整形外科

看護師必須用語:HEPAフィルターとは?

HEPAフィルター(へぱふぃるたー、High Efficiency Particulate Air Filter)とは、直径110µm以下のガラス繊維のろ紙でできた、高い空気清浄能を持つ超高性能フィルターのことである。HEPAフィルターは、ウイルスの除去率が99.97%以上あり、新型コロナウイルス感染症の感染予防にも効果的であることが期待されている。 HEPAフィルターは、医療現場やクリーンルームなど、空気清浄度が求められる場所で使用されている。新型コロナウイルス感染症の感染予防対策として、病院や診療所、介護施設などの医療機関でも、HEPAフィルターを備えた空気清浄機が設置されていることが多い。 HEPAフィルターの性能は、ホコリやチリなどの粒子状物質を除去する「粒子状物質除去率」と、細菌やウイルスなどの生物を除去する「生物除去率」で評価される。HEPAフィルターの粒子状物質除去率は、99.97%以上と非常に高く、生物除去率も99%以上と高い。 HEPAフィルターは、空気清浄機に組み込まれて使用されることが多いが、単体で販売されており、自分で取り付けて使用することもできる。HEPAフィルターの選び方のポイントは、空気清浄機の容量と、設置場所の広さに合ったものを選ぶことである。 HEPAフィルターは、空気清浄度を向上させるのに効果的なフィルターである。新型コロナウイルス感染症の感染予防対策として、医療機関や介護施設などで使用されていることが多い。HEPAフィルターの性能は、粒子状物質除去率と生物除去率で評価される。HEPAフィルターの選び方のポイントは、空気清浄機の容量と、設置場所の広さに合ったものを選ぶことである。
検査・診断

骨髄検査ってどんな検査?

骨髄検査とは、骨を穿刺して骨髄を採取する検査のことである。骨髄液を採取する骨髄穿刺と、骨組織を含め骨髄全体を採取する骨髄生検がある。骨髄は、骨の内部にある海綿状の組織で、血液細胞を産生する役割を果たしている。骨髄検査は、血液疾患や骨髄疾患の診断や治療経過の観察のために実施される。 骨髄穿刺は、局所麻酔をして骨髄針を骨に刺して骨髄液を採取する検査である。骨髄生検は、局所麻酔をして骨髄針で骨髄を採取する検査である。骨髄針は、細い針状のもので、先端が鋭利になっている。骨髄検査は、痛みを伴う検査であるが、通常は数分程度で終了する。骨髄検査の結果は、数日後に判明する。
内分泌・代謝・栄養

看護師の知識:クボステック徴候

クボステック徴候の検査法は、ベッドサイドで簡単に実施することができる。患者を仰臥位に寝かせ、顔面神経が外耳道の直前で走行している部位を指またはハンマーで軽く叩く。すると、同側の鼻の左右両端(鼻翼)やまぶた、上唇などで筋肉がぴくぴく収縮する反射が現れる。この反射は、低カルシウム血症が原因で起こるため、クボステック徴候は低カルシウム血症のスクリーニング検査として用いられる。 クボステック徴候の検査法は、以下の手順で行う。 1. 患者を仰臥位に寝かせる。 2. 患者の顔面神経が外耳道の直前で走行している部位を特定する。 3. 指またはハンマーで、患者の顔面神経を軽く叩く。 4. 同側の鼻の左右両端(鼻翼)やまぶた、上唇などで筋肉がぴくぴく収縮する反射が現れるか観察する。 クボステック徴候は、低カルシウム血症のスクリーニング検査として有用であるが、確定診断には血液検査が必要である。
皮膚科

看護師必須用語『偽膜』について

偽膜とは、びらんが生じている粘膜表面に血漿が滲み出し、凝固壊死した結果、形成される膜状物のことです。構成物質は痂皮と同じですが、痂皮に比べて病変部が広く浅いのが特徴です。偽膜を形成する代表的な原因としては、カンジダ、ジフテリア、細菌性赤痢、クロストリディオイデス・ディフィシルなどがあります。偽膜は様々な部位に生じることがあります。例えば、口腔、咽頭、食道、胃、腸、膣などです。偽膜が形成されると、その部位の粘膜が損傷し、出血や痛みを伴うこともあります。また、偽膜が剥がれ落ちると、二次感染を起こすこともあります。偽膜の治療は、原因となっている疾患を治療することが基本です。例えば、カンジダが原因であれば抗真菌薬を投与し、ジフテリアが原因であれば抗菌薬を投与します。また、偽膜による症状を緩和するために、痛み止めや抗炎症薬を投与することもあります。
検査・診断

