安定し、骨格や筋肉が発達する。また、生殖能力が成熟し、子供を産むことができるようになる。精神的には、自己意識が強くなり、自分のアイデンティティを確立するようになる。また、他人との関係を築く能力や、社会規範に従う能力も発達する。 成人期は、人生の中で最も重要な時期の一つである。この時期に、自分の将来を決め、社会に貢献する準備を整えることができる。また、この時期に経験する出来事は、その人の人生に大きな影響を与えることが多い。
その他

看護師に必須の用語『免疫寛容』について

免疫寛容とは、特定の抗原に対する免疫応答が抑制、または欠如している免疫のしくみのことです。免疫トレランスとも呼ばれます。免疫寛容は、自己の組織や細胞に対して免疫反応を起こさないようにするために必要です。自己免疫疾患は、免疫寛容が破綻した結果、自己の組織や細胞に対して免疫反応を起こしてしまう病気です。 免疫寛容には、自然免疫寛容と獲得免疫寛容の2種類があります。自然免疫寛容は、生来的に備わっている免疫寛容であり、自己の組織や細胞に対して免疫反応を起こさないようにします。獲得免疫寛容は、後天的に獲得される免疫寛容であり、生後、自己の組織や細胞と接触することで獲得されます。 獲得免疫寛容には、末梢性免疫寛容と中枢性免疫寛容の2種類があります。末梢性免疫寛容は、末梢組織で起こる免疫寛容であり、自己の組織や細胞に対して免疫反応を起こさないようにします。中枢性免疫寛容は、胸腺で起こる免疫寛容であり、自己の組織や細胞に対する免疫反応を起こすリンパ球が胸腺で除去されることで起こります。 免疫寛容は、免疫系の正常な機能に不可欠であり、自己免疫疾患の予防に重要な役割を果たしています。
皮膚科

看護師が知っておきたい『円形脱毛症』の全て

円形脱毛症とは、コインのように円い脱毛巣が出現する疾患です。年齢や性別にかかわらず、再発を繰り返すことが特徴です。脱毛部は毛が脱落し、毛包が縮んでいることが特徴です。円形脱毛症の発生頻度は、地域にかかわらず1~2%と推測されています。また、家族内発生が2割程度みられます。どの年齢でも発症しますが、その1/4は15歳以下で発症し、全頭型や汎発型は小児に多くみられます。 円形脱毛症の原因は、まだ完全に解明されていませんが、自己免疫疾患の一種と考えられています。自己免疫疾患とは、本来は自分の体を防御するはずの免疫細胞が、自分の体の組織を攻撃してしまう病気です。円形脱毛症の場合は、免疫細胞が毛包を攻撃することで、脱毛が起こると考えられています。円形脱毛症の原因となる自己免疫反応は、遺伝的な要因や、ストレス、感染症などによっても引き起こされると考えられています。
血液・造血

看護師が知っておくべき『リツキシマブ』の基礎知識

リツキシマブ(一般名リツキシマブ)とは、非ホジキンリンパ腫の治療に用いられる抗がん剤です。この薬は、B細胞の表面にあるタンパク質であるCD20に結合し、B細胞を死滅させることで作用します。リツキシマブは、再発性または難治性の非ホジキンリンパ腫の患者に単剤で、または他の薬剤との併用で投与されます。この薬はまた、慢性リンパ性白血病や急性リンパ性白血病など、他の種類のがんにも使用されます。 リツキシマブは、1回の30分間の点滴として投与されます。この薬の投与量は、患者の体重とがんの種類によって異なります。リツキシマブの一般的な副作用には、発熱、悪寒、倦怠感、頭痛、吐き気、下痢などがあります。これらの副作用は通常、数日で消失します。しかし、リツキシマブは、深刻な副作用を引き起こす可能性もあります。これらの副作用には、重度の感染症、低血圧、腎不全、心臓発作、脳卒中などがあります。リツキシマブを投与する前に、医師にこれらすべての副作用について知らせることが重要です。
組織・制度

