組織・制度

知っている?広域搬送拠点臨時医療施設

災害時の患者搬送を支える臨時医療施設 大規模災害が発生すると、多くの傷病者が発生し、医療機関はすぐにパンクしてしまいます。そこで、被災地外の災害拠点病院などへ患者を搬送する際、臨時で設置される医療施設が「広域搬送拠点臨時医療施設(SCU)」です。SCUは、DMAT(災害派遣医療チーム)が使用する医療施設で、災害発生時に患者を被災地外の災害拠点病院などへ搬送する際、患者の状態を安定させたり、治療を行ったりする役割を担っています。 SCUには、医師や看護師、薬剤師などの医療スタッフに加え、事務職員やボランティアスタッフなどが配置されています。また、医療機器や医薬品、食料などの物資も備蓄されています。SCUは、災害発生時に迅速に設置され、災害拠点病院などへの患者の搬送が行われます。 SCUを設置する場所には、被災地からのアクセスが良く、かつ、災害拠点病院などへの搬送がしやすい場所が選ばれます。また、SCUには、テントやコンテナなどの仮設施設が使用されることが多いです。
組織・制度

看護師に必須の用語『アドボケーター』について

アドボケーターとは、自分の意見や権利を上手く伝えることのできない患者の代わりに、意見や権利を主張する代弁者のことです。 アドボケーターは、患者が医療サービスを受ける際に、患者の意思を尊重し、患者の権利を保護するために活動します。また、患者が医療サービスを受ける際に、患者が理解できる言葉で説明を行い、患者の不安や疑問を解消する役割も担っています。 アドボケーターは、医療従事者や医療機関に対して、患者の権利を擁護し、患者の利益を最優先に行動することを求めます。また、患者に対しては、患者の権利や医療サービスに関する情報を提供し、患者の意思決定を支援します。 アドボケーターは、医療の現場で重要な役割を果たしており、患者の権利を保護し、患者の利益を最優先に行動するために活動しています。
検査・診断

看護師が知っておきたい!虚血とは

虚血とは、臓器や組織に必要量の血液が流入しない状態を指す。虚血は、臓器や組織の機能不全や死をもたらす可能性がある。虚血は、動脈血栓症、静脈血栓症、外傷などのさまざまな原因で起こり得る。 虚血は、心臓、脳、腎臓など、体に不可欠な臓器に起こり得る。心臓の虚血は、心筋梗塞(心臓の筋肉への血流が遮断された状態)を引き起こす可能性があり、脳の虚血は、脳卒中(脳の組織への血流が遮断された状態)を引き起こす可能性がある。腎臓の虚血は、腎不全(腎臓が老廃物を体から排出できなくなる状態)を引き起こす可能性がある。 虚血は、さまざまな症状を引き起こす可能性がある。心臓の虚血は、胸痛、圧迫感、息切れ、吐き気、嘔吐などの症状を引き起こす可能性がある。脳の虚血は、片側麻痺、言語障害、視野欠損などの症状を引き起こす可能性がある。腎臓の虚血は、尿量減少、むくみ、高血圧などの症状を引き起こす可能性がある。 虚血の治療は、虚血の原因によって異なる。動脈血栓症が原因の場合、血栓を溶かす薬剤や手術が行われる。静脈血栓症が原因の場合、血液をサラサラにする薬剤や弾性ストッキングが使用される。外傷が原因の場合、手術や輸血が行われる。 虚血は、臓器や組織の機能不全や死をもたらす可能性があるため、早期発見と治療が重要である。虚血の症状が現れた場合は、すぐに医師を受診することが大切である。
小児科

看護師に必須の用語『プール熱』を解説

プール熱とは、咽頭結膜熱の俗称であり、アデノウイルス(3型、4型、7型など)による結膜炎のことです。プール熱は、春から夏にかけて流行し、特にプールや海水浴場などの水泳施設で感染することが多いことから、この名前がつきました。 プール熱の症状は、目のかゆみ、充血、涙目、のどの痛み、発熱などです。プール熱は、通常、数日から1週間ほどで自然に治癒しますが、まれに、角膜炎や心筋炎などの合併症を起こすこともあります。 プール熱を防ぐためには、水泳施設で泳ぐ際には、ゴーグルやコンタクトレンズを着用することが重要です。また、手洗いを励行し、タオルや石鹸などを共有しないようにすることが大切です。プール熱にかかってしまった場合は、安静にして、医師の指示に従って治療を受けましょう。
整形外科

看護師必須用語『他動運動』とは?

