消化器

看護師必須用語『筋性防御』とは?原因や症状

筋性防御とは、腹部を触診した際、腹壁の筋肉が緊張して硬くなる内臓体性反射のことです。これは、壁側腹膜の炎症を示唆しており、腹膜炎や腹腔内出血などの疾患でみられます。筋性防御は、腹部の痛みを伴うことが多く、触診によって筋肉の緊張を認めることができます。また、筋性防御は、腹部のX線検査やCT検査でも確認することができます。筋性防御は、腹膜炎や腹腔内出血などの疾患の診断に役立ちます。また、筋性防御は、これらの疾患の重症度を評価するのにも役立ちます。
整形外科

看護師必須用語:胸郭出口症候群

胸郭出口症候群とは、胸郭出口を通る神経や血管が圧迫されて起こる症状の総称です。胸郭出口とは、第1肋骨、鎖骨、前斜角筋で構成される部分で、腕神経叢と鎖骨下動脈が通過しています。胸郭出口症候群は、これらの神経や血管が圧迫されることで、腕や手に痛み、しびれ、脱力感などの症状を引き起こします。 胸郭出口症候群は、腕を繰り返し使用する仕事をしている人や、姿勢が悪い人、首や肩にケガをした人などに多く見られます。また、生まれつき胸郭出口が狭い人も、胸郭出口症候群になりやすいと言われています。 胸郭出口症候群の症状は、神経や血管の圧迫される部位によって異なります。腕神経叢が圧迫されると、腕や手に痛み、しびれ、脱力感などの症状が現れます。鎖骨下動脈が圧迫されると、腕や手に冷感、チアノーゼ(青紫色に変色)、脈拍低下などの症状が現れます。 胸郭出口症候群と診断するためには、医師による診察と検査が必要です。診察では、腕や手の症状について詳しく聞かれるほか、腕や手の神経や血管の状態を調べるための検査が行われます。検査には、レントゲン検査、神経伝導検査、血管造影検査などがあります。 胸郭出口症候群の治療は、症状の程度や原因によって異なります。薬物療法、理学療法、手術療法などがあります。薬物療法では、痛みや炎症を抑える薬や、神経の働きを改善する薬などが使用されます。理学療法では、腕や肩の筋肉をほぐしたり、姿勢を改善するための運動が行われます。手術療法は、神経や血管の圧迫を解除するために、胸郭出口を広げる手術が行われます。
組織・制度

国際看護師協会とは?

国際看護師協会(ICN)は、世界最大の看護師団体であり、世界で初めて結成された国際的看護師団体である。1899年にスイスのジュネーブに本部を置き、設立された。ICNは、世界中130カ国の看護師協会が加盟しており、総勢1,300万人の看護師を代表している。 ICNの設立目的は、看護師の社会的地位の向上、国際的な連帯、広域及び地域社会での健康医療政策に積極的に参加することである。ICNは、看護師の専門性を守り、看護師の倫理を確立し、看護師の教育を促進するために活動している。また、ICNは、世界保健機関(WHO)や国連児童基金(UNICEF)などの国際機関と協力して、世界の健康問題の解決に取り組んでいる。
呼吸器

看護師が知っておくべき『肺挫傷』とは?

肺挫傷とは、胸部打撲や強い圧迫などの外力が肺に作用して、肺の組織が損傷する状態をいいます。肺挫傷は、交通事故や転落事故、スポーツ中の事故などで起こることが多く、重症度によって軽症から重症までさまざまです。軽症の肺挫傷は、肺の一部分に小さな傷ができる程度ですが、重症の肺挫傷になると、肺が広く損傷したり、肺がつぶれてしまうこともあります。肺挫傷になると、咳やくしゃみなどの症状が出たり、呼吸困難や胸痛を伴うこともあります。また、肺挫傷が重症になると、肺に水がたまったり、肺が感染症を起こしたりすることもあります。肺挫傷の治療は、軽症の場合は安静と鎮痛剤の投与を行います。重症の場合は、人工呼吸器による呼吸管理や、肺にたまった水を抜く手術が必要になることもあります。
検査・診断

骨髄検査ってどんな検査?

