医療機器・設備・器具

看護師に必須の用語『ホスピス」とは?

ホスピスとは、治療困難な疾患(末期がんなど)を抱える患者やその家族が快適に生活できるよう、医療ケアを提供する施設(および理念)のことです。その目的は、患者の身体的、精神的、社会的、霊的な苦痛を軽減することです。 ホスピスの理念は、「患者と家族が尊厳と安らぎをもって生活できるようにする」ことです。これは、患者の自己決定権を尊重し、患者のニーズに沿ったケアを提供することを意味します。ホスピスでは、患者と家族がケアの意思決定に参加し、ケアのプランを一緒に作成することができます。また、ホスピスでは、痛みやその他の症状のコントロールに重点が置かれ、患者のニーズに合ったケアが提供されます。
その他

看護師に必須の用語『ケモ』

化学療法、通称ケモは、抗がん剤を使用して癌細胞を破壊または制御する治療法です。抗がん剤は、がん細胞を破壊するか増殖を妨げるように設計された薬です。抗がん剤は、単独で使用することも、他の治療法と併用することもあります。 化学療法は通常、静脈内または筋肉内に注射されますが、経口で服用することもできます。化学療法は、多くの場合、数週間から数ヶ月にわたって行われます。治療の頻度と期間は、がんの種類や進行度にによって異なります。 化学療法はがんの治療に使用される最も一般的な治療法の1つです。化学療法は、がんの治癒や生存期間の延長、がんの症状の緩和に使用されます。
血液・造血

免疫抑制薬って何?

免疫抑制薬とは、体内で起こっている異常な免疫反応や炎症反応を抑える薬剤のことである。免疫抑制薬は、臓器移植後の拒絶反応や、自己免疫疾患、膠原病、悪性リンパ腫、白血病などの治療に使用される。免疫抑制薬には、ステロイド薬、アザチオプリン、シクロスポリン、タクロリムス、ミコフェノール酸モフェチルなどがある。これらの薬剤は、免疫系を抑制することで、拒絶反応や自己免疫反応を抑える効果がある。ただし、免疫抑制薬は、感染症のリスクを高めるなどの副作用があるため、医師の指示に従って服用することが重要である。
耳鼻咽喉科

看護師に必須の用語『蝶形骨』について

蝶形骨とは、頭蓋の底にある蝶が羽を広げたような形をした骨のことです。蝶形骨は、脳下垂体をはじめ、多くの重要な部分で構成されています。脳下垂体は、蝶形骨の蝶形骨洞の中にある小さな器官で、成長ホルモンやプロラクチンなどのホルモンを分泌しています。また、蝶形骨は、眼窩の後壁を形成しており、目の動きを助けています。さらに、蝶形骨には、副鼻腔の一つである蝶形骨洞があります。蝶形骨洞は、鼻腔の上部に位置しており、空気で満たされています。蝶形骨洞は、鼻腔からの感染を防ぐ働きをしています。
皮膚科

看護師に必須!疥癬とは

疥癬とは、ヒゼンダニというダニが皮膚に寄生して起こる皮膚疾患です。疥癬には通常疥癬と角化型疥癬の2種類があり、角化型疥癬は高齢者施設や病院・療養施設でたびたび流行します。 通常疥癬は、ダニが皮膚に寄生してトンネルを掘り、その中に卵を産みつけます。卵は孵化して幼虫となり、やがて成虫になります。成虫は皮膚の表面に出てきて、新しいトンネルを掘って卵を産みつけます。このサイクルが繰り返され、皮膚に疥癬の症状が現れます。 角化型疥癬は、通常疥癬を長期間放置した場合や、免疫力が低下している場合に起こります。角化型疥癬では、皮膚が厚くなり、硬くなり、黒ずみます。また、激しいかゆみと痛みを伴うことがあります。 疥癬は、疥癬に感染した人と接触することで感染します。疥癬に感染すると、1~3週間後に症状が現れます。症状には、かゆみ、発疹、水ぶくれ、かさぶたなどがあります。疥癬は、治療しないと数か月から数年間にわたって続くことがあります。
検査・診断

