リンパ腫

記事内に広告が含まれています。
血液・造血

ホジキンリンパ腫の基礎知識

ホジキンリンパ腫は、悪性リンパ腫の一種です。リンパ腫とは、リンパ球ががん化したものです。リンパ球は、免疫系の一部を担っており、感染症から体を守る役割を持っています。ホジキンリンパ腫は、リンパ節にできるリンパ腫の一種です。リンパ節は、リンパ液が流れる途中にあり、リンパ球が集まっている場所です。ホジキンリンパ腫は、リンパ節が腫れて硬くなり、痛みを伴うことがあります。また、発熱、体重減少、倦怠感などの症状が出ることもあります。ホジキンリンパ腫は、15~35歳と50歳以上の2峰性にピークがあるのが特徴です。日本では悪性リンパ腫の5%前後であるのに対し、欧米では悪性リンパ腫の30%前後を占めています。
腎・泌尿器

看護師が知るべき『自家移植』

-自家移植の種類- 自家移植には、植皮、自家腎移植、造血幹細胞の自家移植の3種類があります。 -植皮- 植皮は、皮膚の移植です。火傷や外傷による皮膚の欠損部位、火傷や外傷が治癒した後の瘢痕の切除部位、ケロイドなどの切除部位、痣(あざ)などの切除部位、合指症などに対して、指を切り離した後の皮膚の欠損部位などに用いられます。近年は、患者自身から皮膚の小片を採取し、大きな広い皮膚に培養してから、移植に用いる研究もおこなわれています。 -自家腎移植- 自家腎移植とは、腎臓に対する外科的な治療において、一時的に腎臓を体外に摘出し、手術操作後につなぎ直す方法のことです。狭い術創内で複雑な操作を行うよりも、安全かつ確実であることが見込まれる場合に用いられます。主な適応は、複雑な腎血管病変、単腎に発生した腫瘍、複雑な腎結石、広範囲の尿管病変、腎内の動脈瘤などです。 -造血幹細胞の自家移植- 造血幹細胞の自家移植は、悪性リンパ腫や多発性骨髄腫などの血液がん治療の一部としておこなわれます。悪性リンパ腫や多発性骨髄腫は、リンパ球が腫瘍化した疾患です。あらかじめ患者自身の造血幹細胞を採取し凍結保存し、通常と比べ大量の化学治療をおこなった後に、移植する。移植をしなければ白血球や血小板が回復しない、あるいは回復に1カ月以上の長期を要するが移植によって、患者の造血能の早期回復を期待する。自家移植に用いる造血幹細胞は、ほとんどの場合、末梢血から採取します。治療の一環として造血幹細胞の自家移植をおこなう条件は、原則65歳以下までで、重篤な臓器障害がなく抗生剤治療を要するような感染症に罹患していないこと、十分な造血能を有すること。(末梢血幹細胞の採取のため)、抗癌剤に対する十分な感受性を有することなどです。
血液・造血

看護師に必須の用語『骨髄検査』の意味を解説

骨髄検査とは、骨髄液と骨組織の一部を抽出して、様々な血液疾患や他の病気の診断や治療に役立てる検査です。通常、骨盤や胸骨の骨が使用され、皮膚を局所麻酔してから細い針を骨に挿入し、骨髄を採取します。採取した骨髄は、顕微鏡で観察して細胞の数を数えたり、染色したりして異常な細胞がないか調べます。また、DNA検査や細菌培養などの検査も行われることもあります。骨髄検査は、白血病、リンパ腫、多発性骨髄腫、貧血、血小板減少症、凝固障害などの病気の診断や治療に役立ちます。また、骨髄移植の前に行われることもあります。
アレルギー・膠原病

看護師が知っておくべき用語『CD22』

細胞表面分子であるCD22は、成熟B細胞の表面に特異的に発現する分子です。抗体を産生する成熟B細胞がさらに分化した形質細胞には発現しません。CD22は、細胞内シグナル伝達を抑制する方へ機能します。ヒト化抗CD22モノクローナル抗体(Epratuzumab)は、リンパ腫(DLBCL)やSLEの治療に用いられています。 CD22の概要 CD22は、B細胞の表面に発現する糖タンパク質です。B細胞は、免疫応答を担う白血球の一種です。CD22は、B細胞が抗原を認識して活性化されるのを抑制する働きをしています。CD22の欠損は、B細胞の過剰活性化や自己免疫疾患の発症につながることが知られています。 CD22は、1980年代に最初に発見されました。当初は、B細胞の表面に発現する抗原として認識されていました。しかし、その後の研究で、CD22は抗原ではなく、B細胞の活性化を抑制する分子であることが明らかになりました。 CD22は、B細胞の表面に発現する他の分子と相互作用して、B細胞の活性化を抑制しています。例えば、CD22は、B細胞の表面に発現する抗原受容体と相互作用して、B細胞の活性化を抑制することが知られています。また、CD22は、B細胞の表面に発現する他の分子と相互作用して、B細胞の増殖や分化を抑制することも知られています。 CD22は、B細胞の活性化を抑制する重要な分子です。CD22の欠損は、B細胞の過剰活性化や自己免疫疾患の発症につながることが知られています。CD22の働きを阻害することで、B細胞の活性化を抑制し、自己免疫疾患の治療に役立てることが期待されています。