脳・神経

看護師が知っておくべき『肋間神経痛』のすべて

肋間神経痛とは、肋間神経が何らかの原因で障害されて生じる突発性の痛みのことをさす症状名である(疾患名ではない)。肋間神経は、胸髄から出て、12対の肋骨に沿って走行する神経である。 肋間神経痛は、肋骨の間に鋭い痛みや灼熱痛、刺すような痛み、締め付けられるような痛みなどの症状を引き起こす。また、痛みは呼吸や咳、くしゃみ、運動などの動作によっても誘発される。 肋間神経痛の原因は、外傷、肋骨の骨折、ヘルニア、腫瘍、ウイルス感染症などさまざまである。また、原因不明の肋間神経痛もある。 肋間神経痛の診断は、医師による問診と身体診察、レントゲン検査やCT検査、MRI検査などによって行われる。 肋間神経痛の治療は、原因に応じて行われる。例えば、外傷による肋間神経痛の場合は、患部の安静と鎮痛剤の服用などが行われる。ウイルス感染症による肋間神経痛の場合は、抗ウイルス薬の服用などが行われる。 肋間神経痛は、適切な治療を受ければ、多くの場合、数週間から数カ月で回復する。しかし、中には、慢性化して長期間にわたって痛みが続くケースもある。
皮膚科

看護師必見!皮膚割線とは?

皮膚割線とは、皮膚の緊張と一致する線のことである。オーストリアの解剖学者ランガーが示したことから、ランガー線、ランゲルラインともいう。皮膚割線は、皮膚の張力を分散させ、皮膚が裂けたり、伸びたりするのを防ぐ働きがある。また、皮膚のシワやたるみの原因にもなる。皮膚割線は、体の部位によって方向が異なる。例えば、顔の皮膚割線は、縦方向に走っているが、腹部の皮膚割線は、横方向に走っている。皮膚割線は、手術や美容施術の際に、皮膚を切開する際の目安として利用される。
循環器

看護師に必須の用語『プルス』とは?

プルスとは、脈拍を意味する医療業界の用語である。脈拍を意味するドイツ語のPulsに由来しており、医療現場で使われる言葉としては他に、アネミ( Anemia貧血)、ラプ(Rupture破裂)、ニューロ(Neuro神経)などがある。 脈拍とは、心臓が拍動するたびに血管を流れる血液の波動である。通常、成人の脈拍数は安静時に1分間に60~100回程度である。脈拍数によって、心臓の状態や健康状態を判断することができる。脈拍が速い場合は、心臓が速く拍動していることを示し、心臓に負担がかかっている可能性がある。脈拍が遅い場合は、心臓がゆっくりと拍動していることを示し、心臓が十分に血液を送り出せていない可能性がある。 脈拍は、手首、首、足首などの動脈を指で押さえることで測ることができる。脈拍を測る際には、指で動脈を軽く押し当て、1分間に何回心臓が拍動するかを数える。
脳・神経

看護師必須の用語『強直間代性けいれん』

強直間代性けいれんとは、強直性けいれんが数十秒続いた後、間代性けいれんを繰り返すけいれん発作である。狭義で大発作ともいう。前兆がなく、突然、全身のけいれんを起こす。発作は1分ほどで終息するが、発作後は、意識がもうろうとしたり、眠ってしまったりすることが多い。 強直間代性けいれんは、てんかんの一種である。てんかんとは、脳の異常な電気的活動によって引き起こされる発作を繰り返す疾患である。強直間代性けいれんは、てんかんの中でも最も一般的な発作のタイプである。 強直間代性けいれんの原因は、脳の異常な電気的活動である。脳の異常な電気的活動は、脳の損傷や脳の異常な発達などによって引き起こされる。強直間代性けいれんは、てんかんの薬物治療によってコントロールできることが多い。
検査・診断

移行上皮|尿路上皮とは?

移行上皮は、表在層、中間層、基底層の3層構造をしています。表在層は、大型で幅の広い被蓋細胞(傘細胞)で構成されています。被蓋細胞は、尿の貯留によって引き伸ばされると扁平になり、尿が排出されると丸みを帯びます。中間層は、多角形の細胞で構成されており、表在層と基底層を接続しています。基底層は、立方体の細胞で構成されており、基底膜に接しています。移行上皮は、尿路上皮とも呼ばれ、腎盂、尿管、膀胱、尿道の一部の表面を覆っています。移行上皮は、臓器の拡張および収縮機能に応じて形態が変化する特徴を有しています。
呼吸器

