血液・造血

看護師が押さえておくべき基礎知識:慢性疾患に伴う貧血とは?

慢性疾患に伴う貧血とは、基礎疾患によって好中球、マクロファージ、リンパ球などから放出されたサイトカインが過剰となって生じる貧血である。サイトカインは、炎症や免疫反応を調節する物質であり、貧血の原因となるインターフェロンやインターロイキンなどがある。これらのサイトカインは、赤血球を産生する骨髄の造血幹細胞の働きを抑制したり、赤血球の寿命を短くしたりすることで、貧血を引き起こす。慢性疾患に伴う貧血は、鉄欠乏性貧血やビタミンB12欠乏性貧血とは異なり、鉄剤やビタミンB12を投与しても改善しないのが特徴である。慢性疾患に伴う貧血の治療は、基礎疾患の治療が中心となる。また、貧血の症状を緩和するために、輸血やエリスロポエチン製剤の投与が行われることもある。
消化器

看護師必須用語!『肝臓』について

肝臓とは、腹腔内にある臓器で、主に体内の代謝に関わっています。その機能には、栄養の分解・合成、貯蔵、消化酵素の分泌、解毒などがあります。肝臓は、血液を浄化したり、栄養素を貯蔵したり、胆汁を生成したりするなど、重要な役割を担っています。肝臓は、右上腹部にある臓器で、体重の約2%を占めています。肝臓は、肝細胞、胆管、血管、結合組織で構成されています。肝細胞は、肝臓の主な細胞であり、栄養の分解・合成、貯蔵、解毒などを行います。胆管は、胆汁を肝臓から胆嚢や十二指腸に運ぶ管です。血管は、肝臓に血液を送ったり、肝臓から血液を回収したりする役割を果たしています。結合組織は、肝臓の細胞や血管を支えています。
医療機器・設備・器具

看護師が知っておくべき診療報酬の基礎知識

診療報酬とは、医療機関が行う医療行為に対して、保険者から支払われる報酬のことです。診療報酬は、医療行為ごとに定められた点数によって金額が決まります。診療報酬の点数は2年に1度改定され、厚生労働省の諮問機関である中央社会保険医療協議会が取りまとめた答申を基に厚生労働大臣が告示します。 診療報酬は、医療機関の収入の大きな部分を占めており、医療費の適正化や医療の質の確保のために重要な役割を果たしています。また、診療報酬は、医療機関の経営状況に影響を与えるため、医療機関の経営者にとっては重要な関心事です。
医療機器・設備・器具

看護師に必須の用語『術野』とは

術野とは、手術を行っている、目で見える部分のことである。例えば、手術の際、手元を視認できるように腹壁や臓器等をカギ状の医療器具で押さえることを、「術野を広げる」という。術野は、手術を受ける患者の安全を確保するためにも重要であり、手術を行う医療従事者は、術野を清潔に保ち、細菌の感染を防ぐために、さまざまな対策を講じている。 術野は、手術の対象となる部位によって異なる。例えば、腹腔内手術の場合は、腹壁を切開して術野を確保する。また、胸腔内手術の場合は、胸壁を切開して術野を確保する。術野の大きさは、手術の内容や患者の状態によって異なるが、一般的には、手術を行うことができる大きさになるように確保される。
産婦人科

看護師に必須の用語『STS』とは?

STSとは、梅毒検査法の一つで、カルジオピリン、レシチンなどのリン脂質を抗原とする脂質抗原を用いて感染の有無を診断する方法である。脂質抗原法ともいう。STSは、梅毒トレポネーマという細菌が引き起こす感染症である梅毒の診断に使用される。梅毒は、初期には痛みを伴わない潰瘍を引き起こし、その後、発疹、関節痛、心臓病、神経障害などの症状を引き起こすことがある。STSは、梅毒感染の有無を調べるために、血液を採取して行われる検査である。STSは、梅毒感染の早期発見と治療に役立つ。
検査・診断

