組織・制度

プリセプターとは?その役割とメリット

プリセプターとは、新人看護師のマンツーマンで指導・支援を担当する看護師のことです。プリセプターは新人看護師に知識と技術を教え、新人看護師の成長を支える役割を担っています。プリセプターは新人看護師の知識と技術の向上を図り、自身も成長できるというメリットがあります。 プリセプターは、新人看護師にとって知識・技術を教えてくれる人というだけでなく、質問したり相談できたりする人です。プリセプターは、新人看護師が不慣れな環境に慣れるまで、拠り所にもなります。プリセプターは、新人看護師の成長を支える重要な存在です。
その他

看護師に必須の用語『問題志向型システム』

問題志向型システムとは、患者の健康上の問題を明確に捉え、その問題解決を論理的に進めるという考え方のことである。またその考え方に基づいて行われる一連の作業や仕組みに対してもこの呼び方をする。POS(Problem Oriented System)とも略される。従来は医師や疾患を中心とした医療(DOS)が行われていたが、近年では患者の視点に立って患者の問題を解決しようとするPOSが広く認識されつつある。
精神科

看護師に必須!気分障害について知ろう

気分障害とは、双極性障害(躁うつ病)、うつ病などが含まれる精神疾病の疾患群(分類・カテゴリー)のことである。感情障害ともいう。気分障害は、気分の変動が激しく、日常生活や社会生活に支障をきたす病気である。気分障害には、大きく分けて、双極性障害とうつ病の2つがある。双極性障害は、躁状態と抑うつ状態を繰り返す病気である。躁状態とは、気分が高揚し、活動的になり、衝動的に行動することが特徴である。抑うつ状態とは、気分が落ち込み、無気力になり、何もする気が起こらないことが特徴である。うつ病は、気分が落ち込み、無気力になることが特徴である。うつ病は、双極性障害よりも頻度が多く、女性に多い。気分障害は、遺伝的要因や環境的要因などが複雑に絡み合って発症する。気分障害の治療には、薬物療法や心理療法などが行われる。
呼吸器

看護師必須の用語『ブラ』とは

ブラとは、肺内に異常な量の気腔(肺嚢胞)が形成された病変を指し、嚢胞性肺疾患の一種です。嚢胞とは、肺組織内の小さな空気の袋のことです。ブラは肺のどの部分にもできますが、通常は肺の上葉に形成されます。ブラは、小さなものから大きなものまでさまざまです。小さなブラは、通常無症状ですが、大きなブラは、息切れ、咳、胸痛などの症状を引き起こす可能性があります。ブラは、肺の感染症や炎症、遺伝性の疾患など、さまざまな原因で発生する可能性があります。ブラの治療法は、原因によって異なります。
内分泌・代謝・栄養

看護師が知っておくべき『ブラッドアクセス』

ブラッドアクセスとは、血液透析における血液循環の際、患者側の血液の出入り口を指す。正確にはバスキュラーアクセス(vascular access)と呼ぶべきだが、近年商品名であるブラッドアクセスが慣用的に使用されるようになった。 透析患者の血管では、長期間にわたる透析によって血管の損傷が起こるため、透析用の特殊な通路(血管アクセス)を作る必要がある。ブラッドアクセスは、この血管アクセスの一つであり、血液透析を行う際に、血液を体外に取り出し、透析液で洗浄した後、体内に戻すために必要なものである。 ブラッドアクセスには、主に3つの種類がある。動静脈瘻(AVF)、グラフト(AVG)、カテーテルである。動静脈瘻は、患者自身の血管を直接つないで造るブラッドアクセスであり、グラフトは、人工血管を使って造るブラッドアクセスである。カテーテルは、静脈に直接挿入するブラッドアクセスであり、一時的な使用を目的としている。 ブラッドアクセスは、血液透析を行うために必要不可欠なものである。しかし、感染や血栓症などの合併症の危険があるため、定期的なメンテナンスが必要である。
腎・泌尿器