看護師必携の用語『酸素飽和度』とは

酸素飽和度は、赤血球中のヘモグロビンのうち、酸素と結合しているヘモグロビンの割合を示す数値です。通常は、動脈血中の酸素飽和度が測定されます。酸素飽和度は、体内の酸素の量を知るために重要な指標の一つです。正常な酸素飽和度は95~100%ですが、呼吸器疾患や循環器疾患などの病気があると酸素飽和度が低下することがあります。 酸素飽和度は、パルスオキシメーターと呼ばれる機械で測定することができます。パルスオキシメーターは、指先に装着し、光を当てて酸素飽和度を測定します。酸素飽和度は、動脈血酸素飽和度(SaO2)と末梢動脈酸素飽和度(SpO2)の2種類があります。SaO2は、動脈血中の酸素飽和度であり、SpO2は、末梢動脈中の酸素飽和度です。通常、SpO2はSaO2よりも少し低くなります。
その他

ラパロとは?看護師が知っておきたい用語

ラパロとは、ラテン語の「laparo」に由来する医療用語で、腹腔鏡を意味します。腹腔とは、胃、肝臓、胆嚢、小腸、大腸などが詰まっているお腹のスペースのことです。腹腔鏡手術とは、腹腔専用の内視鏡を挿入して行う手術のことです。 腹腔鏡手術は、メスで直接患部を切除する開腹術に比べて、手術による傷が極めて小さく、低侵襲であるため回復が早いです。腹腔鏡手術は、胆嚢摘出術、虫垂切除術、ヘルニア修復術など、さまざまな手術に使用されています。 腹腔鏡手術は、一般的に安全な手術ですが、他の外科的処置と同様に、合併症のリスクが伴います。最も一般的な合併症には、出血、感染、血栓、麻酔への反応などがあります。
脳・神経

看護師が知っておくべき『低カリウム性ミオパチー』

低カリウム性ミオパチーとは、血液中のカリウム濃度が低下することで全身に脱力が起きる疾患のことである。血液中のカリウム濃度が低下すると、筋肉の細胞が正常に機能しなくなり、脱力や麻痺などの症状が現れる。低カリウム性ミオパチーの原因として、尿路や消化器からのカリウムの喪失、副腎の原発性アルドステロン症などの内分泌障害、グリチルリチン製剤などによる偽性アルドステロン症などの薬剤誘発性などが挙げられる。低カリウム性ミオパチーの症状としては、首や手足などの全身の脱力、重症の場合は首が支えられずに垂れ下がってしまうこともある。また、2~3週間かけて徐々に症状が悪化していくのが特徴である。低カリウム性ミオパチーと症状が似ている病気として低カリウム性周期性四肢麻痺があるが、麻痺の持続時間が長いことと、クレアチンキナーゼ値の上昇が著しいことで判別できる。低カリウム性ミオパチーの治療としては、点滴によってカリウムを補うことが行われる。
脳・神経

看護師に必須の用語「錐体外路」とは?

錐体外路とは、脳から筋肉への運動指令を伝える神経系の経路のことです。錐体路とは別の経路であり、姿勢や運動に対する指令を骨格筋へ伝える役割を担っています。錐体外路は、大脳基底核、視床腹部、脳幹など複数の部位から構成されており、それぞれが微調整しながら運動を制御しています。錐体外路系に障害が生じると、振戦、筋硬直、動作の緩慢化などの症状が現れます。パーキンソン病は、錐体外路系が障害される代表的な疾患です。
血液・造血

看護師必須!腹水検査とは

腹水検査とは、腹腔内に腹水が認められる場合に、その性状を確認し原因疾患を推定する目的で行われる検査のことである。腹水とは、腹腔内に貯まる液体のことで、通常は少量しか存在しないが、何らかの原因で腹水が貯まると、腹部の膨満や圧迫感などの症状が現れる。腹水検査は、腹水の原因を診断するために行われ、腹腔内に針を刺して腹水を採取し、その性状を調べる。腹水の色、透明度、粘稠度、細胞数、タンパク質量、糖度、細菌の有無などが調べられ、原因疾患を推定する。腹水検査は、腹腔内感染症、肝硬変、心不全、腎不全、悪性腫瘍など、さまざまな疾患で実施される。
感染

