呼吸器

気管支肺胞洗浄の基礎知識

気管支肺胞洗浄とは、肺胞の細胞数や種類、肺に関する病気の診断などのために行われる検査である。BAL(Bronchoalveolar Lavage)とも呼ばれる。気管支鏡を肺の奥まで挿入して洗浄液を注入し、肺胞内の細胞や物質を回収する。回収された細胞や物質は、顕微鏡で観察したり、培養したりして検査を行う。気管支肺胞洗浄は、肺がん、肺炎、結核などの診断に有用な検査である。また、肺の炎症やアレルギー反応の程度を評価するためにも使用される。気管支肺胞洗浄は、比較的安全な検査だが、まれに気管支鏡の挿入による気道損傷や出血などの合併症が起こることもある。
その他

看護師必須!カクテル療法の基礎知識

カクテル療法とは、複数の薬を、患者の症状や病気の進行度などに応じて組み合わせて使う治療法のことです。カクテル療法を行うことで、相乗効果で薬の効き目が高まるとともに、1つ1つの薬の使用量が少なく済むこともあり、副作用が現れにくいというメリットがあります。カクテル療法は、後天性免疫不全症候群(エイズ)や原発性糸球体腎炎などの治療に用いられます。 カクテル療法は、複数の薬を組み合わせることによって、それぞれの薬の効き目を高めることができます。これは、各薬剤が異なる機序で作用することによって、病原菌やがん細胞をより効果的に攻撃することができるからです。また、カクテル療法は、1つ1つの薬の使用量を少なくすることができるため、副作用が現れにくくなります。これは、それぞれの薬剤の副作用が異なるため、複数の薬剤を組み合わせることによって、副作用を相殺することができるからです。 カクテル療法は、エイズや原発性糸球体腎炎などの治療に広く用いられています。エイズは、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)が引き起こす感染症であり、免疫機能が低下して様々な感染症や悪性腫瘍を発症する病気です。カクテル療法は、複数の抗ウイルス薬を組み合わせてHIVの増殖を抑えることで、エイズの進行を遅らせることができます。原発性糸球体腎炎は、糸球体が炎症を起こすことで腎機能が低下する病気です。カクテル療法は、複数の免疫抑制剤を組み合わせて炎症を抑えることで、原発性糸球体腎炎の進行を遅らせることができます。
血液・造血

自家末梢血幹細胞移植とは?造血幹細胞移植の種類の一つ

自家末梢血幹細胞移植とは、造血幹細胞移植の種類の一つで、造血機能の回復のために、事前に採取し凍結保存しておいた自己由来の造血幹細胞を輸注する方法のことを指します。この方法は、通常の化学療法よりも抗腫瘍効果を高めるために、前処置として移植前に大量の抗がん剤の投与や放射線照射(稀である)を実施した後に行われます。 自家末梢血幹細胞移植は、白血病やリンパ腫などの血液のがん、多発性骨髄腫、悪性リンパ腫、ホジキンリンパ腫などの悪性腫瘍の治療に用いられます。また、骨髄異形成症候群、再生不良性貧血などの血液疾患の治療にも用いられます。
組織・制度

地域医療とは何か?

地域医療とは、病院などの医療機関での治療やケアの枠組みにとらわれず、地域住民が安心して暮らすことができるよう、地域住民の健康を支える医療体制のことである。医師やその他の医療従事者が主体となり、地域住民に対して疾病の予防や健康維持・増進のための活動を行う。 地域医療は、地域住民の健康状態や生活環境を把握し、その課題に応じた医療サービスを提供することを目的としている。そのため、地域医療には、医療機関での治療やケアだけでなく、在宅療養や訪問看護、地域住民向けの健康教室や相談会など、さまざまな取り組みが含まれる。 地域医療は、地域住民の健康を支える上で重要な役割を果たしている。地域医療が充実していると、地域住民は安心して暮らすことができ、健康寿命が延びるなどの効果が期待できる。
呼吸器

