血液・造血

看護師に必須!血液の知識

血液とは、血漿と血球(赤血球、白血球、血小板)を合わせたものです。血液は、体重の約7%にあたる約4~5リットルであり、成人の平均的な血液量は体重の約13分の1になります。血液は動脈、静脈、毛細血管のネットワークを流れ、体の隅々に酸素や栄養素を運び、老廃物を回収しています。また、血液には、体を守るための役割があります。白血球は、細菌やウイルスなどの異物を攻撃し、血小板は、血管が傷ついたときに血を止めるのを助けます。血液は、体にとって欠かせないものです。血液が不足すると、酸素や栄養素が不足して、さまざまな障害が起こります。
感染

看護師必見!中枢性免疫寛容とは?

中枢性免疫寛容とは、免疫寛容の一種であり、自己抗原を異物として認識しない能力を獲得するしくみのことです。自己抗原とは、生体内で産生されるタンパク質や糖タンパク質などで、正常な免疫応答の標的となるべきものではありません。しかし、自己抗原が免疫系に提示されると、自己免疫疾患を引き起こす可能性があります。 中枢性免疫寛容は、主に胸腺で行われます。胸腺は、胸部の真ん中に位置する臓器で、T細胞の成熟に関与しています。T細胞は、免疫系の中で重要な役割を果たす白血球の一種であり、自己抗原を認識して排除する働きを持っています。 胸腺では、T細胞が自己抗原にさらされます。自己抗原を認識したT細胞は、アポトーシスと呼ばれる細胞死を起こして排除されます。このアポトーシスによって、自己抗原を認識するT細胞が免疫系から排除され、自己免疫疾患を引き起こすことが防がれます。 中枢性免疫寛容は、自己免疫疾患を防ぐために重要なしくみです。中枢性免疫寛容が破綻すると、自己抗原を認識したT細胞が免疫系から排除されずに残ることがあります。この結果、自己免疫疾患が発症する可能性が高くなります。
感染

ペニシリンのすべて

ペニシリンの歴史は1920年代初頭にさかのぼります。スコットランドの細菌学者であるアレクサンダー・フレミングは、1928年に細菌の培養皿にアオカビが偶然生え、その周りで細菌の増殖が抑制されていることに気づきました。フレミングは、カビが細菌の増殖を阻害する物質を生成しているのではないかと考え、その物質をペニシリンと名付けました。 ペニシリンは、その抗菌作用が研究され、1940年代初頭には臨床で使用されるようになりました。ペニシリンは、肺炎、梅毒、淋病などの様々な感染症の治療に効果的で、世界中で数百万人の命を救いました。ペニシリンの発見は、抗生物質の開発における画期的な出来事であり、フレミングは1945年にノーベル生理学・医学賞を受賞しました。 ペニシリンは、その抗菌作用が強い一方で、副作用が少なく安全性の高い薬剤です。しかし、ペニシリンに対して耐性を獲得した細菌も出現しており、ペニシリンの乱用は耐性菌の出現を促進する恐れがあります。ペニシリンは、医師の指示に従って正しく服用することが大切です。
呼吸器

COPD とは?原因や症状、治療法を知る

COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは、気道や肺胞の異常による慢性的な呼吸器症状を特徴とする肺疾患です。COPD の最も重要な危険因子は喫煙であり、受動喫煙やバイオマス燃料の煙を含むその他の曝露も原因となります。COPD の一般的な症状には、息切れ、咳、痰、息切れが含まれます。COPD は進行性の疾患であり、時間の経過とともに悪化する場合があります。COPD の治療法はありませんが、症状を改善し、病状の進行を遅らせるための治療法はあります。COPD の主な治療法には、気管支拡張薬、ステロイド、長期酸素療法などが含まれます。COPD 患者は、定期的に医師の診察を受け、肺の機能を監視し、治療計画を調整する必要があります。COPD は、しばしば、肺癌や心臓病などの他の病気を引き起こす可能性があるため、早期に診断して治療することが重要です。
内分泌・代謝・栄養

