検査・診断

看護師が知っておきたいグリア細胞とは?

グリア細胞とは、中枢神経系を構成するニューロン(神経細胞)以外の細胞のことです。神経膠細胞とも呼ばれ、哺乳類では、神経細胞の数倍から数十倍の数のグリア細胞が存在します。グリア細胞は、ニューロンの支持や栄養補給、免疫反応、情報伝達など、さまざまな役割を果たしています。 グリア細胞には、大きく分けて4種類あります。アストロサイト、オリゴデンドロサイト、シュワン細胞、ミクログリアの4種類です。アストロサイトは、ニューロンの周囲を取り囲み、支持や栄養補給を行っています。オリゴデンドロサイトは、ニューロンの軸索を覆うミエリンを産生しています。シュワン細胞は、末梢神経の軸索を覆うミエリンを産生しています。ミクログリアは、免疫反応を担っています。 グリア細胞は、中枢神経系の重要な構成細胞であり、ニューロンの機能をサポートしています。グリア細胞の異常は、さまざまな神経疾患を引き起こす可能性があります。
整形外科

看護師必須用語『肋骨』について

肋骨とは、胸部を覆う骨のことです。脊椎・胸骨とともに胸郭を形成しており、心臓や肺などの臓器を保護する役割を果たしています。肋骨は、通常12対あり、左右対称に並んでいます。肋骨の形状は、平らな形状をしており、前方は軟骨で胸骨と関節し、後方は椎骨と関節しています。肋骨の動きは、呼吸によって行われ、息を吸うときには肋骨が持ち上がって胸郭が拡大し、息を吐くときには肋骨が下がって胸郭が縮小します。また、肋骨は、呼吸以外に、体を支えたり、姿勢を維持したりする役割も果たしています。
救急・ICU

看護師に必須の用語『心筋梗塞』

心筋梗塞とは、虚血性心疾患の一種で、心臓の筋肉(心筋)に酸素や栄養を供給している血管(冠動脈)が血栓やプラークなどで閉塞して血流が低下した結果、心筋が虚血に陥り壊死した病態である。心筋梗塞は、心臓発作とも呼ばれ、致死的な病態である。心筋梗塞は、心臓の冠動脈が血栓によって閉塞することで起こる。血栓は、コレステロール、カルシウム、その他の物質からなるプラークが冠動脈の内壁に蓄積してできる。プラークが大きくなると、冠動脈を狭窄させて血流を減少させる。血流が減少すると、心筋は酸素や栄養素が不足して虚血状態となり、壊死に至る。心筋梗塞は、突然死の原因となることもある。心筋梗塞は、胸の痛み、息切れ、発汗、吐き気、嘔吐などの症状を引き起こす。心筋梗塞の症状が現れたら、すぐに救急車を呼ぶことが大切である。
医療機器・設備・器具

精神病集中治療室の役割と重要性

精神病集中治療室(PICU)とは、精神病の急性期患者や精神疾患による合併症を集中治療する施設を指します。英表記のPsychiatry Intensive Care Unitの頭文字をとり、PICUとも呼ばれます。PICUは、精神科病院や総合病院の中に設置されることが多く、24時間体制で患者を受け入れています。 PICUに入院する患者は、統合失調症、双極性障害、うつ病などの重度の精神疾患を抱えていることが多く、自殺企図や暴力行為などの危険性が高い状態にあることが少なくありません。そのため、PICUでは、患者を安全に管理し、症状をコントロールするために、様々な治療が行われます。 PICUでの治療は、薬物療法、精神療法、社会療法などが中心となります。薬物療法では、抗精神病薬や抗うつ薬などの精神安定剤が使用されます。精神療法では、患者の心理状態を理解し、問題を解決する手助けが行われます。社会療法では、患者が社会復帰できるように、様々な支援が行われます。 PICUでの治療は、患者の状態に応じて、数日から数か月間続きます。治療が終了した患者は、精神科病院や外来診療所での治療に移行します。
その他

