産婦人科

看護師必見!更年期の知識を深めよう

更年期とは、閉経前後の5年間のことをいいます。女性の閉経の平均年齢は50歳前後といわれており、40代から徐々に女性ホルモンの分泌が低下します。このホルモンバランスの異常によって起こるさまざまな症状を、更年期障害(卵巣欠落症状)といいます。 更年期は、女性の心と体に大きな変化が起こる時期です。ホルモンの分泌が低下することで、月経が不順になり、やがて閉経を迎えます。閉経後は、妊娠する能力がなくなります。また、更年期には、ほてり、のぼせ、発汗、動悸、息切れ、めまい、頭痛、疲労感、不眠、イライラ、不安、うつ状態などの症状が現れることがあります。 更年期障害は、日常生活に支障をきたすほどの症状が出た場合に治療が必要になります。治療法としては、ホルモン補充療法、漢方薬、抗うつ薬などがあります。また、規則正しい生活を送る、バランスのとれた食事を摂る、適度な運動をする、ストレスを溜めないなどの生活習慣の改善も大切です。
循環器

看護師必須用語!スタビライザーとは?

スタビライザーとは、心拍動下冠動脈バイパス手術において、血管吻合などを行うために、心臓の表面を固定する器具のことです。 スタビライザーの使用目的はいくつかありますが、主には以下の2つです。 * 心臓の表面を固定することにより、血管吻合を行うためのスペースを確保する。 * 心臓の動きを安定させ、血管吻合を容易にする。 スタビライザーは、心臓の表面に直接接触する部分と、心臓の動きを安定させるための部分の2つから構成されています。心臓の表面に直接接触する部分は、シリコンやポリウレタンなどの柔らかい素材でできており、心臓を傷つけないように配慮されています。心臓の動きを安定させるための部分は、金属やプラスチックなどの硬い素材でできており、心臓の動きをしっかりと固定することができます。 スタビライザーは、心拍動下冠動脈バイパス手術において、重要な役割を果たしています。スタビライザーを使用することで、血管吻合を安全かつ正確に行うことができ、手術の成功率を向上させることができます。
アレルギー・膠原病

看護師に必須の用語『牛痘』について

牛痘は、牛痘ウイルス感染を原因とする感染症であり、主に牛や水牛にみられます。人間にも感染することがありますが、まれなケースです。牛痘ウイルスは、痘瘡ウイルス科に属するウイルスであり、痘瘡(天然痘)のウイルスと近縁関係にあります。牛痘の症状は、感染部位に小さな水疱ができ、その後、膿疱や潰瘍に変化します。水疱はかゆみを伴うことが多く、感染部位は赤く腫れたり、痛みを伴ったりすることがあります。牛痘は通常、数週間で自然に治癒しますが、まれに重症化することがあります。牛痘は、牛痘ワクチン接種によって予防することができます。牛痘ワクチンは、牛痘ウイルスを弱毒化した生ワクチンであり、世界保健機関(WHO)によって推奨されています。牛痘ワクチンは、通常、乳幼児期に接種されます。
感染

看護師に知っておいて欲しい麻疹の知識

麻疹とは、麻疹ウイルスによる感染症のことです。非常に感染力が強く、空気感染、飛沫感染、接触感染のいずれの方法でも感染します。初感染の場合は90%以上が発病し、不顕性感染はほとんどありません。 麻疹の潜伏期間は10~12日ですが、発症するまで感染力がありません。発症後は、発熱、咳、鼻水、目のかゆみなどの症状が現れます。発疹は、顔から始まり、全身に広がります。発疹は、1~2週間で消えますが、咳や鼻水などの症状は、1~2ヶ月続くことがあります。 麻疹は、合併症を起こすことがあり、その中には、肺炎、脳炎、中耳炎などがあります。肺炎は、麻疹の最も一般的な合併症です。脳炎は、まれですが、重篤な合併症です。中耳炎も、まれですが、麻疹の合併症として起こることがあります。 麻疹は、予防接種によって、予防することができます。麻疹ワクチンは、生ワクチンで、1歳と6歳の2回接種が推奨されています。麻疹ワクチンは、麻疹の感染を予防する効果が95%以上あります。 麻疹は、感染力が強く、合併症を起こすことがあるため、予防接種を受けることが重要です。
医療機器・設備・器具

