その他

ハイアンテとは?直腸がんの手術法を解説

ハイアンテとは、高位前方切除術のことである。直腸がんの手術方法の一つであり、直腸を切除した後に腹膜反転部より上で腸をつなぎあわせる手術法である。腹膜反転部の下で腸をつなぎ合わせるのは、ローアンテ(低位前方切除術)である。 ハイアンテ手術は、直腸がんが進行している場合や、直腸がんが肛門に近い場合に行われる。手術時間は約3~4時間であり、全身麻酔で行われる。手術後は、しばらくの間は排便障害や排尿障害が起こることがあるが、徐々に改善していく。 ハイアンテ手術のメリットは、肛門を温存できることである。ローアンテ手術では、肛門を切除する必要があるため、人工肛門を造設しなければならない。しかし、ハイアンテ手術では、肛門を温存できるため、人工肛門を造設する必要がない。 ハイアンテ手術のデメリットは、手術時間が長いことである。ローアンテ手術よりも手術時間が長いため、合併症のリスクが高くなる。また、ハイアンテ手術後は、しばらくの間は排便障害や排尿障害が起こることがある。
呼吸器

看護師に必須の用語『捻髪音』とは

捻髪音とは、肺を聴診したときに聞こえる異常な呼吸音のうち、高音で細かな断続音を指します。吸気の後半に出現し、「パチパチ」、「バリバリ」、「ベリベリ」と表現されることが多いです。主に肺疾患の患者で多く聞かれ、気道内の貯留物と無関係なため、咳をしても、この音は消失しません。髪をこすり合わせる音に似ていることが、名前の由来とされています。 捻髪音は、肺の小さな気道が閉塞したり、炎症を起こしたりしていることが原因で生じます。肺気腫、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、肺炎、肺浮腫などの疾患で多く聞かれます。捻髪音は、肺の病気を診断するための重要な手がかりとなります。 捻髪音は、聴診器を使って肺を聴診することで確認できます。聴診器を患者の背中に当て、吸気と呼気を繰り返してもらうことで、捻髪音を聞くことができます。捻髪音は、肺のどの部分で聞こえるかによって、その原因となる疾患を推測することができます。 捻髪音は、肺の病気を診断するための重要な手がかりとなりますが、必ずしもすべての肺疾患で認められるわけではありません。また、捻髪音は、肺以外の疾患でも聞こえることがあります。そのため、捻髪音を聞いた場合は、必ず医師に相談して、詳しい検査を受けるようにしましょう。
消化器

看護師が知っておくべき脂肪肝の基礎知識

脂肪肝とは、肝細胞中に中性脂肪(トリグリセリド)が蓄積した状態です。肝細胞の30%以上に脂肪空胞を認める状態を言います。アルコール性と非アルコール性に分けられます。 アルコール性脂肪肝は、過剰なアルコール摂取が原因で起こる脂肪肝です。アルコールは肝臓で分解され、その過程で脂肪酸が生成されます。この脂肪酸が肝細胞に蓄積すると、脂肪肝となります。 非アルコール性脂肪肝は、アルコールを飲まない人にも起こる脂肪肝です。肥満、糖尿病、高脂血症などが原因で起こることが多いです。 脂肪肝は、初期の段階では自覚症状がありません。しかし、進行すると、肝機能障害や肝硬変、肝臓がんの原因となることがあります。 脂肪肝を予防するためには、適度な運動、バランスのとれた食事、禁煙、節酒などが大切です。
小児科

看護師のための子ども用自動車座席の重要性

子ども用自動車座席とは、乗用車に備え付けられたシートベルトを安全に使用できない乳幼児を安全に自動車に乗せるための装備である。チャイルドシートとも呼ばれる。子ども用自動車座席には、乳児用と幼児用の2種類がある。乳児用は、生後9ヶ月までの子どもを対象としたもので、横向きに取り付けるタイプが一般的である。幼児用は、生後9ヶ月から4歳までの子どもを対象としたもので、前向きに取り付けるタイプが一般的である。 子ども用自動車座席は、万が一の事故の際に、子どもの身体を保護する役割を果たす。特に、乳幼児は首や頭が未発達のため、事故の際に大きな衝撃を受けやすく、重篤なケガをする可能性が高い。チャイルドシートを使用することで、乳幼児のケガのリスクを大幅に軽減することができる。 また、子ども用自動車座席は、子どもが車内で安全かつ快適に過ごすためのアイテムでもある。チャイルドシートには、子どもの身体を固定するハーネスや、頭や首を保護するためのヘッドサポートなどが備わっており、子どもが快適に過ごすことができるよう設計されている。
職種・資格

