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略語

看護師に必須の用語『ALS』について

ALSとは、筋萎縮性側索硬化症(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう、amyotrophic lateral sclerosis)の略語で、神経細胞(上位および下位の運動ニューロン)が障害されて、四肢脱力のほかに呼吸筋を含めた全身の筋肉の萎縮・脱力をきたす疾患群の総称である。 運動ニューロンは、大脳皮質から末梢の筋肉まで走行する神経細胞であり、運動神経や感覚神経とは異なる。ALSでは、この運動ニューロンが障害され、筋肉にうまく指令が伝わらなくなるため、筋肉が萎縮して脱力してしまう。 ALSは、原因不明の難病であり、治療法も確立していない。しかし、進行を遅らせたり、症状を緩和したりする薬物療法やリハビリテーション、介護などによって、患者のQOL(生活の質)を向上させることは可能である。
アレルギー・膠原病

看護師に知っておいて欲しい『ANCA関連血管炎』とは?

ANCA関連血管炎とは、全身の血管に炎症が起きる病気の総称である。ANCAとは、「抗好中球細胞質抗体(こうこうちゅうきゅうさいぼうしつこうたい)」の略で、白血球の一種である好中球に含まれるタンパク質に対する抗体である。ANCA関連血管炎は、このANCAが血管壁の細胞に結合することで炎症が起こると考えられている。 ANCA関連血管炎には、いくつかの種類がある。代表的なものとしては、ベーチェット病、多発血管炎性肉芽腫症、顕微鏡的多発血管炎、好酸球性血管炎などがある。これらの病気は、それぞれ特徴的な症状や経過をたどる。
その他

看護師に必須の用語『Aライン』とは?

Aラインとは、動脈にカテーテルを挿入し確保したルートのことである。「A」は動脈をあらわす英語、arterialに由来する。手術室や集中治療室で観血的血圧測定が必要な場合に動脈ライン確保がされる。静脈からのラインはVラインという。 Aラインは、動脈血圧のモニタリングや、動脈血ガスの採取、輸血や薬剤の投与など、さまざまな目的に使用される。Aラインを確保するには、まず、動脈の場所を確認する。動脈は、通常、手首や肘の内側にあり、拍動を感じることができる。動脈を確認したら、滅菌された針を動脈に挿入する。針を挿入したら、カテーテルを針に通して動脈内に留置する。カテーテルは、動脈血圧のモニタリングや、動脈血ガスの採取、輸血や薬剤の投与などを行うことができる。 Aラインを確保する際には、いくつかの注意点がある。まず、動脈の場所を正確に確認することが重要である。動脈を間違えて穿刺すると、重大な合併症を引き起こす可能性がある。また、カテーテルを挿入する際には、滅菌された針とカテーテルを使用することが重要である。滅菌されていない針やカテーテルを使用すると、感染症を引き起こす可能性がある。さらに、Aラインを確保した後は、カテーテルの固定をしっかりと行うことが重要である。カテーテルが固定されていないと、カテーテルが動いてしまい、動脈血圧のモニタリングや、動脈血ガスの採取、輸血や薬剤の投与が困難になることがある。
検査・診断

看護師必見!ADLとは何?

ADL(日常生活動作)とは、自立した日常生活を送るのに必要な動作を指し、日常生活動作とも呼びます。具体的には、着替え・食事・移動・排泄・入浴などの動作を指し、さまざまな評価法があります。 ADLは、高齢者や障害者などの日常生活の自立度を評価する指標として用いられます。また、看護師が患者の日常生活を支援する際のケアプランを作成する際にも、ADLの評価結果が活用されます。 ADLの評価には、さまざまな評価法があります。代表的な評価法として、バートヘル指数、FIM(機能的自立尺度)、SMAF(自立度機能評価尺度)などがあります。これらの評価法は、それぞれ評価項目や評価方法が異なりますが、いずれもADLの自立度を評価するものです。 ADLの評価結果に基づいて、看護師は患者の日常生活を支援するケアプランを作成します。ケアプランには、患者のADLの自立度に応じた支援内容が記載されます。例えば、患者のADLの自立度が低い場合は、着替えや食事などの日常生活動作を支援する内容が記載されます。 ADLの評価は、高齢者や障害者などの日常生活の自立度を評価するだけでなく、看護師が患者の日常生活を支援する際のケアプランを作成する際にも活用されます。
循環器

aVR(えーぶいあーる)とは?

