検査・診断

看護師に必須の用語『赤沈』について

赤沈とは、赤血球沈降速度(blood sedimentation)の略であり、赤血球が試薬内を沈んでいく速度をみる血液検査のことです。ESR(erythrocyte sedimentation rate)とも呼ばれます。赤沈は、炎症反応の指標として用いられることが多いのですが、貧血、感染症、癌など、さまざまな疾患の診断や経過観察のために用いられます。 赤沈を測定するためには、採血した血液を試験管に入れ、一定時間放置します。その間に、赤血球が沈んでいきます。沈降速度は、赤血球の大きさ、形状、表面電荷、血漿中のタンパク質濃度などによって決まります。赤血球が大きいと沈降速度は遅くなり、赤血球が小さいと沈降速度は速くなります。また、赤血球の形状が不規則だと沈降速度は速くなり、赤血球の表面電荷が強いと沈降速度は遅くなります。血漿中のタンパク質濃度が高いと沈降速度は遅くなり、血漿中のタンパク質濃度が低いと沈降速度は速くなります。 赤沈は、炎症反応の指標として用いられることが多いです。炎症が起こると、血漿中のタンパク質濃度が上昇します。そのため、赤沈が速くなります。貧血、感染症、癌など、さまざまな疾患でも赤沈が速くなります。
その他

看護師に必須の用語『共鳴』について

共鳴とは、個々の物体が持つ固有振動数と同じ振動数を外部から与えることで、物体が振動を始める現象です。共鳴は、楽器の音色や声の響きなど、私たちの日常生活の様々な場面で観察することができます。例えば、ギターの弦を弾くと、弦が固有振動数で振動し、その振動がギターのボディに伝わることで音色が生まれます。また、マイクに向かって話すと、声帯が固有振動数で振動し、その振動がマイクに伝わることで声の響きが生まれます。共鳴は、物理学だけでなく、生物学や心理学など様々な分野で研究されており、人間の心と体の健康に重要な役割を果たしていることがわかっています。例えば、共鳴現象は、人間の感情や思考に影響を与えることが知られており、音楽療法やカウンセリングなど、様々な治療法に応用されています。また、共鳴現象は、人間の身体の健康にも影響を与えており、マッサージや鍼灸など、様々な治療法に応用されています。
内分泌・代謝・栄養

看護師に必須の用語『糖尿病神経障害』

糖尿病神経障害とは、糖尿病を長年患っている人の末梢神経や自律神経に障害が起こる病気です。糖尿病神経障害は、糖尿病網膜症、糖尿病腎症とともに糖尿病の三大合併症の一つです。 糖尿病神経障害は、高血糖が持続すると神経そのものが浮腫や変性に至ること、神経を栄養する細い血管が閉塞してしまうことが原因であると考えられています。 糖尿病神経障害の症状は、多発性神経障害、自律神経障害、単一性神経障害の3つに大別されます。 多発性神経障害は、手足の末梢神経に障害が起こり、しびれ、痛み、感覚異常などの症状が現れます。 自律神経障害は、自律神経に障害が起こり、血圧の調整、発汗、消化器運動などの身体の自動的な機能が障害されます。 単一性神経障害は、特定の末梢神経に障害が起こり、顔面神経麻痺、手根管症候群、大腿神経障害などの症状が現れます。
小児科

動脈管とは?ボタロー管ともいう

動脈管とは、胎児期に見られる肺動脈と大動脈をつなぐ血管です。胎児期には、肺が十分に機能していないため、血液は肺動脈を通らず、動脈管を通って大動脈に流れ込みます。これにより、胎児の血液は全身に循環することが可能になります。 動脈管は、胎児期にのみ存在する血管であり、出生後には閉鎖します。動脈管が閉鎖しない場合、肺動脈と大動脈の間で血液が逆流する状態になります。これを動脈管開存症といいます。動脈管開存症は、心雑音や呼吸困難などの症状を引き起こすことがあります。 通常、動脈管は生後1~2日で自然に閉鎖します。しかし、まれに動脈管が開存したままになることがあります。これが動脈管開存症です。動脈管開存症は、心雑音や呼吸困難などの症状を引き起こすことがあります。動脈管開存症の治療は、開存した動脈管を手術で閉鎖することです。
整形外科

