循環器

看護師必須の用語『アスピリン』とは

アスピリンは、サリチル酸の誘導体であるアセチルサリチル酸のことである。白色の結晶性粉末で、無味無臭である。水には溶けにくく、エタノールには溶ける。解熱・鎮痛・抗炎症作用がある。アスピリンは、1897年にドイツのバイエル社によって合成された。その後、世界中で広く使用されるようになった。アスピリンは、解熱・鎮痛・抗炎症作用に加えて、抗凝固作用、抗血小板凝集作用、抗癌作用などがあるとされている。近年、アスピリンは心筋梗塞や脳梗塞の予防にも効果があると報告されている。
看護技術

看護師必須の用語『ファウラー位』とは

ファウラー位の体位とは、仰臥位で下肢を水平にしたまま上半身を45度程度上げた半座位のことである。この角度が90度の場合を座位、15~30度の場合をセミファウラー位と呼ぶ。そのままでは身体がずり落ちてしまうため、頭を起こす前に足を軽度起こしておくことが重要である。 ファウラー位は、腹部の手術後にドレナージを促進させることを目的とした体位である。しかし、腹部臓器による肺の圧排を軽減することから呼吸機能の改善や体位ドレナージ、経管栄養時の逆流防止の目的にも用いられる。 ファウラー位をとる際には、長時間、同一部位(坐骨結節部など)が圧迫されることによって褥瘡ができる可能性があるので適宜体位分散を図る必要がある。また、麻痺がある場合には時間の経過とともに身体が傾いてくるため、バスタオルなどを用いて支える必要がある。基本的には2時間以内おきに体位変換をする必要があるが、患者の病態や骨の突出具合などで異なる。褥瘡が発生するリスクが高い患者には、予防的に体圧分散器具を使用する。 脳梗塞急性期、骨盤骨折や椎体骨折などのベッドをギャッジアップできない特別な理由がある場合を除き、ファウラー位以上を保つことは仰臥位と比較して離床につながり、人工呼吸器患者では人工呼吸器関連肺炎の頻度が軽減する。
検査・診断

看護師に必須の用語『検体検査』とは?

検体検査とは、人体から得られた検体を用いて行う検査のことです。検体とは、人体から採取、もしくは排泄された検査の対象となる物質です。検体検査は、病気の診断、治療、経過観察、健康状態の確認など、様々な目的で行われます。検体検査の種類は、血液検査、尿検査、便検査、喀痰検査、画像検査、心電図検査など、多岐にわたります。 検体検査は、医師の指示によって行われます。医師は、患者の症状や既往歴、身体診察の結果などを総合的に判断し、必要な検体検査を指示します。検体検査の結果は、医師が診断を下すための重要な情報となります。 検体検査は、痛みを伴うものもあれば、痛みを伴わないものもあります。血液検査や尿検査などは、痛みを伴わない検査です。一方、胃カメラや大腸カメラなどの内視鏡検査は、痛みを伴う検査です。検体検査を受ける際には、医師から検査の説明を受け、検査を受ける際の注意事項を確認しておきましょう。
組織・制度

看護師の知恵袋|医療連携室とは何か

医療連携室の役割は、中核病院と地域の医療・介護機関、診療所、地域包括支援センターなどとの連携・協力を推進し、地域連携を進めることです。入院、外来、在宅において切れ目のない医療の提供のために重要な役割を果たしています。 医療連携室の具体的な役割は以下の通りです。 * 地域の医療機関や介護機関との情報共有と連携の強化 * 患者や家族への相談・支援 * 退院後の在宅療養や介護サービスの調整 * 地域の医療・介護・福祉資源の開発と活用 * 地域医療連携に関する研修や教育の実施 医療連携室は、地域の医療機関や介護機関と連携することで、患者や家族が切れ目のない医療や介護サービスを受けられるように支援しています。また、地域医療連携に関する研修や教育を実施することで、医療従事者の地域医療連携に関する知識や技能の向上を図っています。
産婦人科

