脳・神経

看護師必見!錐体外路の基礎知識

錐体外路とは、人間の運動機能を制御する神経系のネットワークの一部です。錐体路とは別の経路で、錐体外路中枢、大脳基底核、視床腹部、脳幹が含まれます。錐体外路は、姿勢や運動に対する指令を骨格筋に伝え、筋緊張や筋群の協調運動を反射的かつ不随意的に行う働きをしています。 錐体外路に障害が生じると、錐体外路症候群と呼ばれる症状が現れます。錐体外路症候群の主な症状は、振戦、筋硬直、動作緩慢、歩行障害などです。パーキンソン病は、錐体外路症候群を呈する代表的な疾患です。
循環器

看護師が知っておくべきこと:発作性心房細動とは

発作性心房細動は、300~600回/分の頻度で心房が不規則に興奮し、脈拍がばらばらになる不整脈の一種です。発生から7日以内に自然停止する心房細動を指します。心房細動は、最も一般的な不整脈であり、年齢とともに発症する確率が高くなります。発作性心房細動は、通常、心臓弁膜症、高血圧、冠動脈疾患、心臓肥大、心筋梗塞、心不全などの心臓病を患っている人に起こります。また、甲状腺機能亢進症、糖尿病、肺疾患、睡眠時無呼吸症候群などの心疾患以外の病気でも起こることがあります。発作性心房細動の症状は、動悸、息切れ、胸痛、めまい、失神などです。発作性心房細動は、心房血栓症、脳卒中、心不全などの合併症を引き起こす可能性があります。発作性心房細動の治療は、薬物療法、カテーテルアブレーション、ペースメーカー手術などがあります。
その他

看護師に必須の用語『ムンテラ』とは?

ムンテラとは、医師が患者に対して病状や治療などに関する説明を行うことです。かつて、臨床では医師が患者の治療方針を決定すると、医師が患者にムンテラを行い、患者はその方針に従うかたちが多いものでした。これは、患者が自分の病状や治療方法について十分な情報を持っていないことが多かったためです。しかし、現在では医療法の改正により、インフォームド・コンセントという方法で、医師・医療チームが疾患や治療について患者に説明を行っています。インフォームド・コンセントとは、医師が患者に病状や治療方法について十分な説明を行い、患者が理解した上で治療を受けるかどうかを決定する制度のことです。これにより、患者は自分の病状や治療方法について十分な情報を持った上で治療を受けることができるようになりました。
内分泌・代謝・栄養

看護師が知っておきたいテストステロンの基礎知識

テストステロンとは、精巣から分泌されるホルモンの一種です。男性ホルモンとして知られ、男性の性徴の発達や維持に重要な役割を果たしています。また、筋肉量や骨量を増やし、赤血球の生成を促進する作用もあります。テストステロンは、男性の健康維持に欠かせないホルモンです。 テストステロンは、視床下部から分泌されたゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)が、下垂体の黄体形成ホルモン(LH)の産生を刺激することによって分泌されます。そして、黄体形成ホルモンが、精巣でのテストステロンの分泌を促します。
検査・診断

看護師のための『クレアチン』理解ガイド

クレアチンとは、筋肉のエネルギー産生に重要な役割を果たす天然物質です。これは、筋肉の収縮に使用されるアデノシン三リン酸(ATP)を再合成するのに役立ちます。クレアチンは、肉や魚のタンパク質を食べることで摂取することができますが、サプリメントとしても入手可能です。 クレアチンは、主に肝臓で合成され、筋肉や脳に運ばれます。クレアチンは、筋肉細胞に取り込まれると、クレアチンリン酸に変換されます。クレアチンリン酸は、筋肉の収縮に使用されるATPを再合成するのに役立ちます。 クレアチンは、筋肉の力を高める効果があることが示されています。クレアチンを摂取すると、筋肉のクレアチンリン酸のレベルが上昇し、筋肉の収縮が改善されます。また、クレアチンは、筋肉の疲労を軽減する効果も示されています。クレアチンを摂取すると、筋肉の乳酸のレベルが低下し、筋肉の疲労が遅くなります。 クレアチンは、筋肉の力を高める効果があるため、アスリートやボディビルダーに人気のあるサプリメントです。クレアチンは、安全で副作用の少ないサプリメントですが、クレアチンを摂取する前に医師に相談することが重要です。
看護技術

