看護師が知っておくべき『りんご病』について

看護師の研究家
生徒の皆さん、看護師に必須の用語『りんご病』について説明します。

看護師になりたい
りんご病って、どんな病気ですか?

看護師の研究家
りんご病は、ヒトパルボウイルスB19を病原体とした、小児期に起こる伝染性の発疹性疾患です。正式名称は伝染性紅斑といいます。

看護師になりたい
症状はどういったものがありますか?
りんご病とは。
りんご病とは、ヒトパルボウイルスB19によって引き起こされる、小児期に多く見られる発疹性感染症です。正式名称は伝染性紅斑で、感染すると顔がリンゴのように赤くなることから、国内では「りんご病」と呼ばれています。りんご病は自然治癒する病気で、予後は良好です。
りんご病とは?

りんご病とは、ヒトパルボウイルスB19を病原体とした、小児期に起こる伝染性の発疹性疾患です。正式名称は伝染性紅斑と言い、感染すると顔がりんごのように赤くなるため、国内では通称「りんご病」と呼ばれています。
りんご病は、患者の唾液や鼻水、血液を介して感染します。潜伏期間は4~21日で、発症すると発熱、頭痛、筋肉痛などの症状が現れます。その後、顔、体幹、四肢に赤い発疹が現れ、数日から数週間続きます。
りんご病は、自然治癒する疾患ですが、まれに妊婦が感染すると、胎児に感染して流産や死産を引き起こすことがあります。そのため、妊婦は、りんご病にかからないように注意することが大切です。
りんご病の原因と感染経路

りんご病の原因はヒトパルボウイルスB19です。ヒトパルボウイルスB19は、はしかウイルスや風疹ウイルスと同じパルボウイルス科に属するウイルスです。ヒトパルボウイルスB19は、主に小児に感染し、りんご病を発症します。りんご病の感染経路は、主に飛沫感染です。感染した人がくしゃみや咳をすると、ウイルスを含む飛沫が空気中に拡散し、健康な人がそれを吸い込むことで感染します。また、感染した人の血液や臓器を介して感染することもあります。
りんご病の症状

りんご病は、小児期に多い伝染性の発疹性疾患であり、ヒトパルボウイルスB19を病原体としています。りんご病の主な症状は、発疹、発熱、関節痛です。発疹は、顔、四肢、体幹に出現し、りんごのように赤く見えることから、通称「りんご病」と呼ばれています。発熱は、38℃前後で、数日間続きます。関節痛は、手首、足首、膝などに痛みが出現します。りんご病は、通常、軽症で自然治癒しますが、まれに重症化して、脳炎や心筋炎を引き起こすことがあります。りんご病の予防には、ワクチン接種が有効です。りんご病のワクチンは、生後12か月から15か月齢の小児に接種されます。
りんご病の治療と予防

りんご病の治療法はありません。対症療法として、解熱剤や鎮痛剤を投与したり、かゆみを抑える薬を塗布したりします。安静にして水分を十分に摂ることも大切です。
りんご病は、感染しても発症しない場合もあります。発症しても、軽症で済むことがほとんどです。しかし、妊娠中の女性が感染すると、胎児に感染して流産や死産を引き起こす可能性があります。また、脾臓が腫れている人や、免疫力が低下している人も重症化しやすいので注意が必要です。
りんご病を予防するためには、手洗いを励行し、感染者との接触を避けることが大切です。また、妊娠中の女性は、りんご病の流行期には外出を控えたり、人混みを避けたりするなど、十分な注意が必要です。
りんご病の合併症

りんご病は通常、軽症の疾患ですが、いくつか合併症の可能性があります。最も一般的な合併症は、関節炎です。これは、手首、膝、足首などの関節の痛み、腫れ、硬直を引き起こす可能性があります。関節炎は数日から数週間続くことがあり、まれに慢性化する可能性があります。
りんご病の別の合併症は、脳炎と呼ばれる脳の炎症です。脳炎は頭痛、発熱、嘔吐、痙攣を引き起こす可能性があります。脳炎は重篤な合併症であり、まれに死亡に至る可能性があります。
りんご病の合併症は、免疫系が弱い人や妊婦、心臓病やその他の慢性疾患がある人に起こる可能性が高くなります。りんご病の合併症を予防するためにできることは、ワクチンを接種することです。りんご病のワクチンは安全で効果的であり、りんご病の合併症のリスクを大幅に低下させることができます。
りんご病と妊娠

りんご病は、妊婦さんにとっては注意が必要な感染症です。なぜなら、りんご病のウイルスは胎盤を通り抜け、胎児に感染する可能性があるからです。胎児に感染すると、胎児水腫や貧血などの重篤な症状を引き起こす場合があります。また、胎児が死亡するケースもあります。
妊婦さんがりんご病にかかった場合、できるだけ早く医師の診察を受けることが大切です。医師は、胎児の状態を検査し、必要に応じて治療を行います。
りんご病の予防には、予防接種が有効です。予防接種は、妊娠前に受けておくことが理想的です。妊娠中に予防接種を受けることはできません。
りんご病は、妊婦さんにとっては重篤な感染症です。妊娠中の女性は、りんご病にかからないように注意することが大切です。