看護師が知っておきたい!原発性不妊症について

原発性不妊症とは、不妊症のなかで一度も妊娠の成立のない場合を指します。不妊症は、妊娠を希望するカップルが1年間、避妊せずに性交渉を行っても妊娠しない状態を指しますが、原発性不妊症は、その中でも一度も妊娠したことがない状態を指します。原発性不妊症の原因は、男性側と女性側に分けることができます。男性側では、精子の数が少ない、精子の運動率が低い、精子の形態が悪いなどが原因となることが多く、女性側では、卵管が詰まっている、子宮筋腫がある、子宮内膜症があるなどが原因となることが多くあります。原発性不妊症の治療法は、原因によって異なりますが、男性側では、精子を増やす薬を服用したり、精子を人工的に受精させたりする治療法があります。女性側では、卵管を詰まらせているものを取り除いたり、子宮筋腫や子宮内膜症を手術したりする治療法があります。また、体外受精や顕微授精などの生殖補助医療を行うことで、妊娠を成功させることができます。
感染

看護師が知っておくべき食中毒の知識

食中毒とは、原因となる細菌、ウイルス、寄生虫、化学物質、自然毒などで汚染された食品や飲料を摂取することで起こる中毒である。食中毒は、世界中で毎年何百万人もの人々を苦しめており、死に至ることもある。 食中毒は、食品の製造、加工、保管、調理、提供の過程で、食中毒の原因となる微生物や化学物質が食品に混入することが主な原因である。食中毒の原因となる微生物には、サルモネラ菌、大腸菌O157、カンピロバクター菌、リステリア菌、ブドウ球菌、ボツリヌス菌、黄色ブドウ菌、ノロウイルス、A型肝炎ウイルス、E型肝炎ウイルスなどがある。食中毒の原因となる化学物質には、農薬、重金属、ヒスタミン、シアン化物などがある。 食中毒の症状は、原因となる微生物や化学物質によって異なるが、一般的な症状としては、腹痛、下痢、嘔吐、発熱、頭痛、倦怠感などがある。食中毒の症状は、通常、食品を摂取してから数時間から数日で現れるが、中には数週間後に症状が現れる場合もある。 食中毒を防ぐためには、食品を適切に洗浄し、調理し、保管することが重要である。また、食品を食べる前に手を洗うことも重要である。食中毒の症状が現れた場合は、すぐに医師の診察を受けるようにしましょう。
アレルギー・膠原病

看護師が知っておくべき用語『CD22』

細胞表面分子であるCD22は、成熟B細胞の表面に特異的に発現する分子です。抗体を産生する成熟B細胞がさらに分化した形質細胞には発現しません。CD22は、細胞内シグナル伝達を抑制する方へ機能します。ヒト化抗CD22モノクローナル抗体(Epratuzumab)は、リンパ腫(DLBCL)やSLEの治療に用いられています。 CD22の概要 CD22は、B細胞の表面に発現する糖タンパク質です。B細胞は、免疫応答を担う白血球の一種です。CD22は、B細胞が抗原を認識して活性化されるのを抑制する働きをしています。CD22の欠損は、B細胞の過剰活性化や自己免疫疾患の発症につながることが知られています。 CD22は、1980年代に最初に発見されました。当初は、B細胞の表面に発現する抗原として認識されていました。しかし、その後の研究で、CD22は抗原ではなく、B細胞の活性化を抑制する分子であることが明らかになりました。 CD22は、B細胞の表面に発現する他の分子と相互作用して、B細胞の活性化を抑制しています。例えば、CD22は、B細胞の表面に発現する抗原受容体と相互作用して、B細胞の活性化を抑制することが知られています。また、CD22は、B細胞の表面に発現する他の分子と相互作用して、B細胞の増殖や分化を抑制することも知られています。 CD22は、B細胞の活性化を抑制する重要な分子です。CD22の欠損は、B細胞の過剰活性化や自己免疫疾患の発症につながることが知られています。CD22の働きを阻害することで、B細胞の活性化を抑制し、自己免疫疾患の治療に役立てることが期待されています。
循環器

