炎症

脳・神経

看護師に必須の用語『髄膜炎』について

髄膜炎とは何か? 髄膜炎とは、髄膜、すなわち脳と脊髄を覆う3層の膜に炎症が起こる病気です。髄膜には、くも膜、軟膜、そしてその2つに囲まれたくも膜下腔があります。髄膜炎は、細菌、ウイルス、真菌、寄生虫など、さまざまな感染症によって引き起こされます。また、けがやその他の外傷、薬剤の副作用、自己免疫疾患によっても起こる可能性があります。髄膜炎は、年齢や健康状態にかかわらず、誰にでも起こり得る病気です。しかし、新生児、乳幼児、高齢者、免疫不全者などは、髄膜炎にかかりやすく、重症化するリスクが高いとされています。
アレルギー・膠原病

看護師が知っておくべき関節炎の基礎知識

関節炎とは、関節に炎症が起きている病態である。関節は、骨と骨が接する部分であり、身体を動かすために重要な役割を果たしている。関節炎になると、関節が腫れたり、痛んだり、動かしにくくなるなどの症状が現れる。関節炎には、さまざまな種類があり、原因や症状も異なる。主な関節炎の種類には、変形性関節症、リウマチ性関節炎、痛風、感染性関節炎などがある。変形性関節症は、関節の軟骨がすり減って起こる関節炎である。リウマチ性関節炎は、関節の滑膜に炎症が起こる関節炎である。痛風は、血液中の尿酸値が高いことで起こる関節炎である。感染性関節炎は、細菌やウイルスなどが関節に感染することで起こる関節炎である。関節炎の治療法は、種類によって異なるが、一般的には薬物療法、物理療法、運動療法などが行われる。
血液・造血

看護師に必須!炎症性サイトカインとは?

炎症性サイトカインとは、炎症反応を促進する働きを持つサイトカインのことである。免疫に関与し、細菌やウイルスが体に侵入した際に、それらを撃退して体を守る重要な働きをする。血管内皮、マクロファージ、リンパ球などさまざまな細胞から産生され、疼痛や腫脹、発熱など、全身性あるいは局所的な炎症反応の原因となる。 炎症性サイトカインは、感染症、外傷、自己免疫疾患など、さまざまな原因によって産生される。感染症の場合、細菌やウイルスの侵入によって炎症反応が引き起こされ、炎症性サイトカインが産生される。外傷の場合、組織が損傷を受けることで炎症反応が引き起こされ、炎症性サイトカインが産生される。自己免疫疾患の場合、体の免疫システムが自分の組織を攻撃することで炎症反応が引き起こされ、炎症性サイトカインが産生される。 炎症性サイトカインは、炎症反応を促進する様々な作用を持つ。例えば、血管を拡張して血流を増やし、白血球を炎症部位に集める作用がある。また、組織を破壊する酵素を産生する作用もある。さらに、痛みや発熱を引き起こす作用もある。 炎症性サイトカインは、炎症反応を促進する重要な役割を果たしているが、過剰に産生されると組織を損傷したり、全身性の炎症反応を引き起こしたりする。そのため、炎症性サイトカインの産生を制御することが重要である。
血液・造血

知っておきたい!看護師のための『CRP』

CRP(C-reactive protein)とは、急性期反応物質(急性相反応物質)と呼ばれる血清タンパク質の一つで、C反応性タンパクのことである。肝臓で主に産生され、炎症や組織損傷の際に増加する。CRPは、感染症、外傷、手術、心筋梗塞、脳梗塞などの様々な疾患で上昇する。そのため、CRPは、炎症や感染症の有無を調べる検査として広く用いられている。 CRPは、細菌やウイルスなどの異物が体内に侵入すると、肝臓で産生されて血中に放出される。CRPは、異物を貪食した白血球やマクロファージの表面にある受容体に結合し、炎症反応を促進する。また、CRPは、補体系を活性化して細菌やウイルスを殺傷する。 CRPは、炎症や感染症の程度を反映する指標として用いられている。CRPが上昇している場合、炎症や感染症が疑われる。CRPの上昇は、細菌感染症よりもウイルス感染症で顕著に認められる。また、CRPは、心筋梗塞や脳梗塞などの疾患でも上昇する。CRPの上昇は、疾患の重症度や予後を判断するのに役立つ。
産婦人科

看護師に必須!乳腺炎の症状や原因をサクッと解説

乳腺炎とは、乳房を形成する組織の炎症で、乳腺の炎症と周囲の肉芽組織の炎症がある状態です。授乳中の女性に多く発症し、乳首の亀裂や乳管の詰まりをきっかけに細菌が侵入して起こります。初期症状は乳房の腫れ、痛み、熱感ですが、進行すると乳腺が固くなり、膿が出ることもあります。乳腺炎は、早期に適切な治療を受ければ治癒しますが、悪化すると敗血症や乳房切除に至ることもあります。乳腺炎の予防のためには、授乳中は乳房を清潔に保ち、乳首に亀裂ができてしまったらすぐに治療を受けることが大切です。また、授乳を定期的に行い、乳腺が詰まらないようにすることも大切です。
その他

看護師必須用語『生体侵襲』とは

生体侵襲とは、生体に対して何らかの刺激を与えることで変化をもたらす外力や刺激のことです。手術や医療処置のように、外部から体を直接的に傷つける行為から、薬剤投与、腫瘍や炎症、中毒や感染といった内部から発生する生体変化、恐怖や不安などの精神的な因子まで、生体侵襲はさまざまなものがあります。 生体侵襲は、生体の恒常性を乱し、さまざまな反応を引き起こします。例えば、手術や医療処置による生体侵襲は、痛みや炎症、出血などの局所的な反応を引き起こすことがあります。また、薬剤投与による生体侵襲は、肝臓や腎臓などの臓器に障害を引き起こすことがあります。さらに、腫瘍や炎症、中毒や感染による生体侵襲は、発熱や倦怠感、食欲不振などの全身的な反応を引き起こすことがあります。 生体侵襲は、生体にさまざまな反応を引き起こす可能性があるため、看護師は生体侵襲を認識し、適切なケアを行うことが重要です。看護師は、生体侵襲を受けた患者の状態をアセスメントし、患者のニーズに応じたケアを提供する必要があります。