看護技術

看護師に必須の用語『クリティカルケア』とは?

クリティカルケアとは、生命の危機的状態(クリティカル期)にある重症患者に対して行うケアのことである。クリティカルケアは、集中治療室(ICU)や救急外来などで、専門の医師や看護師によって行われる。クリティカルケアでは、患者さんの生命を維持し、回復を促すために、様々な治療が行われる。例えば、人工呼吸、輸血、点滴、抗菌薬の投与などが行われる。クリティカルケアは、患者の状態が安定するまで、あるいは患者の回復が進むまで行われる。 クリティカルケアは、重症患者の生命を救うために重要な役割を果たしている。そのため、クリティカルケアを行う医師や看護師は、高度な知識と技術を持っている必要がある。また、 クリティカルケアを行う医師や看護師は、患者の家族に対して、病状の説明や治療方針の説明を行う必要がある。クリティカルケアを行う医師や看護師は、患者の家族の不安や心配を理解し、心のケアを行う必要がある。
看護技術

看護師必須用語『ウォッシュクロス』とは

ウォッシュクロスとは、寝たきりなどで入浴できない患者に清拭をするときに使用する物品の一つで、清拭タオルともいいます。使用方法は、清拭時にウォッシュクロスを約50℃の湯の中ですすぎ、かたく絞った後、手に巻きつけ、石鹸を泡立てて患者の身体を拭き、汚れを落とします。石鹸清拭を行う際の必需品です。患者の清潔を保ち、爽快感を与えるため、また、高齢者など皮膚の脆弱な患者の皮膚トラブルの原因とならないよう、大きさや厚さ、柔らかさなどが重要なポイントになります。
呼吸器

看護師が知っておきたい異常呼吸パターンの基礎知識

異常呼吸パターンとは、正常な呼吸パターンから逸脱した呼吸パターンを指します。異常呼吸パターンは、1)呼吸回数の異常、2)呼吸の深さの異常、3)呼吸リズムの異常、4)呼吸様式の異常に分けられます。 1)呼吸回数の異常とは、正常な呼吸数である1分間あたり12~20回から逸脱した呼吸数を指します。呼吸回数が1分間あたり20回以上になると頻呼吸と呼ばれ、1分間あたり12回未満になると徐呼吸と呼ばれます。 2)呼吸の深さの異常とは、正常な1回換気量である400~500mLから逸脱した1回換気量を指します。1回換気量が400~500mL未満になると浅呼吸と呼ばれ、1回換気量が400~500mL以上になると深呼吸と呼ばれます。 3)呼吸リズムの異常とは、正常な呼吸リズムであるほぼ規則正しいリズムから逸脱した呼吸リズムを指します。呼吸リズムが不規則になると、呼吸性不整脈や呼吸性アシドーシスなどの異常をきたすことがあります。 4)呼吸様式の異常とは、正常な呼吸様式である胸式呼吸や腹式呼吸から逸脱した呼吸様式を指します。呼吸様式が胸式呼吸や腹式呼吸から逸脱すると、呼吸効率の低下や呼吸困難などの異常をきたすことがあります。
組織・制度

看護師に必須の用語『コードブルー』の基礎知識

コードブルーとは、患者の容態急変などの緊急事態が発生した場合に用いられる、救急コールのことである。コードネームで知らせることで、病院内の一般人などが混乱しないようにしている。コードブルーが全館放送でコールされた場合は、担当にかかわらず、手が空いている医師や看護師に至急全員集合してほしい場合である。スタットコールやドクターコールなどと言われることもある。 コードブルーは、患者の容態急変の際に、迅速な対応を行うために不可欠なものである。コードブルーが発生した場合、医師や看護師は、直ちに患者の状態を確認し、必要な処置を開始する。また、他のスタッフにもコードブルーを知らせ、協力してもらうことで、患者の救命に努める。 コードブルーは、病院内での緊急事態の際に、迅速かつ適切な対応を行うための重要な手段である。コードブルーが発生した場合、医師や看護師は、落ち着いて行動し、患者の救命に努めることが求められる。
循環器