看護師が知っておきたい乳がんの基礎知識

乳がんとは、乳房内の乳管や小葉上皮から生じる悪性腫瘍です。女性のがんとして国内罹患数は第1位、死亡数は第4位である(2021年時点)。一方、全乳がんの約1%は男性に発生し、女性と比べ予後不良傾向にあります。乳がんは、乳房の細胞が異常増殖して腫瘍を形成する病気です。腫瘍が乳管や小葉にとどまっているうちは非浸潤性乳がんと呼ばれますが、乳管や小葉の外に広がるようになると浸潤性乳がんと呼ばれます。浸潤性乳がんは、リンパ節や他の臓器に転移することがあります。乳がんの原因は完全には解明されていませんが、遺伝的要因、ホルモン要因、生活習慣などが関係していると考えられています。乳がんのリスクを高める因子としては、年齢、家族歴、初経年齢、閉経年齢、妊娠回数、授乳経験、肥満、飲酒、喫煙などがあります。乳がんの症状としては、乳房のしこり、乳房の痛み、乳頭からの分泌物、乳房の皮膚の異常などがあります。乳がんが疑われる場合は、乳房のエコーやマンモグラフィー、細胞診などの検査が行われます。乳がんと診断された場合は、手術、放射線療法、化学療法、ホルモン療法などの治療が行われます。乳がんの治療は、乳がんの進行度や患者さんの年齢や全身状態などによって異なります。
その他

看護師に必須の用語『ガンツ』について

ガンツとは、スワンガンツカテーテル(肺動脈カテーテル)の略語である。カテーテルを開発したDR.SwanとDR.Ganzの二人の医師の名前が使われている。ガンツは、心疾患が原因で心機能が低下した場合に、心機能異常の詳細を把握する目的で行われる検査に使用される。重度の心筋梗塞後や心肺停止蘇生後など、特に重篤な患者に用いられる。 ガンツ検査では、カテーテルを右心房、右心室、肺動脈に挿入し、血圧や心拍数、血液酸素濃度などの情報を測定する。また、カテーテルの先端にはバルーンが付いており、バルーンを膨らませることで肺動脈を閉塞し、肺動脈楔入圧を測定することができる。肺動脈楔入圧は、左心室の拡張能を反映する指標であり、心不全の重症度を評価するのに有用である。 ガンツ検査は、心疾患の診断や治療に有用な検査であるが、合併症のリスクもある。合併症としては、カテーテル挿入時の出血や感染症、カテーテルの先端が血管を傷つけることによる穿孔などがある。そのため、ガンツ検査は慎重に行われなければならない。
その他

看護師にとってのマスト用語『モヒ』

モヒの使用方法 モヒは、さまざまな方法で使用することができます。最も一般的な方法は、筋肉内または静脈内に注射することです。筋肉内注射は、大腿部や上腕部など、大きな筋肉に針を刺して行われます。静脈内注射は、腕の血管に針を刺して行われます。モヒは、経口投与することも可能です。錠剤や液体の製剤で入手できます。 モヒの投与量は、患者の年齢、体重、症状の重症度に応じて異なります。一般的に、成人では1〜10mgの範囲で投与されます。小児では、0.5〜5mgの範囲で投与されます。モヒの投与回数は、1日1回から4回までとさまざまです。 モヒは、鎮痛剤として使用されることが多く、癌、外傷、手術後の痛みなどに使用されます。また、咳、息切れ、嘔吐、下痢などの症状を緩和するためにも使用されます。モヒは、麻酔剤としても使用することができます。 モヒには、眠気、めまい、吐き気、嘔吐などの副作用があります。また、便秘、かゆみ、尿閉などの副作用も起こることがあります。モヒは、呼吸抑制を引き起こす可能性があるため、呼吸器疾患のある患者には注意が必要です。また、モヒは、依存性や耐性を引き起こす可能性があるため、長期の使用は避けるべきです。
その他

看護師も知っておきたい!クリニカルパスを徹底解説!

