その他

来院直後心肺停止とは?

来院直後心肺停止の原因と症状 来院直後心肺停止の原因は、心臓性、呼吸性、その他の原因に大別されます。心臓性の原因としては、心筋梗塞や心筋症、不整脈などが挙げられます。呼吸性の原因としては、肺炎や気胸、気管支喘息などが挙げられます。その他の原因としては、外傷や中毒、低体温症などが挙げられます。 来院直後心肺停止の症状としては、意識消失、呼吸停止、心拍停止などが挙げられます。意識消失は、脳に十分な血液が供給されなくなったために起こります。呼吸停止は、肺に十分な空気が取り入れられなくなったために起こります。心拍停止は、心臓が収縮しなくなったために起こります。これらの症状がすべて同時に起こる場合もあれば、一部の症状のみが起こる場合もあります。

看護師必見!血漿の基本知識

血漿は、血液の細胞以外の成分です。血液の約60%を占め、残り40%が血球(赤血球、白血球、血小板)です。血液を試験管に入れて遠心分離すると上清として得られる黄色い液体成分が血漿です。 血漿は、主に水、タンパク質、脂質、糖質から構成されています。水の割合は90~92%と大部分を占め、タンパク質は6~8%、脂質は1~2%、糖質は0.1~0.2%です。タンパク質は、主にアルブミン、グロブリン、フィブリノーゲンなどで構成され、脂質は、主にコレステロール、トリグリセリド、リン脂質などで構成されています。糖質は、主にブドウ糖です。 血漿には、様々な役割があります。血液の体積を維持し、血流をスムーズにする役割や、栄養素や酸素を細胞に運搬し、老廃物を細胞から回収する役割があります。また、ホルモンや薬物などを全身に運搬する役割や、免疫機能を担う役割もあります。
精神科

看護師に必須の用語『一次妄想』について

-一次妄想とは何か- 一次妄想とは、発生機序を心理的背景から理解することができない妄想である。真正妄想ともいう。一次妄想は、特定の異常な信念や考え方を持ち、その信念や考え方に固執することが特徴である。一次妄想は、統合失調症、躁うつ病、およびその他の精神疾患で発生することがある。 一次妄想は、しばしば奇妙で現実離れした内容である。例えば、自分が宇宙人であると信じている、自分が超能力を持っていると信じている、または自分が迫害されていると信じているなどである。一次妄想は、患者の生活に大きな支障をきたす可能性がある。例えば、仕事や学校に行くことができなくなる、友人や家族と関係を築くことが困難になる、または暴力的な行動を起こすなどである。 一次妄想は、薬物治療、心理療法、またはその両方を組み合わせた治療で治療することができる。薬物治療は、一次妄想の症状を軽減し、心理療法は、一次妄想の根本的な原因に対処するのに役立つことができる。一次妄想の治療は、患者の生活の質を向上させるために重要である。
組織・制度

看護師必携!高度救命救急センターとは?

高度救命救急センターとは、救命救急センターに収容される患者のうち、特に広範囲熱傷、指肢切断、急性中毒などの特殊疾患患者を受け入れ、診察や治療が可能な施設を指します。高度救命救急センターは、通常の救命救急センターよりも高度な医療機器や設備を備え、特殊疾患患者を専門的に診療できる医師や看護師が配置されています。 高度救命救急センターは、1990年代初頭に、救命救急センターに収容される患者のうち、特に重症な患者や特殊疾患患者を専門的に診療することを目的として設置されました。高度救命救急センターは、救命救急センターよりも少ない数で設置されており、全国的に見てもその数は限られています。 高度救命救急センターでは、特殊疾患患者に対して、高度な医療機器や設備を用いた診療や治療が行われます。また、高度救命救急センターでは、特殊疾患患者の診療や治療に関する研究も行われています。
耳鼻咽喉科

看護師が知っておくべき唾液腺の基礎知識

唾液腺とは、口腔の周囲に存在し、唾液を分泌する組織のことです。唾液腺は、口腔内へ開口する導管を持っています。唾液腺には、大唾液腺と小唾液腺の2種類があります。大唾液腺は、耳下腺、顎下腺、舌下腺の3つです。小唾液腺は、口腔内に多数存在する小さな唾液腺です。唾液の95%は大唾液腺から分泌されます。耳下腺からは漿液性(さらさら)の唾液が分泌され、顎下腺や舌下腺からは粘液性(ねばねば)の唾液が分泌されます。唾液には、抗菌・殺菌作用、消化作用、自浄作用などさまざまな役割があります。
腎・泌尿器

看護士必見!紫色採尿バッグ症候群(PUBS)とは?

