脱臼

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整形外科

人工股関節の基礎知識と術後の留意点

人工股関節の手術は、変形性関節症や関節リウマチなどで股関節の軟骨がすり減り、保存的な治療では症状が改善しない場合に行われる手術です。手術では、損傷した股関節を人工の関節に置き換えます。人工股関節は、骨盤の臼蓋を置換するカップと、大腿骨の骨頭と頚部を置換するステムで構成されています。 人工股関節の手術には、骨セメントを使用する方法と、骨セメントを使用しない方法の2つがあります。骨セメントを使用する方法では、人工股関節と骨を骨セメントで固定します。この方法は、術後早期から固定力が強く、術直後の固定性が良いというメリットがあります。骨セメントを使用しない方法では、骨と人工股関節が直接接するようになります。人工股関節の表面には、骨が浸潤しやすいよう特殊加工が施されています。手術後数週経過してから、骨と人工股関節が固定されます。この方法は、骨との親和性が高くゆるみにくいというメリットがあります。 人工股関節の手術には、細菌感染、人工材料に対するアレルギー反応、肺血栓塞栓症、深部静脈血栓症、出血、脱臼、人工関節の摩耗、坐骨神経障害、大腿神経障害などの合併症のリスクがあります。