循環器

看護師が知っておくべき血圧の基礎知識

血圧とは、血液が血管内を移動する際に、血管壁が受ける血液からの圧力のことである。血圧は、心拍出量と末梢血管抵抗を用いて計算し測定することができる。心拍出量とは、1分間に心臓から送り出される血液の量であり、末梢血管抵抗とは、血管の抵抗のことである。血圧は、心臓から遠いほど低くなる。これは、血管が細くなるにつれて血流が遅くなり、血管壁にかかる圧力が小さくなるためである。血圧は、健康状態を判断する重要な指標である。血圧が高いと、心臓や血管に負担がかかり、脳卒中や心筋梗塞などの疾患を引き起こすリスクが高くなる。血圧は、薬物や生活習慣の改善によって下げることができる。
検査・診断

知っておきたい!看護師に必須の用語『pH』

pHとは、水素イオン濃度を数値化したもので、その液体が酸性なのか、アルカリ性なのかを表す指標です。pHの値は0から14までの範囲で示され、7が中性、7より小さい値が酸性、7より大きい値がアルカリ性となります。 pHは、さまざまな要因によって影響を受けますが、特に重要なのは肺の機能を反映する動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)と腎臓の機能を反映する重炭酸イオン(HCO3⁻)です。PaCO2が高いとpHは低下し、PaCO2が低いとpHは上昇します。HCO3⁻が高いとpHは上昇し、HCO3⁻が低いとpHは低下します。 医療分野においては、特に血液中の水素イオン濃度を指すことが多く、血液のpH値は通常7.35~7.45の範囲で維持されています。血液のpH値が正常範囲から外れると、さまざまな病態が発生する可能性があります。例えば、pH値が低下するとアシドーシス、pH値が上昇するとアルカローシスが起こります。
精神科

看護師必須の用語『ミラーリング』とは?

ミラーリングとは、相手のしぐさ、言動、行動などを鏡のように真似することです。これは、コミュニケーションを改善し、より親密な関係を築くために使用されるテクニックです。ミラーリングを行うことで、相手は自分が理解され、大切にされていると感じやすくなります。また、ミラーリングは、緊張を和らげ、信頼を築くのにも役立ちます。 ミラーリングは、さまざまな方法で行うことができます。例えば、相手のボディランゲージを真似したり、相手の言葉遣いを真似したり、相手の感情を真似したりすることができます。ミラーリングを行う際には、あくまでも自然に行うことが大切です。不自然に真似をすると、相手は不快感を感じるかもしれません。 ミラーリングは、看護師に必須のテクニックです。看護師は、患者とのコミュニケーションを円滑に行う必要があります。ミラーリングを行うことで、看護師は患者との信頼関係を築き、患者が自分のことを理解され、大切にされていると感じてもらえるようにすることができます。また、ミラーリングは、患者の緊張を和らげ、患者の回復を促すのにも役立ちます。
脳・神経

看護師に必須の用語『ジスキネジア』

-ジスキネジアの症状- ジスキネジアは、自分の意志に関係なく身体が動いてしまう不随意運動の一種です。ジスキネジーともいいます。疾患の一症状として表れることもあれば、投薬の副作用として表れることもあります。 ジスキネジアの症状は、身体のどの部位に現れるかによって異なります。口周囲・舌(口舌ジスキネジア)、顔、頸部で起きる動きの例としては、舌の突出、捻転、舌打ち、舌なめずり、咀嚼、開口などの反復、口すぼめ、口唇振戦(唇の細かな震え)、歯を食いしばる、顔をしかめる、首が勝手に片側を向くなどがあります。 四肢、体幹で起こる動きの例としては、指を繰り返し曲げ伸ばしする、手をねじるような動きをする、立ったり座ったりなど同じ動きを繰り返さす、足や膝がくねくね動いてじっとしていられないなどがあります。 ジスキネジアの症状は、気にならない程度の動きであれば放置して構いませんが、激しい動きが長時間続くと体は疲労し、動きを抑えようとすればするほど悪化する傾向にあります。痛みを伴ったりと、日常生活にも大きな支障をきたすものは、適切な治療・対処が必要となります。
脳・神経

看護師に必須の用語『運動』とは?

