眼科

看護師に必須の用語『アディー症候群』

アディー症候群は、生まれつきの神経障害によって起こるまれな疾患です。副交感神経を構成する細胞が破壊され、片目の瞳孔が散瞳し、まぶしさが増す特徴があります。瞳孔が散瞳することでピントが合いづらくなり、まぶしさが増すので、特に明るい場所では見づらさを感じることが多くあります。また、アディー症候群は、片方の目にだけ起こることがほとんどで、20~40代の女性に多く見られます。アディー症候群の原因は不明ですが、自己免疫疾患やウイルス感染などが原因である可能性が考えられています。アディー症候群の治療は、まぶしさを抑えるための対症療法が中心となります。
腎・泌尿器

透析の基礎を徹底解説!看護師必須の用語

透析とは、急性腎不全や末期腎不全の患者に行われる腎代替療法の1つです。透析は、半透膜を介して患者の血液と透析液を接触させることで、血液から水分や電解質などの過剰な物質を除去したり、体内に不足している物質を補充したりして、体液の状態を一定に保つための治療法です。透析には、血液透析と腹膜透析の2種類があります。血液透析は、患者の血液を体外に取り出し、透析液と接触させてから、再び体内に戻す方法です。腹膜透析は、患者の腹腔に透析液を注入し、透析液と腹膜を介して血液と透析液を接触させる方法です。透析は、腎不全の患者にとって生命を維持するための重要な治療法です。
検査・診断

ブルンベルグ徴候とは?その症状や検査方法について

ブルンベルグ徴候とは、患者の腹壁を手で垂直に圧迫し、その手を急に離すと鋭い痛みを感じる症状である。腹膜に炎症があると起こる腹膜刺激症状の一つで、反跳痛(rebound tenderness)または反動痛とも呼ばれる。ブルンベルグ徴候は、急性虫垂炎、穿孔性腹膜炎、腸閉塞などの腹膜炎を疑う際に用いられる重要な身体所見である。ブルンベルグ徴候陽性の場合、腹膜に炎症がある可能性が高く、さらなる検査や治療が必要となる。ブルンベルグ徴候は、腹膜炎の診断に有用な身体所見であるが、特異性が高くないことに注意が必要である。他の疾患でもブルンベルグ徴候陽性となることがあり、腹膜炎以外の疾患も鑑別する必要がある。
感染

看護師が知っておくべき『細胞内寄生菌』

細胞内寄生菌とは、生きた細胞内に寄生して増殖する細菌の総称である。細胞内寄生菌は、通性細胞内寄生菌と偏性細胞内寄生菌に大別される。通性細胞内寄生菌は、細胞内と細胞外、どちらでも増殖できる病原性細菌である。代表的な病原性細菌として、結核菌、チフス菌、梅毒トレポネーマなどが挙げられる。偏性細胞内寄生菌は、寄生する細胞の外では増殖できない病原性細菌である。代表的な病原性細菌にリケッチア、クラミジアなどが挙げられる。
感染

看護師が覚えておきたい肺炎球菌とは?

肺炎球菌(はいえんきゅうきん/Streptococcus pneumoniae)とは、グラム陽性の双球菌であり、肺炎レンサ球菌や肺炎双球菌などとも呼ばれる。通常は病気を起こさない菌だが、高齢者やHIV感染患者、脾臓機能低下患者のように免疫系の機能が低下すると、感染症が発生しやすくなる。また、喫煙、COPD、C型肝炎なども肺炎球菌感染の危険因子として挙げられる。肺炎球菌は、菌体表面に莢膜と呼ばれる構造を持ち、白血球などの食細胞から細菌本体を守る役割を担っている。また、少なくとも90種類以上の血清型があることが知られている。
呼吸器

看護師必見!肺気量分画について徹底解説

肺気量分画とは、肺に出入りする空気の測定値の総称である。スパイログラムともいう。肺気量分画は、全肺気量、肺活量、最大吸気量、1回換気量、予備吸気量、予備呼気量、残気量、機能的残気量からなる。 肺気量分画を測定する検査は呼吸機能検査と呼ばれ、術前などに行われるのが一般的である。呼吸機能検査では、スパイロメーターという機械を使って、肺に出入りする空気の量やスピードを測定する。 肺気量分画の測定値は、呼吸器系の健康状態を評価するのに役立つ。肺気量分画が正常範囲内であれば、呼吸器系の健康状態は良好であると考えられる。しかし、肺気量分画が正常範囲外であれば、呼吸器系の疾患の可能性がある。 肺気量分画が低下する疾患としては、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、気管支喘息、間質性肺疾患などがある。肺気量分画の上昇が起こる疾患としては、肺気腫、気胸などがある。 肺気量分画を測定することで、呼吸器系の健康状態を評価し、疾患の早期発見につなげることができる。
救急・ICU