他動運動とは、身体の特定部位を第三者が用手的に、または器具などの外力によって動かすことです。麻痺などによって随意的に筋収縮が行われない場合や筋力が著しく低下している場合、外傷後や術後などの拘縮予防、関節可動域の維持・拡大、皮膚の柔軟性の維持のために行います。他動運動に対し、自力で動かすことを自動運動といいます。 他動運動には、さまざまな種類があります。例えば、関節を曲げたり伸ばしたりする運動、筋肉を収縮させたり弛緩させたりする運動、皮膚をマッサージしたり擦ったりする運動などです。他動運動を行う際には、患者の状態や目的に合わせて、適切な運動量や運動頻度を決定することが重要です。 他動運動は、患者の筋力や関節可動域の維持・拡大、拘縮予防、褥瘡予防、疼痛緩和、心肺機能の維持・向上など、さまざまな効果が期待できます。また、患者の身体的・精神的なリハビリテーションにも役立ちます。
救急・ICU

看護師に欠かせない用語『DNR(でぃーえぬあーる)』とは?

DNRとは、「Do Not Resuscitate」の略語であり、「蘇生措置を行わないでください」という意味です。これは、患者の容態が急変して心停止してしまっても、心肺蘇生を行わないことを意味します。DNRの意思表示は、患者自身または患者の家族などによって決定されます。DNRの意思表示があった場合は、その旨をDNRシートに記載します。DNRは、あくまで心肺蘇生を行うかどうかにのみ関与しているため、その他の治療は、DNRの有無に関係なく続けられます。また、DNRが求められるのは、蘇生する可能性が低くなった状況下ですが、蘇生できる可能性がある患者も対象であるという言い方に聞こえかねないということもあり、DNAR(Do Not Attempt Resucitation)という言い方が主流になっています。
看護技術

看護師に欠かせない用語『血圧』

血圧とは、血液が血管内を移動(血流)する際に、血管壁が受ける血液からの圧力のことである。臨床現場では血圧は動脈血圧を指し、静脈内の圧は静脈圧と呼んで区別している。血圧は、心拍出量と末梢血管抵抗を用いて計算し測定することができる。 血圧は、体のさまざまな器官や組織に血液を送り、酸素や栄養素を供給するために必要な圧力である。血圧が低すぎると、体の組織に十分な血液が送られず、酸素や栄養素が不足して、さまざまな症状を引き起こす。逆に、血圧が高すぎると、血管壁に負担がかかり、動脈硬化や脳卒中などの疾患を引き起こす。 血圧は、年齢、性別、運動状態、ストレスなどによって変動する。また、薬物や食事などの影響を受けることもある。血圧を適切に管理するためには、定期的に血圧を測定し、必要に応じて医師の指示に従って治療を受けることが大切である。
耳鼻咽喉科

看護師に必須の用語『声』の重要性

声の3要素とコミュニケーションへの影響 声は、人から発せられる音であり、意思疎通の手段の一つである。声は、高さ、音質、強さの3要素からなる。高さは、声の高低を示し、音質は、声の響きや特徴を示し、強さは、声の大きさや強弱を示す。 高さは、コミュニケーションに様々な影響を与える。例えば、高い声は、興奮や緊張、怒りなどの感情を表現するのに使われることが多く、低い声は、落ち着きや信頼、自信などの感情を表現するのに使われることが多い。 音質は、コミュニケーションに様々な影響を与える。例えば、明るい音質は、前向きな感情やポジティブな雰囲気を表現するのに使われることが多く、暗い音質は、後ろ向きな感情やネガティブな雰囲気を表現するのに使われることが多い。 強さは、コミュニケーションに様々な影響を与え。例えば、強い声は、力強さや自信を表現するのに使われることが多く、弱い声は、優しさや謙虚さを表現するのに使われることが多い。 声の3要素は、コミュニケーションにおいて重要な役割を果たしている。声の高さ、音質、強さを意識することで、より効果的にコミュニケーションを行うことができる。
循環器

