検査・診断

看護師知っておきたい「ヘモグロビン」

ヘモグロビンの役割を知る ヘモグロビンは、体内の各組織に酸素を運ぶはたらきをする複合タンパク質です。ヘモグロビンは、赤血球に含まれる鉄を含むタンパク質で、酸素と二酸化炭素を結合したり、放出したりすることができます。酸素は肺から取り込まれ、ヘモグロビンと結合して体内の各組織に運ばれます。二酸化炭素は体内の各組織から発生し、ヘモグロビンと結合して肺に運ばれ、排出されます。 ヘモグロビンは、体内で酸素を運搬する重要な役割を果たしています。ヘモグロビンが不足すると、酸素が体内の各組織に十分に運搬されなくなり、貧血になります。貧血は、疲労感、息切れ、動悸、めまいなどの症状を引き起こします。 ヘモグロビンの基準値は、男性で14~18g/dL、女性で12~16g/dLです。ヘモグロビンの値が基準値よりも低い場合は、貧血の可能性があります。貧血の原因は、鉄分不足、ビタミンB12不足、葉酸不足、慢性疾患などがあります。貧血が疑われる場合は、医師に相談して検査を受けましょう。
整形外科

看護師必須!穿刺の基礎知識

穿刺とは、血液や体液、細胞などの採取のために、体外から血管、体腔内、内臓に針を刺すことである。穿刺は、医療行為として行われることが多く、医師や看護師が行う。穿刺には、静脈穿刺、動脈穿刺、硬膜外穿刺、腹腔穿刺など、さまざまな種類がある。静脈穿刺は、静脈に針を刺して血液を採取する方法である。動脈穿刺は、動脈に針を刺して血液を採取する方法である。硬膜外穿刺は、脊椎の硬膜外腔に針を刺して薬剤を注入する方法である。腹腔穿刺は、腹部に針を刺して腹水を採取する方法である。穿刺は、医療行為として行われることが多く、医師や看護師が行う。
医療機器・設備・器具

メイヨーとは?|外科医が使う手術用剪刀

メイヨーとは、手術用剪刀のひとつです。刃が分厚く頑丈な造りなので、皮膚などの比較的固めの組織を切る場合に使われることが多いです。整形外科領域で使用頻度が高いです。 メイヨーは、アメリカ人の外科医、チャールズ・H・メイヨーによって開発されました。メイヨーは、1889年にミネソタ州ロチェスターにメイヨークリニックを設立し、そこで数多くの外科手術を行いました。メイヨーは、手術中に使用する道具に改良を加え、その中にメイヨーも含まれていました。 メイヨーは、1939年に亡くなりましたが、彼の開発した道具は現在でも世界中で使用されています。メイヨーは、外科手術に欠かせない道具であり、患者の安全と手術の成功に貢献しています。
アレルギー・膠原病

看護師必見!CD8とは?

CD8は、細胞傷害性T細胞(キラーT細胞)のマーカーです。T細胞は胸腺で発生し、T細胞レセプター(TCR)を持つリンパ球です。抗原刺激を受けて活性化したエフェクターT細胞は、免疫系で多彩な機能を発揮します。T細胞は機能面から、異なる2つのサブセット(ヘルパーT細胞とキラーT細胞)に大別されます。CD8抗原を発現するCD8+T細胞は、MHCクラスⅠ分子に提示された抗原を認識し、活性化することで、細胞傷害性T細胞(キラーT細胞)に分化して、ウイルス感染細胞や腫瘍細胞の排除に当たります。
消化器

ICGテストとは?肝機能を調べる検査

ICG検査とは、肝機能を調べる検査のひとつです。肝臓には、体内に取り込まれた有害な物質を分解して無害にする解毒作用があります。この解毒作用が低下すると、血液中に有害な物質が蓄積されてしまいます。ICG検査では、体内に緑色の色素であるインドシアニングリーン(ICG)を注射し、一定時間おきに採血して血液中のICG濃度を測定します。ICGは肝臓で分解されて胆汁中に排泄されるため、血液中のICG濃度を測定することで肝臓の解毒機能を評価することができます。 ICG検査は、肝機能障害の有無や程度を調べるために用いられます。また、肝臓移植後の経過観察や、肝臓がんの治療効果の判定にも用いられます。ICG検査は、比較的簡便な検査ですが、まれに注射部位の痛みや発疹などの副作用がみられることがあります。
循環器