看護師が知っておくべき気管支喘息の基本知識

気管支喘息とは、慢性気道炎症の状態となっており、発作性呼吸困難、喘鳴を来す疾患です。気管支喘息には、アトピー型と非アトピー型に分けられます。 アトピー型気管支喘息は、アトピー素因を有する者に多くみられます。アトピー素因とは、アレルギーを起こしやすい体質のことです。アトピー型気管支喘息は、ダニや花粉、ハウスダストなどのアレルゲンが気道に侵入することで発作を起こします。 非アトピー型気管支喘息は、アトピー素因を有さない者にみられます。非アトピー型気管支喘息は、風邪やインフルエンザなどの感染症、運動、寒さ、ストレスなどの刺激が気道に侵入することで発作を起こします。 気管支喘息の発作症状は、呼吸困難、喘鳴、せきなどです。呼吸困難は、息苦しさや息切れとして感じられます。喘鳴は、ゼーゼー、ヒューヒューという音として聞こえます。せきは、痰を伴うことが多いです。 気管支喘息の発作は、数分間から数時間続きます。重症の発作では、命に関わることもあります。気管支喘息の発作が起きたら、すぐに医療機関を受診することが大切です。 気管支喘息の治療は、発作を予防するための長期管理と、発作を抑えるための短期管理の2つに分かれます。長期管理には、気管支拡張薬やステロイド薬などの薬物療法が行われます。短期管理には、気管支拡張薬などの薬物療法や酸素吸入などが行われます。
アレルギー・膠原病

看護師必須!CD14とは?

CD14とは、主に単球やマクロファージに発現するタンパク質です。単球とは、血液中に存在する白血球の一種で、マクロファージとは、組織や器官に存在する白血球の一種です。CD14は、グラム陰性菌の表面に存在するリポ多糖(Lipopolysaccharide;LPS)に結合し、Toll様レセプター(Toll-like receptor;TLR)による認識を促します。TLRは、病原体の成分を認識する受容体です。LPSは、グラム陰性菌の細胞壁に存在する脂質であり、病原性の重要な因子です。CD14は、LPSを認識してTLRに結合することで、TLRを活性化し、病原体を認識するシグナルを細胞内に伝達します。このシグナルによって、貪食作用(菌やその他の固形物を取り込む作用)が促進され、貪食細胞の中で病原体が死滅します。
整形外科

看護師に必須の用語『デニス・ブラウン副子’

デニス・ブラウン副子は、1930年代に英国の整形外科医であるデニス・ブラウン卿によって開発されました。ブラウン卿は、内反足の治療に苦労しており、より効果的な方法を模索していました。ある日、ブラウン卿は、内反足の子供用の靴に金属のバーを取り付け、足の角度を調整できるようにしたところ、子供の足が正しい方向を向くようになったことに気づきました。これがデニス・ブラウン副子の原型です。 ブラウン卿は、デニス・ブラウン副子をさらに改良し、1934年に論文を発表しました。この論文は、内反足の治療に大きな注目を集め、デニス・ブラウン副子は世界中で使用されるようになりました。デニス・ブラウン副子は、内反足の治療に非常に効果的であり、現在でも広く使用されています。
その他

看護師に必須!続発性とは何か?

続発性とは、ある事柄の結果として起こることを説明する用語です。医学分野では、続発性は、別の原因によって生じた疾患、障害、症状を指すために使用されます。続発性疾患は、二次性疾患とも呼ばれ、原発性疾患とは対比されます。原発性疾患は、それ自体が原因不明の疾患であり、続発性疾患は、原発性疾患によって引き起こされる疾患です。 続発性疾患の例としては、高血圧、糖尿病、心臓病などが挙げられます。高血圧は、肥満、過食、運動不足などの生活習慣が原因となって起こることが多く、糖尿病は、遺伝的要因や食生活が原因となって起こることが多く、心臓病は、高血圧、糖尿病、喫煙、肥満などの危険因子によって起こることが多いです。 続発性疾患は、原発性疾患を治療することによって予防したり、進行を遅らせたりすることができる場合があります。また、続発性疾患そのものの治療法が開発されている場合もあります。
血液・造血

看護師が知っておきたいアルブミンについて

アルブミンは、血漿タンパクの中で最も多く存在するタンパク質であり、約60%を占めています。アルブミンは、肝臓で合成され、血液中を流れて全身の組織や細胞に栄養素や酸素を運搬します。また、アルブミンは、老廃物を回収して肝臓や腎臓に運搬し、体外に排出する役割も果たしています。アルブミンは、体液の浸透圧を維持する役割も果たしており、アルブミンの量が減ると、体液が血管外に漏れてむくみが生じやすくなります。 アルブミンは、人間の体において非常に重要な役割を果たしており、アルブミンの量が低下すると、様々な健康問題を引き起こす可能性があります。アルブミンの量が低下する原因としては、肝臓の病気、腎臓の病気、栄養失調、などが挙げられます。アルブミンの量が低下した場合は、適切な治療を受けることが大切です。
医療機器・設備・器具