-運動の種類- 運動は、大きく分けて随意運動と不随意運動の2種類に分類されます。随意運動とは、自分の意思で行う運動のことです。例えば、歩いたり、走ったり、物を持ち上げたりするなどはすべて随意運動です。一方、不随意運動とは、自分の意思に関わらず起こる運動のことです。例えば、心臓の鼓動や、呼吸、胃腸の蠕動などはすべて不随意運動です。 随意運動は、さらに反射運動と随意運動に分類されます。反射運動とは、特定の刺激に対して反射的に起こる運動のことです。例えば、膝を叩くと膝が伸びる膝蓋腱反射などは反射運動です。随意運動とは、自分の意思で意識的に行う運動のことです。例えば、歩いたり、走ったり、物を持ち上げたりするなどはすべて随意運動です。 不随意運動は、さらに自律運動と異常運動に分類されます。自律運動とは、心臓の鼓動や、呼吸、胃腸の蠕動など、生命を維持するために必要な運動のことです。異常運動とは、自分の意思に関わらず起こる異常な運動のことです。例えば、てんかん発作時のけいれんや、パーキンソン病の震えなどはすべて異常運動です。
腎・泌尿器

血清尿酸値の基礎知識

血清尿酸値とは、尿酸が血清中にどのくらいあるかという濃度を示す値です。尿酸は、プリン体を分解することによって生成される老廃物であり、尿酸が体内に蓄積すると痛風や腎障害などの疾患を引き起こすことがあります。そのため、血清尿酸値を測定することで、これらの疾患の発症リスクを評価することができます。血清尿酸値の単位はmg/dLであり、正常値は男性で3.5~7.0mg/dL、女性で2.5~6.0mg/dLです。血清尿酸値が高くなる原因としては、プリン体の多い食事を摂りすぎていること、アルコールを飲みすぎていること、肥満であること、腎機能が低下していることなどが考えられます。血清尿酸値を下げるためには、プリン体の多い食事を控え、適度な運動を心がけ、体重をコントロールすることが大切です。また、利尿薬や尿酸排泄薬などの薬物療法が行われることもあります。
整形外科

看護師必携の用語『手根管症候群』

手根管症候群とは、正中神経が手根管と呼ばれる手首のトンネル部で圧迫されることで起こる疾患です。正中神経は、手首と手のひらを通って親指、人差し指、中指、薬指を支配しています。手根管症候群になると、これらの指にしびれや痛み、感覚の低下が起こります。また、親指の付け根の筋肉が弱くなり、ものを握ったりひねったりすることが難しくなることもあります。 手根管症候群は、手首を繰り返し曲げたり伸ばしたりするような動作を長時間続けることによって起こることが多いです。例えば、パソコンのキーボードを打つ、楽器を演奏する、掃除機をかける、などの動作が挙げられます。また、妊娠、肥満、糖尿病、関節リウマチなどの病気を持っている人も手根管症候群を発症するリスクが高くなります。 手根管症候群の症状が軽い場合は、手首を安静にしたり、冷やしたり、湿布を貼ったりすることで改善することがあります。しかし、症状が重い場合は、手根管を切開して圧迫を解除する手術が必要になることもあります。
脳・神経

看護師が知っておくべき総頚動脈の基礎知識

総頚動脈とは、脳へ血液を送る動脈である左総頚動脈と右総頚動脈の総称である。左総頚動脈は大動脈弓から出ており、右総頚動脈は腕頭動脈から出ている。いずれの総頚動脈も、気管と咽頭の外側を通っている。総頚動脈は、甲状軟骨上縁の高さで内頚動脈と外頚動脈に分岐する。分岐部が閉塞すると、頚動脈狭窄症を引き起こす。 総頚動脈は、首の重要な血管であり、脳への血流を担っている。総頚動脈が閉塞すると、脳卒中を引き起こす可能性がある。総頚動脈の閉塞は、動脈硬化、血栓、外傷などが原因で起こる。総頚動脈の閉塞を防ぐために、健康的な生活習慣を送り、定期的に健康診断を受けることが大切である。
眼科

