整形外科

髄内釘と骨折治療

髄内釘とは、骨折部位を固定するために骨髄内に挿入する釘のことである。ネールやネイル、ロッドと呼ばれることもある。骨の端の部分から髄腔(ずいくう骨の中にある空洞)に打ち込むため、骨折した部分の骨を切開する必要がない。比較的大きな骨の骨幹部が骨折した場合に用いることが多い。 髄内釘は髄腔に挿入しやすいよう細長い形状になっている。骨内で動いてしまわないようにスクリュー状の釘がサイドから埋め込まれているものや、骨折部分に適度な圧力をかけて骨癒合(こつゆごう骨折部分の修復)を促すために斜めにスクリュー状の釘が埋め込まれているものもある。 髄内釘は一般的に金属でできており、軽さだけでなく錆びにくさを追求したチタンなどの特殊金属が利用されていることも多い。
呼吸器

看護師に必須の用語『バイトブロック』

バイトブロックとは? バイトブロックとは、気管挿管・人工呼吸管理中の患者が気管チューブを噛んでチューブを閉塞させてしまわないための医療器具です。全身麻酔時の患者や集中治療室の患者に用いられます。気管チューブは柔らかい素材で作られているため、歯で噛みつぶすことができます。そのため、歯で噛むことでチューブが閉塞・破損につながる恐れがあります。 バイトブロックは、患者が麻酔から覚醒した際、チューブの違和感で歯をくいしばることが多い際に使用されます。このときにバイトブロックがないとチューブが閉塞して呼吸が障害されることがあります。呼吸が障害されると、さらに力を込めて歯をくいしばることで悪循環に陥ります。上気道が閉塞された状態で過度の吸気努力をすると、胸腔内が非常に強い陰圧になるため、陰圧性肺水腫を引き起こす危険性もあります。吸気努力が強い若く強靭な男性ほど、抜管後に陰圧性肺水腫を起こすリスクが高まります。 バイトブロックを使用することで、これらのリスクを軽減することができます。また、バイトブロックを使用することで気管チューブの位置ずれも防止できます。
その他

看護師に不可欠!再生医療の基礎知識

再生医療とは、傷病で失われた臓器や組織の再建、修復、形成を目的とした治療法全般のことを指します。従来は移植(臓器、組織、細胞)を含む概念でしたが、近年は分化能を有する細胞から必要な組織や臓器を作り出し、喪失した機能を回復させる方法を指すようになりました。動物の細胞は1つの受精卵からあらゆる組織へ分化する能力を持っていますが、細胞分裂を繰り返すうちに色々な組織へ分化する能力を失い、一定の組織にだけなる性質の体細胞になります。その点に着目して、当初はあらゆる分化能を有するES細胞(胚性幹細胞)を用いた再生医療の研究が進みました。
その他

看護師に必須の用語『亜急性期』がもつ意味とは?

亜急性期は、急性期の段階を過ぎて病状が安定し、リハビリや退院支援を行う段階にある状態のことです。回復期とほぼ同義で使われる場合が多く、亜急性期病院や亜急性期病棟などの名称で呼ばれる医療機関があります。亜急性期では、急性期で必要だった集中治療やモニタリングなどの処置は必要なくなりますが、まだ病状が不安定なため、継続的な医療ケアが必要です。亜急性期病院や亜急性期病棟では、患者さんの状態に応じてリハビリテーションや退院支援などのサービスを提供しています。
脳・神経