看護師が知っておくべきロードアンドゴー

ロードアンドゴーとは、重傷を負った外傷患者をできるだけ早く病院に搬送するために、現場で観察と救命・応急処置を施した後、速やかに救急車に収容して搬送することです。 ロードアンドゴーの目的は、患者の生命と手足を救うことです。そのため、観察と救命・応急処置は迅速かつ正確に行うことが重要です。また、搬送中は患者の状態を常に監視し、必要に応じて処置を行う必要があります。 ロードアンドゴーは、救急救命の現場では必須の処置です。そのため、救急隊員や看護師は、ロードアンドゴーについて十分な知識と技能を身につけておく必要があります。 ロードアンドゴーで重要なのは、患者の状態を迅速かつ正確に観察することです。そのためには、救急隊員や看護師は、患者の意識レベル、呼吸、脈拍、血圧などのバイタルサインを測定し、外傷の有無や程度を確認しなければなりません。また、患者の既往歴や服用中の薬剤についても確認することが重要です。 観察の結果、患者の状態が重篤であると判断された場合、ロードアンドゴーを実施します。ロードアンドゴーでは、まず、患者の気道を確保し、呼吸と循環を安定させます。その後、外傷の処置を行い、患者の状態を安定させます。 患者の状態が安定したら、救急車に収容して病院に搬送します。搬送中は、患者の状態を常に監視し、必要に応じて処置を行います。
その他

看護師に必須の用語『終末期(ターミナル期)』とは

終末期(ターミナル期)とは、病気が治る可能性がなく、数週間~半年程度で死を迎えるだろうと予想される時期のことです。この期間は、患者とその家族にとって、肉体的にも精神的にも非常に厳しい時期となります。 終末期の患者に対する看護は、ターミナルケア、終末期医療と呼ばれます。ターミナルケアの目的は、延命ではなく、死を目前にした患者の身体的・精神的苦痛を和らげ、QOL(Quality Of Life)を向上させることです。 ターミナルケアでは、患者の状態に合わせて、様々なケアが行われます。身体的なケアとしては、痛みや吐き気などの症状緩和、栄養管理、排泄ケアなどがあります。精神的なケアとしては、カウンセリングやスピリチュアルケアなどがあります。また、家族へのサポートも重要となります。 ターミナルケアは、患者とその家族が、最期まで尊厳ある人生を送るために欠かせないケアです。適切なターミナルケアを受けることで、患者の苦痛を和らげ、家族の悲しみを軽減することができます。
感染

看護師必須用語『風疹』とは?

風疹とは、風疹ウイルスによる感染症で、飛沫感染により経気道的に感染します。感染後は、上気道粘膜や所属リンパ節で増殖し、ウイルス血症を起こします。潜伏期間は約2週間で、2008年からは5類感染症全数把握疾患となり、すべての医師に最寄りの保健所への届け出が義務付けられています。また、学校感染症第二種疾患に指定されており、発疹が消失するまで出席停止となります。 風疹の症状は、発熱、発疹、リンパ節の腫れなどです。発疹は、顔面から始まり、体幹や四肢に広がります。リンパ節の腫れは、耳の後ろや首、わきの下などにみられます。風疹は、妊婦が感染すると、胎児に先天性風疹症候群を引き起こすことがあります。先天性風疹症候群は、心臓や脳、眼などに障害を引き起こす可能性があります。 風疹の予防には、ワクチン接種が有効です。風疹ワクチンは、単独で接種することも、麻疹・風疹・耳下腺炎(MMR)ワクチンとして接種することもできます。MMRワクチンは、1歳と6~7歳頃に接種することが推奨されています。風疹ワクチンは、妊娠中に接種することはできません。
小児科