12誘導心電図がわかる!看護師のための基礎知識

12誘導心電図とは、心臓の電気的活動を12個の異なる角度から記録する検査法です。これにより、心臓のさまざまな部位の動きを調べ、異常を検出することができます。12誘導心電図は、胸痛、息切れ、動悸などの症状がある場合や、心臓病のスクリーニング検査として行われます。 12誘導心電図は、12本の電極を体の特定の部位に取り付けて行われます。電極は、胸、腕、足に装着され、心臓の電気信号を記録します。記録された電気信号は、心電図と呼ばれるグラフに表示されます。心電図には、心臓の拍動のリズム、心拍数、心筋の肥大、虚血、心筋梗塞などの異常が反映されます。 12誘導心電図は、心臓の電気的活動を評価するのに有用な検査です。しかし、12誘導心電図だけで心臓病を診断することはできません。他の検査と組み合わせて、心臓病の診断に役立てられます。
消化器

看護師必見!イレウスとは?

イレウスとは、腸管運動の障害により、腸内容物の運搬がうまくいかない状態のことをいいます。別名では「腸閉塞」とも呼ばれています。イレウスには、機械的イレウスと機能的イレウスの2種類があります。機械的イレウスとは、腸管内や腸管の外に何らかの障害物があり、腸内容物の通過を妨げている状態をいいます。一方、機能的イレウスとは、腸管の運動が低下または停止している状態をいいます。イレウスは、さまざまな原因で起こり得ますが、一般的な原因としては、ヘルニア、腫瘍、異物、炎症、手術、薬物などが挙げられます。イレウスの症状は、腹痛、嘔吐、便秘、下痢、腹部膨満感などです。イレウスが疑われる場合は、速やかに医療機関を受診することが大切です。イレウスの治療は、原因に応じて異なりますが、一般的には、原因となっている障害を取り除く手術や薬物療法などが行われます。
その他

看護師が知っておきたい『吐き気(嘔気)』について

吐き気とは、嘔吐しそうな不快感のことである。嘔気ともいう。吐き気は、様々な原因で起こり得る。例えば、乗り物酔い、食べ過ぎ、二日酔い、妊娠、病気などである。吐き気は、通常は一時的なものであり、自然に治まる。しかし、中には、慢性的な吐き気に悩まされる人もいる。このような場合は、医師の診察を受ける必要がある。 吐き気を催す主な原因には、以下のものがある。 * 乗り物酔い * 過食 * 二日酔い * 妊娠 * 病気(胃腸炎、インフルエンザ、尿路感染症など) * 薬の副作用 吐き気が続く場合や、嘔吐を伴う場合は、医師の診察を受ける必要がある。医師は、吐き気の原因を特定し、適切な治療法を決定する。吐き気を和らげるために、医師は吐き止め薬を処方したり、食事や生活習慣についてアドバイスしたりする。
消化器

看護師に必須の用語『鉄分』

鉄分とは、生物に必須な微量元素であり、体内で様々な役割を果たしています。鉄分は酸素を運ぶヘモグロビンや、エネルギーを産生するミトコンドリアの酵素の構成成分であり、また免疫機能や認知機能を担う酵素の構成成分でもあります。鉄分は、鉄分の吸収を助けるビタミンCや、鉄分を貯蔵するフェリチンと相互に作用して、体内でバランスを保っています。 鉄分の重要性は、貧血を防ぐことです。貧血は、鉄分が不足することで起こる症状で、息切れ、動悸、倦怠感などの症状が現れます。また、鉄分は、免疫機能や認知機能を正常に保つためにも重要です。鉄分が不足すると、免疫機能が低下し、感染症にかかりやすくなったり、疲労感や集中力の低下などの症状が現れたりします。また、鉄分は、胎児の発育や、子どもの成長にも重要です。
皮膚科

看護師に必須!皮膚科の用語『デルマ』とは?