GCUとは何か?看護師が知っておくべき用語

GCUとは、NICU(新生児集中治療室)で治療を受け、状態が安定した後に移され、ケアを受ける部屋のことである。継続保育室、回復治療室、発育支援室など様々な訳語が当てられる。 GCUは、NICUよりも環境が落ち着いたところにあることが多い。これは、赤ちゃんが安静に過ごせるようにするためである。また、GCUには、NICUよりも多くのスタッフがいる。これは、赤ちゃん一人ひとりに十分なケアを提供するためである。 GCUでは、赤ちゃんは引き続き医療ケアを受けることになる。しかし、NICUでの治療よりも、より穏やかなケアになることが多い。GCUでは、赤ちゃんは発育を促すためのケアを受けることになる。これは、赤ちゃんが退院後に自宅で生活できるようにするためである。 GCUでの滞在期間は、赤ちゃんの状態によって異なる。状態が安定していれば、数日から数週間で退院できる場合もある。しかし、状態が不安定な場合は、数ヶ月間GCUに滞在しなければならない場合もある。
その他

看護師に欠かせない!治療指数とは?

治療指数は、薬を治療に用いる際、治療効果や安全性を問うために使う用語です。治療係数、安全域ともいいます。 治療指数は、薬の毒性と治療効果の比です。治療指数の値が大きいほど、薬の治療効果が高く、毒性が低くなります。治療指数の値が小さいほど、薬の治療効果は低く、毒性が強くなります。 治療指数は、薬の用量や投与方法によって変化します。薬の用量が多すぎると、治療指数の値が小さくなり、毒性を引き起こす可能性が高くなります。薬の用量が少なすぎると、治療指数の値が大きくなり、治療効果が得られない可能性が高くなります。 治療指数は、薬の安全性と効果を評価するために重要な指標です。治療指数が高い薬は、安全に治療効果を得ることができます。治療指数が低い薬は、毒性を引き起こす可能性が高いため、使用には注意が必要です。
消化器

看護師必須!鼠径ヘルニアの基礎知識

鼠径ヘルニアとは、鼠径部という太ももの付け根にある部位に腸や脂肪などの臓器が飛び出す病気です。 鼠径ヘルニアは、腹部のヘルニアの中で最も多く見られ、男性に多く発症します。鼠径ヘルニアは、鼠径部の筋肉が弱くなったり、傷ついたりすることで、腸や脂肪などの臓器が鼠径部から飛び出してくるものです。鼠径ヘルニアは、片側だけに発症する場合もあれば、両側に発症する場合もあります。鼠径ヘルニアは、通常は痛みを伴いませんが、鼠径部に膨らみや違和感があったり、立ったり歩いたりすると痛みを伴う場合があります。鼠径ヘルニアは、自然に治癒することはなく、手術で治療する必要があります。鼠径ヘルニアの手術は、鼠径部を切開して、脱出している臓器を腹腔内に戻し、鼠径部の筋肉を縫い合わせて強化するものです。鼠径ヘルニアの手術は、通常は日帰りで行うことができます。鼠径ヘルニアは、早期に発見して治療することが重要です。鼠径ヘルニアを放置しておくと、腸閉塞や嵌頓ヘルニアなどの重篤な合併症を引き起こす可能性があります。
耳鼻咽喉科

看護師必見!くしゃみ(sneezing)とは?