看護師の知っておくべきゲンタマイシンに関する基礎知識

ゲンタマイシンとは、アミノグリコシド系に分類される抗菌薬のひとつです。細菌のタンパク質合成を阻害し、細菌を死滅させる効果があります。そのため、さまざまな感染症の治療に使用されています。 ゲンタマイシンは、1957年に発見されました。以来、世界中で広く使用されている抗菌薬のひとつです。ゲンタマイシンは、注射剤、点滴剤、軟膏剤、点眼剤などの形態で販売されています。 ゲンタマイシンは、多くの細菌に対して有効です。主な対象となる細菌は、ブドウ球菌、連鎖球菌、大腸菌、仮性結核菌、緑膿菌などです。ゲンタマイシンは、これらの細菌による感染症の治療に使用されます。 ゲンタマイシンは、強力な抗菌薬ですが、副作用も報告されています。主な副作用には、聴力障害、腎障害、神経障害などがあります。そのため、ゲンタマイシンを使用する際には、医師の指示に従い、定期的に検査を受けることが大切です。
組織・制度

看護師のための『プリセプティー』とは。

プリセプティーは、プリセプターとともに患者ケアに従事し、プリセプターから指導を受ける役割を担います。プリセプティーは、プリセプターから患者ケアに関する知識や技術を学び、患者ケアを安全かつ効果的に行う能力を身につけていきます。また、プリセプティーは、プリセプターの指導の下で、患者ケアに関連する様々な業務を経験し、看護師としての専門性を高めていきます。プリセプティーは、プリセプターとのマンツーマン方式による教育を受けることで、安心して患者ケアを学ぶことができ、リアリティショックの予防や軽減につながります。さらに、プリセプティーは、プリセプターから患者ケアに関するフィードバックを受けることで、自分の看護ケアを振り返り、改善する機会を得ることができます。
呼吸器

看護師が知っておくべき用語『息切れ』について

息切れとは、呼吸が乱れて苦しくなったり、息をすることが難しくなったりする状態のことである。息切れはさまざまな原因で起こる可能性があり、その中には肺や心臓の問題、貧血、脱水、肥満などがある。息切れは、活動中や安静時など、さまざまな状況で起こる可能性がある。息切れが持続したり、悪化したりする場合は、医師の診察を受ける必要がある。 息切れは、肺や心臓の問題のサインである可能性がある。肺の病気では、肺胞が損傷したり、気道が狭くなったりすることがあり、これが息切れにつながる可能性がある。心臓の病気では、心臓が十分に血液を送り出せなくなったり、心臓の拍動が乱れたりすることがあり、これが息切れにつながる可能性がある。息切れは、貧血のサインである可能性もある。貧血は、血液中の赤血球の数が少なすぎる状態であり、これが酸素の輸送を困難にし、息切れにつながる可能性がある。息切れは、脱水症のサインである可能性もある。脱水症は、体内の水分が不足した状態であり、これが血液量を減らし、息切れにつながる可能性がある。息切れは、肥満のサインである可能性もある。肥満は、体脂肪が多すぎる状態であり、これが呼吸器系の負担になり、息切れにつながる可能性がある。
看護技術

看護師に欠かせない用語『血圧』

血圧とは、血液が血管内を移動(血流)する際に、血管壁が受ける血液からの圧力のことである。臨床現場では血圧は動脈血圧を指し、静脈内の圧は静脈圧と呼んで区別している。血圧は、心拍出量と末梢血管抵抗を用いて計算し測定することができる。 血圧は、体のさまざまな器官や組織に血液を送り、酸素や栄養素を供給するために必要な圧力である。血圧が低すぎると、体の組織に十分な血液が送られず、酸素や栄養素が不足して、さまざまな症状を引き起こす。逆に、血圧が高すぎると、血管壁に負担がかかり、動脈硬化や脳卒中などの疾患を引き起こす。 血圧は、年齢、性別、運動状態、ストレスなどによって変動する。また、薬物や食事などの影響を受けることもある。血圧を適切に管理するためには、定期的に血圧を測定し、必要に応じて医師の指示に従って治療を受けることが大切である。
組織・制度