看護師必須用語『高血圧』について

高血圧とは、正常範囲を超えて血圧が高く維持されている状態のことを指します。血圧は、心臓が収縮したり拡張したりする際に血管にかかる圧力を指し、収縮期血圧(最高血圧)と拡張期血圧(最低血圧)の2つで構成されています。高血圧は、脳卒中、心筋梗塞、動脈硬化、腎不全など、さまざまな重篤な疾患のリスクとなります。高血圧は、遺伝因子や環境因子が関与して発症するとされ、明らかな原因が不明の本態性高血圧と、原因が明らかな二次性高血圧の2つに分類されます。本態性高血圧は、高血圧全体の約90%を占め、原因は不明ですが、遺伝的要因や生活習慣、食生活、肥満などが関与していると考えられています。二次性高血圧は、他の疾患や薬剤の使用などが原因となって発症する高血圧であり、全体の約10%を占めます。二次性高血圧の原因としては、腎臓病、内分泌疾患、薬剤の使用などがあります。高血圧の診断は、血圧を測定して行われます。血圧は、腕の動脈に血圧計を装着して測定します。正常血圧は、収縮期血圧120mmHg未満、拡張期血圧80mmHg未満とされています。高血圧は、収縮期血圧140mmHg以上、拡張期血圧90mmHg以上と定義されています。高血圧の治療は、生活習慣の改善、薬物療法、外科的治療の3つがあります。生活習慣の改善としては、減塩、減量、禁煙、適度な運動、ストレス解消などが挙げられます。薬物療法は、降圧剤と呼ばれる薬剤を使用します。降圧剤には、カルシウム拮抗薬、β遮断薬、ACE阻害薬、アンジオテンシンII受容体拮抗薬などがあります。外科的治療は、重度の高血圧や二次性高血圧に対して行われます。外科的治療としては、腎動脈狭窄症に対する腎動脈ステント留置術、褐色細胞腫に対する腫瘍摘出術などがあります。
検査・診断

看護師必須の用語『貪食』

貪食する対象は、アポトーシス(プログラムされた細胞死)によって死滅した細胞、体内に侵入した異物や病原体、がん化した自己の細胞等である。 アポトーシスは、細胞が自ら死滅する自然なプロセスであり、細胞が老化したり、損傷したりしたときに起こる。体内に侵入した異物や病原体は、白血球によって排除されるが、その際に白血球は異物や病原体を貪食する。また、がん化した細胞は、正常な細胞とは異なるタンパク質を発現しており、そのタンパク質を貪食細胞が認識すると、がん化した細胞を貪食する。
脳・神経

看護師に必須!海馬の役割としくみ

海馬とは、側頭葉内側にあり、記憶の形成に重要な役割を果たしている大脳辺縁系の一部です。海馬、歯状回、海馬台を合わせて海馬体といわれます。ローマ神話に登場するヒポカンパス(馬の上半身に魚の尾がついた想像上の動物)に形が似ていることから名付けられました。海馬はアンモン角とも呼ばれます。 海馬は、エピソード記憶と空間記憶の形成に関与していると考えられています。エピソード記憶とは、個人の経験に関する記憶のことです。空間記憶とは、場所や道順に関する記憶のことです。海馬は、記憶の長期保存にも重要な役割を果たしています。 海馬は、脳の中でも比較的脆弱な部位です。脳卒中や外傷、アルツハイマー病などの疾患によって損傷を受けることがあります。海馬が損傷を受けると、記憶障害を引き起こす可能性があります。 海馬は、記憶と学習に関わる重要な脳の構造です。海馬が損傷すると、記憶障害や学習障害を引き起こす可能性があります。海馬の健康を維持することは、健全な精神と生活を送るために重要です。
小児科

