脳・神経

看護師必須!睫毛(しょうもう)反射とは?

睫毛反射とは、まつ毛に触れた際に、まぶたを閉じてまばたきをする反射のことです。この反射は、眼の保護と洗浄に重要な役割を果たしています。睫毛反射は、中枢神経系が正常に機能していることを示す重要な指標の1つです。中枢神経障害や死亡時には、睫毛反射は消失します。 睫毛反射は、眼窩上神経と顔面神経によって制御されています。眼窩上神経は、上まぶたの感覚を支配しており、顔面神経は、顔の筋肉を支配しています。まつ毛に触れると、眼窩上神経が刺激され、顔面神経に信号が送られます。顔面神経は、上まぶたの筋肉を収縮させ、まばたきを行います。 睫毛反射は、生後数か月で発達し、生涯続きます。睫毛反射は、眼の保護と洗浄に重要な役割を果たしています。睫毛に触れると、まばたきをして、眼の表面から異物を除去することができます。また、まばたきをすることで、涙液が眼の表面に広がり、眼を潤すことができます。 睫毛反射は、中枢神経系が正常に機能していることを示す重要な指標の1つです。中枢神経障害や死亡時には、睫毛反射は消失します。そのため、睫毛反射は、昏睡患者の状態を評価する際に、重要な検査項目の1つとなっています。
呼吸器

看護師必携!用語『Torr』を徹底解説!

Torr とは、圧力の単位の一つで、1Torr=1mmHgである。血液ガス検査で酸素分圧や二酸化炭素分圧の単位として使用されている。Torrという名前は、イタリアの数学者・物理学者であるエヴァンジェリスタ・トリチェリにちなんで名付けられた。トリチェリは、水銀柱の高さを使って大気圧を測定する方法を開発し、1気圧を760mmHgと定義した。Torrは、この760mmHgを1000で割った値である。 Torrは、医学や生理学で広く使用されている。例えば、血液ガス検査では、酸素分圧(PaO2)や二酸化炭素分圧(PaCO2)を測定するためにTorrが使用される。また、動脈血ガス分析や静脈血ガス分析でも、Torrが使用される。 Torrは、圧力の単位としてmmHgと並んでよく使用される。しかし、mmHgはTorrよりも古く、18世紀から使用されている。Torrは、1905年に導入されて以来、mmHgに取って代わりつつある。
消化器

看護師が知っておきたい『門脈』とは?

門脈とは、消化管を流れた血液が集まって肝臓に注ぐ部分の血管のことである。肝門脈ともいう。門脈には胃、小腸、大腸、膵臓、脾臓、胆嚢などの消化器から流れ出る静脈が集まっており、腸管で吸収されたアミノ酸、膵臓で作られたインスリンをはじめとしたホルモン、脾臓から排出された分解物などを肝臓に運ぶ。 門脈は肝臓の右葉と左葉の間で分枝し、多数の毛細血管に分かれる。毛細血管は肝細胞の間を流れて肝細胞に酸素や栄養素を供給し、肝細胞から排出された老廃物を回収する。老廃物は門脈を介して肝臓から排出され、最終的には腎臓でろ過されて尿として体外に排出される。 門脈は消化器系の重要な血管であり、肝臓の働きに欠かせない。門脈に何らかの異常が生じると、肝機能障害や消化器系の疾患を引き起こすことがある。
精神科

知っておきたい!看護師に必須の用語『ストレスコーピング』

-ストレスコーピングとは- ストレスコーピングとは、ストレスに対処するために行われる、ストレス対処行動のことです。Lazarus,R.S(ラザルス)が、ある問題をストレスと感じていても、その問題をどのように個々人が認知、評価するかで、それぞれに見られるストレス反応が異なることに着目し、提唱しました。 ストレスコーピングは、ストレスを減らすための積極的な方法と、ストレスを避けるための消極的な方法の2つに分類されます。積極的な方法としては、問題を解決するための行動を起こしたり、リラックスしたり、運動をしたりすることが挙げられます。消極的な方法としては、アルコールや薬物を飲んだり、タバコを吸ったり、ギャンブルをしたりすることが挙げられます。 ストレスコーピングは、ストレスを減らすために有効な方法です。ストレスコーピングを行うことで、ストレスによる身体的、精神的な症状を軽減し、健康を維持することができます。また、ストレスコーピングを行うことで、ストレスに強い心を作ることもできます。 ストレスコーピングを行うためには、まず自分のストレスの原因を知ることが大切です。ストレスの原因を知ったら、そのストレスの原因を減らすための行動を起こしたり、ストレスに対処するための方法を身につけることができます。 ストレスコーピングを行うための方法は、人によって異なります。自分に合ったストレスコーピングの方法を見つけて、ストレスを減らすようにしましょう。
精神科

看護師の必須知識!心理的デブリーフィングとは?

