略語

医療現場における『ソル』について

ソルの意味と由来 ソルとは、溶液を意味する医療現場の略語である。溶液を意味する英語、Solutionに由来する。医療現場で使われる略語には他に、s/oやIV、doなどがある。 医療現場では、様々な薬剤や輸液などが使用される。これらは、すべて溶液の形になっている。そのため、医療従事者にとっては、溶液を意味する用語を正確に理解することが重要である。 ソルは、溶液を意味する最も基本的な用語の一つである。水に薬剤を溶かして作った溶液であれば、すべてソルと呼ばれる。また、水以外の溶媒に薬剤を溶かして作った溶液も、ソルと呼ばれる。 ソルの濃度は、溶媒中の薬剤の量によって決まる。薬剤の量が多いほど、ソルの濃度は高くなる。ソルの濃度は、重量パーセント、体積パーセント、モル濃度など、様々な方法で表すことができる。 医療現場では、ソルの濃度を正確に把握することが重要である。なぜなら、ソルの濃度によって、薬剤の効き目が変わるからである。ソルの濃度が高すぎると、薬剤の効き目が強くなりすぎて、副作用を引き起こす可能性がある。逆に、ソルの濃度が低すぎると、薬剤の効き目が弱くなりすぎて、治療効果が得られない可能性がある。 医療従事者は、ソルの意味と由来を理解し、ソルの濃度を正確に把握することで、患者の安全と治療効果を確保することができる。
消化器

看護師の必須用語「マーゲン」について

マーゲンは、医学用語で胃を意味する言葉です。ドイツ語のMagenに由来し、医療現場で広く使用されています。マーゲンの意味は、食べ物を貯蔵し、消化する器官であり、人間だけでなく、他の多くの動物にも存在します。マーゲンは、食道の末端に位置し、小腸の入り口に繋がっています。マーゲンは、胃液を分泌して食べ物を消化し、栄養素を吸収します。また、マーゲンは、食べ物を貯蔵する役割も果たしており、食事の合間に食べ物を少しずつ消化することができます。
産婦人科

看護師に必須の用語~着床とは?~

着床とは、受精卵が子宮内膜に付着し、妊娠が成立するプロセスです。受精が起こると、受精卵は卵管を通って子宮に移動します。移動中に、受精卵は細胞分裂を繰り返し、胚盤胞と呼ばれる構造になります。胚盤胞は、外胚葉、内胚葉、中胚葉の3つの胚葉で構成されています。外胚葉は、皮膚、神経系、感覚器官を形成します。中胚葉は、骨、筋肉、心臓、血管を形成します。内胚葉は、消化器系、呼吸器系、泌尿器系を形成します。 胚盤胞が子宮に到着すると、内膜に付着します。このプロセスを着床といいます。着床は、胚盤胞が内膜に侵入し、栄養素や酸素を受け取ることで行われます。着床が成功すると、妊娠が成立します。
脳・神経

重症筋無力症の基礎知識と看護

重症筋無力症とは、骨格筋が容易に疲労し脱力を生じる疾患のことです。運動神経と骨格筋の接合部にある神経伝達物質であるアセチルコリンの受容体に対する自己抗体(抗アセチルコリン受容体抗体)が産生され、この抗体によってアセチルコリン受容体が破壊されてしまうことで、神経伝達に障害が生じて起こります。 重症筋無力症の主な症状は、眼瞼下垂(まぶたが下がってしまう)、複視(ものが二重に見える)、眼球運動障害、嚥下障害(飲み込みにくい)、構音障害(声がかすれる、言葉が不明瞭になる)、呼吸困難などです。これらの症状は、運動をすると悪化し、安静にしていると改善することが多いです。 重症筋無力症は、原因不明の難病ですが、治療法はあります。薬物療法や手術療法など、患者さんの状態に合わせて最適な治療法が選択されます。薬物療法では、抗コリンエステラーゼ薬や免疫抑制剤などが使用されます。手術療法では、胸腺摘除術が行われることがあります。
脳・神経