くしゃみとは、通常は発作的なものであり、呼吸筋の不随意的で痙攣的な収縮によって引き起こされる激しい呼吸運動のことです。くしゃみは、通常、鼻腔内の埃や異物を取り除くための防御反応として起こります。これらの物質は、くしゃみによって鼻腔から排出されます。くしゃみは、また、アレルギー、風邪、インフルエンザなどの疾患の症状である場合もあります。 くしゃみを引き起こす原因は、様々ですが、最も一般的なのは埃や花粉などの異物の存在です。このほかにも、風邪やインフルエンザなどの感染症、アレルギー、鼻中隔湾曲症なども、くしゃみの原因となる場合があります。また、強い光や冷気、熱い食べ物や飲み物などにさらされると、くしゃみを引き起こすことがあります。
内分泌・代謝・栄養

看護師が知っておくべき甲状腺に関する基礎知識

甲状腺とは、気管の前面にある蝶のような形をした内分泌腺です。大きさは縦横ともに4~5cmほどで、重さは15~20gほどです。甲状腺は、濾胞細胞と傍濾胞細胞で構成されており、濾胞細胞は甲状腺ホルモンを分泌し、傍濾胞細胞はカルシトニンを分泌します。甲状腺ホルモンは、全身の代謝を高めたり、交感神経を興奮させたりする働きがあります。また、胎児や小児の成長や発達にも関与しています。カルシトニンは、血中カルシウム濃度を調整する働きがあります。
血液・造血

看護師必見!ビスホスホネートの基礎知識

ビスホスホネートとは? ビスホスホネートとは、骨粗鬆症や悪性腫瘍による高カルシウム血症や多発性骨髄腫、固形癌骨転移による骨病変の治療として用いられる薬剤です。骨粗鬆症は、骨の密度が低下して骨折しやすくなる病気です。悪性腫瘍による高カルシウム血症は、悪性腫瘍が骨を破壊してカルシウムが血液中に溶け出してくる病気です。多発性骨髄腫は、骨髄腫細胞が骨を破壊する病気です。固形癌骨転移による骨病変は、固形癌が骨に転移して骨を破壊する病気です。ビスホスホネートは、骨の破壊を防ぎ、骨密度を上昇させることで骨折のリスクを低下させます。また、カルシウムが血液中から骨に沈着するのを促進することで、高カルシウム血症を改善します。また、ビスホスホネートは悪性腫瘍細胞の増殖を抑制し、骨病変を改善する効果もあります。
腎・泌尿器

看護師必須用語「排尿障害」

排尿障害とは、尿をためる膀胱や尿を排出する尿道に障害が生じ、排尿に困難が生じる状態を指します。畜尿障害と排出障害の2つに大別されます。畜尿障害とは、膀胱に尿をためることができない状態です。頻尿、尿意切迫感、切迫性尿失禁、腹圧性尿失禁、夜間頻尿、夜尿症などが症状として現れます。排出障害とは、尿を膀胱から体外に排出することができない状態です。尿勢低下、尿線途絶、腹圧排尿などが症状として現れます。排尿障害は、男性と女性で原因が異なる場合が多く、男性では前立腺肥大症、女性では骨盤臓器脱などが原因となるケースが多いです。
眼科

看護師に必須の用語『眼底検査』とは?

眼底検査とは、瞳孔を通して眼底(網膜および視神経乳頭)を観察・評価する検査のことです。主に血管、網膜の状態、視神経を観察します。眼底検査は、眼科で行う一般的な検査で、目の健康状態を調べるために使用されます。眼底検査では、医師は患者の瞳孔を広げる目薬を使用し、その後、眼底を検査するための特別な機器を使用します。眼底検査は、目の健康状態を調べるために使用されるだけでなく、糖尿病や高血圧などの全身疾患の徴候を調べるためにも使用されます。
その他

エンゼルケアの重要性と実践方法

エンゼルケアは、死化粧や死後処置とも呼ばれ、死者を人生の最期にふさわしい姿に整えるために行われる処置です。化粧を施したり、闘病の跡や傷口をカバーしたりすることで、死者の尊厳を守ります。エンゼルケアは、残された家族のグリーフワークの1つとしても重視されています。 エンゼルケアの目的は、死者を最期にふさわしい姿に整えることで、残された家族に死を受け入れやすくし、グリーフワークをサポートすることです。また、死者を尊厳を持って送り出すことで、残された家族の心のケアにも役立ちます。 エンゼルケアは、専用の処置室で行われることが多く、看護師や葬儀社などが担当します。処置の内容は、死者の状態や家族の要望によって異なりますが、一般的には、死化粧、死後処置、納棺などを行います。 エンゼルケアは、死者を尊厳を持って送り出すための重要な処置です。残された家族のグリーフワークをサポートし、心のケアにも役立ちます。
組織・制度