肝機能障害とは?看護師が知っておきたい病態と原因

肝機能障害とは、さまざまな原因により肝臓の機能に異常が起きた状態である。肝臓は、体内で解毒、代謝、タンパク質の合成、胆汁の生成など、さまざまな重要な働きをしている。肝機能障害が起こると、これらの働きが低下し、さまざまな症状が現れる。 肝機能障害の原因には、ウイルス感染、アルコール性肝障害、脂肪肝、自己免疫性肝疾患、遺伝性肝疾患などがある。ウイルス感染による肝機能障害には、A型肝炎、B型肝炎、C型肝炎などがある。アルコール性肝障害は、長期間にわたって大量のアルコールを摂取することで起こる肝機能障害である。脂肪肝は、肝臓に脂肪が蓄積することで起こる肝機能障害である。自己免疫性肝疾患は、免疫システムが肝臓を攻撃することで起こる肝機能障害である。遺伝性肝疾患は、遺伝子の異常によって起こる肝機能障害である。 肝機能障害の症状には、黄疸、倦怠感、食欲不振、悪心・嘔吐、腹痛、下痢、尿の色の変化、便の色の変化などがある。黄疸は、肝臓で産生されるビリルビンの血中濃度が上昇することで起こる症状で、皮膚や粘膜が黄色くなる。倦怠感は、疲れやすさやだるさのことである。食欲不振は、食欲が低下することである。悪心・嘔吐は、吐き気や嘔吐のことである。腹痛は、腹部の痛みである。下痢は、便がゆるくなることである。尿の色の変化は、尿の色が濃くなることである。便の色の変化は、便の色が淡くなることである。
アレルギー・膠原病

看護師必見!フィブリノイド変性とは?

フィブリノイド変性とは、血管壁などの結合組織に免疫グロブリン、補体成分、フィブリンなどが沈着した病変のことであり、フィブリン様変性、線維素様変性、類線維素変性、類線維素膨化、線維素様膨化など様々な呼び方があります。 この病変は、感染症、自己免疫疾患、膠原病など様々な原因によって引き起こされる可能性があり、血管壁の肥厚や狭窄、組織の破壊などを引き起こすことがあります。 フィブリノイド変性は、免疫グロブリン、補体成分、フィブリンなどの沈着によって引き起こされる病変であり、血管壁の肥厚や狭窄、組織の破壊などを引き起こす可能性があります。
組織・制度

NANDA看護診断とは?~看護診断の定義と統一化のために~

NANDA看護診断とは、看護師が患者の健康状態を評価し、看護ケアの計画を立てるために使用する用語集です。NANDA看護診断は、北米看護診断協会(NANDA)によって開発され、現在では世界中の看護師に使用されています。 NANDA看護診断には、200以上の用語が登録されており、それぞれに定義、関連因子、診断基準が定められています。看護師は、患者の健康状態を評価する際に、これらの用語を使用して患者の問題点を特定します。そして、患者の問題点に合わせて看護ケアの計画を立てます。 NANDA看護診断を使用することで、看護師は患者の健康状態をより正確に評価し、より効果的な看護ケアを提供することができます。また、NANDA看護診断は看護師同士のコミュニケーションを円滑にし、看護ケアの質を向上させるのに役立ちます。
産婦人科

看護師に必須の用語『非対称性緊張性頸反射』

非対称性緊張性頸反射(ATNR)とは、新生児にみられる原始反射の一種です。赤ちゃんを仰向けに寝かせ、首を一方に向けると、顔面側の上下肢が伸展し、後頭側が屈曲する反応です(例首を右に向けると、右の手足は伸び、左の手足は曲がる)。ATNRは、大脳の発達が未熟な新生児特有の反射であり、生後4カ月を過ぎた頃から見られなくなります。 ATNRは、新生児の姿勢制御に重要な役割を果たしています。赤ちゃんが首を動かして周囲を見渡す際、ATNRによって手足が自動的に伸展・屈曲して、バランスを維持することができます。また、ATNRは、赤ちゃんが寝返りやハイハイをする際にも重要な役割を果たしています。 ATNRが正常に発達していないと、姿勢制御に障害をきたしたり、運動の発達に遅れが生じたりする可能性があります。そのため、小児科医や理学療法士による定期的なチェックが重要です。
精神科