看護師が知っておくべき記憶障害の基礎知識

記憶障害とは、何らかの要因により記憶のメカニズムに障害が生じたものである。記憶障害は、多くの場合、脳の損傷によって引き起こされるが、薬物やアルコールの乱用、電気ショック療法、ストレス、精神障害などによっても引き起こされることがある。 記憶障害には、さまざまな種類がある。最も一般的なのは、短期記憶障害である。短期記憶障害とは、数秒から数分間の記憶を保持することができなくなる障害である。短期記憶障害は、脳の海馬という部分が損傷したときに起こることが多い。 もう一つの一般的な記憶障害は、長期記憶障害である。長期記憶障害とは、数ヶ月から数年間の記憶を保持することができなくなる障害である。長期記憶障害は、脳の側頭葉という部分が損傷したときに起こることが多い。 記憶障害は、日常生活に大きな影響を与える可能性がある。記憶障害のある人は、約束を忘れたり、道を間違えたり、新しいことを学ぶことが困難になったりする。また、記憶障害のある人は、集中力や注意力が低下したり、イライラしたり、うつ病になったりする可能性もある。
精神科

看護師に必須の用語『心療内科』

心療内科とは、身体的な症状だけでなく、患者の精神面や社会的な側面を含めて総合的に診察を行う診療科です。欧米では精神科を中心に発達してきましたが、日本では心理的な要因が関わる身体的な病気を診るという観点から、内科を中心に発達してきたという特徴があります。 心療内科の主な診察対象は、心身症です。心身症とは、身体的な症状を呈するものの、その原因が身体的な疾患ではなく、心理的な要因にあると考えられる疾患のことです。心身症には、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、過敏性大腸炎、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、花粉症などがあります。 心療内科では、心身症の診断と治療を行います。診断には、問診、身体診察、血液検査、画像検査などが行われます。治療には、薬物療法、心理療法、リハビリテーションなどがあります。心療内科は、心身症で苦しむ患者さんのQOL(生活の質)を改善するために重要な役割を果たしています。
その他

看護師に必須の用語『慢性期』について

慢性期とは、病状は比較的安定しているが、治癒が困難で病気の進行は穏やかな状態が続いている時期のことである。慢性期には、再発予防や身体機能の維持・改善を目指しながら、長期的な看護、治療を行っていく必要がある。慢性期は、急性期に比べて、病状が安定しているため、患者の生活の質を維持することができる。しかし、慢性期は、長期間にわたって続くため、患者の精神的な負担が大きくなることがある。慢性期には、患者の精神的なケアも重要である。
小児科

看護師に知っておいてほしい恐怖の感情とは

恐怖とは、有害な事象や危険な事態に直面した際に生じるネガティブな感情である。それは基本的な情緒の一つであり、その多くは病的な意義は少なく、成長や経験を通して乗り越えられるものもある。一般的には生後6か月頃から出現すると考えられる。恐怖は、身体的な反応、感情的な反応、行動的な反応の3つの反応から構成される。身体的な反応としては、心臓の鼓動が速くなる、呼吸が浅くなる、発汗するなどがある。感情的な反応としては、不安、パニック、恐怖などがある。行動的な反応としては、逃げる、隠れる、助けを求めるなどがある。
略語

看護師に必須の用語『ADL』とは

ADL(エーディーエル、activities of daily living)とは、自立した日常生活を送るのに必要な動作を指す。日常生活動作ともいう。具体的には、着替え、食事、移動、排泄、入浴などの動作を指し、さまざまな評価法がある。 ADLは、その人の日常生活を送る能力を評価するための指標として用いられる。ADLの評価は、リハビリテーションや介護の分野で重要であり、その人の自立度や必要な支援を判断するのに役立つ。
循環器

看護師必携『動脈硬化』を理解する

動脈硬化とは、動脈の血管が硬くなって弾力性が失われた状態のことを指す。血管の老化ともいえる状態であるが、加齢だけでなく、高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病も動脈硬化を進行させる要因となる。動脈硬化が進行すると、動脈が狭くなったり詰まったりして、脳梗塞、心筋梗塞、閉塞性動脈硬化症などの重篤な疾患を引き起こす。 動脈硬化の初期症状としては、動脈が硬くなり、血管が詰まりやすくなる。そのため、脳梗塞、心筋梗塞、閉塞性動脈硬化症などの重篤な疾患を引き起こすリスクが高くなる。動脈硬化の進行に伴い、動脈の内腔が狭くなり、血流がスムーズに行かなくなる。その結果、脳梗塞、心筋梗塞、閉塞性動脈硬化症などの重篤な疾患を引き起こすリスクが高くなる。 動脈硬化を予防するためには、生活習慣病の改善が重要である。高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病は動脈硬化を進行させる要因となるため、これらの疾患を予防することが重要である。生活習慣病の改善には、健康的な食生活、適度な運動、禁煙などが挙げられる。また、動脈硬化を進行させないためには、定期的な健康診断を受け、動脈硬化の早期発見、早期治療を心がけることも重要である。
循環器

看護師必須用語『アポ』とは?