看護師に必須の用語『臍静脈』について

臍静脈とは、胎盤から胎児の臍(へそ)を経て、胎児へ血液を送る静脈のことである。臍帯静脈ともいう。臍静脈は、胎児の循環系において重要な役割を果たしており、胎児に酸素と栄養を供給し、老廃物を排出する役割を担っている。臍静脈は、胎盤と胎児をつなぐ臍帯の中に存在しており、臍帯を介して胎盤から胎児へ血液を送り、胎児から胎盤へ血液を戻している。臍静脈は、胎児の循環系において重要な役割を果たしており、胎児の成長と発育に不可欠な血管である。
その他

看護師に必須の用語『モヒ』について

モヒとは、モルヒネの略語です。モヒ水(モルヒネ水溶液)、塩モヒ(塩酸モルヒネ)などで使用されます。同様の略語には、エピ(エピネフリン)、ケモ(抗がん剤)、ツッカ(局所麻酔薬)などがあります。 モルヒネは、アヘンの成分の一つであるアルカロイドで、強い鎮痛作用や、咳を鎮める作用などがあります。主にモルヒネ水溶液や塩酸モルヒネとして、疼痛緩和や、がんの化学療法に伴う吐き気・嘔吐の緩和のために使用されます。 モルヒネは、効きの強い薬なので、副作用のリスクも伴います。主な副作用としては、吐き気、嘔吐、便秘、呼吸抑制、眠気、かゆみ、発汗などがあります。 モヒは、疼痛緩和やがんの化学療法に伴う吐き気・嘔吐の緩和に使用される強い薬です。そのため、副作用のリスクを考慮して、慎重に使用することが重要です。
精神科

看護師に必須の用語『終末期医療』を徹底解説

終末期医療の対象者は、筋委縮性側索硬化症(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう)や筋ジストロフィー症、アルツハイマー型認知症、ガンなどの進行により、多臓器が不全状態にある患者を対象に行うことが多いです。一般的には余命3か月以内と判断されたときに、治療や延命目的の医療行為を止め、苦痛を取り除く緩和医療のみを実施します。ただし、余命が長くないと判断されたときも、患者や家族が治療や延命目的の医療行為を求めるときには終末期医療は実施されません。あくまでも、患者の意思が尊重され、患者が意思を明確に示せないときは家族の意思が尊重されます。
アレルギー・膠原病

抗CCP抗体とは?知っておきたい関節リウマチの自己免疫抗体

抗CCP抗体とは、関節リウマチに特異的な自己免疫抗体であり、抗環状シトルリン化ペプチド抗体の略語である。シトルリン化とは、アミノ酸の一種であるアルギニンをシトルリンに変換するプロセスであり、このプロセスは関節リウマチの炎症反応に関与していると考えられている。抗CCP抗体は、シトルリン化されたペプチドに対する抗体であり、関節リウマチの診断や治療に役立つバイオマーカーとして使用されている。 抗CCP抗体は、関節リウマチの早期診断に有用であり、関節リウマチの進行や予後を予測するバイオマーカーとしても使用されている。また、抗CCP抗体は、関節リウマチの治療効果をモニターするためにも使用されている。抗CCP抗体は、関節リウマチの患者さんの血清中から検出することができるため、関節リウマチの診断や治療に役立つ重要なバイオマーカーである。
その他

看護師に必須の用語『プライマリーナーシング』

プライマリーナーシングとは、患者の入院から退院まで一人の看護師が担当する看護方式です。患者の健康状態や治療計画、看護計画などをすべて担当する看護師はプライマリーナースと呼ばれ、患者の状態を深く理解し、きめ細やかな看護を提供することができます。また、患者との信頼関係を築きやすく、患者も安心感を持って看護を受けることができます。 プライマリーナーシングは、1970年代に米国のミネソタ大学病院の内科病棟で試行されたことから始まりました。その後、日本でも導入されるようになり、現在では多くの医療施設で採用されています。従来の看護方式では、複数の看護師がシフト制で患者を担当していました。そのため、患者は毎回違う看護師にケアされることになり、看護師も患者のことを深く理解することができませんでした。 プライマリーナーシングでは、一人の看護師が患者を担当することで、患者の状態を深く理解し、きめ細やかな看護を提供することができます。また、患者との信頼関係を築きやすく、患者も安心感を持って看護を受けることができます。プライマリーナーシングは、患者満足度の向上や看護師の働きがい向上につながるとして、多くの医療施設で導入されています。
血液・造血

