脳・神経

脊髄空洞症〜看護師が知るべき疾患〜

脊髄空洞症とは何か? 脊髄空洞症とは、脊髄の中に脳脊髄液が異常に多く溜まることで、脊髄が空洞状となる疾患のこと。脊髄とは脳からの命令を全身に伝える神経の束のこと。脳脊髄液は脳と脊髄を保護する液体である。脊髄空洞症は、頚髄や上側の胸髄に多い。 脊髄空洞症は、生まれつき(先天性)のものと、後に発症するもの(後天性)がある。先天性の脊髄空洞症は、胎児の時期に脊髄が正常に発育しなかったことが原因で起こる。後天性の脊髄空洞症は、外傷や感染症、腫瘍などによって脊髄が損傷したことが原因で起こる。 脊髄空洞症の症状は、空洞の場所や大きさによって異なる。代表的な症状は、手足のしびれや痛み、脱力、排尿障害などである。また、重症例では呼吸障害や心障害を引き起こすこともある。 脊髄空洞症の診断は、MRI検査で行う。MRI検査で脊髄に空洞があれば、脊髄空洞症と診断される。 脊髄空洞症の治療法は、空洞の大きさや症状によって異なる。軽症例では、保存療法が行われる。保存療法とは、薬物療法やリハビリテーションなどによって症状をコントロールする方法である。重症例では、手術が行われる。手術では、空洞を小さくしたり、空洞をドレナージしたりする。
小児科

看護師が知るべき用語『歯』とは

歯の構造と機能 歯は、口腔内にある、食物を咀嚼する器官である。人体の中で最も硬いとされる。乳幼児期の歯は乳歯と呼ばれ、全部で20本ある。永久歯は、乳歯が抜けた後に生えてくる歯で、全部で28本ある。 歯は、歯冠、歯根、歯頸部の3つからなる。歯冠は、歯の見える部分で、エナメル質、象牙質、歯髄で構成されている。エナメル質は、歯の表面を覆う硬い組織で、人体の中で最も硬い組織である。象牙質は、エナメル質の下にある組織で、エナメル質よりも柔らかい。歯髄は、象牙質の中にある組織で、神経や血管が含まれている。 歯根は、歯の土台となる部分で、歯槽骨に埋まっている。歯頸部は、歯冠と歯根の境目の部分である。 歯には、いくつかの機能がある。食物を咀嚼して小さく砕き、消化しやすい状態にする。また、発音や表情を作るのにも役立つ。歯は、口内を清潔に保つためにも重要である。歯を磨かないと、歯垢や歯石が溜まって歯周病の原因となる。
その他

看護師に必須の用語『有効量』とは?

-有効量とは- 有効量は他の用語では治療量と言います。薬剤が体内に入り、効果を発揮するために必要な投与量の範囲をいいます。この投与量を下回ると効果が得られない一方で、上回ると中毒を引き起こす可能性があります。医師が処方する薬には、この有効量が記載されています。有効範囲は薬の種類や個人差によって異なります。そのため、医師は患者の状態を考慮して、最適な投与量を決定します。 薬の効果は、有効量と投与量に依存します。一般に、投与量が増加するにつれて効果も高まりますが、毒性も増加します。有効量と中毒量の間には、安全域があります。安全域は、薬が効果を発揮するために必要な量と、中毒を起こす量との差です。 安全域が広い薬は、有効量と中毒量の間隔が大きいので、安全に使用することができます。逆に、安全域が狭い薬は、有効量と中毒量の間隔が小さいので、注意して使用することが必要です。
小児科