看護師必須用語『他動運動』

他動運動とは、身体の特定部位を第三者が用手的に、または器具などの外力によって動かすことです。麻痺などによって随意的に筋収縮が行われない場合や筋力が著しく低下している場合、外傷後や術後などの拘縮予防、関節可動域の維持・拡大、皮膚の柔軟性の維持のために行います。他動運動に対し、自力で動かすことを自動運動といいます。 他動運動は、患者の状態や目的に応じて、さまざまな方法で行われます。例えば、麻痺患者の手足の場合、看護師が患者の手足を持ち、曲げたり伸ばしたりする運動を行います。また、拘縮予防のためには、患者の関節を動かして可動域を維持する運動を行います。術後患者の場合は、患者の呼吸器合併症予防のため、患者の背部を叩いたり、患者の体を左右に揺らしたりする運動を行います。 他動運動は、患者の筋力や関節可動域の維持・向上、拘縮予防、褥瘡予防、呼吸器合併症予防など、さまざまな効果があります。また、他動運動は、患者の身体を清潔に保ち、患者の心身の健康を維持するのにも役立ちます。
血液・造血

看護師に知っておいてほしいアルキル化薬とは?

アルキル化薬は、DNAとDNA上の塩基と結合することにより、DNA損傷を引き起こし、細胞の成長と増殖を阻止する薬剤です。アルキル化薬は、細胞分裂の早い癌細胞に効果的です。 アルキル化薬には、以下の種類があります。 * -チオテパ(チオテパ)-白血病、リンパ腫、多発性骨髄腫、悪性胸水、悪性腹水などに用いられます。 * -シクロホスファミド(シクロホスファミド)-悪性リンパ腫、白血病、肺癌、卵巣癌、乳癌、多発性骨髄腫などに用いられます。 * -イホスファミド(イホスファミド)-精巣癌、肺癌、リンパ腫、肉腫などに用いられます。 * -メルファラン(メルファラン)-多発性骨髄腫、卵巣癌、乳癌、悪性リンパ腫などに用いられます。 * -ブスルファン(ブスルファン)-慢性骨髄性白血病、多発性骨髄腫などに用いられます。 * -カルムスチン(カルムスチン)-ホジキンリンパ腫、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、慢性骨髄性白血病などに用いられます。 * -マイトマイシンC(マイトマイシンC)-胃癌、大腸癌、肺癌、乳癌、子宮癌、悪性リンパ腫などに用いられます。 * -テモゾロミド(テモゾロミド)-悪性神経膠腫、小児急性リンパ性白血病などに用いられます。
整形外科

骨粗鬆症とは何か?原因や症状、予防法を解説!

骨粗鬆症は、骨密度が低下し、骨皮質も脆弱になることで骨の強度が低下し、骨折などを引き起こしやすくなる病気や病態のことである。骨粗鬆症は、加齢、閉経、ステロイド剤の使用、喫煙、飲酒、運動不足などの様々な要因により起こる。 骨粗鬆症は、初期には自覚症状がない。しかし、進行すると、骨がもろくなり、転倒などで骨折しやすくなる。骨折は、痛みや運動機能の低下、寝たきりなどの重篤な合併症を引き起こすことがある。骨粗鬆症は、骨密度検査やX線検査などにより診断される。骨粗鬆症の治療は、薬物療法や運動療法、栄養療法などがある。薬物療法には、骨密度を高める薬や、骨吸収を抑える薬などがある。運動療法には、有酸素運動や筋トレなどがある。栄養療法には、カルシウムやビタミンDを多く含む食品を摂取することが重要である。
耳鼻咽喉科

看護師必見!「咽頭」とは?