紫色採尿バッグ症候群(PUBS)とは、採尿バッグ(蓄尿バッグ)が紫色に染められる現象のことである。主に、長期病臥中で尿道カテーテルを長期留置している患者にみられ、女性に多い。また、尿道カテーテルの長期留置・慢性便秘・尿路細菌感染が重なると、多くみられるようになる。 紫色採尿バッグ症候群(PUBS)は、尿道カテーテルを使用している長期病臥の患者に発生する可能性がある。これは、尿道カテーテルが尿路を刺激し、出血や炎症を引き起こすことで起こる。出血や炎症は、尿の色が変化し、尿道カテーテルや採尿バッグが紫色に染まる原因となる。 紫色採尿バッグ症候群(PUBS)の症状には、以下のものがある。 * 尿の色が紫になる * 尿道カテーテルや採尿バッグが紫色に染まる * 排尿時に痛みや灼熱感がある * 尿のにおいが強い * 発熱 * 寒気 * 倦怠感 紫色採尿バッグ症候群(PUBS)は、適切に治療しなければ、重篤な合併症を引き起こす可能性がある。合併症には、以下のものがある。 * 尿路感染症 * 敗血症 * 死 紫色採尿バッグ症候群(PUBS)の治療は、原因となっている病状を治療することに重点を置く。治療法には、以下のものがある。 * 抗菌薬 * 鎮痛薬 * 排便剤 * 尿路カテーテルの交換 紫色採尿バッグ症候群(PUBS)は、予防可能な病状である。紫色採尿バッグ症候群(PUBS)を予防するためには、以下のことに注意する必要がある。 * 尿道カテーテルを清潔に保つ * 便秘を避ける * 尿路感染症の治療を徹底する
精神科

看護師に知っておいて欲しい成人期

成人期の特徴と変化 成人期は、発育が完了した時期から老化が始まる時期とされる。医学的には、20歳前後から60歳前後とされる場合が多いが、具体的な年齢や区分は、社会的背景や研究者などによって異なる。なお、日本の法律では、20歳以上を成人としているが、2018年に改正民法が成立したため、2022年4月1日からは18歳に引き下げられる。 成人期の特徴は、自立した生活を送れるようになることである。経済的には、自分の収入で生活できるようになり、社会的には、自分の意見を主張したり、投票したりできるようになる。また、結婚や出産など、人生の重要なイベントを経験することもある。 成人期は、身体的にも精神的にも大きな変化が起きる時期である。身体的には、身長や体重が安定し、骨格や筋肉が発達する。また、生殖能力が成熟し、子供を産むことができるようになる。精神的には、自己意識が強くなり、自分のアイデンティティを確立するようになる。また、他人との関係を築く能力や、社会規範に従う能力も発達する。 成人期は、人生の中で最も重要な時期の一つである。この時期に、自分の将来を決め、社会に貢献する準備を整えることができる。また、この時期に経験する出来事は、その人の人生に大きな影響を与えることが多い。
その他

看護師に必須の用語『共鳴』について

共鳴とは、個々の物体が持つ固有振動数と同じ振動数を外部から与えることで、物体が振動を始める現象です。共鳴は、楽器の音色や声の響きなど、私たちの日常生活の様々な場面で観察することができます。例えば、ギターの弦を弾くと、弦が固有振動数で振動し、その振動がギターのボディに伝わることで音色が生まれます。また、マイクに向かって話すと、声帯が固有振動数で振動し、その振動がマイクに伝わることで声の響きが生まれます。共鳴は、物理学だけでなく、生物学や心理学など様々な分野で研究されており、人間の心と体の健康に重要な役割を果たしていることがわかっています。例えば、共鳴現象は、人間の感情や思考に影響を与えることが知られており、音楽療法やカウンセリングなど、様々な治療法に応用されています。また、共鳴現象は、人間の身体の健康にも影響を与えており、マッサージや鍼灸など、様々な治療法に応用されています。
検査・診断