肺がんとは?その定義と部位別死亡率

肺がんとは、気管支や肺胞の細胞ががん化した病気です。肺がんは、部位別で見ると、最も死亡率が高いがんです。大部分が上皮性の腫瘍であり、そのほとんどが気道粘膜上皮より発生します。肺がんには、大きく分けて、小細胞肺がんと非小細胞肺がんの2つがあります。小細胞肺がんは、がん細胞が小さく、増殖が速いのが特徴です。非小細胞肺がんは、がん細胞が大きく、増殖が遅いのが特徴です。肺がんの症状としては、せき、痰、胸痛、呼吸困難、体重減少などがあります。肺がんの治療法としては、手術、化学療法、放射線療法などがあります。肺がんは早期発見、早期治療が重要です。肺がんの疑いがある場合は、すぐに医師を受診してください。
産婦人科

顕微授精:不妊治療の希望の光

顕微授精とは、受精の過程を人為的に顕微鏡下に操作し、受精を助ける体外受精方法のことである。卵子と精子を体外に取り出して、顕微鏡を見ながら精子を卵子に直接注入する方法である。顕微授精は、男性不妊症や女性不妊症、原因不明の不妊症など、さまざまな不妊原因に対応できる方法である。 顕微授精は、体外受精の一種であり、体外で受精させた卵子を子宮に戻す方法である。体外受精は、不妊症の治療法として広く行われており、顕微授精は体外受精の中でも、より高度な技術を必要とする方法である。
血液・造血

看護師に知っておいてほしい! 止血の基本と手順

止血とは、血管の損傷により出血した状態を止める行為のことを指す。血管の損傷は、外傷や手術などによって起こることが多く、出血を放置すると患者の生命に関わる危険性があるため、迅速かつ適切な止血処置を行うことが重要である。止血の方法は、傷口を直接圧迫する方法、止血帯を用いる方法、凝固剤を用いる方法などがある。 直接圧迫法は、出血している部位を直接手で押さえて止血する方法である。これは最も簡単な止血法であるが、出血がひどい場合は効果がないことがある。止血帯を用いる方法は、出血している部位の上部に止血帯を巻いて止血する方法である。止血帯は、医療用のものではなく、ハンカチやネクタイなどでも代用することができる。凝固剤を用いる方法は、出血している部位に凝固剤を塗布して止血する方法である。凝固剤は、血液中のタンパク質であるフィブリンを生成して止血を促進する。
呼吸器

チェーンストークス呼吸って何?

チェーンストークス呼吸とは、呼吸が周期的に増大と減少を繰り返し、最も減弱したときにしばらく停止しているような異常な呼吸のことです。この呼吸パターンは、脳や中枢神経系の機能不全が原因で起こります。 チェーンストークス呼吸は、脳の呼吸中枢が正常に機能していないために起こります。呼吸中枢は、脳幹にある神経細胞のグループで、呼吸を制御しています。呼吸中枢が損傷を受けると、呼吸の速度や深さが変化したり、呼吸が停止したりするなどの症状が現れます。 チェーンストークス呼吸は、心臓発作、脳出血、脳腫瘍、脊髄損傷などの疾患によって起こることがあります。また、薬物中毒や低酸素症によっても起こる可能性があります。 チェーンストークス呼吸の症状には、以下のようなものがあります。 * 呼吸が遅くなり、浅くなる。 * 呼吸が止まることがある。 * 呼吸が速くなり、深くなる。 * 呼吸が不規則になる。 チェーンストークス呼吸は、重篤な疾患の兆候であるため、すぐに医師の診察を受けることが重要です。治療は、原因となっている疾患を治療することが中心となります。 チェーンストークス呼吸は、呼吸が周期的に増大と減少を繰り返す異常な呼吸です。この呼吸パターンは、脳や中枢神経系の機能不全が原因で起こります。チェーンストークス呼吸は、重篤な疾患の兆候であるため、すぐに医師の診察を受けることが重要です。
感染