幼児期とは?看護師必須の専門用語

幼児期とは、『児童福祉法』で満1歳から小学校に就学するまでの時期を指します。この期間は、子どもの発育や成長が著しく、身体的にも精神的にも大きく変化する時期です。幼児期は、言葉や社会性を身につける大切な時期でもあります。幼児期に適切な教育や支援を受けることは、その後の成長や発達に大きな影響を与えます。 幼児期の始まりは、はいはいや歩き始めなど、身体的な発達の進歩が目覚ましい1歳頃からと言われています。この頃になると、自我が芽生え、自分の意思を伝えたり、周りの人と積極的にコミュニケーションを取ろうとしたりすることが増えてきます。また、言葉の理解力や表現力が発達し、簡単な会話ができるようになるのもこの頃です。 2歳頃になると、さらに自我が強まり、自分の思い通りにならないと癇癪を起こしたり、人に反抗したりすることが多くなります。一方で、友達との関わりも活発になり、ごっこ遊びやままごとなどの遊びを通して、社会性を学んでいきます。 3歳頃になると、言葉の発達がさらに進み、簡単な文章を話せるようになります。また、想像力が豊かになり、ごっこ遊びや絵を描くことが大好きになります。この時期は、好奇心旺盛で、何でも自分でやりたがるようになるのも特徴です。 4歳頃になると、幼稚園や保育園に通い始め、集団生活の中で、友達との関わり方やルールを守ることを学んでいきます。また、身体の発達も進み、かけっこやボール遊びなど、運動が得意になる子も多くなります。 5歳頃になると、小学校入学に向けて、ひらがなやカタカナの練習を始める子も出てきます。また、友達との関わり方も複雑になり、ケンカをしたり、仲直りしたりすることが多くなります。この時期は、自立心も強くなり、自分でできることが増えていきます。 幼児期は、子どもの成長や発達が著しく、身体的にも精神的にも大きく変化する時期です。この期間は、言葉や社会性を身につける大切な時期でもあります。幼児期に適切な教育や支援を受けることは、その後の成長や発達に大きな影響を与えます。
血液・造血

看護師が知っておきたいサイトカインの基礎知識

サイトカインは、細胞同士の情報伝達作用を持ち、特異的な受容体に結合することで、免疫反応の増強、制御、細胞増殖、分化の調節などを行うホルモン様タンパク質です。サイトカインは、様々な種類の細胞によって合成され、狭い範囲の近傍の細胞にのみ作用することが特徴です。サイトカインは、免疫系、炎症系、造血系、神経系など、様々な生理機能に関与しています。サイトカインは、その作用により、炎症性サイトカイン、抗炎症性サイトカイン、増殖因子、分化因子、免疫調節因子など、様々なグループに分類されます。サイトカインは、細胞の増殖、分化、活性化、アポトーシスなど、様々な細胞機能に関与しています。サイトカインは、感染症、炎症、アレルギー、自己免疫疾患、癌など、様々な疾患に関与しています。
医療機器・設備・器具

ベッドコントロールを理解する

ベッドコントロールとは、病床を効率的に運用するための管理・調整のことです。病床管理、ベッド管理とも呼ばれます。入院患者の受け入れをスムーズに進めたり、退院情報を把握することで、ベッドを効率よく稼働させる業務です。病院収入の半数以上を占める入院収入に直結する重要な業務の一つです。病棟勤務の場合、ベッドコントロールを念頭に置いて患者の入退院、転棟・転出を考える必要があります。特に管理職になるほどベッドコントロールを考えることが求められます。看護師長などが行う場合もありますが、規模の大きい病院の場合は、ベッドコントロールをするための専門部署を設け、一元的に管理することも多いです。
産婦人科

看護師に必須!排卵について徹底解説

排卵とは、成熟した卵胞がホルモンの働きにより卵巣から排出されることです。女性が妊娠できるのは、排卵が起こっている期間だけです。排卵は通常、月経周期の14日目頃に行われますが、個人差があります。排卵が起こると、卵子は卵管に取り込まれて、受精のために待ち構えます。 排卵は、女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンによって制御されています。エストロゲンは、卵胞を成熟させ、排卵を誘発します。プロゲステロンは、排卵後に分泌され、子宮内膜を厚くして受精卵が着床しやすい状態にします。 排卵が起こると、女性は排卵痛を感じる場合があります。排卵痛は、下腹部や腰にチクチクとした痛みを感じることが多く、数分~数時間続きます。また、排卵の時期には、おりものが増えたり、基礎体温が上昇したりすることもあります。 排卵の時期を正確に把握することは、妊娠を希望している女性にとって重要です。排卵の時期を把握することで、受精のタイミングを調整し、妊娠する可能性を高めることができます。
循環器

看護師必須のスワンガンツカテーテル

スワンガンツカテーテルとは、肺動脈カテーテルのことである。エドワーズライフサイエンス社の商品名から、Swan-Ganz(スワン-ガンツ)カテーテルと呼ばれることが多い。カテーテルの先端にバルーンが付いた、バルーンカテーテルの一つで、心機能の測定に使われる医療機器、検査方法である。静脈(大腿静脈、上腕静脈、鎖骨下静脈、内頚静脈)に針を刺し、そこからカテーテルを挿入、先端の圧を測定する。 スワンガンツカテーテルは、重度の心筋梗塞後や心肺停止蘇生後など、特に重篤な患者に用いられる。略してガンツと呼ばれることもある。
消化器

