「マ」で始まる

職種・資格

慢性腎臓病療養指導看護師の役割

慢性腎臓病療養指導看護師とは、慢性腎臓病看護領域(CKD・血液透析・腹膜透析・腎移植)の看護実践において、広範囲に学習し療養を支援する実践能力を有すると認められた看護師のことである。英語表記は、DLN(Dialysis care and management of chronic kidney disease Leading Nurse)である。 2017年9月1日より、透析療法指導看護師から名称変更された。日本腎不全看護学会、日本透析医学会、日本腎臓学会、日本移植学会、日本泌尿器学会、日本腹膜透析医学会の6学会合同認定の資格である。2003年度に設立され、累計認定者数は1,092人(2017年度)である。5年ごとの更新が必要である。
アレルギー・膠原病

看護師向け:末梢性免疫寛容とは

末梢性免疫寛容は、粘膜などの末梢組織において、自抗抗原に反応する細胞の活性化を抑制することで、自己を攻撃しないようにする免疫寛容のしくみです。末梢性免疫寛容には、以下のいくつかのメカニズムが働いています。 1. クローン選択クローン選択とは、骨髄でT細胞やB細胞が産生されるときに、自己抗原と反応しない細胞だけが生き残り、自己抗原と反応する細胞は死滅する仕組みです。これにより、自己抗原と反応する細胞が末梢組織に侵入するのを防いでいます。 2. アネルギーアネルギーとは、自己抗原と反応するT細胞やB細胞が末梢組織で活性化されるのを防ぐ仕組みです。アネルギーには、以下のいくつかのメカニズムが働いています。 * 自己抗原との結合によって、T細胞やB細胞の受容体が不活性化される。 * T細胞やB細胞が自己抗原と結合しても、共刺激シグナルが送られず、活性化されない。 * T細胞やB細胞の表面に発現している分子が、他の細胞と結合してアポトーシス(細胞死)を誘導する。 3. サプレッサー細胞サプレッサー細胞とは、他の免疫細胞の活性化を抑制する細胞です。サプレッサー細胞には、以下のいくつかの種類があります。 * 調節性T細胞(Treg細胞)Treg細胞は、自己抗原と反応するT細胞の活性化を抑制する細胞です。Treg細胞は、自己抗原と結合すると、IL-10やTGF-βなどの免疫抑制性サイトカインを産生し、他のT細胞の活性化を抑制します。 * 自然キラー(NK)細胞NK細胞は、がん細胞やウイルス感染細胞などの異常細胞を攻撃する細胞です。NK細胞は、自己抗原と結合すると、パーフォリンやグランザイムなどの細胞障害性分子を産生し、異常細胞を死滅させます。
感染

看護師が知っておきたいマイコプラズマ肺炎

マイコプラズマ肺炎とは、Mycoplasma pneumoniaeという病原微生物により引き起こされる肺炎で、非定型肺炎の一つである。マイコプラズマは、細菌とウイルスの中間的な存在とされ、細菌のように増殖するが、細胞壁を持たないため抗菌薬が効かないのが特徴である。マイコプラズマ肺炎は、肺炎の原因菌としては最も多く、特に若年層に多くみられる。感染経路は飛沫感染で、咳やくしゃみなどによって広がる。潜伏期間は2~3週間で、発症すると発熱、咳、頭痛、倦怠感、筋肉痛などの症状が現れる。通常は軽症で、数週間で自然に回復するが、重症化することもある。マイコプラズマ肺炎の診断は、血液検査や喀痰検査などで行われる。治療は、抗菌薬の内服が基本である。
医療機器・設備・器具

看護師必須用語『マーゲンチューブ』について

マーゲンチューブとは、胃にチューブを挿入することによって、胃の内容物を排出したり、栄養や薬剤を投与したりするための医療処置です。マーゲンチューブは、主に、食事を摂ることができない患者や、胃の機能が低下している患者に使用されます。マーゲンチューブは、一般的に、鼻から挿入されますが、口から挿入される場合もあります。マーゲンチューブは、挿入後は、胃に留置され、必要に応じて、胃の内容物を排出したり、栄養や薬剤を投与したりします。マーゲンチューブは、患者にとって、非常に重要な医療処置であり、患者の状態を維持するために、重要な役割を果たしています。マーゲンチューブは、医師や看護師によって行われますが、患者や家族の協力も必要です。マーゲンチューブは、患者にとって、不快な処置であるため、患者や家族の理解と協力が必要です。マーゲンチューブは、患者の状態を維持するために、重要な医療処置であり、患者や家族の協力が不可欠です。
組織・制度

看護師に不可欠!マネジドケアってなに?

