血管

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その他

看護師必須用語『カットダウン』とは?

カットダウンとは、切開して血管を露出させ、カテーテルを挿入する方法のことです。経皮的穿刺が困難な場合や、ラインを確実に確保したい場合に行います。通常、上腕の静脈(橈側皮静脈、尺側皮静脈、正中静脈など)を切開して行いますが、場合によっては他の部位の静脈を切開して行うこともあります。 カットダウンは、比較的簡単にできる手技ですが、合併症のリスクを十分に理解しておく必要があります。主な合併症として、感染症、出血、血腫、神経損傷などがあります。また、カテーテルの先端が血管壁を損傷する可能性もあります。 カットダウンは、医療現場でよく行われる手技ですが、合併症のリスクを十分に理解した上で、適切な手順で行うことが重要です。
血液・造血

看護師に知っておいてほしい! 止血の基本と手順

止血とは、血管の損傷により出血した状態を止める行為のことを指す。血管の損傷は、外傷や手術などによって起こることが多く、出血を放置すると患者の生命に関わる危険性があるため、迅速かつ適切な止血処置を行うことが重要である。止血の方法は、傷口を直接圧迫する方法、止血帯を用いる方法、凝固剤を用いる方法などがある。 直接圧迫法は、出血している部位を直接手で押さえて止血する方法である。これは最も簡単な止血法であるが、出血がひどい場合は効果がないことがある。止血帯を用いる方法は、出血している部位の上部に止血帯を巻いて止血する方法である。止血帯は、医療用のものではなく、ハンカチやネクタイなどでも代用することができる。凝固剤を用いる方法は、出血している部位に凝固剤を塗布して止血する方法である。凝固剤は、血液中のタンパク質であるフィブリンを生成して止血を促進する。
血液・造血

看護師必須の用語「血小板」

血小板とは、止血の役割をもつ血球である。骨髄中の巨核球により産生される核を持たない微小な細胞で、血管が損傷した部位で凝集することにより血栓を形成する。通常約10日間血液中を循環したあとに主に脾臓で処理される。 血小板の産生はトロンボポエチン(TPO)により促進される。巨核球の産生が低下する急性白血病やトロンボポエチン産生が低下する肝硬変では血小板数が低下する。 血小板は、止血の役割を担う重要な血球である。血管が損傷した際に、血小板が凝集して血栓を形成し、出血を止める。血小板の数が低下すると、止血機能が低下して出血傾向が生じる。
循環器

看護師に必須の用語『全末梢血管抵抗』

全末梢血管抵抗とは、血管内で起こる、血液の流れへの抵抗のことである。末梢血管抵抗、体血管抵抗ともいう。血管抵抗は、血管の直径、血管壁の厚さ、血液の粘度によって決まる。血管の直径が小さい、血管壁が厚い、血液の粘度が高いほど、血管抵抗は大きくなる。逆に、血管の直径が大きい、血管壁が薄い、血液の粘度が低いほど、血管抵抗は小さくなる。 血管抵抗は、血液の血圧に影響を与える。血管抵抗が大きいと、血液が血管を通過しにくくなり、血圧が高くなる。逆に、血管抵抗が小さいと、血液が血管を通過しやすくなり、血圧が低くなる。血管抵抗は、心臓の拍出量にも影響を与える。血管抵抗が大きいと、心臓が血液を送り出すのにより多くの力を必要とするため、心臓の拍出量は減少する。逆に、血管抵抗が小さいと、心臓が血液を送り出すのにより少ない力を必要とするため、心臓の拍出量は増加する。血管抵抗は、全身の血液の循環に重要な役割を果たしており、血管抵抗の変化は、血圧や心臓の拍出量に影響を与える。
脳・神経

看護師必須の用語「脈絡叢」とは?