デルマとは、皮膚科のことである。ドイツ語のDermatorogieに由来し、英語ではdermatology(ダーマトロジー)という。デルマは、皮膚の構造、機能、疾患などを研究する学問である。皮膚は、人体の最大の臓器であり、外からの刺激から身体を守ったり、体温を調節したり、老廃物を排出したりするなどの重要な役割を果たしている。デルマでは、皮膚に関する様々な疾患、例えば、アトピー性皮膚炎、乾癬、白癬、水虫、帯状疱疹、とびひ、いぼ、巻き爪、皮膚癌などを診断、治療する。また、レーザー治療、ボトックス注射、ヒアルロン酸注射など、美容皮膚科に関する診療も行う。
消化器

看護師必須用語!『肝臓』について

肝臓とは、腹腔内にある臓器で、主に体内の代謝に関わっています。その機能には、栄養の分解・合成、貯蔵、消化酵素の分泌、解毒などがあります。肝臓は、血液を浄化したり、栄養素を貯蔵したり、胆汁を生成したりするなど、重要な役割を担っています。肝臓は、右上腹部にある臓器で、体重の約2%を占めています。肝臓は、肝細胞、胆管、血管、結合組織で構成されています。肝細胞は、肝臓の主な細胞であり、栄養の分解・合成、貯蔵、解毒などを行います。胆管は、胆汁を肝臓から胆嚢や十二指腸に運ぶ管です。血管は、肝臓に血液を送ったり、肝臓から血液を回収したりする役割を果たしています。結合組織は、肝臓の細胞や血管を支えています。
検査・診断

内臓脂肪とは?肥満と肥満症の違い

-内臓脂肪とは?- 内臓脂肪とは、内臓の周りに蓄積した脂肪のことです。皮下脂肪は、皮膚の下に蓄積した脂肪のことです。内臓脂肪は、皮下脂肪よりも危険な脂肪です。なぜなら、内臓脂肪は、心臓病、脳卒中、糖尿病、高血圧などの生活習慣病のリスクを高めるからです。 内臓脂肪は、男性よりも女性に多く蓄積されます。また、年齢とともに内臓脂肪は増加します。内臓脂肪を減らすためには、食事療法と運動療法が必要です。食事療法では、カロリーや脂質を制限することが大切です。運動療法では、有酸素運動を定期的に行うことが大切です。
腎・泌尿器

看護師が知っておくべき高尿酸血症の基礎知識

高尿酸血症とは、血中の尿酸値が7.0mg/dLを超えた状態のことです。尿酸は、プリン体という物質が分解されて生成される老廃物で、通常は腎臓から尿中に排泄されます。しかし、尿酸の産生量が多すぎたり、排泄量が少なかったりすると、血液中の尿酸値が上昇して高尿酸血症を発症します。 高尿酸血症は、生活習慣病の一つとされており、肥満、高血圧、糖尿病などのリスクを高めることがわかっています。また、痛風や腎臓結石などの原因にもなります。高尿酸血症の治療としては、食事療法や運動療法、薬物療法などが行われます。食事療法では、プリン体を多く含む食品を控えることが大切です。プリン体は、レバー、あん肝、魚卵、干しシイタケ、煮干しなどの食品に多く含まれています。運動療法では、適度な運動を定期的に行うことが大切です。運動は、尿酸の排泄を促進し、体重を減らす効果があります。薬物療法では、尿酸の産生を抑制する薬や、尿酸の排泄を促進する薬などが使用されます。
その他

