感染

看護師が知っておくべき『細胞内寄生菌』

細胞内寄生菌とは、生きた細胞内に寄生して増殖する細菌の総称である。細胞内寄生菌は、通性細胞内寄生菌と偏性細胞内寄生菌に大別される。通性細胞内寄生菌は、細胞内と細胞外、どちらでも増殖できる病原性細菌である。代表的な病原性細菌として、結核菌、チフス菌、梅毒トレポネーマなどが挙げられる。偏性細胞内寄生菌は、寄生する細胞の外では増殖できない病原性細菌である。代表的な病原性細菌にリケッチア、クラミジアなどが挙げられる。
脳・神経

看護師に必須の用語『運動』とは?

-運動の種類- 運動は、大きく分けて随意運動と不随意運動の2種類に分類されます。随意運動とは、自分の意思で行う運動のことです。例えば、歩いたり、走ったり、物を持ち上げたりするなどはすべて随意運動です。一方、不随意運動とは、自分の意思に関わらず起こる運動のことです。例えば、心臓の鼓動や、呼吸、胃腸の蠕動などはすべて不随意運動です。 随意運動は、さらに反射運動と随意運動に分類されます。反射運動とは、特定の刺激に対して反射的に起こる運動のことです。例えば、膝を叩くと膝が伸びる膝蓋腱反射などは反射運動です。随意運動とは、自分の意思で意識的に行う運動のことです。例えば、歩いたり、走ったり、物を持ち上げたりするなどはすべて随意運動です。 不随意運動は、さらに自律運動と異常運動に分類されます。自律運動とは、心臓の鼓動や、呼吸、胃腸の蠕動など、生命を維持するために必要な運動のことです。異常運動とは、自分の意思に関わらず起こる異常な運動のことです。例えば、てんかん発作時のけいれんや、パーキンソン病の震えなどはすべて異常運動です。
精神科

知っておきたい『自閉スペクトラム症』

自閉スペクトラム症(ASD)は、社会的コミュニケーションや対人関係の相互作用における障害、限定された興味や活動、繰り返しのある行動を特徴とする発達障害です。ASDは、アスペルガー症候群、自閉症、その他の広汎性発達障害を含む広範囲の症状を有するスペクトル障害です。 ASDの原因は完全には分かっていないものの、遺伝的要因と環境要因の両方が関与していると考えられています。ASDは生涯続く障害であり、現在、治癒法はありません。しかし、早期介入と適切なサポートにより、ASDのある人々は、充実した生活を送ることができます。 ASDの症状は、個人によって大きく異なります。最も一般的な症状としては、以下のようなものがあります。 * 社会的コミュニケーションや対人関係の相互作用における障害 * 限定された興味や活動 * 繰り返しのある行動 * 感覚過敏や感覚鈍麻 * こだわりや儀式的な行動 * 不安やこだわり ASDの診断は、医学的な検査や心理検査に基づいて行われます。ASDの治療法はありませんが、早期介入と適切なサポートにより、ASDのある人々は、充実した生活を送ることができます。早期介入には、行動療法、言語療法、作業療法などが含まれます。サポートとしては、特別支援教育や社会福祉サービスなどが挙げられます。
検査・診断

看護師が知っておきたい!虚血とは

虚血とは、臓器や組織に必要量の血液が流入しない状態を指す。虚血は、臓器や組織の機能不全や死をもたらす可能性がある。虚血は、動脈血栓症、静脈血栓症、外傷などのさまざまな原因で起こり得る。 虚血は、心臓、脳、腎臓など、体に不可欠な臓器に起こり得る。心臓の虚血は、心筋梗塞(心臓の筋肉への血流が遮断された状態)を引き起こす可能性があり、脳の虚血は、脳卒中(脳の組織への血流が遮断された状態)を引き起こす可能性がある。腎臓の虚血は、腎不全(腎臓が老廃物を体から排出できなくなる状態)を引き起こす可能性がある。 虚血は、さまざまな症状を引き起こす可能性がある。心臓の虚血は、胸痛、圧迫感、息切れ、吐き気、嘔吐などの症状を引き起こす可能性がある。脳の虚血は、片側麻痺、言語障害、視野欠損などの症状を引き起こす可能性がある。腎臓の虚血は、尿量減少、むくみ、高血圧などの症状を引き起こす可能性がある。 虚血の治療は、虚血の原因によって異なる。動脈血栓症が原因の場合、血栓を溶かす薬剤や手術が行われる。静脈血栓症が原因の場合、血液をサラサラにする薬剤や弾性ストッキングが使用される。外傷が原因の場合、手術や輸血が行われる。 虚血は、臓器や組織の機能不全や死をもたらす可能性があるため、早期発見と治療が重要である。虚血の症状が現れた場合は、すぐに医師を受診することが大切である。
循環器