知っておきたい! 多発性硬化症について

多発性硬化症(MS)とは、脳や脊髄にある神経を覆うミエリンと呼ばれる保護層に損傷を与える病気です。この損傷により、脳と身体の他の部分とのコミュニケーションが妨げられ、さまざまな症状を引き起こす可能性があります。MSは、最も多くの若い成人を障害にする原因となる中枢神経系の慢性疾患の1つです。中枢神経系には、脳、脊髄、視神経が含まれます。MSは通常、20歳から40歳の間に発症します。女性は男性よりも発症するリスクが高いです。 MSには、4つの主要なタイプがあります。 * 再発寛解型 (RRMS)は、最も一般的なタイプのMSであり、患者の約85%を占めています。RRMSでは、患者は発作に苦しみ、その間に症状が現れます。発作は数週間または数ヶ月続く可能性があり、その間に症状は完全に消失または部分的に回復する可能性があります。 * 二次進行型 (SPMS)は、約50%のRRMS患者が最終的に発症する進行型のMSのタイプです。SPMSでは、患者は症状が徐々に悪化するにつれて障害が増加します。 * 一次進行型 (PPMS)は、患者全体の約15%を占める、進行型のMSのもう1つのタイプです。PPMSでは、患者は症状が徐々に悪化しますが、発作はありません。 * 進行再発型多発性硬化症 (PRMS)は、進行型のMSのまれなタイプで、患者全体の約5%を占めています。PRMSでは、患者は発作を経験しますが、症状は発作の間にも徐々に悪化します。
眼科

看護師が知っておくべき「リドカイン塩酸塩」の基礎知識

リドカイン塩酸塩は、局所麻酔薬として使用される薬剤です。麻酔科医、歯科医、耳鼻咽喉科医、産婦人科医などの医療従事者によって、さまざまな医療処置で使用されています。リドカイン塩酸塩は、神経の感覚を一時的に遮断し、痛みや不快感を軽減する働きがあります。 リドカイン塩酸塩は、注射、軟膏、クリーム、スプレーなどのさまざまな形態で利用できます。注射は、局所麻酔として使用され、手術やその他の医療処置の際に痛みを軽減するために使用されます。軟膏やクリームは、皮膚の表面に塗布され、切り傷、やけど、虫刺されなどの痛みや不快感を軽減するために使用されます。スプレーは、のどの痛みや咳を軽減するために使用されます。 リドカイン塩酸塩は、一般的に安全に使用できますが、いくつかの副作用がある可能性があります。最も一般的な副作用は、注射部位の痛みや腫れです。その他の副作用としては、吐き気、嘔吐、めまい、頭痛、発疹などが挙げられます。リドカイン塩酸塩にアレルギーがある場合は、使用を避ける必要があります。
感染

看護師必須!HIVって何?

HIVとは、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)のことを指し、レトロウイルスの一種です。レトロウイルスとは、RNA型のエンベロープウイルスの一種であり、その遺伝物質はRNAで構成されています。HIVは、主に性行為、血液や体液を介して感染するウイルスで、免疫システムを破壊することにより、AIDS(後天性免疫不全症候群)を引き起こします。AIDSは、HIVに感染した人が、免疫力が低下し、様々な日和見感染症や悪性腫瘍を発症する病気です。HIVは、世界中で感染者が存在し、特にアフリカや東南アジアで感染者が多く報告されています。日本でもHIV感染者は増加しており、2020年末時点での推定感染者数は約1万2千人となっています。HIV感染は、早期発見と治療により、発症を遅らせることができます。そのため、HIV感染が疑われる場合は、早めに医療機関を受診することが大切です。
内分泌・代謝・栄養

看護師が知っておくべき甲状腺に関する基礎知識

甲状腺とは、気管の前面にある蝶のような形をした内分泌腺です。大きさは縦横ともに4~5cmほどで、重さは15~20gほどです。甲状腺は、濾胞細胞と傍濾胞細胞で構成されており、濾胞細胞は甲状腺ホルモンを分泌し、傍濾胞細胞はカルシトニンを分泌します。甲状腺ホルモンは、全身の代謝を高めたり、交感神経を興奮させたりする働きがあります。また、胎児や小児の成長や発達にも関与しています。カルシトニンは、血中カルシウム濃度を調整する働きがあります。
呼吸器

看護師に必須!肺塞栓の基礎知識

肺塞栓とは、心臓や静脈にできた血栓が血管の一部が詰まることで肺に血液を送ることが難しくなる病気です。血栓は、血液中の固形物が凝固して塊状になったもので、血液の流れを塞いでしまいます。肺塞栓は、命に関わる重篤な病気で、早期治療が重要です。肺塞栓は、さまざまな原因で起こりますが、最も多いのは、長時間同じ姿勢で座ったり立ったりしていることによるものです。これは、血液の流れを遅くし、血栓ができやすくなるためです。肺塞栓のリスクを高める他の要因としては、肥満、喫煙、妊娠、がん、心臓疾患、人工関節置換術などが挙げられます。
その他

看護師に必須!3-3-9度方式とは?

