治療

アレルギー・膠原病

通年性アレルギーの知識と対策

通年性アレルギーは、1年を通して存在する抗原が原因となるアレルギーです。この抗原には、室内塵(ハウスダスト)、ダニ、ペットの毛、カビ、食物などがあります。通年性アレルギーの症状は、花粉症と似ており、くしゃみや鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの症状が出ます。また、咳や喘息の発作を起こすこともあります。症状の程度は、アレルギーの原因となる抗原の量や、その人のアレルギーの強さによって異なります。通年性アレルギーは、花粉症と異なり、1年中症状が出ることが特徴です。その為、症状を緩和するためには、抗原を避けることが重要です。室内塵(ハウスダスト)を避けるためには、掃除をこまめに行い、布団やカーテンを定期的に洗濯することが大切です。ダニを避けるためには、布団を天日干ししたり、防ダニカバーを使用したりすることが有効です。ペットの毛を避けるためには、ペットを室内に入れないようにしたり、入れないような工夫をしたりすることが大切です。カビを避けるためには、湿気を少なくしたり、除湿器を使用したりすることが有効です。食物を避けるためには、アレルギーの原因となる食物を特定し、摂取を控えることが大切です。
その他

がんとは?:看護師に必須の知識

がんとは、身体を構成する正常細胞が発がん要因によってがん化し、正常機能を失い(分化異常)無制限に増殖するとともに、他の臓器に浸潤・転移する病態であり、臨床的には生命予後に重大な影響を及ぼしうる疾患の総称である。悪性腫瘍または悪性新生物ともいわれる。 がんは、人間の身体を構成する細胞が正常な増殖・分化の制御を失い、異常な増殖を続けることで発生する。正常な細胞は、一定の周期で増殖と死を繰り返して入れ替わっているが、がん細胞は死なずに増殖を続け、腫瘍を形成する。がんは、腫瘍が大きくなったり、他の臓器に転移したりすることで、さまざまな症状を引き起こす。 がんの種類は、発生する部位や細胞の種類によって多様であり、それぞれのがんには固有の特徴がある。また、がんは進行度や予後によって分類される。進行度とは、がんの広がりや転移の程度を示すものであり、予後とは、がんの治療後の人生における経過や生存期間を指す。 がんの治療法は、がんの種類、進行度、患者の全身状態などによって異なる。主な治療法としては、手術、放射線療法、化学療法、免疫療法、分子標的薬等があげられる。
その他

看護師に必須の用語『アナムネーゼ』

アナムネーゼとは、病歴のことである。ドイツ語のanamneseを起源に使用される医療用語で、アナムネともいう。治療を開始する前に本人や家族に現在の病気の経過や状況を尋ね、情報収集を行なうことである。アナムネーゼは、患者の現在の症状や病歴を知ることで、病気の原因や治療法を決定するのに役立つ。また、アナムネーゼは、患者の不安や悩みを聞き、精神的なケアを行うのにも役立つ。 アナムネーゼを取る際には、患者の訴えを丁寧に聞き、必要な情報を漏れなく収集することが大切である。また、患者のプライバシーに配慮し、患者の不安や悩みを尊重することが大切である。アナムネーゼは、医師や看護師が行う重要な業務であり、患者の健康状態を把握し、適切な治療を行うために欠かせないものである。
その他

看護師の必須知識:災害時の3Tとは

災害時の3Tとは 災害時に怪我人など大量の医療需要が発生し、医療供給を上回っている状況下で医療行為をする際に重要となる三原則のことです。 災害時の3Tは、以下の3つです。 ・Triage(選別) 傷病者の緊急度と重症度によって、治療の優先順位を決めること。 ・Treatment(治療) 傷病者に適切な治療を施すこと。 ・Transportation(搬送) 傷病者を適切な医療機関に搬送すること。 3Tは、災害時に限らず、大量の医療需要が発生するような状況下で医療行為をする際には重要となります。例えば、大規模な事故やテロ事件が発生した場合にも、3Tが適用されます。 3Tを実施するためには、医療従事者が災害時のトリアージに関する基本的な知識を持ち、搬送手段や受入機関など地域の医療事情に精通していることが望ましいとされています。
その他

看護師に必須の用語『アスピレーション』とは?