ウロフロ検査とは?看護師が知っておきたい基礎知識

ウロフロ検査とは、ウロフロメトリー検査の略であり、尿の流出量と流出速度を測定する検査です。尿失禁や排尿困難などの症状の原因を調べるために実施されます。 検査は、膀胱に尿管を通して専用の器具を挿入し、尿の出方を観察しながら測定します。検査中は、尿意を感じたらすぐに排尿してもらい、その時の尿の量と流出速度を測定します。また、排尿後に残っている尿の量も測定します。 検査結果は、尿失禁や排尿困難の原因を特定するのに役立ちます。また、治療の効果を評価するためにも用いられます。
組織・制度

アソシエートナースを知る

アソシエートナースとは、プリセプターナースをサポートする役目を持つ看護師のことである。プリセプターナースとは、新人の看護師を教育する役割を担う看護師のことを指す。プリセプターナースは、新人の看護師に対して、看護業務の指導や助言を行い、新人の看護師が一人前として働けるように支援する役割を担っている。アソシエートナースは、プリセプターナースの負担を軽減し、新人の看護師の教育をより効果的に行うために存在する。 アソシエートナースの役割は、主に以下の2つである。 1)プリセプターがプリセプティーの支援に対して負担を感じないよう、一定期間、プリセプターの支援を行う。 2)プリセプターと共に、プリセプティーの到達目標を設定し、達成できるように支援する。 アソシエートナースは、プリセプターナースの補助的な役割を担うことで、新人の看護師の教育をより効果的に行うことに貢献している。
循環器

アテローム:動脈の沈着物と健康への影響

アテロームとは、動脈の内膜に蓄積・沈着した堆積物のことです。プラーク、粥腫とも呼ばれます。マクロファージ、脂質、カルシウム、結合組織などが構成成分となります。沈着が進むと、次第に動脈内腔の狭小化を来し、末梢側の血流障害を起こします。 アテロームは、突然破綻することもあり、その場合は動脈の遠位側は突然血流が障害され、梗塞に陥ります。 アテロームの原因は、高血圧、高脂血症、糖尿病、肥満、喫煙、運動不足などです。これらの因子をコントロールすることで、アテロームの形成を予防することができます。
消化器

看護師必須!消化管穿孔について知ろう!

消化管穿孔とは、何らかの原因で消化管に孔が開き、腸管の内容物が腹腔内に漏れることで、腹膜炎を引き起こす疾患である。緊急手術が必要となる場合も多い。多くは、急激または持続的な腹痛によって発見される。悪心や嘔吐、食欲不振も見られ、腸音は減弱または消失する。 消化管穿孔の原因は、さまざまなものがあり、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、憩室炎、腸閉塞、外傷などがあげられる。中でも、胃潰瘍や十二指腸潰瘍によるものが最も多い。また、ステロイド薬や非ステロイド性抗炎症薬などの薬剤の使用によっても起こることがある。 消化管穿孔の症状は、腹痛、発熱、悪心、嘔吐、食欲不振などである。腹痛は、急激または持続的なもので、次第にひどくなったり、広がったりする。また、悪心や嘔吐、食欲不振も見られ、腸音は減弱または消失する。 消化管穿孔が疑われる場合は、すぐに病院を受診することが大切である。診断には、X線検査やCT検査、内視鏡検査などが行われる。治療は、基本的に手術が必要となる。手術では、穿孔部を塞いだり、腸を切除したりする。また、抗菌薬や輸液などの治療も行われる。
職種・資格

看護師必見!理学療法士(PT)とは?