3-3-9度方式とは、日本の意識障害の評価方法である。ジャパンコーマスケール(JCS〈Japan Coma Scale〉)ともいう。この方式は、1974年に日本の脳外科医である杉田玄白によって開発され、1983年に日本脳神経外科学会によって承認された。 3-3-9度方式は、意識レベルを3つの項目によって評価する。最初の項目は、目の開き方である。目は、自発的に開いているか、刺激に対して開いているか、刺激に対して開かないかのいずれかである。2番目の項目は、言語反応である。言語は、正常、混乱、不適切、音のみ、無反応のいずれかである。3番目の項目は、運動反応である。運動は、自発的な運動、刺激に対する運動、刺激に対する運動なしのいずれかである。 3-3-9度方式は、意識障害の重症度を評価するのに役立つ。意識障害の重症度が高いほど、3-3-9度方式による評価スコアが低くなる。3-3-9度方式は、脳卒中、頭部外傷、薬物中毒などのさまざまな疾患で意識障害を評価するために使用される。
検査・診断

看護師の必須用語『心電図モニター』

心電図モニターは、心電図波形を持続的にモニター画面に表示する医療機器、またはそのシステムのことである。胸部と手足に電極を装着して心臓活動電位を計測し、そのデータを有線または無線でモニターに送信している。 心電図モニターは、心疾患を持つ患者の状態をモニタリングするために使用される。また、手術中や処置中の患者の状態をモニタリングするためにも使用される。心電図モニターは、患者の心拍数、不整脈、心筋梗塞などの心臓疾患を診断するために使用される。 心電図モニターは、心臓の電気的活動を測定する医療機器である。心電図は、心臓の筋肉が収縮したり弛緩したりする際に発生する電気信号である。心電図モニターは、これらの電気信号を検出して、モニター画面に波形として表示する。 心電図モニターは、患者の心臓の健康状態を評価するために使用される。心電図モニターは、心拍数、心拍リズム、心筋梗塞などの心臓疾患を診断するために使用される。また、心電図モニターは、手術中や処置中の患者の状態をモニタリングするためにも使用される。
整形外科

看護師が知っておくべき、テニス肘の症状と治療法

テニス肘は、主に短橈側手根伸筋の起始部(外側上顆部)が、反復する外傷やストレスにより障害されて起こる炎症である。短橈側手根伸筋は手首を伸ばす筋肉である。テニス肘は、テニス選手に多く見られるが、テニス以外のスポーツや日常生活の動作でも起こる可能性がある。テニス肘の症状は、肘の外側の痛み、手首を伸ばしたりひねったりしたときの痛み、肘の腫れや熱感などである。テニス肘の治療法は、安静、アイシング、消炎鎮痛剤、理学療法などである。
眼科

看護に必要な知識の一つ『立体視』について

立体視とは、両眼視の一つで、物体を立体的に見る機能のことである。人間は、左右の目で異なる視点を捉え、脳がその視点を合成することで、物体の立体的な像を認識している。立体視は、距離感や奥行きを認識するのに重要な役割を果たしており、スポーツや運転などの日常生活においても重要な機能である。 立体視は、主に以下の2つの要素によって構成されている。 * -両眼視差- 左右の目で見える像の差のこと。この差が大きいほど、立体視の効果は大きくなる。 * -融合- 左右の目の像を合成して、一つの像を脳が認識すること。この融合がうまく行われていないと、立体視はできない。 立体視障害とは、立体的に物を見る機能が低下している状態のことである。立体視障害には、先天性と後天性がある。先天性の立体視障害は、生まれつき両眼視差が大きかったり、融合がうまく行われていないために起こる。後天性の立体視障害は、事故や病気などによって片方の眼が失われたり、視力が低下したりするために起こる。 立体視障害があると、距離感や奥行きを認識するのが難しくなる。そのため、スポーツや運転などの日常生活において支障をきたすことがある。立体視障害の治療法は、原因によって異なる。先天性の立体視障害は、手術や眼鏡で治療できる場合がある。後天性の立体視障害は、視力回復のための治療やリハビリテーションによって改善できる場合がある。
血液・造血