看護師に必須の用語『C型肝炎』

C型肝炎とは、C型肝炎ウイルス(HCV)が血液を介して肝臓に感染し、炎症を引き起こす病気のことです。成人の初感染からでも容易に慢性化し、ウイルス性肝炎の中で最も慢性化しやすいとされています。急性C型肝炎は比較的まれですが、他の急性肝炎と同様に全身倦怠感、食思不振、悪心・嘔吐、発熱、黄疸、肝腫大などの症状が見られます。慢性C型肝炎は多くは感染しても自覚症状のない不顕性感染であり、検診などで偶発的に見つかることが多いです。30~40%の患者が20年ほどの経過で肝硬変に移行する可能性があります。
医療機器・設備・器具

知っておきたい経皮的心肺補助法(PCPS)

経皮的心肺補助法(PCPS)の概要 経皮的心肺補助法(PCPS)は、大腿動静脈から経皮的にカテーテルを挿入し、装着する経皮的心肺補助装置のことである。心臓や肺の機能を一時的に補助する目的で使用される。PCPSは、心臓発作、肺塞栓症、重症肺炎など、心臓や肺の機能が低下した患者に使用される。 PCPSは、体外循環(ECMO)と類似した方法で機能する。しかし、ECMOは、通常、頸動脈と大腿静脈からカテーテルを挿入する必要があるのに対し、PCPSは、より小さなカテーテルを大腿動静脈から挿入するだけで済む。これは、PCPSをより侵襲性の低い方法にする。 PCPSは、心臓や肺の機能を一時的にサポートするのに有効な方法である。しかし、長期的な使用は推奨されない。PCPSは、心臓や肺の機能が回復するまでのつなぎとして使用される。
眼科

眼窩外壁とは?その役割と構成する骨について

眼窩外壁とは、眼窩の外側を形成している骨のことです。眼窩は、眼球とそれを取り巻く構造物を収容する顔面にある空洞です。眼窩外壁は、主に以下の4つの骨で構成されています。 ・大翼骨 ・蝶形骨 ・頬骨 ・上顎骨 眼窩外壁は、眼球を保護し、眼球の動きを滑らかにする役割を果たしています。また、眼窩外壁には、涙腺や外眼筋などの重要な構造物が存在しています。 眼窩外壁の異常には、眼窩外壁骨折、眼窩外壁欠損、眼窩外壁腫瘍などがあります。眼窩外壁骨折は、外傷によって眼窩外壁が折れることで起こります。眼窩外壁欠損は、眼窩外壁の一部が欠損する病気です。眼窩外壁腫瘍は、眼窩外壁にできる腫瘍です。 眼窩外壁の異常は、眼球突出、複視、眼瞼下垂などの症状を引き起こすことがあります。眼窩外壁の異常が疑われる場合は、眼科医を受診することが大切です。
検査・診断

看護師に必須の用語『パフォーマンスステータス』とは?

パフォーマンスステータスとは、患者の全身状態を日常生活動作のレベルに応じて0~4の5段階であらわした指標である。アメリカの腫瘍学団体の1つECOG(Eastern Cooperative Oncology Group)が提唱したもので、がん患者に使われることが多い。現場ではPS(ピーエス)と呼ぶことが多い。 パフォーマンスステータスは、患者のQOL(삶の質)や予後を予測する指標として使用される。また、治療計画を立てる際にも考慮される。パフォーマンスステータスが高いほど、患者のQOLや予後は良好で、治療に耐えられる可能性が高い。逆に、パフォーマンスステータスが低いほど、患者のQOLや予後は不良で、治療に耐えられる可能性は低い。 パフォーマンスステータスの評価は、医師や看護師が行う。患者の日常生活動作や身体所見をもとに、5段階のいずれかに分類する。パフォーマンスステータス0は、日常生活に制限がなく、完全に自立している状態である。パフォーマンスステータス4は、寝たきり状態で、日常生活動作はすべて介助が必要な状態である。
その他