看護師が知っておきたい腫瘍マーカー

腫瘍マーカーとは、主に悪性腫瘍(がん)が存在している時に血液の中に産生される物質である。腫瘍マーカーの値が高くなるのは、がん細胞の増殖が活発であることを示唆している。がんの早期発見や診断、治療効果の判定、経過観察などに使用される。 腫瘍マーカーには、CEA(carcinoembryonic antigen)、CA19-9(carbohydrate antigen 19-9)、AFP(alpha-fetoprotein)、PSA(prostate-specific antigen)、LDH(lactate dehydrogenase)など、様々な種類がある。それぞれのがんの種類によって、産生される腫瘍マーカーの種類は異なる。 腫瘍マーカーの値は、がんの進行度や転移の有無によって変動する。一般的に、がんが進行しているほど、腫瘍マーカーの値は高くなる。しかし、腫瘍マーカーの値が高いからといって、必ずしもがんがあるとは限らない。良性腫瘍や炎症でも、腫瘍マーカーの値が上昇することがある。 腫瘍マーカーは、がんの早期発見や診断に役立つが、あくまでも補助的な検査である。がんの確定診断には、画像診断や組織検査が必要である。腫瘍マーカーの値が高い場合は、さらに詳しい検査を受け、がんの有無を確認することが重要である。
脳・神経

看護師が知っておくべき『低カリウム性ミオパチー』

低カリウム性ミオパチーとは、血液中のカリウム濃度が低下することで全身に脱力が起きる疾患のことである。血液中のカリウム濃度が低下すると、筋肉の細胞が正常に機能しなくなり、脱力や麻痺などの症状が現れる。低カリウム性ミオパチーの原因として、尿路や消化器からのカリウムの喪失、副腎の原発性アルドステロン症などの内分泌障害、グリチルリチン製剤などによる偽性アルドステロン症などの薬剤誘発性などが挙げられる。低カリウム性ミオパチーの症状としては、首や手足などの全身の脱力、重症の場合は首が支えられずに垂れ下がってしまうこともある。また、2~3週間かけて徐々に症状が悪化していくのが特徴である。低カリウム性ミオパチーと症状が似ている病気として低カリウム性周期性四肢麻痺があるが、麻痺の持続時間が長いことと、クレアチンキナーゼ値の上昇が著しいことで判別できる。低カリウム性ミオパチーの治療としては、点滴によってカリウムを補うことが行われる。
耳鼻咽喉科

看護師必知!オマリズマブのすべて

オマリズマブは、重症アトピー型(アレルギー型)喘息の治療と特発性の慢性蕁麻疹の治療に用いられる注射薬です。分子標的治療薬の一つです。オマリズマブは、ヒト化抗IgEモノクローナル抗体であり、体内のIgE抗体を阻害することで、アレルギー症状を軽減します。 オマリズマブは、IgE抗体に結合することで、IgE抗体が肥満細胞や好塩基球の表面にあるFcεRI受容体に結合するのを阻害します。これにより、肥満細胞や好塩基球が活性化されて、ヒスタミンやロイコトリエンなどのアレルギー反応を引き起こす物質が放出されるのを抑えます。 オマリズマブは、重症アトピー型喘息の治療に用いられます。重症アトピー型喘息は、気管支が炎症を起こして狭くなり、呼吸困難や喘鳴などの症状が現れる病気です。オマリズマブは、気管支の炎症を抑え、喘息の発作を予防します。 オマリズマブは、特発性の慢性蕁麻疹の治療にも用いられます。特発性の慢性蕁麻疹は、原因不明の慢性的な蕁麻疹です。オマリズマブは、蕁麻疹の原因となっているIgE抗体を阻害することで、蕁麻疹の症状を軽減します。 オマリズマブは、注射薬であり、通常は2週間に1回、皮下注射されます。オマリズマブの投与量は、患者の体重や症状の程度によって異なります。オマリズマブは、一般的に安全な薬剤とされていますが、注射部位の痛みや発赤などの副作用が現れることがあります。
皮膚科