咽頭は、鼻腔、口腔に続き、下方は喉頭、食道に至る管腔で、気道および消化管の一部です。咽頭は、上咽頭、中咽頭、下咽頭に分けられます。 上咽頭は、鼻腔の奥にあり、アデノイドがある場所です。中咽頭は、口蓋垂と扁桃腺がある場所です。下咽頭は、喉頭と食道の間にある場所です。 咽頭は、粘膜で覆われており、その粘膜には、線毛と杯細胞があります。線毛は、粘膜を覆う薄い膜の上で、常に動いており、異物を取り除きます。杯細胞は、粘液を分泌しており、粘液は、咽頭の粘膜を潤し、保護します。 咽頭は、呼吸と消化の両方に関与しています。呼吸では、咽頭は、鼻腔や口腔から吸い込まれた空気を通過させます。消化では、咽頭は、口腔で噛み砕かれた食物を食道に送り込みます。
眼科

知っておきたいレボフロキサシン点眼液の基礎知識

レボフロキサシン点眼液は、ニューキノロン系の抗菌薬として知られる、広範囲の細菌を殺すことのできる薬です。眼の感染症、特に細菌性の結膜炎、角膜炎、角膜潰瘍の治療に使用されます。クラビット®という商品名で販売されています。 レボフロキサシン点眼液は、細菌の増殖を抑えることで働きます。細菌がDNAを複製するのを阻止することで、細菌の細胞分裂を阻害します。レボフロキサシン点眼液は、点眼薬として使用されます。通常、1日4回、1滴を患眼に点眼します。治療期間は、感染症の種類や重症度によって異なりますが、通常は7~14日間です。 レボフロキサシン点眼液は、一般に忍容性が高い薬物ですが、いくつかの副作用を引き起こす可能性があります。最も一般的な副作用は、眼の刺激、かゆみ、灼熱感です。また、頭痛、吐き気、下痢などの副作用も報告されています。
内分泌・代謝・栄養

看護師に必須!副腎皮質について学ぼう

副腎皮質とは、副腎の外層部分で、副腎全体の80~90%にあたる黄褐色をした内分泌性組織である。皮質は球状層・束状層・網状層の3層に区別され、それぞれの層で異なるステロイドホルモンがつくられる。それらのホルモンをまとめて副腎皮質ホルモンと呼ぶ。 副腎皮質は、副腎の外側に位置する皮質部分である。副腎は、腎臓の上部に位置する小さな臓器で、内分泌腺の一種である。副腎皮質は、副腎の約80~90%を占める。副腎皮質は、球状層、束状層、網状層の3層からなる。球状層は、副腎皮質の最も外側にある層で、アルドステロンを産生する。束状層は、球状層の内側にある層で、コルチゾールを産生する。網状層は、束状層の内側にある層で、性ホルモンであるアンドロゲンを産生する。
整形外科

麻痺とは?原因と症状、リハビリテーションについて

麻痺とは、中枢神経や末梢神経が障害され、部分的な運動機能や温痛感覚が喪失あるいは低下した状態のことである。麻痺は、脳卒中、脊髄損傷、多発性硬化症、パーキンソン病などの疾患によって引き起こされることが多い。麻痺の症状は、麻痺の程度や部位によって異なる。麻痺が軽度であれば、歩行や日常生活に支障をきたさない場合もある。しかし、麻痺が重度であれば、歩行が困難になったり、寝たきりになったりすることもある。 麻痺には、中枢性麻痺と末梢性麻痺の2種類がある。中枢性麻痺は、脳や脊髄の損傷によって引き起こされる麻痺である。末梢性麻痺は、末梢神経の損傷によって引き起こされる麻痺である。中枢性麻痺は、運動麻痺、感覚麻痺、自律神経麻痺の3種類に分類される。運動麻痺は、筋肉の運動機能が低下または消失した状態である。感覚麻痺は、温痛覚、触覚、固有感覚などの感覚機能が低下または消失した状態である。自律神経麻痺は、血圧、体温、心拍数などの自律神経の機能が低下または消失した状態である。 末梢性麻痺は、運動麻痺、感覚麻痺、反射低下または消失の3種類に分類される。運動麻痺は、筋肉の運動機能が低下または消失した状態である。感覚麻痺は、温痛覚、触覚、固有感覚などの感覚機能が低下または消失した状態である。反射低下または消失は、腱反射や皮膚反射などが低下または消失した状態である。
整形外科

看護師なら知っておきたい!クラビクルバンドとは?

