生物学的製剤

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アレルギー・膠原病

看護師に必須の用語『生物学的製剤』

生物学的製剤とは、化学的に合成された物質ではなく、生物由来のタンパク質などを利用して生成された薬剤のことです。広義には、予防接種に使用されるワクチン、インスリンなどのホルモン製剤、凝固因子製剤や免疫グロブリンなども含まれます。膠原病領域においては、主にサイトカインを対象にしたモノクローナル抗体が用いられています。 生物学的製剤は、従来の医薬品とは異なり、生物学的プロセスを用いて製造されるため、製造工程が複雑でコストがかかります。そのため、一般的に従来の医薬品よりも高価になります。また、生物学的製剤は、タンパク質であるため、体内で分解されやすいため、投与方法や投与量に注意が必要です。 生物学的製剤は、従来の医薬品では治療が困難だった疾患の治療に有効であることが多く、近年、その使用が拡大しています。例えば、生物学的製剤は、関節リウマチ、クローン病、潰瘍性大腸炎、乾癬など、様々な疾患の治療に使用されています。 生物学的製剤は、新しいタイプの薬剤であり、その安全性や有効性については、まだ研究が続けられています。しかし、生物学的製剤は、従来の医薬品では治療が困難だった疾患の治療に有効であることが多く、今後もその使用は拡大すると考えられます。