アスピレーション(あすぴれーしょん、aspiration)とは、誤嚥(ごえん)のことである。誤嚥とは、食物や液体が誤って気管に入ってしまうことである。誤嚥は、嚥下機能が低下している人や、物を食べるのが急いでいる人によく起こる。 誤嚥が起こると、肺炎や窒息を引き起こす可能性がある。肺炎とは、肺に炎症が起こる病気である。窒息とは、呼吸ができなくなることであり、死に至ることもある。 誤嚥を防ぐためには、以下のことに注意することが大切である。 * ゆっくりとよく噛んで食べる。 * 食事中は、話をしたり、テレビを見たりしない。 * 食べ物を口に入れたまま寝転がらない。 * 嚥下機能が低下している人は、誤嚥を防ぐための特別な食事や飲み物を使用する。 誤嚥が起こった場合は、すぐに医療機関を受診することが大切である。
組織・制度

特定集中治療室とは?看護師が知っておくべき基礎知識

特定集中治療室(ICU)の歴史は、19世紀後半にまでさかのぼります。当時、病院では結核や肺炎などの感染症が蔓延しており、重症患者を隔離して治療する必要性が高まっていました。1859年、英国の医師トーマス・レイノルズは、ロンドン大学病院に最初のICUを設置しました。このICUは、隔離室と集中治療室の両方の機能を備えており、重症患者の死亡率を大幅に低下させることに成功しました。 その後、ICUは世界各地に広まり、1950年代には、集中治療室を専門とする医師や看護師が登場するようになりました。日本では、1960年代に最初のICUが設置され、1970年代には、厚生労働省がICUの施設基準を定めました。現在、日本では約1,000のICUがあり、重症患者に対して集中的な治療・看護が行われています。 ICUの目的は、重症度・緊急度の高い患者の生命を維持し、回復を促進することです。ICUでは、医師や看護師が24時間体制で患者の状態を監視し、適切な治療や看護を行います。また、ICUでは、最新の医療機器や薬剤が使用されており、重症患者の死亡率の低下に貢献しています。
アレルギー・膠原病

看護師に知っておいてほしい抗アレルギー薬

抗アレルギー薬の種類 抗アレルギー薬には、第一世代、第二世代、第三世代の3種類があります。 ・第一世代抗アレルギー薬は、最も古くから使用されている抗アレルギー薬で、ジフェンヒドラミンやクロルフェニラミンなどが含まれます。第一世代抗アレルギー薬は、眠気や口の渇きなどの副作用が出やすいのが特徴です。 ・第二世代抗アレルギー薬は、第一世代抗アレルギー薬よりも副作用が少ないのが特徴です。ロラタジンやセチリジンなどが含まれます。第二世代抗アレルギー薬は、眠気や口の渇きなどの副作用が出にくく、抗ヒスタミン作用が強いのが特徴です。 ・第三世代抗アレルギー薬は、第二世代抗アレルギー薬よりもさらに副作用が少ないのが特徴です。フェキソフェナジンやデズロラタジンなどが含まれます。第三世代抗アレルギー薬は、眠気や口の渇きなどの副作用が出にくく、抗ヒスタミン作用が強いのが特徴です。
消化器

看護師に必須の用語『B型肝炎』

B型肝炎は、B型肝炎ウイルス(HBV)が血液・体液などを介して肝臓に感染し、炎症を引き起こす病気です。急性と慢性の2つのタイプがあります。急性B型肝炎は、1~6ヶ月の潜伏期間を経て、全身倦怠感、食欲不振、悪心・嘔吐、発熱、黄疸、肝腫大などの症状が見られます。慢性B型肝炎は、無症状で数年~数十年経過して検診などで偶発的に見つかることが多いです。肝硬変に進行してくる過程で全身倦怠感などの症状や血液検査での異常が指摘されることがあります。