グラインダーとは?看護師に必須の爪の研磨器具を解説

グラインダーとは、分厚くなった爪や皮膚を研磨して治療するための用具のことです。爪白癬や胼胝、疣贅、爪甲鉤彎症などの治療に使用されます。爪白癬とは、爪が白く濁ったり、ボロボロに崩れたりする病気です。胼胝とは、皮が厚く硬くなった状態のことです。疣贅とは、ウイルス感染によってできるイボのことです。爪甲鉤彎症とは、爪が巻いてしまう病気です。 グラインダーは、爪や皮膚を研磨することで、厚みや硬さを軽減します。また、爪や皮膚の表面を滑らかにすることで、感染症を防ぐ効果もあります。グラインダーは、医療機関や美容院などで使用されています。爪白癬や胼胝、疣贅、爪甲鉤彎症などの治療を希望される方は、医療機関を受診してください。
感染

看護師が知っておきたい免疫抑制薬の基本知識

免疫抑制薬とは、体内で起こっている異常な免疫反応や炎症反応を抑える薬剤のことである。免疫反応とは、体外から侵入してきた異物を排除する仕組みであり、炎症反応とは、組織が傷ついたときに起こる反応である。免疫抑制薬は、これらの反応を抑えることで、臓器移植後の拒絶反応や自己免疫疾患の症状を緩和する効果がある。 免疫抑制薬は、主に臓器移植後に使用される。臓器移植では、移植された臓器が拒絶反応を起こさないように、免疫抑制薬を投与する必要がある。免疫抑制薬は、移植された臓器の細胞を攻撃するリンパ球の働きを抑えることで、拒絶反応を防ぐ。 また、免疫抑制薬は、自己免疫疾患の治療にも使用される。自己免疫疾患とは、本来なら体を守るはずの免疫系が、自分の体を攻撃してしまう病気である。免疫抑制薬は、免疫系の働きを抑えることで、自己免疫疾患の症状を緩和する。 免疫抑制薬は、さまざまな副作用を引き起こす可能性がある。主な副作用としては、感染症、肝機能障害、腎機能障害、骨粗鬆症などがある。免疫抑制薬は、これらの副作用を考慮しながら、慎重に投与する必要がある。
組織・制度

総合周産期母子医療センターを徹底理解

総合周産期母子医療センターとは、周産期(妊娠22週~生後1週間未満の期間)の母子を対象とした医療施設であり、周産期医療を充実し、高度な医療を適切に供給する体制を整備するため、厚生労働省によって整備が進められている施設である。 総合周産期母子医療センターには、周産期医療に特化した産婦人科、小児科、新生児科などの診療科があり、また、母子保健に関する相談や指導も行っている。また、周産期医療に特化した設備や機器を備えており、安心して出産や子育てができる環境が整っている。 総合周産期母子医療センターは、周産期医療の中核的な医療施設であり、地域の周産期医療を支えている。また、周産期医療に関する研究や教育も行っている。
略語

看護師が知っておくべきアウスとは?

アウスとは、ドイツ語のAuskratzungに由来し、人工妊娠中絶を表す医療用語です。人工妊娠中絶とは、妊娠状態にある女性に、人工的な手段を用いて意図的に妊娠を中絶させることです。胎児が母体内でなければ生存できない期間中に母体から出すことを意味します。妊娠22週目以降の妊婦側からの申し出による中絶は法的に認められていません。 アウスは、主に妊娠初期に行われる中絶方法です。妊娠12週目までは、掻爬法や吸引法など、子宮内の胎児を掻き出したり吸引したりする方法で行われます。妊娠12週目以降は、子宮収縮剤を投与して陣痛を起こし、胎児を娩出させる方法で行われます。
職種・資格