看護師に必須の用語『内視鏡検査』とは

内視鏡検査とは、直接目で見ることができない人体内部を観察することを目的とした医療機器である内視鏡を用いた検査のことです。内視鏡には、消化管内を観察する胃カメラや大腸カメラ、気管支内を観察する気管支鏡、尿路内を観察する膀胱鏡、関節内を観察する関節鏡など、さまざまな種類があります。内視鏡検査は、主に消化器系の疾患や呼吸器系の疾患、泌尿器系の疾患、関節の疾患などを診断するために使用されます。 内視鏡検査は、一般的に以下の手順で行われます。 1. 検査前日の夜から絶食を行います。 2. 検査当日は、朝食を食べずに来院します。 3. 口腔内を洗浄し、鎮静剤を投与します。 4. 内視鏡を挿入します。 5. 内視鏡を操作して、観察したい部位を撮影します。 6. 検査終了後、内視鏡を挿入します。 内視鏡検査は、体に負担をかけることなく、人体内部を詳細に観察することができる検査です。そのため、疾患の早期発見や治療に役立てることができます。
小児科

看護師に必須の用語『BTシャント』

BTシャントとは、心臓に欠陥があり、肺へ十分な血液が流れない心臓病児を対象とした手術のことです。鎖骨下動脈と肺動脈をつなぐことで、肺血流を増やし、心臓にかかる負担を軽減します。BTシャント術とも呼ばれ、手術を考案した医師のブラロック(Blalock)とタウシグ(Taussig)の頭文字にちなんで名付けられました。 BTシャントは、心臓の欠陥の種類や重症度によっては、生後数ヶ月以内に手術が行われることもあります。手術は全身麻酔で行われ、胸を開いて鎖骨下動脈と肺動脈をつなぎます。手術時間は通常1~2時間ほどですが、心臓の欠陥の程度によって長くなることもあります。 BTシャントは、肺血流を増やし、心臓にかかる負担を軽減する有効な手術ですが、合併症のリスクもあります。合併症としては、出血、感染症、血栓症、肺動脈狭窄などがあります。合併症のリスクを減らすためには、術後の経過を注意深く観察し、適切な治療を行うことが重要です。 BTシャントは、心臓病児の治療に欠かせない重要な手術です。手術によって、肺血流が増加し、心臓にかかる負担が軽減されることで、心臓病児の生存率を向上させることができます。
その他

知っておきたい!看護師必須用語『観血的』

観血的処置には、以下のようなものがあります。 * -手術-これは、患者の身体を切開して、臓器や組織を修復、除去、または再建するための処置です。手術は、怪我、病気、または先天的な欠陥を治療するために使用される場合があります。 * -生検-これは、患者から組織のサンプルを採取して、顕微鏡で検査する処置です。生検は、がん、感染症、またはその他の病気の診断に使用される場合があります。 * -穿刺-これは、皮膚または組織に針を刺して、体液を採取または投与する処置です。穿刺は、血液検査、静脈注射、または脊椎穿刺に使用される場合があります。 * -カテーテル挿入-これは、血管やその他の体腔にカテーテルを挿入する処置です。カテーテルは、薬液の投与、血液の採取、または体液の排出に使用される場合があります。 * -気管切開-これは、患者の気管に穴を開けて、気管内チューブを挿入する処置です。気管切開は、呼吸困難のある患者に酸素を供給するために使用される場合があります。 観血的処置は、患者に痛みや不快感を与える可能性があるため、医師や看護師は、処置を行う前に患者に説明を行い、同意を得る必要があります。
組織・制度

治験施設支援機関とは?その役割と重要性

治験施設支援機関 (SMO) は、治験を実施する医療機関を支援する機関です。治験は、新薬や医療機器の安全性和有効性を評価するために実施される臨床試験の一種であり、SMOは治験の実施を円滑に進めるために、医療機関に対してさまざまな支援を行います。 SMOの主な役割は、以下のとおりです。 * 治験計画書の作成および提出 * 治験参加者の募集およびスクリーニング * 治験薬や医療機器の配布および管理 * 治験参加者の安全性モニタリング * 治験データの収集および解析 * 治験結果の報告 SMOは、医療機関の治験実施を支援することで、新薬や医療機器の開発を促進し、患者さんに新しい治療法を提供することに貢献しています。
循環器