看護師のためのV2とは

V2とは、12誘導心電図において黄色の電極を使い、第4肋間胸骨左縁から心臓の電気活動を捉える、胸部誘導の1つである。V2は、心臓の左心室の電気活動を最もよく反映する誘導であり、心筋梗塞、心筋炎、心肥大などの心臓疾患の診断に重要である。また、V2は、不整脈の診断にも使用される。 V2誘導は、胸部に電極を貼って行われる。電極は、第4肋間胸骨左縁、第5肋間前腋窩線、第5肋間中腋窩線、第5肋間後腋窩線、第6肋間肩甲骨下角、第10肋間脊柱傍の6カ所に貼られる。電極から得られた電気信号は、心電計に送られ、心電図として記録される。 V2誘導では、心臓の電気活動を波形で記録する。波形は、P波、QRS波、T波の3つの部分から構成されている。P波は、心房の収縮を反映する波であり、QRS波は、心室の収縮を反映する波である。T波は、心室の拡張を反映する波である。 V2誘導は、心臓疾患の診断に有用な検査である。V2誘導で異常な波形が認められれば、心臓疾患の可能性があり、さらに詳しい検査が必要となる。
その他

看護師に必須の用語『シバリング(震え)とは?’

シバリングとは、体温が下がった時に筋肉を動かすことで熱を発生させ、体温を保とうとする生理現象である。体が震えたり、寒い時に口ががたがた震えたりする。シバリングは、発熱、低体温、中毒、薬の副作用など、様々な原因によって起こり得る。 シバリングは、体温が37度以下になった時に起こる。体温が下がると、体温中枢は、筋肉に震えるように指令を出す。筋肉が震えることで、筋肉の収縮と弛緩が繰り返され、熱が発生する。この熱が、体温を上昇させる。 シバリングは、人間の体温調節機能の一つである。体温が下がった時に体温を上昇させることで、体温を一定に保つ役割を果たしている。シバリングは、人間の生存に欠かせない機能である。
産婦人科

性ステロイドホルモンとは

性ステロイドホルモンは、卵巣や精巣などの生殖腺から分泌されるステロイドホルモンの総称であり、性ホルモンとも呼ばれています。性ステロイドホルモンは、男性と女性の性特徴の発達と維持、生殖機能のコントロール、およびその他の重要な身体機能に重要な役割を果たしています。 最も重要な性ステロイドホルモンには、以下のものがあります。 * エストロゲン女性らしさの二次性徴の発達と維持、月経周期の調節、妊娠と授乳に関与しています。 * プロゲステロン妊娠の維持、乳腺の発達と維持に関与しています。 * テストステロン男性らしさの二次性徴の発達と維持、筋肉量の増加、精子の産生に関与しています。 性ステロイドホルモンは、胎盤や副腎からも分泌されます。胎盤から分泌されるエストロゲンとプロゲステロンは、妊娠の維持に重要です。副腎から分泌されるテストステロンは、男性と女性の両方の体内で重要な役割を果たしています。 性ステロイドホルモンは、健康的な身体機能に不可欠なホルモンです。しかし、性ステロイドホルモンの過剰や不足は、様々な健康問題を引き起こすことがあります。
精神科

看護師に必須の用語!酩酊状態とは?