マネジドケアとは、医療サービスの効率化と医療費の抑制を目的とした医療保険システムのことです。アメリカで創設され、現在多くの国や地域で普及しています。 マネジドケアの基本的な仕組みは、保険会社が医療機関と契約し、一定の料金で医療サービスを提供してもらうというものです。また、保険会社は医療機関に対して、医療サービスの質を確保するための基準を設け、それに従って医療サービスが提供されているかどうかを監視しています。 マネジドケアは、医療費の抑制に一定の効果があるとされています。しかし、医療機関の経営を圧迫することや、患者の医療サービスの選択肢を狭めるという批判もされています。
産婦人科

看護師に必須の用語『マンマ』を解説!

マンマとは、乳癌または乳腺外科のことである。Mammary Cancerが由来。また、乳房や幼児語でご飯を指すこともある。看護師がマンマと略して使うのは、乳癌または乳腺外科のことである。 乳癌とは、乳腺にできる悪性腫瘍のことである。乳癌は、女性のがんの中で最も多く、日本の女性の一生のがんにかかる確率の約9人に1人が乳癌である。マンマ(mammary)とは、乳房を意味するラテン語「mammae」から派生した言葉である。 乳腺外科とは、乳癌やその他の乳腺疾患を専門に扱う外科のことである。乳腺外科では、乳癌の診断、治療、経過観察が行われる。 看護師がマンマと略して使うのは、乳癌または乳腺外科のことである。看護師は、マンマの患者さんのケアを行う際に、マンマの専門的な知識が必要である。
その他

看護師に必須の用語『慢性期』について

慢性期とは、病状は比較的安定しているが、治癒が困難で病気の進行は穏やかな状態が続いている時期のことである。慢性期には、再発予防や身体機能の維持・改善を目指しながら、長期的な看護、治療を行っていく必要がある。慢性期は、急性期に比べて、病状が安定しているため、患者の生活の質を維持することができる。しかし、慢性期は、長期間にわたって続くため、患者の精神的な負担が大きくなることがある。慢性期には、患者の精神的なケアも重要である。
整形外科

麻痺とは?原因と症状、リハビリテーションについて

麻痺とは、中枢神経や末梢神経が障害され、部分的な運動機能や温痛感覚が喪失あるいは低下した状態のことである。麻痺は、脳卒中、脊髄損傷、多発性硬化症、パーキンソン病などの疾患によって引き起こされることが多い。麻痺の症状は、麻痺の程度や部位によって異なる。麻痺が軽度であれば、歩行や日常生活に支障をきたさない場合もある。しかし、麻痺が重度であれば、歩行が困難になったり、寝たきりになったりすることもある。 麻痺には、中枢性麻痺と末梢性麻痺の2種類がある。中枢性麻痺は、脳や脊髄の損傷によって引き起こされる麻痺である。末梢性麻痺は、末梢神経の損傷によって引き起こされる麻痺である。中枢性麻痺は、運動麻痺、感覚麻痺、自律神経麻痺の3種類に分類される。運動麻痺は、筋肉の運動機能が低下または消失した状態である。感覚麻痺は、温痛覚、触覚、固有感覚などの感覚機能が低下または消失した状態である。自律神経麻痺は、血圧、体温、心拍数などの自律神経の機能が低下または消失した状態である。 末梢性麻痺は、運動麻痺、感覚麻痺、反射低下または消失の3種類に分類される。運動麻痺は、筋肉の運動機能が低下または消失した状態である。感覚麻痺は、温痛覚、触覚、固有感覚などの感覚機能が低下または消失した状態である。反射低下または消失は、腱反射や皮膚反射などが低下または消失した状態である。
検査・診断

看護師必見!マルチスライスCTを徹底解説

マルチスライスCTとは、X線検出器を複数列に配置したCTスキャン(コンピュータ断層撮影)のことです。従来のCTスキャンでは、X線検出器が1列のみでした。そのため、患者の体をスキャンする際には、X線源と検出器を回転させながら、少しずつ移動させていく必要がありました。これでは、スキャン1回分の検査時間に数分程度かかってしまいます。また、検出器の分解能が低いため、画像の画質も悪くなります。 一方、マルチスライスCTでは、X線検出器が複数列に配置されているため、患者の体をスキャンする際に、X線源と検出器を回転させることなく、1回のスキャンで複数の画像を得ることができます。これにより、従来のCTスキャンよりも検査時間が短縮され、画質も向上しました。 さらに、マルチスライスCTでは、3D画像を撮影することもできます。3D画像では、患者の体の構造を立体的に確認することができるため、従来のCTスキャンよりも診断の精度が向上します。