看護師が知っておくべき『コンタミネーション』について

コンタミネーションとは、汚染、混入を意味する言葉で、化学や医療の現場で使われる業界用語です。英語の contamination に由来し、略してコンタミと呼ばれることもあります。単なる混入というよりは、意図しない混入・汚染といった意味合いが強く、マイナスのイメージが伴う言葉です。化学や医療の現場では、コンタミネーションを避けるために厳格な管理が行われています。コンタミネーションを防ぐためには、作業を行う前に手や器具を消毒すること、作業中は手袋やマスクを着用すること、作業中は飲食をしないことなど、基本的な感染予防策を徹底することが大切です。また、作業を行う環境を清潔に保つこと、不要なものを持ち込まないこと、作業中はドアや窓を閉めておくことなど、作業環境の管理も重要です。
小児科

看護師必須用語「カウプ指数」とは?

カウプ指数とは、生後3か月から5歳までの乳幼児に対して、肥満や、やせなど発育の程度を表す指数である。成人で使用されるBMIと同じ計算法であるが、判定基準が異なる。カウプ指数は、体重と身長から算出される。計算式は、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)である。カウプ指数の判定基準は、以下の通りである。 ・15.5以上肥満 ・13.5~15.4過体重 ・11.0~13.4普通体重 ・8.5~10.9やせ ・8.4以下低体重 カウプ指数は、乳幼児の栄養状態を評価するのに有用な指標である。肥満や、やせなど発育の異常を早期に発見することで、適切な栄養指導や治療を行うことができる。
医療機器・設備・器具

看護のプロに必須の用語『マーゲンチューブ』

マーゲンチューブとは、胃に直接栄養剤や薬剤を投与するために使用する医療機器です。一般に、鼻から挿入して胃まで到達させます。マーゲンチューブは、様々な理由で使用されます。例えば、嚥下困難がある場合、意識障害がある場合、長期にわたって食事をとることができない場合などに使用されます。 マーゲンチューブは、様々な種類があります。最も一般的なのは、ポリ塩化ビニル製のマーゲンチューブです。このタイプのマーゲンチューブは、耐久性があり、挿入しやすく、取り外ししやすいです。また、シリコン製のマーゲンチューブもあります。このタイプのマーゲンチューブは、より柔らかく、より快適に使用できますが、ポリ塩化ビニル製のマーゲンチューブよりも高価です。 マーゲンチューブのサイズは、患者さんの年齢、体重、状態によって異なります。一般に、小児用のマーゲンチューブは、成人用のマーゲンチューブよりも細いサイズを使用します。また、嚥下困難のある患者さんには、より太いサイズのマーゲンチューブを使用します。 マーゲンチューブを使用する際には、感染予防に注意することが重要です。マーゲンチューブを挿入する前には、手をよく洗い、患者の鼻腔や口腔内を洗浄します。マーゲンチューブを挿入した後は、チューブの周りを清潔に保ちます。また、マーゲンチューブを使用している間は、患者の口腔内を清潔に保つことも重要です。
感染

看護師のための敗血症の基礎知識

敗血症とは、感染症により重篤な臓器障害が引き起こされる状態のことである。感染に対する生体反応が調節不能な病態であり、生命を脅かす臓器障害を招く。敗血症は、敗血症性ショックや多臓器不全を引き起こす可能性があり、死亡率が高い。 敗血症は、細菌、ウイルス、真菌、寄生虫などの感染症によって引き起こされる。感染症は、皮膚、呼吸器、消化器、泌尿器など、体のあらゆる部位で発生する可能性がある。敗血症は、感染部位から血液中に感染症の病原体が侵入することで引き起こされる。感染症の病原体が血液中に侵入すると、全身に広がり、臓器に損傷を与える。 敗血症の症状には、発熱、悪寒、頻脈、呼吸困難、血圧低下、意識障害などがある。敗血症は、早期に診断して治療しないと、敗血症性ショックや多臓器不全を引き起こし、死亡する可能性がある。敗血症の治療には、抗菌薬、輸液、昇圧剤などが使用される。
検査・診断