看護師必見!抗胸腺細胞グロブリンの基礎知識

抗胸腺細胞グロブリン(ATG)は、ヒト胸腺細胞をウサギやウマに注射し、その血清を集めて得られる抗リンパ球抗体である。抗リンパ球グロブリン(ALG)とも呼ばれる。国内ではウマに免疫して得られたATG製剤が広く用いられている。生体に投与するとT細胞と反応して末梢血リンパ球が減少し、免疫抑制効果が発揮される。再生不良性貧血の免疫抑制療法として用いられる。 ATGは、胸腺細胞に対する抗体を産生するために、ウサギやウマなどの動物にヒト胸腺細胞を注射して作られる。この抗体は、T細胞の表面にあるタンパク質と特異的に結合し、T細胞を破壊する。また、ATGはT細胞の増殖を阻害する効果もある。 ATGは、再生不良性貧血の免疫抑制療法として使用される。再生不良性貧血は、骨髄が十分な数の血球を産生できなくなる病気である。ATGは、T細胞を破壊することで、骨髄に対する攻撃を阻止し、血球の産生を回復させる。 ATGは、重篤な副作用を引き起こす可能性があるため、慎重に投与される必要がある。最も一般的な副作用は、感染症、発熱、悪寒、筋肉痛、関節痛、吐き気、嘔吐である。また、ATGは、肺、肝臓、心臓に損傷を与える可能性もある。
医療機器・設備・器具

アネロイド式血圧計:看護師に必須の血圧計

アネロイド式血圧計は、水銀を使用しないため安全な血圧計として広く普及しています。近年では、技術革新により、水銀血圧計と変わらない測定精度ながら、軽量化や耐衝撃性など臨床における使いやすさの向上が図られています。 軽量化により、持ち運びや移動が楽になり、耐衝撃性により、落としても壊れにくくなっています。また、デザインもスタイリッシュなものや、コンパクトなものなど、多種多様になってきており、使用者の好みに合わせて選ぶことができます。 これらの使いやすさの向上により、アネロイド式血圧計は、医療機関だけでなく、家庭でも広く使用されるようになっています。
アレルギー・膠原病

看護師が知っておきたいドライマウスについて

ドライマウスとは、口腔内が乾燥している状態である。この症状は、さまざまな原因で起こりうる。最も一般的な原因は、病気や薬剤の副作用である。糖尿病、シェーグレン症候群、HIV/エイズなどの病気は、ドライマウスを引き起こす可能性がある。抗うつ薬、抗ヒスタミン薬、降圧薬などの薬剤も、ドライマウスの副作用として知られている。加齢、飲酒、喫煙などの生活習慣も、ドライマウスを引き起こす可能性がある。ドライマウスは、口腔内の乾燥感、口渇、舌のひび割れ、口臭、味覚障害などの症状を引き起こす。ドライマウスは、歯周病や虫歯のリスクを高める可能性がある。
検査・診断

看護師必須の医療器具『喉頭鏡』

喉頭鏡とは、喉頭を観察・展開するために使用される器具である。主として、気管挿管する際に使用する。喉頭鏡には、さまざまな種類があり、構造や操作、サイズがそれぞれ異なる。 一般的に、喉頭鏡は、金属製の管状の筒で、先端には光源が設置されている。また、喉頭鏡の側面には開口部があり、そこから医師は喉頭を観察することができる。喉頭鏡は、喉頭蓋を持ち上げ、声帯を露出させることで、気管挿管を容易にする。 喉頭鏡には、さまざまな種類がある。最も一般的なのは、マッキントッシュ喉頭鏡で、これは、湾曲した先端を持つ。他の種類としては、ミラー喉頭鏡、ブルンニング喉頭鏡、ウィルソン喉頭鏡などがある。これらの喉頭鏡は、それぞれに異なる特徴と用途を持っている。 喉頭鏡は、気管挿管を行う際に不可欠な器具である。喉頭鏡を使用することで、医師は喉頭を観察し、声帯を露出させることができるので、気管挿管を容易に行うことができる。
腎・泌尿器