心理的デブリーフィング(Psychological DebriefingPD)とは、トラウマとなる経験をした人々のストレスを緩和する目的で行われる対処方法のことである。 PDは、1980年代に開発され、近年まで、トラウマ後のストレスを軽減するためによく使用されていた。しかし、現在の研究では、PDは効果がないことが判明しており、かえってトラウマの症状を悪化させる可能性があることが示されている。 PDは、トラウマとなった体験の詳細やそのときの感情を語ってもらい、医療者は共感的に聴取していくことで、ストレスの緩和を目指していく。PDは、通常、グループで行われ、1回または数回にわたって実施される。
脳・神経

看護師が知っておきたい小脳の機能と特徴

小脳とは、運動機能の調節や、平衡・眼球運動の調節を司る、脳の部位の一部です。後頭部の下方に位置し、見た目はカリフラワーのような形状をしています。 小脳は、大脳皮質・脊髄・前庭神経系からの情報を受け、身体の各器官の運動機能を調整しています。小脳が正常に機能することで、なめらかに話すことや細かい動作、姿勢を保って歩くことなどが可能になっています。 小脳が損傷すると、運動失調、平衡障害、眼球運動障害などの症状が現れます。小脳の損傷は、脳卒中、外傷性脳損傷、小脳性疾患などによって引き起こされることがあります。 小脳の主な役割は、運動機能の調節、平衡の維持、眼球運動の制御です。小脳の働きが低下すると、運動失調、平衡障害、眼球運動障害などの症状が現れます。 小脳は、脳幹と大脳を結ぶ重要な部位であり、脳の機能を円滑に進めるために不可欠な役割を果たしています。
医療機器・設備・器具

看護師必携!陰圧室とは?

陰圧室とは、室内の空気や空気感染する可能性のある細菌が外部に流出しないように、気圧を低くしてある病室のことである。空気感染隔離室とも呼ばれる。主に、空気感染力が高い疾患(結核やSARS、水痘、麻疹)の治療室として使用される。陰圧室自体が設置されていない病院もあるが、院内の感染防止のため、すべての病棟に設けることが望ましい。 陰圧室は、空気感染する疾患の患者を他の患者や医療従事者から隔離するために使用される。陰圧室は、通常、他の病室よりも気圧が低くされており、これにより、空気感染する病原体が部屋から外部に流出するのを防ぐことができる。陰圧室には、専用の換気システムが設置されており、このシステムは、病室内から空気を排出し、外気に放出する。陰圧室は、空気感染する疾患の患者を治療するための安全な環境を提供することができる。
精神科

看護師に必須!気分障害について知ろう

気分障害とは、双極性障害(躁うつ病)、うつ病などが含まれる精神疾病の疾患群(分類・カテゴリー)のことである。感情障害ともいう。気分障害は、気分の変動が激しく、日常生活や社会生活に支障をきたす病気である。気分障害には、大きく分けて、双極性障害とうつ病の2つがある。双極性障害は、躁状態と抑うつ状態を繰り返す病気である。躁状態とは、気分が高揚し、活動的になり、衝動的に行動することが特徴である。抑うつ状態とは、気分が落ち込み、無気力になり、何もする気が起こらないことが特徴である。うつ病は、気分が落ち込み、無気力になることが特徴である。うつ病は、双極性障害よりも頻度が多く、女性に多い。気分障害は、遺伝的要因や環境的要因などが複雑に絡み合って発症する。気分障害の治療には、薬物療法や心理療法などが行われる。
組織・制度

看護師に必須!一次救急について解説

一次救急とは、入院や緊急手術を伴わない医療のことを指します。初期救急とも呼ばれます。都道府県ごとに作成される医療計画において、救急医療施設は機能別に初期救急医療・第二次救急医療・第三次救急医療に階層化されています。 一次救急には、外傷や急性疾患などの急な病気やケガの処置、慢性疾患の管理、予防接種などの健康管理などが含まれます。一次救急は、一般的にクリニックや診療所、救急外来などの医療機関で提供されます。 一次救急は、患者の命を救ったり、健康状態を改善したりするためには不可欠な医療サービスです。一次救急の適切な提供によって、患者の早期回復や健康維持を図ることができます。
その他

看護師に欠かせない用語『pus(膿)』とは?