アポ(あぽ)とは、卒中を意味する英語のApoplexyに由来する業界用語で、脳卒中のことである。脳卒中は、脳の血管が詰まったり、破れたりして、脳に血液が供給されなくなる病気である。脳卒中は、脳卒中による後遺症は、麻痺、言語障害、失認、失行、高次脳機能障害など、さまざまある。 アポ(あぽ)は、脳卒中を意味する英語のApoplexyに由来する業界用語である。脳卒中は、脳の血管が詰まったり、破れたりして、脳に血液が供給されなくなる病気である。脳卒中は、脳卒中による後遺症は、麻痺、言語障害、失認、失行、高次脳機能障害など、さまざまある。 アポ(あぽ)とは、卒中を意味する英語のApoplexyに由来する業界用語で、脳卒中のことである。脳卒中は、脳の血管が詰まったり、破れたりして、脳に血液が供給されなくなる病気である。脳卒中は、脳卒中による後遺症は、麻痺、言語障害、失認、失行、高次脳機能障害など、さまざまある。
職種・資格

慢性腎臓病療養指導看護師の役割

慢性腎臓病療養指導看護師とは、慢性腎臓病看護領域(CKD・血液透析・腹膜透析・腎移植)の看護実践において、広範囲に学習し療養を支援する実践能力を有すると認められた看護師のことである。英語表記は、DLN(Dialysis care and management of chronic kidney disease Leading Nurse)である。 2017年9月1日より、透析療法指導看護師から名称変更された。日本腎不全看護学会、日本透析医学会、日本腎臓学会、日本移植学会、日本泌尿器学会、日本腹膜透析医学会の6学会合同認定の資格である。2003年度に設立され、累計認定者数は1,092人(2017年度)である。5年ごとの更新が必要である。
循環器

ぶいいちとは?看護師必須の用語『V1』について

V1とは、12誘導心電図において赤の電極を使い、第4肋間胸骨右縁から心臓の電気活動を捉える、胸部誘導の1つである。V1は、看護師にとって心電図検査を行う際に重要な用語である。心電図検査は、心臓の電気信号を記録し、心臓の異常を診断するために使用される検査である。V1は、心臓の右心室の電気活動を捉えるため、心室性不整脈や心筋梗塞などの心臓の異常を診断する際に重要である。また、V1は、心臓の肥大や心臓弁膜症などの心臓の構造異常を診断する際にも重要である。
腎・泌尿器

看護師必見!尿比重とその意味

尿比重とは、尿中のナトリウム、尿素、糖、タンパク質などの溶質成分の含まれる量を示す、尿の検査項目の一つです。尿比重は、尿の濃縮度合いを示す指標であり、尿の溶質濃度の高さを測定することで、尿の濃縮度を評価することができます。尿比重は、通常1.000~1.030の範囲にあり、1.000に近いほど尿が希釈され、1.030に近いほど尿が濃縮されていることを示しています。尿比重は、腎臓の機能を評価する上で重要な検査項目であり、腎臓が尿を濃縮したり希釈したりする能力を評価するために使用されます。また、尿比重は、脱水症や水分の過剰摂取などの水分代謝の異常を評価する際にも使用されます。
耳鼻咽喉科

看護師必見!くしゃみ(sneezing)とは?

くしゃみとは、通常は発作的なものであり、呼吸筋の不随意的で痙攣的な収縮によって引き起こされる激しい呼吸運動のことです。くしゃみは、通常、鼻腔内の埃や異物を取り除くための防御反応として起こります。これらの物質は、くしゃみによって鼻腔から排出されます。くしゃみは、また、アレルギー、風邪、インフルエンザなどの疾患の症状である場合もあります。 くしゃみを引き起こす原因は、様々ですが、最も一般的なのは埃や花粉などの異物の存在です。このほかにも、風邪やインフルエンザなどの感染症、アレルギー、鼻中隔湾曲症なども、くしゃみの原因となる場合があります。また、強い光や冷気、熱い食べ物や飲み物などにさらされると、くしゃみを引き起こすことがあります。
眼科

