皮膚科

皮膚科

看護師に必須の用語『ケロイド』について

-ケロイドとは- ケロイドは、一度治癒した創部に数か月後に見られるみみず腫れのような境界明瞭な紅色(または褐色)の隆起性病変である。ケロイドは、真皮の線維芽細胞が過剰に増殖してコラーゲンを産生することにより形成される。ケロイドは、ケロイド体質の人であれば、比較的軽微な外傷でも発生する。ケロイドは、顔面、耳介、胸部、背部、肩などに好発する。ケロイドは、痛みや痒みを伴うことがある。ケロイドは、放っておくとどんどん大きくなってしまうので、早期に治療することが大切である。
皮膚科

看護師が知っておくべき肝斑とは?

肝斑とは、主に頬骨に沿って、顔面に左右対称に見られる色素斑(しみ)のことです。生殖機能を持つ女性の10人に1人が悩んでいるとも言われており、特に妊娠中や更年期に増悪することが知られています。肝斑は、メラニンが過剰に生成されることで起こるため、紫外線やホルモンバランスの乱れが主な原因と考えられています。また、肝機能障害が原因で起こると誤解されることがありますが、肝斑と肝機能障害は直接関係ありません。
皮膚科

サルコイドーシスを理解!看護師に必須の用語

サルコイドーシスは、皮膚、リンパ節、肺、眼、心臓などの多臓器にわたり非乾酪性類上皮細胞肉芽腫が出現する原因不明の多臓器疾患です。非乾酪性類上皮細胞肉芽腫とは、肉芽腫の一種で、乾酪壊死を伴わないものです。サルコイドーシスは、日本を含む世界各地で報告されており、男女比はほぼ同等です。好発年齢は20~40歳代ですが、小児や高齢者でも発症することがあります。サルコイドーシスの原因は不明ですが、遺伝的要因、環境要因、感染症などが関与していると考えられています。
皮膚科

看護師必須の基本知識〜ローション剤とは?〜

ローション剤とは、医薬品を水性の液体に溶解・乳化・微細均等に分散させた外用液剤のことである。ローション剤には、溶液性ローション、乳剤性ローション、懸濁性ローションの3種類がある。 溶液性ローションは、水に医薬品を溶かしたもの。皮膚に塗ると水分の蒸発によって冷却効果が期待できる。また、収斂作用(皮膚を引き締める作用)や保護作用もある。抗菌薬や抗真菌薬、ステロイドなどの医薬品が配合されていることが多い。 乳剤性ローションは、水と油を乳化させたもの。水と油が混ざり合わないため、乳化剤を加えて混ぜ合わせている。乳剤性ローションは、溶液性ローションよりも保湿性が高く、皮膚に塗るとしっとりとした感触がある。ステロイドや鎮痛・鎮痒薬などが配合されていることが多い。 懸濁性ローションは、水に医薬品を微細均等に分散させたもの。懸濁性ローションは、水と油のどちらにも溶けない医薬品が配合されている場合に用いられる。溶液性ローションや乳剤性ローションよりも粘度が高く、皮膚に塗ると少しべたつく感じがある。抗菌薬や抗真菌薬、ステロイドなどが配合されていることが多い。
皮膚科