骨髄検査とは、骨を穿刺して骨髄を採取する検査のことである。骨髄液を採取する骨髄穿刺と、骨組織を含め骨髄全体を採取する骨髄生検がある。骨髄は、骨の内部にある海綿状の組織で、血液細胞を産生する役割を果たしている。骨髄検査は、血液疾患や骨髄疾患の診断や治療経過の観察のために実施される。 骨髄穿刺は、局所麻酔をして骨髄針を骨に刺して骨髄液を採取する検査である。骨髄生検は、局所麻酔をして骨髄針で骨髄を採取する検査である。骨髄針は、細い針状のもので、先端が鋭利になっている。骨髄検査は、痛みを伴う検査であるが、通常は数分程度で終了する。骨髄検査の結果は、数日後に判明する。
アレルギー・膠原病

看護師に知っておいてほしい抗アレルギー薬

抗アレルギー薬の種類 抗アレルギー薬には、第一世代、第二世代、第三世代の3種類があります。 ・第一世代抗アレルギー薬は、最も古くから使用されている抗アレルギー薬で、ジフェンヒドラミンやクロルフェニラミンなどが含まれます。第一世代抗アレルギー薬は、眠気や口の渇きなどの副作用が出やすいのが特徴です。 ・第二世代抗アレルギー薬は、第一世代抗アレルギー薬よりも副作用が少ないのが特徴です。ロラタジンやセチリジンなどが含まれます。第二世代抗アレルギー薬は、眠気や口の渇きなどの副作用が出にくく、抗ヒスタミン作用が強いのが特徴です。 ・第三世代抗アレルギー薬は、第二世代抗アレルギー薬よりもさらに副作用が少ないのが特徴です。フェキソフェナジンやデズロラタジンなどが含まれます。第三世代抗アレルギー薬は、眠気や口の渇きなどの副作用が出にくく、抗ヒスタミン作用が強いのが特徴です。
その他

看護師に知っておいてほしい『リビングウィル』

リビングウィルとは、不治の病気にかかったり傷害を受けたりした場合に、生命維持装置などによる延命治療に対して自分はどのようにして欲しいかを予め「要望書」として生前に意思表明しておくことです。尊厳死宣言や事前宣言書などとも呼ばれ、延命治療に関するものだけでなく、葬儀の方法や、臓器提供の可否などもリビングウィルのひとつと考えられています。 リビングウィルは、尊厳死と密接な関係があります。尊厳死とは、回復の見込みのない患者が、延命治療を拒否したり中止したりすることによって、死を迎えることです。リビングウィルは、尊厳死の意思を明確にするために作成されることが多く、尊厳死を希望する人が作成する場合もあります。
眼科

看護師に必須の用語『眼瞼アネミア』とは?

眼瞼アネミアの原因と症状 眼瞼アネミアの原因としては、貧血、低血圧、低体温、ショックなどが考えられます。貧血は、鉄分やビタミンB12などの不足により、赤血球の数が減少したり、赤血球の機能が低下したりして起こる病気です。低血圧は、何らかの原因で血圧が低下した状態を指し、ショックは、突然血圧が低下した状態を指します。 眼瞼アネミアの症状としては、まぶたの裏側が白っぽくなる、目のかすみ、めまい、息切れ、動悸、疲労感などがあります。貧血が原因の場合は、皮膚や爪が白っぽくなり、唇や舌が蒼白になることもあります。低血圧が原因の場合は、立ちくらみや失神を起こすこともあります。 眼瞼アネミアは、貧血や低血圧などの underlying medical condition の兆候である可能性があります。この兆候がある場合は、医師の診察を受けることが重要です。
消化器

看護師に必須の用語『肝炎』について

肝炎とは、肝臓に生じる炎症の総称で、原因によってA型肝炎、B型肝炎、C型肝炎、D型肝炎、E型肝炎などに分けられます。A型肝炎は、汚染された水を飲んだり、感染者の便に触れたりすることで感染するウイルス性肝炎です。B型肝炎は、感染者の血液や体液に触れたり、母子感染によって感染するウイルス性肝炎です。C型肝炎は、感染者の血液や体液に触れたり、母子感染によって感染するウイルス性肝炎です。D型肝炎は、B型肝炎に感染している人が、D型肝炎ウイルスに感染することで発症するウイルス性肝炎です。E型肝炎は、汚染された水を飲んだり、感染者の便に触れたりすることで感染するウイルス性肝炎です。
血液・造血