看護師必須!フォーリーカテーテルをわかりやすく解説

フォーリーカテーテルとは、尿道から膀胱内に留置するカテーテルの一種です。尿の排出を補助したり、膀胱の洗浄や治療に使用されます。フォーリーカテーテルは、医療の様々な場面で使用されており、看護師の必須アイテムのひとつです。 フォーリーカテーテルは、先端にバルーンがついており、バルーンを膨らませて膀胱内に留置します。バルーンが膨らむことで、カテーテルが抜け落ちることなく、尿を排出することができます。フォーリーカテーテルには、様々なタイプがあり、患者さんの状態に合わせて選択されます。 フォーリーカテーテルを留置する際には、感染を防ぐために無菌操作で行うことが重要です。また、カテーテルが正しく留置されているかを確認するために、定期的に観察する必要があります。フォーリーカテーテルは、尿の排出を補助したり、膀胱の洗浄や治療に使用されます。看護師は、フォーリーカテーテルを安全かつ効果的に留置し、患者さんの状態を適切に観察して、必要なケアを提供する必要があります。
腎・泌尿器

看護師必須!クレーデ法とは?

-クレーデ法の目的- クレーデ法とは、患者本人または介助者が、恥骨上から用手的に強く圧迫し、尿を排出させる方法である。別名、手圧排尿や用手排尿、クレーデ排尿とも呼ばれる。クレーデ法の目的は、排尿障害のある患者に排尿を促したり、膀胱の残尿量を少なくしたりすることである。また、膀胱炎や尿道炎などの炎症性疾患において、細菌や膿の排出を促進する目的でも用いられる。クレーデ法は、排尿障害のある患者にとって、排尿を促すための有効な方法である。
腎・泌尿器

看護師に必須の用語『尿閉』

尿閉とは、膀胱内に尿が多量に貯留しており、尿をしたいという気持ち(尿意)があっても排尿できない状態を指します。尿閉は、前立腺肥大や尿道閉塞などの原因で尿道が狭くなったり、膀胱の神経障害や筋肉の麻痺などで膀胱が収縮できなくなったりすると起こります。尿閉になると、膀胱が膨張して痛みを伴うことがあります。また、尿が膀胱内に貯留することで、細菌が繁殖しやすく、膀胱炎や腎盂腎炎などの感染症を起こすリスクが高まります。尿閉は、男性よりも女性の方が起こりやすく、高齢者にも多く見られます。尿閉の症状としては、尿意があるのに排尿できない、排尿が困難、排尿時の痛み、下腹部痛、頻尿、残尿感などがあります。尿閉が疑われる場合は、早めに医療機関を受診することが大切です。尿閉の原因を特定し、適切な治療を受けることで、症状を改善することができます。
血液・造血

看護師に必須!炎症性サイトカインとは?

炎症性サイトカインとは、炎症反応を促進する働きを持つサイトカインのことである。免疫に関与し、細菌やウイルスが体に侵入した際に、それらを撃退して体を守る重要な働きをする。血管内皮、マクロファージ、リンパ球などさまざまな細胞から産生され、疼痛や腫脹、発熱など、全身性あるいは局所的な炎症反応の原因となる。 炎症性サイトカインは、感染症、外傷、自己免疫疾患など、さまざまな原因によって産生される。感染症の場合、細菌やウイルスの侵入によって炎症反応が引き起こされ、炎症性サイトカインが産生される。外傷の場合、組織が損傷を受けることで炎症反応が引き起こされ、炎症性サイトカインが産生される。自己免疫疾患の場合、体の免疫システムが自分の組織を攻撃することで炎症反応が引き起こされ、炎症性サイトカインが産生される。 炎症性サイトカインは、炎症反応を促進する様々な作用を持つ。例えば、血管を拡張して血流を増やし、白血球を炎症部位に集める作用がある。また、組織を破壊する酵素を産生する作用もある。さらに、痛みや発熱を引き起こす作用もある。 炎症性サイトカインは、炎症反応を促進する重要な役割を果たしているが、過剰に産生されると組織を損傷したり、全身性の炎症反応を引き起こしたりする。そのため、炎症性サイトカインの産生を制御することが重要である。
消化器

看護師に必須!ALTとは?