看護師が知っておくべき用語『ナトリウム』について

ナトリウムとは、電解質の一種であり、細胞外液中の陽イオンの90%を占めています。血漿浸透圧、酸塩基平衡、細胞外液量の調整に重要な役割を果たしています。ナトリウムの血漿浸透圧は、2×(Na+K) 〔mmol/L〕+グルコース〔mg/dL〕/18+BUN〔mg/dL〕/2.8と計算されます。 ナトリウムは、細胞外液量を調整することで、血圧を維持するのに役立っています。また、筋肉の収縮や神経の伝達にも関与しています。ナトリウムの濃度が正常範囲から外れると、様々な症状が現れます。ナトリウム濃度が低いと、低ナトリウム血症となり、倦怠感、吐き気、嘔吐、意識障害などの症状が現れます。ナトリウム濃度が高いと、高ナトリウム血症となり、喉の渇き、脱水症状、筋肉の痙攣、意識障害などの症状が現れます。
皮膚科

看護師が知っておくべきアトピー性皮膚炎とは?

アトピー性皮膚炎とは、増悪・寛解を繰り返す掻痒のある湿疹を主病変とする疾患です。患者の多くはアトピー素因を持ちます。アトピー素因とは、アトピー性皮膚炎、気管支喘息、アレルギー性鼻炎などのアレルギー疾患になりやすい体質のことです。アトピー性皮膚炎は、乳幼児期に発症することが多く、思春期以降に軽快する場合もありますが、成人にまで続くこともあります。 アトピー性皮膚炎の症状は、皮疹、かゆみ、乾燥肌などです。皮疹は、湿疹状の赤い発疹で、顔面、四肢、体幹などにみられます。かゆみは、強い場合があり、夜間にかゆみが強まって眠れないこともあります。乾燥肌は、アトピー性皮膚炎の患者さんに多くみられます。乾燥肌は、かゆみを悪化させるため、保湿剤を塗ることが大切です。 アトピー性皮膚炎の原因は、まだ完全には解明されていませんが、遺伝的要因、環境的要因、免疫学的要因などが関与していると考えられています。遺伝的要因としては、アトピー素因が挙げられます。アトピー素因は、両親どちらかにアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患がある場合、その子どもにアトピー性皮膚炎を発症するリスクが高くなります。環境的要因としては、ダニ、ハウスダスト、花粉、食べ物などのアレルゲンが挙げられます。アレルゲンは、アトピー性皮膚炎の症状を悪化させることがあります。免疫学的要因としては、免疫システムの異常が挙げられます。免疫システムが異常になると、アレルゲンに過剰に反応してしまい、アトピー性皮膚炎の症状が現れると考えられています。
その他

フィジカルアセスメント|基本看護技術まとめ

フィジカルアセスメントとは、患者の身体を診察し、健康状態を評価することで、患者の病態を把握し、適切な治療を行うために欠かせない技術です。フィジカルアセスメントでは、問診、視診、触診、打診、聴診の5つの方法を用いて、患者の身体を診察します。問診では、患者の自覚症状や既往歴などを聞き取り、患者の健康状態に関する情報を収集します。視診では、患者の身体を肉眼で観察して、異常がないかを確認します。触診では、患者の身体を触って、腫れや硬結などの異常がないかを確認します。打診では、患者の身体を叩いて、音の変化から異常がないかを確認します。聴診では、患者の身体を聴診器で聴いて、異常な音がないかを確認します。フィジカルアセスメントは、患者の病態を把握し、適切な治療を行うために欠かせない技術です。看護師は、フィジカルアセスメントを適切に行うことで、患者の健康状態を正しく把握し、適切なケアを提供することができるようになります。
看護技術

看護師に知っておきたいエネマの基礎知識

エネマとは、浣腸を意味する医療界の用語のことである。浣腸を表す英語、enemaに由来する。カテーテルなどを挿入して、肛門から大腸へ薬液を注入すること。エネマは、便秘や下痢の治療、腸内洗浄、大腸検査の前処置、薬物の投与など、さまざまな目的で行われる。エネマは、医療機関で行う場合と、自宅で行う場合がある。医療機関で行うエネマは、医師や看護師が行う。自宅で行うエネマは、市販のエネマキットを使って行うことができる。エネマを行う際には、医師や看護師の指示に従うことが重要である。
循環器

