略語

看護師が知っておきたい「do」とは?

-doとは何か?- doとは、処方箋やカルテに記入する際に、「同じ」を意味する略語として使われる記号のことである。繰り返しやコピーを意味する英語「ditto」に由来する。 doは、薬の投与量や投与方法が同じである場合に、前回と同じ薬を処方したり、カルテに同じ内容を記載したりするときに用いられる。例えば、医師が患者の薬を処方する場合、「do」と記載することで、前回の処方と同じ薬を処方することを意味する。また、看護師が患者のカルテに記載する場合、「do」と記載することで、前回のカルテと同じ内容を記載することを意味する。 doは、医療従事者が処方箋やカルテを記載する際に、時間を節約し、ミスを減らすために使用される。また、doは、他の医療従事者が処方箋やカルテの内容を理解しやすくするために使用される。
小児科

ラクトフェリンとは?その効能と働きを徹底解説

ラクトフェリンとは、抗微生物活性、ビフィズス菌増殖作用、鉄吸収調節作用、細胞増殖調節作用、抗炎症作用、免疫調節作用など多彩な生理機能を持つ分子量約8万の鉄結合性糖タンパク質である。牛乳、人乳、および他の哺乳動物の乳汁に含まれている。また、涙、唾液、鼻水、および気管支分泌物にも含まれている。 ラクトフェリンは、牛乳の約0.5~1%を占めるタンパク質であり、特に初乳に多く含まれる。ラクトフェリンは、牛乳から作られた乳清タンパク質の濃縮物や、母乳のタンパク質を加水分解して作られた乳幼児用粉ミルクにも含まれている。 ラクトフェリンは、その抗菌活性で知られている。ラクトフェリンは、大腸菌、サルモネラ菌、ブドウ球菌、レンサ球菌などの細菌の増殖を阻害することが知られている。また、ラクトフェリンは、ヘルペスウイルス、インフルエンザウイルス、アデノウイルスなどのウイルスの増殖も阻害することが知られている。 ラクトフェリンは、ビフィズス菌の増殖を促進する作用も持っている。ビフィズス菌は、腸内細菌叢の優勢菌であり、腸内環境を改善し、免疫機能を高める働きがある。 ラクトフェリンは、鉄の吸収を調節する作用も持っている。ラクトフェリンは、鉄と結合して鉄をキレートし、鉄の吸収を促進する。また、ラクトフェリンは、腸管の鉄の吸収を阻害する物質であるフィチン酸と結合してフィチン酸の鉄吸収阻害作用を阻害する。
薬

看護師に必須な用語『sol(ソル)』の意味とは?

ソルとは、溶液を意味する医療現場の略語である。溶液を意味する英語、Solutionに由来する。溶液とは、2つ以上の物質が混ざり合って均一になったものである。水に塩を溶かしたり、砂糖を溶かしたりすると、溶液ができる。医療現場では、薬を溶かしたり、点滴を作ったりする際にソルを使う。例えば、点滴には、生理食塩水やブドウ糖液などがある。生理食塩水とは、塩化ナトリウムを水に溶かしたもので、点滴や洗浄液として使われる。ブドウ糖液とは、ブドウ糖を水に溶かしたもので、点滴やエネルギー補給に使用される。
精神科

看護師に必須!メンタルヘルス用語解説

メンタルヘルスとは、心の健康のことである。精神的健康とも訳され、心と体の両面からなる健康状態のことを指す。メンタルヘルスは、個人の幸福や社会生活に大きな影響を与える。 メンタルヘルスが良好な状態にある人は、ストレスや困難に直面したときであっても、それを乗り越えていく力が強い。また、他者との関係を築いたり、社会に参加したりすることができる。一方、メンタルヘルスが不良な状態にある人は、ストレスや困難に直面したときに、それを乗り越えることが難しくなる。また、他者との関係を築いたり、社会に参加したりすることが難しくなる。 メンタルヘルスの状態は、様々な要因によって左右される。その要因には、遺伝的な要因、環境的な要因、心理的な要因などがある。遺伝的な要因としては、メンタルヘルスの問題を抱える家族がいることなどが挙げられる。環境的な要因としては、貧困、虐待、いじめなどがある。心理的な要因としては、不安、抑うつ、ストレスなどがある。 メンタルヘルスの状態を良好に保つためには、様々なことに気を付ける必要がある。その中には、規則正しい生活を送ること、バランスのとれた食事をとること、適度な運動をすること、十分な睡眠をとること、ストレスを上手に解消することなどがある。また、メンタルヘルスの問題を抱えている場合には、専門家の助けを求めることも大切である。
検査・診断