看護師に必須の用語『終末期医療』を徹底解説

終末期医療の対象者は、筋委縮性側索硬化症(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう)や筋ジストロフィー症、アルツハイマー型認知症、ガンなどの進行により、多臓器が不全状態にある患者を対象に行うことが多いです。一般的には余命3か月以内と判断されたときに、治療や延命目的の医療行為を止め、苦痛を取り除く緩和医療のみを実施します。ただし、余命が長くないと判断されたときも、患者や家族が治療や延命目的の医療行為を求めるときには終末期医療は実施されません。あくまでも、患者の意思が尊重され、患者が意思を明確に示せないときは家族の意思が尊重されます。
検査・診断

看護師必須!ラウエンシュタイン法を徹底解説

ラウエンシュタイン法とは、股関節斜位撮影をする肢位のことである。つまり、関節の角度のことである。仰臥位で非健側を45°挙上した斜位とし、健側の股関節を屈曲45°、外転45°とする。股関節の画像診断として広く活用されている。股関節の画像診断は、股関節の痛みや腫れ、歩行障害などの症状のある患者に行われる。股関節の画像診断には、X線撮影、CT検査、MRI検査などがある。X線撮影は、股関節の骨の状態を調べるために最もよく行われる検査である。CT検査は、股関節の骨や軟部組織の状態を調べるために有用である。MRI検査は、股関節の軟部組織の状態を調べるために有用である。
消化器

看護師必須!ヘルニアとは何か?

ヘルニアとは、先天的または後天的な原因で生じた裂隙もしくは欠損部から、臓器や組織が脱出した状態である。ヘルニアは、体のあらゆる部位に発生する可能性があるが、最も一般的なのは鼠蹊ヘルニア、大腿ヘルニア、臍ヘルニア、腹壁ヘルニアである。 ヘルニアは、組織の弱さや欠損部から組織や臓器が脱出することで発生する。組織の弱さは、先天的なもの(生まれつき存在するもの)や、後天的なもの(怪我や病気などによって生じるもの)がある。ヘルニアは、ほとんどの場合、痛みを伴わないが、脱出した組織や臓器が血流を遮断されたり、神経を圧迫したりすると、痛みや不快感を生じることがある。 ヘルニアは、患部を押し戻したり、手術によって修復したりすることで治療することができる。手術は、全身麻酔下で行われることが多く、術後は数日から数週間の安静が必要となる。ヘルニアは、早期に治療することで、合併症を予防することができる。
循環器

看護師に欠かせない用語『DNR』

DNRとは、患者の容態が急変して心停止してしまっても、心肺蘇生を行わないことである。(do not resuscitate)。この意思表示は、患者あるいは患者の家族などによって決定される。DNRの意思表示があった場合は、その旨をDNRシートに記載する。DNRは、あくまで心肺蘇生を行うかどうかにのみ関与しているため、その他の治療は、DNRの有無に関係なく続けられる。DNRは蘇生する可能性が低くなった状況下で求められる判断材料であるが、蘇生できる可能性がある患者も対象であるという言い方に聞こえかねないということもあり、DNARという言い方が主流になっている。
産婦人科

看護師必見!垂直感染とは?

垂直感染とは、病原体が親から子どもに伝播される感染様式のことである。垂直感染を起こしうる疾患には、風疹・梅毒・ヘルペス・B型肝炎・HIV感染症などがある。 垂直感染は、妊娠中の胎内感染、出産時の産道感染、出生後の経母乳感染などによって起こる。胎内感染は、妊娠中に母親が感染症にかかった場合に、胎盤を通じて胎児に感染する。産道感染は、出産時に母親の産道を通過する際に、胎児が感染する。経母乳感染は、出生後に母親の母乳を通じて、乳児が感染する。 垂直感染は、子どもに重篤な健康被害をもたらす可能性がある。例えば、風疹の胎内感染は、先天性風疹症候群を引き起こし、聴覚障害、視覚障害、心臓疾患などの障害を引き起こす可能性がある。梅毒の胎内感染は、先天性梅毒を引き起こし、皮膚障害、骨障害、神経障害などの障害を引き起こす可能性がある。 垂直感染を防ぐためには、妊娠中の母親が感染症にかからないように予防することが大切である。妊娠中に感染症にかかってしまった場合は、適切な治療を受けることが大切である。また、出産後は、母乳で育てないことが望ましい。
腎・泌尿器

