腎・泌尿器

尿道カルンクルの基礎知識

尿道カルンクルとは、女性の尿道にできる良性腫瘤のことです。更年期(中年)以降に発生しやすいとされています。外尿道口付近の尿道後壁から発生するため、外尿道口の肛門よりの方向から発生します。大きさは、大豆と表現されるような形状で、血流が豊富なため赤色を呈しています。 尿道カルンクルは、女性にのみ発生する良性腫瘤です。尿道カルンクルの原因は、加齢、出産、肥満、糖尿病などのさまざまな要因が考えられています。尿道カルンクルの症状は、尿道口の違和感、痛み、出血などです。尿道カルンクルの治療は、症状が軽い場合は経過観察ですが、症状が強い場合は切除手術が行われます。 尿道カルンクルは、女性に多くみられる良性腫瘤ですが、症状が強い場合は治療が必要となるため、早めに医師に相談することが大切です。
耳鼻咽喉科

看護師必知!オマリズマブのすべて

オマリズマブは、重症アトピー型(アレルギー型)喘息の治療と特発性の慢性蕁麻疹の治療に用いられる注射薬です。分子標的治療薬の一つです。オマリズマブは、ヒト化抗IgEモノクローナル抗体であり、体内のIgE抗体を阻害することで、アレルギー症状を軽減します。 オマリズマブは、IgE抗体に結合することで、IgE抗体が肥満細胞や好塩基球の表面にあるFcεRI受容体に結合するのを阻害します。これにより、肥満細胞や好塩基球が活性化されて、ヒスタミンやロイコトリエンなどのアレルギー反応を引き起こす物質が放出されるのを抑えます。 オマリズマブは、重症アトピー型喘息の治療に用いられます。重症アトピー型喘息は、気管支が炎症を起こして狭くなり、呼吸困難や喘鳴などの症状が現れる病気です。オマリズマブは、気管支の炎症を抑え、喘息の発作を予防します。 オマリズマブは、特発性の慢性蕁麻疹の治療にも用いられます。特発性の慢性蕁麻疹は、原因不明の慢性的な蕁麻疹です。オマリズマブは、蕁麻疹の原因となっているIgE抗体を阻害することで、蕁麻疹の症状を軽減します。 オマリズマブは、注射薬であり、通常は2週間に1回、皮下注射されます。オマリズマブの投与量は、患者の体重や症状の程度によって異なります。オマリズマブは、一般的に安全な薬剤とされていますが、注射部位の痛みや発赤などの副作用が現れることがあります。
整形外科

看護師必須の用語『ミルウォーキー・ブレース』

ミルウォーキー・ブレースの目的は、側弯症の進行を遅らせることです。側弯症は、背骨が側方に曲がり、ねじれも加わる病気です。背骨の変形が強くなると、姿勢が悪くなるだけでなく、呼吸障害などの症状も出現するようになります。そのため、固定具を使用して、信仰を予防する必要があります。ミルウォーキー・ブレースは特に頸椎、胸椎、腰椎の変形が強い側弯症に対して使用されます。 ミルウォーキー・ブレースは、骨の成長が止まっていない思春期で、側弯度(コブ角)約25~45度の中等度側弯の患者に装着し、背骨の彎曲の進行を抑えます。
耳鼻咽喉科

看護師に必須の用語『音叉』とは

音叉とは、特定の周波数の音を発する金属製の器具です。適度の硬さのもので叩く・弾くすることで音を発生させます。音叉は、音楽や物理学、医療など、さまざまな分野で使用されています。医学分野では、音叉は反射神経の試験に使用されます。これは、音叉を患者さんの膝の腱に当てて、膝の反射をチェックする方法です。また、音叉は聴力検査にも使用されます。これは、音叉の音を患者さんの耳に当てて、患者の聴力をチェックする方法です。
循環器