看護師に必須!経皮経肝的胆嚢ドレナージ

経皮経肝的胆嚢ドレナージ(PTGBD)とは、右肋間の皮膚と肝臓を介して胆嚢に細い管を入れ、溜まっている胆汁を体外に排出する治療のことである。急性胆嚢炎や閉塞性黄疸の治療として採用される。 PTGBDは、胆嚢の機能が低下して胆汁が排出されなくなった場合に行われる。胆汁が排出されないと、胆汁が胆嚢に溜まって胆嚢炎や閉塞性黄疸を引き起こす。PTGBDは、胆汁を排出することでこれらの症状を改善することができる。 PTGBDは、局所麻酔下で行われる。右肋間に小さな切開を入れ、そこから肝臓を介して胆嚢に細い管を入れる。この管を通して胆汁を体外に排出する。PTGBDは、通常数日から数週間行われる。 PTGBDは、一般的に安全な治療法である。しかし、まれに合併症が起こる可能性がある。合併症としては、出血、感染症、胆管損傷などがある。
循環器

看護師が知っておきたい低血圧について

低血圧とは、さまざまな要因により血圧が低下している状態を指す。正常血圧は、収縮期血圧が120mmHg、拡張期血圧が80mmHgである。低血圧とは、収縮期血圧が90mmHg未満、拡張期血圧が60mmHg未満の状態である。低血圧は、めまいやふらつきの原因となる。また、脳への血流が低下するため、意識障害やけいれんを引き起こすこともある。 低血圧の原因としては、次のようなものがある。 * 脱水症 * 出血 * 感染症 * 心臓疾患 * 内分泌疾患 * 薬物の副作用 低血圧の症状としては、次のようなものがある。 * めまい * ふらつき * 失神 * 息切れ * 疲労感 * 吐き気 * 嘔吐 * 視界がぼやける * 頭痛 * 意識障害 * けいれん 低血圧の治療は、原因に応じて行われる。脱水症の場合は、水分を補給する。出血の場合は、止血を行う。感染症の場合は、抗菌薬を投与する。心臓疾患の場合は、心臓の機能を改善する薬を投与する。内分泌疾患の場合は、ホルモン補充療法を行う。薬物の副作用の場合は、その薬の服用を中止する。 低血圧は、適切な治療を受ければ、改善することが多い。しかし、重度の低血圧は、命の危険もあるため、すぐに受診することが大切である。
その他

看護師のためのメタに関する用語集

「メタメタ」とは、がんが遠隔の臓器や組織に広がる進行段階を表す用語です。「転移性がん」とも呼ばれます。がんが最初に発生した部位を原発巣、転移した部位を転移巣と言います。転移は、血流やリンパ流を介して起こります。 「肝メタ」とは、がんが肝臓に転移した状態のことです。肝臓は、体の中で最大の臓器であり、さまざまな機能を担っています。肝臓にがんが転移すると、肝機能が低下し、さまざまな症状が現れます。 「脳メタ」とは、がんが脳に転移した状態のことです。脳は、神経系の司令塔であり、身体のさまざまな機能をコントロールしています。脳にがんが転移すると、脳の機能が障害され、さまざまな症状が現れます。 「メタメタ」とは、がんが多数の場所に転移した状態のことです。転移した部位によって、さまざまな症状が現れます。 がんの転移は、がんの進行段階を表す重要な指標です。転移が見つかれば、治療方針を決定する必要があります。がんの転移を治療するためには、外科手術、化学療法、放射線療法などが行われます。
腎・泌尿器