pus(膿)とは、細菌などの感染によって生じた体液のことである。膿は、白血球や死んだ細胞、組織の破片、細菌などが混ざり合ったもので、通常は黄色または緑色をしている。膿は、傷口や、感染を起こした組織から出てくる場合が多い。 膿は、感染の兆候であるため、見つけたらすぐに医師の診察を受けることが大切である。膿を放置すると、感染が拡大して、さらに悪化することがある。医師は、膿を排出したり、抗菌薬を投与したりして、感染を治療する。 膿は、医療現場で使用される用語である。カルテ記入時など、膿が出ていることを「pus流出」、膿がガーゼなどに付くことを「pus付着」と記入することがある。また、「プス」と読むこともある。
整形外科

看護師に必須の用語『オルト』の意味とは?

看護師に必須の用語『オルト』の意味とは? 看護師の研究家 看護師に必須の用語『オルト』について説明してください。 看護師になりたい オルトとは、整形外科のことです。英語のorthopedicsから来ています。科目を意味する医療業界の用語には...
循環器

看護師に必須の用語『塞栓子』について

塞栓子とは、血管を閉塞させる原因の物質である。塞栓物ともいう。塞栓子には、血栓、腫瘍、脂肪、空気など、さまざまなものがある。塞栓子によって血流が遮断されることを塞栓症という。 塞栓子は、その原因によって、血栓性塞栓子、腫瘍性塞栓子、脂肪塞栓子、空気塞栓子などに分類される。 血栓性塞栓子は、血栓が血管を詰まらせて生じる塞栓子である。血栓は、血液が固まってできるもので、動脈硬化や不整脈、心臓弁膜症などが原因で生じることが多い。 腫瘍性塞栓子は、腫瘍細胞が血管に侵入して生じる塞栓子である。腫瘍性塞栓子は、悪性腫瘍に多く見られる。 脂肪塞栓子は、脂肪が血管に侵入して生じる塞栓子である。脂肪塞栓子は、骨折や手術などの外傷がきっかけで生じることが多い。 空気塞栓子は、空気が血管に侵入して生じる塞栓子である。空気塞栓子は、肺塞栓症や潜水病などの原因となる。
産婦人科

アンドロゲン不応症とは | 看護師が知っておくべき専門用語

アンドロゲン不応症は、染色体が46,XYで精巣を持つが、表現型が女性である病態です。これは、アンドロゲン受容体遺伝子の変異によって引き起こされ、この遺伝子はアンドロゲンの作用を仲介するタンパク質であるアンドロゲン受容体をコードしています。アンドロゲンは、テストステロンやジヒドロテストステロンなどの男性ホルモンの一種であり、胎児の性器の発達に重要な役割を果たしています。アンドロゲン不応症では、アンドロゲン受容体が正常に機能しないため、アンドロゲンの作用が阻害され、胎児の性器が女性型に発達します。 アンドロゲン不応症は、出生時に女性として診断され、思春期に男性化の徴候が現れることがあります。男性化の徴候には、声変わり、ひげの成長、体毛の増加などがあります。アンドロゲン不応症の患者は、不妊症であることが多く、性別に違和感を抱くことがあります。アンドロゲン不応症の治療は、アンドロゲン受容体の機能を改善する薬物療法や、性転換手術などがあります。
その他

看護師のためのメタに関する用語集

「メタメタ」とは、がんが遠隔の臓器や組織に広がる進行段階を表す用語です。「転移性がん」とも呼ばれます。がんが最初に発生した部位を原発巣、転移した部位を転移巣と言います。転移は、血流やリンパ流を介して起こります。 「肝メタ」とは、がんが肝臓に転移した状態のことです。肝臓は、体の中で最大の臓器であり、さまざまな機能を担っています。肝臓にがんが転移すると、肝機能が低下し、さまざまな症状が現れます。 「脳メタ」とは、がんが脳に転移した状態のことです。脳は、神経系の司令塔であり、身体のさまざまな機能をコントロールしています。脳にがんが転移すると、脳の機能が障害され、さまざまな症状が現れます。 「メタメタ」とは、がんが多数の場所に転移した状態のことです。転移した部位によって、さまざまな症状が現れます。 がんの転移は、がんの進行段階を表す重要な指標です。転移が見つかれば、治療方針を決定する必要があります。がんの転移を治療するためには、外科手術、化学療法、放射線療法などが行われます。
略語

