看護師が覚えておきたい肺炎球菌とは?

看護師の研究家
肺炎球菌とは、どのような細菌ですか?

看護師になりたい
肺炎球菌は、グラム陽性の双球菌で、肺炎レンサ球菌や肺炎双球菌などとも呼ばれます。

看護師の研究家
肺炎球菌は、どこに存在するのでしょうか?

看護師になりたい
肺炎球菌は、不顕性に上気道に定着しうる菌であり、健常成人の5~10%、健常小児の20~40%において、鼻腔や咽頭に認めます。
肺炎球菌とは。
・肺炎球菌(はいえんきゅうきん/Streptococcus pneumoniae)とは、グラム陽性の双球菌で、肺炎レンサ球菌や肺炎双球菌などとも呼ばれます。
→肺炎球菌とは、肺炎を引き起こす細菌で、グラム陽性の双球菌です。肺炎レンサ球菌や肺炎双球菌とも呼ばれます。
・不顕性に上気道に定着しうる菌であり、健常成人の5~10%、健常小児の20~40%において、鼻腔や咽頭に認める。
→肺炎球菌は、健康な人の上気道に常在する細菌です。健常成人の5~10%、健常小児の20~40%が保有しています。
・通常は病気を起こさないが、様々な状況下で感染症を発症する。
→肺炎球菌は、通常は病気を起こしませんが、免疫力の低下した人や高齢者、HIV感染患者、脾臓機能低下患者は感染症を発症しやすくなります。
・また、喫煙、COPD、C型肝炎なども肺炎球菌感染の危険因子として挙げられる。
→喫煙、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、C型肝炎なども肺炎球菌感染の危険因子です。
・菌体表面に莢膜と呼ばれる構造を持ち、白血球などの食細胞から細菌本体を守る役割を担っている。
→肺炎球菌の菌体表面には、莢膜と呼ばれる構造があります。莢膜は、白血球などの食細胞から細菌本体を守る役割を果たしています。
・また、少なくとも90種類以上の血清型が存在することがわかっている。
→肺炎球菌には、少なくとも90種類以上の血清型が存在することがわかっています。
肺炎球菌とは?

肺炎球菌(はいえんきゅうきん/Streptococcus pneumoniae)とは、グラム陽性の双球菌であり、肺炎レンサ球菌や肺炎双球菌などとも呼ばれる。通常は病気を起こさない菌だが、高齢者やHIV感染患者、脾臓機能低下患者のように免疫系の機能が低下すると、感染症が発生しやすくなる。また、喫煙、COPD、C型肝炎なども肺炎球菌感染の危険因子として挙げられる。肺炎球菌は、菌体表面に莢膜と呼ばれる構造を持ち、白血球などの食細胞から細菌本体を守る役割を担っている。また、少なくとも90種類以上の血清型があることが知られている。
肺炎球菌の感染症

肺炎球菌は、肺炎、髄膜炎、血流感染症など、さまざまな感染症を引き起こす可能性のある細菌です。肺炎球菌感染症は、特に高齢者や幼い子供、免疫系の機能が低下している人々に多くみられます。
肺炎は、肺の感染症であり、肺炎球菌が最も一般的な原因です。肺炎球菌肺炎の症状には、発熱、咳、息切れなどがあります。髄膜炎は、脳と脊髄を覆う膜の感染症であり、肺炎球菌が最も一般的な原因です。髄膜炎の症状には、発熱、頭痛、嘔吐、光に対する過敏症などがあります。血流感染症は、血液の感染症であり、肺炎球菌が最も一般的な原因です。血流感染症の症状には、発熱、寒気、倦怠感などがあります。
肺炎球菌感染症は、抗菌薬で治療されます。抗菌薬は、肺炎球菌を殺したり、その増殖を阻止したりする薬です。肺炎球菌感染症の予防には、肺炎球菌ワクチン接種が有効です。肺炎球菌ワクチンは、肺炎球菌の莢膜多糖体で作られたワクチンであり、肺炎球菌感染症から身を守るのに役立ちます。
肺炎球菌感染の危険因子

肺炎球菌感染の危険因子
肺炎球菌感染は、誰にでも起こり得ますが、免疫系の機能が低下している人は感染するリスクが高くなります。肺炎球菌感染の危険因子としては、以下のものがあります。
* 高齢者
* HIV感染患者
* 脾臓機能低下患者
* 喫煙者
* COPD(慢性閉塞性肺疾患)患者
* C型肝炎患者
* 糖尿病患者
* 心疾患患者
* 脳卒中患者
* 癌患者
* アルコール依存症患者
これらの危険因子がある人は、肺炎球菌感染を予防するために、肺炎球菌ワクチンの接種を受けることが推奨されています。肺炎球菌ワクチンは、肺炎球菌の莢膜多糖体(カプセルポリサッカライド)を抗原としたワクチンです。肺炎球菌の莢膜多糖体は、肺炎球菌の病原性を担う重要な因子であり、ワクチン接種によって、肺炎球菌の莢膜多糖体に対する抗体を産生することで、肺炎球菌感染を予防することができます。
肺炎球菌の予防

肺炎球菌は、肺炎、髄膜炎、敗血症など、さまざまな感染症を引き起こす可能性のある細菌です。肺炎球菌の予防には、肺炎球菌ワクチンを接種することが最も効果的です。肺炎球菌ワクチンには、小児用と成人用の2種類があり、それぞれ接種対象年齢や接種回数などが異なります。小児用肺炎球菌ワクチンは、生後2ヶ月から接種を開始し、生後6ヶ月、1歳、1歳6ヶ月、5歳の計5回接種します。成人用肺炎球菌ワクチンは、65歳以上の方を対象に接種し、1回接種で済みます。また、肺炎球菌の予防には、手洗いを励行したり、咳エチケットを守ったりすることも大切です。