クラビクルバンドとは、鎖骨を骨折した患者に対する保存療法(※)で用いられる固定帯のことである。主に鎖骨骨幹部骨折で使用される。鎖骨骨折によって骨がずれると肩甲骨が丸まるように前に出て鎖骨が短縮するため、これを防ぐためにクラビクルバンドで胸を張る姿勢を保つ。背当て部から背部ベルトが2本出ており、これを両肩の上と両脇の下を通し背中で固定して使用する。 ※保存療法手術を行わないで患部を治癒すること。
組織・制度

知っている?広域搬送拠点臨時医療施設

災害時の患者搬送を支える臨時医療施設 大規模災害が発生すると、多くの傷病者が発生し、医療機関はすぐにパンクしてしまいます。そこで、被災地外の災害拠点病院などへ患者を搬送する際、臨時で設置される医療施設が「広域搬送拠点臨時医療施設(SCU)」です。SCUは、DMAT(災害派遣医療チーム)が使用する医療施設で、災害発生時に患者を被災地外の災害拠点病院などへ搬送する際、患者の状態を安定させたり、治療を行ったりする役割を担っています。 SCUには、医師や看護師、薬剤師などの医療スタッフに加え、事務職員やボランティアスタッフなどが配置されています。また、医療機器や医薬品、食料などの物資も備蓄されています。SCUは、災害発生時に迅速に設置され、災害拠点病院などへの患者の搬送が行われます。 SCUを設置する場所には、被災地からのアクセスが良く、かつ、災害拠点病院などへの搬送がしやすい場所が選ばれます。また、SCUには、テントやコンテナなどの仮設施設が使用されることが多いです。
その他

看護師に必須!カルテ用語『f/u』とは?

f/uとはfollow-up(フォローアップ)の略で、カルテでは「経過観察」の意味で用いられるのが一般的です。f/uには、患者さんに定期的に通院してもらい、病状の変化がないかを確認する目的があります。また、患者さんに必要な医療処置や服薬指導を行うこともあります。 f/uは、主に慢性疾患の患者さんに適用されます。慢性疾患とは、長期にわたって経過する病気のことを指し、高血圧、糖尿病、心臓病などがこれに当たります。慢性疾患の患者さんは、定期的なf/uを受けることで、病状が悪化することや合併症が起こることを防ぐことができます。 f/uは、患者さんにとっても医師にとっても重要なものです。患者さんは、定期的にf/uを受けることで、病状の変化に早く気付き、適切な治療を受けることができます。医師は、f/uを行うことで、患者さんの病状を把握し、必要な医療処置を施すことができます。 f/uは、医療現場では欠かせないものです。f/uを行うことで、患者さんの病状を適切に管理し、病状が悪化することを防ぐことができます。
感染

看護師に必須の用語「感染症」について

感染症とは、細菌、ウイルス、真菌、原虫、寄生虫などの病原体が体内で増殖し、症状を引き起こすことです。感染症は、接触感染、飛沫感染、空気感染、経口感染、経皮感染、性感染などの感染経路によって広がります。感染症の症状は、感染した部位や病原体によって異なりますが、発熱、咳、鼻水、下痢、嘔吐、発疹、筋肉痛、関節痛などの症状が現れることが多いです。感染症は、抗菌薬や抗真菌薬などの薬物で治療することができることが多いですが、中には治療法がなく、死に至ることもある感染症もあります。感染症を防ぐためには、手洗い、マスクの着用、ワクチンの接種などの予防策を講じることが大切です。
その他

看護師に必須の用語 『コロナリー』

コロナリーとは、冠動脈を意味する用語です。冠動脈は、心臓の表面を囲むように走行する血管で、心臓に血液を供給しています。コロナリーアンギオとは、冠状動脈造影のことを指し、カテーテルを手首や肘、鼠径部の動脈から冠動脈に挿入し、造影剤を使ってX線撮影をすることで、冠状動脈の形態や病変を診断する検査方法です。 コロナリーアンギオは、狭心症や心筋梗塞などの冠動脈疾患の診断に広く用いられています。また、心臓バイパス手術や冠動脈ステント留置術などの治療法を選択する際にも、コロナリーアンギオの結果が活用されます。 コロナリーアンギオは、一般的には安全な検査ですが、まれに合併症が起こる可能性があります。主な合併症としては、造影剤のアレルギー反応、穿刺部位の出血、心臓発作、不整脈などがあげられます。
呼吸器

看護師必見!『胸膜癒着術』とは?