看護師に必須の用語『皮膚』

皮膚は、人体最大の臓器であり、身体の表面を覆い、臓器などの身体の内部を保護する組織です。皮膚は、表皮、真皮、皮下組織の3層構造になっており、それぞれに異なる機能を果たしています。 表皮は、皮膚の一番外側の層で、角質層、顆粒層、有棘層、基底層の4層構造になっています。角質層は、死んだ細胞が重なり合って構成されており、皮膚を乾燥や刺激から守る役割を果たしています。顆粒層は、角質層の下にある層で、角質細胞の生成が行われています。有棘層は、顆粒層の下にある層で、細胞がトゲのように絡み合っているのが特徴です。基底層は、有棘層の下にある層で、細胞が分裂して新しい細胞を生成しています。 真皮は、表皮の下にある層で、コラーゲン繊維、エラスチン繊維、ヒアルロン酸などの成分で構成されています。コラーゲン繊維は、皮膚に強度と弾力性を与え、エラスチン繊維は、皮膚に伸縮性を与えています。ヒアルロン酸は、皮膚に潤いを与え、ハリを保つ役割を果たしています。真皮には、毛包、汗腺、皮脂腺など、皮膚の付属器も含まれています。 皮下組織は、真皮の下にある層で、脂肪細胞や血管、神経などが含まれています。脂肪細胞は、皮膚を保温し、衝撃を吸収する役割を果たしています。血管は、皮膚に栄養や酸素を供給し、老廃物を回収する役割を果たしています。神経は、皮膚に感覚を与え、痛みや温度などの刺激を脳に伝達する役割を果たしています。 皮膚は、身体の表面を覆い、臓器などの身体の内部を保護する役割を果たしています。また、皮膚は、感覚を与え、体温を調節する役割も果たしています。
皮膚科

クリームとは?看護師に必須の用語解説

クリーム(くりーむ、cream)とは、皮膚疾患の治療に使用される基剤の一つであり、水と油が混ざり合い乳化している外用剤である。クリームには、皮膚から吸収されやすく、早く効果が出るという特徴がある。また、水分を含んでいるため軟膏よりもべたつかないが、汗で流れやすいという特徴もある。クリームには、様々な種類のものがあり、それぞれに異なる効果がある。代表的なクリームには、保湿クリーム、抗菌クリーム、抗炎症クリーム、美白クリームなどがある。 保湿クリームは、皮膚を乾燥から守る効果がある。抗菌クリームは、細菌の増殖を抑える効果がある。抗炎症クリームは、炎症を鎮める効果がある。美白クリームは、メラニンの生成を抑えることで、シミやそばかすを薄くする効果がある。 クリームを使用する際には、使用上の注意をよく読んで使用する必要がある。また、クリームを冷蔵庫で保管している場合は、使用する前に常温に戻してから使用する必要がある。クリームは、皮膚疾患の治療に有効な外用剤である。しかし、正しく使用しないと効果が得られないこともあるので、注意が必要である。
皮膚科

グラインダーとは?看護師に必須の爪の研磨器具を解説

グラインダーとは、分厚くなった爪や皮膚を研磨して治療するための用具のことです。爪白癬や胼胝、疣贅、爪甲鉤彎症などの治療に使用されます。爪白癬とは、爪が白く濁ったり、ボロボロに崩れたりする病気です。胼胝とは、皮が厚く硬くなった状態のことです。疣贅とは、ウイルス感染によってできるイボのことです。爪甲鉤彎症とは、爪が巻いてしまう病気です。 グラインダーは、爪や皮膚を研磨することで、厚みや硬さを軽減します。また、爪や皮膚の表面を滑らかにすることで、感染症を防ぐ効果もあります。グラインダーは、医療機関や美容院などで使用されています。爪白癬や胼胝、疣贅、爪甲鉤彎症などの治療を希望される方は、医療機関を受診してください。
皮膚科

看護師が知っておくべき「やけど」の基礎知識

やけどは、火や熱湯など高熱によって生じる損傷のことをいい、熱傷とも呼ばれます。比較的低い温度でも持続的に加熱されると、低温やけどと呼ばれるやけどになることもあります。 やけどの範囲と深さは、重症度と深く関連しています。やけどの範囲を判定する方法として、成人では9の法則、小児では5の法則というものがあります。9の法則とは、人間の体表面積の9%ずつを頭部、体幹の前・後、上肢、下肢に当てはめたもので、小児では頭部18%、体幹の前・後36%、上肢18%、下肢28%とします。やけど面積が30%を超えると重症となり、全身管理が必要なレベルとなります。 やけどには、熱傷、化学熱傷、電気熱傷、放射線熱傷、低温やけどの5つの種類があります。 ・熱傷火、熱湯、熱した金属などによって生じます。 ・化学熱傷酸やアルカリなどの化学物質によって生じます。 ・電気熱傷電気によって生じます。 ・放射線熱傷レントゲン写真や放射線治療などによって生じます。 ・低温やけど氷やドライアイスなどによって生じます。
皮膚科