看護師に必須の用語「ハルン(尿)」の意味と使い方

ハルン(はるん)とは、尿を意味する医療用語のことである。ドイツ語のHarnより。医療現場で用いられる用語には、他にエント(えんと)、カイザーなどがある。 ハルンという言葉の語源は、古高ドイツ語のharaであり、これは「水」または「液体」を意味する。その後、中世ドイツ語のharnとなり、最終的には現代ドイツ語のHarnとなった。ハルンという言葉は、英語のurineにも関連しており、これは古フランス語のurineから派生したものである。 ハルンという言葉は、医療現場で広く使用されており、尿検査や尿路感染症などの際に頻繁に使用される。また、ハルンという言葉は、尿失禁や尿道カテーテルなどの尿に関する医療機器や治療法にも使用される。
循環器

クロピドグレルについて知っておきたいポイント

クロピドグレルは、プラークと呼ばれる血小板の塊が血管を塞いでしまうのを防ぐ薬です。心臓発作や脳卒中の発生率を低減するために使用されます。 クロピドグレルは、持続性血小板阻害剤またはP2Y12阻害剤として知られるタイプの薬です。血小板が凝固するのを防ぐことで作用します。クロピドグレルは、アスピリンと一緒に服用されることがよくあります。アスピリンは、血小板が凝固するのを防ぐ別の種類の薬です。クロピドグレルとアスピリンを一緒に服用することで、心臓発作や脳卒中のリスクをさらに低減することができます。 クロピドグレルは、通常、1日1回、食事に関係なく服用されます。この薬を服用している間は、多量のアルコールを摂取しないようにする必要があります。クロピドグレルは、出血のリスクを高める可能性があります。 クロピドグレルには、出血、あざ、鼻血、おなら、下痢などの副作用があります。これらの副作用は通常は軽度であり、数週間以内に消失します。ただし、重度の出血を経験した場合は、直ちに医師に相談する必要があります。 クロピドグレルは、一般に安全で効果的な薬ですが、一部の人には向いていない場合があります。クロピドグレルを服用する前に、医師に他の服用している薬、持っている病状、アレルギーについて知らせてください。
内分泌・代謝・栄養

看護師が知っておきたい「hl(高脂血症)」

高脂血症とは、血液中のコレステロールや中性脂肪などの脂質が高すぎる状態をいいます。脂質は、体のエネルギー源であり、細胞膜やホルモンの構成成分として重要な役割を果たしています。しかし、脂質が多すぎると、動脈硬化を引き起こし、心臓病や脳卒中などのリスクが高まります。 高脂血症の原因には、遺伝的なもの、食生活、運動不足、肥満、喫煙、飲酒、ストレスなどがあります。また、糖尿病、甲状腺機能低下症、腎臓病、肝臓病などの基礎疾患がある場合にも、高脂血症になるリスクが高くなります。 高脂血症の症状は、ほとんどの場合ありません。しかし、進行すると、動脈硬化によって、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞、閉塞性動脈硬化症などの合併症を引き起こすことがあります。 高脂血症の治療は、食生活の改善、運動療法、薬物療法などがあります。食生活の改善では、脂質の多い食品を控え、野菜や果物、魚介類を多く摂るようにします。運動療法では、有酸素運動を週に3回以上、30分以上行うようにします。薬物療法では、スタチン系薬剤、フィブラート系薬剤、胆汁酸結合樹脂、ナイアシン製剤などの薬剤を使用します。
脳・神経

メラトニンとは?睡眠・覚醒リズムを調節するホルモン

メラトニンは、脳の松果体で合成されるホルモンです。睡眠・覚醒リズムを調節する働きがあり、周囲が薄暗くなることを感知して分泌が亢進され、午後11時〜午前3時頃に血中濃度はピークを迎えます。ヒトにおいては睡眠を促進する効果があるため、これにより、昼行性の日内リズムを作っているとされています。 また、メラトニンの分泌量は季節によっても変動し、夜が長い秋・冬のほうが、春・夏に比べて血中濃度が高くなることが知られています。このため、季節性情動障害の一因と言われています。
循環器

看護師に知っておいてほしい!心電図とその重要性

心電図とは、心臓が拍動する際に生じる心筋細胞の電気的興奮を体表面の電極で波形として記録するものである。心電図は、心臓の異常を診断するために使用される重要な検査である。 心電図は、心臓の機能を評価するために使用される非侵襲的な検査である。心電計と呼ばれる機械を使用して行われ、体の特定の場所に電極を配置することによって、心臓の電気活動を記録する。 心電図は、心臓の電気的異常を検出するために使用される。これらの異常には、不整脈、心筋梗塞、心肥大、心筋炎などがある。心電図は、心臓の機能を評価するためにも使用される。これらの評価には、心臓の拍動数、心臓の収縮力、心臓の電気伝導速度などがある。 心電図は、心臓の異常を診断するために使用される重要な検査である。心電図は、非侵襲的な検査であり、短時間で簡単に実施することができる。心電図は、心臓の電気的異常を検出するために使用され、心臓の機能を評価するためにも使用される。
検査・診断