看護師に必須の用語『V7』

V7は、背部誘導心電図の9つの誘導部位のうちの1つです。背部誘導心電図は、後壁心筋梗塞を疑ったときに、標準12誘導心電図に追加される特殊な心電図です。後壁心筋梗塞は、心臓の後ろ側の壁に血流が遮断される状態です。 V7は、心臓の後壁を電気的に見ることができる誘導部位です。そのため、後壁心筋梗塞の診断に役立ちます。V7でST上昇やQ波を認めた場合、後壁心筋梗塞の可能性が高くなります。 また、V7は、心肥大や心筋症の診断にも役立ちます。V7でR波が高く、S波が深い場合は、左室肥大の可能性があります。また、V7でQRS幅が広い場合は、心筋症の可能性があります。
医療機器・設備・器具

看護師必携!陰圧室とは?

陰圧室とは、室内の空気や空気感染する可能性のある細菌が外部に流出しないように、気圧を低くしてある病室のことである。空気感染隔離室とも呼ばれる。主に、空気感染力が高い疾患(結核やSARS、水痘、麻疹)の治療室として使用される。陰圧室自体が設置されていない病院もあるが、院内の感染防止のため、すべての病棟に設けることが望ましい。 陰圧室は、空気感染する疾患の患者を他の患者や医療従事者から隔離するために使用される。陰圧室は、通常、他の病室よりも気圧が低くされており、これにより、空気感染する病原体が部屋から外部に流出するのを防ぐことができる。陰圧室には、専用の換気システムが設置されており、このシステムは、病室内から空気を排出し、外気に放出する。陰圧室は、空気感染する疾患の患者を治療するための安全な環境を提供することができる。
内分泌・代謝・栄養

看護師が知っておくべき糖尿病足病変

糖尿病足病変とは、糖尿病の合併症の一つで、足に現れる病変のことです。神経障害や末梢血流障害を伴っており、感染症や潰瘍、深部組織の破壊などが特徴です。病変自体を略して「足壊疽」と呼ぶこともあります。神経障害(末梢神経障害、自律神経障害)と血管障害はそれぞれ独立した危険因子になっています。 糖尿病足病変は、糖尿病患者の約15%に発症すると言われています。発症率は、糖尿病の罹患期間が長いほど、血糖値のコントロールが悪いほど高くなります。また、高血圧、脂質異常症、喫煙などの合併症がある場合も発症リスクが高まります。 糖尿病足病変は、初期の段階では痛みや痺れなどの症状が現れます。進行すると、足に潰瘍ができて治りにくくなったり、感染症を起こしたりすることがあります。悪化すると、足の一部が壊死して切断が必要になることもあります。 糖尿病足病変を防ぐためには、血糖値のコントロールを良好に保つことが重要です。また、足に傷や潰瘍ができたら、すぐに医療機関を受診することが大切です。
皮膚科

看護師に必須!皮膚科の用語『デルマ』とは?

デルマとは、皮膚科のことである。ドイツ語のDermatorogieに由来し、英語ではdermatology(ダーマトロジー)という。デルマは、皮膚の構造、機能、疾患などを研究する学問である。皮膚は、人体の最大の臓器であり、外からの刺激から身体を守ったり、体温を調節したり、老廃物を排出したりするなどの重要な役割を果たしている。デルマでは、皮膚に関する様々な疾患、例えば、アトピー性皮膚炎、乾癬、白癬、水虫、帯状疱疹、とびひ、いぼ、巻き爪、皮膚癌などを診断、治療する。また、レーザー治療、ボトックス注射、ヒアルロン酸注射など、美容皮膚科に関する診療も行う。
その他