看護師に必須の用語『アシデミア』

アシデミアとは、水素イオン指数が酸性に傾いた血液(pH7.35未満)のことである。反対に塩基に傾いた血液(pH7.45以上)をアルカレミア(アルケミア)という。血液のpHは、呼吸によって体内の二酸化炭素を排出したり、腎臓によって酸性物質を尿中に排泄したりすることで調節されている。アシデミアは、これらの機能が低下したり、酸性物質が体内に過剰に蓄積したりすることで起こる。アシデミアは、呼吸器疾患、腎疾患、糖尿病、乳酸アシドーシス、ケトン性アシドーシスなどのさまざまな病態で起こりうる。アシデミアになると、組織の酸素供給が低下し、意識障害や呼吸障害、ショックなどの重篤な症状を引き起こす可能性がある。アシデミアを治療するためには、原因となっている病態を治療することが重要である。また、重症のアシデミアの場合は、酸性物質を体外に除去するための血液浄化法が行われることがある。
循環器

看護師必須の用語『心室性期外収縮』について

心室性期外収縮(PVC)とは、心臓の心室で発生する異常な心拍のことです。正常な心拍は、心臓の上心室で発生する電気信号によって開始されます。この電気信号は、心室に移動し、心室が収縮して血液を送り出すようになります。しかし、PVCでは、電気信号が心室で発生し、その結果、心室が不規則に収縮してしまいます。 PVCは、単発で発生することもあれば、連続して発生することもあります。単発のPVCは、通常、無害ですが、連続して発生するPVCは、心拍数の増加や不整脈を引き起こす可能性があります。不整脈は、心臓が正常に血液を送り出せなくなる状態であり、様々な症状を引き起こす可能性があります。これらの症状には、胸の痛み、息切れ、めまい、失神などがあります。 PVCの原因は、様々なものがあります。最も一般的な原因は、加齢による心臓の老化です。他の原因としては、高血圧、冠動脈疾患、弁膜症、糖尿病、喫煙、アルコールの過剰摂取などがあります。 PVCの治療は、その原因によって異なります。多くの場合、PVCは治療を必要としませんが、症状を引き起こしている場合は、治療が必要になることがあります。PVCの治療法としては、抗不整脈薬、カテーテルアブレーション、ペースメーカーの埋め込みなどがあります。
その他

看護師必見!トラカールとは?

トラカールとは、医療の世界で使われる特殊な針の一種です。体内にチューブやカテーテルを留置する際に使用され、胸腔穿刺や腹腔穿刺の際に良く用いられます。トラカールは、鋭利な先端を持つ中空の針で、先端には小さなバルブが付いています。このバルブは、針が皮膚を貫通すると開き、チューブやカテーテルが挿入されることを可能にします。トラカールは、様々なサイズがあり、挿入するチューブやカテーテルの太さに応じて適切なサイズを選択する必要があります。また、トラカールの先端は、皮膚や組織を傷つけないように鈍角に加工されているものもあります。 トラカールは、医療従事者によって使用される医療機器であり、一般の人が入手することは困難です。トラカールを使用する際は、適切な訓練を受け、使用方法を熟知している医療従事者が行う必要があります。
循環器

看護師が知っておきたい動悸の基礎知識

動悸とは、自身の心臓の鼓動を、不快感を伴って自覚する症状のことです。正常よりも鼓動を大きく感じる、脈が飛ぶ、脈が速い、などと感じるものはすべて動悸に含まれます。動悸は、不整脈や生理的な心拍数の増加など、さまざまな原因で起こります。不整脈とは、心臓の鼓動のリズムが乱れることで、脈が飛んだり、速くなったり、遅くなったりすることがあります。生理的な心拍数の増加は、運動や緊張、ストレスなどによって起こります。動悸は、健康な人でも起こることがありますが、心臓疾患や他の病気が原因で起こることもあります。動悸が続く場合は、医師の診察を受けることが大切です。
検査・診断