腹水検査とは?目的と方法を徹底解説

腹水検査は、腹腔内に腹水が認められる場合に、その性状を確認し原因疾患を推定する目的で行われる検査です。腹水は、通常腹腔内に存在する少量の液体のことで、様々な原因で増加することがあります。腹水検査は、腹水の原因を特定し、適切な治療を行うために非常に重要です。 腹水検査の目的は、主に以下の3つです。 1. 腹水があるかどうかを確認する。 2. 腹水の性状を調べる。 3. 腹水の原因を推定する。 腹水検査は、医師の診察や血液検査、画像検査などの結果をもとに、必要に応じて行われます。検査は、局所麻酔をして針を腹腔内に刺して腹水を採取する方法で行われます。採取した腹水を検査室で分析し、腹水の性状や原因を特定します。 腹水検査は、比較的安全な検査ですが、まれに合併症が起こる可能性があります。合併症としては、感染症、出血、腸穿孔などがあります。腹水検査を受ける前に、医師から合併症のリスクについて説明を受け、納得した上で検査を受けるようにしましょう。
眼科

看護師に必須の用語『眼圧』とは

眼圧とは、房水の循環によって常に一定に保たれる眼球内の圧力のことです。房水とは、眼球の前面にある角膜と水晶体の間に存在する液体のことです。房水は、毛様体という組織で作られ、角膜と水晶体の間に流れ出します。房水は、眼球内の圧力を一定に保ち、角膜と水晶体の形状を維持しています。眼圧は、通常10~21mmHg(水銀柱ミリメートル)です。眼圧が高くなると、眼球内の圧力が高まり、視神経が圧迫されて視野が狭くなったり、最悪の場合には失明に至ることもあります。眼圧が低くなると、眼球内の圧力が低くなり、眼球が萎縮して視力障害が起こることもあります。眼圧は、眼科医によって定期的に測定されます。眼圧が高い場合は、点眼薬や手術によって治療が行われます。
整形外科

看護師必須の用語『脱腸』とは?

脱腸とは、腹腔内臓器が脱出することです。腹腔内臓器とは、胃、腸、子宮、膀胱などのことです。脱腸は、腹壁に穴が開いたり、弱くなったりすることで起こります。腹壁とは、お腹の筋肉と皮膚のことです。穴が開いたり、弱くなると、腹腔内臓器がその穴から脱出することがあります。 脱腸は、誰でも起こり得る病気ですが、特に男性に多く見られます。また、高齢者にも多く見られます。脱腸は、ほとんどの場合、生命を脅かす病気ではありませんが、痛みや不快感などの症状を引き起こすことがあります。また、脱腸が大きくなると、腸閉塞を起こすことがあります。腸閉塞とは、腸が詰まって、食べ物が通れなくなる病気です。腸閉塞は、命に関わる病気なので、注意が必要です。
脳・神経

看護師が知っておきたい小脳の機能と特徴

小脳とは、運動機能の調節や、平衡・眼球運動の調節を司る、脳の部位の一部です。後頭部の下方に位置し、見た目はカリフラワーのような形状をしています。 小脳は、大脳皮質・脊髄・前庭神経系からの情報を受け、身体の各器官の運動機能を調整しています。小脳が正常に機能することで、なめらかに話すことや細かい動作、姿勢を保って歩くことなどが可能になっています。 小脳が損傷すると、運動失調、平衡障害、眼球運動障害などの症状が現れます。小脳の損傷は、脳卒中、外傷性脳損傷、小脳性疾患などによって引き起こされることがあります。 小脳の主な役割は、運動機能の調節、平衡の維持、眼球運動の制御です。小脳の働きが低下すると、運動失調、平衡障害、眼球運動障害などの症状が現れます。 小脳は、脳幹と大脳を結ぶ重要な部位であり、脳の機能を円滑に進めるために不可欠な役割を果たしています。
耳鼻咽喉科