看護師必須用語『粉瘤とは』

粉瘤とは、皮膚の下に発生する良性の腫瘍の一種です。ドーム状に隆起した形をしていて、大きさは1~2cm程度のものが多いですが、中には10cm以上になるものもあります。粉瘤は、表皮の下にできる袋状の構造物(嚢腫)に角質と皮脂が貯留してできるもので、別名「表皮嚢腫」とも呼ばれます。 粉瘤の原因は、表皮または毛包漏斗部の細胞が真皮内に入り込んで増殖し、角質物質が詰まった嚢腫を形成することです。粉瘤は、頭や首、背中、臀部など、皮脂腺が発達している部位にできやすいとされています。 粉瘤は、通常は痛みや不快感はありませんが、大きくなったり感染したりすると、腫れや痛み、化膿などの症状が現れることがあります。また、粉瘤が破裂すると、悪臭を伴う膿や角質物質が排出されることもあります。 粉瘤の治療は、通常は外科的に切除されます。切除方法は、粉瘤の大きさや部位によって異なりますが、一般的には局所麻酔をして、粉瘤を切開して内容物を除去します。粉瘤が大きい場合や、深部にできている場合は、入院して手術が行われることもあります。 粉瘤は、良性の腫瘍であるため、放置していても命に関わることはありません。しかし、大きくなったり感染したりすると、痛みが強くなったり、合併症を引き起こしたりする可能性があります。そのため、粉瘤が気になる場合は、早めに皮膚科を受診して治療を受けることが大切です。
皮膚科

看護師必須の用語『手足口病』

手足口病とは、口腔内や手足などに水疱性の発疹が出現するウイルスによって起こる感染症である。乳幼児を中心に、主に夏に流行する。原因となるウイルスは、コクサッキーウイルスA6、A16やエンテロウイルス71型が主で、この他、コクサッキーウイルスA10など10種のウイルスが原因となる。 手足口病は、糞口感染または飛沫感染によって広がる。潜伏期間は3~7日で、症状は、発熱、咽頭痛、食欲不振、嘔吐、下痢などである。1~2日後に、口腔内や手足に水疱性の発疹が出現する。発疹は、数日で痂疲して自然に消失する。 手足口病は、通常、軽症で、特別な治療は必要ない。しかし、重症化して、髄膜炎や心筋炎を引き起こす場合もある。重症化のリスクが高いのは、乳幼児や免疫力の弱い人である。 手足口病を予防するためには、手洗いを励行し、咳やくしゃみをする際は、口と鼻をマスクで覆うことが重要である。また、乳幼児は、おむつを適切に交換し、おもちゃや食器を清潔に保つことも大切である。
皮膚科

看護師に必須の用語『毛孔性苔癬』とは?

毛孔性苔癬とは、毛孔に円錐形の角化した粟1~3mm程度の小さな丘疹が鳥肌のように多数みられる皮膚疾患です。毛孔性角化症とも呼ばれます。毛孔性苔癬は、遺伝的な要因や、乾燥肌、栄養不足、ホルモンバランスの乱れなどが原因と考えられています。毛孔性苔癬は、主に上腕、太もも、お尻などの部位に発症します。毛孔性苔癬は、通常は良性ですが、かゆみや炎症を伴う場合があります。毛孔性苔癬の治療は、保湿剤、角質軟化剤、レチノイドなどの外用薬などが用いられます。
皮膚科

知っておきたい看護師用語『コラーゲン』

コラーゲンは、人間の全タンパク質の約30%を占めるタンパク質の一種です。真皮、靭帯、腱、骨、軟骨などのさまざまな組織に強度と弾力性を与える役割を果たしています。コラーゲンは、アミノ酸が鎖状に結合した構造をしています。この鎖は、3本がねじれて三重らせん構造を形成しています。三重らせん構造は、コラーゲンに強度と弾力性を与えています。 コラーゲンは、体内で合成されます。コラーゲンの合成には、ビタミンC、亜鉛、銅などの栄養素が必要です。コラーゲンの合成は、加齢とともに減少します。そのため、加齢とともに、肌のたるみやシワ、関節の痛みなどの症状が現れます。 コラーゲンは、サプリメントや化粧品など、さまざまな製品に配合されています。サプリメントを摂取することで、コラーゲンの生成を促進し、肌のたるみやシワ、関節の痛みなどの症状を改善することができます。化粧品を塗ることで、コラーゲンの生成を促進し、肌の弾力性を高めることができます。
皮膚科