看護師が知っておきたい亀頭包皮炎の症状と治療法

亀頭包皮炎とは、男性の陰茎とそれを覆う包皮の感染症です。一般に「皮」と呼ばれる部分の感染症です。亀頭包皮炎は、基本的には、陰茎のすべてまたは一部が包皮に覆われている包茎の状態に随伴して起こってくる症状です。小児に多い病気ですが、全年齢に発生する可能性があります。 亀頭包皮炎の症状は、亀頭の赤み・腫れ・痛み、排尿時の痛みや違和感などがあります。包皮が亀頭を覆っていることで、汚れや細菌がたまりやすくなり、感染症を起こしやすくなります。また、包皮が長いと、亀頭を洗浄することが難しくなり、感染症のリスクが高まります。 亀頭包皮炎の治療は、抗生物質による薬物療法が一般的です。抗生物質は、感染症の原因となっている細菌を殺菌したり、その増殖を抑えたりする効果があります。また、炎症を抑えるための薬や、痛みを和らげるための薬が処方されることもあります。 亀頭包皮炎を予防するためには、包皮を清潔に保つことが大切です。包皮は、毎日石鹸と水で洗浄し、よくすすぎましょう。また、包皮をできるだけ短くする包皮切除術を行うことで、亀頭包皮炎のリスクを減らすことができます。
消化器

胆嚢について知る!看護師に必須の用語

胆嚢の役割と機能 胆嚢は、肝臓の右下部に位置する臓器です。胆汁を貯蔵して濃縮し、十二指腸に放出する役割を果たしています。胆汁は、肝臓で作られる消化液で、脂肪の消化を助ける役割を果たしています。胆嚢は、胆汁を濃縮することで、より強力な消化液として十二指腸に送り出すことができます。また、胆嚢は、胆汁を貯蔵することで、十二指腸に常に胆汁が供給されるようにしています。 胆嚢の主な機能は、胆汁を貯蔵して濃縮することです。胆汁は、肝臓で作られる消化液で、脂肪の消化を助ける役割を果たしています。胆嚢は、胆汁を濃縮することで、より強力な消化液として十二指腸に送り出すことができます。また、胆嚢は、胆汁を貯蔵することで、十二指腸に常に胆汁が供給されるようにしています。 胆嚢は、胆汁の流れを調節する役割も果たしています。胆嚢は、胆汁を濃縮して十二指腸に放出する際に、胆汁の流れを調節しています。また、胆嚢は、十二指腸から逆流してきた胆汁を貯蔵することで、胆汁の逆流を防いでいます。 胆嚢は、消化器系の重要な臓器であり、脂肪の消化を助ける役割を果たしています。また、胆嚢は、胆汁の流れを調節する役割も果たしています。
呼吸器

看護師必須『気管支炎』とは?

気管支炎とは、気管や気管支の炎症であり、ウイルスや細菌の感染、またはその他の刺激物質への反応として発生します。気管は、肺につながる気道です。気管支は、気管から肺の内部に向かって分岐する気道の細い管です。気管支炎になると、気管や気管支が炎症を起こして腫れ、粘液の分泌が増加します。粘液は、気道の壁に付着し、呼吸を困難にします。 気管支炎は、急性気管支炎と慢性気管支炎の2種類に分類されます。急性気管支炎は、通常ウイルス感染によって引き起こされる短期的な病気です。慢性気管支炎は、通常喫煙やその他の慢性刺激への曝露によって引き起こされる長期的な病気です。 急性気管支炎の症状としては、咳、痰、息切れ、胸の痛みなどがあります。慢性気管支炎の症状としては、咳、痰、息切れ、疲労、体重減少などがあります。
その他

看護師必須語『KOT』ってなに?