看護師必須用語:低血糖

低血糖とは、血糖値が生理的範囲(体が正常に機能できる状態)を超えて低下した状態です。なお、一般的に空腹時血糖値が70~109(mg/dL)以下の場合、低血糖と診断されます。低血糖は、インスリンやスルホニル尿素などの薬を服用している糖尿病患者に多くみられますが、糖尿病患者以外でも、飢餓、アルコール摂取、肝機能障害、腎機能障害、内分泌疾患などによって起こることもあります。 低血糖の症状は、血糖値の低下に応じて段階的に現れます。初期症状としては、空腹感、倦怠感、頭痛、発汗、脈拍の増加、手足の震えなどがあります。進行すると、意識障害、けいれん、昏睡に至ることもあります。 低血糖の治療は、原因となっている疾患の治療と、血糖値を上昇させるための処置が中心となります。血糖値を上昇させるためには、砂糖やブドウ糖を摂取したり、グルカゴンを注射したりします。重症の場合には、点滴での輸液や入院治療が必要になることもあります。 低血糖は、適切な治療を受けなければ、重篤な合併症を引き起こす可能性があります。そのため、糖尿病患者や低血糖を起こしやすい人は、日頃から血糖値をコントロールし、低血糖の発症を防ぐことが大切です。
精神科

看護師の自己効力感とその活用法

-自己効力感の概要- 自己効力感とは、カナダ人心理学者のアルバート・バンデューラによって提唱された概念で、何らかの課題に直面した際や特定の状況において、「自分ならこれくらいできるのではないか」といった可能性を認知することである。自己効力感は、個人が自分の能力やスキルをどれだけ認識しているかを示すものであり、その人の行動や達成目標に大きな影響を与えることが知られている。自己効力感が高い人は、困難な課題にも挑戦しやすく、最後までやり遂げる可能性が高い。また、自己効力感が低い人は、簡単な課題でも失敗を恐れて挑戦することを避け、結果として目標を達成することが難しくなる。看護師は、患者のケアや健康教育を行う上で、自己効力感の高い患者と低い患者で異なるアプローチが必要となる。自己効力感の高い患者は、看護師の指示を理解しやすく、治療方針にも協力しやすい。一方、自己効力感の低い患者は、看護師の指示を理解するのに時間がかかり、治療方針にも抵抗を示すことがある。そのため、看護師は患者の自己効力感を見極め、それに応じたケアや健康教育を行うことが重要である。
血液・造血

看護師に必須の用語『白血病』

白血病とは、血液細胞の悪性腫瘍です。白血病の細胞は、骨髄で増殖し、血液や他の臓器に広がります。白血病は、進行速度によって、急性白血病と慢性白血病に分類されます。急性白血病は、急速に進行し、治療が遅れると命に関わる場合があります。慢性白血病は、ゆっくりと進行し、治療によって長期生存が可能な場合もあります。白血病は、あらゆる年齢で発症する可能性がありますが、小児と高齢者に多くみられます。白血病の原因は、完全には解明されていませんが、遺伝的な要因や環境要因などが関与していると考えられています。白血病の症状は、貧血、疲労、易出血傾向、発熱、体重減少などです。白血病の診断は、血液検査、骨髄検査、画像検査などによって行われます。白血病の治療は、白血病の進行速度や種類、患者の年齢や体力などによって異なります。急性白血病の治療には、化学療法、放射線療法、幹細胞移植などが行われます。慢性白血病の治療には、薬物療法、化学療法、放射線療法などが行われます。
検査・診断

看護師に必須!ヘモグロビン濃度とは?