セラピストとは?その役割と資格取得方法を解説

セラピストの業務内容は、体のケアや精神的な癒しなど、幅広い分野にわたります。主な業務内容としては、アロマオイルを使ったマッサージや、特定の器具を使ったマッサージ、耳や足裏などの特定の部位に特化したツボ押しなどがあります。また、悩みを聞いたり、気分転換を提案したりするセラピストもいます。ただし、痛みの解消などの治療行為は、医師以外は実施することができません。セラピストは、特定の分野の知識や技術を習得し、人々の健康や美容をサポートする役割を担っています。
呼吸器

看護師が知っておくべき咳の基礎知識

咳とは、肺や気管支の分泌物や異物を、空気とともに強制的に排出させる生体反応のひとつである。肺や気管支に生じた炎症や物理的な刺激が、咳を引き起こす原因となる。物理的な刺激で生じる咳としては、誤嚥したときやほこりを吸い込んだときに出る咳が代表的である。炎症性の咳としては、風邪やインフルエンザ、肺炎、気管支炎などの感染症で生じる咳が代表的である。また、喘息やCOPDなどの慢性疾患でも、咳が生じることが多い。 咳の原因は、大きく分けて炎症性と非炎症性の2つに分類される。炎症性の咳は、風邪やインフルエンザ、肺炎、気管支炎などの感染症によって引き起こされる咳である。非炎症性の咳は、誤嚥やほこりを吸い込んだときに出る咳、喘息やCOPDなどの慢性疾患によって引き起こされる咳などが含まれる。
皮膚科

看護師が知っておくべき『体性痛』について

体性痛とは、身体の特定の部位に起こる痛みです。筋肉、骨、関節、皮膚など、体表の組織に起こる痛みを体性表在痛、内臓に起こる痛みを体性深部痛と呼びます。体性表在痛は、鋭い痛み、ズキズキする痛み、焼けるような痛みなど、さまざまな痛みとして感じられます。体性深部痛は、鈍い痛み、圧迫されるような痛み、绞痛などとして感じられます。 体性痛は、外傷、炎症、感染症、腫瘍など、さまざまな原因によって引き起こされます。外傷とは、身体に外からの力が加わって組織が損傷することで、骨折、脱臼、切り傷、打撲傷などが含まれます。炎症とは、身体の組織が損傷を受けると、その組織の周囲の血管が拡張して血液や炎症細胞が流れ込み、組織が腫れ上がる反応のことです。感染症とは、細菌、ウイルス、真菌などの病原体が体内に侵入して増殖し、組織を損傷することで引き起こされる病気です。腫瘍とは、身体の組織の一部が異常増殖したもので、良性腫瘍と悪性腫瘍があります。 体性痛は、その原因によって治療法が異なります。外傷の場合は、損傷した組織を修復する手術や、痛み止めの薬を服用するなどの治療を行います。炎症の場合は、炎症を抑える薬を服用したり、患部を冷やしたりするなどの治療を行います。感染症の場合は、感染症を引き起こしている病原体を殺す薬を服用したり、患部を切開して膿を取り除いたりするなどの治療を行います。腫瘍の場合は、腫瘍を切除する手術や、放射線療法、化学療法などの治療を行います。
略語

看護師が知っておきたい「do」とは?