看護師に必須の用語『血糖値』

血糖値とは、血液中のブドウ糖の量のことです。ブドウ糖は、炭水化物を分解することによって得られ、体内の細胞にエネルギーを供給する燃料として利用されます。血糖値は、食事や運動、ストレスなどの要因によって変動します。通常、空腹時の血糖値は70~109mg/dL、食後1~2時間後の血糖値は140mg/dL以下に保たれています。血糖値が高い状態が続くと、血管や神経が傷つき、糖尿病などの合併症を引き起こす可能性があります。そのため、血糖値をコントロールすることは、糖尿病の予防と治療に欠かせません。
小児科

ラクトフェリンとは?その効能と働きを徹底解説

ラクトフェリンとは、抗微生物活性、ビフィズス菌増殖作用、鉄吸収調節作用、細胞増殖調節作用、抗炎症作用、免疫調節作用など多彩な生理機能を持つ分子量約8万の鉄結合性糖タンパク質である。牛乳、人乳、および他の哺乳動物の乳汁に含まれている。また、涙、唾液、鼻水、および気管支分泌物にも含まれている。 ラクトフェリンは、牛乳の約0.5~1%を占めるタンパク質であり、特に初乳に多く含まれる。ラクトフェリンは、牛乳から作られた乳清タンパク質の濃縮物や、母乳のタンパク質を加水分解して作られた乳幼児用粉ミルクにも含まれている。 ラクトフェリンは、その抗菌活性で知られている。ラクトフェリンは、大腸菌、サルモネラ菌、ブドウ球菌、レンサ球菌などの細菌の増殖を阻害することが知られている。また、ラクトフェリンは、ヘルペスウイルス、インフルエンザウイルス、アデノウイルスなどのウイルスの増殖も阻害することが知られている。 ラクトフェリンは、ビフィズス菌の増殖を促進する作用も持っている。ビフィズス菌は、腸内細菌叢の優勢菌であり、腸内環境を改善し、免疫機能を高める働きがある。 ラクトフェリンは、鉄の吸収を調節する作用も持っている。ラクトフェリンは、鉄と結合して鉄をキレートし、鉄の吸収を促進する。また、ラクトフェリンは、腸管の鉄の吸収を阻害する物質であるフィチン酸と結合してフィチン酸の鉄吸収阻害作用を阻害する。
眼科

看護師の強い味方!プリズム眼鏡について

プリズム眼鏡は、光を分散する機能を持つプリズムを使った眼鏡であり、斜視や斜位の患者に使用されます。プリズム眼鏡を使用することで、患者は物体をより正確に見ることができます。また、プリズム眼鏡は、複視を軽減し、眼精疲労を改善する効果もあります。 プリズム眼鏡の機能は、光を分散させることにあります。光がプリズムに入射すると、光の波長によって屈折する角度が異なるため、光は分散されます。この分散された光が目に入ると、患者は物体をより正確に見ることができます。 プリズム眼鏡の特徴としては、まず、視界を改善することが挙げられます。プリズム眼鏡を使用することで、患者は物体をより正確に見ることができます。これは、プリズム眼鏡が光を分散させ、網膜に届く画像をより鮮明にするためです。また、プリズム眼鏡は、複視を軽減する効果もあります。複視とは、物体が二重に見える症状のことですが、プリズム眼鏡を使用することで、複視を軽減することができます。さらに、プリズム眼鏡は、眼精疲労を改善する効果もあります。眼精疲労とは、目が疲れて痛みや不快感を感じる症状のことですが、プリズム眼鏡を使用することで、眼精疲労を改善することができます。
感染

尿道炎の基礎知識

尿道炎とは、膀胱から尿が排泄されるときに通る管である、尿道の感染症である。尿道炎は、細菌、ウイルス、真菌、寄生虫などの感染によって引き起こされる。尿道炎の症状には、排尿時の痛み、排尿の増加、尿の混濁、尿の悪臭、会陰部の痛みなどがある。尿道炎の治療には、抗生物質、抗ウイルス薬、抗真菌薬、抗寄生虫薬などが使用される。尿道炎を予防するためには、性行為の際にはコンドームを使用すること、尿道を清潔に保つこと、排尿後は手を洗うことなどが大切である。
組織・制度

看護師必携!『米国生殖医学会』とは?