クリニカルパスとは、医療サービスの提供において、多職種間の連携を促進し、医療の質を維持しながら効率的なサービスを行うための方法である。治療や看護の標準化・最適化を図ることで、チーム医療の実現と医療の質の向上を目指している。クリニカルパスは、治療や検査にあたってどのような経過をとるのか、その実施内容や順序を示したスケジュール表のことである。医療サービスの提供には多職種間の連携が不可欠であり、質を維持しながら効率的なサービスを行うためには、治療や看護の標準化・最適化が欠かせない。クリニカルパスは、医療の介入内容を一元化することでチーム医療の実現、医療の質の向上を図ろうとするものである。
呼吸器

看護師の必須用語『捻髪音』

捻髪音は、肺を聴診したときに聞こえる異常な呼吸音のうち、高音で細かな断続音を指します。吸気の後半に出現し、「パチパチ」、「バリバリ」、「ベリベリ」と表現されることが多いです。主に肺疾患の患者で多く聞かれ、気道内の貯留物と無関係なため、咳をしても、この音は消失しません。髪をこすり合わせる音に似ていることが、名前の由来とされています。 捻髪音は、肺の病変が進むにつれて、より強く聞こえるようになります。これは、肺の組織が硬くなり、空気の通り道が狭くなることで、音が発生しやすくなるためです。捻髪音は、肺炎、肺結核、肺水腫などの肺疾患で多く聞かれます。 捻髪音は、病態を判断する上で重要な手がかりとなります。捻髪音の強さや音の性質を注意深く観察することで、肺の病変の程度や進行状況を推測することができます。また、捻髪音は、治療の効果を判断する上でも役立ちます。治療によって肺の病変が改善されれば、捻髪音も弱くなったり、消失したりすることがあります。
整形外科

看護師が知っておきたい義足の基礎知識

-義足の定義と種類- 義足とは、欠損した箇所につなげて装着する人工の足のことです。義足の材料や構造は、欠損の程度や患者のライフスタイルに合わせて選択されます。義足には主に以下の4種類があります。 * 硬性義足足首が固定されており、膝を曲げることはできません。最も単純な構造であり、安価で軽量なため、一時的な使用や歩行能力が低い患者に適しています。 * 関節義足足首が可動式になっており、膝を曲げることができます。硬性義足よりも歩行が自然になり、活動範囲が広がりますが、高価であり、メンテナンスが必要になります。 * マイクロプロセッサ制御義足コンピュータ制御の義足で、歩行速度や路面状況に合わせて自動的に調整されます。高価であり、メンテナンスが必要になりますが、最も自然な歩行が可能になります。 * ハイブリット義足硬性義足と関節義足の両方の特徴を備えた義足です。足首は可動式ですが、膝を曲げることはできません。硬性義足よりも歩行が自然になり、メンテナンスも容易ですが、関節義足ほど高価ではありません。 義足の選択は、患者のライフスタイルや活動レベル、経済状況などによって異なります。医師や義肢装具師と相談して、最適な義足を選択することが大切です。
その他

看護師に必須の用語『ナトリウム』

ナトリウムは、細胞外液中の陽イオンの90%を占める重要な電解質です。血漿浸透圧、酸塩基平衡、細胞外液量の調整に重要な役割を果たしています。 血漿浸透圧は、細胞の脱水や浮腫を防ぐために一定に保たれている必要があります。ナトリウムは、細胞外液の浸透圧を維持するのに役立ちます。また、ナトリウムは、酸塩基平衡を維持するのにも役立ちます。酸塩基平衡とは、血液のpH値を一定に保つことです。pH値が酸性に傾くと、ナトリウムは水素イオンと結合して中和し、pH値を上げようとします。逆に、pH値がアルカリ性に傾くと、ナトリウムは水酸化物イオンと結合して中和し、pH値を下げようとします。 さらに、ナトリウムは、細胞外液量の調整にも役立ちます。細胞外液量とは、細胞の外側にある液体の量のことです。細胞外液量は、細胞の脱水や浮腫を防ぐために一定に保たれている必要があります。ナトリウムは、細胞外液量を維持するのに役立ちます。
その他

【看護師必須】キャリアラダーを理解してスキルアップを目指そう!