酩酊状態は、アルコールやその他の薬物を摂取したことによって生じる、急性の中毒状態のことである。酩酊状態にある人は、通常、意識が混濁し、判断力が低下し、協調性が悪くなる。また、酩酊状態にある人は、攻撃的になったり、無謀な行動をとったりすることがある。 酩酊状態は、アルコール中毒や薬物乱用につながる可能性がある。また、酩酊状態にある人は、事故を起こしたり、犯罪を犯したりするリスクが高くなる。したがって、酩酊状態にならないようにすることが重要である。 酩酊状態にならないようにするためには、アルコールやその他の薬物を摂取する量を制限することが大切である。また、アルコールやその他の薬物を摂取する前に、食事をとったり、十分に睡眠をとっておくことも重要である。さらに、アルコールやその他の薬物を摂取している間は、車の運転や危険な作業は避けるべきである。 もし、酩酊状態にある人がいたら、その人にアルコールやその他の薬物を摂取することをやめさせ、安全な場所に連れて行くことが大切である。また、酩酊状態にある人には、水やジュースなどの水分を飲ませ、吐き気や嘔吐などの症状がある場合は、医療機関を受診させるべきである。
その他

看護師に必須の用語『SOAP』とは

SOAPとは、問題指向型診療録(POMR)の一つであり、問題志向型医療(POS)の考え方によって得られたデータを内容ごとに分類・整理した上で、下記のようにS、O、A、Pの4つの項目に分けて考える分析手法である。 S(主観的データ)は、患者の主観的な訴えや症状、不安や希望など。 O(客観的データ)は、患者の身体所見や検査結果、バイタルサインなど。 A(アセスメント)は、SとOを総合的に判断して、患者の問題点を明らかにすること。 P(プラン)は、患者の問題点を解決するための治療計画や看護計画を立てること。
産婦人科

看護師に必須の用語『STS』とは?

STSとは、梅毒検査法の一つで、カルジオピリン、レシチンなどのリン脂質を抗原とする脂質抗原を用いて感染の有無を診断する方法である。脂質抗原法ともいう。STSは、梅毒トレポネーマという細菌が引き起こす感染症である梅毒の診断に使用される。梅毒は、初期には痛みを伴わない潰瘍を引き起こし、その後、発疹、関節痛、心臓病、神経障害などの症状を引き起こすことがある。STSは、梅毒感染の有無を調べるために、血液を採取して行われる検査である。STSは、梅毒感染の早期発見と治療に役立つ。
循環器

看護師が知っておきたい『組織接着剤』の基礎知識

組織接着剤とは、組織や臓器の縫合部や切断面を接着したり被膜したりして、その箇所からの血液や空気の漏れを防ぐ血漿分画製剤の一種です。フィブリン糊と呼ばれることもあります。組織接着剤は、トロンビンとフィブリノゲンという血液凝固にかかわる体内にも存在する成分を利用した製剤です。フィブリノゲンにトロンビンが作用し、フィブリンが生成され、重合しフィブリン膜となります。フィブリン膜が出血部分や気漏(空気漏れ)部分の組織を覆うことで、出血や気漏を軽減します。
内分泌・代謝・栄養

看護師に必須の用語『アドレナリン』

アドレナリンの役割 アドレナリンは、副腎髄質から分泌されるホルモンの一種で、心臓の拍動を速くしたり、血管を収縮させたりする働きがあります。また、血糖値を上昇させ、筋肉の緊張を高め、呼吸を速くするなど、身体を活動状態にさせる働きがあります。アドレナリンは、ストレスや興奮などの刺激を受けると分泌されます。例えば、危険な状況に遭遇したときや、運動をしているとき、緊張しているときなどにアドレナリンが分泌されます。アドレナリンが分泌されると、身体は活動状態になり、危険から身を守ったり、運動をしたりすることができます。アドレナリンは、身体が危機的な状況に陥ったときに分泌されるホルモンであり、生命を維持するために重要な役割を果たしています。
その他