WPW症候群とは?症状や治療法を解説

WPW症候群とは、先天的に心房と心室の間に正常な刺激伝導路以外に副伝導路が存在する疾患である。「副伝導路」とは、心臓の洞房結節、房室結節など以外の部位から心室に通じる刺激伝導路である。この副伝導路を介して電気信号が心室に伝達されるため、心拍が速くなる発作が起こりやすくなる。この発作を「WPW症候群発作」という。 WPW症候群の発作は、通常は数秒から数分間続くが、まれに数時間以上続くこともある。発作中は、動悸、息切れ、胸痛、めまい、失神などの症状が現れる。
内分泌・代謝・栄養

看護師が知っておきたいテストステロンの基礎知識

テストステロンとは、精巣から分泌されるホルモンの一種です。男性ホルモンとして知られ、男性の性徴の発達や維持に重要な役割を果たしています。また、筋肉量や骨量を増やし、赤血球の生成を促進する作用もあります。テストステロンは、男性の健康維持に欠かせないホルモンです。 テストステロンは、視床下部から分泌されたゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)が、下垂体の黄体形成ホルモン(LH)の産生を刺激することによって分泌されます。そして、黄体形成ホルモンが、精巣でのテストステロンの分泌を促します。
医療機器・設備・器具

医療従事者が知っておきたい サイフォニング現象とは?

サイフォニング現象とは、シリンジポンプが患者より高い位置に設置されていることで、高低差によって薬剤が急速に注入されてしまうことである。この現象は、シリンジポンプから何らかの原因でシリンジが外れた際に起こることがある。 サイフォニング現象は、高低差がわずかでも起こりうる。例えば、シリンジポンプが患者のベッドの端に置かれている場合、患者の頭がシリンジポンプより高くなっているだけでサイフォニング現象が発生する可能性がある。また、シリンジ内部の圧力が外部の圧力に比べて極端に低い場合にも、サイフォニング現象が発生することがある。これは、シリンジ内の薬剤が外部の大気圧に押されて急速に注入されてしまうためである。 サイフォニング現象は、患者に重大な危害を及ぼす可能性がある。薬剤が急速に注入されることで、薬剤の過剰投与が起こり、吐き気、嘔吐、意識障害などの症状が現れることがある。また、薬剤が血管内に急速に注入されることで、血管が破裂するなどの事態も起こりうる。 サイフォニング現象を防ぐためには、シリンジポンプを患者より低い位置に設置することが重要である。また、シリンジとシリンジポンプをしっかりと接続し、シリンジ内部の圧力を外部の圧力とできるだけ同じにすることも大切である。さらに、シリンジポンプを定期的に点検し、異常がないかを確認することが必要である。
消化器

看護師知っておきたいアウエルバッハ神経叢

アウエルバッハ神経叢とは、消化管にある平滑筋の運動調節に関与している神経組織です。交感神経線維と副交感神経線維の両方を持っており、消化管の動きを制御しています。アウエルバッハ神経叢は、消化管の壁の間に位置しており、いくつかの層に分かれています。最も外側の層は縦走層と呼ばれ、消化管の長さ方向に伸びています。最も内側の層は環状層と呼ばれ、消化管の周囲を囲んでいます。縦走層と環状層の間には、介在層と呼ばれる層があり、神経細胞と神経線維が含まれています。アウエルバッハ神経叢は、消化管の運動を制御する重要な役割を果たしています。蠕動運動と呼ばれる波状の収縮を発生させることで、食物を消化管に沿って押し進めています。また、消化液の分泌も制御しており、食物を分解するのに役立っています。アウエルバッハ神経叢は、消化管の健康に欠かせない神経組織です。アウエルバッハ神経叢が損傷すると、消化管の運動や分泌が障害され、消化器系の問題を引き起こす可能性があります。
その他

