小血管炎

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内分泌・代謝・栄養

顕微鏡的多発血管炎のすべて

顕微鏡的多発血管炎(micorscopic polyangiitis〈MPA〉)とは、小血管を主体とした血管炎の一つである。ANCA関連血管炎に分類され、肺、腎臓、皮膚、神経などを侵す。好発年齢は40~60歳代で、男性にやや多い。原因は不明だが、免疫異常が関係していると考えられている。 顕微鏡的多発血管炎の主な症状は、発熱、倦怠感、関節痛、筋肉痛、皮疹、腎障害、肺障害、神経障害などである。腎障害では、血尿、蛋白尿、腎機能障害などがみられる。肺障害では、咳、息切れ、胸痛などがみられる。神経障害では、末梢神経障害によるしびれや痛み、中枢神経障害による意識障害やけいれん発作などがみられる。 顕微鏡的多発血管炎の診断は、血液検査、尿検査、画像検査、病理検査などで行われる。血液検査では、ANCA陽性、CRP上昇、血小板減少などがみられる。尿検査では、血尿、蛋白尿、円柱尿などがみられる。画像検査では、肺の浸潤影、腎臓の腫大や萎縮、神経の異常などがみられる。病理検査では、小血管の炎症や壊死がみられる。 顕微鏡的多発血管炎の治療は、ステロイド薬や免疫抑制剤、血漿交換療法などで行われる。ステロイド薬は、炎症を抑える効果がある。免疫抑制剤は、免疫機能を抑える効果がある。血漿交換療法は、血液中の有害物質を除去する効果がある。
アレルギー・膠原病

アレルギー性紫斑病とは? 症状と原因を解説

アレルギー性紫斑病は、主に臀部と下肢に分布する触知可能な紫斑、関節痛、消化管症状、糸球体腎炎が特徴的な非血小板減少性の全身性の小血管炎である。ヘノッホ・シェーンライン紫斑病(Henoch-Schönlein purpura)やアナフィラクトイド紫斑(anaphylactoid purpura)とも呼ばれる。この疾患は、小児に認められることが多いが、幼児や成人の患者も存在する。男児に多いという特徴がある。 アレルギー性紫斑病の具体的な症状としては、発赤を伴う、触知可能な紫斑が臀部と下肢に分布する。関節痛、腹痛、嘔吐、下痢などの消化管症状を伴うこともある。また、糸球体腎炎を発症する患者もいる。糸球体腎炎は、腎臓の糸球体(血液をろ過する小さな構造)に炎症が起こる病気である。糸球体腎炎になると、タンパク尿や血尿、むくみなどの症状が現れる。 アレルギー性紫斑病の原因は完全には解明されていないが、感染症や薬剤、食品などとの関連が考えられている。感染症としては、上気道炎や扁桃炎、はしか、風疹、水痘などがあげられる。薬剤としては、抗菌薬や解熱鎮痛剤、抗炎症薬などがあげられる。食品としては、牛乳、卵、小麦、大豆などが原因となることがあると考えられている。
アレルギー・膠原病

看護師必須!IgA血管炎について

IgA血管炎は、アレルギー反応の関与した小血管炎(毛細血管、細動脈、細静脈に生じる血管の炎症)の1つです。IgA血管炎は、IgA抗体が血管壁に沈着することで起こる自己免疫疾患です。IgA抗体は、細菌やウイルスなどの異物を攻撃する抗体の1つですが、IgA血管炎では、この抗体が血管壁に沈着して血管を攻撃してしまいます。血管が攻撃されると、炎症が起こり、血管壁が傷ついたり、血管が詰まったりします。その結果、さまざまな症状が現れます。IgA血管炎は、主に皮膚、関節、腎臓、肺を侵します。皮膚では、紫斑や水疱などの発疹が現れます。関節では、関節痛や腫れが起こります。腎臓では、血尿やタンパク尿などの症状が現れます。肺では、咳や息切れなどの症状が現れます。IgA血管炎の治療法は、ステロイド薬や免疫抑制剤などの薬物治療が中心です。IgA血管炎は、早期に発見して治療することで、症状を改善させ、合併症を防ぐことができます。