看護師に必須の用語『経皮的心肺補助法(PCPS)』

経皮的心肺補助法(PCPS)とは、大腿動静脈から経皮的にカテーテルを挿入し、装着する経皮的心肺補助装置のことである。PCPSは、心肺停止や重症心不全などの際に、心臓や肺の機能を補助するために使用される。PCPSは、従来の体外循環(ECC)よりも侵襲性が低く、患者への負担が軽減されるという利点がある。また、PCPSは、ECCよりも短期間で使用することが可能であり、患者が早期に回復できるという利点もある。PCPSは、主に、心臓の手術や肺の移植などの際に使用される。また、PCPSは、重症心不全や呼吸不全などの際に、患者を救命するために使用されることもある。
検査・診断

看護師に知っておいてほしい用語『mol』

モルとは、国際単位系で定義された、物質量の単位である。1molは、厳密に6.02214076×1023の要素粒子を含んでいる。この数は、アボガドロ数と呼ばれる。モルは、物質の量を測定するために使用され、物質の量と質量の関係を理解するために使用される。 モルは、物質の量を測るために使用される単位である。モルの単位記号はmolであり、1molは6.02214076×1023個の要素粒子を含む。これは、アボガドロ数と呼ばれる定数である。モルは、物質の量を比較するために使用され、元素や化合物の反応を理解するために使用される。 モルの概念は、19世紀初頭にイタリアの化学者アボガドロによって導入された。アボガドロは、気体の体積と物質の量の間には比例関係があることを発見した。この比例関係は、アボガドロの法則と呼ばれる。アボガドロの法則は、元素や化合物の反応を理解するために使用される。 モルは、化学において重要な役割を果たす概念である。モルは、物質の量を測るために使用され、物質の量と質量の関係を理解するために使用される。モルは、元素や化合物の反応を理解するために使用される。
検査・診断

移行上皮|尿路上皮とは?

移行上皮は、表在層、中間層、基底層の3層構造をしています。表在層は、大型で幅の広い被蓋細胞(傘細胞)で構成されています。被蓋細胞は、尿の貯留によって引き伸ばされると扁平になり、尿が排出されると丸みを帯びます。中間層は、多角形の細胞で構成されており、表在層と基底層を接続しています。基底層は、立方体の細胞で構成されており、基底膜に接しています。移行上皮は、尿路上皮とも呼ばれ、腎盂、尿管、膀胱、尿道の一部の表面を覆っています。移行上皮は、臓器の拡張および収縮機能に応じて形態が変化する特徴を有しています。
脳・神経

看護師必須の用語「脈絡叢」とは?

脈絡叢とは、脳室に存在する、血管に富んだ組織のことです。左右の側脳室、第三脳室、第四脳室にそれぞれ存在し、脳脊髄液を産生、分泌しています。脳脊髄液は、脳や脊髄を保護し、栄養を供給する重要な役割を果たしています。脈絡叢は、脳脊髄液の量を調節し、脳への栄養と酸素の供給を維持する役割も担っています。脈絡叢は、脳の血管と密接に関連しており、脳の血流の変化に敏感に反応します。そのため、脈絡叢の異常は、脳の疾患の早期発見や治療に役立つ可能性があります。
精神科