看護師が知っておくべき『至適体重』とは

至適体重とは、ある状態にとって極めて適した体重のことである。理想体重ともいい、透析患者や妊婦に対して使用される用語である。至適体重の算出式は、BMI(ボディマス指数)を用いる場合と、除脂肪体重(FFM)を用いる場合の2つがある。 BMIによる至適体重の算出式は、以下の通りである。 BMI=体重(kg)÷(身長(m)×身長(m)) 至適体重は、BMI22~25を目安としている。BMIが22未満の場合は低体重、25を超える場合は過体重または肥満と判定される。 除脂肪体重による至適体重の算出式は、以下の通りである。 FFM=体重(kg)×(1-体脂肪率) 除脂肪体重は、筋肉、臓器、骨などの脂肪以外の組織の重量である。至適体重は、FFMが60%~70%を目安としている。FFMが60%未満の場合は低体重、70%を超える場合は過体重または肥満と判定される。 至適体重は、健康を維持するために重要な指標である。低体重の場合は、免疫力が低下したり、感染症にかかりやすくなったりする。過体重または肥満の場合は、心疾患、脳卒中、糖尿病などの生活習慣病のリスクが高まる。 至適体重を維持するためには、バランスのとれた食事と適度な運動を心がけることが大切である。食事は、野菜や果物、魚介類などの健康的な食品を多く摂るようにし、加工食品や高カロリーの食品は控えるようにする。運動は、ウォーキングや水泳、自転車乗りなど、有酸素運動を中心に行うようにする。
呼吸器

看護師が知っておきたい肺炎について

肺炎とは、肺の炎症の総称です。細菌、ウイルス、真菌などが原因で、肺の組織に炎症が起こります。肺炎は、軽症から重症までさまざまな程度があり、重症の場合には死に至ることもあります。肺炎は、すべての年齢層で発症しますが、特に乳幼児や高齢者、慢性疾患を有する人はかかりやすい傾向にあります。 肺炎の主な症状は、咳、痰、発熱、息切れなどです。咳は、最初は乾いた咳ですが、次第に痰を伴うようになります。痰の色は、透明、黄色、緑色などさまざまです。発熱は、38℃以上の高熱になることが多いです。息切れは、軽度の場合には階段を上るなどの軽い運動をしたときに起こりますが、重症の場合には安静にしていても起こるようになります。 肺炎の診断は、問診、身体診察、胸部X線検査などで行われます。問診では、症状や既往歴などを詳しく聞きます。身体診察では、肺の音を聴いたり、胸を叩いて異常な音がないかを確認したりします。胸部X線検査では、肺に炎症が起こっている部分が影として映ります。 肺炎の治療は、原因によって異なります。細菌性肺炎の場合は、抗菌薬を投与します。ウイルス性肺炎の場合は、抗ウイルス薬を投与することがあります。真菌性肺炎の場合は、抗真菌薬を投与します。肺炎の重症度によっては、入院して治療を受ける必要があります。
内分泌・代謝・栄養

非経口栄養法とは?その必要性と種類について簡単に

非経口栄養法とは、口から食べ物を摂取せずに栄養を得る方法のことである。栄養補給方法の一つであり、主に消化器系の疾患や、意識障害、摂食障害などの患者に対して行われる。非経口栄養法には、静脈栄養法と経腸栄養法の2種類があり、それぞれに異なる特徴がある。 静脈栄養法は、末梢静脈または中心静脈に栄養剤を注入して栄養補給する方法である。経口摂取ができない場合や、経口摂取だけでは十分な栄養が得られない場合に選択される。静脈栄養法は、栄養剤を直接体内に注入するため、消化器系の負担が少なく、短期間で大量の栄養を補給することができる。しかし、感染症のリスクや、末梢静脈の場合は血管炎を起こすリスクがある。 経腸栄養法は、胃や小腸に栄養剤を注入して栄養補給する方法である。消化器系の機能が低下している場合や、経口摂取が困難な場合に選択される。経腸栄養法は、栄養剤を直接消化器系に注入するため、消化器系の機能を維持することができる。しかし、下痢や嘔吐などの消化器症状を起こすリスクがある。
検査・診断