飛蚊症の知識を深めて看護の質を高めよう

飛蚊症とは、視野に虫のようなものが飛んでいるように見える症状のことである。正式には「muscae volitantes」と呼ばれ、蚊が飛んでいるように見えることからこの名前がついている。飛蚊症は、目の構造の一部である硝子体に濁りが生じることで起こる。硝子体は、目の後部にあるゼリー状の物質で、光を網膜に届ける役割がある。硝子体に濁りが生じると、光が網膜に届きにくくなり、視野に虫のようなものが飛んでいるように見えるようになる。飛蚊症は、加齢や近視、糖尿病、高血圧、外傷など、さまざまな原因で起こる。ほとんどの飛蚊症は良性で、治療の必要はない。しかし、飛蚊症が突然現れた場合や、飛蚊症の数が急に増えた場合、視界が欠けたり、光が歪んで見える場合は、網膜剥離などの重篤な疾患の可能性があるので、早めに眼科を受診することが大切である。
眼科

看護師に必須の用語『アディー症候群』

アディー症候群は、主に20~40代の女性に多くみられる疾患で、片目のピントが合わなくなり、まぶしさを感じる病気です。通常、片方の目にのみ症状が現れます。アディー症候群の原因はまだ明らかになっていませんが、副交感神経の障害によって起こると考えられています。 アディー症候群の症状は、瞳孔が小さくなること、ピントが合わなくなること、まぶしく感じることであり、その症状は、暗い場所よりも明るい場所で顕著に現れます。また、アディー症候群では、瞳孔が反応しなくなるため、瞳孔散大薬を投与しても、瞳孔が大きくならないことがあります。 アディー症候群は、治療法が確立されておらず、対症療法が中心となります。治療の目的は、まぶしさを軽減し、ピントを合わせやすくすることです。まぶしさを軽減するために、サングラスや遮光眼鏡を使用することがあります。ピントを合わせやすくするために、眼鏡やコンタクトレンズを使用することがあります。
その他

【看護師が知るべき】難病対策とは?

難病対策の目的と内容 難病対策とは、難病に対して行われる厚生労働省の施策です。難病対策の目的は、難病の患者やその家族の支援を強化し、難病の治療や研究を促進することです。 難病対策の内容は、難病の患者の医療費助成、難病の研究への支援、難病の患者やその家族のための相談支援体制の整備などです。難病の患者の医療費助成は、難病の患者が医療費の負担を軽減するために、医療費の一部を助成する制度です。難病の研究への支援は、難病の治療法や予防法の開発を促進するために、研究機関や研究者に資金援助を行う制度です。難病の患者やその家族のための相談支援体制の整備は、難病の患者やその家族が相談や支援を受けられるように、相談窓口や支援センターを設置する制度です。 難病対策は、難病の患者やその家族の支援を強化し、難病の治療や研究を促進するために行われています。難病対策によって、難病の患者の医療費負担が軽減され、難病の研究が促進され、難病の患者やその家族が相談や支援を受けやすくなっています。
整形外科

看護師が知っておくべき、テニス肘の症状と治療法

テニス肘は、主に短橈側手根伸筋の起始部(外側上顆部)が、反復する外傷やストレスにより障害されて起こる炎症である。短橈側手根伸筋は手首を伸ばす筋肉である。テニス肘は、テニス選手に多く見られるが、テニス以外のスポーツや日常生活の動作でも起こる可能性がある。テニス肘の症状は、肘の外側の痛み、手首を伸ばしたりひねったりしたときの痛み、肘の腫れや熱感などである。テニス肘の治療法は、安静、アイシング、消炎鎮痛剤、理学療法などである。
検査・診断

ブルンベルグ徴候の理解と応用

ブルンベルグ徴候とは、患者の腹壁を手で垂直に圧迫し、その手を急に離すと鋭い痛みを感じる症状である。腹膜に炎症があると起こる腹膜刺激症状の一つで、反跳痛(rebound tenderness)または反動痛とも呼ばれる。ブルンベルグ徴候は、腹膜炎、穿孔性腹膜炎、腸閉塞、憩室炎などの疾患でみられることが多い。 ブルンベルグ徴候は、腹膜に炎症があると起こるため、腹痛を訴える患者に対して、ブルンベルグ徴候の有無を調べることで、腹膜炎の有無を判断することができる。ブルンベルグ徴候の検査は、患者を仰臥位にし、患者の腹壁を手で垂直に圧迫する。その後、手を急に離し、患者に痛みを感じるかどうかを尋ねる。患者が鋭い痛みを感じた場合、ブルンベルグ徴候が陽性と判定される。 ブルンベルグ徴候は、腹膜炎の診断に有用な検査であるが、ブルンベルグ徴候が陰性であっても、腹膜炎の可能性は否定できないことに注意が必要である。
感染