看護師に必須の用語『全末梢血管抵抗』

全末梢血管抵抗とは、血管内で起こる、血液の流れへの抵抗のことである。末梢血管抵抗、体血管抵抗ともいう。血管抵抗は、血管の直径、血管壁の厚さ、血液の粘度によって決まる。血管の直径が小さい、血管壁が厚い、血液の粘度が高いほど、血管抵抗は大きくなる。逆に、血管の直径が大きい、血管壁が薄い、血液の粘度が低いほど、血管抵抗は小さくなる。 血管抵抗は、血液の血圧に影響を与える。血管抵抗が大きいと、血液が血管を通過しにくくなり、血圧が高くなる。逆に、血管抵抗が小さいと、血液が血管を通過しやすくなり、血圧が低くなる。血管抵抗は、心臓の拍出量にも影響を与える。血管抵抗が大きいと、心臓が血液を送り出すのにより多くの力を必要とするため、心臓の拍出量は減少する。逆に、血管抵抗が小さいと、心臓が血液を送り出すのにより少ない力を必要とするため、心臓の拍出量は増加する。血管抵抗は、全身の血液の循環に重要な役割を果たしており、血管抵抗の変化は、血圧や心臓の拍出量に影響を与える。
アレルギー・膠原病

看護師に必須!食物アレルギーを徹底解説

食物アレルギーとは、特定の食物を摂取することで、免疫システムが過剰に反応してアレルギー反応を引き起こす病気です。食物アレルギーは、比較的まれな病気ですが、近年その数は増加傾向にあります。食物アレルギーの原因となる食物は、人によって異なりますが、小麦、牛乳、卵、大豆、ピーナッツ、魚、貝類、エビ、カシューナッツなどが代表的なものです。食物アレルギーの症状は、じんましんや湿疹などの皮膚症状、鼻水や鼻づまりなどの呼吸器症状、腹痛や下痢などの消化器症状、嘔吐や吐き気などの嘔吐症状などがあります。重い場合には、アナフィラキシーショックを起こすこともあります。アナフィラキシーショックは、全身性のアレルギー反応で、血圧の低下や呼吸困難などの症状を引き起こし、死に至ることもあります。食物アレルギーの治療法は、原因となる食物を避けることです。また、エピペンという注射薬を携帯し、アナフィラキシーショックを起こした場合に備えることも大切です。
組織・制度

認定看護師とは – その役割と重要性

認定看護師とは、看護の専門性を発展させるために、看護師が特定の分野で高度な知識と技術を取得して、認定された看護師のことである。認定看護師は、看護の質の向上、看護実践の促進、看護教育の強化に貢献するために、さまざまな役割を果たしている。認定看護師の役割には、次の3つがある。 1. 実践個人、家族及び集団に対して、熟練した看護技術を用いて水準の高い看護を実践する。 2. 指導看護実践を通して看護者に対し指導を行う。 3. 相談看護者に対しコンサルテーションを行う。 認定看護師は、臨床現場での看護の質を上げるため、特定分野における知識や技術を駆使して、実際に質の高い看護を提供したり、一般看護師への指導を行ったりする。同じ日本看護協会が認定する資格制度である専門看護師は、保健医療福祉の発展に貢献し、看護学の向上をはかることを制度の目的とするが、認定看護師は看護現場における看護ケアの広がりと質の向上をはかることを制度の目的とし、より現場での実践を重視するという違いがある。認定看護師として活躍するためには、認定看護師教育課程を修了し、実務研修を積む必要がある。
消化器

看護師が知っておきたい肝円索

肝円索は、胎児の時に臍帯と肝臓を繋いでいた組織です。出生後は、その機能が失われて索状の組織となり、肝臓から臍まで、腹部の真ん中を通っています。肝円索は、臍静脈索とも呼ばれ、ナイロン糸のような細い紐状の組織です。長さはおよそ5cmで、幅は数mmです。肝円索は、肝臓から臍まで、腹部の正中線を通っています。肝臓の左葉と右葉の間から始まり、臍まで伸びています。肝円索は、肝臓と臍を繋ぐ役割を果たしています。肝臓から臍まで血液を運んだり、臍から肝臓まで栄養を運んだりしています。
小児科