看護師の必需品『カーデックス』

カーデックスとは、看護現場(主に病棟)で使われる記録類のひとつです。患者に関する情報や治療内容、実際に行われた処置、看護計画などを、患者ごとに1枚の紙にまとめ、病棟の患者全員分の用紙を専用ファイルにはさんだものです。申し送りと並ぶ、看護師間の情報伝達手段とされています。 カーデックスの語源は、本来、ファイルの1つの商品名でした。しかし、看護の現場でこのような特有の使い方をしたのが定着し、現在では記録方法の1つとして浸透したといわれています。カーデックスは、取り外しのできるカード(用紙)からできており、カードの端が一枚ごとに少しずつずれて見出しのようになっているので、そこに患者名などが書きこまれ、個々の患者のカードを開いて見る際に便利になっています。
薬

看護師が知っておくべき『コンタミネーション』について

コンタミネーションとは、汚染、混入を意味する言葉で、化学や医療の現場で使われる業界用語です。英語の contamination に由来し、略してコンタミと呼ばれることもあります。単なる混入というよりは、意図しない混入・汚染といった意味合いが強く、マイナスのイメージが伴う言葉です。化学や医療の現場では、コンタミネーションを避けるために厳格な管理が行われています。コンタミネーションを防ぐためには、作業を行う前に手や器具を消毒すること、作業中は手袋やマスクを着用すること、作業中は飲食をしないことなど、基本的な感染予防策を徹底することが大切です。また、作業を行う環境を清潔に保つこと、不要なものを持ち込まないこと、作業中はドアや窓を閉めておくことなど、作業環境の管理も重要です。
呼吸器

看護師必須用語『人工心肺装置』とは

人工心肺装置とは、心臓手術を行う際、心臓の拍動を止めて心臓と肺に流れている血液を遮断する間、心臓と肺の機能を代行する医療機器のことです。人工心肺装置は、心臓に代わって全身に血を巡らせるポンプ作用と、肺の代わりとして二酸化炭素を排除し、酸素を取り込むガス交換作用を持っています。人工心肺装置は、心臓手術を安全に行うために欠かせない医療機器です。人工心肺装置は、一般的には、心臓手術を行う際に使用されます。心臓手術を行う際には、心臓の拍動を止め、心臓と肺に流れている血液を遮断する必要があります。その間、人工心肺装置が心臓と肺の機能を代行し、全身に血を巡らせています。心臓手術が終了したら、人工心肺装置は取り外されます。
消化器

看護師に必須の用語『体性痛』について

体性痛とは、発生部位によって分類された疼痛の種類の一つである。体性痛は、皮膚、筋肉、骨、関節などの体の組織を損傷することで起こる。体性痛は、急性痛と慢性痛の2つに分類される。急性痛は、通常、数日から数週間続き、怪我や病気などによって引き起こされる。慢性痛は、通常、3ヶ月以上続き、怪我や病気などによって引き起こされるが、原因不明の場合もある。 体性痛は、その発生部位によって、体表痛と深部痛の2つに分類される。体表痛は、皮膚や筋肉などの体の表層にある組織を損傷することで起こる。深部痛は、骨、関節、腱などの体の深部にある組織を損傷することで起こる。体表痛は、通常、鋭い痛みや刺すような痛みとして感じられる。深部痛は、通常、鈍い痛みやズキズキする痛みとして感じられる。 体性痛は、その程度によって、軽度、中等度、重度の3つに分類される。軽度の体性痛は、日常生活に支障をきたさない程度である。中等度の体性痛は、日常生活に支障をきたす程度である。重度の体性痛は、日常生活に支障をきたし、治療が必要な程度である。 体性痛は、様々な原因によって引き起こされる。最も多い原因は、怪我である。怪我は、体の組織に損傷を与え、体性痛を引き起こす。怪我以外にも、病気、手術、出産、更年期障害、ストレスなど様々な原因によって体性痛を引き起こすことがある。
感染

