看護用語

その他

看護師必須用語『生体侵襲』とは

生体侵襲とは、生体に対して何らかの刺激を与えることで変化をもたらす外力や刺激のことです。手術や医療処置のように、外部から体を直接的に傷つける行為から、薬剤投与、腫瘍や炎症、中毒や感染といった内部から発生する生体変化、恐怖や不安などの精神的な因子まで、生体侵襲はさまざまなものがあります。 生体侵襲は、生体の恒常性を乱し、さまざまな反応を引き起こします。例えば、手術や医療処置による生体侵襲は、痛みや炎症、出血などの局所的な反応を引き起こすことがあります。また、薬剤投与による生体侵襲は、肝臓や腎臓などの臓器に障害を引き起こすことがあります。さらに、腫瘍や炎症、中毒や感染による生体侵襲は、発熱や倦怠感、食欲不振などの全身的な反応を引き起こすことがあります。 生体侵襲は、生体にさまざまな反応を引き起こす可能性があるため、看護師は生体侵襲を認識し、適切なケアを行うことが重要です。看護師は、生体侵襲を受けた患者の状態をアセスメントし、患者のニーズに応じたケアを提供する必要があります。
呼吸器

看護師に知っておいて欲しい!横隔膜とは?

横隔膜は、胸腔と腹腔との境界にある膜状筋のことです。その役割は呼吸において重要で、呼吸の際に肺を膨張させたり収縮させたりしています。 横隔膜の部位は、胸腔と腹腔の間に位置しています。胸腔と腹腔は、胸郭と骨盤によって隔てられていますが、横隔膜は胸郭と骨盤の間にある筋肉で、胸腔と腹腔を隔てています。横隔膜の形は、ドーム状になっており、中央部分が最も高く、そこから放射状に筋繊維が伸びています。筋繊維は、肋骨、胸骨、腰椎に付着しています。 横隔膜は、呼吸の際に重要な役割を果たしています。横隔膜が収縮すると、肺が膨らみ、空気を吸い込みます。横隔膜が弛緩すると、肺が収縮し、空気を吐き出します。また、横隔膜は、咳やくしゃみなどの動作にも関わっています。横隔膜が痙攣すると、しゃっくりが起こります。 横隔膜は、呼吸において重要な役割を果たしている筋肉です。横隔膜の部位や形、機能を理解することで、呼吸のしくみをより深く理解することができます。
整形外科

看護師に必須!こむら返りについて基礎知識を学ぼう

こむら返りとは、筋肉の不随意持続性(意思とは関係なく続く状態)の収縮である有痛性の筋痙攣のことです。筋肉が収縮すると、筋肉が短くなり、その結果、筋肉が伸ばされ、痛みを引き起こします。こむら返りは、筋肉が過度に使用されたり、脱水状態になったり、電解質のバランスが崩れたりすると起こりやすくなります。また、妊娠中や、特定の薬を服用している場合にも、こむら返りが起こりやすくなることがあります。こむら返りは、通常は数分以内に治まりますが、数時間続くこともあります。こむら返りが頻繁に起こる場合は、医師に相談することが重要です。
その他

ハイアンテとは?直腸がんの手術法を解説

ハイアンテとは、高位前方切除術のことである。直腸がんの手術方法の一つであり、直腸を切除した後に腹膜反転部より上で腸をつなぎあわせる手術法である。腹膜反転部の下で腸をつなぎ合わせるのは、ローアンテ(低位前方切除術)である。 ハイアンテ手術は、直腸がんが進行している場合や、直腸がんが肛門に近い場合に行われる。手術時間は約3~4時間であり、全身麻酔で行われる。手術後は、しばらくの間は排便障害や排尿障害が起こることがあるが、徐々に改善していく。 ハイアンテ手術のメリットは、肛門を温存できることである。ローアンテ手術では、肛門を切除する必要があるため、人工肛門を造設しなければならない。しかし、ハイアンテ手術では、肛門を温存できるため、人工肛門を造設する必要がない。 ハイアンテ手術のデメリットは、手術時間が長いことである。ローアンテ手術よりも手術時間が長いため、合併症のリスクが高くなる。また、ハイアンテ手術後は、しばらくの間は排便障害や排尿障害が起こることがある。
看護技術

看護師の基礎知識:s.c.の意味と使い方

s.c.とは、皮下注射を意味する略語です。皮下組織内に薬液を注入する方法を指示する際に、カルテへの記入に使われます。英語のsubcutaneous injection(皮下注射)の略であり、scと記されることもあります。 皮下注射は、薬液を皮下組織に注入する注射方法です。皮下組織は、皮膚と筋肉の間にある層であり、血管やリンパ管が豊富に分布しています。そのため、皮下注射は、薬液を素早く吸収させることができます。 皮下注射は、さまざまな薬剤の投与に使用されます。例えば、インスリン、ヘパリン、モルヒネなどです。また、ワクチンも皮下注射で投与されます。 皮下注射は、比較的安全で簡単な注射方法ですが、注意深く行う必要があります。注射部位を清潔にし、針を適切な角度で刺入することが大切です。また、注射後は、注射部位を圧迫して出血を防ぐ必要があります。
その他

看護師に必須!『ツッカ』ってなに?

「ツッカ」とは、ブドウ糖、ブドウ糖液を意味する業界用語である。ドイツ語の「Zucker(糖)」に由来している。医療業界では、注射剤や点滴などでブドウ糖を投与することが多く、その際に「ツッカ」という用語が使用される。また、「ツッカ」は、ブドウ糖を原料とした清涼飲料水や栄養補給食品の名称としても使用されることがある。 「ツッカ」の使用頻度の高い濃度5%のブドウ糖液は、「ゴプロツッカ」と呼ばれる。「プロ」とは「%(パーセント)」の意である。ゴプロツッカは、主に、点滴や注射剤として使用される。また、経口摂取できるゴプロツッカの製剤もあり、スポーツ選手などがエネルギー補給のために使用することがある。