ALTとは、アラニン(血清)アミノトランスフェラーゼの略語であり、肝機能や肝疾患の評価に用いられる。ALTは、肝臓の細胞内に存在する酵素であり、アラニンとα-ケトグルタル酸をピルビン酸とグルタミン酸に変換する反応を触媒する。ALTの血中濃度は、肝細胞が損傷を受けると上昇する。そのため、ALTは肝機能障害の早期発見に有用な検査項目である。ALTの上昇は、急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、肝癌などの肝疾患でみられる。また、薬剤性肝障害やアルコール性肝障害でもALTが上昇することがある。ALTは、肝機能を評価する検査項目のひとつであり、AST(アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ)やγ-GTP(ガンマ-グルタミルトランスフェラーゼ)とともに測定されることが多い。ALTとASTの値を比較することで、肝疾患の種類を推測することができる。
産婦人科

看護師必見!妊娠について知っておきたい用語集

妊娠とは、受精卵の着床から胎児およびその付属物が母体外に出される(分娩)までの状態を指します。妊娠期間は一般に約40週間で、3つの期に分かれています。妊娠初期は受精卵の着床から妊娠12週目まで、妊娠中期は妊娠13週目から妊娠28週目まで、妊娠後期は妊娠29週目から分娩までです。 妊娠中は、母体の身体にさまざまな変化が起こります。妊娠初期には、つわりや倦怠感、頻尿などの症状が現れることが多く、妊娠中期には、お腹が大きくなり、胎動を感じるようになります。妊娠後期には、臨月を迎えると、出産の準備が整い、分娩が始まります。 妊娠中は、定期健診を受けることが大切です。定期健診では、母子の健康状態を確認し、妊娠経過に異常がないかを確認します。妊娠中に異常が見つかった場合は、適切な治療を受ける必要があります。 妊娠は、女性の人生において大きな変化をもたらす出来事です。妊娠中は、母体の身体や精神にさまざまな変化が起こり、出産後は育児という新しい責任が加わります。妊娠中は、定期健診を受け、妊娠経過に異常がないかを確認することが大切です。妊娠中に異常が見つかった場合は、適切な治療を受ける必要があります。
耳鼻咽喉科

看護師が知っておきたい補聴器の基礎知識

補聴器とは、音を増幅させ、聴力に合わせて大きすぎる音を制御し、聞こえにくさを改善する装置である。聴覚障害者の日常生活のコミュニケーションを補助するために用いられる。補聴器は、耳に装着して使用する小型の電子機器で、マイクロホン、アンプ、レシーバーの3つの主要な部品で構成されている。マイクロホンは音を集め、アンプは音を増幅し、レシーバーは増幅された音を耳に伝える。補聴器には、さまざまな種類があり、それぞれの人の聴力に合わせて調整することができる。補聴器は、聴覚障害者の生活を大きく改善することができる重要な福祉機器である。
その他

あなたの命を守る「意識障害の評価方法」〜グラスゴーコーマスケールとは?〜

グラスゴーコーマスケール(GCS)は、世界中の医療従事者、特に看護師が意識障害の程度を評価するために使用される国際的な標準です。GCSは、1974年にスコットランドのグラスゴーで開発され、それ以来、意識障害の評価に広く使用されています。このスケールは、患者の意識状態、反応、および動作能力を評価することで、意識障害の重症度を定量化します。GCSは、頭部外傷、脳卒中、薬物の過剰摂取、およびその他の医学的状態によって引き起こされる意識障害の評価に特に役立ちます。GCSのスコアは、後の治療や予後の決定に役立てることができます。 GCSは、医療従事者にとって必須のツールであり、意識障害のある患者を評価するための信頼性の高い方法を提供します。このスケールの使用により、医療従事者は患者の意識状態を正確に評価し、適切なケアを提供することができます。
循環器

看護師に必須の用語『V5』とは?