看護師に必須の用語『感冒』

感冒とは、自然に寛解するウイルス感染症であり、その多くは咳・鼻汁・咽頭痛といった多くの症状を呈するウイルス性上気道炎のことを指しています。感冒は、風邪や鼻かぜとも呼ばれ、毎年冬季に流行する疾患です。感冒の原因となるウイルスには、インフルエンザウイルス、アデノウイルス、ライノウイルスなどがあります。これらのウイルスは、空気感染や接触感染によって人から人へと感染します。感冒の潜伏期間は2~3日で、症状は通常1週間前後続きます。感冒の症状は、咳、鼻汁、咽頭痛、発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛などです。感冒の治療法は、対症療法が中心です。解熱剤や鎮痛剤、咳止め薬、鼻水止め薬などが使用されます。感冒を予防するためには、手洗いを励行し、マスクを着用し、十分な休息をとることが大切です。
消化器

看護師の知識を広げる!食道の構造と機能

食道の構造は、食道両端部分、食道、食道壁の3つに分けられます。 食道両端部分には、上部食道括約筋と下部食道括約筋があります。上部食道括約筋は、食物を感知して蠕動運動を起こす働きがあり、下部食道括約筋は、食物を胃に送り込むと同時に胃の内容物の逆流を防いでいます。 食道は、上から頸部食道、胸部食道、腹部食道の3つの部位に分かれ、胸部食道がもっとも長く、腹部食道は胃とつながるわずかな長さの部分をさします。食道の働きである食物を胃に送り込む作業は、食道を覆う筋肉が担っています。頸部食道は横紋筋、下がるにしたがって平滑筋が増え、胸部食道と腹部食道は平滑筋が主になります。 食道壁は、粘膜上皮、粘膜固有層、粘膜筋板、粘膜下層、固有筋層、外膜で構成され、漿膜を欠きます。粘膜上皮は、扁平上皮という平たい細胞が何重にも重なってできています。粘膜固有層は、様々な機能をもつ細胞が存在する緩い結合組織です。粘膜筋板は、消化管を覆う柔軟で強い筋肉の膜です。固有筋層は、筋肉の膜です。外膜は、内臓の1番外側を囲む膜で、粘膜下部にある筋肉層を囲みます。食道には、多くの内臓に存在する漿膜が存在せず、食道にがんができると外に進展しやすいです。
呼吸器

看護師に必須の用語『大胸筋』

大胸筋とは、前胸部に位置する厚い扇状形の筋肉のことです。肩関節前方の筋肉の一つであり、肩帯の一部を形成しています。大胸筋の起始は、鎖骨の内側、胸骨、真肋の肋軟骨、腹直筋鞘から始まり、上腕骨の大結節稜に向かって筋線維が収束して停止しています。大胸筋は、鎖骨内側より起始する大胸筋鎖骨部、胸骨と肋軟骨から起始する大胸筋胸肋部、腹直筋鞘から起始する大胸筋腹部の3つの部位に分かれており、それぞれが肩関節の前腕前腕の内転、屈曲、内旋に作用しています。また、大胸筋は強制吸気をする際の呼吸補助筋の一部にもなります。大胸筋の支配神経は、腕神経叢の枝である外側胸筋神経と内側胸筋神経です。
皮膚科