褥瘡とは?原因や予防法を解説。

褥瘡は、加圧やせん断力の繰り返しにより、皮膚や組織が壊死する状態です。通常、体重が骨に対して長時間加わると発生します。褥瘡は、車いすやベッドに長時間座っている人、または動けない人によく見られます。 褥瘡は、皮膚の赤み、痛み、腫れから始まります。進行すると、皮膚が破け、深部に達する潰瘍が形成されます。また、感染症を起こしたり、骨や筋肉がむき出しになることもあります。 褥瘡のリスクを減らすためには、定期的に位置を変えたり、柔らかいマットレスを使用したりすることが大切です。また、患部を清潔に保ち、保湿剤を塗ることも有効です。
皮膚科

看護師に必須の用語『そばかす』について

そばかすとは、皮膚にできる色素斑の一種であり、雀卵斑とも呼ばれます。そばかすは、一般的に直径2~5mm程度の小さな斑点で、肌の色よりも濃い色をしています。そばかすは、顔、首、腕、脚などにできることが多く、特に日光に当たる部分にできやすい傾向があります。そばかすは、遺伝的な要因や紫外線の影響などによってできると考えられています。そばかすは、病気ではなく、治療の必要はありません。しかし、そばかすを気にしている場合は、日焼け止めを塗ったり、そばかすを隠すための化粧品を使用したりすることで、そばかすを目立たなくすることができます。
皮膚科

看護師が知っておきたいレーザー脱毛

レーザー脱毛とは、特殊なレーザーを照射することで、選択的に毛包のメラニン色素に反応させて、毛の再生能力を破壊する脱毛方法です。メラニン色素は、毛根に存在する黒褐色の色素で、レーザーの光を吸収しやすい性質を持っています。レーザー脱毛では、波長の長いレーザーを照射することで、メラニン色素をターゲットにして、毛根を破壊します。これにより、毛の再生を抑制することができ、脱毛効果を得ることができます。 レーザー脱毛は、医療機関や美容クリニックで行うことができます。施術中は、レーザーを照射する部分に照射口を当てて、スライドさせるようにレーザーを照射していきます。レーザーの照射時間は、毛の濃さや範囲によって異なりますが、通常は数分から数十分ほどです。レーザー脱毛は、毛周期に合わせて定期的に施術を行うことで、効果を発揮します。レーザー脱毛は、比較的痛みを伴わない施術ですが、レーザーの照射部位によっては、軽い痛みや熱感を感じる場合があります。
皮膚科

看護師に必須の用語『寒冷蕁麻疹』

寒冷蕁麻疹とは、寒冷にさらされると皮膚に膨疹ができる物理性蕁麻疹の一種です。膨疹は、通常、発疹が現れてから数分以内に現れ、数時間続きます。かゆみ、赤み、腫れを伴うこともあります。寒冷蕁麻疹は、冷たい水や空気、冷たい物体の接触など、さまざまな刺激によって引き起こされる可能性があります。また、寒冷蕁麻疹は、ある種の薬や食品によっても引き起こされることがあります。寒冷蕁麻疹は、通常、慢性的な疾患ですが、まれに急性の場合もあります。寒冷蕁麻疹の治療法はありませんが、症状を軽減するための治療法はあります。
皮膚科

看護師に必須の用語「赤外線」

赤外線とは、光のスペクトルの赤色よりも波長が長いことで、目には見えない電磁波のことである。赤外線の波長は、センサーやカメラを使って検出することができる。赤外線は、熱によって発生する。そのため、赤外線は、物体の温度を測定するために使用されることが多い。赤外線は、また、物体の表面をスキャンして、その形状や構造を測定するためにも使用される。赤外線は、軍事や産業の分野でも広く使用されている。例えば、赤外線は、夜間視装置や熱探知機で使用されている。赤外線は、また、通信やリモコンにも使用されている。
皮膚科

褥瘡の治癒過程を判定するツール『DESIGN』とは?