-doとは何か?- doとは、処方箋やカルテに記入する際に、「同じ」を意味する略語として使われる記号のことである。繰り返しやコピーを意味する英語「ditto」に由来する。 doは、薬の投与量や投与方法が同じである場合に、前回と同じ薬を処方したり、カルテに同じ内容を記載したりするときに用いられる。例えば、医師が患者の薬を処方する場合、「do」と記載することで、前回の処方と同じ薬を処方することを意味する。また、看護師が患者のカルテに記載する場合、「do」と記載することで、前回のカルテと同じ内容を記載することを意味する。 doは、医療従事者が処方箋やカルテを記載する際に、時間を節約し、ミスを減らすために使用される。また、doは、他の医療従事者が処方箋やカルテの内容を理解しやすくするために使用される。
循環器

看護師が知っておきたいクロレラについて

クロレラは、淡水に生息する単細胞緑藻類です。クロレラは、葉緑体を持ち、光合成を行うことで、栄養素を生成します。クロレラは、タンパク質、ビタミン、ミネラルなどを豊富に含んでいます。また、クロレラは、β-カロテン、ルテイン、クロロフィルなど、様々な色素を含んでいます。クロレラは、古くから食用として利用されてきました。クロレラは、乾燥させて粉末状にしたものが、サプリメントとして販売されています。クロレラは、栄養価が高く、健康維持に役立つと言われています。クロレラは、免疫力を高め、疲労回復、アンチエイジング、ダイエットなどの効果があると言われています。また、クロレラは、放射線被曝から身体を守る効果もあると言われています。
救急・ICU

肝機能障害とは?看護師が知っておきたい病態と原因

肝機能障害とは、さまざまな原因により肝臓の機能に異常が起きた状態である。肝臓は、体内で解毒、代謝、タンパク質の合成、胆汁の生成など、さまざまな重要な働きをしている。肝機能障害が起こると、これらの働きが低下し、さまざまな症状が現れる。 肝機能障害の原因には、ウイルス感染、アルコール性肝障害、脂肪肝、自己免疫性肝疾患、遺伝性肝疾患などがある。ウイルス感染による肝機能障害には、A型肝炎、B型肝炎、C型肝炎などがある。アルコール性肝障害は、長期間にわたって大量のアルコールを摂取することで起こる肝機能障害である。脂肪肝は、肝臓に脂肪が蓄積することで起こる肝機能障害である。自己免疫性肝疾患は、免疫システムが肝臓を攻撃することで起こる肝機能障害である。遺伝性肝疾患は、遺伝子の異常によって起こる肝機能障害である。 肝機能障害の症状には、黄疸、倦怠感、食欲不振、悪心・嘔吐、腹痛、下痢、尿の色の変化、便の色の変化などがある。黄疸は、肝臓で産生されるビリルビンの血中濃度が上昇することで起こる症状で、皮膚や粘膜が黄色くなる。倦怠感は、疲れやすさやだるさのことである。食欲不振は、食欲が低下することである。悪心・嘔吐は、吐き気や嘔吐のことである。腹痛は、腹部の痛みである。下痢は、便がゆるくなることである。尿の色の変化は、尿の色が濃くなることである。便の色の変化は、便の色が淡くなることである。
小児科

看護師に知っておいてほしい!脳性麻痺の基礎知識

脳性麻痺(のうせいまひ、cerebral palsy;CP)とは、妊娠期間から新生児期に、脳の運動野が受けた損傷が原因で起こる姿勢・運動障害の総称である。遺伝性疾患、進行性疾患は除外される。1000人に1~2人の割合で起こるとされている。脳性麻痺は、軽度なものから重度なものまで、その程度はさまざまだ。軽度の場合、歩行や日常生活に支障がないこともある。重度の場合、歩行が困難になったり、車いすが必要になったりする。脳性麻痺の原因は、脳の運動野が損傷を受けることだが、その原因はさまざまだ。早産、低出生体重児、多胎妊娠、分娩時の酸素不足、脳出血、脳梗塞、髄膜炎、脳腫瘍など、さまざまな原因が考えられる。脳性麻痺の治療法は、脳の損傷を回復させる方法はないが、リハビリテーションによって、姿勢や運動機能を改善することはできる。リハビリテーションには、理学療法、作業療法、言語療法などがある。脳性麻痺は、障害を持った子どもの成長や発達に大きな影響を与えるが、適切なリハビリテーションとサポートによって、社会生活に適応することができる。
皮膚科