看護師が知っておくべき『りんご病』について

りんご病とは、ヒトパルボウイルスB19を病原体とした、小児期に起こる伝染性の発疹性疾患です。正式名称は伝染性紅斑と言い、感染すると顔がりんごのように赤くなるため、国内では通称「りんご病」と呼ばれています。 りんご病は、患者の唾液や鼻水、血液を介して感染します。潜伏期間は4~21日で、発症すると発熱、頭痛、筋肉痛などの症状が現れます。その後、顔、体幹、四肢に赤い発疹が現れ、数日から数週間続きます。 りんご病は、自然治癒する疾患ですが、まれに妊婦が感染すると、胎児に感染して流産や死産を引き起こすことがあります。そのため、妊婦は、りんご病にかからないように注意することが大切です。
医療機器・設備・器具

看護師に必須の用語『ME機器』

ME機器とは、Medical Engineering(医用工学)の頭文字を取った略称で、工学技術を応用して開発された医療機器のことです。特に患者の診断や治療、監視に使用する医療機器をいうことが多いです。 近年では、日々進歩する医療技術にともない、医療機器安全管理責任者の設置、保守計画の策定と実施、保守点検記録の保存が義務化されました。そのため、多くの病院では院内にME機器管理室を設置し、医師の指示のもと臨床工学技士が高度な医療機器の操作や保守点検、管理業務などを行っています。 ME機器の例としては、血液浄化装置や人工呼吸器などの生命維持管理装置、患者監視モニター、手術室やICUなどで心臓のポンプ機能の補助に利用する補助循環装置などが挙げられます。
検査・診断

看護師に必須の用語『TNM分類』とは?

TNM分類は、がんの病期を分類するためによく使用される方法です。個々の患者のがんの特徴を記述し、進行の程度を判断することができます。この情報は、治療計画や予後の推定に役立ちます。 TNM分類は、腫瘍のサイズ(T)、リンパ節への転移(N)、遠隔転移(M)の3つの主要な部分で構成されています。各部分は0から4までの段階に分かれており、0はがんがないことを意味し、4はがんが最も進行していることを意味します。 TNM分類は、医師が患者の状態を把握し、治療法を選択するのに役立ちます。また、患者が自分の病気について理解し、予後を推定するのに役立ちます。
小児科

看護師必須!母乳とは?

母乳は、母親の乳腺から分泌される分泌物のことである。母乳は、赤ちゃんにとって必要な栄養素をすべて含んでおり、消化吸収しやすい。また、母乳には、赤ちゃんの免疫力を高める抗体が含まれている。 母乳の分泌量は、出産後数日で増加し、生後1~2か月でピークに達する。その後、母乳の分泌量は徐々に減少していくが、生後6か月までは母乳だけで赤ちゃんを育てることができる。 母乳育児には、多くのメリットがある。母乳育児をしている赤ちゃんは、人工乳育児をしている赤ちゃんよりも、病気になりにくい。また、母乳育児をしている赤ちゃんは、人工乳育児をしている赤ちゃんよりも、知能が高くなる傾向がある。 母乳育児は、母親にとってもメリットがある。母乳育児をしている母親は、乳がんや卵巣がんになるリスクが低くなる。また、母乳育児をしている母親は、産後うつになりにくい。 母乳育児には、多くのメリットがあるが、中には母乳育児ができない母親もいる。母乳育児ができない母親は、人工乳で赤ちゃんを育てることができる。
血液・造血

看護師に欠かせない用語:溶血

溶血とは、寿命を迎える前の赤血球が何らかの原因により破壊されることを言います。赤血球の寿命は約120日と言われています。寿命が尽きると肝臓に運ばれ処理されます。溶血が起きると、赤血球が未熟な状態で破壊されてしまいます。このため、赤血球の寿命が120日未満と短くなってしまい、赤血球の不足などで体に様々な影響を及ぼします。溶血は血液検査でLDH、AST、カリウムの異常な上昇を認めた場合に疑うことが多いです。代表的な溶血の原因は自己免疫疾患、輸血による不適合、感染症、薬剤の副作用などです。溶血が起こると、貧血、黄疸、疲労、息切れなどの症状が現れます。重症化すると、腎不全や心不全を引き起こすこともあります。溶血の治療法は、原因によって異なります。自己免疫疾患が原因の場合は、ステロイド薬や免疫抑制剤を使用します。輸血による不適合が原因の場合は、適切な輸血を行います。感染症が原因の場合は、抗菌薬を使用します。薬剤の副作用が原因の場合は、その薬剤の使用を中止します。溶血は、適切な治療を受ければ、多くの場合治癒します。
産婦人科

看護師必見!排卵痛を徹底解説!