看護師に必須の用語『アセスメント』

アセスメントとは、看護において対象者を取り巻く看護上の問題点を明らかにし、看護計画を立てるために必要な情報を収集して分析するプロセスです。対象者から得られる「主観的情報」と医療者の観察から得られる「客観的情報」を解釈、統合しながら、対象者を取り巻く看護上の問題点を理論的に分析します。アセスメントを行うことで、対象者が抱えている問題点や優先度を判断し、看護ケアの方向性を明確化することができます。 アセスメントの目的は、対象者の健康状態や看護上の問題点を明らかにし、適切な看護ケアを提供することです。アセスメントを行うことで、対象者の健康状態や看護上の問題点を早期に発見し、適切な介入を行うことができます。また、アセスメントを行うことで、対象者とその家族のニーズを理解し、対象者とその家族が望む看護ケアを提供することができます。 アセスメントは、看護において重要なプロセスであり、適切な看護ケアを提供するために欠かせません。アセスメントを行うことで、対象者の健康状態や看護上の問題点を明らかにし、適切な看護ケアを提供することができます。また、アセスメントを行うことで、対象者とその家族のニーズを理解し、対象者とその家族が望む看護ケアを提供することができます。
腎・泌尿器

急性膀胱炎を知る!基礎知識からケアのポイントまで

急性膀胱炎とは、排尿時痛、頻尿、残尿感、尿意切迫感などの膀胱刺激症状で発症する急性の尿路感染症である。女性に多くみられ、膀胱炎の原因の多くは大腸菌などの細菌感染である。 急性膀胱炎の症状は、排尿時痛、頻尿、残尿感、尿意切迫感などである。排尿時痛は、尿道に痛みやしみる感じがある。頻尿は、排尿回数が増える。残尿感は、排尿後も膀胱に尿が残っている感じがある。尿意切迫感は、尿意を我慢できない感じがある。 急性膀胱炎の原因は、大腸菌などの細菌感染であることが多い。細菌は、尿道から膀胱に入り込んで感染を起こす。尿道は、女性の場合は短いため、細菌が膀胱に入り込みやすい。また、女性は妊娠中や月経中はホルモンバランスが変化するため、膀胱炎を起こしやすくなる。 急性膀胱炎の治療は、抗菌薬の内服である。抗菌薬は、細菌を殺菌したり、細菌の増殖を抑えたりする薬である。抗菌薬は、通常7~10日間服用する。
循環器

看護師必須!静脈瘤の基礎知識

静脈瘤とは、静脈の数が増えて迂曲し、内腔が拡張した状態のことをいいます。通常、静脈瘤というと下肢静脈瘤を指すため、以下は下肢静脈瘤を想定して記載します。 静脈瘤は、主に下肢に起こります。足首やふくらはぎ、太ももなどに、青や紫色の血管が浮き出て見えるようになります。静脈瘤は、見た目が悪いだけでなく、痛みやむくみなどの症状を引き起こすこともあります。また、血栓症のリスクが高まることもあります。 静脈瘤の原因は、主に遺伝と生活習慣です。遺伝的に静脈瘤になりやすい人は、生活習慣に注意することで、静脈瘤の発症を遅らせたり、予防したりすることができます。静脈瘤を予防するためには、適度な運動をしたり、肥満を避けたり、長時間の立ち仕事や座り仕事を避けたりすることが大切です。 静脈瘤の治療法は、主に手術と薬物療法です。手術は、静脈瘤を切除したり、塞いだりして血流を改善する方法です。薬物療法は、静脈の血流を改善したり、静脈の壁を強化したりする薬を使用する方法です。静脈瘤の治療法は、静脈瘤の大きさや症状、患者の年齢や全身状態などによって異なります。
小児科