看護師に必須の用語『ネグレクト』

ネグレクトとは、児童虐待の一種であり、親が子どもに必要な養育を放棄することです。具体的には、食事や清潔の世話をしないなど、子どもの心身の正常な発達を妨げる行為や長時間の放置、家に閉じ込めること、重い病気になっても病院に連れて行かないことなどがネグレクトに該当します。また、ネグレクトには、愛情を示さないことや、保護者以外からの虐待を放置するなど、子どもを危険から保護しないことも含まれます。ネグレクトは、子どもの心身の健康に重大な影響を及ぼす可能性があり、早急に対処する必要があります。
検査・診断

ウロフロ検査とは?看護師が知っておきたい基礎知識

ウロフロ検査とは、ウロフロメトリー検査の略であり、尿の流出量と流出速度を測定する検査です。尿失禁や排尿困難などの症状の原因を調べるために実施されます。 検査は、膀胱に尿管を通して専用の器具を挿入し、尿の出方を観察しながら測定します。検査中は、尿意を感じたらすぐに排尿してもらい、その時の尿の量と流出速度を測定します。また、排尿後に残っている尿の量も測定します。 検査結果は、尿失禁や排尿困難の原因を特定するのに役立ちます。また、治療の効果を評価するためにも用いられます。
検査・診断

看護師必須!混合静脈血酸素飽和度について

混合静脈血酸素飽和度(SvO2)とは、混合静脈血に含まれるヘモグロビンの酸素飽和度のことである。混合静脈血とは、全身の組織から心臓に戻ってきた血液のことで、体の酸素消費量と二酸化炭素産生量を反映している。SvO2は、通常75%程度であるが、心機能・呼吸機能・末梢循環の状態によって変動する。 SvO2が低下すると、組織への酸素供給量が不足していることを示唆する。これは、酸素供給量の不足、または酸素消費量の増大が原因である可能性がある。酸素供給量の不足は、ヘモグロビンの不足、呼吸および心拍出量の低下、循環不全などによって引き起こされる。酸素消費量の増大は、発熱や感染に伴う代謝亢進などによって引き起こされる。 SvO2は、全身の循環動態を判断する指標として用いられる。SvO2が低下している場合は、酸素供給量と酸素消費量のバランスを改善するために、治療が必要となる。
医療機器・設備・器具

体温計について

体温計の種類 体温計には、電子体温計、水銀体温計、赤外線体温計、耳式体温計など、様々な種類があります。電子体温計は、最も一般的な体温計で、測定結果がすぐにデジタル表示されます。水銀体温計は、ガラス製の体温計で、水銀の膨張と収縮によって体温を測定します。赤外線体温計は、皮膚の表面から放射される赤外線を読み取ることで体温を測定します。耳式体温計は、耳の鼓膜の温度を測定することで体温を測定します。 それぞれの体温計には、長所と短所があります。電子体温計は、測定結果がすぐにデジタル表示されるので便利です。しかし、水銀体温計よりも高価です。水銀体温計は、電子体温計よりも安価ですが、測定結果が出るまで時間がかかります。赤外線体温計は、非接触で体温を測定できるので、感染症の予防に役立ちます。しかし、電子体温計や水銀体温計よりも高価です。耳式体温計は、測定結果がすぐにデジタル表示されるので便利です。しかし、赤外線体温計よりも高価です。 体温計の種類を選ぶ際には、自分のニーズや予算を考慮することが大切です。
検査・診断

パフォーマンスステータスとは?