看護師が知っておきたいアニサキス症の基礎知識

アニサキス症とは、アニサキス属幼線虫により起こる消化器症状である。アニサキス属幼線虫は、主に海産魚介類に寄生しており、魚介類を摂取することでヒトの消化管に侵入する。アニサキス症の症状は、消化管に入ったアニサキス属幼線虫が胃や腸壁を刺激することで起こる。主な症状は、激しい腹痛、吐き気、嘔吐などである。また、アニサキス属幼線虫が食道や気管に迷入すると、呼吸困難や咳などの症状を引き起こすこともある。アニサキス症は、魚介類を摂取することで感染する。そのため、アニサキス症を防ぐためには、魚介類を十分に加熱して食べる必要がある。また、アニサキス属幼線虫が寄生している可能性がある魚介類は、生で食べないように注意することが大切である。アニサキス症を発症した場合は、すぐに医療機関を受診する必要がある。アニサキス症の治療は、アニサキス属幼線虫を駆除することが目的である。駆除方法は、内服薬や内視鏡を用いた方法などがある。
その他

看護師に必須!『ツッカ』ってなに?

「ツッカ」とは、ブドウ糖、ブドウ糖液を意味する業界用語である。ドイツ語の「Zucker(糖)」に由来している。医療業界では、注射剤や点滴などでブドウ糖を投与することが多く、その際に「ツッカ」という用語が使用される。また、「ツッカ」は、ブドウ糖を原料とした清涼飲料水や栄養補給食品の名称としても使用されることがある。 「ツッカ」の使用頻度の高い濃度5%のブドウ糖液は、「ゴプロツッカ」と呼ばれる。「プロ」とは「%(パーセント)」の意である。ゴプロツッカは、主に、点滴や注射剤として使用される。また、経口摂取できるゴプロツッカの製剤もあり、スポーツ選手などがエネルギー補給のために使用することがある。
耳鼻咽喉科

看護師が知っておきたい補聴器の基礎知識

補聴器とは、音を増幅させ、聴力に合わせて大きすぎる音を制御し、聞こえにくさを改善する装置である。聴覚障害者の日常生活のコミュニケーションを補助するために用いられる。補聴器は、耳に装着して使用する小型の電子機器で、マイクロホン、アンプ、レシーバーの3つの主要な部品で構成されている。マイクロホンは音を集め、アンプは音を増幅し、レシーバーは増幅された音を耳に伝える。補聴器には、さまざまな種類があり、それぞれの人の聴力に合わせて調整することができる。補聴器は、聴覚障害者の生活を大きく改善することができる重要な福祉機器である。
血液・造血

急性GVHDとは?その原因と症状、治療法を解説

急性GVHDは、骨髄移植や幹細胞移植を受けた患者に起こる合併症です。ドナー由来の免疫担当細胞が、患者の細胞を攻撃することで引き起こされます。急性GVHDは、移植後早期に発症し、皮膚、消化管、肝臓、肺など、さまざまな臓器を攻撃します。 急性GVHDの原因は、ドナーと患者の組織適合性の違いです。組織適合性は、HLA(ヒト白血球抗原)と呼ばれる遺伝子によって決まります。HLAが一致していない場合、ドナー由来の免疫担当細胞が、患者の細胞を異物と認識して攻撃します。 急性GVHDの症状は、臓器によって異なります。皮膚症状としては、発疹、紅斑、水疱などがみられます。消化管症状としては、下痢、嘔吐、腹痛などがみられます。肝臓症状としては、黄疸、肝機能障害などがみられます。肺症状としては、呼吸困難、咳嗽などがみられます。
整形外科