看護師に必須!血液の知識

血液とは、血漿と血球(赤血球、白血球、血小板)を合わせたものです。血液は、体重の約7%にあたる約4~5リットルであり、成人の平均的な血液量は体重の約13分の1になります。血液は動脈、静脈、毛細血管のネットワークを流れ、体の隅々に酸素や栄養素を運び、老廃物を回収しています。また、血液には、体を守るための役割があります。白血球は、細菌やウイルスなどの異物を攻撃し、血小板は、血管が傷ついたときに血を止めるのを助けます。血液は、体にとって欠かせないものです。血液が不足すると、酸素や栄養素が不足して、さまざまな障害が起こります。
血液・造血

看護師必携!骨髄穿刺とは?

骨髄穿刺とは、骨髄液を採取して塗抹標本を作製する検査のことです。骨髄の造血能の異常が疑われる場合に行われます。骨髄細胞一つ一つの形態を評価し、骨髄に異常をきたす疾患の診断、分類、治療効果の判定を行います。 骨髄穿刺は、一般的に腰椎または胸骨で行われます。局所麻酔を行った後、細い針を骨に挿入して骨髄液を採取します。採取した骨髄液は、スライドガラスに塗抹して顕微鏡で観察します。 骨髄穿刺は、骨髄に異常をきたす疾患の診断に有用な検査です。白血病、貧血、血小板減少症などの疾患の診断に用いられます。また、骨髄穿刺は、骨髄移植を行う際にも必要となります。
腎・泌尿器

看護師が知っておくべき用語『尿道皮膚瘻』とは?

尿道皮膚瘻とは、尿道内の物理的圧迫による血行不全と慢性炎症により尿道から皮膚へ穴が開いた状態をいう。尿の漏出や感染症を引き起こす可能性がある。尿道皮膚瘻は、男性では排尿困難、残尿感、尿の漏出などの症状がみられる。女性では、尿失禁、排尿痛、性交痛などの症状がみられる。尿道皮膚瘻の原因は、尿道結石、尿道狭窄、尿道外傷、尿道手術などの後遺症などである。尿道皮膚瘻は、尿の漏出や感染症を引き起こす可能性があるため、治療が必要である。治療法としては、尿道結石の除去、尿道狭窄の拡張、尿道外傷の修復、尿道手術後の後遺症の治療などがある。
産婦人科

看護師のための更年期障害の理解

更年期を迎える女性は、さまざまな特徴や症状を示します。主な特徴としては、月経の周期が不規則になり、やがて閉経に至ることです。また、ホットフラッシュ、発汗、動悸、息切れ、不眠、めまい、頭痛、肩こり、腰痛、関節痛、骨粗しょう症、肥満、うつ病、不安障害など、さまざまな症状が現れます。これらの症状は、卵巣機能の低下によるホルモンバランスの変化が原因と考えられています。更年期を迎える女性の約7割が何らかの症状を経験すると言われています。
脳・神経

看護師に必須の用語「観念失行」とは?