排卵痛とは、女性が排卵期前後に感じる腹痛のことである。月経周期の中間(13~15日付近)に出現するため、中間痛ともいわれる。排卵痛は、排卵時に卵巣が収縮することで起こると考えられている。また、排卵時に卵巣から分泌されるホルモンによって、子宮が収縮することが原因となる場合もある。排卵痛は、多くの場合、片側の卵巣にのみ起こる。しかし、両側の卵巣に起こる場合もある。また、排卵痛の程度は、人によって異なる。中には、排卵痛がひどくて日常生活に支障をきたす人もいる。排卵痛は、一般的には生理痛よりも軽いことが多い。しかし、排卵痛がひどい場合は、生理痛よりも痛みを感じることもある。排卵痛は、通常、数時間から数日で消失する。しかし、中には、排卵痛が数週間続く人もいる。排卵痛は、通常、治療の必要はない。しかし、排卵痛がひどい場合は、痛み止めを服用することがある。
腎・泌尿器

看護師必須の用語『尿道カテーテル』とは

尿道カテーテルとは、尿道からカテーテルを挿入し、生成された尿を体外に排泄させる役割を果たす医療器具のことである。導尿目的に使用されるものと、留置目的に使用されるものがある。导尿カテーテルは、膀胱に尿が溜まった状態を解消するために一時的に使用される。留置カテーテルは、長期にわたって膀胱に尿を溜められない場合に使用される。尿道カテーテルは、様々な形状やサイズがあり、患者さんの状態に合わせて選択される。尿道カテーテルの使用には、感染症のリスクや尿道損傷のリスクなどがあるため、適切な管理とケアが必要である。
精神科

看護師に必須の用語『グリーフケア』

グリーフケアとは、身近な人との死別を経験し、悲嘆に暮れる人を、悲しみから立ち直れるように支援することである。グリーフ(grief)とは、深い悲しみを意味する。遺族に寄り添う姿勢が大切であるとされている。 グリーフケアは、死別を経験した人が、悲しみを乗り越えて、新しい人生を歩み始められるように支援することを目的としている。グリーフケアを行うためには、死別を経験した人の悲しみを理解することが大切である。死別を経験した人は、様々な感情を経験する。例えば、悲しみ、怒り、罪悪感、孤独感などである。グリーフケアを行う人は、死別を経験した人の感情を理解し、寄り添う姿勢で接することが大切である。 グリーフケアを行う際には、死別を経験した人の話をよく聴くことが大切である。死別を経験した人は、自分の気持ちを誰かに話したいと思っていることが多い。グリーフケアを行う人は、死別を経験した人の話をよく聴き、その気持ちを理解するように努めることが大切である。 グリーフケアを行う際には、死別を経験した人に寄り添う姿勢で接することが大切である。グリーフケアを行う人は、死別を経験した人の悲しみを理解し、その気持ちを尊重するように努めることが大切である。また、死別を経験した人に、必要なサポートを提供することも大切である。例えば、経済的なサポートや、心理的なサポートなどである。
その他

看護師必須の用語『NC』とは?