DESIGN®(デザイン)とは、日本褥瘡学会が2002年に2000年褥瘡治療ガイドライン改訂委員会においても褥瘡の治癒過程を判定するために提唱された褥瘡アセスメントツール(褥瘡の状態を判断するための指標)のことである。 DESIGNとは、 ・Dep浸出液 ・E上皮化 ・S大きさ ・I炎症 ・G肉芽組織 ・N壊死組織 これらの頭文字をとったものである。 褥瘡の治癒過程を判断するために、各項目を0~4段階で評価し、合計20点満点で評価し、その評価に基づいて褥瘡の治癒段階を判定する。 DESIGN®(デザイン)は、褥瘡の治癒過程を客観的に評価することができ、褥瘡の予防と治療に役立つツールである。
皮膚科

脂漏性皮膚炎とは?原因や症状、治療法を解説

脂漏性皮膚炎とは、頭部や顔面、頸部、前胸部、腋の下、鼠径部など、皮脂の多い部位に炎症を起こす皮膚炎です。原因は、マラセチア・フルフルや黄色ブドウ球菌など、常在菌の増加や、過剰な皮脂の分泌などが考えられています。 脂漏性皮膚炎は、新生児期、思春期、更年期など、ホルモンバランスが変化する時期に発症しやすい傾向があります。また、ストレスや睡眠不足、栄養バランスの偏りなども発症のリスクを高めるといわれています。 脂漏性皮膚炎の症状は、部位によって異なりますが、いずれも皮脂で覆われたかゆみのある赤みがあるのが特徴です。頭部では、フケやカサつきが目立ちます。顔面では、鼻の周りや眉間、髪の生え際などに症状が出やすく、皮脂が詰まって毛穴が目立つこともあります。前胸部や背中では、黄色い塊状の皮脂がこびりついていることがあります。 脂漏性皮膚炎の治療は、症状に合わせて行われます。軽症の場合は、市販の抗真菌薬やステロイド軟膏を使用します。重症の場合は、抗生物質やステロイド剤を内服したり、光線療法を受けたりすることもあります。
皮膚科

知っておきたい看護師必須の用語『とびひ』

とびひの原因は、ブドウ球菌やレンサ球菌などの細菌です。これらの細菌は、皮膚の小さな傷や擦り傷から侵入して感染を起こします。とびひは、接触感染によって他人にも広がる可能性があります。 とびひの初期症状は、水疱や痂皮の形成です。水疱は、皮膚に小さな水ぶくれができ、やがて破裂してびらんとなります。びらんは、皮膚の表面がただれた状態です。痂皮は、びらんが乾燥してかさぶたになったものです。 とびひの症状は、通常は軽度ですが、重症化することもあります。重症化すると、水疱や痂皮が全身に広がり、発熱やリンパ節の腫れを伴うことがあります。とびひは、適切な治療を受ければ、通常は数週間以内に治癒します。
皮膚科

看護師必見!プレドニゾロンの基本知識

プレドニゾロンとは、合成副腎皮質ホルモン剤であり、ステロイド製剤の代表格である。抗炎症作用や抗アレルギー作用、免疫抑制作用など多くの作用があり、非常に多くの疾患(喘息や慢性閉塞性肺疾患、アレルギー疾患、膠原病など)に対して有効性が認められており、その使用頻度は高い。 プレドニゾロンは、1955年にイギリスで開発された。それ以来、世界中で広く使用されるようになり、現在では最も重要な医薬品のひとつとなっている。プレドニゾロンの作用は、細胞膜の脂質と結合することによって起こる。この結合により、細胞の機能が変化し、炎症やアレルギーを抑える効果が得られる。 プレドニゾロンは、錠剤やシロップ、注射剤などさまざまな剤形がある。通常、プレドニゾロンは1日1回、朝食後に服用する。プレドニゾロンの用量は、疾患の種類や重症度によって異なる。プレドニゾロンは、長期にわたって服用すると副作用が現れることがある。主な副作用としては、体重増加、顔のむくみ、食欲亢進、胃腸障害、骨粗鬆症、感染症などがあげられる。プレドニゾロンを服用する際には、これらの副作用に注意する必要がある。
皮膚科