ヘモグロビン濃度とは、血液中のヘモグロビンの濃度のことです。ヘモグロビンは、赤血球に含まれている血色素であり、肺で酸素と結合して、その酸素を各臓器や組織に運ぶ役割を担っています。また、運んだ先で酸素を放出して、代わりに二酸化炭素と結合して肺まで運び、再度酸素と交換して、また各組織に運んでいきます。 ヘモグロビン濃度が減少すると、貧血という病態になります。貧血は、酸素が各臓器や組織に十分に行き渡らず、倦怠感や息切れ、めまいなどの症状を引き起こします。また、重症化すると、心不全や脳梗塞などの合併症を引き起こすこともあります。 なお、ヘモグロビン濃度は年齢や性別によって異なります。一般的に、男性の正常値は13.5~17.5g/dL、女性の正常値は12.0~16.0g/dLです。ただし、これはあくまでも目安であり、個人差があるため、自分のヘモグロビン濃度が正常値の範囲内であるかどうかは、医師に相談することが大切です。
呼吸器

肺炎球菌とは?

肺炎球菌とは、グラム陽性双球菌の一種で、肺炎レンサ球菌や肺炎双球菌などとも呼ばれる細菌です。肺炎球菌は、通常は病気を起こさない常在菌ですが、様々な状況下で感染症を引き起こす可能性があります。特に、高齢者やHIV感染患者、脾臓機能低下患者のように免疫系の機能が低下している人は、肺炎球菌感染症にかかりやすいと言われています。また、喫煙、COPD、C型肝炎なども肺炎球菌感染の危険因子として挙げられています。肺炎球菌は、菌体表面に莢膜と呼ばれる構造を持ち、白血球などの食細胞から細菌本体を守る役割を担っています。また、少なくとも90種類以上の血清型が存在することがわかっています。
腎・泌尿器

看護師が知っておきたい『eGFR』とは?

eGFRとは、eGFRは、腎機能を評価する際に用いる数値である。腎機能の指標としてよく用いられる。推算糸球体濾過量ともいう。 eGFRは、血液中のクレアチニンの値をもとに算出される。クレアチニンは、筋肉の代謝産物であり、腎臓から尿中に排泄される。クレアチニンの値が高いと、腎機能が低下している可能性がある。 eGFRの正常値は、60mL/分/1.73㎡以上である。eGFRが60mL/分/1.73㎡未満になると、腎機能が低下していると診断される。eGFRが低下すると、老廃物が体内に蓄積され、さまざまな症状を引き起こす。 eGFRは、腎機能を評価する重要な指標である。定期的に検査を行い、腎機能を管理することが大切である。
耳鼻咽喉科

看護師が知っておきたい補聴器の基礎知識

補聴器とは、音を増幅させ、聴力に合わせて大きすぎる音を制御し、聞こえにくさを改善する装置である。聴覚障害者の日常生活のコミュニケーションを補助するために用いられる。補聴器は、耳に装着して使用する小型の電子機器で、マイクロホン、アンプ、レシーバーの3つの主要な部品で構成されている。マイクロホンは音を集め、アンプは音を増幅し、レシーバーは増幅された音を耳に伝える。補聴器には、さまざまな種類があり、それぞれの人の聴力に合わせて調整することができる。補聴器は、聴覚障害者の生活を大きく改善することができる重要な福祉機器である。
その他

看護師にとってのマスト用語『モヒ』

モヒの使用方法 モヒは、さまざまな方法で使用することができます。最も一般的な方法は、筋肉内または静脈内に注射することです。筋肉内注射は、大腿部や上腕部など、大きな筋肉に針を刺して行われます。静脈内注射は、腕の血管に針を刺して行われます。モヒは、経口投与することも可能です。錠剤や液体の製剤で入手できます。 モヒの投与量は、患者の年齢、体重、症状の重症度に応じて異なります。一般的に、成人では1〜10mgの範囲で投与されます。小児では、0.5〜5mgの範囲で投与されます。モヒの投与回数は、1日1回から4回までとさまざまです。 モヒは、鎮痛剤として使用されることが多く、癌、外傷、手術後の痛みなどに使用されます。また、咳、息切れ、嘔吐、下痢などの症状を緩和するためにも使用されます。モヒは、麻酔剤としても使用することができます。 モヒには、眠気、めまい、吐き気、嘔吐などの副作用があります。また、便秘、かゆみ、尿閉などの副作用も起こることがあります。モヒは、呼吸抑制を引き起こす可能性があるため、呼吸器疾患のある患者には注意が必要です。また、モヒは、依存性や耐性を引き起こす可能性があるため、長期の使用は避けるべきです。
小児科