看護師が知っておくべき慢性穿孔性中耳炎の基礎知識

慢性穿孔性中耳炎は、中耳炎後に鼓膜が穿孔したままの状態が続く病気です。鼓膜の穿孔のみであれば難聴を認めるも生命を脅かす危険性は少ないですが、炎症が遷延すると耳漏が持続し、さらに顔面神経麻痺、めまいや頭蓋内合併症(髄膜炎、脳膿瘍)を来すこともあります。また穿孔部位から真珠腫性中耳炎を併発することがあり注意が必要です。 慢性穿孔性中耳炎の病態と所見について説明します。急性中耳炎や外傷など鼓膜に穿孔が生じた場合、自然治癒により鼓膜は閉鎖されます。しかし穿孔が大きかったり、細菌感染を併発したりした場合は治癒が障害され、鼓膜は穿孔したままの状態となり、常に外部と交通し細菌が入りやすい状態となります。また耳管機能が悪い患者では鼓室のガス換気や貯留液の排出が悪いため、中耳炎症が遷延して本症をきたしやすいです。
組織・制度

看護師必見!医療法人について

医療法人とは、病院やクリニック・診療所、介護老人保健施設などの開設や所有を目的として、医療法の規定に基づき設立される法人のことです。医療法人制度は、1950年に医療法に導入され、医療もしくはそれに伴う行為を行う場所として開設されます。医療法人になるためには、都道府県知事の認可を必要とし、都道府県の医療審議会による判断を仰がなくてはなりません。医療法人は、個人事業としてクリニックを運営することとは、下記のような違いがあります。 ・医療機関は、患者から得る窓口負担以外は社会保険診療報酬支払基金や国民健康保険団体連合会から診療報酬として得ています。医療法人になるとこの支払基金や国保連合会からの診療報酬が一度医療法人団体に入り、医師個人には役員報酬などの給与として支払われます。 ・メリットとして、源泉徴収がなくなり、給与所得控除を受けることができます。また、理事長変更のみで相続税が不要になるため、分院や介護施設運営など事業展開が可能です。 ・デメリットとして、永続性が求められるので容易に引退や解散が許されず、監督官庁の監査は厳しく、書類作成の煩雑さは増します。また、交際費上限が設けられます。
消化器

知っておきたい!看護師に必須の用語『セロトニン』

セロトニンの働きとは? セロトニンは、別名5-ヒドロキシトリプタミン(5-HT)とも呼ばれる神経伝達物質です。セロトニンは、気分、睡眠、食欲、記憶、学習など、さまざまな機能に関与しています。 セロトニンが不足すると、気分が落ち込んだり、不眠症になったり、食欲が低下したりするなどの症状が現れます。また、セロトニンは、痛みを軽減する働きもあるため、セロトニンが不足すると、痛みを感じやすくなることもあります。 セロトニンの分泌量を増やすためには、規則正しい生活を送ったり、適度な運動をしたり、バランスのとれた食事を摂ったりすることが大切です。また、日光を浴びることで、セロトニンの分泌量を増やすことができます。 セロトニンは、私たちの健康に欠かせない神経伝達物質です。セロトニンの分泌量を増やすことで、気分を改善したり、睡眠の質を高めたり、食欲を正常化したりすることができます。
精神科

看護師が知っておくべきエスとは

エスとは、人間の精神機能を説明する言葉の一つであり、本能的な欲求や生理的衝動のことを指す。イド(id)ともいう。エスは、フロイトの精神分析理論において、人間の心の最も深い部分とされる無意識の部分に存在する。エスは、生得的なものであり、人間の行動の原動力となる。エスの欲求は、快楽原則に従っていて、その欲求が満たされないと不快感が生じる。エスの欲求は、性欲や食欲、排泄欲など、人間の生存に必要な欲求である。エスは、現実原則に従わないため、その欲求をそのまま満たすことはできない。そのため、エスは、自我や超自我によって抑制される。エスは、人間の精神機能の中で最も基本的な部分であり、人間の行動の原動力となる。しかし、エスは、現実原則に従わないため、その欲求をそのまま満たすことはできない。そのため、エスは、自我や超自我によって抑制される。
その他

看護師必須!ゲフって何の略?

