看護師に必須!副腎皮質について学ぼう

看護師の研究家
看護師に必須の用語『副腎皮質』について説明してください。

看護師になりたい
副腎皮質とは、副腎の外層部分で、副腎全体の80~90%を占める黄褐色をした内分泌性組織です。

看護師の研究家
副腎皮質は球状層・束状層・網状層の3層に区別されますが、それぞれの層で異なるステロイドホルモンが作られることを覚えておきましょう。

看護師になりたい
わかりました。副腎皮質は副腎の外層部分で、副腎全体の80~90%を占め、球状層・束状層・網状層の3層に区別されます。それぞれの層で異なるステロイドホルモンが作られることを覚えておきます。
副腎皮質とは。
副腎皮質とは、副腎の外側にある黄褐色の部分で、副腎全体の約80~90%を占める内分泌組織です。副腎皮質は3つの層に分かれており、それぞれの層で異なるステロイドホルモンが作られます。これらのホルモンをまとめて副腎皮質ホルモンと呼びます。
副腎皮質とは?

副腎皮質とは、副腎の外層部分で、副腎全体の80~90%にあたる黄褐色をした内分泌性組織である。皮質は球状層・束状層・網状層の3層に区別され、それぞれの層で異なるステロイドホルモンがつくられる。それらのホルモンをまとめて副腎皮質ホルモンと呼ぶ。
副腎皮質は、副腎の外側に位置する皮質部分である。副腎は、腎臓の上部に位置する小さな臓器で、内分泌腺の一種である。副腎皮質は、副腎の約80~90%を占める。副腎皮質は、球状層、束状層、網状層の3層からなる。球状層は、副腎皮質の最も外側にある層で、アルドステロンを産生する。束状層は、球状層の内側にある層で、コルチゾールを産生する。網状層は、束状層の内側にある層で、性ホルモンであるアンドロゲンを産生する。
副腎皮質ホルモンの種類と役割

副腎皮質ホルモンは、副腎皮質によって産生されるステロイドホルモンの総称です。副腎皮質ホルモンには、糖質コルチコイド、鉱質コルチコイド、性ホルモンの3種類があります。
糖質コルチコイドは、炭水化物の代謝を調節するホルモンです。糖質コルチコイドは、血糖値を上昇させ、タンパク質と脂肪を分解してエネルギーに変換します。また、炎症や免疫反応を抑制する働きもあります。
鉱質コルチコイドは、電解質のバランスを調節するホルモンです。鉱質コルチコイドは、ナトリウムを体内に保持し、カリウムを排泄します。また、血圧を調節する働きもあります。
性ホルモンは、生殖機能を調節するホルモンです。女性では、エストロゲンとプロゲステロンが、男性ではテストステロンが産生されます。性ホルモンは、第2次性徴の発現や生殖機能の維持に重要な役割を果たしています。
副腎皮質ホルモンの分泌を調節する因子

副腎皮質ホルモンの分泌は、様々な因子によって調節されています。その中でも重要なのが、下垂体前葉から分泌される副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)です。ACTHは、副腎皮質を刺激してコルチゾールの分泌を促します。また、ストレスやケガなどの外的刺激も、ACTHの分泌を増加させ、コルチゾールの分泌を促します。さらに、カリウムイオン濃度の上昇やアンジオテンシンIIの増加も、副腎皮質ホルモンの分泌を刺激します。逆に、ナトリウムイオン濃度の上昇や血圧の上昇は、副腎皮質ホルモンの分泌を抑制します。これらの因子によって、副腎皮質ホルモンの分泌が調節されており、体の恒常性を維持しています。
副腎皮質機能異常による疾患

-副腎皮質機能異常による疾患-
副腎皮質機能異常とは、副腎皮質が正常に働かなくなることで起こる疾患です。副腎皮質機能異常には、副腎皮質機能亢進症と副腎皮質機能低下症の2種類があります。
-副腎皮質機能亢進症-
副腎皮質機能亢進症は、副腎皮質から分泌されるホルモンが多すぎる状態です。副腎皮質機能亢進症の主な症状には、体重増加、高血圧、多毛、易疲労感、糖尿病、骨粗鬆症などがあります。副腎皮質機能亢進症は、クッシング症候群、原発性アルドステロン症、褐色細胞腫などの疾患によって起こることがあります。
-副腎皮質機能低下症-
副腎皮質機能低下症は、副腎皮質から分泌されるホルモンが少なすぎる状態です。副腎皮質機能低下症の主な症状には、体重減少、低血圧、倦怠感、食欲不振、低血糖症、脱水症、ショックなどがあります。副腎皮質機能低下症は、アジソン病、シェーングレン症候群、全身性エリテマトーデスなどの疾患によって起こることがあります。
副腎皮質機能異常は、命に関わることもある深刻な疾患です。副腎皮質機能異常が疑われる場合は、早めに医療機関を受診することが大切です。