幼児期とは?看護師必須の専門用語

幼児期とは、『児童福祉法』で満1歳から小学校に就学するまでの時期を指します。この期間は、子どもの発育や成長が著しく、身体的にも精神的にも大きく変化する時期です。幼児期は、言葉や社会性を身につける大切な時期でもあります。幼児期に適切な教育や支援を受けることは、その後の成長や発達に大きな影響を与えます。 幼児期の始まりは、はいはいや歩き始めなど、身体的な発達の進歩が目覚ましい1歳頃からと言われています。この頃になると、自我が芽生え、自分の意思を伝えたり、周りの人と積極的にコミュニケーションを取ろうとしたりすることが増えてきます。また、言葉の理解力や表現力が発達し、簡単な会話ができるようになるのもこの頃です。 2歳頃になると、さらに自我が強まり、自分の思い通りにならないと癇癪を起こしたり、人に反抗したりすることが多くなります。一方で、友達との関わりも活発になり、ごっこ遊びやままごとなどの遊びを通して、社会性を学んでいきます。 3歳頃になると、言葉の発達がさらに進み、簡単な文章を話せるようになります。また、想像力が豊かになり、ごっこ遊びや絵を描くことが大好きになります。この時期は、好奇心旺盛で、何でも自分でやりたがるようになるのも特徴です。 4歳頃になると、幼稚園や保育園に通い始め、集団生活の中で、友達との関わり方やルールを守ることを学んでいきます。また、身体の発達も進み、かけっこやボール遊びなど、運動が得意になる子も多くなります。 5歳頃になると、小学校入学に向けて、ひらがなやカタカナの練習を始める子も出てきます。また、友達との関わり方も複雑になり、ケンカをしたり、仲直りしたりすることが多くなります。この時期は、自立心も強くなり、自分でできることが増えていきます。 幼児期は、子どもの成長や発達が著しく、身体的にも精神的にも大きく変化する時期です。この期間は、言葉や社会性を身につける大切な時期でもあります。幼児期に適切な教育や支援を受けることは、その後の成長や発達に大きな影響を与えます。
産婦人科

看護師が知っておくべき子宮脱

子宮脱とは、子宮の一部または全部が、膣の下方に位置をずらす状態を指します。これは、骨盤臓器脱の一種であり、膀胱脱、直腸脱と同様に、骨盤内の臓器を支える筋肉が、加齢や妊娠・出産の繰り返しなどによって、緩んでしまうことで起こります。子宮脱は、軽度の場合には自覚症状がほとんどありませんが、重度になると、下腹部の違和感や痛み、頻尿、尿漏れ、便秘、性交困難などの症状が現れます。また、子宮脱は、子宮や膣の形状が変化することによって、妊娠しづらくなることもあります。
その他

看護師に必須の用語 『コロナリー』

コロナリーとは、冠動脈を意味する用語です。冠動脈は、心臓の表面を囲むように走行する血管で、心臓に血液を供給しています。コロナリーアンギオとは、冠状動脈造影のことを指し、カテーテルを手首や肘、鼠径部の動脈から冠動脈に挿入し、造影剤を使ってX線撮影をすることで、冠状動脈の形態や病変を診断する検査方法です。 コロナリーアンギオは、狭心症や心筋梗塞などの冠動脈疾患の診断に広く用いられています。また、心臓バイパス手術や冠動脈ステント留置術などの治療法を選択する際にも、コロナリーアンギオの結果が活用されます。 コロナリーアンギオは、一般的には安全な検査ですが、まれに合併症が起こる可能性があります。主な合併症としては、造影剤のアレルギー反応、穿刺部位の出血、心臓発作、不整脈などがあげられます。
血液・造血

悪性リンパ腫:その種類・症状・治療法

悪性リンパ腫とは、白血球の一種であるリンパ球に由来する悪性腫瘍の総称です。リンパ節、脾臓、扁桃などが腫大する場合が多いです。血液細胞由来の癌の中で最も発症率が高く、日本での罹患率は人口10万人当たり20程度で、増加傾向にあります。小児、若年者にも発生しますが、60~70歳代がピークです。発症要因は不明なものも多いですが、遺伝子の変異や染色体異常から、遺伝性の要素や、病型によってはEB(エプスタイン・バー/Epstein-Barr)ウイルスやC型肝炎ウイルス、ヘリコバクター・ピロリなど、ウイルスや細菌の感染が関与する可能性も考えられています。
その他