看護師に必須の用語『愛着』について

愛着とは、特定の人物や物に心をひかれ、離れがたく感じることを言い、精神科領域では、特定の人物に対する心理的な結びつきのことを指します。アタッチメントとも呼ばれ、主に、乳幼児期の子どもと母親をはじめとする養育者との間で築かれる結びつきのことを言います。愛着は、子どもが健全に成長するために欠かせないものであり、愛着が形成されない、あるいは十分に形成されない場合、子どもの発達に悪影響を及ぼす可能性があります。 愛着は、以下の3つの段階に分かれています。 1. 愛着前段階(生後0~8か月) 2. 愛着形成段階(生後9~18か月) 3. 愛着維持段階(生後19か月~) 愛着前段階では、子どもは母親や養育者に対して、まだ愛着を形成していません。しかし、母親や養育者の顔や声を認識し、微笑んだり、泣いたりして反応を示します。愛着形成段階に入ると、子どもは母親や養育者に対して愛着を形成し始めます。母親や養育者のことを認識し、母親や養育者が離れると不安を示し、母親や養育者が戻ってくると安心します。愛着維持段階では、子どもは母親や養育者に対して、安定した愛着を形成します。母親や養育者と離れていても、不安を示さず、母親や養育者が戻ってくると、安心します。
呼吸器

看護師に必須の用語『ファウラー位』

ファウラー位の主な目的は、腹部の手術後にドレナージを促進させることです。腹部の手術を受けると、腹部にはドレーンと呼ばれるチューブが挿入されます。このドレーンは、腹腔内に溜まった体液や血液を排出する役割を果たします。ファウラー位をとることで、ドレーンが体液や血液をよりスムーズに排出することができるようになります。 また、ファウラー位は腹部臓器による肺の圧迫を軽減することにも役立ちます。腹部臓器が大きくなると、肺を圧迫して呼吸を困難にすることがあります。ファウラー位をとることで、腹部臓器が持ち上げられ、肺を圧迫する力が弱まります。そのため、呼吸が楽になり、肺活量が向上します。 さらに、ファウラー位は体位ドレナージや経管栄養時の逆流防止にも役立ちます。体位ドレナージとは、痰や分泌物を気道から排出させるための体位のことです。ファウラー位をとることで、痰や分泌物が気道から流れ落ちやすくなり、排出が促進されます。また、経管栄養を行う際には、ファウラー位をとることで、栄養剤が逆流するのを防ぐことができます。
内分泌・代謝・栄養

看護師に必須の用語

アルドステロンは、副腎皮質から分泌されるホルモンです。体内の水分とナトリウムのバランスを調節する役割があり、血圧を上昇させる働きも持って います。アルドステロンは、レニン・アンジオテンシン系によって分泌が調節されています。レニン・アンジオテンシン系は、血圧が低下すると活性化され、アルドステロンの分泌を促します。アルドステロンの分泌が過剰になると、高血圧、低カリウム血症、浮腫などの症状が現れます。 アルドステロンは、尿細管でナトリウムの再吸収を促進し、カリウムの排泄を促進します。これにより、体内の水分とナトリウムのバランスが保たれます。また、アルドステロンは、血管を収縮させて血圧を上昇させます。アルドステロンは、血圧を調節する重要な役割を果たしているホルモンです。
略語

看護師必須!s.c.ってなあに?

s.c.とは、皮下注射を意味する略語である。皮下組織内に薬液を注入する方法を指示する際に、カルテへの記入に使われる。英語のsubcutaneous injection(皮下注射)の略であり、scと記されることもある。 皮下注射とは、皮下組織に薬液を注入する注射法である。皮下組織とは、皮膚と筋肉の間に存在する組織である。皮下注射は、筋肉注射よりも吸収が遅く、持続時間が長い。そのため、持続的に薬物が必要な場合や、筋肉注射が困難な場合に使用される。 皮下注射は、一般的に上腕の外側や太ももの外側に注射する。注射部位は、清潔に保つことが重要である。針を刺す前に、注射部位をアルコール綿などで消毒する。注射針を皮下組織に垂直に刺す。薬液をゆっくりと注入し、針を抜く。注射後は、注射部位を軽く押さえて、出血を防ぐ。 皮下注射は、比較的安全な注射法である。しかし、注射部位の感染や、薬液の漏れなど、まれに合併症が起こることがある。合併症を防ぐためには、注射部位を清潔に保ち、正しい方法で注射することが重要である。
産婦人科

看護師必須用語!新生児呼吸窮迫症候群とは?