キャリアラダーとは、自らが主体的にキャリアアップを目指せるよう能力開発を支援する仕組みのことです。キャリアは「経歴」、ラダーは「梯子(はしご)」のことです。身近な一例として、看護師としての専門的な実践能力や管理的能力を段階的に身につけ発揮されるよう計画された、キャリア開発プランが挙げられます。 キャリアラダーは、看護師が自分のキャリアを計画し、目標に向かって努力していくための指針となります。キャリアラダーを意識することで、看護師は自分のスキルや知識を伸ばすための具体的な行動をとることができ、キャリアアップの可能性を広げることができます。 また、キャリアラダーは、看護師のモチベーションを高める効果もあります。看護師が自分のキャリアを計画し、目標に向かって努力している実感を持つことで、仕事への意欲ややりがいが向上します。
整形外科

看護師に必須の用語『ラセーグ徴候』とは

ラセーグ徴候とは、仰臥位の患者の下肢を伸展させたまま持ち上げようとすると、大腿後面に疼痛を訴え、それ以上足を挙上できなくなる状態を指す。この状態が出現することを、ラセーグ徴候陽性という。ラセーグ徴候は、腰椎椎間板ヘルニアや仙骨神経根症などの腰部脊柱管狭窄症の診断に有用である。 ラセーグ徴候は、フランスの医師であるシャルル・ラセーグによって最初に報告された。ラセーグは、腰椎椎間板ヘルニアの患者にこの徴候が見られることを発見し、1883年に報告した。その後、ラセーグ徴候は、腰部脊柱管狭窄症の診断にも有用であることが判明した。 ラセーグ徴候は、腰椎椎間板ヘルニアや仙骨神経根症などの腰部脊柱管狭窄症の診断に有用である。これらの疾患では、腰椎の神経が圧迫されて痛みやしびれなどの症状が出現する。ラセーグ徴候は、腰椎の神経が圧迫されているかどうかを判断するのに役立つ。 ラセーグ徴候は、仰臥位の患者の下肢を伸展させたまま持ち上げようとすると、大腿後面に疼痛を訴え、それ以上足を挙上できなくなる状態を指す。この状態が出現することを、ラセーグ徴候陽性という。ラセーグ徴候は、腰椎椎間板ヘルニアや仙骨神経根症などの腰部脊柱管狭窄症の診断に有用である。
循環器

看護師が知っておくべき「塞栓子」について

塞栓子は、血管を閉塞させて血流を遮断する物質のことです。塞栓物とも呼ばれます。塞栓子によって血流が遮断されることを塞栓症といいます。塞栓子は、血栓、腫瘍、脂肪、空気など、さまざまなものがあります。 血栓は、血管内で血が固まってできた塊です。腫瘍は、臓器や組織にできる異常な細胞の塊です。脂肪は、体内の脂肪組織に蓄えられている物質です。空気は、大気中に存在する気体です。 塞栓子は、血管の太さや部位によって、さまざまな症状を引き起こします。例えば、脳の血管が塞栓すると脳梗塞、心臓の血管が塞栓すると心筋梗塞、肺の血管が塞栓すると肺梗塞、下肢の血管が塞栓すると下肢静脈血栓症などの症状を引き起こします。 塞栓症は、塞栓子の大きさや部位によっては、生命を脅かすこともあります。そのため、塞栓症が疑われる場合は、すぐに医療機関を受診する必要があります。塞栓症の治療は、塞栓子の原因となる疾患の治療や、塞栓子を溶かしたり取り除いたりする治療が行われます。
その他

看護師が知っておくべき有効量の知識

有効量とは、体内で効果を発揮するために必要な薬剤の投与量のことです。治療量とも呼ばれます。薬物作用が起こる最小有効量から、中毒作用を起こす手前の最大有効量までの間を示します。有効量は、薬剤の種類、投与経路、患者の年齢、体重、病態などによって異なります。また、有効量は、薬剤の効果と副作用のバランスを考慮して決定されます。有効量が適切でないと、薬剤の効果が得られなかったり、副作用が強く現れたりすることがあります。そのため、有効量は、医師が患者さんの状態を慎重に考慮して決定する必要があります。
薬

看護師に知っておいてほしい『Rx』の意味

Rxは、処方箋または処方を意味する医療界の略語です。Rp.とも表記されます。英語のrecipeに由来すると言われています。医師が患者に薬を処方する際に使用される文書または指示であり、処方箋は薬剤師が患者に薬剤を提供するための法的根拠となるものです。 処方箋には、患者の名前、年齢、体重、薬の名称、投与量、投与回数、投与期間、服用方法、副作用、注意事項などの情報が記載されています。医師は、患者の症状や病気を考慮して、適切な薬を処方します。処方箋は、薬剤師が患者に薬剤を提供するための法的根拠となるものです。薬剤師は、処方箋の内容を確認し、患者に薬剤を提供します。
呼吸器

看護師に必須!『ベンチレーター』とは?