ゲフには、大きく分けて3つの種類があります。 * -術中迅速病理検査(IOP)- 手術中に摘出した組織を、病理医が顕微鏡で観察して診断する検査です。IOPは、手術中に病変の性質を迅速に診断することができ、手術の方針を決定するのに役立ちます。 * -凍結切片検査(FSE)- 手術中に摘出した組織を、液体窒素で急速に凍結させ、薄くスライスして顕微鏡で観察して診断する検査です。FSEは、IOPよりも迅速に診断することができ、手術中に病変の性質をより詳細に観察することができます。 * -細胞診検査(CYT)- 手術中に摘出した組織や体液を採取し、細胞レベルで観察して診断する検査です。CYTは、腫瘍細胞の有無や種類を診断することができ、手術の方針を決定するのに役立ちます。 ゲフは、手術中に病変の性質を迅速に診断することができるため、手術の方針を決定するのに役立ちます。また、ゲフは、手術後に病変の性質を確定診断するためにも使用されます。
整形外科

知っておきたい椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアとは、椎骨の間にある椎間板の一部が脊柱管に飛び出した状態です。椎間板は、椎骨をクッションのように保護し、脊椎の柔軟性を保つ働きをしています。椎間板ヘルニアは、椎間板に過度な圧力が加わったり、加齢や姿勢の悪さなどが原因で起こります。椎間板ヘルニアになると、飛び出した部分が神経を圧迫して、痛みやしびれ、筋力低下などの症状が現れます。 椎間板ヘルニアは、腰椎や頸椎に起こることが多く、症状はヘルニアの位置や大きさによって異なります。腰椎椎間板ヘルニアの場合は、腰痛やしびれ、臀部や下肢の痛みなどが起こります。頸椎椎間板ヘルニアの場合は、首の痛みやしびれ、肩や腕の痛みなどが起こります。 椎間板ヘルニアの治療は、保存療法と手術療法があります。保存療法は、薬物療法や理学療法、運動療法などを行い、症状を軽減させることを目的とします。手術療法は、飛び出した椎間板を除去したり、ヘルニアを圧迫している部分を広げて神経の圧迫を軽減させることを目的とします。
腎・泌尿器

看護師が知っておくべき『自律神経過緊張反射(AD)』

自律神経過緊張反射(AD)とは、主に、第5~6胸髄レベルより高位の脊髄損傷患者にみられる自律神経の異常反射です。麻痺部に生じる刺激が引きがねとなって発生する、きわめて緊急な対応が必要な状況です。ADは、脊髄損傷によって中枢神経系と末梢神経系が遮断されることで、末梢神経が自律神経系によって過剰に興奮する状態となり、血圧の上昇、発汗、顔面紅潮、頭痛、心拍数の上昇、瞳孔散大などの症状を引き起こします。 ADは、脊髄損傷患者の日常生活に大きな影響を与え、生命を脅かすこともあります。ADを引き起こす可能性のある刺激としては、膀胱や直腸の過伸展、皮膚の刺激、排便や性行為などが挙げられます。ADを発症した場合は、すぐに医師の診察を受ける必要があります。治療としては、ADの原因となっている刺激を取り除き、血圧を下げる薬や鎮静薬などを投与します。 ADは、脊髄損傷患者にとって、非常につらい合併症です。しかし、適切な治療とケアを受けることで、ADの発症を予防し、症状を軽減することができます。
脳・神経

看護師に必須の用語『顔面神経麻痺』とは?

顔面神経麻痺の症状は、顔面神経が障害される部位や程度によって異なります。主な症状としては、以下のものがあります。 ・顔面の左右差顔の片側が下垂したり、しわがよったりする。 ・まぶたの閉じにくさまぶたが完全に閉じられず、眼球が露出してしまう。 ・鼻唇溝の消失鼻と口の溝が消失し、平らになる。 ・口角の下垂口角が下がり、口を閉じることが難しくなる。 ・口輪筋の筋力低下口をすぼめたり、口笛を吹いたりすることが難しくなる。 また、顔面神経麻痺には、以下の症状が伴うことがあります。 ・顔面の疼痛やしびれ ・舌の前方2/3の領域における味覚障害 ・涙腺や唾液腺の分泌低下 これらの症状は、日常生活に支障をきたすことが多く、精神的な負担も大きくなります。
医療機器・設備・器具