理学療法士(PT)とは、国家資格を持つ医療専門家であり、医師の指示の下に理学療法を行う者を指します。理学療法とは、運動機能の回復や維持、増進を目的とした治療法であり、主に筋肉や関節を鍛える運動療法や、電気刺激やマッサージなどの物理療法などが行われます。 理学療法士になるためには、理学療法学科を有する大学または短期大学を卒業し、国家試験に合格する必要があります。国家試験は毎年2回実施されており、合格率は約70%です。理学療法士として働くためには、病院や診療所、リハビリテーションセンターなどに就職する必要があります。 理学療法士の主な仕事内容は、患者様の運動機能の評価、理学療法の計画立案、理学療法の実施などです。理学療法士は、患者様の状態に合わせて最適な理学療法を提供することで、患者様の運動機能の回復や維持、増進を目指します。
循環器

看護師が知っておくべきアテロームの基礎知識

アテローム(あてろーむ、atheroma)とは、動脈の内膜に蓄積・沈着した堆積物のことである。プラーク、粥腫ともいう。マクロファージや脂質、カルシウム、結合組織などが構成成分となる。沈着が進むと次第に動脈内腔の狭小化を来し、末梢側の血流障害を起こす。 アテロームは、突然破綻することもあり、その場合は動脈の遠位側は突然血流が障害され、梗塞に陥る。アテロームの形成は、動脈硬化の初期段階であり、動脈硬化が進行すると、アテロームはより大きくなり、プラークと呼ばれるようになる。プラークは、動脈の内腔を狭くし、血流を阻害する。 アテロームの形成は、様々な要因が関与していると考えられている。その中でも、高血圧、糖尿病、脂質異常症、喫煙などの生活習慣病は、アテロームの形成を促進する。また、遺伝的な要素もアテロームの形成に関与していると考えられている。 アテロームの治療は、生活習慣の改善と薬物治療が中心となる。生活習慣の改善としては、高血圧、糖尿病、脂質異常症の治療、禁煙、適度な運動、健康的な食事などが挙げられる。薬物治療としては、スタチン系薬剤、抗血小板薬、抗凝固薬などが使用される。 アテロームの予防は、生活習慣の改善が重要である。高血圧、糖尿病、脂質異常症の治療、禁煙、適度な運動、健康的な食事を心がけることで、アテロームの形成を防ぐことができる。
産婦人科

看護師に必須の用語:排卵誘発法

排卵誘発法とは、何らかの理由により排卵障害を抱えている女性に対して、薬物投与などによって卵胞の発育を促し、排卵を誘発させる治療法です。排卵障害は、女性不妊の原因の一つであり、排卵誘発法は、不妊治療の第一選択として行われます。 排卵誘発法は、薬物投与による方法と、手術による方法とがあります。薬物投与による方法には、経口排卵誘発剤や注射排卵誘発剤などがあります。経口排卵誘発剤は、クロミフェンやタモキシフェンなどの薬剤を服用することで、卵巣の機能を刺激して卵胞の発育を促します。注射排卵誘発剤は、ゴナドトロピンやFSHなどの薬剤を注射することで、卵胞の発育を促し、排卵を誘発します。 手術による排卵誘発法には、腹腔鏡下卵巣穿刺術や卵巣切開術などがあります。腹腔鏡下卵巣穿刺術は、腹腔鏡を用いて卵巣を穿刺し、卵胞を直接吸引する方法です。卵巣切開術は、卵巣を切開して、卵胞を取り出す方法です。 排卵誘発法は、不妊治療の第一選択として行われますが、卵巣過剰刺激症候群などの副作用のリスクも伴います。そのため、排卵誘発法を行う前に、医師とよく相談することが大切です。
検査・診断

看護師に必須の検査「ワイル・フェリックス反応」

ワイル・フェリックス反応とは、リケッチア感染症に対して行われるスクリーニング検査です。リケッチア感染症患者の血清は、疾患に応じてプロテウス属(ヒトの腸内に常在するグラム陰性桿菌の一つ)のOX-19株、OX-2株、OX-K株に対して凝集素を持つことが知られています。この性質を生かし、凝集反応の有無によって診断する検査がワイル・フェリックス反応です。 ワイル・フェリックス反応は、1916年にオーストリアの医師ワイルとイギリスの細菌学者フェリックスによって開発されました。この検査は、チフス、パラチフス、ロッキー山紅斑熱などのリケッチア感染症の診断に広く使用されてきました。しかし、近年では、より特異性の高い検査法が開発されたため、ワイル・フェリックス反応の使用頻度は減少しています。 ワイル・フェリックス反応は、比較的簡便な検査であり、短時間で結果が得られるという利点があります。しかし、他のリケッチア感染症との交差反応を起こすことがあるため、診断の確定には他の検査との併用が必要となります。
脳・神経

バレー徴候とは?