看護師の基礎知識:s.c.の意味と使い方

s.c.とは、皮下注射を意味する略語です。皮下組織内に薬液を注入する方法を指示する際に、カルテへの記入に使われます。英語のsubcutaneous injection(皮下注射)の略であり、scと記されることもあります。 皮下注射は、薬液を皮下組織に注入する注射方法です。皮下組織は、皮膚と筋肉の間にある層であり、血管やリンパ管が豊富に分布しています。そのため、皮下注射は、薬液を素早く吸収させることができます。 皮下注射は、さまざまな薬剤の投与に使用されます。例えば、インスリン、ヘパリン、モルヒネなどです。また、ワクチンも皮下注射で投与されます。 皮下注射は、比較的安全で簡単な注射方法ですが、注意深く行う必要があります。注射部位を清潔にし、針を適切な角度で刺入することが大切です。また、注射後は、注射部位を圧迫して出血を防ぐ必要があります。
アレルギー・膠原病

看護師に必須の用語『生物学的製剤』

生物学的製剤とは、化学的に合成された物質ではなく、生物由来のタンパク質などを利用して生成された薬剤のことです。広義には、予防接種に使用されるワクチン、インスリンなどのホルモン製剤、凝固因子製剤や免疫グロブリンなども含まれます。膠原病領域においては、主にサイトカインを対象にしたモノクローナル抗体が用いられています。 生物学的製剤は、従来の医薬品とは異なり、生物学的プロセスを用いて製造されるため、製造工程が複雑でコストがかかります。そのため、一般的に従来の医薬品よりも高価になります。また、生物学的製剤は、タンパク質であるため、体内で分解されやすいため、投与方法や投与量に注意が必要です。 生物学的製剤は、従来の医薬品では治療が困難だった疾患の治療に有効であることが多く、近年、その使用が拡大しています。例えば、生物学的製剤は、関節リウマチ、クローン病、潰瘍性大腸炎、乾癬など、様々な疾患の治療に使用されています。 生物学的製剤は、新しいタイプの薬剤であり、その安全性や有効性については、まだ研究が続けられています。しかし、生物学的製剤は、従来の医薬品では治療が困難だった疾患の治療に有効であることが多く、今後もその使用は拡大すると考えられます。
腎・泌尿器

透析患者のシャント機能不全とは?

シャント機能不全とは、人工的に作られた血管や体液を流すためのチューブが、つまってしまったり、漏れたりして、必要な働きができなくなってしまう状態のことを指す。シャント術は、血液透析患者や水頭症患者などを対象に行われるが、手術後一定期間が経つと、シャント機能不全が起こることがある。原因としては、血栓の形成、感染、ステノシス(狭窄)、破裂などがあり、症状としては、発熱、疼痛、腫脹、皮疹などがあらわれる。治療法としては、薬物療法、外科的処置、シャント再建術などがある。シャント機能不全は、重症化すると生命を脅かすこともあるため、定期的な検査やモニタリングを行い、早期に発見・治療することが重要である。
検査・診断

看護師に必須の用語『血糖値』

血糖値とは、血液中のブドウ糖の量のことです。ブドウ糖は、炭水化物を分解することによって得られ、体内の細胞にエネルギーを供給する燃料として利用されます。血糖値は、食事や運動、ストレスなどの要因によって変動します。通常、空腹時の血糖値は70~109mg/dL、食後1~2時間後の血糖値は140mg/dL以下に保たれています。血糖値が高い状態が続くと、血管や神経が傷つき、糖尿病などの合併症を引き起こす可能性があります。そのため、血糖値をコントロールすることは、糖尿病の予防と治療に欠かせません。
整形外科

看護師に必須の用語『体性痛』について

体性痛とは、発生部位によって分類された疼痛の種類の一つです。体性痛は、皮膚、筋肉、骨、関節、腱、靭帯など、身体の組織に直接的な損傷がある場合に起こります。体性痛は、鋭い、鈍い、ズキズキする、刺すような、灼熱感があるなど、様々な感覚で表れます。また、体性痛は、持続的な痛みや、断続的な痛み、または、活動によって悪化する痛みなど、様々なパターンで現れます。 体性痛の原因は、怪我、病気、感染症、炎症、変性性疾患など、様々なものがあります。体性痛は、しばしば、身体的な症状を伴いますが、精神的な症状を伴うこともあります。体性痛は、日常生活に支障をきたすことが多く、患者の生活の質を低下させる可能性があります。 体性痛の治療は、原因によって異なります。怪我の場合は、安静や固定が必要となる場合があります。病気や感染症の場合は、薬物治療や外科手術が必要となる場合があります。炎症の場合は、抗炎症薬や冷却療法が必要となる場合があります。変性性疾患の場合は、理学療法や作業療法が必要となる場合があります。 体性痛は、患者の生活に大きな影響を与える可能性のある疾患です。体性痛でお悩みの方は、早めに医師にご相談ください。
整形外科