看護師に必須の用語『フォーリーカテーテル』

フォーリーカテーテルとは、膀胱留置用カテーテルの呼称です。尿道を介して膀胱内に留置され、尿を排出するための医療機器です。尿道に挿入し、膀胱内に留置する細い管状の医療機器であり、排尿困難や尿閉など、さまざまな泌尿器科の疾患や手術後に使用されます。留置後はバルーンに生理食塩水を注入し、膀胱内にカテーテルを固定します。 フォーリーカテーテルは、フランスの外科医であるフレデリック・フォーリーが開発したことに由来しています。フォーリーカテーテルは、尿道に挿入し、膀胱内に留置する細い管状の医療機器であり、排尿困難や尿閉など、さまざまな泌尿器科の疾患や手術後に使用されます。留置後はバルーンに生理食塩水を注入し、膀胱内にカテーテルを固定します。 フォーリーカテーテルは、さまざまな素材で作られており、それぞれにメリットとデメリットがあります。一般的には、ラテックス、シリコン、ポリウレタンなどの素材がよく使用されています。ラテックス製のカテーテルは、柔軟性があり、挿入しやすいという特徴がありますが、アレルギー反応を起こしやすいというデメリットもあります。シリコン製のカテーテルは、柔軟性があり、アレルギー反応を起こしにくいという特徴がありますが、ラテックス製のカテーテルよりも高価です。ポリウレタン製のカテーテルは、耐久性があり、感染症を起こしにくいという特徴がありますが、挿入しにくいというデメリットもあります。
内分泌・代謝・栄養

看護師必携!ホルモン基礎知識

ホルモンとは、体内のさまざまな組織や器官の間で情報を伝達する化学物質のことです。ホルモンは、内分泌腺から分泌され、血液を介して全身に運ばれます。ホルモンは、成長発育、生殖、代謝、気分など、さまざまな体の働きを調節する役割を持っています。 ホルモンには、さまざまな種類があります。代表的なホルモンには、成長ホルモン、甲状腺ホルモン、副腎皮質ホルモン、性ホルモン、インスリン、グルカゴン、副腎髄質ホルモンなどがあります。成長ホルモンは、成長発育を促進する働きがあります。甲状腺ホルモンは、代謝を調節する働きがあります。副腎皮質ホルモンは、ストレスに対抗する働きがあります。性ホルモンは、生殖機能を調節する働きがあります。インスリンは、血糖値を下げる働きがあります。グルカゴンは、血糖値を上げる働きがあります。副腎髄質ホルモンは、心拍数と血圧を上昇させる働きがあります。 ホルモンは、体の働きを調節する上で重要な役割を果たしています。ホルモンの分泌が乱れると、さまざまな病気の原因となります。例えば、成長ホルモンの分泌が不足すると、小人症になります。甲状腺ホルモンの分泌が不足すると、甲状腺機能低下症になります。副腎皮質ホルモンの分泌が不足すると、副腎皮質機能低下症になります。性ホルモンの分泌が不足すると、不妊症になります。インスリンの分泌が不足すると、糖尿病になります。グルカゴンの分泌が不足すると、低血糖症になります。副腎髄質ホルモンの分泌が過剰になると、高血圧症になります。 ホルモンは、体の働きを調節する上で重要な役割を果たしています。ホルモンの分泌が乱れると、さまざまな病気の原因となります。ホルモンの働きを理解することで、病気の予防や治療に役立てることができます。
医療機器・設備・器具

看護師に必須の知識!ネブライザーとは?

ネブライザーとは、薬液を霧状にして口や鼻から吸入する治療法のことです。気管支喘息やクループなどの疾患に用いられます。ネブライザーには、圧縮空気で霧を作る「ジェット式」、超音波で霧を発生させる「超音波式」、メッシュを使用して薬剤を霧状にする「メッシュ式」の3種類があります。ネブライザーの吸入法には、口を開けて吸入する「オープンマウス法」と、口を閉じて吸入する「クローズドマウス法」の2種類があります。