医療分野におけるV5とは、12誘導心電図における胸部誘導の1つです。黒の電極を用いて、V4と同じ高さの水平線と左前腋窩線上の交点から心臓の電気活動を捉えます。V5は、心臓の左室後壁の電気活動を最もよく反映する誘導であり、心筋梗塞や狭心症、心筋症などの心臓疾患の診断に役立ちます。 V5は、12誘導心電図を施行する際に、必ず記録される誘導のひとつです。12誘導心電図とは、心臓の電気活動を12方向から捉える検査方法であり、心臓の異常を診断する上で重要な検査です。V5は、心臓の左室後壁の電気活動を最もよく反映する誘導であり、心筋梗塞や狭心症、心筋症などの心臓疾患の診断に役立ちます。 V5は、12誘導心電図を施行する際に、患者さんの左胸部に電極を貼付して記録します。電極は、V1からV6までの6個が胸部に、aVL、aVR、aVFの3個が四肢に貼付されます。V5の電極は、左胸部の第5肋間隙、左前腋窩線上に貼付されます。 V5の波形は、P波、QRS波、T波の3つの部分から構成されています。P波は、心房の収縮によって生じる波であり、QRS波は、心室の収縮によって生じる波であり、T波は、心室の拡張によって生じる波です。V5の波形は、心臓の異常を診断する上で重要な情報となります。
組織・制度

プリセプターシップとは?新人看護師のための支援制度を解説

プリセプターシップとは、新人看護師が、職場に適応し、職業人として自立できるよう支援する制度である。新人看護師一人に対して、一定期間、教育・指導をマンツーマンで先輩看護師が行うことで、深刻なリアリティーショックやカルチャーショックを防ぐことを目的として運用される。 プリセプターシップは、新人看護師の教育・指導を目的とした制度であるため、先輩看護師は、新人の指導に当たるための教育・訓練を事前に受ける必要がある。また、プリセプターシップを実施する期間は、新人看護師のニーズや、先輩看護師のスケジュールなどに応じて、施設ごとに設定されるのが一般的である。 プリセプターシップは、新人看護師にとって、職場に適応し、職業人として自立するための貴重な機会である。先輩看護師から、看護師として必要な知識や技能を学ぶことができるだけでなく、先輩看護師の経験談を聞くことで、看護師として働く上での心構えを学ぶことができる。また、プリセプターシップを通じて、先輩看護師と良好な関係を築くことができ、新人看護師にとって、職場での居場所を見つける助けになる。
循環器

看護師必須用語『アポ』とは?

アポ(あぽ)とは、卒中を意味する英語のApoplexyに由来する業界用語で、脳卒中のことである。脳卒中は、脳の血管が詰まったり、破れたりして、脳に血液が供給されなくなる病気である。脳卒中は、脳卒中による後遺症は、麻痺、言語障害、失認、失行、高次脳機能障害など、さまざまある。 アポ(あぽ)は、脳卒中を意味する英語のApoplexyに由来する業界用語である。脳卒中は、脳の血管が詰まったり、破れたりして、脳に血液が供給されなくなる病気である。脳卒中は、脳卒中による後遺症は、麻痺、言語障害、失認、失行、高次脳機能障害など、さまざまある。 アポ(あぽ)とは、卒中を意味する英語のApoplexyに由来する業界用語で、脳卒中のことである。脳卒中は、脳の血管が詰まったり、破れたりして、脳に血液が供給されなくなる病気である。脳卒中は、脳卒中による後遺症は、麻痺、言語障害、失認、失行、高次脳機能障害など、さまざまある。
検査・診断