NC (えぬしー、non-contributory) とは、看護師が患者のカルテに記録する際に使用される用語のひとつです。「特記すべきことなし」という意味を持ち、経過観察などの記録をつける際、特に目立った変化がないことを伝える時に用いられます。NC (えぬしー) と同様の意味で使われる用語として、n.p.(not particular, nothing particular) があります。NC (えぬしー) とn.p. は、どちらも患者さんの状態に特に変化がないことを簡潔に伝えるために使われる用語です。
小児科

看護師なら知っておきたい!モロー反射とは

モロー反射とは、乳児の頭部の位置の不意の変化、温度の不意の変化、突然の騒音などにより誘発される原始反射である。両手と両足を左右対称に外側に伸ばし、それからゆっくり手を前で交差するように抱え込む運動をする。抱きつき反射ともいう。 モロー反射は、新生児の脳がまだ十分に発達していないために起こる。生後4~6ヶ月頃になると、脳の発達とともにモロー反射は消失する。モロー反射は、乳児の神経系の発達を評価するために使用される。モロー反射が正常にみられない場合、脳に何らかの異常がある可能性がある。
消化器

看護師に必須!『痔瘻』について徹底解説

痔瘻とは、肛門周囲に穴が開いている状態のことをいいます。この穴を瘻管と呼び、瘻管から膿が排出されることで、痛みや腫れ、出血などの症状が現れます。痔瘻は、肛門周囲膿瘍が自然に破裂したり、切開したりして瘻管が形成されることで起こります。肛門周囲膿瘍とは、肛門の周囲に膿が溜まる病気で、細菌感染が原因で起こります。痔瘻は、男性に多く、20~40歳代に発症することが多いです。 痔瘻は、肛門周囲膿瘍が自然に破裂したり、切開したりして瘻管が形成されることで起こります。肛門周囲膿瘍とは、肛門の周囲に膿が溜まる病気で、細菌感染が原因で起こります。痔瘻は、男性に多く、20~40歳代に発症することが多いです。
検査・診断

看護師に必須の用語『アミロイドーシス』について

アミロイドーシスとは、アミロイドが組織に沈着し、臓器の機能障害を引き起こす疾患の総称です。アミロイドとは線維状のタンパク質の一種で、その種類や障害される臓器によって特徴が異なります。 アミロイドーシスは、大きく分けて全身性アミロイドーシスと限局性アミロイドーシスの2つに分類されます。全身性アミロイドーシスは、アミロイドが全身の臓器に沈着する疾患で、多発性骨髄腫や慢性炎症性疾患、腎不全などさまざまな原因で発症します。限局性アミロイドーシスは、アミロイドが特定の臓器に沈着する疾患で、アルツハイマー病や糖尿病、慢性関節リウマチなどが原因で発症します。 アミロイドーシスの症状は、障害される臓器によって異なります。全身性アミロイドーシスでは、体重減少、倦怠感、息切れ、浮腫、下痢、タンパク尿などの症状が現れます。限局性アミロイドーシスでは、障害される臓器の機能障害が現れます。例えば、アルツハイマー病では、記憶障害、認知症などの症状が現れます。 アミロイドーシスの治療法は、根本的な治療法はなく、対症療法が中心となります。全身性アミロイドーシスでは、原因疾患の治療、アミロイドの沈着を抑える薬物療法、臓器機能を補助する治療などが行われます。限局性アミロイドーシスでは、アミロイドの沈着を除去する手術療法などが行われることもあります。
消化器

看護師に必須!食道がんについて知ろう

食道がんとは、食道に発症する悪性腫瘍のことを指す。食道とは、喉から胃に食物を運ぶ筋肉質の管である。食道がんは、食道の細胞が制御不能に増殖し始め、腫瘍を形成する病気である。食道がんは比較的まれな癌であるが、進行が早いという特徴がある。食道がんは性別に関係なく、多くの人々に影響を与える可能性がある。食道がんは、発症する場所によって、粘膜下層から粘膜下層までのものを上部食道がん、粘膜下層から胃との境界部までのものを中部食道がん、胃との境界部から胃との境界部までのものを下部食道がんと分類される。食道がんは、早期の段階ではほとんど症状が出ないため、発見が遅れがちである。しかし、進行すると、飲み込みの困難、胸焼け、胸痛、体重の減少などの症状が現れることがある。食道がんの治療法は、がんの進行度、患者の状態などによって、異なる。主な治療法には、手術、化学療法、放射線療法などがある。食道がんは、進行が早く、発見が遅れがちであるが、早期に発見されれば、治療によって治癒できる可能性がある。そのため、食道がんの予防や早期発見のために、健康的な食生活や定期的な健診を受けることが重要である。
呼吸器