看護師に必須の用語『心理的デブリーフィング』とは

心理的デブリーフィングとは、トラウマとなる経験をした人々のストレスを緩和する目的で行われる対処方法のことである。トラウマとなった体験の詳細やそのときの感情を語ってもらい、医療者は共感的に聴取していくことで、ストレスの緩和を目指していく。 心理的デブリーフィングは、1980年代にアメリカの精神科医であるジェフリー・ミッチェルによって提唱された。ミッチェルは、トラウマを経験した消防士や警察官を対象とした研究を行い、心理的デブリーフィングがストレスの軽減に効果的であることを発見した。その後、心理的デブリーフィングは、災害や事故の被災者、戦争やテロの被害者など、さまざまなトラウマを経験した人々を対象に行われるようになった。 心理的デブリーフィングは、通常、グループで行われる。グループは、トラウマを経験した人々で構成され、医療者やカウンセラーがファシリテーターを務める。グループでは、参加者一人ひとりがトラウマとなった体験を語り、他の参加者はそれを聴きながら共感する。医療者やカウンセラーは、参加者の話を聴きながら、共感的に応答し、参加者がトラウマを乗り越えるためのサポートを行う。 心理的デブリーフィングは、トラウマを経験した人々のストレスを軽減し、トラウマからの回復を促進する効果があることが報告されている。しかし、心理的デブリーフィングは、すべてのトラウマを経験した人々に効果があるわけではないことに注意が必要である。また、心理的デブリーフィングは、適切な訓練を受けた医療者やカウンセラーによって行われることが重要である。
整形外科

看護師必見!『硬膜外麻酔』とは?

硬膜外麻酔は、局所麻酔の一種で、硬膜外腔に麻酔薬を注入して、特定の部位の知覚を遮断する麻酔法です。硬膜外腔は、脊髄を覆う硬膜と、その外側にある骨膜の間にある隙間です。麻酔薬は、硬膜外腔に注入されると、神経根に作用して、知覚を遮断します。 硬膜外麻酔は、主に分娩時や手術時に使用されます。分娩時では、産痛を軽減するために使用され、手術時には、手術部位の知覚を遮断するために使用されます。硬膜外麻酔は、全身麻酔に比べて副作用が少ないため、近年では使用される頻度が高まっています。 硬膜外麻酔を行うためには、まず、硬膜外腔に針を刺して、麻酔薬を注入します。針を刺す場所は、麻酔する部位によって異なります。分娩時には、腰椎の間に針を刺します。手術時には、胸椎や腰椎の間に針を刺します。 麻酔薬を注入すると、数分以内に麻酔の効果が現れます。麻酔の効果は、麻酔薬の種類や注入量によって異なりますが、一般的には数時間持続します。麻酔の効果が切れると、知覚は徐々に回復します。 硬膜外麻酔は、比較的安全な麻酔法ですが、まれに合併症が起こることもあります。主な合併症としては、頭痛、吐き気、嘔吐、低血圧などが挙げられます。また、硬膜外腔に針を刺す際に、神経を損傷することがあります。
その他

看護師必見!トラカールとは?

トラカールとは、医療の世界で使われる特殊な針の一種です。体内にチューブやカテーテルを留置する際に使用され、胸腔穿刺や腹腔穿刺の際に良く用いられます。トラカールは、鋭利な先端を持つ中空の針で、先端には小さなバルブが付いています。このバルブは、針が皮膚を貫通すると開き、チューブやカテーテルが挿入されることを可能にします。トラカールは、様々なサイズがあり、挿入するチューブやカテーテルの太さに応じて適切なサイズを選択する必要があります。また、トラカールの先端は、皮膚や組織を傷つけないように鈍角に加工されているものもあります。 トラカールは、医療従事者によって使用される医療機器であり、一般の人が入手することは困難です。トラカールを使用する際は、適切な訓練を受け、使用方法を熟知している医療従事者が行う必要があります。
腎・泌尿器