看護師が知っておくべきV2についての解説

V2とは、12誘導心電図において黄色の電極を使い、第4肋間胸骨左縁から心臓の電気活動を捉える、胸部誘導の1つである。V2は、心臓の左室の電気活動を最もよく反映しているため、心筋梗塞や心筋炎などの心臓疾患の診断に有用である。また、ペースメーカーの機能を評価するのにも用いられる。 V2の正常な波形は、P波、QRS波、T波の3つから構成されている。P波は、心房の収縮によって生じる波であり、QRS波は、心室の収縮によって生じる波である。T波は、心室の拡張によって生じる波である。V2で異常な波形が認められる場合、心疾患の可能性があるため、医師による精査が必要である。
消化器

内視鏡的乳頭切開術|看護師向け詳細解説

内視鏡的乳頭切開術とは、内視鏡を用いて乳頭括約筋を切開する処置のことである。乳頭括約筋は、胆管と膵管の出口にある筋肉で、胆汁や膵液の流れを調節している。この筋肉が狭くなったり詰まったりすると、胆汁や膵液が流れにくくなり、黄疸や腹痛、膵炎などの症状が現れる。 内視鏡的乳頭切開術は、このような症状を改善するために、内視鏡を用いて乳頭括約筋を切開することで、胆汁や膵液の流れをスムーズにする処置である。この処置は、局所麻酔で行われ、内視鏡を口から十二指腸まで挿入して行われる。通常、処置時間は30分から60分程度で、入院は不要である。 内視鏡的乳頭切開術は、胆石や胆管炎、膵炎などの治療によく用いられる。また、膵臓や胆管の検査を行うためにも用いられる。この処置は、比較的安全な処置であるが、まれに、出血や感染症などの合併症が起こることがある。
内分泌・代謝・栄養

看護師に必須の用語『基礎代謝』

基礎代謝とは、人体の生命維持に必要な1日分の最低限のエネルギー量のことです。安静時に横になった状態で、筋肉を動かさずに体温を維持するために消費されるエネルギーを測定します。基礎代謝は、人体の体格によって決まります。男性は女性よりも筋肉量が多いため、基礎代謝が高くなります。また、年齢とともに筋肉量が減少するため、基礎代謝は低下します。基礎代謝は、体重を維持するためにも重要な役割を果たしています。基礎代謝が高ければ、同じ量の食事を摂っても太りにくくなります。逆に、基礎代謝が低ければ、同じ量の食事を摂ると太りやすくなります。 基礎代謝を測定することで、個々人の適切な摂取カロリーを知ることができます。ダイエットを成功させるためには、基礎代謝を測定して、適切な摂取カロリーを把握することが大切です。基礎代謝を測定する方法としては、病院やクリニックで測定する方法と、家庭で測定する方法があります。病院やクリニックで測定する方法は、より正確ですが、家庭で測定する方法も、ある程度の目安にはなります。
アレルギー・膠原病

自己免疫疾患について知ろう

自己免疫疾患とは、体外から侵入する異物に対して攻撃する機能(免疫)が、異常な自己免疫反応により自己を異物と判断し、攻撃してしまうことで発症する疾患の総称です。通常、免疫は細菌やウイルスなどの外敵から体を守ってくれますが、自己免疫疾患では、免疫が自分の体の一部を誤って攻撃し、炎症を引き起こします。これにより、さまざまな症状が現れます。 自己免疫疾患の原因は、遺伝的要因、感染症、環境要因など、さまざまな要因が考えられていますが、まだ完全には解明されていません。自己免疫疾患には、関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、シェーグレン症候群、多発性硬化症、クローン病、潰瘍性大腸炎など、さまざまな種類があります。それぞれの疾患によって症状は異なりますが、共通する症状としては、関節の痛みや腫れ、筋肉痛、疲労感、発熱などがあります。 自己免疫疾患の治療法は、疾患の種類や症状に応じて異なります。一般的には、免疫抑制剤やステロイド剤などの薬物治療が行われます。また、疾患によっては、手術や放射線治療が行われることもあります。
眼科

