組織・制度

看護師が知っておくべきCROとは?

CRO(しーあーるおー、Contract Research Organization)とは、受託臨床試験機関のことである。CROは、製薬会社から治験業務を受託する企業である。製薬企業から治験を委託されたCROは、治験実施施設にCRAを派遣し、治験のモニタリング業務を行う。CROは、モニタリング業務以外にも、質の高い臨床試験を実施できるよう、試験実施計画書(プロトコル)を作成したり、データマネジメント(DM)・統計解析を行ったりする。 CROは、製薬会社にとって重要なパートナーである。CROは、製薬会社が自社では実施できない治験業務を代行することで、製薬会社の治験実施をサポートする。CROは、治験実施施設との窓口となり、治験の実施を円滑に進める役割も果たす。 CROの役割は、近年ますます重要になっている。それは、臨床試験が複雑化し、グローバル化しているためである。臨床試験が複雑化すると、製薬会社が自社だけで治験を実施することが困難になる。また、臨床試験がグローバル化すると、複数の国で治験を実施する必要が生じる。CROは、複数の国で治験を実施するノウハウを持っており、製薬会社のグローバルな治験をサポートすることができる。
その他

知っておきたい看護師向けMMP-3の解説

MMP-3とは、軟骨のプロテオグリカンなどを分解する酵素です。MMPは、マトリックスメタロプロテアーゼの略で、ゼラチン分解酵素の一種です。MMPは、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸など、細胞外マトリックスを構成する成分を分解する酵素であり、組織の分解やリモデリングに重要な役割を果たしています。MMP-3は、MMPの中でも特にコラーゲン分解能が高いことが知られており、関節疾患や動脈硬化などの疾患の発症に関与していると考えられています。 MMP-3は、関節軟骨の分解に関与していることが知られており、関節リウマチや変形性関節症などの関節疾患の発症に関与していると考えられています。また、MMP-3は、動脈硬化の進行にも関与していると考えられており、動脈硬化の進展を抑制することで、心筋梗塞や脳梗塞などの心血管疾患の発症を予防することが期待されています。
脳・神経

看護師が知っておくべき記憶障害の基礎知識

記憶障害とは、何らかの要因により記憶のメカニズムに障害が生じたものである。記憶障害は、多くの場合、脳の損傷によって引き起こされるが、薬物やアルコールの乱用、電気ショック療法、ストレス、精神障害などによっても引き起こされることがある。 記憶障害には、さまざまな種類がある。最も一般的なのは、短期記憶障害である。短期記憶障害とは、数秒から数分間の記憶を保持することができなくなる障害である。短期記憶障害は、脳の海馬という部分が損傷したときに起こることが多い。 もう一つの一般的な記憶障害は、長期記憶障害である。長期記憶障害とは、数ヶ月から数年間の記憶を保持することができなくなる障害である。長期記憶障害は、脳の側頭葉という部分が損傷したときに起こることが多い。 記憶障害は、日常生活に大きな影響を与える可能性がある。記憶障害のある人は、約束を忘れたり、道を間違えたり、新しいことを学ぶことが困難になったりする。また、記憶障害のある人は、集中力や注意力が低下したり、イライラしたり、うつ病になったりする可能性もある。
医療機器・設備・器具

「ネラトンカテーテル」って知ってる?

ネラトンカテーテルは、先端が鋭くないゴム製またはシリコン樹脂製のカテーテルである。19世紀のフランス人医師オーギュスト・ネラトンが開発し、彼の名前にちなんで名付けられた。ネラトンカテーテルは、尿失禁、便秘、または腸管洗浄を必要とする患者の膀胱や腸に挿入するために使用される。また、洗浄や輸液にも使用できる。ネラトンカテーテルにはさまざまなサイズがあり、患者のニーズに合わせて選択できる。挿入時の痛みを軽減するために、潤滑剤を塗布してから挿入することがある。ネラトンカテーテルは通常、短期間の使用を目的としているが、長期の使用が必要な場合もある。カテーテルを適切に管理し、感染を防ぐことが重要である。
眼科