腎盂腎炎とは?症状や治療法をわかりやすく解説

腎盂腎炎は一般的な尿路感染症であり、腎臓や腎盂に感染が起こることで発熱を伴います。軽度の場合には自然治癒することもありますが、重症化すると敗血症や腎不全を引き起こす危険性もあります。腎盂腎炎の治療では、抗菌薬の投与が中心となります。通常は経口薬で治療しますが、重症の場合には点滴による投与が必要になることもあります。また、水分を十分に摂取し、安静にすることも大切です。治療期間は一般的に7~14日間ですが、症状によってはそれ以上かかることもあります。腎盂腎炎の治療を中断したり、途中でやめてしまうと再発のリスクが高まるため、医師の指示に従ってきちんと治療することが大切です。また、腎盂腎炎を予防するためには、十分な水分を摂取し、排尿を我慢しないようにすることが大切です。また、性行為の前後には必ず手を洗い、性行為中のコンドームの使用も推奨されます。
小児科

看護師に必須の用語『GCU』とは?

GCU (GCU(じーしーゆー/Growing Care Unit)とは、新生児特別ケアユニット (NICU) で治療を受け、状態が安定した後に移され、ケアを受ける部屋である。継続保育室、回復治療室、発育支援室など様々な訳語が当てられる。 GCUは、NICU よりも環境が整っており、新生児がゆっくりと回復できるように配慮されている。例えば、GCUには、十分なスペースがあり、新生児が自由に動けるようになっている。また、GCUには、新生児の成長を促すための特別な設備が備わっている。例えば、新生児にマッサージをするためのマッサージチェアや、新生児に音楽を聴かせるための音楽プレイヤーなどである。 GCUは、NICUから退院するまでの間、新生児が快適に過ごすことができるようにするための施設である。また、GCUは、新生児の成長を促すための重要な役割を果たしている。
循環器

看護師必須用語『高血圧』について

高血圧とは、正常範囲を超えて血圧が高く維持されている状態のことを指します。血圧は、心臓が収縮したり拡張したりする際に血管にかかる圧力を指し、収縮期血圧(最高血圧)と拡張期血圧(最低血圧)の2つで構成されています。高血圧は、脳卒中、心筋梗塞、動脈硬化、腎不全など、さまざまな重篤な疾患のリスクとなります。高血圧は、遺伝因子や環境因子が関与して発症するとされ、明らかな原因が不明の本態性高血圧と、原因が明らかな二次性高血圧の2つに分類されます。本態性高血圧は、高血圧全体の約90%を占め、原因は不明ですが、遺伝的要因や生活習慣、食生活、肥満などが関与していると考えられています。二次性高血圧は、他の疾患や薬剤の使用などが原因となって発症する高血圧であり、全体の約10%を占めます。二次性高血圧の原因としては、腎臓病、内分泌疾患、薬剤の使用などがあります。高血圧の診断は、血圧を測定して行われます。血圧は、腕の動脈に血圧計を装着して測定します。正常血圧は、収縮期血圧120mmHg未満、拡張期血圧80mmHg未満とされています。高血圧は、収縮期血圧140mmHg以上、拡張期血圧90mmHg以上と定義されています。高血圧の治療は、生活習慣の改善、薬物療法、外科的治療の3つがあります。生活習慣の改善としては、減塩、減量、禁煙、適度な運動、ストレス解消などが挙げられます。薬物療法は、降圧剤と呼ばれる薬剤を使用します。降圧剤には、カルシウム拮抗薬、β遮断薬、ACE阻害薬、アンジオテンシンII受容体拮抗薬などがあります。外科的治療は、重度の高血圧や二次性高血圧に対して行われます。外科的治療としては、腎動脈狭窄症に対する腎動脈ステント留置術、褐色細胞腫に対する腫瘍摘出術などがあります。
耳鼻咽喉科

真珠腫性中耳炎とは?