新生児呼吸窮迫症候群の症状は、肺胞がしぼみ、呼吸がうまく出来なくなることから、多呼吸の症状が現れます。息を吸うときに肋骨や胸骨の下が陥没するのが特徴で、この陥没呼吸は新生児呼吸窮迫症候群の典型的な症状のひとつです。症状が悪化すると、呻吟、チアノーゼ、嗜眠、不規則呼吸および無呼吸などの症状が現れます。チアノーゼとは、皮膚や粘膜が青くなることで、これは酸素不足のサインです。嗜眠とは、意識が低下した状態で、反応が鈍くなります。不規則呼吸とは、呼吸のリズムや深さが一定ではない状態を指し、無呼吸とは、呼吸が止まってしまう状態です。これらの症状が現れた場合は、すぐに医療機関を受診することが大切です。
略語

看護師が知っておくべきアウスとは?

アウスとは、ドイツ語のAuskratzungに由来し、人工妊娠中絶を表す医療用語です。人工妊娠中絶とは、妊娠状態にある女性に、人工的な手段を用いて意図的に妊娠を中絶させることです。胎児が母体内でなければ生存できない期間中に母体から出すことを意味します。妊娠22週目以降の妊婦側からの申し出による中絶は法的に認められていません。 アウスは、主に妊娠初期に行われる中絶方法です。妊娠12週目までは、掻爬法や吸引法など、子宮内の胎児を掻き出したり吸引したりする方法で行われます。妊娠12週目以降は、子宮収縮剤を投与して陣痛を起こし、胎児を娩出させる方法で行われます。
脳・神経

看護師が知っておきたい用語『JCS』について

JCSとは、ジャパン・コーマ・スケール(Japan Coma Scale)の略です。意識障害の分類の仕方から、3-3-9度方式とも呼ばれています。日本では、意識障害の指標として広く使用されています。 JCSは、意識レベルを3つのカテゴリーに分類します。 1. 清醒(E) 2. 昏睡(S) 3. 中等度昏睡(S1) さらに、各カテゴリーは3つのサブカテゴリーに分類されます。 1. 清醒(E) * 完全覚醒(E1) * 呼びかけに対する反応(E2) * 痛み刺激に対する反応(E3) 2. 昏睡(S) * 自発的開口(S1) * 呼びかけに対する反応(S2) * 痛み刺激に対する反応(S3) 3. 中等度昏睡(S1) * 自発的開口(S1-1) * 呼びかけに対する反応(S1-2) * 痛み刺激に対する反応(S1-3) JCSは、意識障害の程度を評価するために役立ちます。また、意識障害の原因を診断するためにも使用されます。
内分泌・代謝・栄養

看護師に必要な基礎知識!プロゲステロンとは?

看護師が知っておきたいプロゲステロンの働き プロゲステロンは、女性ホルモンの一種で、排卵後に分泌され、妊娠を維持する働きをしています。また、月経周期を調節したり、乳腺を発達させたりする働きもあります。 プロゲステロンの分泌が不足すると、月経不順や不妊症、流産などを起こしやすくなります。また、乳汁の出が悪くなったり、更年期障害の症状が強くなったりすることもあります。 プロゲステロンは、妊娠維持に欠かせないホルモンです。妊娠中は、黄体ホルモンとも呼ばれ、胎盤から分泌されます。黄体ホルモンは、子宮の筋肉を弛緩させ、胎児が大きくなるためのスペースを確保する働きをしています。また、妊娠中の母体の乳腺の発達を促し、産後に母乳が出やすくなるように準備する働きもあります。 看護師は、プロゲステロンの働きを知っておくことで、女性特有の疾患や妊娠中のトラブルの早期発見・早期治療に努めることができます。
呼吸器