看護師に必須の用語『結核』について

結核とは、結核菌による感染症である。結核菌は、抗酸菌群に属する細菌の一つである。ヒトのさまざまな臓器に感染し症状を呈する。 結核は、空気感染する細菌性感染症である。感染した人の咳やくしゃみなどによって放出された結核菌を健康な人が吸い込むことで感染する。結核菌は、肺に感染することが最も多く、肺結核と呼ばれる。肺結核の症状は、咳、痰、発熱、倦怠感などである。 結核菌は、肺以外にも、リンパ節、骨、腎臓、脳などさまざまな臓器に感染することがある。肺以外の臓器に感染した結核は、肺外結核と呼ばれる。肺外結核の症状は、感染した臓器によって異なる。 結核は、適切な治療を受ければ治癒する。結核の治療には、抗結核薬が使用される。抗結核薬は、結核菌を殺菌または増殖を抑える薬である。結核の治療は、通常6~9ヶ月間行われる。 結核は、予防することができる。結核予防には、以下のことが重要である。 * 結核のワクチンを接種する。 * 結核患者と接触しないようにする。 * 結核患者から出た痰や咳やくしゃみなどの飛沫を吸い込まないようにする。 * 換気をよくする。 * 手をよく洗う。 結核は、適切な治療を受ければ治癒する。結核の予防には、ワクチン接種や感染予防策が重要である。
腎・泌尿器

透析の基礎を徹底解説!看護師必須の用語

透析とは、急性腎不全や末期腎不全の患者に行われる腎代替療法の1つです。透析は、半透膜を介して患者の血液と透析液を接触させることで、血液から水分や電解質などの過剰な物質を除去したり、体内に不足している物質を補充したりして、体液の状態を一定に保つための治療法です。透析には、血液透析と腹膜透析の2種類があります。血液透析は、患者の血液を体外に取り出し、透析液と接触させてから、再び体内に戻す方法です。腹膜透析は、患者の腹腔に透析液を注入し、透析液と腹膜を介して血液と透析液を接触させる方法です。透析は、腎不全の患者にとって生命を維持するための重要な治療法です。
医療機器・設備・器具

看護師に役立つフットポンプガイド

フットポンプとは、足部や下腿を間欠的に圧迫することで下肢の静脈血の還流を手助けする医療機器です。手術後など臥床を要する患者の静脈血栓塞栓症を予防することを目的としています。間欠的空気圧迫装置、IPCポンプとも呼ばれます。 フットポンプは、下腿(膝から足首までの部位)を中心に圧迫するカーフポンプと、足底部を圧迫するフットポンプがよく用いられます。それぞれ手術の種類や患者の状態などにより使い分けられています。
その他

看護の基礎用語集:NICについて

NIC(にっく、Nusing Interventions Classification)とは、看護介入分類のことであり、看護介入を概念化し、系統的に分類したもののことです。NANDA看護診断の看護診断名(旧・診断ラベル)と同じく、あらかじめ決められているものから選択します。NANDA、NOCと合わせてNANDA-NOC-NIC(NNN)と呼ばれます。 NICの目的は、看護介入を標準化し、看護師間のコミュニケーションを円滑化することです。また、看護教育や研究の基盤を提供することも目的としています。NICは、看護師が患者の状態やニーズをアセスメントし、適切な看護介入を選択・実施する際に使用されます。NICには、いくつかの分類体系があり、それぞれに固有の介入が含まれています。例えば、基本的な看護介入、治療的看護介入、教育的看護介入などがあります。 NICは、看護師が患者の状態やニーズをアセスメントし、適切な看護介入を選択・実施する際に使用される、標準化された用語集です。NICは、看護師間のコミュニケーションを円滑化し、看護教育や研究の基盤を提供します。