真珠腫性中耳炎は、扁平上皮細胞が本来存在しない中耳の鼓室内に侵入して起こる病気です。発生機序によって、先天性と後天性に分類されます。 先天性真珠腫は、胎児期に扁平上皮が鼓室内に迷入し、緩徐に増大する病態です。鼓膜は正常であるため、耳鏡所見では鼓膜を透して鼓室内に白色塊がみえます。小児期の定期健診で見つかることが多い病気です。 後天性真珠腫は、鼓室など中耳は本来粘膜上皮に覆われており、外耳道は扁平上皮で覆われています。この間は鼓膜で境されています。すなわち本来中耳には扁平上皮が存在しません。耳管機能不全により鼓室内の陰圧の状態が持続すると、鼓膜が陥凹し鼓膜の扁平上皮細胞が外耳道に移動できず扁平上皮が蓄積して真珠腫を形成します。その他、鼓膜穿孔から外耳道や鼓膜の扁平上皮が鼓室内に侵入して真珠腫を形成します。
血液・造血

自家末梢血幹細胞移植とは?造血幹細胞移植の種類の一つ

自家末梢血幹細胞移植とは、造血幹細胞移植の種類の一つで、造血機能の回復のために、事前に採取し凍結保存しておいた自己由来の造血幹細胞を輸注する方法のことを指します。この方法は、通常の化学療法よりも抗腫瘍効果を高めるために、前処置として移植前に大量の抗がん剤の投与や放射線照射(稀である)を実施した後に行われます。 自家末梢血幹細胞移植は、白血病やリンパ腫などの血液のがん、多発性骨髄腫、悪性リンパ腫、ホジキンリンパ腫などの悪性腫瘍の治療に用いられます。また、骨髄異形成症候群、再生不良性貧血などの血液疾患の治療にも用いられます。
その他

看護師に必須の用語『亢進』について

-亢進とはどういう意味?- 亢進とは、病勢などが高い度合いまで進むことを意味します。病名に「亢進」を含む疾病には甲状腺機能亢進症や門脈圧亢進症などがあります。 亢進は、病勢が悪化して生命を脅かす状態になることを意味します。甲状腺機能亢進症の亢進は、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されることで起こります。このホルモンは、新陳代謝を高め、体重減少、不眠、動悸、発汗などの症状を引き起こします。門脈圧亢進症の亢進は、門脈に圧力がかかり、肝臓に損傷を与えることで起こります。この圧力は、腹水、黄疸、消化管出血などの症状を引き起こします。 亢進は、生命を脅かす状態になる可能性があるため、早期に治療することが重要です。治療法は、亢進の原因によって異なります。甲状腺機能亢進症の亢進は、抗甲状腺薬や放射性ヨウ素療法によって治療されます。門脈圧亢進症の亢進は、利尿薬やβ遮断薬によって治療されます。
血液・造血

魚油(Fish Oil):看護師に必須の用語

魚油とは、原料となる魚(イワシやサバなど)を煮熟し、脂肪分を分離・抽出したものです。その成分の大部分は脂肪酸であり、中でもEPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)が特に注目されています。EPAとDHAは、体内で生成することができない必須脂肪酸であり、健康維持のために食事から摂取する必要があります。魚油は、魚介類から直接摂取することもできますが、サプリメントとして摂取することも一般的です。近年の研究では、魚油に含まれるEPAとDHAが、心臓病、脳卒中、認知症、うつ病、関節炎などの予防や改善に効果があることが示されています。また、魚油には、抗酸化作用や抗炎症作用もあることが知られています。魚油は、健康維持のために積極的に摂取したい食品の一つです。
検査・診断

看護士に必須!~アルトログラフィーとは?~

アルトログラフィーとは、関節造影検査のことである。関節内に造影剤や空気を入れ、レントゲン撮影やCT撮影を行う検査である。主に膝関節、肩関節の観察に行われる。アルトログラフィーは、関節の形態や機能を評価するために使用される。関節の変形、靭帯の損傷、軟骨の損傷などの異常を診断するために使用される。アルトログラフィーは、関節痛や関節の可動域制限などの症状がある場合に実施される。アルトログラフィーは、関節の異常を診断するための有用な検査である。