看護師に必須の用語『広背筋』とは

広背筋は、背部の下方で三角形をなしている筋肉であり、浅背筋のひとつである。古くは闊背筋(かっぱいきん)と呼ばれた。腰部と胸部にかけて広がる三角形状の板状筋であり、背部で最も面積の広い筋肉である。広背筋の起始は第5胸椎から第5腰椎の棘突起・仙骨・腸骨稜後内側部・第9‐12肋骨であり、停止は外側上方に向けて収束して腋窩を通り上腕骨上部前面の小結節稜に付着する。広背筋の作用は上腕の内転であり、さらに上腕を内後方に引き寄せる働きをする。また、上腕を内旋させる作用もある。また、広背筋は強制呼気をする際の呼吸補助筋の一部となる。神経支配は胸背神経(C6-8)が司り、拮抗筋は三角筋と僧帽筋である。 広背筋は解剖学的にはさまざまな目印となる。広背筋外側下縁と腸骨稜と外腹斜筋後縁からなる三角形は「腰三角」と呼ばれ、後腹膜の抵抗の弱い部位であり腰ヘルニアの要因となる。また、広背筋上縁と肩甲骨内側縁と僧帽筋外側縁からなる三角形は「聴診三角」と呼ばれ、筋層が薄いために呼吸音が明瞭に聞こえるため聴診に適している。
産婦人科

看護師に必須の用語『乳房』

乳房は、哺乳類のメスが持つ授乳器官であり、乳腺組織、脂肪、およびそれらを支える支持組織からなる。乳房は、母乳を生産し、乳児を養う役割を果たす。乳房は、胸部の前面に位置し、左右対称に存在する。乳房の大きさは、個人差があり、年齢や体重、妊娠・出産の有無などによって変化する。乳房は、乳頭と乳輪で構成されており、乳頭は乳房の中央に位置し、乳輪は乳頭の周囲を取り囲む円形の領域である。乳頭と乳輪には、汗腺や皮脂腺が集まっており、母乳の分泌を助けたり、乳房を保護する役割を果たしている。
略語

看護師に必須の用語『ニューロ』について

ニューロとは、神経内科のことであり、脳や脊髄、末梢神経系などの病気や障害を専門とする診療科です。英語のneurologyに由来しており、科目を表す医療現場の用語としては、ウロ(泌尿器科)、プシコ(精神科)、リハ(リハビリテーション科)などがあります。 神経内科では、脳卒中、パーキンソン病、アルツハイマー病、多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症(ALS)などの神経変性疾患、てんかん、頭痛、めまい、しびれ、麻痺などの神経症状を伴う疾患を診療しています。また、睡眠障害や認知症、自律神経失調症などの心身症も取り扱っています。 ニューロは、神経系の病気や障害を専門とする診療科であり、脳卒中やパーキンソン病、アルツハイマー病などの神経変性疾患、てんかん、頭痛、めまい、しびれ、麻痺などの神経症状を伴う疾患を診療しています。また、睡眠障害や認知症、自律神経失調症などの心身症も取り扱っています。
内分泌・代謝・栄養

看護師必須用語『糖質』を理解しよう

糖質とは、糖を主成分とする物質の総称であり、別名「炭水化物」とも呼ばれる物質です。三大栄養素のひとつとして、身体活動のエネルギー源として重要な役割を果たしています。糖質は、多糖類、二糖類、単糖類の3つに大きく分類されます。 多糖類は、ブドウ糖がたくさん結合したもので、デンプン、グリコーゲン、セルロースなどがあります。デンプンは、米、小麦、ジャガイモなどの主食に多く含まれ、グリコーゲンは筋肉や肝臓に蓄えられているエネルギー源です。セルロースは植物の細胞壁の主成分であり、人間は消化できません。 二糖類は、ブドウ糖と果糖が結合したもので、ショ糖(砂糖)、ラクトース(乳糖)、マルトース(麦芽糖)などがあります。ショ糖は砂糖やはちみつに多く含まれ、ラクトースは牛乳に含まれています。マルトースは大麦や小麦を発芽させて作られる麦芽糖です。 単糖類は、ブドウ糖、果糖、ガラクトースなどがあり、最も基本的な糖質です。ブドウ糖は、果物や砂糖に多く含まれ、果糖は果物やハチミツに多く含まれています。ガラクトースは牛乳に含まれる糖質です。 糖質は、エネルギー源としてだけでなく、内臓や筋肉などの組織の構成成分としても重要な役割を果たしています。また、糖質はビタミンやミネラルの吸収を助ける働きもあります。
産婦人科