胸膜癒着術とは、胸腔を閉じることで胸水が溜まらないようにする処置のことです。胸水とは、胸腔内に溜まる液体のことで、気胸やがん性胸膜炎によって反復して生じる場合があります。このような場合、胸膜癒着術が考慮されることがあります。 胸膜癒着術は、胸腔鏡下に行うことが多く、胸腔内に小さな切開を加えて、カメラと器具を挿入して行います。胸腔内を洗浄した後、胸膜を焼灼したり、薬剤を注入したりして、胸膜を癒着させます。胸膜癒着術は、一般的に安全で効果的な処置ですが、まれに合併症が起こる可能性もあります。
循環器

看護師に必須の用語『血栓』について

血栓とは、血管の中で形成される血の塊のことです。血栓は、動脈や静脈のいずれにも形成される可能性があり、その場所によって血栓症の種類が異なります。動脈血栓症は、動脈に血栓が形成されるもので、脳梗塞や心筋梗塞の原因となります。静脈血栓症は、静脈に血栓が形成されるもので、肺塞栓症の原因となります。血栓は、血管を塞ぐことで血流を妨げ、組織や臓器に損傷を与える可能性があります。 血栓は、さまざまな原因で形成されます。最も一般的な原因は、血管の損傷です。血管が損傷すると、血小板が損傷部位に集まって血栓を形成します。また、血液の流れが遅いことも血栓形成の要因となります。血液の流れが遅い部位では、血小板やその他の血液成分が凝集しやすくなります。さらに、血液の異常も血栓形成のリスクを高めます。血液中の血小板数が多い場合や、血液が凝固しやすい場合は、血栓が形成されやすくなります。 血栓は、さまざまな症状を引き起こします。血栓が動脈に形成されると、脳梗塞や心筋梗塞などの症状が発生します。血栓が静脈に形成されると、肺塞栓症などの症状が発生します。血栓の症状は、血栓の場所や大きさによって異なります。 血栓は、さまざまな方法で治療されます。血栓の治療法としては、抗凝固薬や血栓溶解薬などが使用されます。抗凝固薬は、血液の凝固を阻害する薬剤です。血栓溶解薬は、血栓を溶解する薬剤です。血栓が重篤な場合は、手術で血栓を除去することがあります。 血栓は、命に関わる可能性のある重大な病気です。血栓のリスクを減らすためには、血管を損傷しないように注意することが大切です。また、血液の流れを良くするために、適度な運動をしたり、肥満を予防したりすることが大切です。さらに、血液の異常がある場合は、医師の指示に従って治療を受けることが大切です。
感染

看護師に必須の用語『サルモネラ菌』

サルモネラ菌とは、グラム陰性桿菌の一種です。腸チフス、パラチフス、食中毒などの感染症を引き起こす可能性があります。サルモネラ菌は、動物の腸内や食品など、さまざまな場所に存在しています。動物の腸内では、サルモネラ菌は通常無害ですが、人間が感染すると、さまざまな症状を引き起こす可能性があります。 サルモネラ菌による感染症の症状は、感染した細菌の種類や感染した量によって異なります。一般的な症状としては、下痢、嘔吐、腹痛、発熱、頭痛、倦怠感などがあります。重症の場合、敗血症や髄膜炎を引き起こす可能性があります。 サルモネラ菌による感染症を防ぐためには、以下のことに注意しましょう。 * 生肉や生卵は、十分に加熱してから食べる。 * 食品は、清潔な水でよく洗う。 * 調理器具や食器は、使用前によく洗う。 * 動物の糞に触れた後は、石鹸と水でよく手を洗う。 サルモネラ菌による感染症にかかった場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
小児科

看護師に必須の用語『臍静脈』について

臍静脈とは、胎盤から胎児の臍(へそ)を経て、胎児へ血液を送る静脈のことである。臍帯静脈ともいう。臍静脈は、胎児の循環系において重要な役割を果たしており、胎児に酸素と栄養を供給し、老廃物を排出する役割を担っている。臍静脈は、胎盤と胎児をつなぐ臍帯の中に存在しており、臍帯を介して胎盤から胎児へ血液を送り、胎児から胎盤へ血液を戻している。臍静脈は、胎児の循環系において重要な役割を果たしており、胎児の成長と発育に不可欠な血管である。
その他