あなたの人生を助けてくれる存在『医療ソーシャルワーカー』

医療ソーシャルワーカー(MSW)とは、医療、社会福祉機関で働くソーシャルワーカーのことです。彼らは、生活の中で問題を抱えている人々に、福祉に関する相談に乗り、問題の改善に向けてアドバイスや指導を行います。医療機関では、社会福祉の観点から患者やその家族の相談に乗り、経済的、心理的、社会的な問題の改善、解決に向けてサポートする役割を担っています。 医療ソーシャルワーカーは、患者とその家族が直面する様々な問題を解決するために、多職種チームと連携して働きます。彼らは、患者の病状や家族の状況を理解し、患者が退院後も安心して生活できるように、退院支援や社会復帰支援を行います。また、患者の経済的な問題を解決するために、社会保障制度や公的扶助制度の利用をサポートしたり、患者の心理的な問題を解決するために、カウンセリングや精神療法を行ったりします。
組織・制度

プリセプターとは?その役割とメリット

プリセプターとは、新人看護師のマンツーマンで指導・支援を担当する看護師のことです。プリセプターは新人看護師に知識と技術を教え、新人看護師の成長を支える役割を担っています。プリセプターは新人看護師の知識と技術の向上を図り、自身も成長できるというメリットがあります。 プリセプターは、新人看護師にとって知識・技術を教えてくれる人というだけでなく、質問したり相談できたりする人です。プリセプターは、新人看護師が不慣れな環境に慣れるまで、拠り所にもなります。プリセプターは、新人看護師の成長を支える重要な存在です。
循環器

看護師に必須の用語「動脈血」とは

動脈血とは、酸素を多く含む鮮紅色の血液のことです。肺から心臓へ入る肺静脈と、心臓から全身へ送り出す大動脈には動脈血が流れています。 動脈血には、全身の細胞や組織に酸素を供給する役割があります。また、二酸化炭素や老廃物を回収する役割もあります。 動脈血の酸素飽和度は、血液中の酸素の割合を表す数値です。動脈血の酸素飽和度は、通常95~100%です。動脈血の酸素飽和度が低下すると、全身の細胞や組織に酸素が供給されなくなり、様々な症状が現れます。 動脈血の酸素飽和度が低下する原因としては、肺疾患、心臓疾患、貧血、中毒などがあります。動脈血の酸素飽和度が低下すると、呼吸困難、意識障害、チアノーゼなどの症状が現れます。 動脈血の酸素飽和度を測定するためには、動脈血ガス分析を行います。動脈血ガス分析は、動脈血を採取して、酸素飽和度やpH、二酸化炭素濃度などを測定する検査です。動脈血ガス分析は、肺疾患や心臓疾患の診断や治療に役立ちます。
脳・神経

看護師に必須の用語『延髄』とは?

延髄とは、脳幹の一部であり、大脳や小脳と脊髄をつなぐ中継点に位置する重要な器官です。延髄は、呼吸、心拍、血圧などの生命維持に不可欠な機能を制御しています。また、嚥下、しゃべり、咳などの反射も制御しています。 延髄は、脳幹の下部にある小さな器官で、長さは約3センチメートル、幅は約1.5センチメートルです。延髄は、大脳と小脳と脊髄をつなぐ中継点として機能しており、脳から脊髄へ、脊髄から脳へと情報を伝達しています。延髄は、呼吸、心拍、血圧などの生命維持に不可欠な機能を制御しているため、延髄に損傷が生じると、呼吸困難、心停止、血圧低下などの症状が現れます。 延髄は、生命維持に不可欠な機能を制御しているため、延髄に損傷が生じると、死に至る可能性があります。延髄に損傷が生じる原因としては、脳卒中、外傷、感染症などが考えられます。延髄に損傷が生じた場合、呼吸困難、心停止、血圧低下などの症状が現れます。延髄に損傷が生じた場合の治療法は、損傷の原因によって異なりますが、一般的には、輸血、酸素投与、人工呼吸などの対症療法が行われます。
小児科