看護師が知っておくべき「鵞足炎」

鵞足炎の原因は主に膝への負担が挙げられます。陸上競技やサッカーなど、膝をよく使う競技を行っていたり、X脚であったりすると鵞足炎になりやすいと言われています。また、長時間立ちっぱなしや歩きすぎ、階段の上り下りなども鵞足炎の原因となる場合があります。 鵞足炎は、膝の使いすぎや、膝への負担が大きい動作を繰り返すことで起こることが多いです。例えば、ランニングやサッカーなどのスポーツをする人や、長時間立ち仕事をする人などに多く見られます。また、膝の関節が緩い人や、X脚やO脚の人も、鵞足炎になりやすい傾向があります。
消化器

看護師に必須の用語『経皮経肝的胆嚢ドレナージ』とは?

経皮経肝的胆嚢ドレナージ(PTGBD)とは、右肋間の皮膚と肝臓を介して胆嚢に細い管を入れ、溜まっている胆汁を体外に排出する治療のことである。急性胆嚢炎や閉塞性黄疸の治療として採用される。 急性胆嚢炎とは、胆嚢に炎症が起こる病気である。胆石が胆嚢の出口をふさいで胆汁が流れにくくなると、胆汁が胆嚢に溜まって炎症を起こす。閉塞性黄疸とは、胆管がふさがって胆汁が流れにくくなり、黄疸が起こる病気である。胆石や腫瘍などが胆管をふさぐことで閉塞性黄疸が起こる。 PTGBDは、急性胆嚢炎や閉塞性黄疸の治療として行われる。PTGBDを行うことで、胆汁が体外に排出され、炎症や黄疸を改善させることができる。PTGBDは、腹腔鏡手術や開腹手術よりも侵襲が少なく、比較的安全な治療法である。
アレルギー・膠原病

看護師が知っておきたいドライマウスについて

ドライマウスとは、口腔内が乾燥している状態である。この症状は、さまざまな原因で起こりうる。最も一般的な原因は、病気や薬剤の副作用である。糖尿病、シェーグレン症候群、HIV/エイズなどの病気は、ドライマウスを引き起こす可能性がある。抗うつ薬、抗ヒスタミン薬、降圧薬などの薬剤も、ドライマウスの副作用として知られている。加齢、飲酒、喫煙などの生活習慣も、ドライマウスを引き起こす可能性がある。ドライマウスは、口腔内の乾燥感、口渇、舌のひび割れ、口臭、味覚障害などの症状を引き起こす。ドライマウスは、歯周病や虫歯のリスクを高める可能性がある。
略語

看護師が知っておくべきmRNAの基礎知識

mRNAは、細胞の核内でDNAをコピーしたものです。DNAは、細胞の遺伝情報が含まれた分子で、タンパク質の合成に必要な情報を提供します。mRNAは、この情報を細胞の核から細胞質へと運び、タンパク質の合成を行います。 mRNAは、タンパク質の合成に必要な情報を含むRNAの一種です。DNAから転写されて作られます。mRNAは、細胞の核から細胞質へと移動し、リボソームと結合します。リボソームは、mRNAの情報に従って、タンパク質を合成します。 mRNAは、タンパク質の合成に不可欠な分子です。mRNAがなければ、タンパク質を合成することができず、細胞は正常に機能することができません。
呼吸器

看護師が知っておくべきコンプライアンスとは

コンプライアンスとは、肺の膨らみやすさを表す指標です。肺コンプライアンスとも呼ばれます。人は横隔膜や肋間筋などを連動して動かすことで、胸腔内の圧力を上下させ、肺に空気を取り込んで膨らませたり、縮ませたりしています。1回の換気量を得るためにどれだけ圧力を変化させる必要があるか、これがコンプライアンスです。単位はmL/cmH2Oで、例えば「コンプライアンスが60mL/cmH2O」であれば「1cmH2Oの圧で肺が60mL膨らむことができる」と解釈することができます。
脳・神経