aVR(えーぶいあーる)とは、12誘導心電図において四肢誘導から得られる波形の1つである。四肢誘導とは、右腕、左腕、左足の3つの手足の電極から得られる波形のことをいう。このうち、aVRは右腕と左足の間の電位差を測定した波形である。 aVRは、右心室の活動を示す波形である。右心室は、肺から心臓に戻ってきた血液を肺動脈に送り出す役割を担っている。aVR波形は、右心室の収縮と拡張に一致して変化する。aVR波形は、右心室の肥大や虚血などの疾患を診断するために使用される。
脳・神経

ALSとは何か?原因と症状、治療法を解説

ALS(筋萎縮性側索硬化症)とは、四肢脱力のほかに呼吸筋を含めた全身の筋肉の萎縮・脱力をきたす疾患群の総称です。進行性の神経難病であり、筋肉の機能が悪化し、運動障害や呼吸障害などが現れる病気です。ALSは、運動ニューロンが障害されて起こる病気です。運動ニューロンは、脳や脊髄から筋肉に信号を送る神経細胞で、筋肉の動きを制御しています。ALSでは、運動ニューロンが障害されることで、筋肉に信号が正しく伝わらず、筋肉の動きが悪くなってしまいます。ALSは、発症する年齢や進行の速度、症状の出方に個人差があり、ALSを発症した人の症状もさまざまです。ALSは、どのような病気かがわかっていないため、根本的な治療法はありません。しかし、ALSの進行を遅らせたり、症状を緩和したりするための治療法はあります。ALSは、筋萎縮性側索硬化症の略語です。
循環器

aVLとは?12誘導心電図における四肢誘導から得られる波形の1つ

aVLとは、12誘導心電図において四肢誘導から得られる波形の1つである。四肢誘導とは、両手首と両足首に電極を装着して測定する心電図である。aVLは、左上肢と左下肢の電位差を測定する。aVLは、左心室の活動を反映している。 aVLは、心疾患の診断に使用される。例えば、心筋梗塞では、aVLに異常な波形が現れることがある。また、不整脈でも、aVLに異常な波形が現れることがある。 aVLは、看護師が心疾患の患者を看護する際に重要な用語である。aVLを理解することで、患者の病態を把握し、適切な看護を提供することができる。
略語

看護師に必須の用語『ADL』とは

ADL(エーディーエル、activities of daily living)とは、自立した日常生活を送るのに必要な動作を指す。日常生活動作ともいう。具体的には、着替え、食事、移動、排泄、入浴などの動作を指し、さまざまな評価法がある。 ADLは、その人の日常生活を送る能力を評価するための指標として用いられる。ADLの評価は、リハビリテーションや介護の分野で重要であり、その人の自立度や必要な支援を判断するのに役立つ。
検査・診断

看護師に必須の用語『APC遺伝子』とは

APC遺伝子は、大腸癌の発症に関わる重要な遺伝子として知られており、がん抑制遺伝子の一つである。また、家族性大腸腺腫症の原因遺伝子とされている。APC遺伝子は、染色体5q21-q22に位置し、15のエクソンから構成されている。APC遺伝子の産物は、APCタンパク質と呼ばれるタンパク質であり、細胞の増殖や分化に関与している。APCタンパク質は、β-カテニンというタンパク質と複合体を形成し、β-カテニンの細胞核への移行を阻害する。β-カテニンは、細胞の増殖や分化に関与する転写因子であり、APCタンパク質は、β-カテニンの細胞核への移行を阻害することで、細胞の増殖や分化を抑制している。APC遺伝子が変異すると、APCタンパク質が産生されなくなったり、産生されたAPCタンパク質の機能が低下したりする。これにより、β-カテニンが細胞核に移行し、細胞の増殖や分化が抑制されなくなってしまい、大腸癌が発症する。APC遺伝子の変異は、大腸癌の約10%に認められる。
検査・診断

看護師に必須の用語『ALT』とは?

