看護師に必須の用語『僧帽筋』とは?

看護師の研究家
僧帽筋とは、上背部に位置する筋肉で、肩関節の運動に寄与する筋肉だよ。

看護師になりたい
僧帽筋は、カトリック教フランシスコ会の一派であるカプチン修道会の修道士がかぶる長頭巾(ながときん)に似ていることが由来で、和名が『僧帽筋』と言われているのですね。

看護師の研究家
その通り。僧帽筋は、肩甲骨・鎖骨外側端を脊柱に向かって引く働きをするが、起始する部位により各筋線維の走行が違うためさまざまな動作が可能となっているよ。

看護師になりたい
僧帽筋は、強制吸気をする際の呼吸補助筋の一部となる筋肉でもあるのですね。
僧帽筋とは。
僧帽筋とは、背中の上部にある筋肉で、肩の動きに関わっています。僧帽筋は、僧帽筋とも呼ばれ、僧帽という名の由来は、修道士が身につけている襟つき長頭巾に似ていることから名付けられました。僧帽筋は、首の後ろ、第12胸椎、両側の肩関節で囲まれた台形の形状をしています。英語名は「Trapezius」で、台形を意味します。僧帽筋の起始は、外後頭隆起、項靱帯、上項線、第十二胸椎までの棘突起と周辺の靭帯による正中線です。僧帽筋の停止は、両側の鎖骨の外側3分の1、肩峰、肩甲骨の肩甲棘です。僧帽筋の筋線維は、上部から起始する筋線維は下方に向かって走行し、その後横に向かって走行します。下部から起始する筋線維は、上方に向かって走行し、その後横に向かって走行します。僧帽筋は、全体としては肩甲骨と鎖骨の外側端を脊柱に向かって引く働きをしていますが、起始する部位によって各筋線維の走行が違うため、さまざまな動作が可能となっています。僧帽筋の上部は、肩甲骨と鎖骨の肩峰端を上内方へ引き上げ、中部は肩甲骨を内側へ引き、下部は肩甲骨を内下方に引き下げます。僧帽筋は、強制吸気をする際の呼吸補助筋の一部にもなっています。僧帽筋を支配する神経は、副神経と頚神経叢です。僧帽筋の拮抗筋は、前鋸筋と広背筋です。
僧帽筋とは?

僧帽筋とは、肩関節の運動に寄与する上背部に位置する筋肉です。菱形状をしており、英語名のTrapeziusはその形状の「台形」に由来します。和名の「僧帽筋」は、カトリック教フランシスコ会の一派であるカプチン修道会の修道士がかぶる長頭巾(ながときん)に似ていることが由来です。僧帽筋は、外後頭隆起、項靱帯、上項線、第十二胸椎までの棘突起と周辺の靭帯による正中線から起始し、両側の鎖骨の外側3分の1、肩峰、肩甲骨の肩甲棘に停止します。上部より起始する筋線維は下方に向かい、その後横に向かって走行します。下部より起始する筋線維は上方に向かい、その後横に向かって走行します。全体としては肩甲骨・鎖骨外側端を脊柱に向かって引く働きをするが、起始する部位により各筋線維の走行が違うためさまざまな動作が可能となっています。上部は肩甲骨と鎖骨の肩峰端を上内方へ引き上げ、中部は肩甲骨を内側へ引き、下部は肩甲骨を内下方に引き下げる。また、僧帽筋は強制吸気をする際の呼吸補助筋の一部となります。支配神経は副神経と頚神経叢が司り、拮抗筋は前鋸筋と広背筋です。
僧帽筋の起始と停止

僧帽筋の起始は外後頭隆起・項靱帯・上項線・第十二胸椎までの棘突起と周辺の靭帯による正中線であり、停止は両側の鎖骨の外側3分の1・肩峰・肩甲骨の肩甲棘である。上部より起始する筋線維は下方に向かい、その後横に向かって走行する。下部より起始する筋線維は上方に向かい、その後横に向かって走行する。全体としては肩甲骨・鎖骨外側端を脊柱に向かって引く働きをするが、起始する部位により各筋線維の走行が違うためさまざまな動作が可能となっている。
僧帽筋の支配神経と拮抗筋

僧帽筋支配神経と拮抗筋
僧帽筋は、脊椎、肩、首の動きに関わる大きな筋肉です。その支配神経は副神経と頚神経叢です。副神経は、脳から出て、僧帽筋の上部と中部を支配しています。頚神経叢は首から出て、僧帽筋の下部を支配しています。
僧帽筋の拮抗筋は、前鋸筋と広背筋です。前鋸筋は、肋骨と肩甲骨を接続する筋肉で、僧帽筋の上部と中部と反対の動きをします。広背筋は、背骨と肩甲骨を接続する筋肉で、僧帽筋の下部と反対の動きをします。
