聴覚

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耳鼻咽喉科

【看護師が知っておきたい】言語聴覚士って何?

言語聴覚士の役割とは、音声機能、言語機能、聴覚の障害がある人を対象に、その機能を維持・向上を図るため必要な検査や指導、訓練を行うことです。言語聴覚士は、言語聴覚士養成校で4年間の教育を受け、国家試験に合格した後に、言語聴覚士として働きます。言語聴覚士は、病院、クリニック、学校、福祉施設などで働いています。言語聴覚士は、音声機能、言語機能、聴覚の障害がある人のコミュニケーション能力を高めるために、様々な検査や指導、訓練を行います。例えば、言語聴覚士は、失語症の患者さんに対して、言語リハビリテーションを行います。失語症とは、脳卒中や頭部外傷などによって、言語を理解したり、話したりすることが困難になる障害です。言語リハビリテーションでは、言語聴覚士が患者さんに言語を理解したり、話したりするための訓練を行います。また、言語聴覚士は、聴覚障害のある患者さんに対して、聴覚リハビリテーションを行います。聴覚障害とは、耳が聞こえにくくなったり、全く聞こえなくなったりする障害です。聴覚リハビリテーションでは、言語聴覚士が患者さんに補聴器の使い方を指導したり、手話や読唇術を教えたりします。
耳鼻咽喉科

看護師が知っておくべき耳の構造と機能

耳は、聴覚と平衡感覚を司る重要な器官です。耳は、外耳、中耳、内耳の3つの部分から構成されています。 外耳は、耳介と外耳道から構成されています。耳介は、耳の最も目立つ部分であり、音を集めて外耳道に導きます。外耳道は、耳介の先端から鼓膜までの管状の構造です。 中耳は、鼓膜、耳小骨、卵円窓、蝸牛から構成されています。鼓膜は、外耳道と中耳を隔てる薄い膜です。耳小骨は、ハンマー、金床、鐙骨の3つの小さな骨です。耳小骨は、鼓膜の振動を蝸牛に伝えます。卵円窓は、中耳と内耳を隔てる開口部です。蝸牛は、聴覚を担う器官です。 内耳は、半規管、耳石器、聴覚器から構成されています。半規管は、回転運動を感知する器官です。耳石器は、直線運動を感知する器官です。聴覚器は、音の振動を電気信号に変換する器官です。