看護師必見!蕁麻疹の基礎知識

蕁麻疹は、掻痒を伴う一過性、限局性の紅斑や膨疹である。症状としては、突然境界明瞭な円形あるいは地図状のわずかに隆起した丘疹で発赤を生じ、激しい掻痒を伴う。膨疹は真皮上層の浮腫が本態で、全身どこにでも発生するが、摩擦あるいは圧迫されやすい部位に生じる傾向にある。ときに皮膚だけではなく粘膜にも生じ、咽頭部に生じた場合は嗄声や呼吸困難を来す。膨疹は、通常数十分以内に収まり、長くても24時間以内に消退する。蕁麻疹の原因はさまざまであり、食物、薬物、感染症、ストレスなどが誘因となることがある。蕁麻疹の治療法は、原因を特定してその原因を除去することが重要である。また、症状を緩和するために、抗ヒスタミン薬やステロイド薬などが使用される。
皮膚科

看護師に必須の用語『保湿』について

保湿とは、皮膚の水分を補ったり、水分の蒸発を防いだりして、皮膚の湿度を一定に保つことである。スキンケアの基本となる。 皮膚は常に乾燥にさらされており、水分が失われやすい。そのため、皮膚を健康に保つためには、保湿が欠かせない。保湿には、以下のような効果がある。 * 皮膚の乾燥を防ぐ * 皮膚の弾力を維持する * 皮膚のシワを防ぐ * 皮膚を柔らかくする * 皮膚の炎症を抑える 保湿には、様々な方法がある。最も簡単な方法は、保湿クリームや乳液を使用することである。保湿クリームや乳液は、皮膚に水分を補い、水分の蒸発を防ぐ。また、皮膚のバリア機能をサポートする成分が含まれていることが多い。 保湿に効果的な成分としては、以下のようなものがある。 * セラミド * ヒアルロン酸 * スクワラン * グリセリン * ワセリン 保湿クリームや乳液を使用する際には、自分の肌質に合ったものを選ぶことが大切である。乾燥肌の人は、油分の多い保湿クリームや乳液が適している。オイリー肌の人は、油分の少ない保湿クリームや乳液が適している。 また、保湿クリームや乳液は、お風呂上りや洗顔後に使用するようにしよう。お風呂上りや洗顔後は、皮膚が乾燥しやすい状態にあるため、保湿剤を塗ることで、皮膚の水分をキープすることができる。 保湿は、スキンケアの基本である。保湿をしっかりと行うことで、皮膚を健康に保つことができる。
救急・ICU

看護師に必須の用語『心筋梗塞』

心筋梗塞とは、虚血性心疾患の一種で、心臓の筋肉(心筋)に酸素や栄養を供給している血管(冠動脈)が血栓やプラークなどで閉塞して血流が低下した結果、心筋が虚血に陥り壊死した病態である。心筋梗塞は、心臓発作とも呼ばれ、致死的な病態である。心筋梗塞は、心臓の冠動脈が血栓によって閉塞することで起こる。血栓は、コレステロール、カルシウム、その他の物質からなるプラークが冠動脈の内壁に蓄積してできる。プラークが大きくなると、冠動脈を狭窄させて血流を減少させる。血流が減少すると、心筋は酸素や栄養素が不足して虚血状態となり、壊死に至る。心筋梗塞は、突然死の原因となることもある。心筋梗塞は、胸の痛み、息切れ、発汗、吐き気、嘔吐などの症状を引き起こす。心筋梗塞の症状が現れたら、すぐに救急車を呼ぶことが大切である。
腎・泌尿器

看護師の基礎知識!膀胱炎のこと知っていますか?

膀胱炎とは、尿を貯める臓器である膀胱の感染症です。膀胱は下部尿路に位置し、膀胱炎単独で発症する場合と、より上部の尿路感染を合併する場合があります。上部尿路感染としては、腎盂腎炎が臨床でよく出会う疾患です。 膀胱炎は、細菌が尿道から膀胱に侵入して起こります。細菌は、性行為、不衛生なトイレの使用、尿道カテーテルの使用などによって、尿道に侵入することがあります。また、膀胱炎は、前立腺肥大症や尿路結石などによって尿の流れが悪くなった場合にも起こりやすくなります。 膀胱炎の症状は、排尿時の痛みや熱感、頻尿、残尿感などです。また、尿が濁ったり、血尿が出たりすることもあります。膀胱炎が重症化すると、腎盂腎炎や敗血症を引き起こすこともあります。 膀胱炎の治療は、抗菌薬を服用して行います。抗菌薬は、細菌を殺菌したり、その増殖を抑えたりする働きがあります。膀胱炎の症状が改善するまで、抗菌薬を飲み続ける必要があります。 膀胱炎を予防するためには、性行為の後には必ず排尿するようにしましょう。また、トイレを使用した後は手をよく洗い、尿道カテーテルを使用している人は、定期的にカテーテルを交換するようにしましょう。また、膀胱炎になりやすい人は、水分を十分に摂取するようにしましょう。
整形外科