看護師が知っておきたい過活動膀胱の基礎知識

過活動膀胱とは、尿意切迫感(急に尿がしたくなり我慢が難しいこと)を有し、頻尿、夜間頻尿、切迫性尿失禁などの症状を伴う機能障害です。ただし、膀胱がん、膀胱炎、間質性膀胱炎、子宮内膜症、前立腺がん、前立腺炎、尿道炎、尿閉、多尿、心因性の頻尿などはこれに含めません。 過活動膀胱は、尿を貯める膀胱の機能がうまく働かなくなることで起こります。膀胱に尿が少ししかたまっていないのに、尿意を感じたり、尿漏れを起こしたりします。過活動膀胱は、男性よりも女性に多く、加齢とともにその割合が高くなります。 過活動膀胱の症状は、人によってさまざまですが、頻尿、夜間頻尿、尿意切迫感、切迫性尿失禁などがあります。頻尿とは、1日に8回以上排尿することです。夜間頻尿とは、夜間に2回以上排尿することです。尿意切迫感とは、急に尿がしたくなり我慢が難しいことです。切迫性尿失禁とは、尿意を感じてからトイレに行く間に尿が漏れてしまうことです。 過活動膀胱の原因は、はっきりとはわかっていません。しかし、神経系の異常、膀胱の筋肉の弱さ、加齢、肥満、喫煙、アルコール摂取、カフェイン摂取などが関係していると考えられています。 過活動膀胱の治療法は、症状の程度や原因によって異なります。軽症の場合は、生活習慣の改善だけで症状が軽くなることもあります。中症から重症の場合は、薬物療法や手術療法が行われます。
検査・診断

看護師に必須の用語『白血球数』

白血球数とは、血球成分の一種である白血球の数のことである。WBCと記載される場合が多い。白血球は、体内に侵入した細菌やウイルスなどの異物を攻撃・排除する役割を担っており、免疫システムの一翼を担っている。白血球数は、健康な成人男性では4,000~10,000/μL、女性では3,500~9,000/μLが正常範囲とされている。白血球数が正常範囲から外れると、何らかの病気が隠れている可能性があるため、注意が必要である。白血球数が高い場合は、感染症や炎症、白血病の可能性がある。白血球数が低い場合は、免疫不全や再生不良性貧血の可能性がある。白血球数は、血液検査で測定することができる。
その他

看護師に必須!『抗がん剤治療レジメン』を詳しく解説

抗がん剤治療レジメンとは、がん治療において、投与する薬剤の種類や量・投与速度・期間・投与順などを時系列で示した計画書のことである。抗がん剤治療レジメンは、がんのタイプ、進行度、患者の年齢や健康状態など、さまざまな要因を考慮して作成される。抗がん剤治療レジメンは、がんの治療計画において重要な役割を果たしており、適切な抗がん剤治療レジメンを作成することで、がんの治療効果を高め、副作用を軽減することができる。 抗がん剤治療レジメンは、通常、主治医の指示のもと、看護師が作成する。看護師は、抗がん剤治療レジメンを作成するにあたって、患者の病歴、検査結果、治療歴などを考慮する。また、看護師は、抗がん剤治療の副作用について患者に説明し、患者の同意を得たうえで、抗がん剤治療レジメンを作成する。
脳・神経

看護師が知っておくべき失語症の基礎知識

失語症とは、脳の後天的な病変により、話すこと、読むこと、書くこと、聞くことなどの言語機能が損なわれた病的状態です。失語症は、脳の言語中枢が損傷を受けることで発症し、症状には、言語の理解・表現・読み書き障害、計算障害、時間や空間の認知障害などがあります。失語症は、脳卒中、頭部外傷、脳腫瘍、感染症などの原因で発症する可能性があり、年齢や性別にかかわらず、誰にでも発症する可能性があります。失語症は、日常生活に支障をきたす可能性があるため、早期に診断と治療を行うことが重要です。失語症の治療には、言語療法、作業療法、理学療法などがあり、失語症の症状や程度に応じて、適切な治療が行われます。
整形外科

