レシピエント

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腎・泌尿器

ドナーとは?臓器提供の重要性と意思表示方法

ドナーとは、移植用の臓器・骨髄や、輸血用の血液などを提供する人を指す。臓器移植には、死亡した人から提供される死体臓器移植と、生きている人(主に家族)から提供される生体臓器移植がある。ドナーの臓器を提供される側のことはレシピエントと呼ぶ。 死体臓器移植には、さらに脳死した人から提供される脳死臓器提供と、心臓が停止した後に提供される心停止後臓器提供がある。生体臓器移植で提供可能な臓器は、肺、肝臓、腎臓、膵臓、小腸、骨髄などである。生体ドナーの場合、肝臓や小腸、骨髄は提供後残りの部分が成長するが、肺、腎臓、膵臓は摘出した分だけ臓器機能が低下してしまう。脳死臓器提供で提供可能な臓器は、心臓、肺、肝臓、膵臓、腎臓、小腸、眼球など、ほぼすべての臓器が可能である。心停止後臓器提供で提供可能な臓器は、腎臓、膵臓、眼球である。
血液・造血

看護師必須用語「移植片対腫瘍効果」とは?

移植片対腫瘍効果とは、ドナー由来の免疫担当細胞(主にT細胞)がレシピエント(患者)体内に残存する腫瘍細胞を攻撃し、原病の治癒や制御がもたらす現象のことをいう。同種造血幹細胞移植で期待される、抗腫瘍効果である。移植片対白血病・リンパ腫効果、GVT(graft versus tumor effect)ともいう。 移植片対腫瘍効果は、T細胞が腫瘍細胞を認識して攻撃することで発揮される。T細胞は、腫瘍細胞表面に発現している抗原を認識して活性化され、腫瘍細胞を破壊する。この反応は、移植片対宿主反応(GVHD)の一種である。GVHDとは、ドナー由来の免疫担当細胞がレシピエントの正常細胞を攻撃することで起こる反応である。移植片対腫瘍効果は、GVHDの副作用の一つであるが、同時に、腫瘍を治癒する可能性を秘めた治療法でもある。 移植片対腫瘍効果は、白血病やリンパ腫などの血液のがん患者に対して行われる同種造血幹細胞移植で期待される抗腫瘍効果である。同種造血幹細胞移植とは、患者とHLA(ヒト白血球抗原)が一致したドナーから造血幹細胞を移植する治療法である。造血幹細胞は、骨髄や末梢血に存在する細胞であり、白血球、赤血球、血小板などの血液細胞に分化することができる。同種造血幹細胞移植を行うことで、患者の造血機能を回復させ、がん細胞を排除することができる。