看護師が知っておきたい『ロキソプロフェン』の基本知識

ロキソプロフェンは、非ステロイド系抗炎症薬(NSAID)の一種であり、鎮痛効果と抗炎症効果を持っています。医療現場では、痛みや炎症を治療するために、ロキソプロフェンが使用されています。ロキソプロフェンは、一般的に、錠剤や注射剤として使用することが推奨されています。ロキソプロフェンの作用時間は、一般的に、4時間から6時間程度であり、効果が切れてきたら、再び服用することができます。ただし、ロキソプロフェンは、他の薬との相互作用や副作用を引き起こす可能性があるため、使用前に医師や薬剤師に相談することが重要です。
その他

看護師必須用語『ペグ』とは?

ペグとは、経皮内視鏡下胃ろう造設術のことである。PEG(Percutaneous Endoscopic Gastrostomy)とは、手術法の1つで、開腹することなく内視鏡を使って胃ろうを作成することである。胃ろう自体を指すこともある。 ペグは、経口摂取が困難な患者に栄養を投与するための方法として行われる。胃ろうは、腹部に小さな穴を開け、そこから胃にチューブを挿入することで作成される。チューブは、栄養剤や水分を直接胃に送り込むことができる。 ペグは、経口摂取が困難な患者に栄養を投与するための安全で効果的な方法である。ペグは、患者の栄養状態を改善し、生活の質を向上させることができる。
整形外科

看護師に知っておきたい『痛風』について

痛風とは、尿酸という物質が体内(主に関節部分)に析出することで引き起こされた関節炎のことである。風が当たるなどのわずかな刺激でも強い痛みが生じるということから「痛風」と呼ばれる。尿酸は、プリン体という物質が分解されてできる老廃物である。プリン体は、レバー、イワシ、サンマなどの魚介類、大豆製品、ビールなどに多く含まれている。痛風は、プリン体を含む食品の摂取量が多すぎたり、尿酸の排泄がうまくいかなかったりすることで起こる。痛風は、男性に多く、40歳以降に発症する人が多い。痛風の発作は、突然、足の親指の付け根の関節に激しい痛みを伴って起こる。痛みは、数時間から数日続く。その後、痛みが治まるが、また発作が起こる。痛風の発作を繰り返すことで、関節が変形したり、尿路結石ができたりする。
アレルギー・膠原病

看護師が知っておきたい過敏症の基礎知識

過敏症とは、薬剤や食品などによって、通常では示さない有害な症状を来すことです。アレルギー疾患と同義です。過敏症は、免疫系の反応によって起こります。免疫系は、細菌やウイルスなどの異物を排除する働きをしています。しかし、免疫系が異物と間違えて正常な物質を攻撃してしまうと、過敏症が起こります。 過敏症の症状は、人によって異なります。鼻汁、鼻づまり、くしゃみ、結膜炎、目の掻痒感などの症状が現れることが多いです。また、蕁麻疹、湿疹、呼吸困難などの症状が現れることもあります。 過敏症の原因となる物質は、様々です。薬剤、食品、花粉、ダニ、ペットの毛などがあります。過敏症の原因物質を特定するためには、医師による問診や検査が必要となります。 過敏症の治療法は、原因物質を避けることです。また、症状を緩和するためには、抗ヒスタミン薬やステロイド薬などの薬を服用することがあります。
整形外科

看護師に必須!こむら返りについて基礎知識を学ぼう

こむら返りとは、筋肉の不随意持続性(意思とは関係なく続く状態)の収縮である有痛性の筋痙攣のことです。筋肉が収縮すると、筋肉が短くなり、その結果、筋肉が伸ばされ、痛みを引き起こします。こむら返りは、筋肉が過度に使用されたり、脱水状態になったり、電解質のバランスが崩れたりすると起こりやすくなります。また、妊娠中や、特定の薬を服用している場合にも、こむら返りが起こりやすくなることがあります。こむら返りは、通常は数分以内に治まりますが、数時間続くこともあります。こむら返りが頻繁に起こる場合は、医師に相談することが重要です。
循環器

aVR(えーぶいあーる)とは?