看護師が知っておきたい知識|救命救急センターとは

救命救急センターは、重篤な病状や怪我の患者を治療するための専門的な医療施設です。患者の状態を стабилиゼーションし、必要な処置を施し、治療の継続のために適切な医療機関に搬送する役割を果たしています。 救命救急センターの機能は、患者の状態を迅速かつ正確に評価し、適切な治療を施すことです。そのためには、24時間体制で医師や看護師が常駐し、高度な医療機器や設備が整備されています。また、患者のプライバシーを確保するため、個室や半個室の病室が用意されています。 救命救急センターは、地域の医療計画に基づき指定され、第三次救急医療機関とも呼ばれています。これは、救急医療の最高レベルの医療機関であることを意味します。救命救急センターは、救急車を呼ぶ必要のある重篤な病状や怪我の患者を受け入れています。
検査・診断

看護師に必須!『便検査』とは何かを徹底解説

便検査とは、便を検体として行われる検査のことです。便検査は、消化器系の健康状態を評価するために使用され、便中の細菌、寄生虫、血液、その他の物質を検出することができます。便検査は、下痢、腹痛、吐き気などの症状がある場合に行われます。また、特定の疾患をスクリーニングするためにも使用されます。 便検査は、検体を採取するために、便を容器に入れる必要があります。検体は、検査室に送られ、そこで顕微鏡で調べられます。便検査は、消化器系の健康状態を評価するために使用される重要な検査であり、様々な疾患の診断やスクリーニングに役立ちます。
感染

看護師必見!垂直感染とは?

垂直感染とは、病原体が親から子どもに伝播される感染様式のことです。妊娠中の胎内感染、出産時の産道感染、出生後の経母乳感染などがあります。母子感染とも呼ばれます。 垂直感染を起こしうる疾患には、風疹・梅毒・ヘルペス・B型肝炎・HIV感染症などがあります。垂直感染は、胎児や新生児の健康に重大な影響を及ぼす可能性があります。感染の種類によっては、胎児の死亡や、先天的な異常を引き起こすこともあります。また、新生児に感染した場合には、重篤な症状を引き起こす可能性があります。 垂直感染を防ぐためには、妊娠中の定期健診やワクチン接種、出産時の適切な処置などが重要です。また、母乳育児をする場合は、適切な衛生管理を行うことが大切です。垂直感染の疑いがある場合には、速やかに医療機関を受診することが大切です。
看護技術

看護師必須用語『ウォッシュクロス』とは

ウォッシュクロスとは、寝たきりなどで入浴できない患者に清拭をするときに使用する物品の一つで、清拭タオルともいいます。使用方法は、清拭時にウォッシュクロスを約50℃の湯の中ですすぎ、かたく絞った後、手に巻きつけ、石鹸を泡立てて患者の身体を拭き、汚れを落とします。石鹸清拭を行う際の必需品です。患者の清潔を保ち、爽快感を与えるため、また、高齢者など皮膚の脆弱な患者の皮膚トラブルの原因とならないよう、大きさや厚さ、柔らかさなどが重要なポイントになります。
小児科

水いぼについて知っておくべきこと

水いぼの原因はポックスウイルスの一種である伝染性軟属腫ウイルスであり、接触感染により感染します。水いぼの症状は、皮膚に小さな隆起ができて、次第に大きくなり、中央にへそができることです。水いぼは、一般的に無害で、自然に治癒しますが、かゆみや痛みを伴う場合があります。水いぼの治療法は、主に塗り薬やレーザー治療などがあります。水いぼの予防には、感染者を避けること、接触した場合は石鹸でよく手を洗うことが大切です。
呼吸器