看護師が使う『KOT』とは、大便を意味する業界用語です。ドイツ語のKotに由来し、カルテなどで「KOT-3」(3日間排便なし)のように記載されることがあります。看護師は、患者の排便状況を把握するために、排便の回数や量、形状などを観察しています。『KOT』は、排便状況を記録する際に使用される重要な用語なのです。 看護師が『KOT』を使用する理由は、排便状況が患者の健康状態を反映しているからです。例えば、便秘は、消化器系の問題や薬の副作用などが原因で起こることがあります。また、下痢は、感染症や食物中毒などが原因で起こることがあります。看護師は、『KOT』を観察することで、患者の健康状態を把握し、適切なケアを提供することができます。
検査・診断

看護師に欠かせない専門用語!超音波ってなに?

超音波とは、音の一種で、一般的に人間の耳には聞こえない20kHzを超える周波数の音、または聞くことを目的としない音のことを指します。超音波は、医療、工業、軍事など、さまざまな分野で使用されています。医療分野では、超音波は主に診断と治療に使用されています。例えば、超音波検査は、臓器や血管の状態を調べるために使用され、超音波治療は、腫瘍の切除や結石の破砕など、さまざまな治療に使用されています。工業分野では、超音波は、洗浄、溶接、切断など、さまざまな工程に使用されています。例えば、超音波洗浄は、精密機器の洗浄に使用され、超音波溶接は、金属やプラスチックの接合に使用されます。軍事分野では、超音波は、ソナーや水中通信に使用されています。例えば、ソナーは、水中にある物体の位置を検出するために使用され、水中通信は、潜水艦同士の通信に使用されています。
精神科

看護師必須用語『学習(learning)』の意味と役割

学習とは、経験を通じて動物の行動が半永久的に変容することである。言い換えれば、勉強や経験の結果、その前後でその人の行動が変化しない場合には学習とは言えない。また、変化してもそれが半永久的に続かないと学習とは言えない。 学習は、生物の進化にとって不可欠なプロセスである。学習によって、生物は環境の変化に適応し、生き延びることができる。また、学習によって、生物は新しい技能や知識を身につけることができ、より良い生活を送ることができる。 学習は、様々な方法で行うことができる。最も基本的な学習方法は、経験による学習である。経験による学習とは、実際に何かをやってみて、その結果から学ぶことである。例えば、子供が初めて自転車に乗ることを学ぶとき、最初は転んだり、バランスを崩したりすることが多い。しかし、何度も練習を重ねるうちに、子供は自転車の乗り方を習得する。 経験による学習に加えて、観察による学習や、言語による学習など、様々な学習方法がある。観察による学習とは、他の人が何かをしているのを見て、その方法を学ぶことである。例えば、子供が親が料理をしているのを見て、料理の方法を学ぶことがある。言語による学習とは、本を読んだり、話を聞いたりして、新しい知識を身につけることである。 学習は、生涯を通じて行うことができる。人は、生まれた時から死ぬまで、常に新しいことを学び続けている。学習は、私たちの人生を豊かにし、より良い生活を送るために不可欠なプロセスである。
アレルギー・膠原病

看護師に必須の用語『オマリズマブ』

オマリズマブは、重症のアトピー型喘息や特発性慢性じんましんの治療に用いられる注射薬です。分子標的治療薬のひとつであり、ヒト化抗IgEモノクローナル抗体です。IgE抗体は、アレルギーの原因物質であるアレルゲンと結合して、肥満細胞や好塩基球を活性化させる抗体です。オマリズマブは、このIgE抗体に結合して、アレルゲンとの結合を阻害することで、アレルギー症状を抑制します。 オマリズマブは、皮下注射で投与されます。投与間隔は、通常2~4週間です。オマリズマブを投与することで、喘息やじんましんの症状を改善することができます。また、オマリズマブは、喘息の発作を予防する効果もあります。オマリズマブの副作用としては、注射部位の痛みや腫れ、頭痛、疲労、下痢などがあります。