米国生殖医学会(ASRM)は、生殖医療に関連する国際的な二大学会のひとつである。1944年に設立され、生殖医療に関する研究、教育、診療を行い、その分野の発展に貢献している。会員数は1万人を超え、世界各国から医師、看護師、研究者らが参加している。 ASRMは、生殖医療に関する最新の情報を発信しており、学会誌「Fertility and Sterility」を発行している。また、毎年、学会を開催し、生殖医療に関する最新の研究成果を発表している。 ASRMは、生殖医療の倫理にも取り組んでおり、生殖医療に関するガイドラインを策定している。また、生殖医療に関する政策提言も行っている。
その他

看護師が知っておくべきスピッツの基礎知識

スピッツとは、血液検査や尿検査などの検査で採血や採尿された血液や尿を入れる試験管のことです。スピッツの先端は細くなっている形状をしているものが多く、採った血液や尿はそのままスピッツのまま遠心分離機などにかけられて検査されます。スピッツには様々な種類があり、例えば血液用であっても、採血された血液の凝固を避けるためにあらかじめ抗凝固剤が入っているスピッツや、解糖による検査前の血糖値の変化を避けるために解糖阻止剤が入っているスピッツなどがあります。また、スピッツには常温用・冷蔵用・凍結用などがあり、検査項目ごとに使い分けます。
消化器

看護師必見!イレウスとは?

イレウスとは、腸管運動の障害により、腸内容物の運搬がうまくいかない状態のことをいいます。別名では「腸閉塞」とも呼ばれています。イレウスには、機械的イレウスと機能的イレウスの2種類があります。機械的イレウスとは、腸管内や腸管の外に何らかの障害物があり、腸内容物の通過を妨げている状態をいいます。一方、機能的イレウスとは、腸管の運動が低下または停止している状態をいいます。イレウスは、さまざまな原因で起こり得ますが、一般的な原因としては、ヘルニア、腫瘍、異物、炎症、手術、薬物などが挙げられます。イレウスの症状は、腹痛、嘔吐、便秘、下痢、腹部膨満感などです。イレウスが疑われる場合は、速やかに医療機関を受診することが大切です。イレウスの治療は、原因に応じて異なりますが、一般的には、原因となっている障害を取り除く手術や薬物療法などが行われます。
循環器

看護師に必須の用語『開胸器』

開胸器を使用することで、いくつかのリスクが発生する可能性があります。 まず、血管損傷、神経損傷、大腸機能不全、膀胱機能不全、勃起不全、射精不全、感覚異常などの神経障害が発生する可能性があります。また、手術機械を適切に洗浄、滅菌しなかったために起こる感染症にも注意が必要です。 さらに、手術機械のすべりや誤配置による周辺の血管や神経の損傷、内臓の穿孔、空気、血管凝固等による塞栓、骨折(特に、重度骨粗鬆症、腎臓透析、骨減少症の患者などでは、骨折を来しやすいので注意する必要があります)、過敏症(普通は反応を示さない程度の弱い刺激に過敏に反応して一定の症状を呈するような状態をいう。アレルギーやアナフィラキシー、特異体質などが含まれる)、麻痺、手術機械の手術中の組み立て、分解によって起こる患者の組織損傷や手術従事者の損傷、歯車の部分に手袋が挟まって、手袋が破損することがあります。 これらのリスクを回避するため、医師および医療スタッフが正しい手技をもつこと、鋭利な部分がある器具は誤って取扱い者がけがをする可能性があり、破損、変形しやすいため、特に取扱いに注意すること、使用目的に応じた器具の使い方であっても、無理な使い方をしないこと、使用時に異常を感じたときには直ちに使用をやめること、汚れが付着した機械を滅菌、消毒すると汚れの固着、無菌性の低下が起こり、さびの原因となることがあるため処理の前に汚れが付着していないことを確認すること、汚れが付着した機械は洗浄し、汚れのないことを確認してから滅菌、消毒を行うことが大切です。
医療機器・設備・器具

看護師必須の用語「クベース」徹底解説!