ベンチレーターは、自発呼吸だけでは換気が不十分な患者を補助するための機械です。人工呼吸器や人工換気装置とも呼ばれます。ベンチレーターは、気道を介して肺に空気を取り込み、送り出すことで、患者の呼吸をサポートします。 ベンチレーターは、主に以下のような場合に使用されます。 * 呼吸器疾患による呼吸不全 * 神経筋疾患による呼吸不全 * 手術中や集中治療室での患者 * 意識障害や昏睡状態の患者 ベンチレーターは、患者の状態に合わせて様々な設定が行われます。例えば、呼吸回数、1回の呼吸量、酸素濃度などが設定されます。また、ベンチレーターは、患者の呼吸に合わせて自動的に調整される機能を備えているものもあります。 ベンチレーターを使用する際には、患者の状態を注意深く観察することが重要です。ベンチレーターの設定が適切でない場合、患者の状態が悪化することがあります。また、ベンチレーターを使用することで合併症が起こることがあります。主な合併症としては、肺炎、気胸、肺水腫などがあります。
腎・泌尿器

急性膀胱炎を知る!基礎知識からケアのポイントまで

急性膀胱炎とは、排尿時痛、頻尿、残尿感、尿意切迫感などの膀胱刺激症状で発症する急性の尿路感染症である。女性に多くみられ、膀胱炎の原因の多くは大腸菌などの細菌感染である。 急性膀胱炎の症状は、排尿時痛、頻尿、残尿感、尿意切迫感などである。排尿時痛は、尿道に痛みやしみる感じがある。頻尿は、排尿回数が増える。残尿感は、排尿後も膀胱に尿が残っている感じがある。尿意切迫感は、尿意を我慢できない感じがある。 急性膀胱炎の原因は、大腸菌などの細菌感染であることが多い。細菌は、尿道から膀胱に入り込んで感染を起こす。尿道は、女性の場合は短いため、細菌が膀胱に入り込みやすい。また、女性は妊娠中や月経中はホルモンバランスが変化するため、膀胱炎を起こしやすくなる。 急性膀胱炎の治療は、抗菌薬の内服である。抗菌薬は、細菌を殺菌したり、細菌の増殖を抑えたりする薬である。抗菌薬は、通常7~10日間服用する。
呼吸器

看護師に必須の用語『扁桃腺炎』

扁桃腺とは、喉の奥にある小さなリンパ組織です。扁桃腺は、細菌やウイルスなどの病原体を捕まえ、体を守る働きをしています。扁桃腺は、口蓋扁桃腺、咽頭扁桃腺、舌扁桃腺、耳管扁桃腺の4つに分類されます。口蓋扁桃腺は、喉の奥の両側に位置する扁桃腺で、扁桃腺と言った場合、通常は口蓋扁桃腺を指します。咽頭扁桃腺は、鼻の奥にある扁桃腺で、アデノイドとも呼ばれます。舌扁桃腺は、舌の根元に位置する扁桃腺で、リンパ輪とも呼ばれます。耳管扁桃腺は、耳管の奥にある扁桃腺です。 扁桃腺は、体の免疫システムの一部であり、細菌やウイルスなどの病原体を捕まえて体内に入らないようにする役割をしています。また、扁桃腺は、抗体と呼ばれるタンパク質を産出して、病原体と戦う働きもしています。しかし、扁桃腺は、細菌やウイルスなどの病原体に感染して炎症を起こすことがあり、扁桃腺炎と呼ばれる病気になります。扁桃腺炎は、細菌やウイルスなどの病原体に感染して扁桃腺が炎症を起こした状態です。扁桃腺炎になると、喉の痛み、発熱、頭痛、悪寒、咳などの症状が現れます。扁桃腺炎は、通常は軽症ですが、重症化すると扁桃腺周囲膿瘍や敗血症などの合併症を引き起こすことがあります。
その他

看護師が知るべきプライマリーケアとは?