看護師が知っておくべき「リドカイン塩酸塩」の基礎知識

リドカイン塩酸塩は、局所麻酔薬として使用される薬剤です。麻酔科医、歯科医、耳鼻咽喉科医、産婦人科医などの医療従事者によって、さまざまな医療処置で使用されています。リドカイン塩酸塩は、神経の感覚を一時的に遮断し、痛みや不快感を軽減する働きがあります。 リドカイン塩酸塩は、注射、軟膏、クリーム、スプレーなどのさまざまな形態で利用できます。注射は、局所麻酔として使用され、手術やその他の医療処置の際に痛みを軽減するために使用されます。軟膏やクリームは、皮膚の表面に塗布され、切り傷、やけど、虫刺されなどの痛みや不快感を軽減するために使用されます。スプレーは、のどの痛みや咳を軽減するために使用されます。 リドカイン塩酸塩は、一般的に安全に使用できますが、いくつかの副作用がある可能性があります。最も一般的な副作用は、注射部位の痛みや腫れです。その他の副作用としては、吐き気、嘔吐、めまい、頭痛、発疹などが挙げられます。リドカイン塩酸塩にアレルギーがある場合は、使用を避ける必要があります。
その他

知っておきたい!ナートの基礎知識

ナートとは、縫合、もしくは縫合する、という意味の業界用語である。「縫う」を意味するドイツ語、Nahtに由来する。「○針ナートする」のように使う。医療現場で利用される、処置に関する業界用語には他に、ホウコウやアンプタなどが挙げられる。 ナートは、傷口を縫合する際に使用される用語である。傷口を縫合する目的は、傷口を閉じ、感染を防ぐことである。ナートは、針と糸を使用して行われる。針は、傷口の縁を貫通させ、糸は針を通して結ばれる。ナートは、傷口の大きさや深さによって、さまざまな種類がある。 ナートは、医師や看護師によって行われる。ナートを行う際は、傷口を清潔にし、局所麻酔を行う。その後、針と糸を使用して、傷口を縫合する。ナートは、傷口を閉じ、感染を防ぐ効果がある。
血液・造血

抗がん薬シクロホスファミドの基礎知識と特徴

シクロホスファミドはアルキル化剤の一種です。アルキル化剤とは、DNAに結合し、細胞の分裂を阻止する薬です。シクロホスファミドは、リンパ腫、白血病、多発性骨髄腫、卵巣癌、乳癌、肺癌、膀胱癌など、さまざまな癌の治療に使用されます。 シクロホスファミドの作用機序は、DNA合成の阻害です。DNA合成とは、DNAを複製するプロセスであり、細胞分裂には不可欠です。シクロホスファミドはDNA合成を阻害することで、細胞の分裂を阻止します。また、シクロホスファミドは免疫抑制剤でもあります。免疫抑制剤とは、免疫機能を抑制する薬です。シクロホスファミドは、免疫機能を抑制することで、癌細胞の増殖を抑えます。 シクロホスファミドの主な副作用は、吐き気、嘔吐、下痢、脱毛、骨髄抑制、感染症などです。骨髄抑制とは、骨髄の機能が低下して、血球の産生が減少する状態です。感染症とは、細菌やウイルスなどの病原体による感染です。シクロホスファミドは、免疫機能を抑制するため、感染症にかかりやすくなります。
アレルギー・膠原病

看護師が知っておくべきアレルゲンの基礎知識

アレルゲンとは、アレルギー反応を引き起こす物質のことです。アレルギーとは、免疫系が正常な物質を攻撃してしまうことで起こる反応です。アレルゲンは、花粉、ハウスダスト、ダニ、食物、ペットの毛、ラテックスなど、さまざまなものが存在します。 アレルゲンが体内に侵入すると、免疫系が抗体を作って攻撃します。この抗体がアレルゲンと結合すると、ヒスタミンなどの化学物質が放出されます。ヒスタミンは、くしゃみ、鼻水、目の痒み、咳、発疹、息切れなどの症状を引き起こします。 アレルギーは、遺伝と環境の両方の要因によって起こります。アレルギーの家族歴がある人は、アレルギーを発症するリスクが高くなります。また、空気汚染や喫煙などの環境要因も、アレルギーの発症リスクを高めます。 アレルギーの治療法は、アレルゲンの回避と薬物治療が主なものです。アレルゲンの回避とは、アレルゲンを吸入したり、接触したりすることを避けることです。薬物治療には、抗ヒスタミン薬、ステロイド薬、抗アレルギー薬などがあります。 アレルギーは、適切な治療によって症状をコントロールすることができます。しかし、アレルギーは完治することが難しい病気でもあります。そのため、アレルゲンの回避と薬物治療を継続することが大切です。
内分泌・代謝・栄養