看護師に必須の用語『ADL』とは

ADL(エーディーエル、activities of daily living)とは、自立した日常生活を送るのに必要な動作を指す。日常生活動作ともいう。具体的には、着替え、食事、移動、排泄、入浴などの動作を指し、さまざまな評価法がある。 ADLは、その人の日常生活を送る能力を評価するための指標として用いられる。ADLの評価は、リハビリテーションや介護の分野で重要であり、その人の自立度や必要な支援を判断するのに役立つ。
整形外科

看護師が知っておきたい『ロキソプロフェン』の基本知識

ロキソプロフェンは、非ステロイド系抗炎症薬(NSAID)の一種であり、鎮痛効果と抗炎症効果を持っています。医療現場では、痛みや炎症を治療するために、ロキソプロフェンが使用されています。ロキソプロフェンは、一般的に、錠剤や注射剤として使用することが推奨されています。ロキソプロフェンの作用時間は、一般的に、4時間から6時間程度であり、効果が切れてきたら、再び服用することができます。ただし、ロキソプロフェンは、他の薬との相互作用や副作用を引き起こす可能性があるため、使用前に医師や薬剤師に相談することが重要です。
循環器

看護師が知っておくべき血圧の基礎知識

血圧とは、血液が血管内を移動する際に、血管壁が受ける血液からの圧力のことである。血圧は、心拍出量と末梢血管抵抗を用いて計算し測定することができる。心拍出量とは、1分間に心臓から送り出される血液の量であり、末梢血管抵抗とは、血管の抵抗のことである。血圧は、心臓から遠いほど低くなる。これは、血管が細くなるにつれて血流が遅くなり、血管壁にかかる圧力が小さくなるためである。血圧は、健康状態を判断する重要な指標である。血圧が高いと、心臓や血管に負担がかかり、脳卒中や心筋梗塞などの疾患を引き起こすリスクが高くなる。血圧は、薬物や生活習慣の改善によって下げることができる。
その他

がんとは?看護師が知っておくべき基礎知識

がんとは、細胞が正常な制御を超えて増殖する病気です。これは、細胞が損傷を受け、細胞分裂を制御するメカニズムが機能しなくなることで起こります。がんは、身体のあらゆる場所で発生する可能性がありますが、最も一般的ながんは肺がん、乳がん、大腸がんです。 がんは、正常細胞とは異なる特徴を持つ細胞によって特徴付けられます。これらの特徴には、制御不能な増殖、他の組織への浸潤、転移の可能性などが含まれます。がんはまた、他の健康な細胞や臓器に損傷を与える可能性があります。 がんは、遺伝的要因、生活習慣、環境要因など、さまざまな要因によって引き起こされる可能性があります。がんを発症するリスクを高める遺伝的変異を持つ人もいますが、がんを発症するリスクを高める生活習慣や環境要因を持つ人もいます。 がんは、しばしば治療が困難な病気ですが、早期に発見されれば、多くの場合治癒することが可能です。がんの早期発見には、定期的な健康診断を受けることが重要です。
その他

看護師に必須!続発性とは何か?

続発性とは、ある事柄の結果として起こることを説明する用語です。医学分野では、続発性は、別の原因によって生じた疾患、障害、症状を指すために使用されます。続発性疾患は、二次性疾患とも呼ばれ、原発性疾患とは対比されます。原発性疾患は、それ自体が原因不明の疾患であり、続発性疾患は、原発性疾患によって引き起こされる疾患です。 続発性疾患の例としては、高血圧、糖尿病、心臓病などが挙げられます。高血圧は、肥満、過食、運動不足などの生活習慣が原因となって起こることが多く、糖尿病は、遺伝的要因や食生活が原因となって起こることが多く、心臓病は、高血圧、糖尿病、喫煙、肥満などの危険因子によって起こることが多いです。 続発性疾患は、原発性疾患を治療することによって予防したり、進行を遅らせたりすることができる場合があります。また、続発性疾患そのものの治療法が開発されている場合もあります。
整形外科