新生児呼吸窮迫症候群:知っておくべき知識と対応策

新生児呼吸窮迫症候群とは、新生児期に引き起こされる呼吸窮迫症候群のことです。肺サーファクタントが足りないため、必要な酸素を十分に取り入れられなくなる疾患です。在胎37週未満出生の新生児に最もよく起こるもので、未熟性が高いほど欠乏の程度も高くなります。 肺サーファクタントとは、肺の表面を覆う物質で、肺胞の膨らみと縮みを助ける働きがあります。肺サーファクタントが不足すると、肺胞がつぶれてしまい、呼吸が困難になります。 新生児呼吸窮迫症候群の症状は、呼吸困難、チアノーゼ、陥没呼吸などです。治療法は、人口肺サーファクタントの補充や酸素投与などを行います。治療した場合の予後は良好で、生後4~5日を乗り越えると急激に症状が軽くなります。一方で、生後1~2日あたりに症状が急激に悪化し、呼吸不全によって死に至ることもあります。
その他

看護師必須用語:WNL

WNLとは、「Within Normal Limits」の略で、「正常範囲内にある」ことを意味する医療用語です。カルテや健康診断の結果票に書かれる用語で、血液検査など数値化されたものだけでなく、心電図や超音波検査などの判定の際にも用いられます。血液検査などでは、検査結果の横に「WNL」と書かれていれば、その項目は正常範囲内にあることを示しています。心電図や超音波検査などでは、検査結果が異常がないことを示すために「WNL」が記載されます。WNLは、患者の状態を把握するために使用される重要な用語です。
検査・診断

看護師が知っておくべき『コンピューター断層撮影』

コンピューター断層撮影(CTスキャン)とは、X線を利用して物体をスキャンし、コンピューター処理によって内部画像を構成する技術、あるいは装置のことです。CTスキャンは、X線画像を複数の方向から撮影することで、物体の断面画像を得ることができます。得られた断面画像は、コンピューターで処理され、物体の内部構造を立体的に再現することができます。CTスキャンは、医学分野において、脳、肺、心臓などの人体の様々な臓器の画像診断に広く使用されています。また、産業分野においても、機械内部の構造檢查、製品の品質管理などにも使用されています。
循環器

看護師に必須の用語『動脈管』とは

動脈管とは、胎児期に見られる肺動脈と大動脈をつなぐ血管のことである。ボタロー管とも呼ばれる。胎児期には、肺は機能していないため、肺動脈を通って肺に流れる血液はほとんどない。そのため、動脈管が開いており、肺動脈から大動脈に血液が流れ、全身に送られている。 出生後、肺が機能し始めると、肺動脈を通って肺に流れる血液量が増加する。その結果、肺動脈と大動脈の圧力差が大きくなり、動脈管が閉鎖される。動脈管が閉鎖されると、肺動脈から大動脈に血液が流れなくなり、肺と全身の間の血液循環が完全に分かれる。
その他

看護師が知っておくべき『至適体重』とは

至適体重とは、ある状態にとって極めて適した体重のことである。理想体重ともいい、透析患者や妊婦に対して使用される用語である。至適体重の算出式は、BMI(ボディマス指数)を用いる場合と、除脂肪体重(FFM)を用いる場合の2つがある。 BMIによる至適体重の算出式は、以下の通りである。 BMI=体重(kg)÷(身長(m)×身長(m)) 至適体重は、BMI22~25を目安としている。BMIが22未満の場合は低体重、25を超える場合は過体重または肥満と判定される。 除脂肪体重による至適体重の算出式は、以下の通りである。 FFM=体重(kg)×(1-体脂肪率) 除脂肪体重は、筋肉、臓器、骨などの脂肪以外の組織の重量である。至適体重は、FFMが60%~70%を目安としている。FFMが60%未満の場合は低体重、70%を超える場合は過体重または肥満と判定される。 至適体重は、健康を維持するために重要な指標である。低体重の場合は、免疫力が低下したり、感染症にかかりやすくなったりする。過体重または肥満の場合は、心疾患、脳卒中、糖尿病などの生活習慣病のリスクが高まる。 至適体重を維持するためには、バランスのとれた食事と適度な運動を心がけることが大切である。食事は、野菜や果物、魚介類などの健康的な食品を多く摂るようにし、加工食品や高カロリーの食品は控えるようにする。運動は、ウォーキングや水泳、自転車乗りなど、有酸素運動を中心に行うようにする。