眼球偏位:その原因と対処法

眼球偏位の原因は、外傷、斜視、斜位、頭蓋内疾患、外眼筋異常(肥大、萎縮)、眼窩炎症、動眼神経麻痺、外転神経麻痺など多岐にわたります。外傷の場合、眼窩底骨折や眼窩内出血などが原因で眼球が押し出されて偏位することがあります。斜視は、生まれつきの目の位置異常で、片方の目が内側または外側に寄っている状態です。斜位は、目の位置が上下にずれている状態です。頭蓋内疾患では、脳腫瘍や脳卒中などが原因で眼球を動かす神経が麻痺して、眼球が偏位することがあります。外眼筋異常では、外眼筋が肥大したり萎縮したりすることで、眼球が偏位することがあります。眼窩炎症では、眼窩内の炎症によって眼球が押し出されて偏位することがあります。動眼神経麻痺では、動眼神経が麻痺して、眼球を内側に動かすことができなくなります。外転神経麻痺では、外転神経が麻痺して、眼球を外側に動かすことができなくなります。
脳・神経

看護師必須の用語『ニューロレプト麻酔法』とは

ニューロレプト麻酔法とは、手術や処置中に患者を鎮静させ、痛みを和らげる麻酔法の一種です。この方法は、神経遮断薬と鎮痛薬を併用して行われ、患者は意識を保ちつつ強い鎮痛状態にさせられます。ニューロレプト麻酔法は、全身麻酔や局所麻酔に比べて、患者への負担が少なく、術後の回復も早いという特徴があります。 ニューロレプト麻酔法は、1960年代にフランスで開発された麻酔法です。当初は、外科手術や産婦人科手術で使用されていましたが、現在では、内視鏡検査や心臓カテーテル検査など、様々な処置に使用されています。ニューロレプト麻酔法は、患者への負担が少ないため、小児や高齢者にも適しています。
組織・制度

看護師必見!CRAとは?

CRA(しーあーるえー、Clinical Research Associate)とは、適切に治験(臨床試験)が行われているかモニタリングする職業のことである。臨床開発モニターや、モニターとも呼ばれる。 CRAは、治験の計画立案から実施、データ収集、解析まで、すべてのプロセスに関与する。また、治験参加者の安全と権利を守るため、治験の実施状況をモニターし、問題が発生した場合は適切な措置を講じる。 CRAの仕事は、責任が重く、幅広い知識とスキルが求められる。CRAになるには、薬学、看護学、医学などの医療系学部を卒業し、医薬品開発や臨床試験の経験を積む必要がある。また、CRAとして働くには、CRA認定試験に合格することが必要である。 CRAは、新薬の開発において重要な役割を担っている。CRAが適切に治験を実施することで、新薬の安全性と有効性が確認され、患者に安全な薬が届けられるようになる。
産婦人科

看護師に必須の用語『マンマ』を解説!

マンマとは、乳癌または乳腺外科のことである。Mammary Cancerが由来。また、乳房や幼児語でご飯を指すこともある。看護師がマンマと略して使うのは、乳癌または乳腺外科のことである。 乳癌とは、乳腺にできる悪性腫瘍のことである。乳癌は、女性のがんの中で最も多く、日本の女性の一生のがんにかかる確率の約9人に1人が乳癌である。マンマ(mammary)とは、乳房を意味するラテン語「mammae」から派生した言葉である。 乳腺外科とは、乳癌やその他の乳腺疾患を専門に扱う外科のことである。乳腺外科では、乳癌の診断、治療、経過観察が行われる。 看護師がマンマと略して使うのは、乳癌または乳腺外科のことである。看護師は、マンマの患者さんのケアを行う際に、マンマの専門的な知識が必要である。
血液・造血

看護師に必須の用語『交差適合試験』について

交差適合試験とは、患者に提供されたドナーの血液製剤が適合するか判断するための検査のことである。クロスマッチ、クロスマッチ(ング)テストともいう。血液型が同じであっても、赤血球表面の抗原が異なる場合がある。この場合、ドナーの赤血球が患者の血漿と混ざると、抗原と抗体が反応して赤血球が破壊されてしまう。これを溶血反応という。交差適合試験は、溶血反応が起こらないことを確認するために実施される。 交差適合試験には、以下の2種類がある。 * -主要交差適合試験-患者の血漿とドナーの赤血球を混ぜて、溶血反応が起こらないことを確認する検査である。 * -副交輸試験-患者の血漿とドナーの血漿を混ぜて、溶血反応が起こらないことを確認する検査である。 交差適合試験は、輸血の前に必ず実施される。交差適合試験の結果が適合していると判断されれば、輸血が行われる。
検査・診断

看護師が知っておきたい『赤血球沈降速度』

赤血球沈降速度とは、血液検査の一種です。採血した血液を一定時間放置することで、赤血球が沈殿する速度を測定します。赤血球沈降速度は、赤血球の大きさや形状、赤血球と血漿の粘度、血漿中のタンパク質濃度などによって影響を受けます。 赤血球沈降速度は、感染症、炎症、関節炎、自己免疫疾患、悪性腫瘍などの様々な疾患で上昇することがあります。また、妊娠中や出産後、月経前、激しい運動後にも上昇することがあります。 赤血球沈降速度は、疾患を診断するための補助的な検査として使用されます。赤血球沈降速度の上昇が見られた場合は、さらに詳細な検査を行う必要があります。
呼吸器