ラパロとは?看護師が知っておきたい用語

ラパロとは、ラテン語の「laparo」に由来する医療用語で、腹腔鏡を意味します。腹腔とは、胃、肝臓、胆嚢、小腸、大腸などが詰まっているお腹のスペースのことです。腹腔鏡手術とは、腹腔専用の内視鏡を挿入して行う手術のことです。 腹腔鏡手術は、メスで直接患部を切除する開腹術に比べて、手術による傷が極めて小さく、低侵襲であるため回復が早いです。腹腔鏡手術は、胆嚢摘出術、虫垂切除術、ヘルニア修復術など、さまざまな手術に使用されています。 腹腔鏡手術は、一般的に安全な手術ですが、他の外科的処置と同様に、合併症のリスクが伴います。最も一般的な合併症には、出血、感染、血栓、麻酔への反応などがあります。
整形外科

看護師に必須の用語『創傷』とは?

創傷とは、皮膚や皮下組織、筋肉や腱、骨などの組織が損傷を受けた状態を指します。創傷は、外傷、熱傷、化学物質によるもの、感染症によるものなど、様々な原因で起こり得ます。創傷は、その深さや広さ、汚染の有無などによって、軽症から重症まで様々な程度のものがあります。 創傷が軽度の場合は、自然治癒する可能性がありますが、重度の創傷の場合は、医療処置が必要になります。医療処置としては、創傷の洗浄、消毒、縫合、ドレッシングなどがあります。創傷の治療には、抗菌薬や抗真菌薬などの薬物療法や、手術療法などが行われます。 創傷は、感染症や敗血症を引き起こす可能性があるため、早急な治療が必要です。創傷に気づいたら、すぐに医療機関を受診するようにしましょう。
検査・診断

心係数の理解 – 看護師のための重要な指標

心係数とは、心拍出量を個々人の体格差を補正するために、体表面積当たりに換算した心機能を表す指標のことです。心拍出量とは、1分間に心臓から送り出される血液の量であり、心機能の重要な指標となります。しかし、心拍出量は個人差が大きく、体格によって異なるため、そのままでは心機能を比較することができません。 そこで、心係数は心拍出量を体表面積で割ることで、個人差を補正しています。体表面積とは、体重と身長から算出される値であり、その人の体格を表す指標となります。心係数は、L/min/m2という単位を用いて表されます。正常値は2.5~4.0L/min/m2であり、これより低い場合は心機能が低下している可能性があります。 心係数は、血行動態学を把握する指標の一つであり、心臓のポンプ機能や末梢血管抵抗などを評価するために使用されます。心不全やショックなどの疾患では、心係数が低下することが多く、その重症度を評価するために使用されます。また、心臓手術やカテーテル検査などの際に、心機能をモニタリングするためにも使用されます。
消化器

看護師に必須の用語『多臓器不全』とは

多臓器不全とは、心臓、腎臓、肺、肝臓、中枢神経などの生命維持臓器が進行性の機能障害を起こす状態です。また、凝固系、免疫系、内分泌系などの生理学的システムの機能障害も含みます。この状態は、多臓器不全症候群(MOF)または多臓器障害(MODS)とも呼ばれます。 多臓器不全は、重篤な感染症、外傷、大手術、火傷など、さまざまな原因で起こり得ます。これらの原因は、臓器に直接損傷を与えるか、全身の炎症反応を引き起こして臓器の機能を損なうことで、多臓器不全を引き起こします。 多臓器不全は、さまざまな症状を引き起こします。主な症状としては、呼吸困難、低血圧、尿量減少、黄疸、意識障害などがあります。多臓器不全は、早期に適切な治療を受けなければ、死に至ることもあります。 多臓器不全の治療は、原因の治療と支持療法の2つに分かれます。原因の治療は、感染症の場合には抗生物質、外傷の場合は手術、火傷の場合は傷の処置などを行います。支持療法は、人工呼吸器、透析、輸血などを行い、臓器の機能をサポートします。 多臓器不全は、重篤な疾患ですが、早期に適切な治療を受ければ、救命できる可能性があります。多臓器不全の予防のためには、感染症を予防し、外傷や火傷のリスクを減らすことが重要です。