脈絡叢とは、脳室に存在する、血管に富んだ組織のことです。左右の側脳室、第三脳室、第四脳室にそれぞれ存在し、脳脊髄液を産生、分泌しています。脳脊髄液は、脳や脊髄を保護し、栄養を供給する重要な役割を果たしています。脈絡叢は、脳脊髄液の量を調節し、脳への栄養と酸素の供給を維持する役割も担っています。脈絡叢は、脳の血管と密接に関連しており、脳の血流の変化に敏感に反応します。そのため、脈絡叢の異常は、脳の疾患の早期発見や治療に役立つ可能性があります。
その他

看護師必須用語:ライン

ラインとは、血管から点滴や輸血のための道を確保すること、またその道のことです。ラインを確保することで、患者さんに安全かつ効率的に薬剤や輸液を投与することができます。 ラインの確保方法は、血管に針を刺して行う経皮的穿刺と、血管を切開するカットダウン法の2つがあります。経皮的穿刺は、比較的細い血管にラインを確保する方法で、患者さんの負担が少ないのが特徴です。カットダウン法は、太い血管にラインを確保する方法で、大量の輸液や薬剤を投与する必要がある場合に使用されます。 ラインを確保する際には、感染予防のために十分な注意が必要です。ラインの挿入部位は清潔にし、無菌手技で行う必要があります。また、ラインを挿入した後は、定期的に観察して感染の兆候がないかを確認する必要があります。 ラインは、患者さんの治療に欠かせないものです。看護師は、ラインの確保と管理について十分な知識と技術を身につけておく必要があります。
眼科

看護師に必須の用語『眼底検査』とは?

眼底検査とは、瞳孔を通して眼底(網膜および視神経乳頭)を観察・評価する検査のことです。主に血管、網膜の状態、視神経を観察します。眼底検査は、眼科で行う一般的な検査で、目の健康状態を調べるために使用されます。眼底検査では、医師は患者の瞳孔を広げる目薬を使用し、その後、眼底を検査するための特別な機器を使用します。眼底検査は、目の健康状態を調べるために使用されるだけでなく、糖尿病や高血圧などの全身疾患の徴候を調べるためにも使用されます。
整形外科

看護師必須用語:胸郭出口症候群

胸郭出口症候群とは、胸郭出口を通る神経や血管が圧迫されて起こる症状の総称です。胸郭出口とは、第1肋骨、鎖骨、前斜角筋で構成される部分で、腕神経叢と鎖骨下動脈が通過しています。胸郭出口症候群は、これらの神経や血管が圧迫されることで、腕や手に痛み、しびれ、脱力感などの症状を引き起こします。 胸郭出口症候群は、腕を繰り返し使用する仕事をしている人や、姿勢が悪い人、首や肩にケガをした人などに多く見られます。また、生まれつき胸郭出口が狭い人も、胸郭出口症候群になりやすいと言われています。 胸郭出口症候群の症状は、神経や血管の圧迫される部位によって異なります。腕神経叢が圧迫されると、腕や手に痛み、しびれ、脱力感などの症状が現れます。鎖骨下動脈が圧迫されると、腕や手に冷感、チアノーゼ(青紫色に変色)、脈拍低下などの症状が現れます。 胸郭出口症候群と診断するためには、医師による診察と検査が必要です。診察では、腕や手の症状について詳しく聞かれるほか、腕や手の神経や血管の状態を調べるための検査が行われます。検査には、レントゲン検査、神経伝導検査、血管造影検査などがあります。 胸郭出口症候群の治療は、症状の程度や原因によって異なります。薬物療法、理学療法、手術療法などがあります。薬物療法では、痛みや炎症を抑える薬や、神経の働きを改善する薬などが使用されます。理学療法では、腕や肩の筋肉をほぐしたり、姿勢を改善するための運動が行われます。手術療法は、神経や血管の圧迫を解除するために、胸郭出口を広げる手術が行われます。
医療機器・設備・器具