看護師のための必須用語:低血糖

低血糖とは、血糖値が生理的範囲を超えて低下した状態である。血糖値が70mg/dL未満になると、低血糖症状が現れる。低血糖は、インスリンや経口血糖降下薬を服用している糖尿病患者に起こりやすい。 低血糖症状としては、空腹感、発汗、手足の震え、動悸、冷や汗、めまい、頭痛、意識障害などがある。低血糖が重症になると、昏睡状態に陥ることがある。 低血糖が起こった場合は、ブドウ糖を摂取して血糖値を上昇させる必要がある。ブドウ糖は、砂糖や蜂蜜、ジュース、スポーツドリンクなどに含まれている。 低血糖を防ぐためには、食事を規則正しく摂り、インスリンや経口血糖降下薬を正しく服用することが大切である。また、激しい運動をする前には、ブドウ糖を摂取しておくことも大切である。
医療機器・設備・器具

アンビューバッグとは?看護師に必須の用語を解説

アンビューバッグとは、患者の口と鼻から、マスクを使って他動的に換気を行うための医療機器です。人工呼吸法の主流として、救急現場の第一線で幅広く用いられています。バッグバルブマスクともいうが、デンマークのアンビュー社の製品が知られているため、アンビューバッグとも呼ばれます。 アンビューバッグの構造は、マスク、バッグ、バルブの3つから構成されています。マスクは、患者の口と鼻を覆うことができ、バッグは、空気を送るための袋状のものです。バルブは、空気の逆流を防ぐ機能があります。 アンビューバッグの使い方としては、まず、気道を確保することが大切です。次に、マスクで患者の口から鼻までを覆います。一人で行う場合は片手で、二人で行う場合は両手で固定します。最後に、バッグを押し空気を送ります。換気が十分に行われていれば、肺が膨張し、胸郭が上昇します。
組織・制度

周産期医療:看護師が知っておくべきこと

周産期医療とは、妊娠22週から生後1週間未満までの期間を対象とした、母体と胎児の健康管理を行う医療体制のことです。「周産期医学」とも呼ばれ、産科、小児科、産婦人科、新生児科など、さまざまな分野の専門家が協力して診療にあたります。周産期医療の目的は、母体の健康を守り、胎児の発育を促し、安全に分娩を迎え、新生児の健康を守ることです。周産期医療では、妊婦の定期健診や分娩前の指導、胎児の超音波検査や心拍モニターによる観察、分娩時の医学的介入、新生児のケアなど、さまざまな医療行為が行われます。
血液・造血

看護師が押さえておくべき基礎知識:慢性疾患に伴う貧血とは?

慢性疾患に伴う貧血とは、基礎疾患によって好中球、マクロファージ、リンパ球などから放出されたサイトカインが過剰となって生じる貧血である。サイトカインは、炎症や免疫反応を調節する物質であり、貧血の原因となるインターフェロンやインターロイキンなどがある。これらのサイトカインは、赤血球を産生する骨髄の造血幹細胞の働きを抑制したり、赤血球の寿命を短くしたりすることで、貧血を引き起こす。慢性疾患に伴う貧血は、鉄欠乏性貧血やビタミンB12欠乏性貧血とは異なり、鉄剤やビタミンB12を投与しても改善しないのが特徴である。慢性疾患に伴う貧血の治療は、基礎疾患の治療が中心となる。また、貧血の症状を緩和するために、輸血やエリスロポエチン製剤の投与が行われることもある。
腎・泌尿器

ドナーとは?臓器提供の重要性と意思表示方法

ドナーとは、移植用の臓器・骨髄や、輸血用の血液などを提供する人を指す。臓器移植には、死亡した人から提供される死体臓器移植と、生きている人(主に家族)から提供される生体臓器移植がある。ドナーの臓器を提供される側のことはレシピエントと呼ぶ。 死体臓器移植には、さらに脳死した人から提供される脳死臓器提供と、心臓が停止した後に提供される心停止後臓器提供がある。生体臓器移植で提供可能な臓器は、肺、肝臓、腎臓、膵臓、小腸、骨髄などである。生体ドナーの場合、肝臓や小腸、骨髄は提供後残りの部分が成長するが、肺、腎臓、膵臓は摘出した分だけ臓器機能が低下してしまう。脳死臓器提供で提供可能な臓器は、心臓、肺、肝臓、膵臓、腎臓、小腸、眼球など、ほぼすべての臓器が可能である。心停止後臓器提供で提供可能な臓器は、腎臓、膵臓、眼球である。