看護師に必須の用語『赤沈』について

赤沈とは、赤血球沈降速度(blood sedimentation)の略であり、赤血球が試薬内を沈んでいく速度をみる血液検査のことです。ESR(erythrocyte sedimentation rate)とも呼ばれます。赤沈は、炎症反応の指標として用いられることが多いのですが、貧血、感染症、癌など、さまざまな疾患の診断や経過観察のために用いられます。 赤沈を測定するためには、採血した血液を試験管に入れ、一定時間放置します。その間に、赤血球が沈んでいきます。沈降速度は、赤血球の大きさ、形状、表面電荷、血漿中のタンパク質濃度などによって決まります。赤血球が大きいと沈降速度は遅くなり、赤血球が小さいと沈降速度は速くなります。また、赤血球の形状が不規則だと沈降速度は速くなり、赤血球の表面電荷が強いと沈降速度は遅くなります。血漿中のタンパク質濃度が高いと沈降速度は遅くなり、血漿中のタンパク質濃度が低いと沈降速度は速くなります。 赤沈は、炎症反応の指標として用いられることが多いです。炎症が起こると、血漿中のタンパク質濃度が上昇します。そのため、赤沈が速くなります。貧血、感染症、癌など、さまざまな疾患でも赤沈が速くなります。
その他

看護師が知っておきたいヘパリン用語

ヘパリンとは、ムコ多糖体の一種であり、主に肝細胞から発見されたことからその名がつきました。しかし、小腸や肺にも多く存在しています。ヘパリンは、血液凝固を防ぐ働きを持つ抗凝固剤として、医療現場で広く使用されています。ヘパリンは、血液中のフィブリンというタンパク質の生成を阻害することで、血液凝固を防ぎます。フィブリンは、血液が固まる際にできる網目状の構造であり、血栓を形成する役割を果たしています。ヘパリンは、フィブリンの生成を阻害することで、血栓の形成を防ぎ、血液が流れるのをスムーズにします。
職種・資格

看護師に必須!作業療法士って何?

作業療法士とは、医師の指示の下に、病気やけがなどによる身体機能の低下、または精神に障害のある患者に対して作業療法を行う専門職です。作業療法士は、患者に排泄、食事、入浴、家事、移動など日常生活をスムーズに送るために必要な複合的な動きなどの訓練を行うことで、患者が社会に復帰していくことを目指しています。 作業療法士は、作業療法を実施するために必要な知識と技能を有する国家資格者です。作業療法士になるには、まず作業療法学科のある大学または専門学校に進学し、作業療法の専門知識と技能を学びます。卒業後は、国家試験に合格して作業療法士の資格を取得する必要があります。 作業療法士は、病院、診療所、リハビリテーションセンター、特別支援学校、福祉施設など幅広い施設で活躍しています。作業療法士は、患者の状態やニーズに合わせて、適切な作業療法のプログラムを作成し、実施します。作業療法士は、患者の身体機能の向上や精神機能の回復を促し、患者が社会に復帰していくことをサポートしています。
検査・診断

看護師必須用語『アストラップ』とは?

アストラップとは、動脈血ガス分析のことである。動脈血の成分(水素イオン濃度、酸素分圧、二酸化炭素分圧、酸素飽和度)を分析することにより、肺が正常に機能しているかどうかを調べる目的で実施される。血液ガス分析のために動脈血を採取することを「アストラップをとる」などと言う。アストラップという名称は、コペンハーゲン大学の臨床検査教授、ポール・アストラップ博士がこの検査方法を確立したことに由来する。アストラップ博士は、当時デンマークで流行していたポリオ患者の呼吸状態を診るために血液ガス分析を開発した。
血液・造血

急性骨髄性白血病未分化型とは何か?