看護師が知っておくべき『ケリー鉗子』の基礎知識

ケリー鉗子は、先端がわずかに湾曲した鉗子の一種で、血管をつかんだり止血したりするために使用されます。湾曲が強いものから弱いものまで、様々な種類があります。ケリー鉗子は、深いところにある臓器や血管を剥離することにも使用できます。ペアン鉗子やコッヘル鉗子と並んで、手術において欠かせない器具となっています。 ケリー鉗子には、大きく分けて2つの種類があります。一つは、血管を把持するのに適した「血管鉗子」です。血管鉗子は、先端が細く湾曲しており、血管を傷つけずに把持することができます。もう一つは、組織を把持するのに適した「組織鉗子」です。組織鉗子は、先端が広く平らになっており、組織をしっかりと把持することができます。 ケリー鉗子は、素材や形状によってさらに細かく分類することができます。例えば、ステンレス鋼やチタンで作られたもの、先端が直線的なものや湾曲しているもの、先端が尖っているものや丸みを帯びているものなどがあります。 ケリー鉗子は、適切な種類を選択することで、様々な手術に適した形で使用することができます。
眼科

看護師必須の用語『眼底検査』

眼底検査とは、瞳孔を通して眼底(網膜および視神経乳頭)を観察・評価する検査である。主に血管、網膜の状態、視神経を観察する。眼底検査は、目の健康状態を評価するために不可欠な検査であり、さまざまな疾患の早期発見や治療に役立つ。 眼底検査は、散瞳薬を点眼して瞳孔を散大させ、眼底を拡大鏡で観察する。散瞳薬は、瞳孔を散大させることで、眼底をより広い範囲で観察できるようにする。眼底検査は、短時間で終了する検査であり、痛みを伴うものではない。 眼底検査では、血管の状態、網膜の状態、視神経の状態を観察する。血管の状態を観察することで、動脈硬化や糖尿病などの疾患を早期発見することができる。網膜の状態を観察することで、網膜剥離や網膜出血などの疾患を早期発見することができる。視神経の状態を観察することで、緑内障や視神経炎などの疾患を早期発見することができる。 眼底検査は、目の健康状態を評価するために不可欠な検査であり、さまざまな疾患の早期発見や治療に役立つ。そのため、定期的に眼底検査を受けることが重要である。
循環器

看護師必見!動脈について徹底解説

動脈の特徴 動脈は、心臓から全身の組織に血液を送り出す血管であり、静脈は全身の組織から心臓に戻る血管です。動脈は3層構造になっており、内膜、中膜、外膜から構成されています。内膜は内皮細胞と内弾性板で構成され、中膜は平滑筋線維の層で構成され、外膜は結合組織の層で構成されています。 動脈の特徴として、心臓の鼓動に一致する脈拍を持ち、内部には高い圧力がかかることが挙げられます。これは、全身や肺へ向かって心臓が押し出した血液が流れるためです。そのため、静脈に比べ、動脈は血管壁が厚く、弾力性に富んでいます。 動脈は、全身の組織に酸素と栄養素を供給する役割を果たしています。また、老廃物を回収する役割も果たしています。動脈に異常が生じると、全身の組織に酸素や栄養素が行き渡らなくなり、さまざまな病気が発生します。例えば、動脈硬化症は動脈の壁が厚くなり、硬くなる病気です。動脈硬化症になると、動脈が狭窄したり、閉塞したりして、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こすことがあります。
整形外科

看護師必須!穿刺の基礎知識

穿刺とは、血液や体液、細胞などの採取のために、体外から血管、体腔内、内臓に針を刺すことである。穿刺は、医療行為として行われることが多く、医師や看護師が行う。穿刺には、静脈穿刺、動脈穿刺、硬膜外穿刺、腹腔穿刺など、さまざまな種類がある。静脈穿刺は、静脈に針を刺して血液を採取する方法である。動脈穿刺は、動脈に針を刺して血液を採取する方法である。硬膜外穿刺は、脊椎の硬膜外腔に針を刺して薬剤を注入する方法である。腹腔穿刺は、腹部に針を刺して腹水を採取する方法である。穿刺は、医療行為として行われることが多く、医師や看護師が行う。
血液・造血