先天性股関節脱臼とは?原因や症状、治療法を解説

先天性股関節脱臼とは、新生児期の股関節脱臼を指します。発育性股関節形成不全(deveiopmental dyspissia of the hip;DDH)とも呼ばれることがあります。股関節は、大腿骨の先端にある球状の骨頭と骨盤のくぼみにある臼蓋で構成されています。先天性股関節脱臼は、股関節の骨頭が臼蓋からずれてしまう状態です。 先天性股関節脱臼は、女児に多くみられ、男児の7~8倍の頻度で発症します。また、左側に多くみられます。先天性股関節脱臼の原因は、明らかになっていませんが、おむつなどによる不良肢位が原因となることもあります。 先天性股関節脱臼の症状としては、大腿皮溝の非対称や股関節の開排制限などがみられます。大腿皮溝の非対称とは、片方の股関節の皮溝がもう一方の股関節の皮溝よりも深く、幅が広い状態です。股関節の開排制限とは、股関節を完全に開くことができない状態です。 先天性股関節脱臼の診断は、臨床症状とX線検査、超音波検査によって行われます。X線検査では、股関節の骨頭の位置を確認することができます。超音波検査では、股関節の軟部組織の状態を確認することができます。 先天性股関節脱臼の治療は、生後3ヶ月以内であれば、一般的に積極的な治療介入は行わず、生活指導で様子をみることが多いです。それ以降に診断された場合には、整復治療が必要になります。整復治療には、リーメンビューゲルの装具が最も普及しています。リーメンビューゲルの装具は、股関節を正しい位置に固定する装具です。装具で整復できない場合は、牽引や手術によって整復します。
その他

『z.d.E.』の意味と使い方

食間を意味する医療用語「z.d.E.」とは? 「z.d.E.」とは、食間を意味する略語である。カルテや処方箋に入力する際に使われる。ドイツ語、zwichen dem Essenの略である。食間とは、食事と食事の間の時間帯のことである。食間は、胃や腸に負担をかけないようにするために、食事と食事の間を一定の時間空けることが重要である。食間は、一般的に2~3時間程度空けるとよいとされている。食間を空けることで、胃や腸を休ませ、消化を促進することができる。また、食間を空けることで、空腹感が増し、次の食事をよりおいしく食べることができる。
検査・診断

気管支肺胞洗浄とは?

気管支肺胞洗浄とは、肺胞の細胞数や種類、肺に関する病気の診断などのために行われる検査です。BAL(Bronchoalveolar Lavage)とも呼ばれます。気管支鏡を用いて、肺胞に生理食塩水を注入し、それを吸引して回収します。回収された生理食塩水には、肺胞の細胞やタンパク質、細菌などが含まれています。これらの成分を分析することで、肺の状態を調べることができます。気管支肺胞洗浄は、肺炎、肺癌、間質性肺疾患などの診断によく用いられます。また、肺の移植前には、肺の状態を調べるために気管支肺胞洗浄が行われることがあります。
耳鼻咽喉科

看護師必須!耳垢栓塞とは?

耳垢栓塞とは、耳垢が外耳道に蓄積して耳の閉塞を引き起こす状態です。耳垢は、外耳道の皮膚から分泌される天然の物質で、通常、外耳道から自然に排出されます。しかし、過剰な耳垢が分泌されたり、耳掃除などによって押し込まれたりすると、外耳道に蓄積して栓塞を引き起こすことがあります。 耳垢栓塞は、子供から大人まで、誰にでも起こりえますが、特に高齢者や難聴者、耳の細い人、耳掃除を頻繁に行う人などに多く見られます。耳垢栓塞は、外耳道を塞ぐことで、さまざまな症状を引き起こします。最も典型的な症状は、片耳または両耳の難聴です。耳垢栓塞が進行すると、耳鳴り、耳の痛み、かゆみ、匂い、めまいなどの症状が現れることもあります。
産婦人科

看護師が知っておきたい多嚢胞性卵巣症候群の基礎知識

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は、女性に影響を与える一般的な内分泌障害です。月経異常、ニキビ、過剰な体毛の成長、肥満などの様々な症状を特徴とします。PCOSは排卵障害を引き起こすことが多く、妊娠を困難にする可能性があります。 PCOSの原因は完全には解明されていませんが、遺伝的、環境的、ライフスタイル要因の組み合わせが関係していると考えられています。PCOSのリスクを高める要因としては、肥満、インスリン抵抗性、高血圧などがあります。 PCOSの症状は女性によって異なります。最も一般的な症状は、月経異常、ニキビ、過剰な体毛の成長、肥満です。他の症状としては、無月経、体重増加、不妊、気分の落ち込み、不安などがあります。 PCOSの診断は、病歴、身体検査、血液検査に基づいて行われます。血液検査では、性ホルモン濃度、インスリン濃度、コレステロール値などが調べられます。超音波検査で卵巣の大きさと形状を調べ、多嚢胞卵巣の有無を確認することもあります。 PCOSの治療法は、症状と個人のニーズに合わせて行われます。治療法としては、ライフスタイルの変更、薬物療法、手術などがあります。ライフスタイルの変更としては、減量、規則正しい運動、健康的な食生活などが挙げられます。薬物療法としては、経口避妊薬、プロゲスチン剤、抗アンドロゲン剤などがあります。手術は、PCOSが重度の場合や他の治療法で改善が見られない場合に行われます。
その他