クベースとは、早産児や未熟児を対象とした保育器のことである。主にNICU(新生児集中治療室)で使われ、透明な箱状のケースで、外から手を入れる部分があり、外界と遮断し、内部の温度、湿度、酸素濃度を調整することができるとともに、感染を防ぐことができる。 クベースは、早産児や未熟児が、正常な発育に必要な環境を維持するために使用される。早産児や未熟児は、まだ体が十分に発達しておらず、体温や呼吸を自分で調節することができない。そのため、クベースの中で、体温や呼吸を管理し、感染を防ぐ必要がある。 クベースは、早産児や未熟児の命を救うために欠かせない医療機器である。クベースのおかげで、多くの早産児や未熟児が、無事に成長することができるようになっている。
感染

看護師必須!抗生物質について知ろう

抗生物質は、微生物(細菌、真菌、寄生虫など)によって産生される化学物質であり、他の微生物の増殖を阻害したり、死滅させたりする働きを有しています。抗生物質は、微生物の感染症を治療するために使用される薬剤として知られており、細菌による感染症の治療に広く使用されています。 抗生物質は、細菌の細胞壁の生成を阻害したり、細菌が分裂するのを防いだり、細菌のタンパク質の合成を阻害したりするなど、さまざまなメカニズムで細菌の増殖を阻害します。抗生物質は、細菌感染症の治療に非常に有効であり、多くの感染症の死亡率を大幅に低下させました。 しかし、抗生物質は、細菌に対してのみ有効であり、ウイルス感染症には効果がありません。また、抗生物質を誤用したり、長期間使用したりすると、細菌が抗生物質に対して耐性を獲得することがあります。抗生物質の耐性化は、抗生物質が効かなくなることを意味し、感染症の治療を困難にします。
感染

看護師に必須の用語『淋病』とは?

淋病とは、淋菌による性感染症のことです。淋病は、性行為を通じて感染し、男性と女性のどちらにも感染します。淋菌は、粘膜に感染して炎症を起こし、膿や分泌物がでたり、痛みや不快感が出たりします。症状は感染部位によって異なります。 男性の場合、淋病は、尿道に感染することが多く、尿道炎を起こします。症状としては、尿道からの膿や分泌物、排尿時の痛みや不快感などがあります。女性の場合、淋病は、子宮頸部に感染することが多く、子宮頸管炎を起こします。症状としては、おりものの増加、不正出血、腹痛などがあります。 淋病は、抗菌薬で治療します。治療は、感染部位や症状に応じて行われます。治療期間は、通常1~2週間です。淋病は、早期に治療すれば後遺症を残さずに治りますが、治療が遅れると、慢性化したり、他の部位に感染したりする可能性があります。淋病は、性行為を通じて感染するため、感染を防ぐためには、コンドームを正しく着用することが大切です。
アレルギー・膠原病

看護師に必須の用語『蝶形紅斑』

蝶形紅斑とは、膠原病の一種である全身性エリテマトーデス(SLE)の患者に特徴的に現れる顔面の皮疹のことです。この皮疹は、両側の頬と鼻に広がる紅斑であり、ちょうど蝶が羽を広げている形に似ていることから、蝶形紅斑という名前がつけられました。蝶形紅斑は、SLEの患者のおよそ50%に現れる症状であり、SLEの診断基準の一つにもなっています。蝶形紅斑は、紫外線やストレス、感染症などをきっかけに悪化することがあります。治療法としては、ステロイド薬や免疫抑制剤などが用いられます。蝶形紅斑は、SLEの患者にとって、重要な症状の一つであり、早期発見と適切な治療が重要です。
その他