看護師必見!出血とは?種類別分類と対処法

-出血の定義と種類- 出血とは、血液が血管外に流出することです。出血は、外傷性と非外傷性に分けられます。外傷性出血は、外傷によって血管が破裂して発生する出血です。非外傷性出血は、外傷とは無関係に血管が破裂して発生する出血です。 出血は、出血する血管の大きさによって、大出血、中等度出血、小出血に分類されます。大出血は、短時間で大量の血液が失われる出血です。中等度出血は、短時間で大量の血液が失われる出血ですが、大出血ほどではありません。小出血は、短時間で少量の血液が失われる出血です。 出血は、出血する部位によって、動脈出血、静脈出血、毛細血管出血に分類されます。動脈出血は、動脈から出血する出血です。静脈出血は、静脈から出血する出血です。毛細血管出血は、毛細血管から出血する出血です。 出血は、出血する血液の量によって、急性出血と慢性出血に分類されます。急性出血は、短時間で大量の血液が失われる出血です。慢性出血は、長期間にわたって少量の血液が失われる出血です。 出血は、出血する血液の色によって、鮮血出血と暗赤色出血に分類されます。鮮血出血は、出血する血液の色が鮮やかな赤色の出血です。暗赤色出血は、出血する血液の色が暗赤色の出血です。
内分泌・代謝・栄養

結節性多発動脈炎とは? ~原因と症状について~

結節性多発動脈炎は、血管壁に炎症が起こり、各臓器に障害が及ぶ疾患です。血管壁に炎症が起こると、血管が狭くなったり、血栓が形成されたりして、血流が阻害されます。血流が阻害されると、各臓器に酸素や栄養が供給されなくなり、障害が起こります。結節性多発動脈炎では、腎臓、心臓、肺、皮膚、神経など、さまざまな臓器に障害が起こりうるため、多臓器不全に至ることもあります。結節性多発動脈炎の原因は不明ですが、自己免疫疾患であると考えられています。自己免疫疾患とは、本来は異物を攻撃するはずの免疫細胞が、自分の体の組織を攻撃してしまう病気です。結節性多発動脈炎では、免疫細胞が血管壁を攻撃することで炎症が起こると考えられています。結節性多発動脈炎の治療は、炎症を抑えるための薬物療法が中心となります。ステロイド薬や免疫抑制剤などが使用されます。また、血流を改善するための治療も行われます。抗血栓薬や血管拡張薬などが使用されます。
脳・神経

看護師のためのシャント機能不全の解説

シャント機能不全とは、シャント術後、患者の血管や体液を流すチューブがつまったり漏れたりして、適切に機能しなくなった状態を指す。シャント術は、血液透析患者や水頭症患者など、何らかの理由で必要な治療を受けるために、手術で人工的な血流路を確保する処置のことである。シャント機能不全は、シャント術を受けた患者の10~20%に起こると言われている。 シャント機能不全には、閉塞性シャント機能不全と漏出性シャント機能不全の2種類がある。閉塞性シャント機能不全は、シャントのチューブが狭くなったり、完全に閉塞したりして、血液や体液の流れが滞ってしまう状態である。漏出性シャント機能不全は、シャントのチューブの接続部分から血液や体液が漏れてしまう状態である。 シャント機能不全になると、以下の症状が現れることがある。 ・シャントの周囲の痛みや腫れ ・シャントから血液や体液が漏れる ・むくみ ・息切れ ・疲労感 ・吐き気や嘔吐 シャント機能不全が疑われる場合は、医師の診察を受ける必要がある。医師は、患者の症状や病歴を問診し、身体診察や血液検査、画像検査などを行う。シャント機能不全が確認された場合は、シャントの再建や除去などの治療が行われる。