看護師必須!誤嚥とは?症状や原因、予防法も紹介

-誤嚥とは- 誤嚥とは、飲み込んだ飲食物や異物などが誤って気管に入ってしまうことを指す。誤嚥は、誰でも起こり得ることだが、特に高齢者や寝たきり患者、嚥下障害がある人などは誤嚥を起こしやすい。誤嚥を起こすと、肺炎や窒息などの重篤な合併症を引き起こす可能性がある。 誤嚥の原因としては、以下のものが挙げられる。 * 嚥下障害飲み込む力が弱まることで、飲み込んだものが気管に入ってしまう。 * 意識障害意識が低下していると、飲み込む力が低下したり、気管の保護機能が働かなくなったりすることがある。 * 誤嚥性肺炎誤嚥によって気管に異物が入り、炎症を起こす。 * 窒息誤嚥によって気管が塞がれてしまい、呼吸ができなくなる。 誤嚥を予防するためには、以下のことに注意することが大切である。 * 嚥下障害がある人は、食事の姿勢や食べ物の種類に注意する。 * 意識障害がある人は、気管内チューブを挿入するなどの処置を行う。 * 誤嚥性肺炎を予防するためには、肺炎球菌ワクチンやインフルエンザワクチンの接種を受けることが大切である。 * 窒息を予防するためには、食べ物や異物を口に入れないように注意する。
脳・神経

看護師必須の用語『傾眠』とは?

傾眠とは、意識障害(意識混濁)の程度の一つであり、周囲からの刺激があれば覚醒するが、すぐに意識が混濁する状態を指します。別名として、昏迷とも呼ばれます。傾眠は、見当識傷害(場所と時間が分からなくなる)、健忘(直前の出来事の記憶がない)、自発的運動の低下(ベッドに寝たきりの生活になりやすくなる)、摂食嚥下障害(食事は口に入れると自ら咀嚼し、嚥下できることもある)などの症状を引き起こす可能性があります。
医療機器・設備・器具

看護師に必須の用語『チェアインバス』とは?

チェアインバスとは、介護用浴槽の一種であり、専用シャワーチェアに座ったまま入浴できるという利点があります。チェアインバスは、身体に負担をかけずに安全に入浴することができ、介助する方の負担も軽減することができます。チェアインバスは、高齢者や障害のある方、ケガをしている方など、様々な方が入浴するために使用することができます。チェアインバスは、介護施設や病院だけでなく、一般家庭にも設置することができます。
脳・神経

知っておきたい! 多発性硬化症について

多発性硬化症(MS)とは、脳や脊髄にある神経を覆うミエリンと呼ばれる保護層に損傷を与える病気です。この損傷により、脳と身体の他の部分とのコミュニケーションが妨げられ、さまざまな症状を引き起こす可能性があります。MSは、最も多くの若い成人を障害にする原因となる中枢神経系の慢性疾患の1つです。中枢神経系には、脳、脊髄、視神経が含まれます。MSは通常、20歳から40歳の間に発症します。女性は男性よりも発症するリスクが高いです。 MSには、4つの主要なタイプがあります。 * 再発寛解型 (RRMS)は、最も一般的なタイプのMSであり、患者の約85%を占めています。RRMSでは、患者は発作に苦しみ、その間に症状が現れます。発作は数週間または数ヶ月続く可能性があり、その間に症状は完全に消失または部分的に回復する可能性があります。 * 二次進行型 (SPMS)は、約50%のRRMS患者が最終的に発症する進行型のMSのタイプです。SPMSでは、患者は症状が徐々に悪化するにつれて障害が増加します。 * 一次進行型 (PPMS)は、患者全体の約15%を占める、進行型のMSのもう1つのタイプです。PPMSでは、患者は症状が徐々に悪化しますが、発作はありません。 * 進行再発型多発性硬化症 (PRMS)は、進行型のMSのまれなタイプで、患者全体の約5%を占めています。PRMSでは、患者は発作を経験しますが、症状は発作の間にも徐々に悪化します。
検査・診断

