看護師に知っておきたい『痛風』について

看護師の研究家
看護師に必須の用語『痛風(つうふう/gout)』について説明してください。

看護師になりたい
痛風とは、尿酸という物質が体内(主に関節部分)に析出することで引き起こされた関節炎のことです。

看護師の研究家
尿酸は、プリン体という物質が分解されてできる老廃物です。プリン体は、レバーやイワシなどの魚介類、ビールなどに多く含まれています。

看護師になりたい
風が当たるなどのわずかな刺激でも強い痛みが生じるということから「痛風」と呼ばれるのですね。
痛風とは。
痛風とは、体内に尿酸という物質がたまって関節に結晶となって沈着し、激しい痛みを伴う病気です。痛風の痛みが「風の吹くようなわずかな刺激でも起こる」といわれるほど激しいため「痛風」と呼ばれます。
痛風とは

痛風とは、尿酸という物質が体内(主に関節部分)に析出することで引き起こされた関節炎のことである。風が当たるなどのわずかな刺激でも強い痛みが生じるということから「痛風」と呼ばれる。尿酸は、プリン体という物質が分解されてできる老廃物である。プリン体は、レバー、イワシ、サンマなどの魚介類、大豆製品、ビールなどに多く含まれている。痛風は、プリン体を含む食品の摂取量が多すぎたり、尿酸の排泄がうまくいかなかったりすることで起こる。痛風は、男性に多く、40歳以降に発症する人が多い。痛風の発作は、突然、足の親指の付け根の関節に激しい痛みを伴って起こる。痛みは、数時間から数日続く。その後、痛みが治まるが、また発作が起こる。痛風の発作を繰り返すことで、関節が変形したり、尿路結石ができたりする。
痛風の原因

痛風は、尿酸という物質が体内(主に関節部分)に析出することで引き起こされた関節炎のことである。風が当たるなどのわずかな刺激でも強い痛みが生じるということから「痛風」と呼ばれる。
痛風には、一次性痛風と二次性痛風の2種類がある。一次性痛風は、尿酸の産生が多すぎるか、尿酸の排泄が少なすぎることで起こる。二次性痛風は、腎臓病や高血圧、肥満、アルコールの過剰摂取など、他の病気や状態によって引き起こされる。
痛風の原因となる尿酸は、プリン体の代謝によって産生される。プリン体は、肉類、魚介類、豆類などに多く含まれている。尿酸は、腎臓から尿中に排泄されるが、排泄が追いつかずに体内に蓄積すると、痛風を引き起こす。
痛風の症状

痛風の症状は、関節痛、発赤、腫れ、熱感、圧痛などがあります。関節痛は、通常、突然始まり、数時間から数日続きます。最も一般的に影響を受ける関節は、足の親指の付け根ですが、他の関節、例えば、膝、足首、手、肘にも影響を与えることがあります。発赤、腫れ、熱感は関節の周囲に見られます。圧痛とは、関節を押したときに感じる痛みです。
痛風発作は、数時間から数日続き、通常、尿酸値を下げる薬で治療されます。痛風発作を予防するためには、尿酸値を下げる薬を服用し、健康的な食事をとり、定期的に運動をすることが大切です。健康的な食事とは、低プリン食であり、プリンは、肉、魚、豆類、アスパラガスなどに多く含まれています。定期的な運動とは、週に3回以上、30分以上の運動をすることです。
痛風の治療

痛風の治療は、痛みの軽減と尿酸値の低下を目的として行われます。痛みの軽減には、消炎鎮痛剤やステロイド薬が使用されます。尿酸値を下げる薬には、尿酸の産生を抑える薬や尿酸の排泄を促進する薬があります。また、痛風発作を予防するためには、食事療法や運動療法も重要です。
食事療法では、プリン体の多い食品を避けることが大切です。プリン体は、体内で尿酸に分解される物質です。プリン体の多い食品には、レバー、肉類、魚介類、アルコールなどがあります。また、水分を十分に摂ることも大切です。水分を摂ることで、尿酸の排泄が促進され、痛風発作を予防することができます。
運動療法では、有酸素運動がおすすめです。有酸素運動は、尿酸の排泄を促進し、痛風発作を予防する効果があります。また、運動することで体重を減らすことができ、痛風発作のリスクを下げることができます。
痛風は、適切な治療をすれば、痛みの軽減と尿酸値の低下を図ることができます。食事療法や運動療法も併せて行うことで、痛風発作を予防し、健康的な生活を送ることができます。