麻痺とは?原因と症状、リハビリテーションについて

麻痺とは、中枢神経や末梢神経が障害され、部分的な運動機能や温痛感覚が喪失あるいは低下した状態のことである。麻痺は、脳卒中、脊髄損傷、多発性硬化症、パーキンソン病などの疾患によって引き起こされることが多い。麻痺の症状は、麻痺の程度や部位によって異なる。麻痺が軽度であれば、歩行や日常生活に支障をきたさない場合もある。しかし、麻痺が重度であれば、歩行が困難になったり、寝たきりになったりすることもある。 麻痺には、中枢性麻痺と末梢性麻痺の2種類がある。中枢性麻痺は、脳や脊髄の損傷によって引き起こされる麻痺である。末梢性麻痺は、末梢神経の損傷によって引き起こされる麻痺である。中枢性麻痺は、運動麻痺、感覚麻痺、自律神経麻痺の3種類に分類される。運動麻痺は、筋肉の運動機能が低下または消失した状態である。感覚麻痺は、温痛覚、触覚、固有感覚などの感覚機能が低下または消失した状態である。自律神経麻痺は、血圧、体温、心拍数などの自律神経の機能が低下または消失した状態である。 末梢性麻痺は、運動麻痺、感覚麻痺、反射低下または消失の3種類に分類される。運動麻痺は、筋肉の運動機能が低下または消失した状態である。感覚麻痺は、温痛覚、触覚、固有感覚などの感覚機能が低下または消失した状態である。反射低下または消失は、腱反射や皮膚反射などが低下または消失した状態である。
職種・資格

診療情報管理士とは?その役割と資格

診療情報管理士とは、電子カルテを始めとする各種診療情報を管理する職種のことである。診療情報管理士の資格は民間資格であり、四病院団体協議会(日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会、日本精神科病院協会)および医療研修推進財団が共同で付与する認定資格である。診療情報管理士と1996年に名称変更される前の診療録管理士とで合わせて、33,306人が全国で認定を受けている(2017年5月現在)。 診療情報管理士の主な業務は、カルテや看護記録、検査伝票など診療に関わる記録を収集し、漏れや誤記がないかを確認した上で保存することである。また、上記の診療記録のデータベース化や、データベースを生かした「情報の有効活用」などを行う。特に近年、WHOが定めた国際的な疾病分類基準(ICD)を用いた疾病データ管理が普及していることから、これに沿った疾病の分類作業(コーディング)は診療情報管理士の重要な業務の一つとなっている。
救急・ICU

看護師必須用語『初療室』について

初療室とは、救急搬送患者が最初に運ばれ、初期診療を受ける部屋のことである。初療室は、救急外来や救急救命センターなど、救急医療を専門に行う医療機関に設置されていることが多い。初療室では、気道管理、呼吸および循環管理に必要な各種医療機器や薬剤を備え、緊急に開胸や開腹などが行なえるような手術器具も常備されている。そのため、初療室は、救急搬送患者の命を守るために重要な部屋である。 初療室には、医師や看護師、救命士など、救急医療の専門家が常駐しており、24時間体制で患者の受け入れを行っている。初療室に搬送された患者は、まず、医師や看護師による問診や診察が行われる。その後、患者の状態に応じて、必要な処置が行われる。処置には、酸素投与、点滴、気管挿管、心肺蘇生などがある。また、緊急手術が必要な場合は、手術室に搬送される。
その他

看護師に必須!カルテ用語『f/u』とは?

f/uとはfollow-up(フォローアップ)の略で、カルテでは「経過観察」の意味で用いられるのが一般的です。f/uには、患者さんに定期的に通院してもらい、病状の変化がないかを確認する目的があります。また、患者さんに必要な医療処置や服薬指導を行うこともあります。 f/uは、主に慢性疾患の患者さんに適用されます。慢性疾患とは、長期にわたって経過する病気のことを指し、高血圧、糖尿病、心臓病などがこれに当たります。慢性疾患の患者さんは、定期的なf/uを受けることで、病状が悪化することや合併症が起こることを防ぐことができます。 f/uは、患者さんにとっても医師にとっても重要なものです。患者さんは、定期的にf/uを受けることで、病状の変化に早く気付き、適切な治療を受けることができます。医師は、f/uを行うことで、患者さんの病状を把握し、必要な医療処置を施すことができます。 f/uは、医療現場では欠かせないものです。f/uを行うことで、患者さんの病状を適切に管理し、病状が悪化することを防ぐことができます。
血液・造血

看護師が知っておくべき用語『SVRI』

SVRI(えすぶいあーるあい、systemic vascular resistance index)とは、全末梢血管抵抗係数、体血管抵抗係数のことであり、末梢血管抵抗と体血管抵抗を組み合わせた指標です。全身の血管抵抗を測る指標であり、その値は、全末梢血管抵抗係数(全末梢血管抵抗×平均血圧/心拍出量)と体血管抵抗係数(体血管抵抗×平均血圧/心拍出量)の平均値です。SVRIは、末梢血管抵抗の増加や体血管抵抗の増加によって上昇します。末梢血管抵抗の増加は、交感神経の興奮や末梢血管の収縮によって起こります。体血管抵抗の増加は、動脈硬化や血管狭窄によって起こります。SVRIは、心不全やショックなどの循環器疾患の重症度を評価する指標として使用されています。