GCUとは何か?看護師が知っておくべき用語

GCUとは、NICU(新生児集中治療室)で治療を受け、状態が安定した後に移され、ケアを受ける部屋のことである。継続保育室、回復治療室、発育支援室など様々な訳語が当てられる。 GCUは、NICUよりも環境が落ち着いたところにあることが多い。これは、赤ちゃんが安静に過ごせるようにするためである。また、GCUには、NICUよりも多くのスタッフがいる。これは、赤ちゃん一人ひとりに十分なケアを提供するためである。 GCUでは、赤ちゃんは引き続き医療ケアを受けることになる。しかし、NICUでの治療よりも、より穏やかなケアになることが多い。GCUでは、赤ちゃんは発育を促すためのケアを受けることになる。これは、赤ちゃんが退院後に自宅で生活できるようにするためである。 GCUでの滞在期間は、赤ちゃんの状態によって異なる。状態が安定していれば、数日から数週間で退院できる場合もある。しかし、状態が不安定な場合は、数ヶ月間GCUに滞在しなければならない場合もある。
産婦人科

腹痛の原因と対処法

腹痛とは、腹部に自覚される痛み全般を指す。腹痛は、さまざまな原因で起こり、その原因によって痛みの性質や部位は異なる。腹痛は、下痢、嘔吐、発熱などの他の症状を伴うこともある。腹痛は、比較的軽度のものから、命に関わるものまで、さまざまな程度のものがある。腹痛がひどい場合や、他の症状を伴う場合は、早めに医療機関を受診する必要がある。 腹痛には、急性腹痛と慢性腹痛の2種類がある。急性腹痛は、突然発症する腹痛で、通常は数時間から数日続く。慢性腹痛は、数週間以上続く腹痛で、通常は断続的に痛みが起こる。腹痛の原因としては、消化器系の疾患、泌尿器系の疾患、婦人科系の疾患、整形外科系の疾患など、さまざまなものがある。 消化器系の疾患では、胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、腸炎、過敏性腸症候群などが、腹痛の原因となることがある。泌尿器系の疾患では、尿路感染症、腎臓結石、尿管結石などが、腹痛の原因となることがある。婦人科系の疾患では、子宮内膜症、子宮筋腫、卵巣嚢腫などが、腹痛の原因となることがある。整形外科系の疾患では、腰痛、坐骨神経痛、椎間板ヘルニアなどが、腹痛の原因となることがある。 腹痛の症状は、痛みの性質、部位、持続時間などによって異なる。痛みの性質としては、チクチクする痛み、ズキズキする痛み、鈍痛、灼熱感などがある。痛みの部位としては、上腹部、下腹部、右下腹部、左下腹部などがある。持続時間としては、数分間から数時間、数日、数週間などがある。腹痛には、下痢、嘔吐、発熱などの他の症状を伴うこともある。
循環器

看護師必見!発作性心房細動とは?

発作性心房細動とは、心房細動の一種で、発生から7日以内に自然停止するものを指します。心房細動とは、心臓の心房が不規則に興奮し、脈拍がばらばらになる不整脈の一種です。発作性心房細動は、通常、数秒から数時間続きますが、まれに数日間続くこともあります。発作性心房細動は、心房細動の中では比較的軽症ですが、治療せずに放置すると、脳梗塞や心不全などの重篤な合併症を引き起こす可能性があります。そのため、発作性心房細動と診断された場合は、適切な治療を受けることが重要です。
脳・神経

看護師に必須!チャドック反射とは?