陳旧性心筋梗塞とは?その症状や治療法を解説します

陳旧性心筋梗塞は、心筋の一部が壊死する病気である。冠動脈が閉塞して心臓に十分な血液が供給されなくなり、心筋に酸素や栄養が届かなくなることが原因で起こる。陳旧性心筋梗塞は、発症から30日以上経過した心筋梗塞を指す。 陳旧性心筋梗塞の症状は、胸痛、息切れ、動悸、疲労感などである。胸痛は、心臓の血管が狭窄したり詰まったりすることで起こる。息切れは、心臓が十分に血液を送り出せなくなることで起こる。動悸は、心臓の拍動が速くなったり不規則になったりすることで起こる。疲労感は、心臓が十分に働けなくなることで起こる。 陳旧性心筋梗塞は、心筋梗塞の重症度や発症部位、患者の年齢や基礎疾患などによって、症状の現れ方が異なる。中には、自覚症状がほとんどなく、健康診断などで偶然発見されるケースもある。
職種・資格

准看護師とは?役割や資格について

准看護師は、医師、歯科医師、看護師の指示に従い、看護を行います。具体的には、患者のバイタルサインの測定、投薬、食事介助、排泄介助、リハビリテーション、保健指導などです。また、患者の状態を医師や看護師に報告し、必要な処置を指示を受けることもあります。 准看護師は、看護師と同様に、患者の安全と健康を第一に考え、患者に寄り添ったケアを提供することが求められます。また、チームの一員として、他の医療従事者と協力して、患者のケアにあたります。 准看護師になるには、高等学校衛生看護科または准看護師学校を卒業後、都道府県が実施する准看護師試験に合格し登録する必要があります。准看護師試験は、毎年1回、各都道府県で実施されています。試験内容は、看護の基本知識、看護技術、看護倫理などです。 准看護師の役割は、患者の安全と健康を第一に考え、患者に寄り添ったケアを提供することです。また、チームの一員として、他の医療従事者と協力して、患者のケアにあたります。
皮膚科

看護師に必須の用語『接触性皮膚炎』を徹底解説

接触性皮膚炎とは、外来性の物質が皮膚に接触して生じる、皮膚の限局性炎症性変化のことです。いわゆる「かぶれ」と呼ばれるものであり、日本人のおよそ15%が経験すると言われています。接触性皮膚炎は、接触する物質によって、アレルギー性接触性皮膚炎と刺激性接触性皮膚炎の2つに分類されます。アレルギー性接触性皮膚炎は、特定の物質に対してアレルギー反応が生じて発症するもので、主に化粧品、洗剤、ゴム製品、金属などが原因となります。刺激性接触性皮膚炎は、皮膚に強い刺激を与える物質が直接接触して発症するもので、主に酸、アルカリ、溶剤、洗剤などが原因となります。接触性皮膚炎の症状としては、皮膚の赤み、腫れ、かゆみ、痛み、水疱、びらん、落屑などが挙げられます。治療としては、接触している物質を特定し、その物質との接触を避けることが重要です。また、炎症を抑えるために、ステロイド外用薬や抗ヒスタミン薬などが処方されます。
呼吸器

必見!看護師に必須の用語『間質性肺炎』の基礎知識

間質性肺炎(かんしつせいはいえん、interstitial pneumonia)とは、肺の間質に炎症を起こす疾患である。肺の間質とは、肺胞と肺胞の間にある薄い組織であり、肺を支え、酸素と二酸化炭素の交換を助ける働きをしている。間質性肺炎が起こると、この間質が炎症を起こして厚くなり、肺胞が圧迫されて酸素と二酸化炭素の交換がうまくできなくなる。 間質性肺炎には、様々な原因があり、特発性間質性肺炎、感染性間質性肺炎、薬剤性間質性肺炎、自己免疫性間質性肺炎、塵肺など多くの種類がある。特発性間質性肺炎は、原因不明の間質性肺炎であり、間質性肺炎の約半数を占めている。感染性間質性肺炎は、細菌やウイルス、真菌などの感染によって起こる間質性肺炎である。薬剤性間質性肺炎は、薬剤の副作用として起こる間質性肺炎である。自己免疫性間質性肺炎は、自分の免疫システムが肺の間質を攻撃して起こる間質性肺炎である。塵肺は、石綿や珪藻土などの粉塵を吸い込むことで起こる間質性肺炎である。
組織・制度