パフォーマンスステータス(PS)とは、患者の全身状態を日常生活動作のレベルに応じて0~4の5段階であらわした指標です。PSは、アメリカの腫瘍学団体の1つであるECOG(Eastern Cooperative Oncology Group)が提唱したもので、がん患者に使われることが多いです。現場ではPS(ピーエス)と呼ぶことが多いです。 PSは、患者の全身状態を評価するのに役立つ指標です。PSが低いほど、患者の全身状態は悪く、PSが高いほど、患者の全身状態は良好です。PSは、患者の治療方針を決定したり、患者の予後を予測したりするのに役立ちます。
検査・診断

看護師が知っておきたい! ICGテストの基礎知識

ICGテストとは、インドシアニングリーンを用いた肝機能検査であり、肝臓の解毒能力を調べる検査です。肝臓は、体内に取り込まれた有害な物質を分解し、無毒化して排出する働きがあります。しかし、肝臓の機能が低下すると、有害な物質が分解されずに血液中に蓄積され、さまざまな症状を引き起こすことがあります。 ICGテストでは、緑色の色素であるICGを体内に注入し、一定の時間ごとに採血して、血液中のICGがどれくらい排出されたかを調べます。ICGの排出率が低い場合は、肝臓の解毒能力が低下している可能性があります。 ICGテストは、肝臓の機能を調べる際に、よく行われる検査です。肝臓の病気や障害を早期に発見し、適切な治療につなげるために、定期的にICGテストを受けることが大切です。
医療機器・設備・器具

看護師に必須の用語『心電図』

心電図とは、心臓が拍動する際に生じる心筋細胞の電気的興奮を体表面の電極で波形として記録したものである。心電図の波形は、心臓の興奮が心臓のどの部分から始まり、どの順番で伝わるかを表している。 心電図は、心臓の健康状態を調べるための検査として広く使用されている。心電図では、心臓の拍動のリズム、心拍数、心臓の大きさ、心臓の筋肉の厚さ、心臓の血流の状態などを調べることができる。 心電図検査は、痛みを伴わず、短時間で終了する検査である。心電図検査を受ける際には、上半身の裸になり、胸、腕、足に電極を取り付ける。電極は、心臓の電気的興奮を感知して、心電図の波形を記録する。 心電図の波形は、心臓の興奮が心臓のどの部分から始まり、どの順番で伝わるかを表している。心電図の波形には、P波、QRS波、T波の3つがある。 * P波は、心房の興奮を表している。 * QRS波は、心室の興奮を表している。 * T波は、心室の回復を表している。
小児科

看護師に必須の用語『授乳』

授乳とは、乳児に乳を与えることです。母乳を与える場合と、調製粉乳による人工乳を与える場合があり、単なる食事というだけではなく、母親と子どもの絆を強める大切な時間でもあります。授乳は、乳児にとって、成長や発達に欠かせない栄養素を摂取する重要な手段です。母乳には、乳児の免疫機能を高める抗体や、消化を助ける酵素が含まれており、人工乳では代替できない栄養素が豊富に含まれています。また、授乳は、母親と子どものスキンシップを深め、愛情を育む場にもなります。授乳中は、母親と子どもの間にオキシトシンというホルモンが分泌され、母子の絆を強化する効果があります。
腎・泌尿器

看護師の知っておきたい排尿痛の基本情報

排尿痛とは、排尿時に膀胱や尿道に感じられる痛みや灼熱感のことです。細菌感染や尿道粘膜に傷がつくことが原因で起こることが多く、排尿開始時に感じる初期排尿痛、排尿終了後に感じる終末時排尿痛、排尿開始時から終了までの全排尿時期に感じる全排尿痛の3つに分類されます。診断は、症状の経過や性交渉歴、放射線治療歴を含めた問診や身体所見、尿や分泌物の定性、培養やグラム染色を含めた細菌学的検査から行われます。治療は、原因によって異なり、感染性疾患の場合は抗菌薬治療、膀胱結石の場合は自然排石を待つ場合や膀胱切開による摘出、膀胱鏡での除去、経尿道的に砕石する場合があります。間質性膀胱炎の場合は、治療が確立されておらず、抗うつ薬や抗ヒスタミン薬、トシル酸スプラタストという抗アレルギー薬を用いた薬物療法や水圧拡張、ヘパリンやリドカインの膀胱内注入療法、膀胱拡大術、膀胱訓練を組み合わせて行われます。
組織・制度