チャドック反射とは、バビンスキー反射の変法のひとつです。外果の下を後方から前方にこすり、母指が背屈すると陽性と判断します。正常では認められない反射であり、多くは錐体路障害で出現します。錐体路障害とは、大脳と脊髄を結ぶ神経線維が障害されることで起こる症状です。錐体路障害が起こると、随意運動の障害、筋力低下、反射亢進などの症状が現れます。チャドック反射は、錐体路障害の有無を調べるために使用される反射です。 錐体路障害は、脳卒中、脊髄損傷、多発性硬化症などの疾患によって起こることがあります。錐体路障害の症状は、障害される部位によって異なります。脳卒中では、片麻痺や構音障害などの症状が現れます。脊髄損傷では、下半身の麻痺や排尿障害などの症状が現れます。多発性硬化症では、運動障害、感覚障害、視力障害などの症状が現れます。 チャドック反射は、錐体路障害の有無を調べるために使用される反射です。チャドック反射が陽性の場合、錐体路障害がある可能性があります。錐体路障害の診断には、チャドック反射に加えて、他の神経学的検査や画像検査が必要です。
血液・造血

看護師に必須!血管炎症候群の基礎知識

血管炎症候群とは、血管そのものに炎症を起こす疾患の総称です。血管炎、全身性血管炎とも呼ばれます。血管炎症候群は、血管の内側が炎症を起こすことで、血管の壁が傷つき、血管が狭くなったり、詰まったりします。その結果、血管の血流が悪くなり、組織や臓器に酸素や栄養が行き渡らなくなります。血管炎症候群は、さまざまな症状を引き起こす可能性があります。症状は、炎症が起きている血管の種類や程度によって異なります。一般的な症状としては、発熱、疲労、体重減少、関節痛、筋肉痛、皮疹、紫斑、レイノー現象、臓器障害などがあります。血管炎症候群は、命に関わることもある深刻な疾患です。早期発見と適切な治療が重要です。血管炎症候群が疑われる場合は、すぐに医療機関を受診してください。
感染

抗体検査とは?

抗体検査とは、抗体を検体から検出することにより、過去に対象となる微生物に感染していたかどうかを診断する検査である。抗体は、感染症に対する免疫反応として、体内で産生されるタンパク質である。そのため、抗体検査は、感染症の診断や、感染症に対する免疫状態を調べるために広く用いられている。 抗体検査には、さまざまな種類があるが、代表的なものとして、酵素免疫測定法(ELISA)や、化学発光酵素免疫測定法(CLEIA)などがある。これらの検査は、採血や採尿などによって得られた検体に、抗体に対する抗体を反応させ、抗体の量を測定することで、感染症の有無や、感染症に対する免疫状態を診断する。 抗体検査は、感染症の早期診断や、感染症に対する免疫状態を調べるために有用な検査である。しかし、抗体検査は、感染症の診断に100%正確な検査ではないことに注意が必要である。感染症にかかっていても、抗体がまだ産生されておらず、抗体検査で感染症が診断できない場合がある。また、感染症にかかったことがあっても、抗体がすでに消失している場合があり、抗体検査で感染症が診断できない場合もある。
アレルギー・膠原病

ヒスタミン受容体拮抗薬のわかりやすい解説

ヒスタミン受容体は、体内にあるヒスタミンとやり取りするタンパク質の一種です。この受容体は、免疫細胞、筋肉細胞、神経細胞などさまざまな細胞で見つけることができます。ヒスタミン受容体が活性化されると、さまざまな反応を引き起こすことがわかっています。例えば、免疫細胞では炎症を促進したり、筋肉細胞では収縮を促進したり、神経細胞では神経伝達を促進したりする効果があります。 ヒスタミン受容体拮抗薬は、ヒスタミンの作用を阻害する薬剤です。この薬剤は、ヒスタミン受容体に結合してヒスタミンの活性化を防ぐことで、ヒスタミンによるさまざまな反応を抑えることができます。ヒスタミン受容体拮抗薬は、アレルギー疾患を治療するために使用されることが多く、花粉症、喘息、蕁麻疹などの症状を軽減する効果があります。
呼吸器

看護師に必須の用語『過換気症候群』とは

過換気症候群とは、呼吸が速くなりすぎてしまう病気です。呼吸が速くなりすぎると、体内の二酸化炭素濃度が下がり、さまざまな症状が現れます。過換気症候群の主な症状は、息切れ、動悸、めまい、胸痛、手足のしびれ、脱力感などです。過換気症候群は、ストレス、不安、疲労、睡眠不足、カフェインの過剰摂取などが原因で起こることが多いです。過換気症候群は、命に関わる病気ではありませんが、症状が強い場合は、医療機関を受診することが大切です。過換気症候群の治療は、原因となっているものを取り除くことが大切です。また、呼吸法を身につけたり、リラックス法を身につけたりすることも有効です。
組織・制度

看護師必須の用語『インシデント』

インシデントとは、医療現場で起こりうる医療事故や医療過誤、または、実施された結果的に患者に傷害や不利益を及ぼさなかった事象のことを指します。医療現場では「ヒヤリ・ハット」とも呼ばれています。 医療現場においては、医療ミスや医療事故が発生する可能性は常に存在しており、その潜在的な危険性を意識し、 prevenir 対策を講じることが重要です。 インシデントの事例を集計し、対策を立てることで、医療ミスや医療事故の発生を防止し、患者の安全を確保することができます。
脳・神経

看護師に必須!多臓器不全とは?