バレー徴候とは、手足の軽い麻痺(錐体路障害)を見出す検査の際に、麻痺を起こした上下肢に認める症状のことである。本検査はバレー試験と呼ばれ、脳梗塞、脳出血、その他の錐体路障害を来す疾患を調べる目的で行われる。 バレー徴候は、フランスの神経学者ジャン=アントワーヌ・バレーが1890年に発表した論文で初めて報告された。バレーは、脳卒中を患った患者を診察している際に、麻痺を起こした手足を動かそうとすると、反対側の手足が不随意に動くことに気づいた。この現象は、バレー徴候と呼ばれ、錐体路障害の重要な徴候とされている。 バレー徴候は、錐体路障害を来す疾患の診断に有用である。錐体路は、脳と脊髄を結ぶ神経線維であり、運動や感覚を制御している。錐体路が障害されると、運動麻痺や感覚障害が生じる。バレー徴候は、錐体路障害の程度を評価するために使用されることが多い。 バレー徴候は、脳卒中、脳出血、外傷性脳損傷、脊髄損傷、多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症などの疾患でみられる。バレー徴候がみられた場合は、錐体路障害を来す疾患が疑われるため、詳細な検査が必要である。
眼科

看護師に必須の用語『眼底検査』とは?

眼底検査とは、瞳孔を通して眼底(網膜および視神経乳頭)を観察・評価する検査のことです。主に血管、網膜の状態、視神経を観察します。眼底検査は、眼科で行う一般的な検査で、目の健康状態を調べるために使用されます。眼底検査では、医師は患者の瞳孔を広げる目薬を使用し、その後、眼底を検査するための特別な機器を使用します。眼底検査は、目の健康状態を調べるために使用されるだけでなく、糖尿病や高血圧などの全身疾患の徴候を調べるためにも使用されます。
感染

看護師に必須の用語『狂犬病』

狂犬病とは、狂犬病ウイルスを保持するさまざまな哺乳類動物(イヌ、ネコ、コウモリなど)に噛まれたり引っ掻かれたりすることで起こる感染症です。人畜共通感染症の一つであり、全数報告対象である4 類感染症に定められています。 狂犬病ウイルスは、動物の唾液を介して感染します。狂犬病ウイルスに感染した動物が人を噛んだり引っ掻いたりすると、ウイルスが傷口から体内に侵入します。ウイルスの潜伏期間は数日から数ヶ月と幅広く、平均的には2~3ヶ月です。潜伏期間中は、通常は症状は現れません。 潜伏期間が過ぎると、狂犬病の症状が現れます。初期症状は、発熱、頭痛、筋肉痛、食欲不振などの一般的なインフルエンザ様の症状です。その後、数日~数週間かけて症状が進行し、不眠、興奮、幻覚、けいれん、麻痺などの神経症状が現れます。最終的には、呼吸不全や心不全で死亡します。 狂犬病を発症すると、ほとんどの場合死亡します。現在のところ、狂犬病に特効薬はありません。治療法としては、支持療法とワクチン接種が行われます。支持療法とは、症状を緩和するための治療法であり、ワクチン接種とは、狂犬病ウイルスに対する免疫力を獲得するための治療法です。 狂犬病は、ワクチン接種によって予防することができます。狂犬病ワクチンは、犬や猫などのペットに接種することが義務付けられています。また、狂犬病の流行地域に旅行する際には、渡航前に狂犬病ワクチンを接種することが推奨されています。
呼吸器

