看護師が知っておきたい盲腸の知識

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看護師が知っておきたい盲腸の知識

看護師の研究家

盲腸とは何ですか?

看護師になりたい

盲腸は大腸の最初の一部です。

看護師の研究家

盲腸の長さはどれくらいですか?

看護師になりたい

盲腸の長さは通常5~6cmと言われています。

盲腸とは。

・盲腸とは、大腸の一部を指す言葉です。回腸(小腸の一部)の末端には、回盲弁と呼ばれる大腸内容物の逆流防止弁の役割を果たす部分があります。回盲弁よりも下の盲端な部分を盲腸と呼び、長さは通常5~6cmと言われています。

・盲腸の後内側壁には、虫垂と呼ばれる袋状の臓器がついています。虫垂は一般的には右下腹部にあることが多いです。盲腸に炎症が起きると虫垂炎と呼ばれる病態となり、世間一般的に盲腸と呼ばれることが多いですが、医学的には両者は区別されています。

・虫垂炎は、10~20代に好発する急性腹症の原因となる疾患です。虫垂に炎症が起こる理由としては、糞石や食物残渣、リンパ組織腫大、腫瘍などにより虫垂内腔が閉塞して、2次性に感染が加わることが重要な機序となります。

・虫垂炎の症状としては、疼痛(最初は心窩部・臍周囲、後に右下腹部)、悪心、嘔吐、急性の食思不振、腹部触診もしくは直腸診での圧痛、局所の筋硬直、局所の膨隆、皮膚表面の知覚過敏、発熱、便秘、精巣の症状(まれ)などがあります。

・虫垂炎の診断は、症状の発生順序が最も重要となります。以下の順序で症状が進むことが多いです。
(1)疼痛(通常は心窩部や臍部に出現)
(2)悪心、嘔吐、急性の食思不振
(3)圧痛(右下腹部が典型的だが、腹部・骨盤のどの部位でも起こり得る)
(4)発熱
(5)白血球増多

・虫垂炎の治療は、大きく外科的治療(虫垂切除術)と保存的治療(抗菌薬、絶食)に分けられます。一概にはどちらが良いとは言えず、糞石の有無や腹膜刺激の強さなどを踏まえて総合的に決められることが多いです。

虫垂炎の原因と症状

虫垂炎の原因と症状

-虫垂炎の原因と症状-

虫垂炎の原因において、最も重要な機序は糞石や食物残渣、リンパ組織腫大や腫瘍などにより虫垂内腔が閉塞し、2次性に感染が加わることである。

症状は、以下のように進行することが多い。

1. 疼痛(通常は心窩部や臍部に出現)
2. 悪心、嘔吐、急性の食思不振
3. 圧痛(右下腹部が典型的だが、腹部・骨盤のどの部位でも起こり得る)
4. 発熱
5. 白血球増多

虫垂炎の治療は、外科的治療(虫垂切除術)と保存的治療(抗菌薬、絶食)に大きく分けられるが、一概にはどちらが良いとは言えず、糞石の有無や腹膜刺激の強さなどを踏まえて総合的に決められることが多い。

虫垂炎の診断方法

虫垂炎の診断方法

-虫垂炎の診断方法-

虫垂炎の診断は、症状、身体診察、画像検査を組み合わせて行われます。

-症状-

虫垂炎の最も一般的な症状は、右下腹部の痛みです。この痛みは、最初は心窩部や臍周囲に起こり、後に右下腹部に移行することが多いです。他の症状としては、悪心、嘔吐、急性の食思不振、腹部触診もしくは直腸診での圧痛、局所の筋硬直、局所の膨隆、皮膚表面の知覚過敏、発熱、便秘などがあります。

-身体診察-

身体診察では、右下腹部の圧痛、局所の筋硬直、局所の膨隆などを確認します。また、精巣の症状(まれ)を確認することもあります。

-画像検査-

画像検査では、腹部超音波や腹部CTが行われます。腹部超音波は、虫垂炎の際に腫大した虫垂や糞石を認めることで診断につながることもあります。腹部CTは、虫垂炎の際にいつでも認められる所見ではありませんが、診断に役立つこともあります。

虫垂炎の治療法

虫垂炎の治療法

虫垂炎の治療法

虫垂炎の治療法には、外科的治療と保存的治療の二種類があります。外科的治療は、虫垂を切除する手術を行う方法で、虫垂炎の根治的な治療法です。一方、保存的治療は、抗菌薬を投与して炎症を抑え、絶食をして腸を休ませる方法です。保存的治療は、虫垂炎が軽症の場合や、手術が困難な場合に選択されます。

外科的治療は、通常、全身麻酔下で行われます。手術は、腹部に小さな切開を入れて行われます。切開から虫垂を摘出し、切除します。手術時間は、約30分から1時間です。手術後は、数日間入院して経過観察を行います。

保存的治療は、通常、抗菌薬を1週間ほど投与します。抗菌薬は、虫垂炎の原因となっている細菌を殺菌します。保存的治療中は、絶食をして腸を休ませます。絶食は、通常、2~3日間です。保存的治療後は、徐々に食事を再開していきます。

虫垂炎の治療法は、虫垂炎の重症度や、患者の状態によって異なります。医師と相談して、最適な治療法を選択しましょう。