看護師必須用語『標準体重』

標準体重とは、疾病予防のための目標体重として使用される理想的な体重のことです。標準体重は、身長を2乗して22を掛けた値で計算されます。例えば、身長170cmの場合、標準体重は68.2kgになります。 標準体重は、肥満や低体重を防ぎ、健康を維持するためには重要な指標です。肥満は、心臓病、脳卒中、糖尿病などの生活習慣病のリスクを高めます。また、低体重は、免疫力の低下や感染症にかかりやすくなるなどの健康問題を引き起こす可能性があります。 標準体重を維持するためには、バランスのとれた食事と適度な運動を心がけることが大切です。食事は、野菜や果物、全粒穀物、低脂肪タンパク質を多く摂り、加工食品や砂糖入り飲料は控えましょう。運動は、週に150分以上の有酸素運動と、週に2回以上の筋トレを行うことを目標にしましょう。
耳鼻咽喉科

看護師に必須の用語『オト』の意味と由来

オトは、耳鼻咽喉科の略語です。耳鼻咽喉科とは、耳、鼻、喉の病気を専門に扱う診療科のことです。オトは、英語のoto-rhinolaryngologyの頭文字を取ったものであり、oto-は「耳の」を意味する接頭語です。オトという用語は、医療業界では広く使われており、医師や看護師の間では、耳鼻咽喉科を指す際に、オトという言葉が使われることがよくあります。また、オトは、耳鼻咽喉科を受診する患者さんに対しても、耳鼻咽喉科のことを指す際に、オトという言葉が使われることがあります。
耳鼻咽喉科

看護師に必須の用語『手話』とは?

-1. 手話の定義と歴史- 手話は、主に聴覚障害者が用いる意思疎通の手段であり、手の位置や形、動きを組み合わせて表現を行う視覚的・動作的言語である。手話は、世界各国でそれぞれ独自に発達しており、その数は200以上と言われている。 手話の起源については、はっきりとしたことはわかっていないが、古代エジプトや古代ギリシャの時代には、すでに手話を用いていたという記録が残っている。日本では、1878年に京都府の盲学校で手話が導入され、その後、全国の盲学校や聾学校に広がっていった。 現在の日本では、手話は「障害者の日常生活及び社会生活を円滑にするための障害者の移動等の円滑化の促進に関する法律」によって、障害者のコミュニケーション手段の一つとして認められている。また、手話は「手話通訳士法」によって、手話通訳士という国家資格が創設されており、手話通訳士は、聴覚障害者と聴者との間のコミュニケーションを円滑にするために必要な知識と技能を有する者として認定されている。
アレルギー・膠原病

看護師が知っておきたいドライマウスについて

ドライマウスとは、口腔内が乾燥している状態である。この症状は、さまざまな原因で起こりうる。最も一般的な原因は、病気や薬剤の副作用である。糖尿病、シェーグレン症候群、HIV/エイズなどの病気は、ドライマウスを引き起こす可能性がある。抗うつ薬、抗ヒスタミン薬、降圧薬などの薬剤も、ドライマウスの副作用として知られている。加齢、飲酒、喫煙などの生活習慣も、ドライマウスを引き起こす可能性がある。ドライマウスは、口腔内の乾燥感、口渇、舌のひび割れ、口臭、味覚障害などの症状を引き起こす。ドライマウスは、歯周病や虫歯のリスクを高める可能性がある。
精神科

看護師が知っておくべきエスとは

エスとは、人間の精神機能を説明する言葉の一つであり、本能的な欲求や生理的衝動のことを指す。イド(id)ともいう。エスは、フロイトの精神分析理論において、人間の心の最も深い部分とされる無意識の部分に存在する。エスは、生得的なものであり、人間の行動の原動力となる。エスの欲求は、快楽原則に従っていて、その欲求が満たされないと不快感が生じる。エスの欲求は、性欲や食欲、排泄欲など、人間の生存に必要な欲求である。エスは、現実原則に従わないため、その欲求をそのまま満たすことはできない。そのため、エスは、自我や超自我によって抑制される。エスは、人間の精神機能の中で最も基本的な部分であり、人間の行動の原動力となる。しかし、エスは、現実原則に従わないため、その欲求をそのまま満たすことはできない。そのため、エスは、自我や超自我によって抑制される。
消化器