看護師必須!児童相談所について解説

児童相談所とは、児童福祉法第12条に基づいて都道府県や指定都市に設置される行政機関である。児童相談所は、市町村と適切な役割分担・連携を図りつつ、子どもに関する家庭その他からの相談に応じ、子どもが有する問題又は子どもの真のニ-ズ、子どもの置かれた環境の状況等を的確に捉え、個々の子どもや家庭に最も効果的な援助を行い、もって子どもの福祉を図るとともに、その権利を擁護することとされている。 児童相談所は、子どもの福祉に関する相談や支援を行う専門機関であり、子どもの発達や養育に問題がある場合、家庭内暴力や虐待などの問題がある場合、経済的な困窮などにより生活が困難な場合など、様々なケースに対応している。児童相談所は、相談を受けた場合、必要に応じて家庭訪問や調査を行い、子どもの状況を把握した上で、適切な援助や支援を行う。 児童相談所の主な役割としては、次のようなものがある。 * 児童に関する家庭その他からの相談に応じること * 児童が有する問題又は児童の真のニーズ、児童の置かれた環境の状況等を的確に捉えること * 個々の子どもや家庭に最も効果的な援助を行うこと * 子どもの福祉を図るとともに、その権利を擁護すること 児童相談所は、子どもの福祉を守るために重要な役割を担っている。もし、子どもの発達や養育に問題がある場合、家庭内暴力や虐待などの問題がある場合、経済的な困窮などにより生活が困難な場合などは、児童相談所に相談することができる。
組織・制度

看護師に必須!看護単位とは何か

看護単位とは、ある特定の場所を対象とする看護を担当する一定の看護要員の集団のことです。一般には「病棟」とほとんど同義とみなされています。看護単位は、看護師長がリーダーとなり、看護師、准看護師、看護助手など、さまざまな職種の看護職によって構成されています。看護単位は、入院患者に対して、24時間体制で看護を提供しています。看護師は、患者の状態をアセスメントし、看護計画を立て、看護を実施します。また、患者や家族に対して、必要な情報を提供し、心理的サポートも行っています。看護単位は、患者の安全と健康を守るために、重要な役割を果たしています。
感染

看護師に必須の用語『狂犬病』

狂犬病とは、狂犬病ウイルスを保持するさまざまな哺乳類動物(イヌ、ネコ、コウモリなど)に噛まれたり引っ掻かれたりすることで起こる感染症です。人畜共通感染症の一つであり、全数報告対象である4 類感染症に定められています。 狂犬病ウイルスは、動物の唾液を介して感染します。狂犬病ウイルスに感染した動物が人を噛んだり引っ掻いたりすると、ウイルスが傷口から体内に侵入します。ウイルスの潜伏期間は数日から数ヶ月と幅広く、平均的には2~3ヶ月です。潜伏期間中は、通常は症状は現れません。 潜伏期間が過ぎると、狂犬病の症状が現れます。初期症状は、発熱、頭痛、筋肉痛、食欲不振などの一般的なインフルエンザ様の症状です。その後、数日~数週間かけて症状が進行し、不眠、興奮、幻覚、けいれん、麻痺などの神経症状が現れます。最終的には、呼吸不全や心不全で死亡します。 狂犬病を発症すると、ほとんどの場合死亡します。現在のところ、狂犬病に特効薬はありません。治療法としては、支持療法とワクチン接種が行われます。支持療法とは、症状を緩和するための治療法であり、ワクチン接種とは、狂犬病ウイルスに対する免疫力を獲得するための治療法です。 狂犬病は、ワクチン接種によって予防することができます。狂犬病ワクチンは、犬や猫などのペットに接種することが義務付けられています。また、狂犬病の流行地域に旅行する際には、渡航前に狂犬病ワクチンを接種することが推奨されています。