知っておきたいグリーフワーク:看護師に必須の用語

グリーフワークとは、人との離別(特に死別)時に受ける悲しみと立ち直りのプロセスである。モーニングワークともいう。グリーフワークは、個人によってその期間やプロセスは異なるが、一般的には、ショックの段階、否定の段階、怒りの段階、抑うつ(沈鬱)の段階、受容の段階という5段階を経て、立ち直りに至るとされる。ショックの段階では、突然の出来事に驚き、信じられず、感情が麻痺した状態になる。否定の段階では、現実を受け入れられず、嘘ではないかと否定する。怒りの段階では、自分自身、相手、周囲の人間に対して怒りを抱く。抑うつ(沈鬱)の段階では、悲しみに浸り、何もする気力が起こらない。受容の段階では、ようやく死を受け入れ、立ち直ろうとする。グリーフワークは、辛いプロセスだが、立ち直るためには避けて通れない道である。
その他

看護師に必須!『抗がん剤治療レジメン』を詳しく解説

抗がん剤治療レジメンとは、がん治療において、投与する薬剤の種類や量・投与速度・期間・投与順などを時系列で示した計画書のことである。抗がん剤治療レジメンは、がんのタイプ、進行度、患者の年齢や健康状態など、さまざまな要因を考慮して作成される。抗がん剤治療レジメンは、がんの治療計画において重要な役割を果たしており、適切な抗がん剤治療レジメンを作成することで、がんの治療効果を高め、副作用を軽減することができる。 抗がん剤治療レジメンは、通常、主治医の指示のもと、看護師が作成する。看護師は、抗がん剤治療レジメンを作成するにあたって、患者の病歴、検査結果、治療歴などを考慮する。また、看護師は、抗がん剤治療の副作用について患者に説明し、患者の同意を得たうえで、抗がん剤治療レジメンを作成する。
精神科

看護師に必須の用語『終末期医療』を徹底解説

終末期医療の対象者は、筋委縮性側索硬化症(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう)や筋ジストロフィー症、アルツハイマー型認知症、ガンなどの進行により、多臓器が不全状態にある患者を対象に行うことが多いです。一般的には余命3か月以内と判断されたときに、治療や延命目的の医療行為を止め、苦痛を取り除く緩和医療のみを実施します。ただし、余命が長くないと判断されたときも、患者や家族が治療や延命目的の医療行為を求めるときには終末期医療は実施されません。あくまでも、患者の意思が尊重され、患者が意思を明確に示せないときは家族の意思が尊重されます。
血液・造血

看護師が押さえておきたい血清鉄の基礎知識

血清鉄とは、血液中に含まれる鉄のことです。体内の血清鉄を測定することは、鉄欠乏症や鉄過剰症などの疾患を診断するうえで重要です。血清鉄の基準値は、男性で58~188μg/dL、女性で48~170μg/dLです。血清鉄が基準値より低い場合、鉄欠乏症の可能性があります。鉄欠乏症は、貧血、疲労、息切れなどの症状を引き起こす可能性があります。血清鉄が基準値より高い場合、鉄過剰症の可能性があります。鉄過剰症は、肝臓障害、心臓障害、糖尿病などの疾患を引き起こす可能性があります。 血清鉄の測定は、血液検査で行うことができます。血液検査は、病院やクリニックで行うことができます。血清鉄の測定結果は、通常、数日でわかります。血清鉄の測定は、鉄欠乏症や鉄過剰症の診断に役立ちます。鉄欠乏症や鉄過剰症が疑われる場合、医師は血清鉄の測定を指示することがあります。
その他

看護師が知っておきたい!『スクレロ』ってなに?

スクレロは、硬化療法のことをいう。静脈瘤(下肢静脈瘤、食道静脈瘤など)の治療方法である。硬化療法は静脈瘤の血管を硬化させる薬を注入し、血管を塞ぐ治療法です。静脈に注射をしますが、血管を縛ったり切除したりする必要はありません。硬化療法は、静脈瘤の治療法の中で最も多く行われる方法です。硬化療法に使用する薬剤には、高張食塩水、ポリドカノール、テトラデシル硫酸ナトリウム、ヒアルロン酸、ポリドキサノールなどがあります。硬化療法は、静脈瘤の治療法の中では比較的安全な治療法です。ただし、硬化療法は、静脈瘤の進行状況や患者さんの体調によって、適応にならない場合があります。硬化療法の治療効果は、静脈瘤の程度や治療を受ける回数によって異なります。硬化療法は、静脈瘤の治療法の中では最も多くの症例で効果が得られる治療法ですが、完全に治癒するわけではありません。硬化療法の効果を維持するためには、生活習慣の改善や定期的なフォローアップが必要です。
消化器

