高齢者

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呼吸器

看護師に必須!誤嚥性肺炎の基礎知識

誤嚥性肺炎は、誤って唾液や食べ物、逆流した胃の内容物を気道に吸い込むことで起こる肺炎の一種です。誤嚥は、嚥下反射が弱まっている高齢者や寝たきりの患者さんに多くみられます。嚥下反射とは、食べ物を飲み込む際に気管への侵入を防ぐために咽頭が自動的に閉じる反射のことです。しかし、嚥下反射が弱まると、食べ物が気管に誤嚥しやすくなり、誤嚥性肺炎のリスクが高まります。 誤嚥性肺炎の症状には、発熱、咳、痰、息切れなどがあります。また、食欲不振、倦怠感、脱水症状などの症状もみられます。特に、高齢者や寝たきりの患者さんは、誤嚥性肺炎を発症しても症状が軽微なことが多く、発見が遅れるケースもあります。誤嚥性肺炎は、適切な治療を受けなければ、重症化して死に至ることもあります。
看護技術

看護師必須用語『ウォッシュクロス』とは

ウォッシュクロスとは、寝たきりなどで入浴できない患者に清拭をするときに使用する物品の一つで、清拭タオルともいいます。使用方法は、清拭時にウォッシュクロスを約50℃の湯の中ですすぎ、かたく絞った後、手に巻きつけ、石鹸を泡立てて患者の身体を拭き、汚れを落とします。石鹸清拭を行う際の必需品です。患者の清潔を保ち、爽快感を与えるため、また、高齢者など皮膚の脆弱な患者の皮膚トラブルの原因とならないよう、大きさや厚さ、柔らかさなどが重要なポイントになります。
検査・診断

高齢者総合機能評価とは?わかりやすく解説

高齢者総合機能評価(CGA)とは、高齢者の状態について、医学的評価だけでなく、生活機能、精神機能、社会・環境(生活環境や介護環境、家族や友人などの人間関係)の3つの面から総合的に捉えて問題を整理し、評価を行うことで、QOL(Quality Of Life)を高めようとする方法である。略語はCGAである。 高齢者は複数の疾患を併発していたり、ADL(日常生活動作)が低下していたりすることが多く、総合的な医療が必要である。そのため、疾患以外の状況も把握したうえで適切な医療・介護を行うために高齢者総合機能評価(CGA)が行われる。 CGAは、高齢者の健康状態を包括的に評価することで、高齢者の健康上の問題を早期に発見し、適切な医療・介護を提供することを目的としている。また、CGAは、高齢者のQOLを高めるために、高齢者の生活機能、精神機能、社会・環境を改善することを目的としている。
感染

看護師が覚えておきたい肺炎球菌とは?

肺炎球菌(はいえんきゅうきん/Streptococcus pneumoniae)とは、グラム陽性の双球菌であり、肺炎レンサ球菌や肺炎双球菌などとも呼ばれる。通常は病気を起こさない菌だが、高齢者やHIV感染患者、脾臓機能低下患者のように免疫系の機能が低下すると、感染症が発生しやすくなる。また、喫煙、COPD、C型肝炎なども肺炎球菌感染の危険因子として挙げられる。肺炎球菌は、菌体表面に莢膜と呼ばれる構造を持ち、白血球などの食細胞から細菌本体を守る役割を担っている。また、少なくとも90種類以上の血清型があることが知られている。
組織・制度

地域医療とは何か?

地域医療とは、病院などの医療機関での治療やケアの枠組みにとらわれず、地域住民が安心して暮らすことができるよう、地域住民の健康を支える医療体制のことである。医師やその他の医療従事者が主体となり、地域住民に対して疾病の予防や健康維持・増進のための活動を行う。 地域医療は、地域住民の健康状態や生活環境を把握し、その課題に応じた医療サービスを提供することを目的としている。そのため、地域医療には、医療機関での治療やケアだけでなく、在宅療養や訪問看護、地域住民向けの健康教室や相談会など、さまざまな取り組みが含まれる。 地域医療は、地域住民の健康を支える上で重要な役割を果たしている。地域医療が充実していると、地域住民は安心して暮らすことができ、健康寿命が延びるなどの効果が期待できる。
呼吸器

肺炎球菌とは?

肺炎球菌とは、グラム陽性双球菌の一種で、肺炎レンサ球菌や肺炎双球菌などとも呼ばれる細菌です。肺炎球菌は、通常は病気を起こさない常在菌ですが、様々な状況下で感染症を引き起こす可能性があります。特に、高齢者やHIV感染患者、脾臓機能低下患者のように免疫系の機能が低下している人は、肺炎球菌感染症にかかりやすいと言われています。また、喫煙、COPD、C型肝炎なども肺炎球菌感染の危険因子として挙げられています。肺炎球菌は、菌体表面に莢膜と呼ばれる構造を持ち、白血球などの食細胞から細菌本体を守る役割を担っています。また、少なくとも90種類以上の血清型が存在することがわかっています。
腎・泌尿器

看護師に必須の用語『尿失禁』

尿失禁とは、自分の意思とは関係なく尿が漏れることです。治療が必要な尿失禁とは、これに加えて、社会的・衛生的に支障を生じるような客観的な尿漏れを認める状態です。正確な罹患率は不明ですが、年齢が上がるごとに罹患率が上昇し、高齢者については一般的に在宅者の10%、病院・老人施設入所者については50%にみられるといわれています。 尿失禁には、様々な原因があります。最も多いのは、加齢に伴う膀胱機能の低下です。膀胱は、尿を貯めておく袋のような臓器ですが、加齢によって膀胱の筋肉が弱り、尿を貯めておくことができなくなります。また、妊娠・出産、肥満、神経障害、前立腺肥大症などの病気によっても尿失禁が起こることがあります。 尿失禁は、日常生活に大きな支障をきたすことがあります。尿漏れを恐れて外出を控えたり、人と接するのを避けたりする人もいます。また、尿漏れによる皮膚炎や感染症を起こすこともあります。 尿失禁は、治療可能な病気です。尿失禁の原因を特定し、適切な治療を行うことで、尿失禁を改善したり、治癒したりすることが可能です。尿失禁でお悩みの方は、早めに医療機関を受診しましょう。