うっ血性心不全とは?原因・症状・検査・治療法を徹底解説

看護師の研究家
うっ血性心不全について説明してほしい。

看護師になりたい
うっ血性心不全とは、心臓に異常が生じて心臓ポンプ機能が破綻し、心室内圧の上昇や主要臓器への血流不全を生じ、それに基づく症状が出現した状態です。

看護師の研究家
うっ血性心不全の症状にはどのようなものがありますか?

看護師になりたい
うっ血性心不全の症状としては、息切れ、浮腫、体重増加、疲労、食欲不振、吐き気、嘔吐などがあります。
うっ血性心不全とは。
うっ血性心不全は、心臓の機能が低下して体内に血液がうっ滞する病気です。心臓のポンプ機能が低下すると、心臓内に血液がたまって圧力が上昇し、臓器への血流が不足します。その結果、息切れ、むくみ、疲労感などの症状が現れます。
うっ血性心不全とは?

うっ血性心不全とは、心臓ポンプ機能の異常によって心室内の圧力が上昇、心臓から全身への血液の送出が不十分になり、体に水分が蓄積する病態です。心臓病患者の約15%が生涯にわたってうっ血性心不全を発症するとされます。また、高齢化が進んでいることも相まって、近年では患者数もさらに増加しています。
うっ血性心不全には、急性と慢性という2つの分類があります。急性心不全は、突然発症し、症状が急速に悪化するタイプです。一方、慢性心不全は、徐々発症し、症状が長期間持続するタイプです。慢性心不全は、心不全の患者のおよそ8割を占めています。
うっ血性心不全の原因は?

うっ血性心不全の原因は主に心臓へのダメージです。心臓へのダメージには、高血圧、心臓発作、肥満、糖尿病、心臓弁膜症、先天性心疾患などが挙げられます。これらの疾患は心臓の筋肉を弱めたり、心臓の構造を変化させたりすることで、心臓のポンプ機能を低下させます。また、心臓のポンプ機能を低下させる可能性のある薬剤もあります。例えば、抗不整脈薬や利尿薬は、心臓の拍動を遅くしたり、尿量を増やしたりすることで、心臓の負担を増大させ、うっ血性心不全を引き起こす可能性があります。
うっ血性心不全の症状は?

うっ血性心不全の症状は、心臓が血液を全身にうまく送り出すことができず、体内の水分が過剰になることで引き起こされます。典型的な症状には、以下のようなものがあります。
* 息切れ横になったり、安静にしていても息切れがする。
* 疲労ちょっとした活動でも疲れやすくなる。
* むくみ足や手、顔などにむくみが現れる。
* 体重増加体内に水分が貯留して体重が増加する。
* 不整脈心拍が速くなったり、遅くなったり、不規則になったりすることがある。
* 胸痛胸の痛みや圧迫感が現れる。
* 咳特に夜間や横になったときに咳が出る。
* 睡眠障害息切れや咳のため、ぐっすり眠ることができない。
* 食欲不振消化器系のうっ血により、食欲不振や吐き気、下痢などの症状が現れる。
* 認知機能の低下脳への血流不全により、認知機能が低下することがある。
これらの症状は、必ずしもすべての人に現れるわけではありません。また、症状の程度は、軽度なものから重度なものまで様々です。うっ血性心不全の症状がある場合は、すぐに医師の診察を受けることが大切です。
うっ血性心不全の検査は?

うっ血性心不全の検査には、身体診察、血液検査、胸部X線、心電図、心エコーなどがあります。身体診察では、むくみ、チアノーゼ、呼吸困難などの症状の有無を調べます。血液検査では、血清ナトリウム、カリウム、クレアチニン、BNPなどの値を測定し、心機能の評価や腎機能の評価を行います。胸部X線では、肺うっ血や心拡大の有無を調べます。心電図では、不整脈や心筋梗塞などの異常を調べます。心エコーでは、心臓の大きさや形、心筋の動き、弁の機能などを調べます。これらの検査結果を総合的に判断して、うっ血性心不全の診断と重症度の評価を行います。