看護師に必須の用語『赤沈』について

赤沈とは、赤血球沈降速度(blood sedimentation)の略であり、赤血球が試薬内を沈んでいく速度をみる血液検査のことです。ESR(erythrocyte sedimentation rate)とも呼ばれます。赤沈は、炎症反応の指標として用いられることが多いのですが、貧血、感染症、癌など、さまざまな疾患の診断や経過観察のために用いられます。 赤沈を測定するためには、採血した血液を試験管に入れ、一定時間放置します。その間に、赤血球が沈んでいきます。沈降速度は、赤血球の大きさ、形状、表面電荷、血漿中のタンパク質濃度などによって決まります。赤血球が大きいと沈降速度は遅くなり、赤血球が小さいと沈降速度は速くなります。また、赤血球の形状が不規則だと沈降速度は速くなり、赤血球の表面電荷が強いと沈降速度は遅くなります。血漿中のタンパク質濃度が高いと沈降速度は遅くなり、血漿中のタンパク質濃度が低いと沈降速度は速くなります。 赤沈は、炎症反応の指標として用いられることが多いです。炎症が起こると、血漿中のタンパク質濃度が上昇します。そのため、赤沈が速くなります。貧血、感染症、癌など、さまざまな疾患でも赤沈が速くなります。
整形外科

看護師に必須の用語『坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)とは?’

坐骨神経痛は、腰から足に伸びる坐骨神経が何らかの原因で刺激されることによって生じる痛みやしびれのことである。坐骨神経は、腰椎の5番目と仙椎の1番目、2番目、3番目の神経根からなる神経であり、腰から臀部、太もも、ふくらはぎ、足先まで伸びている。坐骨神経痛は、坐骨神経が圧迫されることによって起こることが多く、腰椎椎間板ヘルニア、変形性腰椎症、梨状筋症候群などが原因となることが多い。また、妊娠や出産、糖尿病、肥満なども坐骨神経痛のリスクを高める因子である。 坐骨神経痛の症状は、腰や臀部、太もも、ふくらはぎ、足先に痛みやしびれ、灼熱感、ピリピリ感などを感じる。また、歩行や座位などの動作によって症状が悪化することが多い。坐骨神経痛は、日常生活に支障をきたすほどの痛みやしびれを伴うため、早めに治療を受けることが大切である。
消化器

看護師が知っておくべき感染性胃腸炎

感染性胃腸炎は、細菌やウイルスなどの病原体によって引き起こされる消化器系の病気です。細菌性とウイルス性の2種類がありますが、ウイルス性の感染症がほとんどです。感染性胃腸炎は、毎年秋から冬にかけて流行し、乳幼児に好発する傾向があります。 感染性胃腸炎の主な症状は、下痢、嘔吐、腹痛、発熱などです。下痢は、水様性または血便を伴うこともあります。嘔吐は、激しい場合や長時間続く場合もあります。腹痛は、腹部全体が痛む場合や、特定の部位に痛みを感じる場合があります。発熱は、38度以上の高熱になることもあります。 感染性胃腸炎の治療には、経口補水液や下痢止めなどが用いられます。経口補水液は、脱水症状を防ぐために必要な水分や電解質を補給するものです。下痢止めは、下痢を止める効果があります。感染性胃腸炎は、症状が軽い場合は数日で回復しますが、重症の場合は入院が必要になることもあります。
皮膚科