看護師に必須の用語『病識』について

病識とは、患者自身が病的な状態にあると自覚することを指す(insight into disease)。病識が低いと、治療を拒否したり、治療を中断したりする可能性が高くなる。病識を高めるためには、患者に病状を丁寧に説明したり、治療の必要性を納得させたりすることが重要である。 病識は、精神疾患の患者に特に重要である。精神疾患の患者は、自分の病気を自覚していないことが多く、そのため治療を拒否したり、治療を中断したりすることが多い。病識を高めるためには、患者に病状を丁寧に説明したり、治療の必要性を納得させたりすることが重要である。また、患者の家族や友人にも、患者の病状について説明し、患者の治療を支援してもらうことが大切である。 病識は、身体疾患の患者にも重要である。身体疾患の患者は、自分の病気を自覚していることが多いが、それでも治療を拒否したり、治療を中断したりすることがある。病識を高めるためには、患者に病状を丁寧に説明したり、治療の必要性を納得させたりすることが重要である。また、患者の家族や友人にも、患者の病状について説明し、患者の治療を支援してもらうことが大切である。
脳・神経

看護師が知っておくべき血栓について

血栓とは、血管の中で形成される血の塊のことです。血栓は、血小板やフィブリンなどの血液成分が集まって形成されます。血栓が血管を塞いでしまうと、その先の組織に血液が流れなくなり、組織が壊死してしまいます。血栓は、脳卒中、心筋梗塞、肺塞栓症などの原因となります。 血栓は、血液が固まりやすくなったり、血管壁が傷ついたりすると形成されやすくなります。血液が固まりやすくなる原因としては、高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満、喫煙、飲酒、運動不足などがあります。血管壁が傷つく原因としては、動脈硬化、血管炎、外傷などがあります。 血栓が形成されるのを防ぐためには、血液が固まりにくくする薬を服用したり、血管を傷つけないようにしたりすることが大切です。血液が固まりにくくする薬には、抗凝固薬や抗血小板薬があります。血管を傷つけないようにするためには、高血圧や糖尿病などの基礎疾患をしっかりコントロールしたり、禁煙したり、適度な運動をしたりすることが大切です。
その他

看護師に必須の用語『アセスメント』

アセスメントとは、看護において対象者を取り巻く看護上の問題点を明らかにし、看護計画を立てるために必要な情報を収集して分析するプロセスです。対象者から得られる「主観的情報」と医療者の観察から得られる「客観的情報」を解釈、統合しながら、対象者を取り巻く看護上の問題点を理論的に分析します。アセスメントを行うことで、対象者が抱えている問題点や優先度を判断し、看護ケアの方向性を明確化することができます。 アセスメントの目的は、対象者の健康状態や看護上の問題点を明らかにし、適切な看護ケアを提供することです。アセスメントを行うことで、対象者の健康状態や看護上の問題点を早期に発見し、適切な介入を行うことができます。また、アセスメントを行うことで、対象者とその家族のニーズを理解し、対象者とその家族が望む看護ケアを提供することができます。 アセスメントは、看護において重要なプロセスであり、適切な看護ケアを提供するために欠かせません。アセスメントを行うことで、対象者の健康状態や看護上の問題点を明らかにし、適切な看護ケアを提供することができます。また、アセスメントを行うことで、対象者とその家族のニーズを理解し、対象者とその家族が望む看護ケアを提供することができます。
検査・診断

看護師必須用語『アストラップ』とは?

アストラップとは、動脈血ガス分析のことである。動脈血の成分(水素イオン濃度、酸素分圧、二酸化炭素分圧、酸素飽和度)を分析することにより、肺が正常に機能しているかどうかを調べる目的で実施される。血液ガス分析のために動脈血を採取することを「アストラップをとる」などと言う。アストラップという名称は、コペンハーゲン大学の臨床検査教授、ポール・アストラップ博士がこの検査方法を確立したことに由来する。アストラップ博士は、当時デンマークで流行していたポリオ患者の呼吸状態を診るために血液ガス分析を開発した。