看護師に必須の用語『多臓器不全』とは

多臓器不全とは、心臓、腎臓、肺、肝臓、中枢神経などの生命維持臓器が進行性の機能障害を起こす状態です。また、凝固系、免疫系、内分泌系などの生理学的システムの機能障害も含みます。この状態は、多臓器不全症候群(MOF)または多臓器障害(MODS)とも呼ばれます。 多臓器不全は、重篤な感染症、外傷、大手術、火傷など、さまざまな原因で起こり得ます。これらの原因は、臓器に直接損傷を与えるか、全身の炎症反応を引き起こして臓器の機能を損なうことで、多臓器不全を引き起こします。 多臓器不全は、さまざまな症状を引き起こします。主な症状としては、呼吸困難、低血圧、尿量減少、黄疸、意識障害などがあります。多臓器不全は、早期に適切な治療を受けなければ、死に至ることもあります。 多臓器不全の治療は、原因の治療と支持療法の2つに分かれます。原因の治療は、感染症の場合には抗生物質、外傷の場合は手術、火傷の場合は傷の処置などを行います。支持療法は、人工呼吸器、透析、輸血などを行い、臓器の機能をサポートします。 多臓器不全は、重篤な疾患ですが、早期に適切な治療を受ければ、救命できる可能性があります。多臓器不全の予防のためには、感染症を予防し、外傷や火傷のリスクを減らすことが重要です。
呼吸器

看護師に必須の用語『クスマウル呼吸』について

クスマウル呼吸とは、深く速い呼吸が規則正しく持続する異常呼吸である。一見して苦悶した状態を呈する呼吸様式である。クスマウル大呼吸ともいう。 クスマウル呼吸は、糖尿病性ケトアシドーシス、アルコール性ケトーシス、尿毒症、乳酸アシドーシスなどの代謝性アシドーシスを伴う疾患でみられることが多い。また、敗血症性ショック、心不全、肺塞栓症などの循環器疾患でもみられることがある。 クスマウル呼吸は、アシドーシスによって体内のpHが低下すると、それを補正するために呼吸が促進されることで起こる。呼吸が促進されると、肺胞から二酸化炭素が排出され、血液中の二酸化炭素濃度が低下する。すると、血液中のpHが上昇し、アシドーシスが改善される。 クスマウル呼吸は、アシドーシスの治療において重要な役割を果たしている。しかし、クスマウル呼吸が続くことで、呼吸性アルカローシスをきたすことがある。呼吸性アルカローシスになると、血液中のpHが上昇しすぎてしまい、様々な症状を引き起こす。そのため、クスマウル呼吸が続く場合は、医師の指示に従って治療を受ける必要がある。
アレルギー・膠原病

看護師に必須の用語『側頭動脈炎』とは?

側頭動脈炎は、大血管を主体とした血管炎です。大動脈と主要分岐動脈に病変を呈するが、特に外頸動脈に頻度が高いため側頭動脈炎と呼ばれてきました。現在では巨細胞性血管炎(giant cell arteritis〈GCA〉)に呼称が統一されています。 側頭動脈炎は、50歳以上の高齢者に多く発症します。男女比は12で、女性に多い傾向があります。この病気の原因は不明ですが、遺伝的要因や感染症との関連が疑われています。 側頭動脈炎の主な症状は、頭痛、側頭部の動脈の拍動、顎の痛みです。その他、発熱、全身倦怠感、体重減少、視覚障害などの症状が現れることもあります。 側頭動脈炎の診断は、血液検査や画像検査によって行われます。血液検査では、炎症反応の上昇や赤血球沈降速度の亢進などがみられます。画像検査では、大動脈や主要分岐動脈の壁の肥厚や狭窄などがみられます。 側頭動脈炎の治療は、ステロイド薬を使用します。ステロイド薬は、炎症を抑えて血管の壁の肥厚や狭窄を改善する効果があります。治療期間は、通常数カ月から1年以上です。 側頭動脈炎は、早期に診断・治療を開始すれば、予後は良好です。しかし、治療が遅れると、動脈瘤や脳梗塞などの重篤な合併症を引き起こすことがあります。