看護師が知っておきたいMLF症候群

MLF症候群とは、脳幹部の橋~中脳の高さにある内側縦束(MLF)の障害によって、片側の眼球の内転ができないが、輻輳(ふくそう、いわゆる寄り目)は可能であるという、特殊な眼球運動の状態になる疾患です。別名、内側縦束症候群、核間麻痺とも呼ばれます。 内側縦束とは、脳幹部の橋~中脳の高さに存在する、眼球運動を制御する神経の束です。MLF症候群では、この内側縦束が障害されることで、片側の眼球の内転が麻痺してしまいます。内転とは、眼球を鼻側に動かすことで、物を見る際に目標物を注視するのに必要な動きです。そのため、MLF症候群になると、片側の眼球を鼻側に動かすことが困難になり、複視(物が二重に見える)などの症状が出現します。 MLF症候群の原因としては、脳梗塞、脳出血、脳腫瘍、多発性硬化症、脳炎など、さまざまなものがあります。また、糖尿病や高血圧などの生活習慣病も、MLF症候群のリスクを高める因子として知られています。MLF症候群の症状は、片側の眼球の内転麻痺、輻輳可能、複視、眼振(眼球が小刻みに震える)などです。MLF症候群の診断は、問診、神経学的診察、画像検査などによって行われます。MLF症候群の治療法は、原因疾患に対する治療が中心となります。また、症状に対する対症療法として、アイパッチ(眼帯)の装着やプリズム眼鏡の使用などが行われることもあります。
組織・制度

看護師必見!CRAとは?

CRA(しーあーるえー、Clinical Research Associate)とは、適切に治験(臨床試験)が行われているかモニタリングする職業のことである。臨床開発モニターや、モニターとも呼ばれる。 CRAは、治験の計画立案から実施、データ収集、解析まで、すべてのプロセスに関与する。また、治験参加者の安全と権利を守るため、治験の実施状況をモニターし、問題が発生した場合は適切な措置を講じる。 CRAの仕事は、責任が重く、幅広い知識とスキルが求められる。CRAになるには、薬学、看護学、医学などの医療系学部を卒業し、医薬品開発や臨床試験の経験を積む必要がある。また、CRAとして働くには、CRA認定試験に合格することが必要である。 CRAは、新薬の開発において重要な役割を担っている。CRAが適切に治験を実施することで、新薬の安全性と有効性が確認され、患者に安全な薬が届けられるようになる。
血液・造血

看護師に必須の用語『骨髄検査』の意味を解説

骨髄検査とは、骨髄液と骨組織の一部を抽出して、様々な血液疾患や他の病気の診断や治療に役立てる検査です。通常、骨盤や胸骨の骨が使用され、皮膚を局所麻酔してから細い針を骨に挿入し、骨髄を採取します。採取した骨髄は、顕微鏡で観察して細胞の数を数えたり、染色したりして異常な細胞がないか調べます。また、DNA検査や細菌培養などの検査も行われることもあります。骨髄検査は、白血病、リンパ腫、多発性骨髄腫、貧血、血小板減少症、凝固障害などの病気の診断や治療に役立ちます。また、骨髄移植の前に行われることもあります。
アレルギー・膠原病

看護師に必須の用語『抗ヒスタミン薬』について

抗ヒスタミン薬とは、アレルギー反応を軽減または予防するために使用される薬の一種です。ヒスタミンは、体内の免疫反応に関与する化学物質で、アレルギー症状を引き起こします。抗ヒスタミン薬は、ヒスタミンが細胞の受容体に結合するのをブロックすることで作用します。これにより、くしゃみ、鼻水、涙目、かゆみなどのアレルギー症状を軽減または予防することができます。 抗ヒスタミン薬は、さまざまなアレルギー症状の治療に使用されます。これらには、以下のようなものが含まれます。 * 花粉症 * ハウスダストアレルギー * 動物アレルギー * 食物アレルギー * 薬物アレルギー * 虫刺されや咬傷によるアレルギー反応 抗ヒスタミン薬は、錠剤、カプセル、液体、点眼薬、点鼻薬など、さまざまな形態で入手できます。どの形態が自分に適しているかは、医師または薬剤師にご相談ください。 抗ヒスタミン薬は、一般的に安全に使用できますが、一部の人では、眠気、口渇、便秘などの副作用が起こる可能性があります。これらの副作用が気になる場合は、医師または薬剤師にご相談ください。
整形外科