看護師に必須の用語『百日咳』について

百日咳は、グラム陰性桿菌の百日咳菌(Bordetella pertussis)による急性気道感染症です。特有の痙攣性の咳発作(痙咳発作)を特徴とします。無治療だとその回復までに約100日かかることから、「百日咳」という名前がついています。百日咳は、乳幼児に多く発症し、成人や高齢者でも発症することがあります。感染経路は、百日咳菌に感染した人の飛沫を吸い込むことであり、感染力は非常に強く、飛沫感染しやすいとされています。潜伏期間は通常7~10日ですが、2~3週間まで続くこともあります。 百日咳の症状は、初期の段階では風邪と似ており、鼻水、咳、発熱などがあります。しかし、咳がひどくなり、痙攣性の咳発作を起こすようになります。咳発作は、数分間続き、その間、呼吸ができなくなったり、嘔吐したりすることがあります。咳発作は、夜間に悪化することが多く、睡眠を妨げることもあります。百日咳は、重症化すると、肺炎や脳症などの合併症を引き起こすことがあります。
アレルギー・膠原病

看護師必須!CD14とは?

CD14とは、主に単球やマクロファージに発現するタンパク質です。単球とは、血液中に存在する白血球の一種で、マクロファージとは、組織や器官に存在する白血球の一種です。CD14は、グラム陰性菌の表面に存在するリポ多糖(Lipopolysaccharide;LPS)に結合し、Toll様レセプター(Toll-like receptor;TLR)による認識を促します。TLRは、病原体の成分を認識する受容体です。LPSは、グラム陰性菌の細胞壁に存在する脂質であり、病原性の重要な因子です。CD14は、LPSを認識してTLRに結合することで、TLRを活性化し、病原体を認識するシグナルを細胞内に伝達します。このシグナルによって、貪食作用(菌やその他の固形物を取り込む作用)が促進され、貪食細胞の中で病原体が死滅します。
救急・ICU

リビングウィルと尊厳死を知ろう

リビングウィルとは、不治の病気にかかったり傷害を受けたりした場合に、生命維持装置などによる延命治療に対して自分はどのようにして欲しいかを予め「要望書」として生前に意思表明しておくことです。「尊厳死」と密接な関係をもった考え方であり、尊厳死宣言や事前宣言書などとも呼ばれます。延命治療に関するものだけでなく、葬儀の方法や、臓器提供の可否などもリビングウィルのひとつと考えられています。 リビングウィルは、自分の意思を尊重し、尊厳ある死を迎えるために重要なものです。また、家族や医療従事者にとっても、患者の意思を理解し、適切な医療を提供する上で役立ちます。 リビングウィルを作成する際には、家族や医療従事者とよく話し合い、自分の意思を明確にしておくことが大切です。また、リビングウィルは、病状や価値観の変化に応じて、いつでも変更することができます。
呼吸器

看護師に必須!気管カニューレの種類と使い方

気管カニューレは、大きく分けてカフの有無、窓の有無、内筒の有無で分けられます。 カフとは、チューブの先端部分に付いている風船のことです。このカフを適切な圧力で膨らませ、カニューレを通して気道へ換気を行うことで、人工呼吸器などによる換気を効率化できます。 窓とは、カニューレの屈曲部(口側)に開いている穴のことで、そこから空気の出入りができます。窓付きのカニューレを用いると、空気が声帯を通るので、発声ができるようになります。 内筒は、複管タイプの気管カニューレにのみある部分です。通常の気管カニューレ(内筒なし)が1本の管(単管)であるのに対し、内筒がある2重構造の気管カニューレ(複管タイプ)があります。複管タイプは、呼吸状態の改善にあたり発声練習をすることが可能です。人工呼吸器などを接続する場合は内筒を入れた状態で使います。
アレルギー・膠原病

看護師が知っておきたい『ナチュラルキラー細胞』の基礎知識

ナチュラルキラー細胞とは、自然免疫の主要因子として、前感作や活性化することなく標的細胞を傷害するリンパ球のことである。NK細胞ともいう。NK細胞は、白血球の一種であり、骨髄で産生され、血液中を循環している。NK細胞は、がん細胞やウイルス感染細胞などの異常細胞を認識して、攻撃する。NK細胞の攻撃は、細胞傷害性タンパク質やサイトカインを放出して行われる。細胞傷害性タンパク質は、異常細胞の細胞膜を破壊し、サイトカインは、異常細胞の増殖を抑制する。NK細胞は、自然免疫の重要な役割を果たしており、がんや感染症から身体を守るのに役立っている。