卵管疎通性検査の基礎知識と検査の重要性

卵管疎通性検査の目的は、卵管の異常を検出することであり、主に不妊治療の一環として行われます。卵管は、卵子と精子が移動する管であり、この管が癒着や閉塞などで異常があると、妊娠が難しくなる場合があります。卵管疎通性検査では、卵管の状態を調べることで、妊娠を妨げる異常がないかどうかを確認することができます。また、卵管疎通性検査には、卵管以外の異常を調べる目的もあります。例えば、子宮の変形や奇形、ポリープ、筋腫などの異常を調べることもできます。これらの異常があると、妊娠を妨げるだけでなく、流産や早産などのリスクも高まる場合があります。そのため、卵管疎通性検査では、卵管だけでなく、子宮の状態も同時に調べることが重要です。
循環器

看護師に必須の用語『タキる』

タキるの意味 タキるは、呼吸や脈が早くなることを意味する業界用語のことである。頻脈を意味する英語「tachycardia(タキカルディア)」に由来する。一般的には、1分間に100回以上の脈拍または呼吸数を指す。正常な脈拍数は、1分間に60~100回、呼吸数は1分間に12~20回である。 タキる原因は様々である。最も一般的な原因は、運動、ストレス、カフェイン、ニコチン、薬物などである。また、心臓病、甲状腺機能亢進症、貧血、発熱、感染症、脱水症などによる場合もある。 タキる症状は、動悸、息切れ、胸痛、めまい、失神などである。重症の場合、心臓発作や脳卒中を引き起こす可能性がある。 タキる場合は、安静にして深呼吸をする。カフェインやニコチン、薬物を控える。症状が改善しない場合は、医師の診察を受ける必要がある。
内分泌・代謝・栄養

看護師が知っておきたい体脂肪率

体脂肪率とは、体重における脂肪の割合のことです。一般的に、男性は15~20%、女性は20~25%が普通とされており、男性で25%以上、女性で30%以上になると肥満と判定されます。体脂肪率が高いと、糖尿病、高血圧症、脂質異常症を発症する確率が高くなるといわれています。 体脂肪率を測る方法はいくつかありますが、最も一般的な方法は、体脂肪計を使用する方法です。体脂肪計は、体内の水分量と体重を測定し、そのデータから体脂肪率を算出します。体脂肪計は、家庭用から業務用までさまざまな種類のものがあり、値段もピンキリです。 体脂肪率を下げるためには、食事療法と運動療法が有効です。食事療法では、脂肪分や糖質の多い食品を控え、野菜や果物、魚などのヘルシーな食品を積極的に摂るようにしましょう。また、運動療法では、有酸素運動と筋トレを組み合わせると効果的です。有酸素運動は、脂肪を燃焼させるのに効果的で、筋トレは筋肉量を増やして基礎代謝量を上げるのに効果的です。 体脂肪率を下げると、糖尿病、高血圧症、脂質異常症などの生活習慣病を発症するリスクを下げることができます。また、肥満を予防して、健康的な体づくりをするためにも重要です。
感染

看護師が知っておくべきロタウイルスについて

ロタウイルスは、乳幼児の主要な胃腸炎の原因となる二本鎖RNAウイルスです。感染力が強く、ほとんどの小児は2~3歳までに抗体を獲得しますが、6カ月~2歳までの乳幼児で重症化しやすく、発展途上国では死亡例も多いウイルスです。 ロタウイルスの特徴は、非常に感染力が強いことです。糞便や吐物から排出されたウイルスが、口から感染します。また、ウイルスは環境中で数週間生存することができるため、感染が広がりやすいのも特徴です。 ロタウイルスに感染すると、通常、2~4日の潜伏期間を経て、嘔吐、下痢、腹痛などの症状が現れます。これらの症状は、通常1週間ほどで治まりますが、重症化すると脱水症状や脳炎を引き起こすこともあります。 ロタウイルス感染症を防ぐためには、ワクチン接種が有効です。ロタウイルスワクチンは、生後2~3か月から接種することができ、2~3回の接種が必要です。ワクチン接種を受けると、ロタウイルス感染症を発症するリスクを大幅に減らすことができます。