観念失行とは、失行の一種で、物の名前や用途は説明できるのに、慣れているはずの物の使用、日常の一連の動作を順序正しく行えないのが特徴です。歯ブラシを見せて「これは何ですか?」と質問すると「歯を磨くものです」と答えるにもかかわらず、「使ってみてください」というと耳に入れようとしたりします。優位半球(多くは左半球)、または頭頂葉に障害が起きると生じる(高次脳機能障害)です。アルツハイマー病でも同様の症状を示すことがあります。 観念失行は、高次脳機能障害の一種で、脳の損傷によって生じます。高次脳機能とは、言語、記憶、注意、実行機能など、複雑な認知機能のことを指します。観念失行の場合、脳の損傷によって、物体の使用方法や動作の順序を理解することが困難になります。そのため、慣れているはずの物を使ったり、動作をしたりすることができなくなります。 観念失行の症状は、人によってさまざまです。軽度の場合、物の使い方を忘れたり、動作の順序を間違えたりすることがあります。重度の場合、全く物を使えなくなったり、動作ができなくなったりすることがあります。また、観念失行は、言語障害や記憶障害を伴うこともあります。 観念失行の治療法は、脳の損傷を回復させることはできません。しかし、リハビリテーションによって、症状を軽減することができる場合があります。リハビリテーションでは、物体の使用方法や動作の順序を再学習したり、代償手段を身につけたりします。
組織・制度

認定看護師とは – その役割と重要性

認定看護師とは、看護の専門性を発展させるために、看護師が特定の分野で高度な知識と技術を取得して、認定された看護師のことである。認定看護師は、看護の質の向上、看護実践の促進、看護教育の強化に貢献するために、さまざまな役割を果たしている。認定看護師の役割には、次の3つがある。 1. 実践個人、家族及び集団に対して、熟練した看護技術を用いて水準の高い看護を実践する。 2. 指導看護実践を通して看護者に対し指導を行う。 3. 相談看護者に対しコンサルテーションを行う。 認定看護師は、臨床現場での看護の質を上げるため、特定分野における知識や技術を駆使して、実際に質の高い看護を提供したり、一般看護師への指導を行ったりする。同じ日本看護協会が認定する資格制度である専門看護師は、保健医療福祉の発展に貢献し、看護学の向上をはかることを制度の目的とするが、認定看護師は看護現場における看護ケアの広がりと質の向上をはかることを制度の目的とし、より現場での実践を重視するという違いがある。認定看護師として活躍するためには、認定看護師教育課程を修了し、実務研修を積む必要がある。
その他

看護師必須用語『ハーベー』について

ハーベー(はーべー)とは、ヘモグロビン(Hb)のことである。看護師などが臨床の現場で使う。Hbをそのままドイツ語の発音で読んだもの。 ヘモグロビンは、赤血球に含まれるタンパク質で、酸素を肺から全身の組織や細胞に運搬する働きがある。また、二酸化炭素を組織や細胞から肺に運搬する働きもある。 ヘモグロビンの正常値は、男性で13.5~18.0g/dL、女性で12.0~16.0g/dLである。ヘモグロビンの値が低くなると、貧血となり、息切れ、動悸、倦怠感、食欲不振などの症状が現れる。 ハーベーは、貧血の有無を調べる検査によく使用される。ハーベーを測定することで、ヘモグロビンの量を測定することができ、貧血の有無を診断することができる。 また、ハーベーは、輸血の際に、輸血が必要かどうかを判断するために使用される。ハーベーが低い場合は、輸血が必要となる。 ハーベーは、看護師が臨床の現場でよく使用する用語である。ハーベーを正しく理解することで、貧血の有無を診断したり、輸血が必要かどうかを判断したりすることができる。
医療機器・設備・器具

看護の現場で知っておきたい重要な用語『ヘモカテ』

ヘモカテとは、大腿静脈や大腿動脈に挿入するカテーテルのことです。大腿動脈へのカテーテル挿入は、心臓カテーテル検査やPCI(経皮的冠動脈インターベンション)またIABP(大動脈内バルーンパンピング)使用時に行われます。大腿静脈へのカテーテル挿入は、中心静脈カテーテルの血管選択や、PCPS(経皮的心肺補助)・ECMO(体外膜型人工肺)の脱血時、HD(血液透析)、CHDF(持続的血液透析濾過)のブラッドアクセスとして選択されます。 ヘモカテは、患者さんの状態や治療目的に合わせて、さまざまな種類のものがあります。また、ヘモカテ挿入には、局所麻酔が必要になる場合があります。ヘモカテ挿入後は、感染予防のため、定期的なケアが必要となります。
脳・神経