ALT(えーえるてぃー、Alanine Aminotransferase)は、アラニン(血清)アミノトランスフェラーゼの略語であり、肝機能や肝疾患の評価に用いられる。ALTは、肝細胞内でアミノ酸のアラニンとケトグルタル酸の間のアミノ基を転移させる酵素であり、肝細胞が損傷を受けると血中に放出される。そのため、ALT値が高いと肝細胞の損傷が疑われ、肝機能障害や肝疾患の可能性が高くなる。 ALTは、肝機能検査の項目のひとつとして測定されることが多く、正常値は男性で10~40U/L、女性で7~35U/Lとされている。ALT値が正常値よりも高い場合、肝細胞が損傷を受けている可能性があり、肝機能障害や肝疾患が疑われる。ALT値が高い原因としては、ウイルス性肝炎、アルコール性肝炎、薬物性肝炎、自己免疫性肝炎、肝硬変、肝臓がん、胆石、胆管炎などがあげられる。 ALT値が高い場合は、さらに詳しい検査を行う必要がある。血液検査では、AST(アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ)、γ-GTP(γ-グルタミルトランスペプチダーゼ)、ALP(アルカリフォスファターゼ)、総ビリルビン、直接ビリルビン、間接ビリルビンなどを測定する。また、画像検査では、腹部エコー、CTスキャン、MRIなどが行われる。これらの検査結果をもとに、肝機能障害や肝疾患の原因を診断する。 ALT値が高い場合は、肝機能障害や肝疾患の可能性があるため、早めに医療機関を受診することが重要である。また、肝機能障害や肝疾患を予防するためには、アルコールの過剰摂取を避け、バランスのとれた食事を心がけ、適度な運動を行うことが大切である。
循環器

12誘導心電図におけるaVFとは?

-aVFとは?- aVFとは、12誘導心電図において四肢誘導から得られる波形の1つである。四肢誘導とは、4つの電極を四肢に装着して測定する心電図である。aVFは、右腕と左足の電極の電位差を測定した波形である。aVF波形は、正常な心拍では、P波、QRS波、T波の3つの波からなる。P波は、心房の収縮を表す波形である。QRS波は、心室の収縮を表す波形である。T波は、心室の拡張を表す波形である。aVF波形は、心疾患の診断に有用な情報を与える。例えば、心筋梗塞になると、aVF波形に異常が現れる。aVF波形は、心臓の電気的活動を調べるために使用される検査である。aVF波形を測定するために、4つの電極を四肢に装着する。電極は、粘着テープで固定される。電極から得られた電気信号は、心電計によって増幅され、記録される。aVF波形は、心疾患の診断に有用な情報を与える。
循環器

看護師必携!ARB/アンジオテンシンII受容体拮抗薬の解説

ARBとは、アンジオテンシンII受容体拮抗薬(Angiotensin II Receptor Blocker)の略称であり、主に循環器疾患に用いられる薬剤である。アンジオテンシンII受容体拮抗薬は、アンジオテンシンIIの作用を阻害する働きがあるため、降圧薬(高血圧の治療薬)として用いられる。また、心不全や糖尿病性腎症の治療にも用いられる。ARBは、アンジオテンシン変換酵素阻害薬(ACE阻害薬)と同様に、アンジオテンシンIIの作用を阻害するが、作用機序が異なる。ACE阻害薬は、アンジオテンシンIをアンジオテンシンIIに変換する酵素であるアンジオテンシン変換酵素(ACE)の働きを阻害するが、ARBは、アンジオテンシンIIの受容体であるアンジオテンシンII受容体に結合するのを阻害する。
消化器

看護師に必須!ALTとは?

ALTとは、アラニン(血清)アミノトランスフェラーゼの略語であり、肝機能や肝疾患の評価に用いられる。ALTは、肝臓の細胞内に存在する酵素であり、アラニンとα-ケトグルタル酸をピルビン酸とグルタミン酸に変換する反応を触媒する。ALTの血中濃度は、肝細胞が損傷を受けると上昇する。そのため、ALTは肝機能障害の早期発見に有用な検査項目である。ALTの上昇は、急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、肝癌などの肝疾患でみられる。また、薬剤性肝障害やアルコール性肝障害でもALTが上昇することがある。ALTは、肝機能を評価する検査項目のひとつであり、AST(アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ)やγ-GTP(ガンマ-グルタミルトランスフェラーゼ)とともに測定されることが多い。ALTとASTの値を比較することで、肝疾患の種類を推測することができる。