COPD とは?原因や症状、治療法を知る

COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは、気道や肺胞の異常による慢性的な呼吸器症状を特徴とする肺疾患です。COPD の最も重要な危険因子は喫煙であり、受動喫煙やバイオマス燃料の煙を含むその他の曝露も原因となります。COPD の一般的な症状には、息切れ、咳、痰、息切れが含まれます。COPD は進行性の疾患であり、時間の経過とともに悪化する場合があります。COPD の治療法はありませんが、症状を改善し、病状の進行を遅らせるための治療法はあります。COPD の主な治療法には、気管支拡張薬、ステロイド、長期酸素療法などが含まれます。COPD 患者は、定期的に医師の診察を受け、肺の機能を監視し、治療計画を調整する必要があります。COPD は、しばしば、肺癌や心臓病などの他の病気を引き起こす可能性があるため、早期に診断して治療することが重要です。
その他

看護師に必須の用語『マグネシウム』

マグネシウムとは、細胞内に多く含まれる陽イオンであり、核酸・蛋白質・脂質の合成や、神経筋接合部などで重要な役割を果たす電解質の一つです。 человекаの中には約60%が骨に存在します。 マグネシウムは、体内でさまざまな働きをしています。 その一つは、カルシウムやリンなどのミネラルの吸収を助けることです。 また、筋肉の収縮や神経の伝達にも関与しています。 マグネシウムが不足すると、筋肉のけいれんや疲労、不眠症などの症状が現れることがあります。 摂取するマグネシウムの量については、健康な成人の場合、1日に300~400mgが推奨されています。 マグネシウムは、アーモンド、玄米、オートミール、ほうれん草、アボカドなどの食品に多く含まれています。
循環器

心電図モニターとは何か?

心電図モニターとは、心臓の電気的活動を監視するために使用される医療機器である。12の電極を体の特定の部位に取り付け、これらの電極が心臓の電気的活動を検出する。検出された電気信号はモニターに送信され、心電図波形として表示される。 心電図波形は、心臓の収縮と拡張のパターンを示している。心臓が正常に機能していれば、心電図波形は規則正しく、一定のパターンを示している。しかし、心臓に問題があると、心電図波形が不規則になったり、一定のパターンを示さなくなったりする。 心電図モニターは、心臓の健康状態を評価するために使用される。心電図波形をモニターすることで、不整脈、心筋梗塞、心不全などの心臓の異常を検出することができる。また、心電図モニターは、手術中や集中治療室での患者さんの心臓の状態を監視するためにも使用される。
消化器

ICGテストとは?肝機能を調べる検査

ICG検査とは、肝機能を調べる検査のひとつです。肝臓には、体内に取り込まれた有害な物質を分解して無害にする解毒作用があります。この解毒作用が低下すると、血液中に有害な物質が蓄積されてしまいます。ICG検査では、体内に緑色の色素であるインドシアニングリーン(ICG)を注射し、一定時間おきに採血して血液中のICG濃度を測定します。ICGは肝臓で分解されて胆汁中に排泄されるため、血液中のICG濃度を測定することで肝臓の解毒機能を評価することができます。 ICG検査は、肝機能障害の有無や程度を調べるために用いられます。また、肝臓移植後の経過観察や、肝臓がんの治療効果の判定にも用いられます。ICG検査は、比較的簡便な検査ですが、まれに注射部位の痛みや発疹などの副作用がみられることがあります。
血液・造血

看護師が知っておくべき用語『SVRI』

SVRI(えすぶいあーるあい、systemic vascular resistance index)とは、全末梢血管抵抗係数、体血管抵抗係数のことであり、末梢血管抵抗と体血管抵抗を組み合わせた指標です。全身の血管抵抗を測る指標であり、その値は、全末梢血管抵抗係数(全末梢血管抵抗×平均血圧/心拍出量)と体血管抵抗係数(体血管抵抗×平均血圧/心拍出量)の平均値です。SVRIは、末梢血管抵抗の増加や体血管抵抗の増加によって上昇します。末梢血管抵抗の増加は、交感神経の興奮や末梢血管の収縮によって起こります。体血管抵抗の増加は、動脈硬化や血管狭窄によって起こります。SVRIは、心不全やショックなどの循環器疾患の重症度を評価する指標として使用されています。