看護師が知っておくべきコルセットの基礎知識

コルセットとは、胸椎から骨盤にかけての体幹部を保持する治療用装具です。骨折や手術の後、腰痛などに対して使用されます。コルセットには、硬性コルセット、半硬性コルセット、軟性コルセット(ダーメンコルセット)の3種類があります。 硬性コルセットは、腰椎の骨折や手術の後など、胸腰椎の動きを強く制限しなければならない場合に使用されます。半硬性コルセットは、退院後の生活で、腰椎の動きを制限する必要がある場合などで使用します。軟性コルセット(ダーメンコルセット)は、腰痛などに対して使用されます。 コルセットを選択する際には、患者の症状に合わせて選ぶことが重要です。整形外科の医師と相談しながら装着することが望ましいです。また、コルセットを着用している場合でも、背筋や腹筋、大腰筋などは衰えないようにトレーニングをする必要があります。リハビリテーションとしてコルセットを着用している場合の運動の指導も行われます。
腎・泌尿器

急性膀胱炎を知る!基礎知識からケアのポイントまで

急性膀胱炎とは、排尿時痛、頻尿、残尿感、尿意切迫感などの膀胱刺激症状で発症する急性の尿路感染症である。女性に多くみられ、膀胱炎の原因の多くは大腸菌などの細菌感染である。 急性膀胱炎の症状は、排尿時痛、頻尿、残尿感、尿意切迫感などである。排尿時痛は、尿道に痛みやしみる感じがある。頻尿は、排尿回数が増える。残尿感は、排尿後も膀胱に尿が残っている感じがある。尿意切迫感は、尿意を我慢できない感じがある。 急性膀胱炎の原因は、大腸菌などの細菌感染であることが多い。細菌は、尿道から膀胱に入り込んで感染を起こす。尿道は、女性の場合は短いため、細菌が膀胱に入り込みやすい。また、女性は妊娠中や月経中はホルモンバランスが変化するため、膀胱炎を起こしやすくなる。 急性膀胱炎の治療は、抗菌薬の内服である。抗菌薬は、細菌を殺菌したり、細菌の増殖を抑えたりする薬である。抗菌薬は、通常7~10日間服用する。
組織・制度

看護師に必須の用語『コードブルー』の基礎知識

コードブルーとは、患者の容態急変などの緊急事態が発生した場合に用いられる、救急コールのことである。コードネームで知らせることで、病院内の一般人などが混乱しないようにしている。コードブルーが全館放送でコールされた場合は、担当にかかわらず、手が空いている医師や看護師に至急全員集合してほしい場合である。スタットコールやドクターコールなどと言われることもある。 コードブルーは、患者の容態急変の際に、迅速な対応を行うために不可欠なものである。コードブルーが発生した場合、医師や看護師は、直ちに患者の状態を確認し、必要な処置を開始する。また、他のスタッフにもコードブルーを知らせ、協力してもらうことで、患者の救命に努める。 コードブルーは、病院内での緊急事態の際に、迅速かつ適切な対応を行うための重要な手段である。コードブルーが発生した場合、医師や看護師は、落ち着いて行動し、患者の救命に努めることが求められる。
耳鼻咽喉科

看護師必須!耳垢栓塞とは?

耳垢栓塞とは、耳垢が外耳道に蓄積して耳の閉塞を引き起こす状態です。耳垢は、外耳道の皮膚から分泌される天然の物質で、通常、外耳道から自然に排出されます。しかし、過剰な耳垢が分泌されたり、耳掃除などによって押し込まれたりすると、外耳道に蓄積して栓塞を引き起こすことがあります。 耳垢栓塞は、子供から大人まで、誰にでも起こりえますが、特に高齢者や難聴者、耳の細い人、耳掃除を頻繁に行う人などに多く見られます。耳垢栓塞は、外耳道を塞ぐことで、さまざまな症状を引き起こします。最も典型的な症状は、片耳または両耳の難聴です。耳垢栓塞が進行すると、耳鳴り、耳の痛み、かゆみ、匂い、めまいなどの症状が現れることもあります。