看護師に必須!アニオンギャップとは?

看護師になりたい
アニオンギャップとは何ですか?

看護師の研究家
アニオンギャップとは、血液中に存在する陽イオンと陰イオンの差のことです。代謝性アシドーシスの原因を鑑別する指標となります。

看護師になりたい
アニオンギャップの正常値はどのくらいですか?

看護師の研究家
アニオンギャップの正常値は3~10mEq/L程度と言われています。
アニオンギャップとは。
アニオンギャップとは、血液中の陽イオンと陰イオンの差を指す指標のことです。代謝性アシドーシスの原因を鑑別する際に用いられます。
アニオンギャップの定義と意義

アニオンギャップとは、血液中の陽イオンと陰イオンの差のことである。アニオンギャップは、代謝性アシドーシスの原因を鑑別する指標として有用である。アニオンギャップは、ナトリウムイオンとカリウムイオンの濃度から、クロライドイオン、重炭酸イオン、リン酸イオン、硫酸イオンの濃度を除いた数値である。アニオンギャップは通常、3~10mEq/Lの範囲である。
アニオンギャップの増加は、代謝性アシドーシスの原因を示唆する。代謝性アシドーシスとは、血液中の酸性度が高くなる状態のことである。代謝性アシドーシスの原因には、乳酸アシドーシス、ケトアシドーシス、尿毒症などがある。
アニオンギャップの増加は、これらの疾患の診断に役立つ。例えば、乳酸アシドーシスでは、アニオンギャップが10~20mEq/Lまで増加する。ケトアシドーシスでは、アニオンギャップが20~30mEq/Lまで増加する。尿毒症では、アニオンギャップが30~40mEq/Lまで増加する。
アニオンギャップの算出方法

アニオンギャップとは、血液中に存在する陽イオンと陰イオンの差のことである。アニオンギャップは、代謝性アシドーシスの原因を鑑別する指標となる。アニオンギャップは、以下の式で計算する。
アニオンギャップ = ナトリウムイオン濃度 + カリウムイオン濃度 – 塩素イオン濃度 – 炭酸水素イオン濃度
アニオンギャップの正常値は、3〜10mEq/Lである。アニオンギャップが12mEq/L以上の場合、代謝性アシドーシスが疑われる。代謝性アシドーシスの原因としては、糖尿病性ケトアシドーシス、乳酸アシドーシス、尿毒症、中毒などがある。
アニオンギャップは、代謝性アシドーシスの原因を鑑別するのに有用な指標である。しかし、アニオンギャップが正常でも代謝性アシドーシスを来す疾患があることに注意する必要がある。
アニオンギャップが高い場合の原因

アニオンギャップが高い場合の原因
アニオンギャップが高い場合、以下のことが考えられます。
* 乳酸アシドーシス
* ケトアシドーシス
* アルコール性ケトアシドーシス
* 尿毒症
* サリチル酸中毒
* メタノール中毒
* エチレングリコール中毒
* パラアルデヒド中毒
* イソニアジド中毒
* 多発性骨髄腫
これらの疾患は、いずれも代謝性アシドーシスを引き起こし、アニオンギャップを上昇させます。アニオンギャップが高い場合は、これらの疾患を疑い、さらに詳しい検査を行う必要があります。
アニオンギャップが低い場合の原因

アニオンギャップが低い場合は、代謝性アルカローシス、低ナトリウム血症、高カルシウム血症、高マグネシウム血症、低アルブミン血症、慢性腎不全などが原因として考えられます。
1. 代謝性アルカローシスとは、血中の重炭酸イオン濃度が上昇し、pHが上昇する状態です。アルカローシスの原因としては、過剰な嘔吐、下痢、利尿剤の服用、重炭酸ナトリウムの投与などが考えられます。
2. 低ナトリウム血症とは、血中のナトリウム濃度が低下した状態です。低ナトリウム血症の原因としては、水分の過剰摂取、利尿剤の服用、副腎不全、薬剤の副作用などが考えられます。
3. 高カルシウム血症とは、血中のカルシウム濃度が上昇した状態です。高カルシウム血症の原因としては、副甲状腺機能亢進症、がん、サルコイドーシス、薬剤の副作用などが考えられます。
4. 高マグネシウム血症とは、血中のマグネシウム濃度が上昇した状態です。高マグネシウム血症の原因としては、腎不全、薬剤の副作用などが考えられます。
5. 低アルブミン血症とは、血中のアルブミン濃度が低下した状態です。低アルブミン血症の原因としては、肝臓障害、ネフローゼ症候群、ヤケド、栄養失調などが考えられます。
6. 慢性腎不全とは、腎臓の機能が徐々に低下していく病気です。慢性腎不全の原因としては、糖尿病、高血圧、糸球体腎炎、糖尿病などがあげられます。
