「掻爬(そうは)」看護師は知っておこう!

看護師の研究家
掻爬とは、体表面や体腔内の組織を掻き出すことを指す言葉です。脓瘍腔内の壊死組織掻き出す際などに用いる用語です。

看護師になりたい
掻爬は産婦人科領域でも使われる用語なんですね。

看護師の研究家
はい、産婦人科領域では、治療や診断のために子宮内膜をかきとる処置や、人工妊娠中絶のために子宮内の胎児を体外に出す手術のことを指します。

看護師になりたい
掻爬は、医療現場で重要な役割を果たす用語なんですね。理解しました。
掻爬とは。
掻爬(そうは)は、皮膚や体腔内の組織を掻き出すことです。例えば、化膿した部分の壊死した組織を取り除く際などに使用されます。産婦人科では、治療や診断のために子宮内膜を掻き取る処置や、妊娠中絶のために子宮内の胎児を除去する手術を指します。
掻爬の目的と種類

-掻爬の目的と種類-
掻爬は、体表面や体腔内の組織を掻き出すことです。脓瘍腔内の壊死組織を掻き出す際などに用いられます。産婦人科領域では、治療や診断のために子宮内膜をかきとる処置や、人工妊娠中絶のために子宮内の胎児を体外に出す手術のことを指します。
掻爬の目的は、膿瘍腔内の壊死組織を除去したり、子宮内膜の異常組織を摘出したり、胎児を体外に取り出したりすることです。掻爬の種類は、その目的によって異なります。
膿瘍腔内の壊死組織を除去する掻爬は、膿瘍切開術と呼ばれることもあります。脓瘍切開術は、局所麻酔で行われることが多く、医師が切開した膿瘍から膿や壊死組織を掻き出します。
子宮内膜の異常組織を摘出する掻爬は、子宮内膜掻爬術と呼ばれます。子宮内膜掻爬術は、子宮鏡下で行われることが多く、医師が子宮鏡を使って子宮内膜を観察しながら、異常組織を掻き出します。
胎児を体外に取り出す掻爬は、人工妊娠中絶術と呼ばれます。人工妊娠中絶術は、妊娠12週未満の場合と妊娠12週以上の場合で、手術方法が異なります。妊娠12週未満の場合の人工妊娠中絶術は、掻爬法や吸引法で行われます。掻爬法は、医師が器具を使って胎児を掻き出します。吸引法は、医師が吸引器を使って胎児を吸引します。妊娠12週以上の場合の人工妊娠中絶術は、陣痛誘発法で行われます。陣痛誘発法は、医師が薬を使って陣痛を起こし、胎児を娩出させます。
掻爬の手順

掻爬の手順は、掻爬の種類によって異なります。脓瘍腔内の壊死組織をかき出す際の手順を例に挙げます。
まず、局所麻酔を行って患部を麻痺させます。次に、メスやピンセットなどの器具を使って壊死組織を掻き出します。掻爬は、組織を傷つけないように注意しながら行う必要があります。掻爬が終わったら、患部を消毒して包帯をします。
人工妊娠中絶のための掻爬手術の場合、子宮頸管を拡張するためにラミナリアという器具を挿入します。ラミナリアは、時間が経つと膨らんで子宮頸管を拡張します。子宮頸管が拡張したら、吸引器を使って子宮内の胎児を吸引器を使って取り出します。
掻爬後の注意点

掻爬後、子宮の回復を促進し、合併症を防ぐために、いくつかの注意が必要です。
まず、掻爬後1~2週間は安静を保ちましょう。激しい運動や重いものを持ち上げることは避けましょう。また、出血を予防するために、 tamponや膣洗浄の使用は避けましょう。
掻爬後は、出血やおりものの増加、下腹部の痛みや発熱などの症状が現れることがあります。これらの症状は通常、数週間で改善されますが、長引く場合や悪化する場合は、医師に相談してください。
掻爬後の注意事項として最も重要なのは、感染症を予防することです。そのためには、傷口を清潔に保ち、医師の指示どおりに抗菌薬を服用することが大切です。また、掻爬後に性行為を再開する場合は、医師に相談して許可を得てからにしてください。
掻爬後の子宮の回復には、個人差があります。通常、数週間で回復しますが、数ヶ月かかることもあります。掻爬後の子宮が回復するまでは、医師の定期検診を受け、経過を観察することが大切です。
