肺動脈カテーテル

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循環器

看護師必須のスワンガンツカテーテル

スワンガンツカテーテルとは、肺動脈カテーテルのことである。エドワーズライフサイエンス社の商品名から、Swan-Ganz(スワン-ガンツ)カテーテルと呼ばれることが多い。カテーテルの先端にバルーンが付いた、バルーンカテーテルの一つで、心機能の測定に使われる医療機器、検査方法である。静脈(大腿静脈、上腕静脈、鎖骨下静脈、内頚静脈)に針を刺し、そこからカテーテルを挿入、先端の圧を測定する。 スワンガンツカテーテルは、重度の心筋梗塞後や心肺停止蘇生後など、特に重篤な患者に用いられる。略してガンツと呼ばれることもある。
その他

看護師に必須の用語『ガンツ』について

ガンツとは、スワンガンツカテーテル(肺動脈カテーテル)の略語である。カテーテルを開発したDR.SwanとDR.Ganzの二人の医師の名前が使われている。ガンツは、心疾患が原因で心機能が低下した場合に、心機能異常の詳細を把握する目的で行われる検査に使用される。重度の心筋梗塞後や心肺停止蘇生後など、特に重篤な患者に用いられる。 ガンツ検査では、カテーテルを右心房、右心室、肺動脈に挿入し、血圧や心拍数、血液酸素濃度などの情報を測定する。また、カテーテルの先端にはバルーンが付いており、バルーンを膨らませることで肺動脈を閉塞し、肺動脈楔入圧を測定することができる。肺動脈楔入圧は、左心室の拡張能を反映する指標であり、心不全の重症度を評価するのに有用である。 ガンツ検査は、心疾患の診断や治療に有用な検査であるが、合併症のリスクもある。合併症としては、カテーテル挿入時の出血や感染症、カテーテルの先端が血管を傷つけることによる穿孔などがある。そのため、ガンツ検査は慎重に行われなければならない。