看護師に必須の用語:フィブリノゲン

フィブリノゲンの役割 フィブリノゲンは、止血の過程で重要な役割を果たすタンパク質です。血管が損傷すると、血小板が損傷部位に集まり、血栓を形成して出血を止める働きをします。フィブリノゲンは、血小板が血栓を形成する際に必要不可欠な成分であり、血栓の強度と安定性を高める働きをします。 また、フィブリノゲンは、炎症反応にも関与しています。炎症が起こると、フィブリノゲンが炎症部位に集まり、血栓を形成して炎症を局在させる働きをします。また、フィブリノゲンは、炎症に伴う組織の損傷を修復する働きもしています。 フィブリノゲンは、肝臓で合成され、血液中に放出されます。正常な成人では、血液中のフィブリノゲン濃度は200~400mg/dLです。フィブリノゲン濃度が低下すると、出血傾向が高まり、血栓が形成されにくくなります。逆に、フィブリノゲン濃度が高くなると、血栓が形成されやすくなり、動脈硬化や脳梗塞などの血管障害のリスクが高まります。
耳鼻咽喉科

【看護師向け】急性副鼻腔炎とは?

急性副鼻腔炎とは、副鼻腔に発症する急性の感染症である。副鼻腔とは、鼻の周囲にある空洞で、鼻腔とつながっている。急性副鼻腔炎は、細菌やウイルスが副鼻腔に感染することによって引き起こされる。 急性副鼻腔炎の症状は、鼻閉、鼻漏、後鼻漏、咳嗽などの呼吸器症状や頭痛、顔面の圧迫感などである。鼻閉は、鼻の通りが悪くなることで、息苦しさや鼻水が出にくいなどの症状が現れる。鼻漏は、鼻水が出ることで、透明だったり、黄色や緑色だったりする。後鼻漏は、鼻水が喉の奥に流れることで、咳の原因となる。咳嗽は、咳が出ることで、痰が絡む場合もある。頭痛は、頭が痛くなることで、ズキズキしたり、締め付けられるような痛みがある。顔面の圧迫感は、顔面が圧迫されるような痛みで、頬や額などに起こる。
医療機器・設備・器具

現場の看護師が覚えておきたい!注射針の太さを表す「ゲージ」

ゲージとは、注射針の太さを表す単位のことである。Gと記す。数字が大きくなるほど、注射針の太さは細くなる。通常の採血や点滴で使われる注射針は21G~23G、献血で使用される注射針は17G~18G程度である。太い方が、より短時間に多くの液体を吸引することができる。一方、局所麻酔や予防接種など、薬液の皮下注射を行う場合は26G~27Gといった細い針を使う場合もある。 看護師は、患者の状態や治療内容に合わせて適切なゲージの注射針を選択することが重要である。例えば、採血や点滴を行う場合は、21G~23Gの注射針を使用することが多い。一方、局所麻酔や予防接種を行う場合は、26G~27Gの細い注射針を使用することがある。また、患者の血管が細い場合は、より細いゲージの注射針を使用することがある。 看護師は、ゲージと注射針の太さの関係を理解し、患者の状態や治療内容に合わせて適切な注射針を選択することが求められる。
その他

看護師に必須の用語『プライマリーナーシング』

プライマリーナーシングとは、患者の入院から退院まで一人の看護師が担当する看護方式です。患者の健康状態や治療計画、看護計画などをすべて担当する看護師はプライマリーナースと呼ばれ、患者の状態を深く理解し、きめ細やかな看護を提供することができます。また、患者との信頼関係を築きやすく、患者も安心感を持って看護を受けることができます。 プライマリーナーシングは、1970年代に米国のミネソタ大学病院の内科病棟で試行されたことから始まりました。その後、日本でも導入されるようになり、現在では多くの医療施設で採用されています。従来の看護方式では、複数の看護師がシフト制で患者を担当していました。そのため、患者は毎回違う看護師にケアされることになり、看護師も患者のことを深く理解することができませんでした。 プライマリーナーシングでは、一人の看護師が患者を担当することで、患者の状態を深く理解し、きめ細やかな看護を提供することができます。また、患者との信頼関係を築きやすく、患者も安心感を持って看護を受けることができます。プライマリーナーシングは、患者満足度の向上や看護師の働きがい向上につながるとして、多くの医療施設で導入されています。