看護師必携の医学用語:僧帽筋

僧帽筋とは、上背部に位置し、肩関節の運動に寄与する筋肉です。僧帽筋の起始は、後頭部、首の後ろ、第12胸椎までの背骨です。停止は、鎖骨の外側3分の1、肩峰、肩甲骨の肩甲棘です。僧帽筋は、肩甲骨と鎖骨を上方に引き上げたり、肩甲骨を外側や内側に動かしたりする働きがあります。また、僧帽筋は、強制的に息を吸い込むときの呼吸補助筋にもなります。僧帽筋は、副神経と頚神経叢が支配しており、拮抗筋は前鋸筋と広背筋です。
耳鼻咽喉科

急性中耳炎の基礎知識

急性中耳炎とは、主に細菌による中耳の急性感染症である。中耳は鼓膜の奥に見える鼓室、鼓室と上咽頭をつなぐ耳管、鼓室の後方に連続する乳突蜂巣からなる。急性中耳炎は上咽頭の炎症が耳管を逆行して起きるものであり、多くは細菌による感染症である。肺炎球菌、インフルエンザ桿菌、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリスが三大起因菌である。多くは上咽頭や副鼻腔の感染に引き続き起こるため、感冒罹患の多い冬によくみられる。また、小児は耳管機能が未完成であることから、小児によくみられる。
医療機器・設備・器具

看護師必須用語『マーゲンチューブ』について

マーゲンチューブとは、胃にチューブを挿入することによって、胃の内容物を排出したり、栄養や薬剤を投与したりするための医療処置です。マーゲンチューブは、主に、食事を摂ることができない患者や、胃の機能が低下している患者に使用されます。マーゲンチューブは、一般的に、鼻から挿入されますが、口から挿入される場合もあります。マーゲンチューブは、挿入後は、胃に留置され、必要に応じて、胃の内容物を排出したり、栄養や薬剤を投与したりします。マーゲンチューブは、患者にとって、非常に重要な医療処置であり、患者の状態を維持するために、重要な役割を果たしています。マーゲンチューブは、医師や看護師によって行われますが、患者や家族の協力も必要です。マーゲンチューブは、患者にとって、不快な処置であるため、患者や家族の理解と協力が必要です。マーゲンチューブは、患者の状態を維持するために、重要な医療処置であり、患者や家族の協力が不可欠です。
検査・診断

看護師の友!胃粘膜とは

胃と粘膜は密接に関連しており、胃の正常な機能を維持するために不可欠です。粘膜は胃の内側を覆う薄い組織層であり、胃液から保護する役割を果たしています。胃液は非常に酸性が強く、粘膜がなければ胃壁を損傷してしまいます。 粘膜はまた、胃酸を分泌する役割も担っています。胃酸は食物を分解し、殺菌作用も持っています。粘膜が正常に機能していなければ、胃酸の分泌が低下して消化不良や胃炎を引き起こすことがあります。 さらに、粘膜は胃の運動を調節する役割も担っています。胃は蠕動運動と呼ばれる運動をして、食物を消化・吸収しています。粘膜が正常に機能していなければ、蠕動運動が低下して胃もたれや嘔吐を引き起こすことがあります。 このように、胃と粘膜は密接に関連しており、胃の正常な機能を維持するために不可欠です。粘膜が損傷すると、胃の機能が低下してさまざまな症状を引き起こすことがあります。
感染

看護師に必須の用語『抗原検査』とは?

抗原検査とは、病原体(ウイルス、細菌、真菌など)が持つ抗原を検出する検査のことです。抗原とは、免疫反応を引き起こす物質であり、病原体の表面や内部に存在しています。抗原検査は、病原体の存在を直接検出する検査であるため、感染症の早期診断に有効です。また、抗原検査は、病原体が感染しているかどうかを調べるだけでなく、その種類を特定することもできます。抗原検査には、さまざまな種類があり、それぞれの検査に適した使用方法があります。抗原検査は、感染症の診断に広く使用されており、医療現場において重要な役割を果たしています。