看護師必須用語解説:ウォーキングカンファレンス

ウォーキングカンファレンスとは、ベッドサイドで話し合いや看護業務の引継ぎを行うことである。治療や看護に、積極的に患者を参加させることを目的としたもので、患者の病室や病床で行われることが多い。患者の状態を確認したり、看護計画を立てたり、患者の家族や他の医療スタッフと情報を共有したりする際に利用される。ウォーキングカンファレンスは、患者が自分の治療や看護に積極的に参加できるようにし、患者の満足度を高めることを目的としている。 ウォーキングカンファレンスは、医師、看護師、薬剤師、ソーシャルワーカー、理学療法士、作業療法士など、患者のケアに関わるさまざまな医療スタッフが行う。患者の病室や病床に集まり、患者の状態を確認し、看護計画を立て、患者の家族や他の医療スタッフと情報を共有する。ウォーキングカンファレンスは、患者の病状や治療方針が大きく変化したときや、患者の家族や他の医療スタッフと情報を共有する必要がある場合などに実施される。
脳・神経

看護師に欠かせない用語『ドーパミン』の基礎知識

ドーパミンとは、中枢神経に存在する神経伝達物質である。ドーパミンは、運動、報酬、動機付け、注意力など、さまざまな脳機能に関与している。また、ドーパミンは、気分や感情にも影響を与えると考えられている。ドーパミンが不足すると、パーキンソン病や統合失調症などの精神疾患を引き起こすことがある。逆に、ドーパミンが多すぎると、躁病や統合失調症などの精神疾患を引き起こすことがある。ドーパミンは、脳内の神経細胞から放出され、他の神経細胞に作用する。ドーパミンは、神経細胞の表面にある受容体に結合することで、神経細胞を興奮させたり、抑制したりする。ドーパミンは、中枢神経に存在する重要な神経伝達物質である。ドーパミンは、運動、報酬、動機付け、注意力など、さまざまな脳機能に関与している。また、ドーパミンは、気分や感情にも影響を与えると考えられている。
検査・診断

看護師が知っておくべき『関節造影法』について

関節造影法とは、関節の中に造影剤や空気を注入して関節内の異常を調べる検査方法です。関節造影検査、アルトログラフィーとも呼ばれます。膝や肩のほか、手や指の関節を見るために用いられます。関節造影法では、通常のレントゲン撮影では写らない関節腔の形状、広がりを明らかにすることで、滑膜の増殖や関節面の不整、相対する関節面の適合性、靭帯損傷などによる造影剤の漏出などを調べます。関節造影法は、関節の痛みや腫れ、可動域制限などの症状がある場合に行われます。また、関節の変形や損傷の程度を評価するためにも行われます。関節造影法は、局所麻酔下で行われるため、痛みはほとんどありません。しかし、造影剤を注入した後は、関節が腫れたり、痛みが出たりすることがあります。これらの症状は、通常数日で消失します。関節造影法は、関節の異常を診断するための有用な検査方法です。
脳・神経

看護師に必須の用語『ケルニッヒ徴候』

ケルニッヒ徴候とは、髄膜刺激症状のひとつであり、髄膜炎や脳膜炎などの中枢神経系の炎症によって起こります。髄膜は脳と脊髄を覆っている膜であり、炎症が起こると刺激を受けて痛みや硬直が生じます。ケルニッヒ徴候は、髄膜炎や脳膜炎などの病気を診断するための重要な徴候のひとつであり、医師によって検査されます。 ケルニッヒ徴候は、患者を仰向けの姿勢にして、片方の足を引き上げ、反対側の膝を曲げます。このとき、痛みや抵抗感があれば、ケルニッヒ徴候が陽性となります。ケルニッヒ徴候は、髄膜炎や脳膜炎などの病気の重症度を判断するためにも使用されます。