看護師が知っておくべき血栓について

血栓とは、血管の中で形成される血の塊のことです。血栓は、血小板やフィブリンなどの血液成分が集まって形成されます。血栓が血管を塞いでしまうと、その先の組織に血液が流れなくなり、組織が壊死してしまいます。血栓は、脳卒中、心筋梗塞、肺塞栓症などの原因となります。 血栓は、血液が固まりやすくなったり、血管壁が傷ついたりすると形成されやすくなります。血液が固まりやすくなる原因としては、高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満、喫煙、飲酒、運動不足などがあります。血管壁が傷つく原因としては、動脈硬化、血管炎、外傷などがあります。 血栓が形成されるのを防ぐためには、血液が固まりにくくする薬を服用したり、血管を傷つけないようにしたりすることが大切です。血液が固まりにくくする薬には、抗凝固薬や抗血小板薬があります。血管を傷つけないようにするためには、高血圧や糖尿病などの基礎疾患をしっかりコントロールしたり、禁煙したり、適度な運動をしたりすることが大切です。
眼科

看護師に必須の用語『はやり目』とは?

はやり目は、アデノウイルスによる感染症の一種で、角結膜炎を引き起こします。角膜とは、目の黒目の部分で、結膜とは、角膜とまぶたを覆う透明な膜のことです。はやり目は、強い充血、眼脂、眼痛などの症状が現れ、耳介付近や頸部のリンパ節が腫れることもあります。 はやり目は、感染力の強いウイルスによって引き起こされるため、流行しやすい病気です。特に、夏から秋にかけて流行することが多いです。はやり目に感染すると、通常は数日から数週間で自然に治癒しますが、重症化すると角膜が傷つき、視力障害が残ることもあります。 はやり目に感染しないためには、手洗いを徹底したり、目の周りを触らないようにしたりすることが大切です。また、はやり目に感染した人は、他人にうつさないように、マスクを着用したり、目を清潔に保ったりする必要があります。
検査・診断

クレアチンキナーゼを知る

クレアチンキナーゼとは、生体内の酵素の一種で、クレアチンリン酸とアデノシン二リン酸(ADP)からクレアチンとアデノシン三リン酸(ATP)を生成する反応の触媒として働く。クレアチンリン酸は、筋肉や脳などの組織に蓄えられているエネルギー貯蔵物質であり、ATPは、細胞内のエネルギー通貨である。クレアチンキナーゼは、これらの物質を相互に変換することで、筋肉や脳などの組織が必要に応じてエネルギーを産生できるようにしている。 クレアチンキナーゼは、筋肉、脳、心臓などの組織に存在する。筋肉に含まれるクレアチンキナーゼは、筋肉型クレアチンキナーゼ(CK-MM)と呼ばれ、脳に含まれるクレアチンキナーゼは、脳型クレアチンキナーゼ(CK-BB)と呼ばれ、心臓に含まれるクレアチンキナーゼは、心筋型クレアチンキナーゼ(CK-MB)と呼ばれる。これらのアイソザイムは、それぞれ異なる組織に特異的に分布しており、クレアチンキナーゼの総活性を測定することで、筋肉、脳、心臓などの組織の損傷を診断することができる。
整形外科

看護師必須用語『他動運動』

他動運動とは、身体の特定部位を第三者が用手的に、または器具などの外力によって動かすことです。麻痺などによって随意的に筋収縮が行われない場合や筋力が著しく低下している場合、外傷後や術後などの拘縮予防、関節可動域の維持・拡大、皮膚の柔軟性の維持のために行います。他動運動に対し、自力で動かすことを自動運動といいます。 他動運動は、患者の状態や目的に応じて、さまざまな方法で行われます。例えば、麻痺患者の手足の場合、看護師が患者の手足を持ち、曲げたり伸ばしたりする運動を行います。また、拘縮予防のためには、患者の関節を動かして可動域を維持する運動を行います。術後患者の場合は、患者の呼吸器合併症予防のため、患者の背部を叩いたり、患者の体を左右に揺らしたりする運動を行います。 他動運動は、患者の筋力や関節可動域の維持・向上、拘縮予防、褥瘡予防、呼吸器合併症予防など、さまざまな効果があります。また、他動運動は、患者の身体を清潔に保ち、患者の心身の健康を維持するのにも役立ちます。
皮膚科