看護師必須の用語『ゴロ音』とは

ゴロ音とは、貯痰音が発生することによって生じる音のことである。貯痰音とは、呼吸によって気管に入ってきた異物や粘膜から分泌される粘液が排出されずに留まることによって生じるものである。ゴロ音は、咽頭ゴロ音やガラガラ音とも呼ばれる。 ゴロ音は、気道に異物や粘液が貯留することで、気流が乱れて発生する。ゴロ音は、その音によって、気管支炎、肺炎、肺水腫などの呼吸器疾患の診断に役立てることができる。また、ゴロ音が聴取される部位によって、気道のどの部位に異物や粘液が貯留しているのかを推測することができる。 ゴロ音を聴取する際には、聴診器を患者の胸壁に当てて、呼吸音や心音などの他の音を聞き分けることが重要である。ゴロ音は、呼吸音や心音よりも低い音であることが多いため、注意深く聴く必要がある。 ゴロ音が聴取された場合は、気道の異物や粘液を除去するために、去痰薬や気管支拡張薬などの薬剤を投与することがある。また、ゴロ音が重症の場合は、気管支鏡検査や気管切開術などの外科的治療が必要となる場合もある。
検査・診断

看護師必須用語:低血糖

低血糖とは、血糖値が生理的範囲(体が正常に機能できる状態)を超えて低下した状態です。なお、一般的に空腹時血糖値が70~109(mg/dL)以下の場合、低血糖と診断されます。低血糖は、インスリンやスルホニル尿素などの薬を服用している糖尿病患者に多くみられますが、糖尿病患者以外でも、飢餓、アルコール摂取、肝機能障害、腎機能障害、内分泌疾患などによって起こることもあります。 低血糖の症状は、血糖値の低下に応じて段階的に現れます。初期症状としては、空腹感、倦怠感、頭痛、発汗、脈拍の増加、手足の震えなどがあります。進行すると、意識障害、けいれん、昏睡に至ることもあります。 低血糖の治療は、原因となっている疾患の治療と、血糖値を上昇させるための処置が中心となります。血糖値を上昇させるためには、砂糖やブドウ糖を摂取したり、グルカゴンを注射したりします。重症の場合には、点滴での輸液や入院治療が必要になることもあります。 低血糖は、適切な治療を受けなければ、重篤な合併症を引き起こす可能性があります。そのため、糖尿病患者や低血糖を起こしやすい人は、日頃から血糖値をコントロールし、低血糖の発症を防ぐことが大切です。
消化器

知っておきたい!看護師必須の用語『逆流性食道炎』

逆流性食道炎とは、胃食道逆流症(GERD)の一種で、酸性の胃内容物が食道や口腔内に逆流し、胸焼けなどを呈し、内視鏡検査で粘膜障害を認める状態のことです。GERDは、食道と胃の間に位置する下部食道括約筋(LES)が機能不全に陥り、胃の内容物が食道に逆流する状態です。逆流性食道炎は、GERDの中でも、食道の粘膜に炎症やびらんが生じている状態を指します。逆流性食道炎は、胸焼け、呑酸(呑み酸)、胸痛、咳嗽、咽頭痛、嗄声などの症状を引き起こします。また、逆流性食道炎が続くと、食道がんのリスクが高まることも知られています。
呼吸器

人工呼吸器の換気モード:基礎知識と分類

換気モードとは、患者の人工呼吸器による換気方法のことです。換気モードは、患者の呼吸状態や疾患によって選択されます。換気モードには、以下のものがあります。 ・ACモード(Assist Control) ・SIMVモード(Synchronized Intermittent Mandatory Ventilation) ・PSVモード(Pressure Support Ventilation) ・PCVモード(Pressure Control Ventilation) 人工呼吸器は、患者の肺に空気を取り入れることで呼吸を補助します。人工呼吸器は、患者の呼吸状態に応じて、換気モードを切り替えることで、患者の呼吸をより効果的に補助することができます。
その他

看護師に必須の用語『陳旧性』とは

陳旧性とは、医療現場において時間の経過の程度を表す言葉である。急性期や亜急性期よりも時間が経過した状態を指す。陳旧性の期間は、疾患や病態によって異なるが、一般的には3か月以上経過した状態を陳旧性と呼ぶことが多い。 陳旧性に至るまでの経過期間は、疾患や病態によって大きく異なる。例えば、急性心筋梗塞の場合、発症から3か月以内の状態を急性期、3か月以上経過した状態を陳旧期と呼ぶ。一方、慢性閉塞性肺疾患(COPD)の場合、発症から数年以上経過した状態を陳旧期と呼ぶことが多い。
その他