プライマリーケアとは、病気や怪我をしたとき最初に受ける医療のことです。初期診療とも言われます。プライマリー(primary)とは、「初期の」「最初の」といった意味です。健康不安を感じた場合には、直接大病院で診察を受けるのではなく、まずは地域のかかりつけ医(プライマリーケア医)に相談し、適正な処置あるいは適切な専門医を紹介してもらうことが良いとされています。 プライマリーケア医は、患者さんの健康状態を総合的に把握し、適切な治療やケアを提供します。また、予防接種や健康診断などの予防医療にも力を入れています。プライマリーケア医は、患者さんの健康を生涯にわたってサポートする役割を担っています。 プライマリーケアは、患者さんの健康を維持増進し、病気の早期発見・早期治療につなげる重要な役割を果たしています。また、医療費の抑制にも貢献しています。
医療機器・設備・器具

看護師必須!カテーテルとは

カテーテルとは、医療用に用いられる、柔らかい管のことである。血管や消化管、尿管、または胸腔、腹腔などに挿入し、体液の排出や薬剤・造影剤などの注入などを行う。カテーテルは用途によって材質や太さがまちまちで、ゴム製やシリコン・金属・プラスチック製のもの、太さ1mmのものから10mm程度のもの、長さも数cmから2m近くあるものまでさまざまである。なかにはIABP(intra-aortic balloon pumping)で使われるバルーンカテーテルのように、カテーテルの先にバルーンがついているものなどもある。ちなみに、カテーテルの太さ(外径)を表す単位はFr(フレンチ)といい、3Fr=1mmで換算される。
小児科

新生児の原始反射『非対称性緊張性頸反射』

非対称性緊張性頸反射(ATNR)とは、新生児にみられる原始姿勢反射(原始反射)の1つである。乳児を仰向けに寝かせ、首を一方に向けると顔面側の上下肢が伸展し、後頭側が屈曲する反応である(例首を右に向けると、右の手足は伸び、左の手足は曲がる)。大脳の発達に伴い、生後4カ月を過ぎた頃から見られなくなる反応である。 ATNRは、乳児が首を動かすことで、身体の姿勢を調整する反射である。ATNRが正常に働いていると、乳児は頭を動かすことで、身体のバランスを保つことができる。また、ATNRは、乳児が物を掴んだり、移動したりする動作の発達にも関与している。 ATNRが正常に働かないと、乳児は身体の姿勢を調整することが困難になり、物を掴んだり、移動したりすることが難しくなる。また、ATNRが正常に働かないと、乳児は頭の形が変形したり、脊椎が曲がったりするリスクが高くなる。
小児科

看護師が理解しておくべき自閉スペクトラム症の基礎知識

自閉スペクトラム症の特徴は、社会的なコミュニケーションと相互作用の障害、パターン化された行動や興味、感覚的な問題などが挙げられます。 社会的なコミュニケーションと相互作用の障害としては、他者と目線を合わせるのが難しい、非言語的なコミュニケーションがうまく理解できない、会話のやり取りが困難、自分の興味のあることばかりを話して相手の話を聞かない、などの症状があります。 パターン化された行動や興味としては、特定の動作を繰り返し行う、特定の物に強く執着する、変化を嫌がるなどの症状があります。 感覚的な問題としては、特定の音や光に過敏に反応する、触られることを嫌がる、味覚や嗅覚が過敏になるなどの症状があります。 自閉スペクトラム症の特徴は、人によって程度や症状の内容が異なります。そのため、一人ひとりの特徴に合わせて、適切な支援を行う必要があります。
眼科

看護師に必須の用語『眼瞼アネミア』とは?

眼瞼アネミアの原因と症状 眼瞼アネミアの原因としては、貧血、低血圧、低体温、ショックなどが考えられます。貧血は、鉄分やビタミンB12などの不足により、赤血球の数が減少したり、赤血球の機能が低下したりして起こる病気です。低血圧は、何らかの原因で血圧が低下した状態を指し、ショックは、突然血圧が低下した状態を指します。 眼瞼アネミアの症状としては、まぶたの裏側が白っぽくなる、目のかすみ、めまい、息切れ、動悸、疲労感などがあります。貧血が原因の場合は、皮膚や爪が白っぽくなり、唇や舌が蒼白になることもあります。低血圧が原因の場合は、立ちくらみや失神を起こすこともあります。 眼瞼アネミアは、貧血や低血圧などの underlying medical condition の兆候である可能性があります。この兆候がある場合は、医師の診察を受けることが重要です。