看護師に必須の用語『看護加算』その仕組みと活用方法

看護加算とは、看護師によって提供される看護ケアを評価した上で点数化し、診療報酬に加算することである。質の高い看護ケアを提供したことへの評価や、質の高い看護ケアを目指す医療機関が増えるようにするために設けられた。 看護加算には、基本看護加算、特定看護加算、高度看護加算の3つがある。基本看護加算は、すべての入院患者に対して算定される加算であり、患者の状態に応じた看護ケアを提供したことを評価する。特定看護加算は、特定の疾患や状態を有する患者に対して算定される加算であり、より高度な看護ケアを提供したことを評価する。高度看護加算は、高度な専門知識や技術を要する看護ケアを提供したことを評価する加算である。 看護加算は、医療機関の収入に大きな影響を与えるため、医療機関は質の高い看護ケアを提供することに力を入れている。看護加算の算定要件は毎年改定されており、医療機関は常に最新の情報を把握しておく必要がある。
検査・診断

看護師に必須の用語『LDLコレステロール’

LDLコレステロールは、悪玉コレステロールとも呼ばれ、動脈硬化を促進して心臓病のリスクを高める可能性があるコレステロールの一種です。LDLは、末梢組織にコレステロールを供給するリポタンパクの一種であり、コレステロールの主な担体です。LDLコレステロール値が高いと、コレステロールが血管壁に蓄積してプラークを形成し、動脈硬化を引き起こすことがあります。動脈硬化は、心臓発作、脳卒中、末梢動脈疾患などの心臓血管疾患のリスクを高めます。そのため、LDLコレステロール値を下げることは、心臓血管疾患のリスクを減らすために重要です。LDLコレステロール値を下げるためには、健康的な食生活、規則的な運動、禁煙、体重管理などが有効です。また、薬物療法が必要になることもあります。
内分泌・代謝・栄養

看護師に必須の用語『アルコール』について

アルコールとは、エチルアルコール、メチルアルコール、プロピルアルコールなどのアルコール類の総称である。一般的には、酒類に分類される。医療現場では、エタノールをアルコールと呼称し、消毒薬として使用される。 アルコールは、炭素、水素、酸素で構成される有機化合物の一種である。無色透明の液体で、特有の刺激臭と辛味がある。アルコールは、水とあらゆる割合で混ざり合う。 アルコールは、酵母菌や細菌の働きによって糖質が分解されて生成される。アルコールは、ワイン、ビール、日本酒などの酒類に含まれている。また、アルコールは、消毒薬や殺菌剤としても使用される。 アルコールは、中枢神経系に作用して、気分を良くしたり、不安を和らげたりする効果がある。しかし、アルコールを飲みすぎると、肝臓に障害を与えたり、依存症を引き起こしたりする。
呼吸器

看護師に必須の用語『広背筋』とは

広背筋は、背部の下方で三角形をなしている筋肉であり、浅背筋のひとつである。古くは闊背筋(かっぱいきん)と呼ばれた。腰部と胸部にかけて広がる三角形状の板状筋であり、背部で最も面積の広い筋肉である。広背筋の起始は第5胸椎から第5腰椎の棘突起・仙骨・腸骨稜後内側部・第9‐12肋骨であり、停止は外側上方に向けて収束して腋窩を通り上腕骨上部前面の小結節稜に付着する。広背筋の作用は上腕の内転であり、さらに上腕を内後方に引き寄せる働きをする。また、上腕を内旋させる作用もある。また、広背筋は強制呼気をする際の呼吸補助筋の一部となる。神経支配は胸背神経(C6-8)が司り、拮抗筋は三角筋と僧帽筋である。 広背筋は解剖学的にはさまざまな目印となる。広背筋外側下縁と腸骨稜と外腹斜筋後縁からなる三角形は「腰三角」と呼ばれ、後腹膜の抵抗の弱い部位であり腰ヘルニアの要因となる。また、広背筋上縁と肩甲骨内側縁と僧帽筋外側縁からなる三角形は「聴診三角」と呼ばれ、筋層が薄いために呼吸音が明瞭に聞こえるため聴診に適している。
救急・ICU