看護師のためのジャパンコーマスケール

ジャパンコーマスケール(Japan Coma Scale)とは、日本で最も普及している意識障害の評価方法です。JCS(Japan Coma Scale)とも呼ばれ、3-3-9度方式ともいいます。JCS 300のような形で表現されます。JCSは、刺激を加えたときに、どの程度反応したり覚醒したりするかを調べる方法です。JCSは、主に、脳卒中や頭部外傷などの脳の損傷による意識障害の程度を評価するために使用されます。また、鎮静薬や麻酔薬などの薬物の影響による意識障害の程度を評価するためにも使用されます。JCSは、意識障害の程度を評価するために、医師や看護師によって使用されます。
消化器

看護師に必須の用語『多臓器不全』とは

多臓器不全とは、心臓、腎臓、肺、肝臓、中枢神経などの生命維持臓器が進行性の機能障害を起こす状態です。また、凝固系、免疫系、内分泌系などの生理学的システムの機能障害も含みます。この状態は、多臓器不全症候群(MOF)または多臓器障害(MODS)とも呼ばれます。 多臓器不全は、重篤な感染症、外傷、大手術、火傷など、さまざまな原因で起こり得ます。これらの原因は、臓器に直接損傷を与えるか、全身の炎症反応を引き起こして臓器の機能を損なうことで、多臓器不全を引き起こします。 多臓器不全は、さまざまな症状を引き起こします。主な症状としては、呼吸困難、低血圧、尿量減少、黄疸、意識障害などがあります。多臓器不全は、早期に適切な治療を受けなければ、死に至ることもあります。 多臓器不全の治療は、原因の治療と支持療法の2つに分かれます。原因の治療は、感染症の場合には抗生物質、外傷の場合は手術、火傷の場合は傷の処置などを行います。支持療法は、人工呼吸器、透析、輸血などを行い、臓器の機能をサポートします。 多臓器不全は、重篤な疾患ですが、早期に適切な治療を受ければ、救命できる可能性があります。多臓器不全の予防のためには、感染症を予防し、外傷や火傷のリスクを減らすことが重要です。
その他

看護師必見!コンセンサスとは?

治療におけるコンセンサスの重要性 看護師は、患者とその家族とコミュニケーションをとる際に、医学的な用語や治療法についての情報を共有することが求められます。その際に、重要なのが「コンセンサス」です。コンセンサスとは、意見の一致のこと。治療の基本的な考え方といった意味でも使われることがあり、「コンセンサスを得る」などと使います。 治療においてコンセンサスが重要である理由は、以下の3つです。 1つ目は、患者の理解と同意を得るためです。患者は、自分の病状や治療法について正しく理解し、その上で同意した上で治療を受ける必要があります。そのためには、看護師が患者の状態や治療法についてわかりやすく説明し、患者の質問に応える必要があります。 2つ目は、治療の有効性を高めるためです。患者の状態や治療法について、患者と看護師の間にコンセンサスがあることで、治療への患者の協力度が高まり、治療の有効性が高まります。 3つ目は、医療費の削減につながるためです。コンセンサスがあることで、不必要な検査や治療を避けることができ、医療費の削減につながります。 コンセンサスを得るためには、看護師が患者の話をよく聞き、患者の状態や治療法についてわかりやすく説明する必要があります。また、患者の質問に応え、患者の不安や疑問を解消することが大切です。
腎・泌尿器

性器ヘルペスとは?原因・症状・治療法を解説

性器ヘルペスの原因は単純ヘルペスウイルス(HSV)の感染です。HSVには、主に性器に感染するHSV-2と、主に口やのどに感染するHSV-1の2種類があります。性器ヘルペスの感染経路は、主に性行為です。HSV-2は、性器の接触による感染がほとんどですが、HSV-1は、性行為以外にも、口唇ヘルペスなどのHSV-1感染者とのキスや食器などの共有による感染もあります。性器ヘルペスの感染は、ウイルスが皮膚や粘膜の損傷部から侵入して起こります。感染後は、主に感覚神経節に潜伏感染します。潜伏感染してから症状が出るまでの期間は、個人差があり、数週間から数年とさまざまです。