aVR(えーぶいあーる)とは、12誘導心電図において四肢誘導から得られる波形の1つである。四肢誘導とは、右腕、左腕、左足の3つの手足の電極から得られる波形のことをいう。このうち、aVRは右腕と左足の間の電位差を測定した波形である。 aVRは、右心室の活動を示す波形である。右心室は、肺から心臓に戻ってきた血液を肺動脈に送り出す役割を担っている。aVR波形は、右心室の収縮と拡張に一致して変化する。aVR波形は、右心室の肥大や虚血などの疾患を診断するために使用される。
脳・神経

看護師に必須の用語『アーガイル=ロバートソン瞳孔』について

アーガイル=ロバートソン瞳孔とは、瞳孔異常の一種で、対光反応がない状態のことです。対光反応とは、光を当てたときに瞳孔が縮小する反応のことです。アーガイル=ロバートソン瞳孔では、光を当てても瞳孔が縮小しません。この症状は、主に神経梅毒で起こります。神経梅毒とは、梅毒菌が脳や脊髄に感染した状態のことです。梅毒は、梅毒トレポネーマという細菌によって引き起こされる感染症です。梅毒は、主に性行為によって感染します。梅毒に感染すると、皮膚や粘膜に発疹や潰瘍などの症状が現れます。梅毒を治療せずに放置すると、神経梅毒を発症することがあります。神経梅毒は、脳や脊髄を損傷し、様々な症状を引き起こす可能性があります。アーガイル=ロバートソン瞳孔は、神経梅毒の症状の一つです。
略語

医療現場の略語『包交(ホウコウ)』とは?

包交(ホウコウ)とは、包帯交換の略語です。包帯に限らず、術後などにドレッシング材を新しいものに交換する行為を総称してこう呼ぶことが多いです。医療現場で用いられる略語には、他にアンプタ、プンク、デクビなどがあります。 包交(ホウコウ)は、患者さんの傷を保護し、感染を防ぐために重要な処置です。また、患部の状態を把握し、適切な治療を行うためにも必要です。包交(ホウコウ)は、看護師が行う基本的な処置の一つなので、正確かつ安全に行う必要があります。 包交(ホウコウ)を行う際には、まず患者の状態を確認し、その状態に合ったドレッシング材を選択します。次に、傷口を洗浄し、消毒します。その後、ドレッシング材を患部に当て、包帯で固定します。包帯は、患部をしっかりと保護し、ずれにくいように巻くことが大切です。 包交(ホウコウ)を行った後は、患者の状態を定期的に観察し、ドレッシング材が汚れていたり、傷口から出血や膿が出ている場合は、すぐに交換する必要があります。また、患者の訴えをしっかりと聞き、適切な処置を行うことも大切です。
整形外科

看護師必携!リーメンビューゲル紐革装具とは?

先天性股関節脱臼の治療に不可欠な装具 リーメンビューゲル紐革装具は、先天性股関節脱臼の乳児の足を固定し、脱臼状態を治療する装具です。一般的に生後間もなく~数か月の乳児が使用しますが、1歳になってから使用する場合もあります。しかし、歩行を始めてから使用すると整復できる確率が低くなることが多いです。 リーメンビューゲル紐革装具を使用すると、乳児は体を著しく固定され、動きを制限されます。そのため、不機嫌な状態、夜泣き、睡眠不足、運動不足による下痢や便秘などの症状が見られることもあります。数か月にわたって治療が及ぶため、栄養管理・健康管理には充分に注意が必要です。 リーメンビューゲル紐革装具で治療しているときも、入浴などの場合には一時的に装具を外すこともできますが、装具を外す時間をなるべく短くする必要があります。リーメンビューゲル紐革装具で脚部を開いたまま固定すると、ベビーカーやチャイルドシートに乗せにくくなることがあります。装具がずれると治療が長引くため、外出する際には脚が正しい状態で固定されているように頻繁に確認することが求められます。また、リーメンビューゲル紐革装具を装着している状態では靴をはかせることができません。冬期の外出時には、足元が冷えないようにカバーオールなどで覆うことが必要になります。