脂漏性皮膚炎とは?原因や症状、治療法を解説

脂漏性皮膚炎とは、頭部や顔面、頸部、前胸部、腋の下、鼠径部など、皮脂の多い部位に炎症を起こす皮膚炎です。原因は、マラセチア・フルフルや黄色ブドウ球菌など、常在菌の増加や、過剰な皮脂の分泌などが考えられています。 脂漏性皮膚炎は、新生児期、思春期、更年期など、ホルモンバランスが変化する時期に発症しやすい傾向があります。また、ストレスや睡眠不足、栄養バランスの偏りなども発症のリスクを高めるといわれています。 脂漏性皮膚炎の症状は、部位によって異なりますが、いずれも皮脂で覆われたかゆみのある赤みがあるのが特徴です。頭部では、フケやカサつきが目立ちます。顔面では、鼻の周りや眉間、髪の生え際などに症状が出やすく、皮脂が詰まって毛穴が目立つこともあります。前胸部や背中では、黄色い塊状の皮脂がこびりついていることがあります。 脂漏性皮膚炎の治療は、症状に合わせて行われます。軽症の場合は、市販の抗真菌薬やステロイド軟膏を使用します。重症の場合は、抗生物質やステロイド剤を内服したり、光線療法を受けたりすることもあります。
内分泌・代謝・栄養

看護師が知っておきたい『リンパ節』のすべて

リンパ節とは、免疫系に関連する小さな器官で、全身に分布しています。一般的に、そら豆のような形状をしており、大きさは通常1cm未満です。リンパ節は、リンパ管の交差点に位置しており、リンパ液が通過する際に異物を捕まえる働きをしています。 リンパ液は、リンパ管を流れる透明な液体で、細胞や老廃物、細菌やウイルスなどの異物が含まれています。リンパ節は、リンパ液中の異物をろ過し、捕まえることで、血液中に入るのを防いでいます。また、リンパ節は、免疫細胞の移動や反応の場にもなっており、免疫細胞が異物に対して攻撃を行う場所となっています。さらにリンパ節では、リンパ液が濃縮され、余分な水分や老廃物が除去されています。
血液・造血

看護師に必須の用語『骨髄検査』の意味を解説

骨髄検査とは、骨髄液と骨組織の一部を抽出して、様々な血液疾患や他の病気の診断や治療に役立てる検査です。通常、骨盤や胸骨の骨が使用され、皮膚を局所麻酔してから細い針を骨に挿入し、骨髄を採取します。採取した骨髄は、顕微鏡で観察して細胞の数を数えたり、染色したりして異常な細胞がないか調べます。また、DNA検査や細菌培養などの検査も行われることもあります。骨髄検査は、白血病、リンパ腫、多発性骨髄腫、貧血、血小板減少症、凝固障害などの病気の診断や治療に役立ちます。また、骨髄移植の前に行われることもあります。
職種・資格

看護師に必須の用語『臨床検査技師』

臨床検査技師とは、病院、診療所といった医療機関において、医師または歯科医師の指示の下に、各種検査を行う専門職です。臨床検査技師は、国家資格である。臨床検査技師の主な業務は、血液検査、尿検査、便検査、喀痰検査、画像検査など各種検査を行い、その結果を医師に報告することです。また、臨床検査技師は、検査結果をもとに、医師が適切な診断や治療方針を決定できるよう、アドバイスを行うこともあります。臨床検査技師は、医療機関において重要な役割を担っており、患者さんの健康に大きく貢献しています。 臨床検査技師になるためには、まず臨床検査技師養成校に入学し、国家試験に合格する必要があります。臨床検査技師養成校は、全国に数多くありますが、いずれも入学試験があり、競争率は高くなっています。臨床検査技師養成校では、臨床検査技師に必要な知識や技能を学びます。臨床検査技師養成校を卒業後、国家試験に合格すると、臨床検査技師として働くことができます。臨床検査技師として働く場所は、病院、診療所、検診センター、大学病院などさまざまです。
その他

看護師の必須知識:災害時の3Tとは

災害時の3Tとは 災害時に怪我人など大量の医療需要が発生し、医療供給を上回っている状況下で医療行為をする際に重要となる三原則のことです。 災害時の3Tは、以下の3つです。 ・Triage(選別) 傷病者の緊急度と重症度によって、治療の優先順位を決めること。 ・Treatment(治療) 傷病者に適切な治療を施すこと。 ・Transportation(搬送) 傷病者を適切な医療機関に搬送すること。 3Tは、災害時に限らず、大量の医療需要が発生するような状況下で医療行為をする際には重要となります。例えば、大規模な事故やテロ事件が発生した場合にも、3Tが適用されます。 3Tを実施するためには、医療従事者が災害時のトリアージに関する基本的な知識を持ち、搬送手段や受入機関など地域の医療事情に精通していることが望ましいとされています。