急性骨髄性白血病未分化型とは、急性骨髄性白血病の一病型で、急性骨髄性白血病の約10%を占めます。未分化型の名称の通り、細胞分化が極めて未熟であり、白血病細胞の形態に多様性が見られます。また、急性骨髄性白血病の他の病型に比べて、染色体異常の頻度が高く、予後も不良です。 急性骨髄性白血病未分化型の特徴は、まず、白血病細胞の形態に多様性が見られることです。白血病細胞は、正常な細胞とは異なり、分化が未熟であることが多く、細胞の形や大きさにばらつきが見られます。また、急性骨髄性白血病未分化型では、特に白血病細胞の核の形や大きさに多様性が著しいことが特徴です。 次に、染色体異常の頻度が高いことです。急性骨髄性白血病未分化型では、急性骨髄性白血病の他の病型に比べて、染色体異常の頻度が高く、約半数の患者で染色体異常が認められます。染色体異常の種類としては、t(8;21)(q22;q22)とinv(16)(p13.1q22)がよく見られます。 最後に、予後が不良であることです。急性骨髄性白血病未分化型の予後は、急性骨髄性白血病の他の病型に比べて不良であり、5年生存率は20%程度です。予後不良の要因としては、染色体異常の有無、年齢、白血病細胞の増殖速度などがあります。
呼吸器

看護師に必須の用語:連続性ラ音

連続性ラ音の発生機序は複雑で、まだ完全には解明されていませんが、気管支の狭窄や閉塞が最も重要な要因であると考えられています。気管支が狭窄または閉塞すると、空気の流れが妨げられ、気管支壁が振動します。この振動が連続性ラ音として聴こえます。 連続性ラ音は、気管支炎、喘息、肺気腫、肺がん、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などのさまざまな疾患で聴取されることがあります。また、肺を圧迫する腫瘤やリンパ節腫大、気管支の異物などによっても連続性ラ音が聴取されることがあります。 連続性ラ音は、聴診器で胸を聴診することで診断されます。連続性ラ音は、しばしば喘鳴音や笛声音と区別が難しいことがありますが、連続性ラ音はより持続時間が長く、より低い音調であるという特徴があります。 連続性ラ音は、疾患の重症度を評価するのに役立ちます。連続性ラ音が聴取されるということは、気管支の狭窄や閉塞が進行している可能性があることを示しています。連続性ラ音が聴取された場合は、医師による詳しい検査を受けることが大切です。
その他

看護師に必須の用語『プロトコル』とは?

プロトコルとは、臨床試験(治験)などにおいて、あらかじめ定められた試験/治療計画のことである。プロトコルともいう。臨床試験では、新しい医薬品や治療法の安全性と有効性を評価するために、被験者に試験薬や治療法を投与してその効果を調べる。この際、被験者に投与する試験薬や治療法の量や投与回数、投与方法、投与期間、評価方法などは、プロトコルに記載されている。プロトコルは、臨床試験の安全性と有効性を確保するために重要な役割を果たしている。 プロトコルには、試験の目的、試験対象者、試験方法、試験期間、試験評価方法などが記載されている。また、プロトコルには、試験中に被験者に起こり得る副作用や有害事象、その対応方法についても記載されている。プロトコルは、臨床試験の実施前に倫理委員会の承認を得る必要がある。
呼吸器

看護師に必須!気管カニューレの種類と使い方

気管カニューレは、大きく分けてカフの有無、窓の有無、内筒の有無で分けられます。 カフとは、チューブの先端部分に付いている風船のことです。このカフを適切な圧力で膨らませ、カニューレを通して気道へ換気を行うことで、人工呼吸器などによる換気を効率化できます。 窓とは、カニューレの屈曲部(口側)に開いている穴のことで、そこから空気の出入りができます。窓付きのカニューレを用いると、空気が声帯を通るので、発声ができるようになります。 内筒は、複管タイプの気管カニューレにのみある部分です。通常の気管カニューレ(内筒なし)が1本の管(単管)であるのに対し、内筒がある2重構造の気管カニューレ(複管タイプ)があります。複管タイプは、呼吸状態の改善にあたり発声練習をすることが可能です。人工呼吸器などを接続する場合は内筒を入れた状態で使います。