看護師に必須の用語『PICU』について

PICUとは、精神病集中治療室(Psychiatry Intensive Care Unit)と小児集中治療室(Pediatric Intensive Care Unit)の略語です。精神病集中治療室は、精神疾患の重篤な症状を呈する患者を収容する施設であり、小児集中治療室は、重篤な病態にある小児を収容する施設です。どちらも、高度な医療機器を備え、専門的な医療スタッフが常駐しており、患者の状態に合わせて集中的な治療を行います。 精神病集中治療室は、精神疾患の急性期に、重篤な症状を呈する患者を収容する施設です。具体的には、自殺企図、過覚醒状態、重篤な薬物乱用など、患者の安全を確保するために入院が必要な場合や、精神疾患の重篤な症状を呈する患者が入院が必要な場合に収容されます。精神病集中治療室では、精神保健福祉士や臨床心理士など、専門的な医療スタッフが常駐しており、患者の状態に合わせて集中的な治療を行います。 小児集中治療室は、重篤な病態にある小児を収容する施設です。具体的には、呼吸不全、心臓疾患、敗血症、脳腫瘍など、生命に危険が及ぶような病態にある小児が入院が必要な場合に収容されます。小児集中治療室では、小児科医や看護師など、専門的な医療スタッフが常駐しており、患者の状態に合わせて集中的な治療を行います。
検査・診断

看護師が知っておきたいグリア細胞とは?

グリア細胞とは、中枢神経系を構成するニューロン(神経細胞)以外の細胞のことです。神経膠細胞とも呼ばれ、哺乳類では、神経細胞の数倍から数十倍の数のグリア細胞が存在します。グリア細胞は、ニューロンの支持や栄養補給、免疫反応、情報伝達など、さまざまな役割を果たしています。 グリア細胞には、大きく分けて4種類あります。アストロサイト、オリゴデンドロサイト、シュワン細胞、ミクログリアの4種類です。アストロサイトは、ニューロンの周囲を取り囲み、支持や栄養補給を行っています。オリゴデンドロサイトは、ニューロンの軸索を覆うミエリンを産生しています。シュワン細胞は、末梢神経の軸索を覆うミエリンを産生しています。ミクログリアは、免疫反応を担っています。 グリア細胞は、中枢神経系の重要な構成細胞であり、ニューロンの機能をサポートしています。グリア細胞の異常は、さまざまな神経疾患を引き起こす可能性があります。
眼科

看護師のための眼帯の知識

眼帯とは、治療中の眼を覆い、保護するための器具です。両端に付けたひもやゴムを耳にかけて装着します。治療の一環として、眼帯の下に薬剤を塗布したガーゼなどを挟み込み、薬剤が眼に直接当たるようにする場合があります。 眼帯は、治療中の眼を保護するために使用されることが多いですが、弱視や斜視の訓練を行う場合にも使用されます。小児では眼帯を長期に使用すると弱視になる可能性があるため可能な限り避けたほうがいいとされています。
内分泌・代謝・栄養

看護師が知っておきたい『リンパ節』のすべて

リンパ節とは、免疫系に関連する小さな器官で、全身に分布しています。一般的に、そら豆のような形状をしており、大きさは通常1cm未満です。リンパ節は、リンパ管の交差点に位置しており、リンパ液が通過する際に異物を捕まえる働きをしています。 リンパ液は、リンパ管を流れる透明な液体で、細胞や老廃物、細菌やウイルスなどの異物が含まれています。リンパ節は、リンパ液中の異物をろ過し、捕まえることで、血液中に入るのを防いでいます。また、リンパ節は、免疫細胞の移動や反応の場にもなっており、免疫細胞が異物に対して攻撃を行う場所となっています。さらにリンパ節では、リンパ液が濃縮され、余分な水分や老廃物が除去されています。