多臓器不全とは、心臓、腎臓、肺、肝臓、中枢神経などの生命維持臓器が同時に機能不全に陥る状態のことです。重症感染症、外傷、手術、薬剤の副作用など、さまざまな原因で起こり得ます。多臓器不全は、生命を脅かす非常に深刻な状態であり、早期診断と治療が重要です。 多臓器不全の症状は、臓器によって異なります。心臓の機能不全では、息切れ、動悸、胸痛、疲労感などがみられます。腎臓の機能不全では、尿量減少、浮腫、むくみなどがみられます。肺の機能不全では、息切れ、喀痰、呼吸困難などがみられます。肝臓の機能不全では、黄疸、腹水、肝硬変などがみられます。中枢神経の機能不全では、意識障害、けいれん、昏睡などがみられます。
皮膚科

褥瘡とは?原因や予防法を解説。

褥瘡は、加圧やせん断力の繰り返しにより、皮膚や組織が壊死する状態です。通常、体重が骨に対して長時間加わると発生します。褥瘡は、車いすやベッドに長時間座っている人、または動けない人によく見られます。 褥瘡は、皮膚の赤み、痛み、腫れから始まります。進行すると、皮膚が破け、深部に達する潰瘍が形成されます。また、感染症を起こしたり、骨や筋肉がむき出しになることもあります。 褥瘡のリスクを減らすためには、定期的に位置を変えたり、柔らかいマットレスを使用したりすることが大切です。また、患部を清潔に保ち、保湿剤を塗ることも有効です。
循環器

「冠状動脈疾患集中治療室」とは?

冠状動脈疾患集中治療室の目的は、心臓疾患の患者に専門的な集中治療を施すことです。冠状動脈疾患集中治療室では、急性心筋梗塞や急性心不全などの急変する疾患の患者を専門に管理しています。こうした疾患は、迅速な対応が必要なため、冠状動脈疾患集中治療室では、緊急手術や緊急心臓カテーテル治療など、すぐに対処できる体制がとられています。また、冠状動脈疾患集中治療室では、患者の状態を常に監視し、必要な処置を迅速に行うことで、患者の命を救うことを目指しています。冠状動脈疾患集中治療室は、心臓疾患の患者にとって、救命の砦となる大切な場所です。
組織・制度

小児慢性特定疾患治療研究事業とは?

小児慢性特定疾患治療研究事業は、指定された小児慢性疾患の治療方法の研究や、患者の医療費負担の軽減などを目的とした事業です。この事業は、都道府県や指定都市、中核市が運営しており、対象となる疾患は、指定された疾患のリストに掲載されているものに限られています。 この事業の対象となる疾患は、長期にわたって治療が必要なものや、治療費が高額なものなど、患者の負担が大きいものが多いです。対象となる疾患のリストは、厚生労働省によって随時更新されており、現在では、約100の疾患が指定されています。 対象疾患の治療を受けるためには、あらかじめ医療費負担軽減のための申請を行う必要があります。申請が受理されると、医療費の自己負担額が一定額に軽減されます。軽減される自己負担額は、疾患によって異なります。 小児慢性特定疾患治療研究事業は、小児慢性疾患の治療費負担を軽減し、患者の生活をサポートするために重要な役割を果たしています。
整形外科

看護師必須用語『大胸筋』

大胸筋とは、前胸部に位置する厚い扇状形の筋肉です。肩帯を形成する肩関節前方の筋肉の一つであり、上腕の内転・屈曲・内旋などを行う働きがあります。また、強制吸気をする際の呼吸補助筋の一部にもなっています。大胸筋は、鎖骨内側・胸骨と真肋の肋軟骨・腹直筋鞘から始まり、上腕骨大結節稜に向かって筋線維が収束して停止します。起始部から3つの部位にわかれており、鎖骨内側より起始する大胸筋鎖骨部、胸骨と肋軟骨から起始する大胸筋胸肋部、腹直筋鞘から起始する大胸筋腹部の3つが大胸筋を構成しています。支配神経は腕神経叢の枝である外側胸筋神経(C5-7)と内側胸筋神経(C8-Th11)です。身体の前面に位置する筋肉であり、最も目立つ筋肉であることから、上肢を使用する労働者やスポーツ選手などでは良く発達しています。