看護師が知っておくべき『体性痛』について

体性痛とは、身体の特定の部位に起こる痛みです。筋肉、骨、関節、皮膚など、体表の組織に起こる痛みを体性表在痛、内臓に起こる痛みを体性深部痛と呼びます。体性表在痛は、鋭い痛み、ズキズキする痛み、焼けるような痛みなど、さまざまな痛みとして感じられます。体性深部痛は、鈍い痛み、圧迫されるような痛み、绞痛などとして感じられます。 体性痛は、外傷、炎症、感染症、腫瘍など、さまざまな原因によって引き起こされます。外傷とは、身体に外からの力が加わって組織が損傷することで、骨折、脱臼、切り傷、打撲傷などが含まれます。炎症とは、身体の組織が損傷を受けると、その組織の周囲の血管が拡張して血液や炎症細胞が流れ込み、組織が腫れ上がる反応のことです。感染症とは、細菌、ウイルス、真菌などの病原体が体内に侵入して増殖し、組織を損傷することで引き起こされる病気です。腫瘍とは、身体の組織の一部が異常増殖したもので、良性腫瘍と悪性腫瘍があります。 体性痛は、その原因によって治療法が異なります。外傷の場合は、損傷した組織を修復する手術や、痛み止めの薬を服用するなどの治療を行います。炎症の場合は、炎症を抑える薬を服用したり、患部を冷やしたりするなどの治療を行います。感染症の場合は、感染症を引き起こしている病原体を殺す薬を服用したり、患部を切開して膿を取り除いたりするなどの治療を行います。腫瘍の場合は、腫瘍を切除する手術や、放射線療法、化学療法などの治療を行います。
その他

看護師に必須!『抗がん剤治療レジメン』を詳しく解説

抗がん剤治療レジメンとは、がん治療において、投与する薬剤の種類や量・投与速度・期間・投与順などを時系列で示した計画書のことである。抗がん剤治療レジメンは、がんのタイプ、進行度、患者の年齢や健康状態など、さまざまな要因を考慮して作成される。抗がん剤治療レジメンは、がんの治療計画において重要な役割を果たしており、適切な抗がん剤治療レジメンを作成することで、がんの治療効果を高め、副作用を軽減することができる。 抗がん剤治療レジメンは、通常、主治医の指示のもと、看護師が作成する。看護師は、抗がん剤治療レジメンを作成するにあたって、患者の病歴、検査結果、治療歴などを考慮する。また、看護師は、抗がん剤治療の副作用について患者に説明し、患者の同意を得たうえで、抗がん剤治療レジメンを作成する。
検査・診断

看護師に必須!炭酸ガス分圧を理解しよう

炭酸ガス分圧とは、血液中の二酸化炭素の濃度を測定する数値です。血ガス分析で測定され、通常は mmHg(ミリメートル水銀)で示されます。炭酸ガス分圧は、呼吸器系がどれだけうまく二酸化炭素を排出しているかを示す指標となります。二酸化炭素は、細胞の代謝によって生成される老廃物です。血液中に蓄積すると、呼吸困難や意識障害などの症状を引き起こす可能性があります。正常な炭酸ガス分圧は、35~45 mmHgです。炭酸ガス分圧が高すぎたり低すぎたりすると、呼吸器系のトラブルやその他の健康上の問題が考えられます。
皮膚科

看護師が知っておくべき湿疹の知識

湿疹は、皮膚が赤く腫れた状態です。湿疹は、乾燥肌、刺激物との接触、アレルギー、遺伝などの様々な原因によって起こります。湿疹の症状は、軽度から重度まで様々です。軽度の湿疹は、皮膚のかゆみやかさつきを伴う程度です。重度の湿疹は、皮膚が赤く腫れて、ジュクジュクしたり、水泡ができたり、皮膚が剥がれたりすることもあります。 湿疹は、皮膚の表面に炎症が起こることで起こります。炎症とは、皮膚が損傷したときに起こる自然な反応です。炎症が起こると、皮膚が赤く腫れて、かゆみやかさつきを伴います。湿疹の原因となる炎症は、様々なものがあります。例えば、乾燥肌、刺激物との接触、アレルギー、遺伝などです。 湿疹は、皮膚科を受診する患者の3分の1を占めるという報告もあるように、非常に一般的な皮膚疾患です。湿疹は、年齢や性別を問わず、誰にでも起こる可能性があります。しかし、湿疹は、高齢者、子供、アトピー性皮膚炎の人、乾燥肌の人、ストレスが多い人に多くみられます。
組織・制度

看護師に必須の用語『難病法』とは?