看護師必須の用語『ニューロレプト麻酔法』とは

ニューロレプト麻酔法とは、手術や処置中に患者を鎮静させ、痛みを和らげる麻酔法の一種です。この方法は、神経遮断薬と鎮痛薬を併用して行われ、患者は意識を保ちつつ強い鎮痛状態にさせられます。ニューロレプト麻酔法は、全身麻酔や局所麻酔に比べて、患者への負担が少なく、術後の回復も早いという特徴があります。 ニューロレプト麻酔法は、1960年代にフランスで開発された麻酔法です。当初は、外科手術や産婦人科手術で使用されていましたが、現在では、内視鏡検査や心臓カテーテル検査など、様々な処置に使用されています。ニューロレプト麻酔法は、患者への負担が少ないため、小児や高齢者にも適しています。
産婦人科

看護師に必須の用語 乳がん(にゅうがん)

乳がんとは、乳房内の乳管や小葉上皮から生じる悪性腫瘍です。女性のがんとして国内罹患数は第1位、死亡数は第4位である(2021年時点)1)。一方、全乳がんの約1%は男性に発生し、女性と比べ予後不良傾向にある。 乳がんの初期症状として挙げられるものには、乳房のしこり、乳頭からの分泌物、乳房の痛み、乳房のかゆみ、乳房の腫れ、乳房の変形、乳房の陥没、乳房の赤み、乳房の熱感などがある。 これらの症状に気づいた場合は、すぐに医療機関を受診することが重要である。乳がんは早期発見・早期治療が大切ながんの一つであり、早期に発見できれば治癒率は高い。 乳がん検診は、乳がんを早期発見するための検査である。乳がん検診には、マンモグラフィ、超音波検査、細胞診検査などがある。乳がん検診は、40歳以上の女性を対象に、2年に1回受診することが推奨されている。
脳・神経

看護師が知っておくべき失神について

失神は、脳への血流が一時的に減少することで起こる一過性の意識喪失です。失神には、いくつかのメカニズムや原因が考えられます。 最も一般的な失神のメカニズムは、血圧の低下です。これは、脱水症状、出血、心臓の不整脈、一部の薬剤などによって起こる可能性があります。血圧が低下すると、脳への血流が減少し、失神に至ります。 もう一つの失神のメカニズムは、脳の酸素不足です。これは、呼吸器疾患、心疾患、一酸化炭素中毒などによって起こる可能性があります。脳の酸素不足になると、脳細胞が正常に機能することができなくなり、失神に至ります。 また、特定の神経系の状態が失神を引き起こすこともあります。例えば、てんかんや失神性発作は、脳の異常な電気的活動によって引き起こされる失神のタイプです。 失神の最も一般的な原因は、立ちくらみです。これは、立ち上がったときに血圧が低下するために起こります。立ちくらみは、特に、脱水症状、低血圧、貧血、糖尿病などの病気がある人に起こりやすいです。 失神の他の一般的な原因としては、以下のものが挙げられます。 * 心疾患 * 脳卒中 * 一過性脳虚血発作(TIA) * 薬剤の副作用 * アルコール中毒 * 薬物乱用 * 頭部外傷 * 過度な運動 * 妊娠 * 極度のストレス 失神を経験した場合は、すぐに医師の診察を受けることが大切です。失神は、重大な病気の兆候である可能性があるため、原因を特定し、適切な治療を受ける必要があります。
循環器

塞栓子を知ろう!看護師に役立つ基礎知識

塞栓子とは、血管を閉塞させる原因の物質のことです。塞栓物とも呼ばれ、血栓、腫瘍、脂肪、空気など、さまざまなものがあります。塞栓子によって血流が遮断されると、塞栓症という状態になります。塞栓症は、脳、心臓、肺、腎臓など、さまざまな臓器で起こる可能性があります。症状は、塞栓症が起こった部位によって異なりますが、一般的には、痛み、腫れ、発熱、機能障害などがみられます。塞栓症は、重症化すると死に至る場合もあるので、早期発見と治療が必要です。