看護師が知っておきたい用語『アンプタ』とは?

アンプタ(あんぷた)とは、(四肢の)切断、切除術を意味する医療界の用語である。切断を意味する英語、Amputationに由来する。四肢の切断は、外傷や病気など様々な原因により行われる。外傷による切断は、交通事故や労働災害などによって起こることが多い。病気による切断は、糖尿病や末梢動脈疾患、悪性腫瘍などによって起こることが多い。四肢の切断は、患者の身体機能や生活に大きな影響を与える。そのため、切断後のリハビリテーションや装具の装着など、様々なサポートが必要となる。
脳・神経

看護師が知っておくべき失神について

失神は、脳への血流が一時的に減少することで起こる一過性の意識喪失です。失神には、いくつかのメカニズムや原因が考えられます。 最も一般的な失神のメカニズムは、血圧の低下です。これは、脱水症状、出血、心臓の不整脈、一部の薬剤などによって起こる可能性があります。血圧が低下すると、脳への血流が減少し、失神に至ります。 もう一つの失神のメカニズムは、脳の酸素不足です。これは、呼吸器疾患、心疾患、一酸化炭素中毒などによって起こる可能性があります。脳の酸素不足になると、脳細胞が正常に機能することができなくなり、失神に至ります。 また、特定の神経系の状態が失神を引き起こすこともあります。例えば、てんかんや失神性発作は、脳の異常な電気的活動によって引き起こされる失神のタイプです。 失神の最も一般的な原因は、立ちくらみです。これは、立ち上がったときに血圧が低下するために起こります。立ちくらみは、特に、脱水症状、低血圧、貧血、糖尿病などの病気がある人に起こりやすいです。 失神の他の一般的な原因としては、以下のものが挙げられます。 * 心疾患 * 脳卒中 * 一過性脳虚血発作(TIA) * 薬剤の副作用 * アルコール中毒 * 薬物乱用 * 頭部外傷 * 過度な運動 * 妊娠 * 極度のストレス 失神を経験した場合は、すぐに医師の診察を受けることが大切です。失神は、重大な病気の兆候である可能性があるため、原因を特定し、適切な治療を受ける必要があります。
その他

看護師に必須の用語『ロイコトリエン』

ロイコトリエンは、細胞膜の脂質であるアラキドン酸から生合成されます。アラキドン酸は、ホスホリパーゼA2酵素によって遊離され、シクロオキシゲナーゼ酵素によってプロスタグランジンやトロンボキサンに変換されます。ロイコトリエンは、シクロオキシゲナーゼ酵素とは異なる酵素である5-リポキシゲナーゼ酵素によって生成されます。5-リポキシゲナーゼ酵素は、アラキドン酸の5番目の二重結合を酸化する酵素です。5-リポキシゲナーゼ酵素によって生成された5-ヒドロペルオキシエイコサテトラエン酸は、ロイコトリエンA4に変換されます。ロイコトリエンA4は、ロイコトリエンB4、ロイコトリエンC4、ロイコトリエンD4、ロイコトリエンE4に変換されます。ロイコトリエンは、生成されると、すぐに代謝されます。ロイコトリエンは、ロイコトリエンオキシダーゼ酵素によって代謝されます。ロイコトリエンオキシダーゼ酵素は、ロイコトリエンの二重結合を酸化し、不活性な代謝物を生成します。