看護師に必須の用語『ミディアム』について

ミディアムとは、ステロイド外用薬の抗炎症作用の強さが中程度のことを指します。ステロイド外用薬は、副腎皮質ホルモンであるステロイドを主成分とした外用薬です。炎症を抑える効果が高く、湿疹やアトピー性皮膚炎などの皮膚疾患に使用されます。ステロイド外用薬には、強さによって「強」「中」「弱」の3段階に分類されています。ミディアムは、このうち中間の強さにあたります。 ミディアムのステロイド外用薬は、比較的軽症の皮膚疾患に使用されます。例えば、湿疹やアトピー性皮膚炎の初期段階、虫刺されやじんましん、かぶれなどです。また、強めのステロイド外用薬を使用していた場合、症状が落ち着いてきたらミディアムのステロイド外用薬に切り替えることもあります。 ミディアムのステロイド外用薬を使用する際は、医師や薬剤師の指示に従って正しく使用することが大切です。1日1~2回、患部に適量を塗布します。塗布後は、患部を清潔に保ち、こすったり掻いたりしないように注意しましょう。また、ミディアムのステロイド外用薬は、長期にわたって使用すると副作用が現れることがあります。副作用としては、皮膚が菲薄化したり、色素沈着を起こしたり、毛が生えやすくなったりすることがあります。副作用が気になる場合は、医師や薬剤師に相談しましょう。
皮膚科

看護師必須用語『偽膜』について

偽膜とは、びらんが生じている粘膜表面に血漿が滲み出し、凝固壊死した結果、形成される膜状物のことです。構成物質は痂皮と同じですが、痂皮に比べて病変部が広く浅いのが特徴です。偽膜を形成する代表的な原因としては、カンジダ、ジフテリア、細菌性赤痢、クロストリディオイデス・ディフィシルなどがあります。偽膜は様々な部位に生じることがあります。例えば、口腔、咽頭、食道、胃、腸、膣などです。偽膜が形成されると、その部位の粘膜が損傷し、出血や痛みを伴うこともあります。また、偽膜が剥がれ落ちると、二次感染を起こすこともあります。偽膜の治療は、原因となっている疾患を治療することが基本です。例えば、カンジダが原因であれば抗真菌薬を投与し、ジフテリアが原因であれば抗菌薬を投与します。また、偽膜による症状を緩和するために、痛み止めや抗炎症薬を投与することもあります。
皮膚科

看護師に必須の用語『接触性皮膚炎』を徹底解説

接触性皮膚炎とは、外来性の物質が皮膚に接触して生じる、皮膚の限局性炎症性変化のことです。いわゆる「かぶれ」と呼ばれるものであり、日本人のおよそ15%が経験すると言われています。接触性皮膚炎は、接触する物質によって、アレルギー性接触性皮膚炎と刺激性接触性皮膚炎の2つに分類されます。アレルギー性接触性皮膚炎は、特定の物質に対してアレルギー反応が生じて発症するもので、主に化粧品、洗剤、ゴム製品、金属などが原因となります。刺激性接触性皮膚炎は、皮膚に強い刺激を与える物質が直接接触して発症するもので、主に酸、アルカリ、溶剤、洗剤などが原因となります。接触性皮膚炎の症状としては、皮膚の赤み、腫れ、かゆみ、痛み、水疱、びらん、落屑などが挙げられます。治療としては、接触している物質を特定し、その物質との接触を避けることが重要です。また、炎症を抑えるために、ステロイド外用薬や抗ヒスタミン薬などが処方されます。