難病法とは、難病の患者に対する医療等に関する法律の略称である。難病とは、長期にわたって療養を必要とし、高度かつ専門的な医療を必要とする、特定の疾病のことである。難病法は、難病の患者が、適切な医療を受けることができるようにするため、国による支援制度を定めた法律である。 難病法の対象となる疾病は、厚生労働省が指定した「指定難病」である。指定難病は、約300種類あり、がん、心臓病、脳卒中、リウマチ、糖尿病、精神疾患など、幅広い疾病が含まれている。難病法は、指定難病の患者に対して、以下の支援制度を提供している。 1. 医療費助成 2. 医療費控除 3. 障害年金 4. 障害福祉サービス 5. 介護保険 6. 雇用対策 これらの支援制度により、難病の患者は、経済的な負担を軽減し、日常生活を送ることが容易になる。また、難病法は、難病の研究開発を促進し、新しい治療法や薬剤の開発を支援している。
内分泌・代謝・栄養

看護師に必須の用語

アルドステロンは、副腎皮質から分泌されるホルモンです。体内の水分とナトリウムのバランスを調節する役割があり、血圧を上昇させる働きも持って います。アルドステロンは、レニン・アンジオテンシン系によって分泌が調節されています。レニン・アンジオテンシン系は、血圧が低下すると活性化され、アルドステロンの分泌を促します。アルドステロンの分泌が過剰になると、高血圧、低カリウム血症、浮腫などの症状が現れます。 アルドステロンは、尿細管でナトリウムの再吸収を促進し、カリウムの排泄を促進します。これにより、体内の水分とナトリウムのバランスが保たれます。また、アルドステロンは、血管を収縮させて血圧を上昇させます。アルドステロンは、血圧を調節する重要な役割を果たしているホルモンです。
小児科

看護師のための子ども用自動車座席の重要性

子ども用自動車座席とは、乗用車に備え付けられたシートベルトを安全に使用できない乳幼児を安全に自動車に乗せるための装備である。チャイルドシートとも呼ばれる。子ども用自動車座席には、乳児用と幼児用の2種類がある。乳児用は、生後9ヶ月までの子どもを対象としたもので、横向きに取り付けるタイプが一般的である。幼児用は、生後9ヶ月から4歳までの子どもを対象としたもので、前向きに取り付けるタイプが一般的である。 子ども用自動車座席は、万が一の事故の際に、子どもの身体を保護する役割を果たす。特に、乳幼児は首や頭が未発達のため、事故の際に大きな衝撃を受けやすく、重篤なケガをする可能性が高い。チャイルドシートを使用することで、乳幼児のケガのリスクを大幅に軽減することができる。 また、子ども用自動車座席は、子どもが車内で安全かつ快適に過ごすためのアイテムでもある。チャイルドシートには、子どもの身体を固定するハーネスや、頭や首を保護するためのヘッドサポートなどが備わっており、子どもが快適に過ごすことができるよう設計されている。
アレルギー・膠原病

看護師に必須の用語『混合性結合組織病』

混合性結合組織病とは、全身性エリテマトーデス(SLE)、全身性強皮症(SSc)、多発性筋炎/皮膚筋炎(PM/DM)の3つの膠原病の特徴を併せ持つ自己免疫疾患です。膠原病とは、体内の結合組織が炎症を起こす病気の総称です。結合組織とは、細胞と細胞をつなぐ組織のことです。膠原病になると、結合組織が炎症を起こして破壊され、様々な症状が現れます。 混合性結合組織病は、女性に多く、発症年齢は20~40歳代がピークです。症状は、発熱、疲労、関節痛、筋肉痛、皮膚の発疹などです。また、肺や心臓、腎臓などの内臓にも障害が現れることがあります。 混合性結合組織病は、抗U1-RNP抗体が高値陽性となるのが特徴的です。抗U1-RNP抗体とは、体内のU1-RNPというタンパク質に対する抗体です。混合性結合組織病の患者さんの血液中には、この抗U1-RNP抗体が多く含まれています。 混合性結合組織病の治療法は、ステロイド薬や免疫抑制剤などが用いられます。ステロイド薬は、炎症を抑える薬です。免疫抑制剤は、免疫反応を抑える薬です。これらの薬を服用することで、症状を改善し、合併症の発生を防ぐことができます。