看護師に必須の用語『胆汁(ガーレ)』について

胆汁(ガーレ)とは、肝臓で生成される黄色がかった緑色をした液体です。胆汁は、消化を助ける役割を果たしており、特に脂肪の消化を促進する働きがあります。胆汁は、肝臓で作られた後、胆嚢に貯蔵され、食事をするときに胆嚢から放出されて十二指腸に流れ込みます。胆汁は、胆汁酸、ビリルビン、コレステロール、レシチンなどの成分で構成されています。胆汁酸は、脂肪を乳化させて消化しやすくする働きがあります。ビリルビンは、赤血球が破壊されたときに生じる色素で、胆汁に含まれると便の色を茶色に変えます。コレステロールは、細胞膜やホルモンの材料となる脂質の一種です。レシチンは、細胞膜の材料となるリン脂質の一種です。
アレルギー・膠原病

看護師が知っておきたい過敏症の基礎知識

過敏症とは、薬剤や食品などによって、通常では示さない有害な症状を来すことです。アレルギー疾患と同義です。過敏症は、免疫系の反応によって起こります。免疫系は、細菌やウイルスなどの異物を排除する働きをしています。しかし、免疫系が異物と間違えて正常な物質を攻撃してしまうと、過敏症が起こります。 過敏症の症状は、人によって異なります。鼻汁、鼻づまり、くしゃみ、結膜炎、目の掻痒感などの症状が現れることが多いです。また、蕁麻疹、湿疹、呼吸困難などの症状が現れることもあります。 過敏症の原因となる物質は、様々です。薬剤、食品、花粉、ダニ、ペットの毛などがあります。過敏症の原因物質を特定するためには、医師による問診や検査が必要となります。 過敏症の治療法は、原因物質を避けることです。また、症状を緩和するためには、抗ヒスタミン薬やステロイド薬などの薬を服用することがあります。
その他

看護師必須用語『カットダウン』とは?

カットダウンとは、切開して血管を露出させ、カテーテルを挿入する方法のことです。経皮的穿刺が困難な場合や、ラインを確実に確保したい場合に行います。通常、上腕の静脈(橈側皮静脈、尺側皮静脈、正中静脈など)を切開して行いますが、場合によっては他の部位の静脈を切開して行うこともあります。 カットダウンは、比較的簡単にできる手技ですが、合併症のリスクを十分に理解しておく必要があります。主な合併症として、感染症、出血、血腫、神経損傷などがあります。また、カテーテルの先端が血管壁を損傷する可能性もあります。 カットダウンは、医療現場でよく行われる手技ですが、合併症のリスクを十分に理解した上で、適切な手順で行うことが重要です。
小児科

看護師に必須の用語『りんご病』とは?

りんご病とは、ヒトパルボウイルスB19を病原体とした、小児期に起こる伝染性の発疹性疾患である。正式名称は伝染性紅斑であり、予後は良好で自然治癒する。感染すると顔がりんごのように赤くなるため、国内では通称「りんご病」と呼ばれている。 りんご病は、主に5~15歳の小児に多く発症する。感染経路は、飛沫感染と接触感染の2つである。飛沫感染は、感染者の咳やくしゃみなどによってウイルスが空気中に放出され、それを吸い込むことで感染する。接触感染は、感染者の血液や体液に触れることで感染する。 りんご病の潜伏期間は10~20日である。感染初期は、発熱、頭痛、筋肉痛などの症状が現れる。その後、顔面と四肢に発疹が現れる。発疹は最初、淡いピンク色であるが、次第に鮮やかな赤色になる。発疹は通常1~2週間で消えるが、まれに数ヶ月続くこともある。 りんご病は、通常、軽症で自然治癒する。しかし、妊婦がりんご病に感染すると、胎児に感染する可能性がある。胎児感染は、流産、死産、先天性異常を引き起こす可能性がある。そのため、妊婦は、りんご病の感染を避けるために注意する必要がある。
呼吸器

看護師必須の用語『肺塞栓』とは?

肺塞栓とは、静脈や心臓に形成された血栓が急激に肺動脈を閉塞し、呼吸不全および循環不全を引き起こす疾患のことである。肺塞栓症(PTE)または急性肺血栓塞栓症(APTE)とも呼ばれる。肺塞栓症は、比較的まれな疾患ではあるが、重症化すると死に至ることもある。 肺塞栓症を発症すると、肺に血液が流れにくくなり、呼吸困難や胸痛などの症状が現れる。また、血栓が肺動脈を完全に閉塞すると、肺梗塞が起こり、患部の肺組織が死んでしまうことがある。肺梗塞は、重篤な合併症であり、呼吸不全や循環不全を引き起こすことがある。 肺塞栓症の治療は、血栓を溶解する薬物を使用したり、血栓を取り除く手術を行ったりすることなどがある。また、肺塞栓症を予防するためには、血栓ができやすい人では、抗凝固薬を服用したり、弾性ストッキングを着用したりすることが推奨される。