看護師のバイブル!プロテオグリカンを深堀り

プロテオグリカンとは、軸蛋白とムコ多糖が結合した物質である。軸蛋白は、プロテオグリカンの基本構造を形成するタンパク質であり、ムコ多糖は、プロテオグリカンに負電荷を与える多糖類である。プロテオグリカンは、軟骨、腱、靭帯、皮膚、血管壁など、体のさまざまな組織に存在する。プロテオグリカンは、組織に弾力性や粘性を与え、水分を保持する役割を果たしている。また、プロテオグリカンは、細胞の増殖や分化を促進する役割も果たしている。
循環器

看護師必見!動脈について徹底解説

動脈の特徴 動脈は、心臓から全身の組織に血液を送り出す血管であり、静脈は全身の組織から心臓に戻る血管です。動脈は3層構造になっており、内膜、中膜、外膜から構成されています。内膜は内皮細胞と内弾性板で構成され、中膜は平滑筋線維の層で構成され、外膜は結合組織の層で構成されています。 動脈の特徴として、心臓の鼓動に一致する脈拍を持ち、内部には高い圧力がかかることが挙げられます。これは、全身や肺へ向かって心臓が押し出した血液が流れるためです。そのため、静脈に比べ、動脈は血管壁が厚く、弾力性に富んでいます。 動脈は、全身の組織に酸素と栄養素を供給する役割を果たしています。また、老廃物を回収する役割も果たしています。動脈に異常が生じると、全身の組織に酸素や栄養素が行き渡らなくなり、さまざまな病気が発生します。例えば、動脈硬化症は動脈の壁が厚くなり、硬くなる病気です。動脈硬化症になると、動脈が狭窄したり、閉塞したりして、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こすことがあります。
看護技術

看護師が知っておきたい『吸引』について

看護師が医療現場で使用される用語で、「吸引」という言葉があります。吸引とは、鼻腔、口腔、咽頭、喉頭、気管内などに溜まった唾液・痰・鼻汁などの排泄物を、器械を使用して吸い出して取り除くことです。この処置は、患者さんがこれらの物質を排泄することが困難な場合に行われます。また、吸引は気道に溜まった分泌物を除去することで、呼吸を改善する効果もあります。吸引は、看護師が患者さんの状態を管理する上で重要な役割を果たしています。
その他

看護師が知っておきたい!抗Sm抗体について

抗Sm抗体は、抗核抗体群の一種である。全身性エリテマトーデス(SLE)に見られる特異的な自己抗体とされる。抗Sm抗体は、SLEの病態に深く関与していると考えられており、SLEの診断や経過観察に有用なマーカーとして使用されている。抗Sm抗体は、SLE患者の約30~40%に陽性となる。抗Sm抗体が陽性となる疾患は、SLE以外に、シェーグレン症候群、混合性結合組織病、全身性強皮症などがある。抗Sm抗体は、SLEの診断や経過観察に有用なマーカーとして使用されているが、抗Sm抗体が陽性であっても、必ずしもSLEであるとは限らないことに注意が必要である。抗Sm抗体が陽性の場合には、他の抗核抗体や臨床症状を総合的に判断して、SLEの診断を行うことが重要である。
検査・診断

看護師が知っておくべき放射線

放射線の種類と性質 放射線には電離放射線と非電離放射線の2種類があります。電離放射線とは、物質に当たって電子を放出させることができる放射線です。X線、ガンマ線、アルファ線、ベータ線、中性子線が代表的な電離放射線です。非電離放射線とは、物質に当たっても電子を放出させることはできませんが、物質を加熱したり、化学反応を起こさせたりすることができます。紫外線、可視光線、赤外線、マイクロ波、電波が代表的な非電離放射線です。 電離放射線はエネルギーが強く、生体組織に当たると細胞を損傷させたり、癌を引き起こしたりすることがあります。そのため、電離放射線を取り扱う際には防護措置を講じることが重要です。非電離放射線は電離放射線よりもエネルギーが弱く、生体組織に当たっても細胞を損傷させたり、癌を引き起こしたりする可能性は低いと考えられています。しかし、非電離放射線であっても、長時間浴び続けると健康に影響を与える可能性があるため、注意が必要です。